JPH0257604B2 - - Google Patents

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JPH0257604B2
JPH0257604B2 JP59240036A JP24003684A JPH0257604B2 JP H0257604 B2 JPH0257604 B2 JP H0257604B2 JP 59240036 A JP59240036 A JP 59240036A JP 24003684 A JP24003684 A JP 24003684A JP H0257604 B2 JPH0257604 B2 JP H0257604B2
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JP
Japan
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compaction
ground
vibration
degree
exciter
Prior art date
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JP59240036A
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English (en)
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JPS61117311A (ja
Inventor
Hidekazu Kobayashi
Kunihiko Ishihara
Mitsuaki Oda
Koji Kadota
Kazuo Enomoto
Kazufumi Nakagawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP24003684A priority Critical patent/JPS61117311A/ja
Publication of JPS61117311A publication Critical patent/JPS61117311A/ja
Publication of JPH0257604B2 publication Critical patent/JPH0257604B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Road Paving Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は、道路やダムなどの土木工事におい
て、地盤の締め固め度を検知する締め固め度検知
装置に関するものである。
(従来技術) この種の土木工事において、地盤の締め固め作
業の能率を向上するためには、上記締め固め度を
即座に知ることが必要である。
ところで、上記地盤の締め固めを行なう励振機
は、通常、第10図A,Bに示すような水平方向
の振動aと垂直方向の振動bを発生する。地盤が
締め固められてくると、励振機の水平方向の振動
aは地盤の締め固めの程度に依存しては変化しな
いが、垂直方向の振動bには、地盤が締め固めら
れてくるにしたがつて、第10図C,D,Eに示
すように、負の成分が小さくなるとともにはね返
り成分Aが現われてくる。したがつて、上記垂直
方向の振動bの振幅レベルの変化状態から、地盤
の締め固め度を知ることができる。
そこで、従来は、上記励振機に、その垂直方向
の振動を検知する検知器を取り付けて、その垂直
方向の振幅レベルから、地盤の締め固め度を検知
している。すなわち、第11図に示すように、検
知器1で上記垂直方向の振動を検知して、その信
号を演算部2に送り、この演算部2で垂直方向の
振幅レベルvを算出して、指示部3に表示してい
る。この場合、上記指示部3の指示値vと地盤の
締め固め度との関係は第12図のようになる。
ところで、上記垂直方向の振幅レベルvは、励
振機の励振力の大小によつて異なつてくる。した
がつて、上記指示部3の指示曲線は、第12図の
c,d,eに示すように、上記励振力によつて異
なる曲線を示すようになる。
ところが、上記のように、励振力によつて指示
曲線が異なると、これらのデータの統一的な取り
扱いができなくなる。すなわち、どの時点で締め
固め度が十分になつたかを示す基準値を設定する
ことができない。したがつて、この締め固め度検
知装置を振動ローラなどに取り付ける場合、その
励振力の大きさに応じて上記基準値を変える必要
があるので、演算部の調整が必要となり、取り付
けに手間がかかる欠点がある。
第13図は、他の従来例を示すもので、締め固
め度が進むのに伴なつて第10図D,Eに示した
はね返り成分Aが2倍周波数として現われること
を利用して、検知器1で検知した垂直方向の振動
から、演算部2で、同期成分の振幅レベルv1、
および2倍成分の振幅レベルv2を算出するとと
もに、これらの振幅レベルv1,v2の比v2/v1を
算出し、この値を指示部3に表示している。
この場合、上記第11図の従来例のように、励
振機の励振力の大小がそのまま指示曲線の変化と
して現われるのを、ある程度防ぐことができる。
ところが、上記のように、振動の2倍成分を取り
出すためには、フイルタ4を設ける必要があり、
しかも、このフイルタ4は振動の周波数が変化す
るごとに取り換える必要がある。通常、地盤を締
め固める際には、地盤の軟硬および地盤の構成な
