JP2003166232A - 締め固め管理装置 - Google Patents

締め固め管理装置

Info

Publication number
JP2003166232A
JP2003166232A JP2002181068A JP2002181068A JP2003166232A JP 2003166232 A JP2003166232 A JP 2003166232A JP 2002181068 A JP2002181068 A JP 2002181068A JP 2002181068 A JP2002181068 A JP 2002181068A JP 2003166232 A JP2003166232 A JP 2003166232A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compaction
waveform spectrum
index value
acceleration data
horizontal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002181068A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4084608B2 (ja
Inventor
Shuichi Nishizawa
修一 西澤
Hiroshi Imai
博 今井
Toshimi Kashiwase
聡美 柏瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
Priority to JP2002181068A priority Critical patent/JP4084608B2/ja
Publication of JP2003166232A publication Critical patent/JP2003166232A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4084608B2 publication Critical patent/JP4084608B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業員が煩雑な作業を行うことなく、材料の
締め固めの程度を規定することができる締め固め管理装
置を提供する。 【解決手段】 土、コンクリートその他の材料の転圧時
における重機5の振動波情報である加速度の計測をして
加速度データを得る加速度計1(計測手段)と、加速度
計1により得た加速度データの解析をして波形スペクト
ルを得る解析手段2と、解析手段2により得た波形スペ
クトルにおける基本周波数に対応するフーリエ振幅及び
該波形スペクトルにおける1/2周波数に対応するフー
リエ振幅を用いた演算をして指標値を得る演算手段3
と、演算手段3により得た前記指標値及びあらかじめ設
定された基準値に基づいて、転圧時における材料の締め
固め度、密度、含水比その他の締め固めの程度を規定す
る規定手段4とを含む締め固め管理装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土、コンクリート
その他の材料を重機により締め固める場合において、転
圧時における該材料の締め固めの程度の管理に用いられ
る締め固め管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の締め固め管理方法として
は、地盤を掘削して穴を設け、その内部を粒径の揃った
砂、又は水に置き換えて穴の体積を求め、掘削した地盤
の質量を前記穴の体積で除して湿潤密度を求める砂置換
法や、掘削した地盤の一部から含水比を測定して乾燥密
度を求め、その地盤の締め固めの程度を規定する水置換
法がある。また、地盤に埋設されたラジオアイソトープ
(放射性同位元素 RI)線源から伝わるガンマ線によ
り地盤の湿潤密度を求めるとともに、中性子線から含水
量を求めて乾燥密度及び含水比を算出し、その地盤の締
め固めの程度を規定するRI法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
締め固め管理方法では、以下の問題が存在している。ま
ず、砂置換法や水置換法では、地盤を掘削して穴を設け
る必要があるとともに、砂や水を現場に搬入しなければ
ならない。また、RI法では、計測点ごとにRI線源を
埋設しなければならない。
【0004】したがって、従来の締め固め管理方法で
は、材料の締め固めの程度を規定する作業が煩雑になる
ため、締め固め施工に係る人員が増加してしまうととも
に、施工期間が長期化してしまうという問題がある。
【0005】そこで、本発明の課題は、作業員が煩雑な
作業を行うことなく、材料の締め固めの程度を規定する
ことができる締め固め管理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に記
載の発明に係る締め固め管理装置は、土、コンクリート
その他の材料の転圧時における重機の振動波情報である
水平方向の加速度の計測をして水平加速度データを得る
計測手段と、前記計測手段により得た前記水平加速度デ
ータの解析をして水平方向の波形スペクトルを得る解析
手段と、前記解析手段により得た前記水平方向の波形ス
ペクトルにおける重機の振動転圧輪の基本周波数に対応
するフーリエ振幅を指標値に決定する指標値決定手段
