JPH0257999B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、使用により汚染される再使用するビ
ンを収容するカゴ、あるいは初めての及び／又は
再使用する前に洗浄する必要のあるビン等の容器
を洗浄する装置に関する。

（従来技術及びその問題点） この型式の洗浄装置は、生産ラインで普通に使
用されているものであるが、洗浄装置が長時間に
わたつて作動不能となると生産ラインそのものを
停止しなければならなくなる。全てのビンを用い
る生産ラインにおいて、充填装置の前に清浄され
たビン及びカゴを補助としてストツクしておいて
ある。しかしながら、スペース上の問題及び他の
経済的な観点から、そのようなストツクの量はあ
まり大きくすることはできず、従つて、短かい時
間だけしか充填装置に補助のビンを供給すること
ができない。

上述した如き清浄された容器は、超音波振動を
受ける洗剤タンク内を通されることが従来より行
なわれている。そのようなシステムの一例がGB
−Ａ−1588312号に開示されている。このシステ
ムにおいて、容器は超音波洗剤槽内を通つて連続
的に前進せしめられる。洗剤槽から出てきた容器
は、洗剤槽から吸引された洗剤で噴射され、それ
により、超音波振動で落ち易くされた残存する汚
れは除去せしめられる。容器から落ちた洗剤液は
洗剤槽内に戻り且つ容器はリンス段階へと前進せ
しめられる。そして、このリンス段階で、容器は
他の供給源から供給される比較的きれいなリンス
液の噴射を受ける。

GB−Ａ−1588312号に開示されたシステムに
おいては、洗剤槽内の固体状粒状物質のレベル
は、洗剤槽から洗剤液を吸引して遠心分離装置を
通し、しかる後、洗剤槽内に戻すことによつて制
御される。この分離機は、比較的短時間毎、例え
ば２時間毎に、洗剤液から集めた汚れを除去する
ため定期的に装置の作動を停止しなければならな
かつた。そのような作動停止時間は極めて短かい
ものであつたが、そのために作業員が規則的にそ
のことを注意しておかなければならないという不
便さを伴つていた。

GB−Ａ−1588312号のシステムにおいては、
スプレー装置に供給される洗剤液は、比較的粗い
固定式スクリーンフイルターを通され、洗剤液か
ら大きな粒状物質が除去される。しかしながら、
このシステムでは細かい粒状物質を取り除く対策
はなされていなかつたため、スプレーをかけられ
た容器はその表面に洗剤液の表面皮膜をもちなが
らリンス段階へ送られていた。そして、この表面
皮膜内に、洗剤槽内の洗剤液に含まれていた細か
い粒状物質が含有されていた。この洗剤液の表面
皮膜は、リンス液内に細かい粒状物質を持ち込む
ばかりでなく、粒状物質は皮膜の厚さを増大させ
る傾向を有するため、比較的きれいな洗剤液をス
プレー装置に供給した場合に比較して多くの洗剤
液をリンス液内に持ち込む結果となる。

（発明の概要） 本発明に係る洗浄装置においては、容器は、最
初に洗剤槽内を通過せしめられ、そして、かかる
洗剤槽から出てきた後、この洗剤槽から吸引され
た洗剤液によりスプレーをかけられるが、スプレ
ー装置によつて供給される洗剤液は、自動清掃フ
イルターによつてフイルターをかけられるように
なされている。

自動清掃フイルターは、無端メツシユバンドか
ら構成されている。このフイルターバンドは、フ
イルター位置、すなわち、フイルターによるろ過
作用が行われる位置と、清掃位置、すなわちフイ
ルターバンドから堆積した粒状物質が除去される
位置とを通つて連続的に移動する。かかるフイル
ターシステムを使用することにより、スプレーさ
れる液体の中の固体状の粒状物質の量は、極めて
低い量に保持することが可能である。自己清掃機
能をもつフイルターであるため、作業員はそれ程
注意を払う必要はなくなる。

