JPH0257424A - パワーウインドウ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の利用分野〉 本発明は、パワーウィンドウ装置に関する。

〈従来技術とその問題点〉 従来、自動車等の車両に設けられるパワーウィンドウ装
置は、運転席、助手席および後部座席の各窓の開閉を行
う操作スイッチを運転席の近傍（たとえばドアやコンソ
ールボックス等）に一箇所にまとめて設け、運転者か運
転席に着座した状態で上記の各操作スイッチを操作する
ことにより自席の窓だけでなく他席の窓も個別に開閉制
御できるようにしたものがある。

ところで、運転者が」二記の操作スイッチを操作して助
手席や後部座席の窓の開閉位置を調整する場合、従来は
、運転者が前方を注視したままで各窓の開閉状態を確認
できる手段か何等設けられていなかった。したがって、
運転者は窓を開閉しようとする場合、その都度、各席の
窓の方向に身体を振り向けて開閉状態を確認するしか仕
方がなかった。

しかし、運転者が後部座席側に振り向いて窓の開閉状態
を確認するのは、特に、車両の走行中はわき見運転とな
って危険を伴う。そのため、走行中は窓の開閉調整を所
望通り行えないなどの不便さがあった。

〈発明の目的〉 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、運転者が後ろを振り向かなくても前方を見たままで
各席の窓の開閉状態を確認できるようにすることを目的
とする。

〈発明の構成と効果〉 本発明は、上記の目的を達成するために、次の構成を採
る。

すなわち、本発明のパワーウィンドウ装置では、各席の
窓の開閉位置を検出する位置センサと、この位置センサ
の検出出力に基づいて前記窓の開閉状輻を表示する開閉
状態表示部とを備え、この開閉状態表示部が運転席の近
傍に配置されている。

上記構成によれば、各席の窓が開閉されると、その開閉
位置が位置センサによって検出される。

そして、位置センサの検出出力に基づいて運転席近傍に
設けられた開閉状態表示部に窓の開閉状態が表示される
。

したがって、運転者は、後ろを振り向かなくても各席の
窓の開閉状態を確認することが可能となる。このため、
車両の走行中も窓の開閉調整を安全に行うことができる
。

〈実施例〉 第１図は本発明の実施例を示すパワーウィンドウ装置の
ブロック図、第２図はパワーウィンドウ操作パネルと開
閉状態表示部を含む平面図である。

これらの図Ｉこおいて、符号１はパワーウィンドウ装置
の全体を示し、２ａ〜２ｄは運転席、助手席、左右の後
部座席の各席に対応Ｉ７て設けられる窓部動用のモータ
、６は出力インターフェイス、８ａ〜８ｄは各席の窓の
開閉位置を検出する位置センサ、１０は入力インターフ
ェイスである。上記の位置センサ８ａ〜８ｄは、本例で
は各モータ２ａ〜２ｄの回転数あるいは時間をカウント
するカウンタで構成されるが、その他、たとえば窓ガラ
スの上下動方向に沿って光センサをアレー配列して窓ガ
ラスの位置を検出する構成にすることら可能である。

１２は各位置センサ８ａ〜８ｄの検出出力に基づいて各
席の窓の開閉状態を表示する液晶表示板等でできた開閉
状態表示部であり、この開閉状態表示部１２は、たとえ
ば運転席近傍のフロントパネルに配置される。

Ｉ３は後述する選択スイッチ１６ａにより開閉駆動すべ
き窓の一つが選択されるのに応じて該窓が可動状態にあ
ることを示すために点灯する選択窓表示部、１４．１５
は各表示部１２．１３の駆動回路である。

１６ａは開閉駆動すべき各席の窓を選択するブツシュ式
の選択スイッチ、１６ｂは選択スイッチ１６ａで選択さ
れた席の窓ガラスをアップ／ダウンするときに操作され
るンーソー式のアップ／ダウンスイッチ、１６ｃは開閉
状態表示部１２の表示を点灯／消灯する場合に操作され
るオン／オフスイッチ、１６ｄはウィンドウロックスイ
ッチ、１６ｅはドアロックスイッチである。そして、こ
れらの各スイッチ１６ａ−１６ｅと選択窓表示部１３は
、第２図に示すように、パワーウィンドウ操作パネル１
７に一箇所にまとめて設けられており、このパワーウィ
ンドウ操作パネル１７がドアやコンソールボックス等の
運転席の近傍に配置される。

１８は上記の各スイッチ１６ａ〜１６ｅの操作に応じて
モータ２ａ〜２ｄおよび駆動回路１４、夏５を制御する
制御部、２０は各スイッチ１６ａ〜１６ｅの人力インタ
ーフェイス、２２はバッテリ、２４は電源回路である。

上記構成において、選択スイッチ１６ａを押せば、各席
の窓の内から開閉駆動すべき一つの窓が順次選択される
。この選択に応じて選択窓表示部１３の表示ランプＩ　
３ａ　−１３ｄか順次切り替イつって点灯する。

次に、アップ／ダウンスイッチ１６ｂを操作すれば、選
択スイッチ１６ａで選択された一つの席の窓部動用モー
タたとえば２ａが駆動されて窓ガラスか上下動して窓が
開閉される。そして、窓の開閉位置はモータ２ａに対応
する位置センサ８ａにより検出され、その検出出力が人
力インターフェイス１０を介して制御部１８に人力され
る。制御部■８は、位置センサ８ａの検出出力に基づい
て開閉状態表示部１２の駆動回路１４を制御する。

したがって、オン／オフスイッチ１６Ｃをオンにすると
、選択スイッチ１６ａで選択された席の開閉状態が開閉
状態表示部１２に表示される。このため、運転者は、走
行中も前方を見たままで各席の窓の開閉状態を確認する
ことができる。

なお、上記の実施例では、開閉状聾表示部Ｉ２をパワー
ウィンドウ操作パネル！７から分離して設けているが、
フロントパネル等に開閉状態表示部１２を配置するスペ
ースがない場合には、たとえば、第３図に示すように、
アップスイッチ３０とダウンスイッチ３２との間に各セ
グメントに分割された開閉状態表示部３４を設け、アッ
プスイッチ３０を押せば窓ガラスの上昇に伴ってセグメ
ントの点灯数が増し、ダウンスイッチ３２を押せば窓ガ
ラスの下降に伴ってセグメントの点灯数が減少するよう
に構成することも可能である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示ｔもので、第１図はパワーウ
ィンドウ装置のブロック図、第２図はパワーウィンドウ
操作パネルの平面図、第３図は他の実施例のパワーウィ
ンドウ操作パネルの平面図である。 １・・・パワーウィンドウ装置、２ａ〜２ｄ・・窓部動
用モータ、８ａ〜８ｄ・・・位置センサ、１２．３４・
・・開閉状態表示部。 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）各席の窓の開閉位置を検出する位置センサと、こ
   の位置センサの検出出力に基づいて前記窓の開閉状態を
   表示する開閉状態表示部を備え、この開閉状態表示部が
   運転席の近傍に配置されていることを特徴とするパワー
   ウィンドウ装置。