と、前記指標値及びあらかじめ設定された基準値に基づ
いて、前記転圧時における前記材料の沈下量の程度を規
定する規定手段とを含むことを特徴としている。
【0007】このような技術的手段において、重機の振
動転圧輪の基本周波数とは、重機の振動転圧輪の基本振
動の周波数と同じ周波数であって、振動を付与すると同
時に重機の振動転圧輪が地表面から受けることとなる衝
撃波の周波数を意味する。
【0008】また、基準値とは、前記した指標値ととも
に用いられることにより、材料の締め固めの程度を規定
する目的であらかじめ試験盛土などによって設定される
値を意味する。
【0009】さらに、加速度データとしては、計測手段
により得られるものであれば十分であり、また、前記波
形スペクトルとしては、そのような加速度データに基づ
いて解析手段により得られるものであれば足りる。
【0010】また、重機の振動転圧輪の基本周波数に対
応するフーリエ振幅としては、そのような波形スペクト
ルにおけるものであれば十分である。
【0011】この発明によれば、重機の振動転圧輪の水
平方向の加速度と、材料の沈下量の程度との相関性に基
づいて、振動転圧輪の水平加速度データから解析した水
平方向の波形スペクトルにおける振動転圧輪の基本周波
数に対応するフーリエ振幅を指標値にして、材料の沈下
量の程度を規定することができるため、作業員が煩雑な
作業を行うことなく、材料の沈下量の程度を短期間に規
定することができる。
【0012】また、請求項2に記載の発明に係る締め固
め管理装置は、土、コンクリートその他の材料の転圧時
における重機の振動波情報である鉛直方向の加速度の計
測をして鉛直加速度データを得る計測手段と、前記計測
手段により得た前記鉛直加速度データの解析をして鉛直
方向の波形スペクトルを得る解析手段と、前記解析手段
により得た前記鉛直方向の波形スペクトルにおける重機
の振動転圧輪の基本周波数に対応するフーリエ振幅を指
標値に決定する指標値決定手段と、前記指標値及びあら
かじめ設定された基準値に基づいて、前記転圧時におけ
る前記材料の剛性の程度を規定する規定手段とを含むこ
とを特徴としている。
【0013】この発明によれば、重機の振動転圧輪の鉛
直方向の加速度と、材料の剛性の程度との相関性に基づ
いて、振動転圧輪の鉛直加速度データから解析した鉛直
方向の波形スペクトルにおける振動転圧輪の基本周波数
に対応するフーリエ振幅を指標値にして、材料の剛性の
程度を規定することができるため、作業員が煩雑な作業
を行うことなく、材料の剛性の程度を短期間に規定する
ことができる。
【0014】また、請求項3に記載の発明に係る締め固
め管理装置は、土、コンクリートその他の材料の転圧時
における重機の振動波情報である加速度の計測をして加
速度データを得る計測手段と、前記計測手段により得た
前記加速度データの解析をして波形スペクトルを得る解
析手段と、前記解析手段により得た前記波形スペクトル
における重機の振動転圧輪の1/2周波数に対応するフ
ーリエ振幅を指標値に決定する指標値決定手段と、前記
指標値及びあらかじめ設定された基準値に基づいて、前
記転圧時における前記材料の締め固め密度の程度を規定
する規定手段とを含むことを特徴としている。
【0015】ここで、重機の振動転圧輪の1/2周波数
とは、重機による振動の付与に伴う衝撃波が現に転圧し
ている盛土及び前回転圧した盛土の境界面で反射して戻
ってきた場合において、重機の振動転圧輪が地表面から
受けることとなる衝撃波の周波数を意味する。
【0016】また、重機の振動転圧輪の1/2周波数に
対応するフーリエ振幅としては、そのような波形スペク
トルにおけるものであれば十分である。
【0017】この発明によれば、1/2周波数の振動波
と、材料の締め固め密度との相関性に基づいて、振動転
圧輪の加速度データから解析した波形スペクトルにおけ
る振動転圧輪の1/2周波数に対応するフーリエ振幅を
指標値として、材料の締め固め密度の程度を規定するこ
とができるため、作業員が煩雑な作業を行うことなく、
材料の締め固め密度の程度を短期間に規定することがで
きる。
【0018】ただし、本締め固め管理装置に対する信頼
性、安定性を高めるという観点からすれば、前記計測手
段により得られる前記加速度データが、鉛直方向の加速
度データ及び水平方向の加速度データからなるものであ
り、前記解析手段により得られる前記波形スペクトル
が、鉛直方向の波形スペクトル及び水平方向の波形スペ
クトルからなるものであり、前記指標値決定手段におけ
る前記重機の振動転圧輪の1/2周波数に対応するフー
リエ振幅が、前記鉛直方向の波形スペクトル及び前記水
平方向の波形スペクトルのいずれかにおけるものである
ことが好ましい。
【0019】また、請求項5に記載の発明に係る締め固
め管理装置は、土、コンクリートその他の材料の転圧時
における重機の振動波情報である加速度の計測をして加
速度データを得る計測手段と、前記計測手段により得た
前記加速度データの解析をして波形スペクトルを得る解
析手段と、前記解析手段により得た前記波形スペクトル
における重機の振動転圧輪の基本周波数に対応するフー
リエ振幅及び該波形スペクトルにおける重機の振動転圧
輪の1/2周波数に対応するフーリエ振幅を用いた演算
をして指標値を得る演算手段と、前記演算手段により得
た前記指標値及びあらかじめ設定された基準値に基づい
て、前記転圧時における前記材料の締め固め度、密度、