フイルター位置にあるフイルターバンドの部分
が常にきれいな部分と置き換えられるため、固定
式のフイルターに比較してより目の細かいフイル
ターを使用することができる。本装置を再使用す
るビンを収容するカゴの洗浄に使用した場合、紙
片、葉等とは相違する通常の土粒子をも過する
ことができる程充分細かいフイルターを使用した
とすると、固定式のフイルターでは直ぐに目詰ま
りを起こしてしまう。30ミクロンまで過するこ
とができる織編成モノフイラメントフイルターバ
ンドも存在するが、本発明ではそれ程細かいフイ
ルターを使用する必要はかならずしもない。

前述した操作上の利点に加えて、本発明は自動
清掃フイルターを採用しているため、スプレーノ
ズルの目詰まりが実質的に除去され、且つ洗剤液
をスプレーノズルに供給する１又は２以上のポン
プの摩耗も減少せしめられる。

洗浄装置において、この型式の自己清掃型のフ
イルターを使用することは従来周知である。その
ような装置の一例がGB−Ａ−1154101号に開示
されている。

GB−Ａ−1154101号に開示された装置におい
ては、フイルターバンドは間隔をあけた横方向の
すべり止め部材を備えている。すべり止め部材
は、往復運動する押圧装置と連続的に係合し、そ
れによつてフイルターバンドを断続的に移動させ
る。フイルターバンドの上側走行部分はフイルタ
ー作用を行ない、過すべき液体は、洗浄タンク
からその上にあふれ出るようになつている。フイ
ルターバンドは、その上側走行部分を支持するガ
イドレール上に緩るく載せられている。従つて、
バンドは、極めて簡単に持ち上げることができ
る。しかしながら、フイルターの構造は、吸引力
を働らかせて液体をフイルターを通つて吸引する
ものではなく、且つ駆動システム、特にベルトに
固定された横方向のすべり止め部材を駆動するの
には不充分なものであつた。この装置では、液体
はフイルターベルトからあふれ出て、収集タンク
内に戻つてしまう量がかなり存在していた。従つ
て、液体は効果的に過作用を受けることなく洗
浄装置内に戻り、従つて、洗浄装置のスプレーノ
ズルは目詰まりを起こす可能性が存在していた。
洗浄装置は、上述した如き理由により製造ライン
が故障により停止することがないようにしてライ
ン内に組み込まれる。

（発明が解決しようとする課題） 本発明の目的は、常にスプレー装置のノズルが
目詰まりを起こさないよう、フイルターに効果的
なろ過作用を行わせることのできる洗浄装置を提
供することにある。

本発明に係る洗浄装置においては、フイルター
をかけられた液体はフイルターバンドを通つて吸
引箱内に吸引せしめられ、さらにそこからスプレ
ーノズルに圧送せしめられる。これにより、フイ
ルターバンドは張力がかけられていなければなら
ない。フイルターバンドは、吸引箱の開口の周囲
でそれと係合しながらすばやく引つ張られる。従
つて、液体はこの開口を通つて流れ、フイルター
バンド以外の方向へバイパスして流れていくこと
は阻止される。バンドの張力は、また、バンドを
従来の駆動ローラによつて駆動することができる
ようにするためにも必要である。

本発明によれば、 洗浄タンクと、汚染した物を上記洗浄タンク内
の洗浄液を通して移動させるコンベア手段と、上
記洗浄タンク内の洗浄液から出てきた物に該洗浄
タンクから吸引した洗浄液を噴射するスプレー装
置と、そして、無端フイルターバンドであつて、
フイルター位置及び該バンドから堆積した物質を
除去する清掃位置を通つて連続的に移動する無端
フイルターバンドとを含む、再使用可能なビン等
のひどく汚れた物を収容したカゴを洗浄する装置
において、 さらに、洗浄液が上記洗浄タンクから流れ込む
補助タンクと、該補助タンク内に配置せしめられ
た吸引箱を含む支持フレームとを備えており、該
支持フレームに上記フイルターバンドが載置され
ており； 上記吸引箱が、ポンプの入口側に連結されてお
り； 上記フイルターバンドが、上記吸引箱に設けら
れた１又は２以上の開口と当接するようになされ
ており；そして、 上記フレームが、その一端を静止部材にピボツ
ト運動可能に支持されていると共に、上記フイル
ターバンドが、固定ローラ又は類似の構成要素上
に載置され、その結果、フレームの重量が上記フ
イルターバンドを引張る役割を果たすように配置
されてなる洗浄装置が提供される。