どにより起振周波数や励振力を変えた方がよいの
であるが、起振周波数を変えるたびにフイルタを
取り換えなければならない欠点があつた。
さらに、従来、たとえば転圧車輪の垂直方向の
変位が地盤の締め固め度に応じて低減することを
利用して、上記垂直方向変位から、地盤の締め固
め度を評価しようとする振動ローラが知られてい
る。(実開昭55−113707号参照) しかしながら、この振動ローラによれば、励振
力の大きさや、転圧車輪の大きさなどが変化する
と、垂直方向変位と地盤の締め固め度との関係が
異なり、振動ローラを装備した機械ごとに正確な
データを収集しなければならない。
さらにまた、従来、垂直方向の振動信号を検知
し、基本周波数の第1、第2ハーモニクスの振幅
をフイルタを用いて分析し、これらを加工して地
盤の締め固め度を評価し、締め固め機械の制御に
利用しようとする振動式締固め機械とその方法が
知られている。(特開昭52−142806号参照) ところが、この振動式締固め機械とその方法で
は、垂直方向の振動信号のみを対象とし、そのハ
ーモニクス成分を抽出するためのフイルタを用い
ており、励振周波数が変化すれば、フイルタのカ
ツトオフ周波数も変えなければならず、前述と同
様に複雑なフイルタシステムが必要である。
(発明の目的) この発明は、上記欠点を解消するためになされ
たもので、地盤の締め固め度を示す指示値が、励
振力の大小に何ら影響されないようにするととも
に、フイルタを不要にすることにより、指示値デ
ータが統一的に取り扱え、しかも、どの振動条件
に対しても、演算部の調整やフイルタの取り換え
をすることなしに容易に取り付けることができる
地盤の締め固め度検知装置を提供することを目的
としている。
(発明の構成) 上記目的を達成するために、この発明の地盤の
締め固め度検知装置は、地盤に対し、水平方向お
よび垂直方向の2方向に振動を与える励振機と、
この励振機の2方向の振動をそれぞれ検知する検
知器と、この検知器からの水平方向の振動の信号
と垂直方向の振動の信号を受けて、上記両振動の
振幅比にもとづいて締め固め度を表わすデータを
算出する演算部と、上部データを指示する指示部
とを備えた構成とし、指示値が励振力の大小に何
ら影響されないようにするとともに、フイルタも
不要にしている。
(発明の実施例) 第1図はこの発明の一実施例にかかる地盤の締
め固め度検知装置を示すものである。
図において、11は励振機で、内部の偏心ロー
ラ(図示せず)の回転により、地盤12に対して
水平および垂直方向の振動を発生する。13,1
4はそれぞれ水平および垂直方向の振動検知器
で、上記水平、垂直方向の振動を検知して、その
検知信号を演算部15に送出する。この演算部1
5では、所定の演算が行なわれ、上記検知信号か
ら、地盤12の締め固め度を示す指示値が算出さ
れる。そして、その結果が指示計16に表示され
る。
したがつて、グリツプ17を持つて、励振機1
1を地面12を押し当てて作動させると、この地
面12の締め固め度が第2図に示すように指示部
16に表示される。
第3図は、上記演算部15を示すブロツク図で
ある。
図に示すように、水平方向の振動検知器13か
らの信号および垂直方向の振動検知器14からの
信号が演算部15に送られると、この演算部15
のレベル検知手段18,19において、上記信号
から水平、垂直方向の振動の振幅レベルh,vが
求められたのち、除算手段20により、これらの
比v/hが算出される。そして、その演算結果が
指示部16に送られ、締め固め度の表示がなされ
る。
ここで、水平方向の励振力をFh、垂直方向の
励振力をFvとすると、 Fh=k1・h Fv=k2/v(k1,k2はばね定数) である。ところで、上記ばね定数k2とヤング率
Eとは比例関係があるから、Cを定数とすると、 Fv=k2・v=C・E・v となる。また、励振機の水平方向の励振力と垂直
方向の励振力とは等しいから、 Eh=Fv ゆえに、 k1・h=C・E・v したがつて、 v/h=k1/C・E ………(1) となる。ところで、上記ヤング率Eは、地面の弾
性、すなわち、締め固め度を示す。したがつて、
k1/Cは一定であるから、指示部の指示値v/
hは上記ヤング率E、すなわち、地面の締め固め
度と1対1の対応をする関数として表わすことが
できる。この指示値v/hと締め固め度との関係
を第4図に示す。このように、指示値v/hは励
振力Fh、Fvの大小に何ら関与することなく1本
の指示曲線fで表わせる。
第5図は、上記演算部15の他の例を示すブロ
ツク図である。
図に示すように、この演算例では、垂直方向の
振動Vを遅延手段21によつて90゜遅延させた振
動V1を求めたのち、波形合成手段22で水平方
向の振動Hと上記振動V1との差S=H−V1を求
め、この差Sをレベル検知手段23で振幅レベル
Δに変換する。そして、除算手段24でこの振幅
レベルΔと水平方向の振幅レベルhとの比Δ/h
を求め、これを指示部16に表示する。
また、第6図に示すように、さきに振動H,V
から振幅レベルh,vを求めたのち、これらの差
Δ=h−vを求め、この差Δと水平方向の振幅レ
ベルhとの比Δ/hを求めて、これを指示部16
に表示するようにしてもよい。
上記第5図および第6図の演算例の場合、指示
部16に表示される指示値Δ/hは、 Δ/h=h−v/h=1−v/hであり、やはり、垂
直 方向と水平方向の振動の振幅比v/hに関連した
データである。上記(1)式より、 v/h=k/C・Eだから、 Δ/h=1−v/h=1−k/C・Eとなる。