含水比その他の締め固めの程度を規定する規定手段とを
含むことを特徴としている。
【0020】この発明によれば、重機の振動転圧輪の基
本周波数に対応するフーリエ振幅のみならず重機の振動
転圧輪の1/2周波数に対応するフーリエ振幅をも指標
値としており、材料の剛性のみならず材料の密度をも含
めて材料の締め固めの程度を規定することとしたので、
転圧により密度が大きくなっても、同時に構造が乱され
剛性が却って低下するような特異な性状を示す材料にお
ける締め固めの程度を正確に把握することができる。な
お、前記特異な性状を示す材料としては、粘性土やダム
工事におけるコア材料に用いられるフレッシュコンクリ
ート等の材料がある。
【0021】ただし、本締め固め管理装置に対する信頼
性、安定性を高めるという観点からすれば、前記計測手
段により得られる前記加速度データが、鉛直方向の加速
度データ及び水平方向の加速度データからなるものであ
り、前記解析手段により得られる前記波形スペクトル
が、鉛直方向の波形スペクトル及び水平方向の波形スペ
クトルからなるものであり、前記演算手段における前記
重機の振動転圧輪の基本周波数に対応するフーリエ振幅
が、前記鉛直方向の波形スペクトル及び前記水平方向の
波形スペクトルのいずれかにおけるものであり、前記演
算手段における前記重機の振動転圧輪の1/2周波数に
対応するフーリエ振幅が、前記鉛直方向の波形スペクト
ル及び前記水平方向の波形スペクトルのいずれかにおけ
るものであることが好ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施形態を詳細に説明する。なお、各実施形態の説明
において、同一の構成要素に関しては同一の符号を付
し、重複した説明は省略するものとする。
【0023】[第1実施形態]本発明の第1実施形態に
係る締め固め管理装置は、盛土の転圧時における重機の
振動転圧輪の加速度データから盛土の沈下量、剛性及び
締め固め密度の程度を規定するものである。
【0024】図1は、本発明の第1実施形態に係る締め
固め管理装置の概略構成を示す側面図である。図2は、
締め固め管理装置の概略構成を示すブロック図である。
図3は、締め固め管理装置で得られる波形スペクトルを
示すグラフであり、(a)は鉛直方向の波形スペクト
ル、(b)は水平方向の波形スペクトルである。図4
は、振動転圧輪の水平加速度と盛土の沈下量を示した図
であり、(a)は粘性土における各転圧回数ごとの水平
加速度と沈下量を示したグラフ、(b)は粒調砕石にお
ける各転圧回数ごとの水平加速度と沈下量を示したグラ
フである。
【0025】第1実施形態において、締め固め管理装置
は、図1及び図2に示すように、振動転圧輪5a及び車
両本体5bを含む重機5に設けられるものであり、振動
転圧輪5aに配設される計測手段である加速度計1と、
車両本体5bに搭載される各手段である解析手段2と、
指標値決定手段3と、規定手段4とから構成されてい
る。以下、各構成要素について詳細に説明する。
【0026】(1)加速度計1 加速度計1は、盛土材料の転圧時における重機5の振動
波情報である加速度の計測をすることにより、加速度デ
ータを得る役割を果たすものである。
【0027】具体的には、この加速度計1は、鉛直方向
の加速度データを得るための鉛直方向加速度計1aと、
水平方向の加速度データを得るための水平方向加速度計
1bとから構成されており、後記する入力手段12に接
続されている。
【0028】それゆえ、加速度データは、鉛直方向加速
度計1aにより得られる鉛直方向の加速度データ(以
下、「鉛直加速度データ」という)と、水平方向加速度
計1bにより得られる水平方向の加速度データ(以下、
「水平加速度データ」という)とからなっている。
【0029】(2)解析手段2 解析手段2は、加速度計1により得た加速度データの解
析をすることにより、波形スペクトルを得る役割を果た
すものである。
【0030】解析手段2により得られる波形スペクトル
は、図3(a)に示すような鉛直加速度データから得ら
れる鉛直方向の波形スペクトルと、図3(b)に示すよ
うな水平加速度データから得られる水平方向の波形スペ
クトルとからなっている。
【0031】この解析手段2は、図2に示すように、バ
ス線11と、これに接続される各手段である入力手段1
2、CPU14、RAM15及び第一のファイル16と
から構成されている。
【0032】ここで、第一のファイル16には、加速度
計1により得た加速度データの解析をして波形スペクト
ルを得るための解析プログラム16aが格納されてい
る。
【0033】すなわち、CPU14は、解析プログラム
16aを第一のファイル16からRAM15に読み出し
て実行し、入力手段12を介して、加速度計1からの加
速度データを受信するとともに、受信した加速度データ
から波形スペクトル(図3参照)を得るようになってい
る。
【0034】(3)指標値決定手段3 指標値決定手段3は、解析手段2により得た波形スペク
トルにおける重機5の振動転圧輪5aの基本周波数に対
応するフーリエ振幅、又は解析手段2により得た波形ス
ペクトルにおける重機5の振動転圧輪5aの1/2周波
数に対応するフーリエ振幅を指標値に決定する役割を果
たすものである。
【0035】ここで、重機5の振動転圧輪5aの基本周
波数とは、重機5の振動転圧輪5aの基本振動の周波数
と同じ周波数であって、振動を付与すると同時に重機5