フイルターバンド支持フレームのピボツトシヤ
フトは、好ましくは補助タンクの壁に装着された
開放カツプ部材に支持される。従つて、パイプ類
をバンド清掃位置において洗浄スプレー棒から外
し且つスプレー棒用の吸引ポンプから外した後
は、フレーム及びバンドは、フイルターバンドを
取り替える時はいつでも単一のユニツトとして持
ち上げることができる。

（好ましい実施例） 第１図に図示されたカゴ洗浄装置は、GB−Ａ
−1588312号に開示されたものと基本的に同じ構
造を備えている。このカゴ洗浄装置は、超音波変
換器ユニツト２が設けられている洗浄タンク１を
備えている。カゴ（図示されていない）は、ガイ
ドレールシステム３によつて第１図の洗浄タンク
１内を貫通して前進せしめられる。ガイドレール
システム３は、最初にカゴを超音波変換器ユニツ
ト２の領域内の液体内に浸漬し、次にそれらを傾
斜経路に沿つて上方に案内する。カゴは、タンク
１の液面より上方に出た後、スプレー棒４の下側
を通過する。カゴは、GB−Ａ−1588312号に開
示されている如く、相互に当接するようにして、
洗浄タンク１内を貫通して押し出すようにするこ
とができる。あるいは、それらを、従来周知の移
動コンベアによつて洗浄タンク内を通つて前進さ
せることもできる。スプレー棒４は、洗剤液をカ
ゴに噴射、すなわちスプレーするもので、洗剤液
はタンク１内に落下して戻つていく。カゴは、次
にリンス位置に前進せしめられる。すなわち、カ
ゴは、リンス液貯蔵タンク６の上方に配置された
リンス液スプレー棒５の下方に前進せしめられ
る。

スプレー棒４には、第２図に図示されたフイル
ターシステムから吸引された洗剤液が、ポンプ７
によつて供給される。

フイルターシステムは、堰８′又は液面下の管
（あるいは、その両方）により液体が流れ込み、
それによつて、タンク１内の液面の高さをほぼ一
定に保持する補助タンク８を備えている。タンク
８は、隔壁１０によつて洗浄水収集箱９から分離
されている。しかしながら、タンク８及び収集箱
９は、相互に一体的に形成されている。駆動シヤ
フト１１は、補助タンク８内の液面より上方のタ
ンク構造体の側壁に配置された軸受け枢着されて
おり且つ駆動モータ１２からのベルト又はチエー
ンによつて駆動される。支持カツプ部材１４が、
タンク８の側壁に設けられており、それにより、
フイルターバンド支持フレーム１６を支持するピ
ボツトシヤフト１５を受け入れる。支持フレーム
１６は、無端フイルターバンド１８のためのガイ
ドローラ１７と固定支持ローラ１７′とを支持し
ており、且つ中実の側板と表面板とをもつ吸引箱
１９を支持している。この表面板は、第２図にお
いて点線で描いた領域に窓状部分を備えている。
液体は、ポンプ７によつて、吸引箱１９から管２
０に吸引される。管は、吸引箱１９の中実の側板
を貫通して外部に導かれている。