この場合、k/Cは一定だから、上記指示値
Δ/hは、上記第3図の演算例と同様に、ヤング
率Eで表わされる地盤の締め固め度と1対1の対
応をする関数となる。したがつて、上記指示値
Δ/hは、励振力Fh,Fvの大小にかかわらず、
第7図に示すように、常に1本の指示曲線gとし
て表わすことができる。
このように、上記第3図、第5図および第6図
で示した演算によると、励振機の励振力の大小に
かかわらず、地盤の締め固め度が1本の指示曲線
で表わすことができる。したがつて、励振機の励
振力の大小によつて演算部15の調整をする必要
がないので、締め固め度検知装置をどの振動ロー
ラにも容易に取り付けることができる。また、第
13図の従来例のように、フイルタを使用しない
ので、振動周波数の切り換えに伴なうフイルタの
取り換え作業も不要になる。
第8図は、この発明の締め固め度検知装置を振
動ローラに適用した例を示している。振動ローラ
の転圧車輪30の内部には、第9図に示すよう
に、偏心ローラ(図示せず)からなる励振機31
が設けられており、上記偏心ローラがモータ32
によつて回転することにより、上記励振機31が
振動を発生する。振動検知器13,14は、上記
励振機31の水平方向および垂直方向の振動を検
知して、その信号を演算部15に送る。演算部1
5は、上記検知器13,14の信号から、所定の
演算により、指示値を求め、指示部16に表示す
る。したがつて、第8図に示すように、運転者は
締め固め作業をしながら、指示部16で地盤の締
め固め度を知ることができる。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明の地盤の締め固
め度検知装置によれば、地盤の締め固め度を示す
指示値が、励振力に何ら影響されないので、指示
値データが統一的に取り扱え、しかも、どの振動
条件に対しても演算部の調整が不要になる。また
フイルタが不要なので、振動周波数の切り換えに
伴なう煩わしいフイルタの取り換え作業も不要に
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例にかかる地盤の締
め固め度検知装置を示す正面図、第2図は同装置
の指示部を示す拡大図、第3図は同装置の演算部
にを示すブロツク図、第4図は第3図の演算によ
つて得られる指示値の指示曲線を示すグラフ、第
5図および第6図は上記演算部の他の例を示すブ
ロツク図、第7図は上記第5図および第6図の演
算によつて得られる指示値の指示曲線を示すグラ
フ、第8図は同装置を振動ローラに適用した例を
示す側面図、第9図は上記振動ローラの転圧車輪
の縦断面図、第10図は励振機の水平および垂直
方向の振動を示す波形図、第11図は従来の地盤
の締め固め度検知装置の演算部を示すブロツク
図、第12図は上記演算によつて得られる指示値
の指示曲線を示すグラフ、第13図は他の従来例
を示すブロツク図である。 11,21……励振機、12……地盤、13,
14……検知器、15……演算部、16……指示
部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 地盤に対し、水平方向および垂直方向の2方
    向に振動を与える励振機と、この励振機の2方向
    の振動をそれぞれ検知する検知器と、この検知器
    からの水平方向の振動の信号と垂直方向の振動の
    信号を受けて、上記両振動の振幅比にもとづいて
    締め固め度を表わすデータを算出する演算部と、
    上記データを指示する指示部とを備えてなる地盤
    の締め固め度検知装置。
JP24003684A 1984-11-14 1984-11-14 地盤の締め固め度検知装置 Granted JPS61117311A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24003684A JPS61117311A (ja) 1984-11-14 1984-11-14 地盤の締め固め度検知装置

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JP24003684A JPS61117311A (ja) 1984-11-14 1984-11-14 地盤の締め固め度検知装置

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JPS61117311A JPS61117311A (ja) 1986-06-04
JPH0257604B2 true JPH0257604B2 (ja) 1990-12-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6297968B2 (ja) * 2014-12-25 2018-03-20 日立建機株式会社 締固め機械の評価装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52142806A (en) * 1976-03-12 1977-11-29 Thurner Heinz Vibration type compacting machine and method
JPS531208U (ja) * 1976-06-16 1978-01-09

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