の振動転圧輪5aが地表面から受けることとなる図1に
示すような衝撃波の周波数を意味する。また、重機5の
振動転圧輪5aの1/2周波数とは、重機5による振動
の付与に伴う衝撃波が現に転圧している盛土及び前回転
圧した盛土の境界面で反射して戻ってきた場合におい
て、重機5の振動転圧輪5aが地表面から受けることと
なる図1に示すような衝撃波の周波数を意味する。
【0036】この指標値決定手段3は、図2に示すよう
に、バス線11と、これに接続される各手段であるCP
U14、RAM15及び第一のファイル16とから構成
されている。
【0037】ここで、第一のファイル16には、同図に
示すように、解析手段2により得た波形スペクトルにお
ける重機5の振動転圧輪5aの基本周波数に対応するフ
ーリエ振幅、又は解析手段2により得た波形スペクトル
における重機5の振動転圧輪5aの1/2周波数に対応
するフーリエ振幅を指標値に決定するための指標値決定
プログラム16bが格納されている。
【0038】すなわち、CPU14は、指標値決定プロ
グラム16bを第一のファイル16からRAM15に読
み出して実行し、一方では、解析手段2により得た波形
スペクトルから重機5の振動転圧輪5aの基本周波数に
対応するフーリエ振幅を抽出し、他方では、解析手段2
により得た波形スペクトルから重機5の振動転圧輪5a
の1/2周波数に対応するフーリエ振幅を抽出し、各フ
ーリエ振幅を指標値に決定するようになっている。
【0039】(4)規定手段4 規定手段4は、指標値決定手段3により得た指標値及び
あらかじめ設定された基準値に基づいて、転圧時におけ
る盛土の締め固め度、密度、含水比、沈下量、剛性その
他の締め固めの程度を規定する役割を果たすものであ
る。
【0040】この規定手段4は、図2に示すように、バ
ス線11と、これに接続される各手段である出力手段1
3、CPU14、RAM15、第一のファイル16、第
二のファイル17及び出力手段13に接続されるディス
プレイ13とから構成されている。
【0041】第一のファイル16には、指標値決定手段
3により得た指標値及びあらかじめ設定された基準値に
基づいて、転圧時における材料の締め固め度、密度、含
水比、沈下量、剛性その他の締め固めの程度を規定する
ための規定プログラム16cが格納されている。
【0042】ここで、規定手段4における盛土の沈下量
の程度の規定について説明する。図4(a),(b)の
グラフに示すように、盛土(粘性土及び粒調砕石)の沈
下量が大きい転圧初期段階には、重機5の振動転圧輪5
aが地表面から水平方向に大きな衝撃を受けるため、振
動転圧輪5aの水平加速度が大きくなる。そして、転圧
回数が増加するに従って、振動転圧輪5aが地表面から
水平方向に受ける衝撃が小さくなるため、振動転圧輪5
aの水平加速度が小さくなる。したがって、振動転圧輪
5aの水平加速度と盛土の沈下量とは相関性があるた
め、水平加速度データから解析した水平方向の波形スペ
クトルにおける振動転圧輪5aの基本周波数に対応する
フーリエ振幅を指標値にして、盛土の沈下量の程度を規
定することができる。
【0043】また、規定手段4における盛土の剛性の程
度の規定について説明する。鉛直方向に振動する重機5
の振動転圧輪5aは、地表面から盛土の剛性に比例した
大きな衝撃を受けることから、振動転圧輪5aの鉛直加
速度と、盛土の剛性とは相関性があるため、振動転圧輪
5aの鉛直加速度データを解析した鉛直方向の波形スペ
クトルにおける振動転圧輪の基本周波数に対応するフー
リエ振幅を指標値にして、盛土の剛性の程度を規定する
ことができる。
【0044】また、規定手段4における盛土の締め固め
密度の程度の規定について説明する。1/2周波数は、
重機5の振動転圧輪5aによる振動の付与に伴う衝撃波
が現に転圧している盛土と前回転圧した盛土の境界面で
反射して戻ってきた衝撃波の周波数であり、盛土の締め
固め密度が高まるとともに、1/2周波数の振幅が大き
くなるという相関性がある。したがって、加速度データ
を解析した波形スペクトルにおける振動転圧輪5aの1
/2周波数に対応するフーリエ振幅を指標値にして、地
盤の締め固め密度の程度を規定することができる。
【0045】一方、第二のファイル17には、指標値決
定手段3により得た指標値との対比において締め固めの
程度を規定すべくあらかじめ設定された基準値データ1
7aが記憶されている。なお、この締め固め度、密度、
含水比、沈下量、剛性その他の基準値データ17aとし
ては、あらかじめ土質の種類ごとに実施された試験盛土
により確定されたものが用いられている。
【0046】すなわち、CPU14は、規定プログラム
16cを第一のファイル16からRAM15に読み出し
て実行し、現場の実況に最も適合する土質条件を有する
材料名を特定して第二のファイル17にある基準値デー
タ17aの中から取り出すとともに、指標値決定手段3
により得た指標値及び第二のファイル17から取り出し
た基準値データ17aに基づいて、転圧時における締め
固めの程度としての材料の締め固め度、密度、含水比、
沈下量、剛性その他を規定するようになっている。さら
に、出力手段13を介して、規定された締め固め度、密
度及び含水比をディスプレイ13に表示する。
【0047】次に、図3を用いて、第1実施形態に係る
締め固め管理装置を用いて行う締め固め管理方法につい
て説明する。なお、第1実施形態に係る締め固め管理方
法は、盛土材料の締め固めの程度の管理を、転圧時にお