洗剤液は、吸引箱１９の表面板に形成された窓
状部分、すなわち孔の設けられた位置であるフイ
ルター位置（ろ過位置）からフイルターバンド１
８を通して吸引箱１９内にに入ることができる。
フイルターバンド１８が適切に張力がかけられて
いると仮定すると、バンド１８は、ポンプ７の吸
引作用によつて吸引箱１９の表面板に密接して保
持せしめられる。従つて、粒状物質が、フイルタ
ーバンド１８の側端縁の周囲を通つて入り込むこ
とは阻止せしめられている。フイルターバンドの
前方走行部分は、吸引箱の周囲を廻るバンド部分
と考えることができる。本発明構造の利点は、前
方走行部分の後半部分で、フイルターバンドの外
表面が上方に傾斜した経路に沿つて移動すること
であり、ここで、フイルターバンドは半浮遊状態
の紙片、その他を収集し且つ搬送する。ある種の
実施例では、前方走行部分の端部に設けられた吸
引箱の窓領域を液面の高さＬよりもわずかに高い
位置まで続けて設けておき、それにより、表面に
浮いている物質をバンド上に吸引するようになさ
れている。また、ある種の実施例では、吸引箱
は、タンク８の液面の中に完全に浸漬することが
好ましい。フイルターバンド上の物質は、次に本
洗浄装置のバンド清掃位置に搬送される。清掃位
置は、フイルターバンド１８の裏側にスプレー棒
２１により洗浄水が噴射せしめられて、フイルタ
ーバンド１８の汚れが落とされる位置である。こ
のスプレー棒２１には、主供給源から直接洗浄水
を供給しても、あるいは、リンス液タンク６から
圧送しても良い。いずれの場合も、洗浄水は、出
口管２２を介して収集箱９から離れる。すなわ
ち、葉や紙片を過する粗いフイルター容器２３
を通つて洗浄水は送り出される。

本構成において、フイルターバンド支持フレー
ム１６は、フイルターバンド１８が駆動シヤフト
１１上に載るような形状になされている点が注目
に値する。その結果、バンド１８は、自己緊張性
をもつており、従つて、極めて定常的な駆動力を
駆動シヤフト１１によつてベルト１８に付与する
ことができる。さらに、ベルトの摩耗、伸び、あ
るいは金属メツシユのフイルターバンドを採用し
た場合には温度変を補足するためのいかなる調節
も必要としない。支持フレーム１６をタンク１か
ら持ち上げると、バンド１８は緩み、従つて、そ
の交換は極めて簡単となる。

本発明装置に使用するフイルターバンドは、細
かいフイルター孔を有するものであれば、いかな
る型式のものであつてもよい。フイルターバンド
は、その縦方向に適当な可撓性を有すべきであり
且つ横方向にはある程度の剛性を持つようにする
ことが好ましい。このような特性は、バンドとし
て従来より多くの製品によつて得ることができ
る。

本発明システムを採用することによつて、固体
状の汚染物質及び洗浄液の両方ともリンス段階へ
搬送されにくくなつた。しかしながら、本発明の
基本的な利点は、１シフト毎に約１回フイルター
容器２３を除去する必要がある外は、実質的に無
人で本発明システムを稼動することができる点で
ある。

洗浄位置を離れた後、カゴは、第３図に図示さ
れたタンク６の上方に配置されたリンス液スプレ
ー棒５を通つて前進せしめられる。図示されてい
る如く、ガイドレール３に支持されたカゴは、ポ
ンプ３１により貯蔵タンク６から吸引されたスプ
レー棒５からの水により噴射を受ける。管３２を
通つてスプレー棒５へ向つて上昇する水の一部分
は、排出ジエツト３３に指向せしめられ、そこか
ら制御された割合、例えば１分間に５ずつ排廃
される。排廃された水は、タンク６内のボール弁
（図示されていない）によつて主供給源より補給
される。

スプレー棒５の下方でカゴから落ちてきた水
は、紙片、葉等を捕獲するように配置された２枚
の抽出フイルタシステム３４を通過せしめられ
る。このフイルタシステム３４は、タンク１の上
方に支持されており、最終的にはスプレー棒５に
よつて除去される。

本システムは、再循環したリンス液（水）内の
洗剤の濃度を低く保持する。

本発明は、その技術的範囲を逸脱することなく
種々の変更、修正が可能である。

例えば、支持フレーム１６を、ピボツトシヤフ
ト１５の代わりに右側の遊びローラ１７の位置又
はその近くでピボツト可能とすることができる。

あるいは、駆動シヤフト１１を、遊びローラ又
は固定式の湾曲支持表面とすることもできる。駆
動シヤフト１１による駆動の代わりに、フイルタ
ーバンド１８は、右側の遊びローラ１７の位置に
設けられた駆動ローラによつて駆動するようにす
ることもできる。この駆動ローラは、内部電動モ
ータと協働する。