ける盛土の沈下量、剛性及び締め固め密度の観点から、
作業の中断を伴うことなくリアルタイムで行うものであ
り、計測段階と、解析段階と、指標値決定段階と、規定
段階とからなっている。以下、各段階に分けて簡単に説
明する。
【0048】(1)計測段階 計測段階は、加速度計1を用いて、盛土材料の転圧時に
おける重機5の加速度の計測をして鉛直加速度データ及
び水平加速度データを得る段階である。
【0049】(2)解析段階 解析段階は、解析手段2を用いて、計測段階で得た加速
度データを解析して鉛直方向及び水平方向の波形スペク
トルを得る段階である。
【0050】(3)指標値決定段階 指標値決定段階は、指標値決定手段3を用いて、解析段
階で得た波形スペクトルから盛土の沈下量、剛性及び締
め固め密度の程度を規定するための指標値を得る段階で
ある。ここで、盛土の沈下量の程度を規定するための指
標値は、解析段階で得た水平方向の波形スペクトルにお
ける振動転圧輪5aの基本周波数に対応するフーリエ振
幅である。また、盛土の剛性の程度を規定するための指
標値は、解析段階で得た鉛直方向の波形スペクトルにお
ける振動転圧輪5aの基本周波数に対応するフーリエ振
幅である。また、盛土の締め固め密度の程度を規定する
ための指標値は、解析段階で得た水平方向及び鉛直方向
の波形スペクトルにおける振動転圧輪5aの1/2周波
数に対応するフーリエ振幅である。
【0051】(4)規定段階 この規定段階は、規定手段4を用いて、指標値決定段階
で得た指標値及びあらかじめ設定された基準値に基づい
て、転圧時における盛土の沈下量、剛性及び締め固め密
度の程度を規定する段階である。
【0052】以上説明したように、第1実施形態に係る
締め固め管理装置においては、転圧時における重機5の
振動転圧輪5aの加速度データから、盛土の締め固めの
程度を規定するための指標を得るため、作業員が煩雑な
作業を行うことなく、盛土の締め固めの程度を短期間に
規定することができる。
【0053】[第2実施形態]第2実施形態に係る締め
固め管理装置は、盛土の転圧時における重機の振動転圧
輪の加速度データから盛土の締め固め度、密度、含水比
その他の締め固めの程度を規定するものである。この第
2実施形態に係る締め固め管理装置は、図1及び図2に
示すように、第1実施形態に係る締め固め管理装置と略
同様の構成であり、指標値決定手段3が、解析手段2に
より得た波形スペクトルにおける重機5の振動転圧輪5
aの基本周波数に対応するフーリエ振幅を、波形スペク
トルにおける重機5の振動転圧輪5aの1/2周波数に
対応するフーリエ振幅で、除する演算をすることによ
り、指標値を得ることが異なっている。
【0054】ここで、盛土などの材料を締め固めるの
は、締め固め後の材料に目的に適合する強度特性を与え
る必要があるのみならず、材料中の間隙を可及的に排除
して透水性を低下させることにより、雨水の浸入による
材料の軟化や吸水による膨張を防ぐ必要や、締め固め後
の材料の圧縮沈下量をおさえる必要もあるからである。
よって、材料の締め固めの程度は、材料の密度や含水比
で規定して管理する必要があり、材料の剛性だけで規定
するのでは不十分となる場合がある。材料の剛性及び密
度の間に密接な関連性があれば、材料の剛性だけで規定
しても、材料の密度で規定したのと同様の効果が得られ
る。
【0055】砂質土又はれき質土については、剛性及び
密度の間に密接な関連性があるという研究成果が報告さ
れているが、粘性土については、そのような関連性は認
められない。というのは、粘性土は、含水比が比較的大
きいこともあり、砂質土又はれき質土と異なり、転圧に
より密度が大きくなっても、同時に構造が乱され剛性が
却って低下するような特異な性状を示すからである。
【0056】粘性土における剛性の低下現象は、土中水
が転圧による振動の影響を受けて分離して地表面付近ま
で上昇することや、重機等との接触で地表面に練り返し
現象が生ずることによるものであり、地表面付近に集中
して発生する。地表面付近に集中して剛性の低下が発生
しても、土中における振動の伝搬が妨げられるわけでは
ないので、重機5による締め固め効果は盛土全体に及ぶ
と考えられる。それゆえ、地表面付近の剛性が低下した
場合においても、盛土全体としてみれば、密度が大きく
なっており、十分な締め固め効果が得られたと判定でき
る場合もあるはずである。
【0057】そこで、図2に示すように、第2実施形態
における第一のファイル16に格納された指標値決定プ
ログラム16bは、解析手段2により得た波形スペクト
ルにおける重機5の振動転圧輪5aの基本周波数に対応
するフーリエ振幅を、波形スペクトルにおける重機5の
振動転圧輪5aの1/2周波数に対応するフーリエ振幅
で、除するように構成されている。
【0058】すなわち、CPU14は、指標値決定プロ
グラム16bを第一のファイル16からRAM15に読
み出して実行し、一方では、解析手段2により得た波形
スペクトルから振動転圧輪5aの基本周波数に対応する
フーリエ振幅を抽出し、他方では、解析手段2により得
た波形スペクトルから振動転圧輪5aの1/2周波数を
抽出した上で、前者を後者で除する演算をすることによ
り、指標値を得るようになっている。
【0059】確かに、地表面付近Tに剛性の低下現象が
認められる以上、重機5の振動転圧輪5aの基本周波数
に対応するフーリエ振幅も無視できないと考えられる。
【0060】しかし、特異な性状を示す地表面付近Tが
盛土全体Mに与える影響をできる限り少なくすることが
望ましい。
【0061】ここに、水平方向の波形スペクトルにおけ
る重機5の振動転圧輪5aの基本周波数に対応するフー
リエ振幅は、鉛直方向の波形スペクトルにおけるものと
比較して、地表面付近Tの剛性の低下現象による影響が
相当に小さいという経験的事実がある。
【0062】したがって、鉛直方向のみならず水平方向
の波形スペクトルをも用いて指標値を得ることによっ
て、特異な性状を示す地表面付近Tの盛土全体Mへの影
響を可及的に排除することが可能となり、ひいては本締
め固め管理装置に対する信頼性、安定性を高めることが
可能となっている。
【0063】そして、第2実施形態における指標値決定
段階では、指標値決定手段3を用いて、解析段階で得た
水平方向の波形スペクトルにおける重機5の振動転圧輪
5aの基本周波数に対応するフーリエ振幅を、鉛直方向
の波形スペクトルにおける重機5の振動転圧輪5aの1
/2周波数に対応するフーリエ振幅で、除する演算をし
て指標値を得る。
【0064】なお、指標値決定手段3における重機5の
振動転圧輪5aの1/2周波数に対応するフーリエ振幅
は、図3(a)に示すような鉛直方向の波形スペクトル
におけるものとしている。
【0065】以上、説明したように、第2実施形態に係
る締め固め管理装置においては、振動転圧輪5aの基本
周波数に対応するフーリエ振幅のみならず振動転圧輪5
aの1/2周波数に対応するフーリエ振幅をも指標値と
しており、盛土の剛性のみならず盛土の密度をも含めて
盛土の締め固めの程度を規定することとしている。
【0066】したがって、第2実施形態に係る締め固め
管理装置によれば、粘性土やフレッシュコンクリートな
どの特異な性状を示す材料に対しても十分に対応するこ
とが可能になったといえる。
【0067】以上、本発明の好適な実施形態についての
一例を説明したが、本発明は前記実施形態に限定され
ず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更が可
能である。例えば、本発明の締め固め管理装置の規定手
段における出力手段に、パーソナルコンピュータ等のコ
ンピュータを接続し、コンピュータのディスプレイに締
め固め施工の対象領域における締め固めの程度を表示す
るように構成してもよい。この構成では、まず、対象領
域の形状及び面積を示した領域データをコンピュータに
入力し、領域データを所定数に区画して複数のブロック
に分割する。続いて、重機の振動転圧輪で対象領域を転
圧して締め固める。このとき、重機を自動追尾型トータ
ルステーションやGPS等で自動追尾しながら位置を計
測して転圧範囲を求め、本締め固め管理装置を用いて転
圧されたブロックの締め固めの程度を規定する。そし
て、締め固めの程度に対応させて領域データのブロック
を色別する。これにより、重機に搭載したディスプレイ
上に対象領域の締め固めの程度が表示されるため、重機
のオペレータは、対象領域の締め固めの程度を把握しな
がら、効率良く締め固め施工を行うことができる。
【0068】
【発明の効果】本発明に係る締め固め管理装置によれ
ば、作業員が煩雑な作業を行うことなく、材料の締め固
めの程度を短期間に規定することができるため、締め固
め施工に係る人員を削減することができるとともに、施
工期間を短縮することができる。また、粘性土やフレッ
シュコンクリートなどの特異な性状を示す材料に対して
も十分に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る締め固め管理装置
の概略構成を示す側面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る締め固め管理装置
の概略構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る締め固め管理装置
で得られる波形スペクトルを示すグラフであり、(a)
は鉛直方向の波形スペクトル、(b)は水平方向の波形
スペクトルである。
【図4】振動転圧輪の水平加速度と地盤の沈下量を示し
た図であり、(a)は粘性土における各転圧回数ごとの
水平加速度と沈下量を示したグラフ、(b)は粒調砕石
における各転圧回数ごとの水平加速度と沈下量を示した
グラフである。
【符号の説明】
1・・・加速度計(計測手段) 1a・・・鉛直方向加速度計 1b・・・水平方向加速度計 2・・・解析手段 3・・・指標値決定手段 4・・・規定手段 5・・・重機 5a・・・振動転圧輪 5b・・・車両本体 11・・・バス線 12・・・入力手段 13・・・出力手段 13a・・・ディスプレイ 14・・・CPU 15・・・RAM 16・・・第一のファイル 16a・・・解析プログラム 16b・・・指標値決定プログラム 16c・・・規定プログラム 17・・・第二のファイル 17a・・・基準値データ M・・・盛土全体 T・・・地表面付近
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柏瀬 聡美 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 Fターム(参考) 2D043 CB03 2G047 AA10 BA04 BC15 CA03 CA07 EA08 EA12 EA16 GG12 GG20 GG23 GG36