これら３つの修正例の全てにおいて、支持フレ
ーム１６は、その一端でピボツト可能とされてお
り且つフイルターバンド１８の下側に当接し、そ
れによつてバンドに張力を与えるようにした部材
に支持されている。これにより、フイルターバン
ドはフレーム１６上に極く緩く装着することがで
き、それによつて、フレーム１６をそのピボツト
軸を中心として傾斜すれば簡単に除去することが
できる。

（発明の効果） 本発明の洗浄装置によれば、支持フレームに載
置され且つ該フレームの重量によつて引張られる
ようにされた無端フイルターバンドが、ポンプの
入口側に連結された吸引箱に設けられた１又は２
以上の開口と当接し、吸引力による確実なろ過作
用を行うことができる。また、無端フイルターバ
ンドは、ろ過作用により堆積した物質が除去され
るところの清掃位置を通つて連続的に移動するの
で、フイルターバンドの清掃のために装置を停止
する必要がない。したがつて、本発明の洗浄装置
において、フイルターバンドでろ過した洗浄液を
スプレー装置により噴射する場合、吸引力で確実
にろ過された洗浄液が常時供給されるので、常に
スプレー装置のノズルは目詰まりを起こすことが
ない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る自動清掃フイルターと
協働するカゴ洗浄装置の平面図である。第２図
は、洗剤液用のフイルターユニツトの側面図であ
る。そして、第３図は、リンス液システムの概略
図である。 １……洗浄タンク、２……超音波変換器、３…
…ガイドレール、４……スプレー棒、６……タン
ク、７……ポンプ、８……補助タンク、９……収
集箱、１６……支持フレーム、１８……フイルタ
ーバンド、１９……吸引箱。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 洗浄タンク１と、汚染した物を上記洗浄タン
   ク内の洗浄液を通して移動させるコンベア手段３
   と、上記洗浄タンク内の洗浄液から出てきた物に
   該洗浄タンクから吸引した洗浄液を噴射するスプ
   レー装置４と、そして、無端フイルターバンド１
   ８であつて、フイルター位置及び該バンドから堆
   積した物質を除去する清掃位置を通つて連続的に
   移動する無端フイルターバンド１８とを含む、再
   使用可能なビン等のひどく汚れた物を収容したカ
   ゴを洗浄する装置において、 さらに、洗浄液が上記洗浄タンクから流れ込む
   補助タンク８と、該補助タンク８内に配置せしめ
   られた吸引箱１９を含む支持フレーム１６とを備
   えており、該支持フレーム１６に上記フイルター
   バンド１８が載置されており； 上記吸引箱１９が、ポンプ７の入口側に連結さ
   れており； 上記フイルターバンド１８が、上記吸引箱１９
   に設けられた１又は２以上の開口と当接するよう
   になされており；そして、 上記フレーム１６が、その一端を静止部材にピ
   ボツト運動可能に支持されていると共に、上記フ
   イルターバンド１８が、固定ローラ又は類似の構
   成要素１１上に載置され、その結果、フレーム１
   ６の重量が上記フイルターバンド１８を引張る役
   割を果たすように配置されてなる洗浄装置。 ２ 特許請求の範囲第１項に記載の洗浄装置にお
   いて、 １又は２以上の超音波変換器２が、洗剤槽内の
   液体を活性化するために配置されてなる洗浄装
   置。 ３ 特許請求の範囲第１項又は第２項に記載の洗
   浄装置において、 上記フイルターバンド１８が、上記ピボツト支
   持フレーム１６に装着された支持ローラ１７，１
   ７′に取り付けられていると共に、フイルターバ
   ンド１８の下側走行部分が載せられる駆動ローラ
   １１に駆動的に係合されてなる洗浄装置。 ４ 特許請求の範囲第３項に記載の洗浄装置にお
   いて、 上記支持フレーム１６には、上記補助タンク８
   の側壁に装着された開放カツプ部材１４上に載置
   せしめられたピボツトシヤフト１５が設けられて
   おり、それにより、上記フレーム１６及びフイル
   ターバンド１８は、一体的に上記補助タンク８か
   ら持ち上げて外に出すことができるようになされ
   ている洗浄装置。