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材料の転圧時における重機の振動波情報
    である水平方向の加速度の計測をして水平加速度データ
    を得る計測手段と、 前記計測手段により得た前記水平加速度データの解析を
    して水平方向の波形スペクトルを得る解析手段と、 前記解析手段により得た前記水平方向の波形スペクトル
    における重機の振動転圧輪の基本周波数に対応するフー
    リエ振幅を指標値に決定する指標値決定手段と、 前記指標値及びあらかじめ設定された基準値に基づい
    て、前記転圧時における前記材料の沈下量の程度を規定
    する規定手段とを含むことを特徴とする、締め固め管理
    装置。
  2. 【請求項2】 材料の転圧時における重機の振動波情報
    である鉛直方向の加速度の計測をして鉛直加速度データ
    を得る計測手段と、 前記計測手段により得た前記鉛直加速度データの解析を
    して鉛直方向の波形スペクトルを得る解析手段と、 前記解析手段により得た前記鉛直方向の波形スペクトル
    における重機の振動転圧輪の基本周波数に対応するフー
    リエ振幅を指標値に決定する指標値決定手段と、 前記指標値及びあらかじめ設定された基準値に基づい
    て、前記転圧時における前記材料の剛性の程度を規定す
    る規定手段とを含むことを特徴とする、締め固め管理装
    置。
  3. 【請求項3】 材料の転圧時における重機の振動波情報
    である加速度の計測をして加速度データを得る計測手段
    と、 前記計測手段により得た前記加速度データの解析をして
    波形スペクトルを得る解析手段と、 前記解析手段により得た前記波形スペクトルにおける重
    機の振動転圧輪の1/2周波数に対応するフーリエ振幅
    を指標値に決定する指標値決定手段と、 前記指標値及びあらかじめ設定された基準値に基づい
    て、前記転圧時における前記材料の締め固め密度の程度
    を規定する規定手段とを含むことを特徴とする、締め固
    め管理装置。
  4. 【請求項4】 前記計測手段により得られる前記加速度
    データが、鉛直方向の加速度データ及び水平方向の加速
    度データからなるものであり、 前記解析手段により得られる前記波形スペクトルが、鉛
    直方向の波形スペクトル及び水平方向の波形スペクトル
    からなるものであり、 前記指標値決定手段における前記重機の振動転圧輪の1
    /2周波数に対応するフーリエ振幅が、前記鉛直方向の
    波形スペクトル及び前記水平方向の波形スペクトルのい
    ずれかにおけるものであることを特徴とする、請求項3
    に記載の締め固め管理装置。
  5. 【請求項5】 土、コンクリートその他の材料の転圧時
    における重機の振動波情報である加速度の計測をして加
    速度データを得る計測手段と、 前記計測手段により得た前記加速度データの解析をして
    波形スペクトルを得る解析手段と、 前記解析手段により得た前記波形スペクトルにおける重
    機の振動転圧輪の基本周波数に対応するフーリエ振幅及
    び該波形スペクトルにおける重機の振動転圧輪の1/2
    周波数に対応するフーリエ振幅を用いた演算をして指標
    値を得る演算手段と、 前記演算手段により得た前記指標値及びあらかじめ設定
    された基準値に基づいて、前記転圧時における前記材料
    の締め固め度、密度、含水比その他の締め固めの程度を
    規定する規定手段とを含むことを特徴とする、締め固め
    管理装置。
  6. 【請求項6】 前記計測手段により得られる前記加速度
    データが、鉛直方向の加速度データ及び水平方向の加速
    度データからなるものであり、 前記解析手段により得られる前記波形スペクトルが、鉛
    直方向の波形スペクトル及び水平方向の波形スペクトル
    からなるものであり、 前記演算手段における前記重機の振動転圧輪の基本周波
    数に対応するフーリエ振幅が、前記鉛直方向の波形スペ
    クトル及び前記水平方向の波形スペクトルのいずれかに
    おけるものであり、 前記演算手段における前記重機の振動転圧輪の1/2周
    波数に対応するフーリエ振幅が、前記鉛直方向の波形ス
    ペクトル及び前記水平方向の波形スペクトルのいずれか
    におけるものであることを特徴とする、請求項5に記載
    の締め固め管理装置。
JP2002181068A 2001-09-20 2002-06-21 締め固め管理装置 Expired - Fee Related JP4084608B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002181068A JP4084608B2 (ja) 2001-09-20 2002-06-21 締め固め管理装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001286591 2001-09-20
JP2001-286591 2001-09-20
JP2002181068A JP4084608B2 (ja) 2001-09-20 2002-06-21 締め固め管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003166232A true JP2003166232A (ja) 2003-06-13
JP4084608B2 JP4084608B2 (ja) 2008-04-30

Family

ID=26622579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002181068A Expired - Fee Related JP4084608B2 (ja) 2001-09-20 2002-06-21 締め固め管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4084608B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007232388A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Kajima Corp 土質材料の嵩密度測定方法
JP2008268217A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Hamm Ag アスファルトの締め固め度を測定する方法、および締め固め度を測定する装置、および締め固め機械
JP2013076221A (ja) * 2011-09-29 2013-04-25 Taisei Corp 造粒物の締め固め方法
JP2016121478A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 日立建機株式会社 締固め機械の評価装置
CN107460813A (zh) * 2017-08-21 2017-12-12 徐工集团工程机械股份有限公司 一种基于大数据的压实度随车检测方法与系统
JP2019002184A (ja) * 2017-06-14 2019-01-10 鹿島建設株式会社 締固め方法、及び、締固め管理システム
KR20190043006A (ko) * 2017-10-17 2019-04-25 유에이치에스(주) 싱크홀 탐지 장치
CN110939040A (zh) * 2019-12-02 2020-03-31 山东大学 一种基于模态参数识别的路基压实质量检测方法及系统
CN113358742A (zh) * 2021-04-23 2021-09-07 西南交通大学 一种路基压实评价方法、装置、设备及可读存储介质
JP6979503B1 (ja) * 2020-10-23 2021-12-15 酒井重工業株式会社 締固め管理方法
CN114673051A (zh) * 2022-03-17 2022-06-28 中国铁道科学研究院集团有限公司铁道建筑研究所 适用于压实的路基压实质量连续检测系统、方法及应用

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007232388A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Kajima Corp 土質材料の嵩密度測定方法
JP2008268217A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Hamm Ag アスファルトの締め固め度を測定する方法、および締め固め度を測定する装置、および締め固め機械
JP2013076221A (ja) * 2011-09-29 2013-04-25 Taisei Corp 造粒物の締め固め方法
JP2016121478A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 日立建機株式会社 締固め機械の評価装置
JP2019002184A (ja) * 2017-06-14 2019-01-10 鹿島建設株式会社 締固め方法、及び、締固め管理システム
CN107460813B (zh) * 2017-08-21 2019-06-07 徐工集团工程机械股份有限公司 一种基于大数据的压实度随车检测方法与系统
CN107460813A (zh) * 2017-08-21 2017-12-12 徐工集团工程机械股份有限公司 一种基于大数据的压实度随车检测方法与系统
KR101989082B1 (ko) * 2017-10-17 2019-09-30 유에이치에스(주) 싱크홀 탐지 장치
KR20190043006A (ko) * 2017-10-17 2019-04-25 유에이치에스(주) 싱크홀 탐지 장치
CN110939040A (zh) * 2019-12-02 2020-03-31 山东大学 一种基于模态参数识别的路基压实质量检测方法及系统
CN110939040B (zh) * 2019-12-02 2021-01-01 山东大学 一种基于模态参数识别的路基压实质量检测方法及系统
JP6979503B1 (ja) * 2020-10-23 2021-12-15 酒井重工業株式会社 締固め管理方法
JP2022069144A (ja) * 2020-10-23 2022-05-11 酒井重工業株式会社 締固め管理方法
CN113358742A (zh) * 2021-04-23 2021-09-07 西南交通大学 一种路基压实评价方法、装置、设备及可读存储介质
CN114673051A (zh) * 2022-03-17 2022-06-28 中国铁道科学研究院集团有限公司铁道建筑研究所 适用于压实的路基压实质量连续检测系统、方法及应用
CN114673051B (zh) * 2022-03-17 2023-11-17 中国铁道科学研究院集团有限公司铁道建筑研究所 适用于压实的路基压实质量连续检测系统、方法及应用

Also Published As

Publication number Publication date
JP4084608B2 (ja) 2008-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6460006B1 (en) System for predicting compaction performance
CN103255755B (zh) 一种快速实时评价土石料填筑压实质量的无损方法及其评价装置
Zhu et al. Assessment of compaction quality of multi-layer pavement structure based on intelligent compaction technology
Liu et al. Compaction quality assessment of earth-rock dam materials using roller-integrated compaction monitoring technology
CN108717082B (zh) 一种基于集成声波检测技术的土石料压实质量连续评估方法
White et al. Field assessment and specification review for roller-integrated compaction monitoring technologies
Nasimifar et al. Backcalculation of flexible pavement layer moduli from traffic speed deflectometer data
JP2003166232A (ja) 締め固め管理装置
Thompson et al. Field calibration and spatial analysis of compaction-monitoring technology measurements
JP7465999B2 (ja) 後付け式インテリジェント締固め解析装置
An et al. Vibration compaction process model for rockfill materials considering viscoelastic-plastic deformation
Facas et al. Development and evaluation of relative compaction specifications using roller-based measurements
Paulmichl et al. Numerical simulation of the compaction effect and the dynamic response of an oscillation roller based on a hypoplastic soil model
JP2018154975A5 (ja)
JP2018154975A (ja) 土の品質管理方法、及び土の品質モニタリングシステム
Kulatilake et al. Quantification of aperture and relations between aperture, normal stress and fluid flow for natural single rock fractures
Kim et al. Numerical simulation of impact rollers for estimating the influence depth of soil compaction
CN112924310B (zh) 基于土体刚度的堆石坝料压实质量检测方法
Xia Numerical prediction of soil compaction in geotechnical engineering
Hau et al. The application of a three-surface kinematic hardening model to repeated loading of thinly surfaced pavements
Scott et al. Ground response to rolling dynamic compaction
JP3552028B2 (ja) 土の締固め管理方法及び装置
Briaud et al. Recent developments in soil compaction
Latimer et al. Expected stiffness changes during compaction in laboratory and field
Arcos et al. Dynamic representation of excitation sources on construction-induced vibration problems based on multiple harmonic loads applied on the ground

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070328

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070822

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4084608

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130222

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140222

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees