JPH0257138A - 標識を有する食品を製造するための食品ケーシング、ケーシングの製造方法、ケーシングの充填法、及び標識を有する食品 - Google Patents

標識を有する食品を製造するための食品ケーシング、ケーシングの製造方法、ケーシングの充填法、及び標識を有する食品

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JPH0257138A
JPH0257138A JP1112397A JP11239789A JPH0257138A JP H0257138 A JPH0257138 A JP H0257138A JP 1112397 A JP1112397 A JP 1112397A JP 11239789 A JP11239789 A JP 11239789A JP H0257138 A JPH0257138 A JP H0257138A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はソーセージ等の食品の表面に識別マークないし
標識を形成する手段に関する。
より具体的には本発明はケーシングが可食性材料から形
成された標識を有し、この標識がケーシングに充填され
る食品の表面に転写できるような皮なしソーセージの製
造を行なうためのケーシングに関する。
(従来技術とその問題点) 処理ないし調理された食肉等のある種の食品の表面にロ
ゴ、意匠、その他の装飾模様を設けて外観を改善するこ
とが提案されている。
例えば、フランクファータ等の皮なしソーセージの外観
はソーセージを火格子状で焼いたときに生じる焦げ模様
に類似した表面を作ることで改善される。ある方法では
この火格子マークはフランクファータを熱いワイヤ上に
通して格子マークをソーセージ上に焼き付けることによ
り行なわれる。しかし、この方法は食肉充填業者によっ
て広く採用されてはいない。
処理(調理)済の食肉製品などのようなケーシング包装
食品を製造するのに広く使用されているケーシングには
、ビスコースを押出し、ついで凝固して製作した比較的
長くて薄い再生セルロースがある。再生セルロースケー
シングから製造したセルロース質ケーシングには繊維網
で強化した繊維強化ケーシングとと非強化ケーシングと
がある。非強化ケーシングは一般にフランクファータの
ような比較的小径の製品に使用され、繊維質ケーシング
はボロナソーセージやハムに使用される。
取扱の便宜上、20〜70mnないしそれ以上の長いケ
ーシングがひだ寄せされ、圧縮されて一般にケーシング
棒と呼ばれる棒状体にされる。この棒状態は長さが20
〜70cm程度である。セルロースケーシングの製造方
法、およびそれに続くひた寄せによりひだ寄せケーシン
グを製造する方法は周知であるので、以下では必要な限
度でのみ説明する。
標識をソーセージの表面に形成するためにケーシングな
用いることは知られている。例えば米国特許第2301
564号にはアニリンインクをケーシングの外面にプリ
ントすることが記載されている。食肉の充填に続くソー
セージ処理工程で、インクはケーシング壁を直接透過し
てソーセージの表面へ移行する。同特許にはソーセージ
表面に明瞭な輪郭の標識が複写されると記載されている
が、標識の鮮鋭度と明瞭度か市場の要求を満足している
とは到底考えられない。例えば、米国政府が許可してい
る赤色40号(分子量的400で、食品用、医薬用、お
よび化粧用の染料)による水溶製食品染料で行なった試
験ではケーシング表面の格子状標識が、充填されついで
処理されたフランクファータの表面に恒久的に(すなわ
ち消去不能に)転写されたと記載されている。しかし赤
色40号のような低分子量の水溶性染料はケーシングの
壁を通して拡散するため染料は分散する。その結果、食
品に転写される模様は始めにケーシング外表面に印刷さ
れていた模様はど鮮鋭かつ明瞭にならない。また、染料
はフランクファータの内部へ拡散する傾向があり、これ
が更にフランクファータの転写模様の鮮鋭さおよび明瞭
さを損なう。燻液および合成褐色染料などのある種の他
の着色材は同様な問題点を有する。
(発明の目的) 従って本発明の目的は、ケーシング内へ実質的に拡散せ
ず、しかもケーシング内へ充填した食品の接触面へ恒久
的に(消去不能に)転写できる標識材を表面に有する食
品ケーシングを提供することにある。
本発明の他の目的は、ケーシングの表面に保持され、そ
の後に充填されるケーシングに充填される食品の接触表
面に直接転写されるような標識材を有するケーシングを
提供することにある。
本発明の他の目的は、食品に転写できる格子模様を保持
したケーシングを提供することである。
本発明の更に他の目的は、上記のケーシングを製造する
方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、食品に接触したケーシングの
面に設けた標識材を転写した表面装飾を有する皮なし食
品およびその製造方法を提供することにある。
(発明の概要) 本発明においては包装ないし充填食品の製造に使用され
るケーシングは明瞭でしかも鮮鋭な装飾、ロゴ、その他
の所望の標識をケーシング内で処理される食品の表面に
付与する手段を有している。
この点に関し、セルロースケーシングの片面には食品の
表面に所望される模様の鏡像を成す標識を備えている。
食品のの充填の間に、標識を有するケーシング表面はケ
ーシングに充填された食品と直接接触するに至る。標識
に使用される標識材はケーシング表面から離脱して食品
の表面に移行する可食性物質を含む。このため、充填お
よび処理後にケーシングが取り除かれると、食品の表面
には標識材による模様の鏡像である標識が残留すること
になる。
十分な結果を生じるには、ケーシング表面の標識材は明
瞭で鮮鋭な模様を生じるような着色材を含有しなければ
ならない。ケーシング表面へ標識材を施した後に行なわ
れるケーシングの製造およびひた寄せ工程は、標識を汚
したり歪ませたりするようなものであってはならない。
そうでないと、処理済の食品に転写された模様はにじん
でぼけ或いは歪んでしまう。標識材はケーシング製造の
一貫工程の中で施すことができる。標識材はそれに続く
ひた寄せ工程による棒状体の形成、およびその後の充填
に先立つひた伸ばし工程等の各種処理工程の間にケーシ
ング表面に保持されていなければならない。しかし、標
識材は充填および/又は処理時にケーシング表面から分
離(離脱)してそれに接触している食品の表面に転写で
きるものでなければならない。
標識材はそれが付着しているケーシングの表面に留まる
必要があり、ケーシング内へ拡散浸透するものであって
はならない。これにより標識材のほぼ全部がケーシング
内の食品の表面に出来る限り明瞭な模様として転写され
る。標識材は皮なし食品とするためにケーシングが食品
の表面から除去されるとき食品表面に保持されて残る必
要がある。ケーシング表面に標識材を付着させるには、
ステンシル、スプレィ、又は印刷法等の任意の方法が使
用出来る。印刷法は特に好ましい。この点は後で詳述す
る。印刷法では標識材は印刷版からケーシング表面に容
易に転写出来なければならない。
より具体的に説明すると、本発明は、充填され且つ処理
される食品と直接接触し得る表面を有するするセルロー
スケーシングと、前記表面に所定の規則的模様で施され
た標識材とよりなる、標識つき食品のための食品ケーシ
ングであって、前記標識材は、可食性であり、前記表面
からケーシング内部に向かって実質的に非拡散性であり
、しかも前記標識材は食品が充填され且つ処理されたと
きに剥離性を有し食品の表面に恒久的に(消去不能に)
転写される性質を有していることを特徴とする食品ケー
シングを提供する。
本発明の好ましい態様においては標識材はアルミニウム
ー有機染料レーキをバインダー担体に分散させ、これを
前記バインダー担体により食品と直接接触し得る表面に
結合したものであり、標識材は水の存在下にそれと接触
する食品に転写されるものである。バインダー担体は好
ましくはシェラツク、又はゼインである。
他の実施の態様として標識材はセルロース質外表面上に
配置された水溶性の乾燥色剤層と、該着色材層の表面を
完全に被覆し周部が前記着色材層の周部な越えて外方に
延びて直接セルロース質外表面に接着したバインダー密
封材層とからなるものであり、前記バインダー密封材層
は水不溶性でありかつ約38℃以上の融点を有し、前記
バインダー密封材層により覆われた着色材層は水分の存
在下にそれと接触する食品の表面にほぼ完全に転写出来
るものである。この態様においては着色材層の底面は直
接セルロース質外表面に接触する。
他の実施の態様として、標識材は底面がセルロース質外
表面に接着した第1バインダー密封材層と、前記第1バ
インダー密封材層の上面に重畳接着しそれとの間に拡散
を生じない水溶性の乾燥着色材層と、該着色材層に重畳
する第2バインダー密封材層とよりなり、前記第1及び
第2バインダー密封材層の少なくとも一方の外周部は前
記着色材層の周部を越えて外方に延びて直接セルロース
質外表面に接着しており、前記第1バインダー密封材層
は水不溶性でありまた38℃以上の融点を有するする。
これらの場合密封材層は好ましくはシェラツク又はゼイ
ンであり、又着色材は好ましくはカラメルである。
本発明はまた、管状セルロースケーシングの外表面に前
記表面からケーシング内に実質的に拡散しない性質を有
しかつ裏返した後に充填されかつ処理された食品の接触
表面へは転写し得る可食性の着色材より成る反復規則模
様の形の標識材を施すことより成る、標識転写性管状セ
ルロースケーシングの製造方法を提供する。
この場合にケーシングの構成は既に述べたものの任意の
ものを使用し得る。
本発明は更に、セルロースケーシングの内部で充填物と
して処理される皮なし食品であって、前記食品はその表
面に、前記ケーシング内の前記充填物の処理時にそれと
接触する前記ケーシングのセルロース質表面から転写さ
れる規則的標識であって実質的に前記表面から前記食品
中に拡散せず且つ前記セルロースケーシングの中へも拡
散しない可食性着色材よりなる規則模様の標識を有して
いる、皮なし蛋白質食品を提供する。
この場合にケーシングの構成は既に述べたものの任意の
ものを使用し得る。
本発明はまた、a)食品に接触するセルロース質内表面
と食品が接触しない外表面とを有する管状セルロースケ
ーシングに充填された食品と、b)前記セルロース質内
表面に形成された規則的な反復模様であって食品の表面
に所望される標識の鏡像を成す標識材とからなり、C)
前記標識材は前記セルロース質内表面からケーシング内
部へ向けては非拡散性であり、そのためケーシングの外
面は標識材が無く、d)更に前記標識材は前記ケーシン
グのセルロース質内表面から離脱可能であり、食品包装
体の処理後に前記処理済食品の表面に恒久的に転写され
る様に食品の接触表面に転写可能である未処理食品包装
体を提供する。
本発明は更に、a)管状セルロースケーシングの食品が
接触すべきセルロース質表面にその面からケーシング内
部に実質的に拡散しない可食性着色材の規則的な模様よ
り成る標識材を形成した管状セルロースケーシングを用
意し、b)ケーシングに食品を充填して前記セルロース
質接触表面に食品を直接接触させ、C)前記充填された
食品を処理して調理を行ない、それにより前記ケーシン
グから前記食品の接触表面に前記標識材を鏡像関係で転
写して標識を恒久的に形成し、d)前記ケーシングを除
去して前記恒久的な鏡像標識を有する皮なし食品を形成
することより成る標識担持食品の製造方法を提供する。
この場合にケーシングの構成は既に述べたものの任意の
ものを使用し得る。
(発明の詳細な説明) 本発明においては、転写により標識を形成すべき標識材
はケーシングに充填された状態で処理される食品と直接
接触するケーシングの表面に施される(以下この表面を
食品接触表面と呼ぶ)。好ましくは標識材はケーシング
の外表面に施され、ついで裏返されて標識材はケーシン
グの内側、つまり食品接触表面に来る。標識はケーシン
グの面に沿って延びる規則的な模様を形成する。格子模
様を模倣するにはケーシングの長平方向に直交する向き
の多数の並行線を形成する。しかし標識材は任意の装飾
その他のパターン、例えば会社名、ロゴ、等で良く、例
えばケーシングの片側に沿って又はケーシングの直径を
挾んだ両側に連続的に形成することが出来る。
水は大抵の充填食品の構成要素を成している。
また多くの充填食品は水蒸気で処理され、或いは燻煙室
などの高水分雰囲気中で処理され或いは調理される。従
って標識材の食品接触表面から充填食品表面への転写は
、もし標識材が水に分散出来、より好ましくは水溶性な
ら容易になる。
この型の標識材はケーシングに付着するに先立って水又
は溶剤に溶解し得る。いずれの場合でも、標識材から成
る所定模様の鏡像である標識がケーシングに付着され乾
燥される。その後、充填食品中の水分又は高水分雰囲気
中の水分が標識材をケーシングの食品接触表面から釈放
ないし離脱させ、それと接触している食肉の表面に移行
させる。−旦、離脱と移行、すなわち転写が行なわれる
と標識は実質的に消去出来ないで、ケーシングが取り除
かれた後まで残る。
本発明に適した標識材は標識材の実質的に全部が食品の
表面に転写出来るようにケーシング壁内には実質的に非
拡散性のものである。適当と考えられる非拡散性の標識
材には天然及び合成カラメル、チョコレート、チョコレ
ートエキス、パプリカやサフロン等のカロテノイド類、
カーボンブラック、及び二酸化チタンがある。好ましい
標識材はカラメルである。
カラメルは食品用に認可されている水溶性の着色材であ
る。カラメルをケーシングの表面に施すと実質的にその
表面に留まったままであり、ケーシング壁内にはほとん
ど拡散しない。これは分子量が2000以下から100
00以上に渡る成分から成っているためである。従って
、ケーシング表面に施したカラメルの全部とは言わない
が大部分は食品へ転写し得る。他の可食性の高分子量水
溶性着色材も同様に使用出来る。
パプリカ、チョコレート、チョコレートエキス、2酸化
チタン、カーボンブラックはカラメルよりも低分子量の
非拡散性着色材の例であるが、使用するに適していると
考えられる。これらの材料は一般に水に不溶性であり、
このためケーシング壁に容易には浸透しない。しかし、
これらの物質は水に分散でき、ケーシングから内部の食
品に転写できる。
標識材の付着はケーシングを印刷又は塗布等によりケー
シングの外表面に所望の模様の鏡像を形成できる任意の
装置により行われる。標識材はほとんどケーシング壁に
浸透しないから、ケーシングは充填前に裏返す必要があ
り、こうして印刷された鏡像模様を有するケーシングの
外表面ばケーシングの内面となって食品に直接接触する
内表面(すなわち食品接触表面)になる。ケーシングを
裏返すのは充填前または充填工程中に行う。米国特許第
4162557号は充填前の裏返しを、また米国特許節
41626’ 93号は充填工程中ての裏返しを記載し
ているのでそれらを参照されたい。
標識材をケーシング外表面へ付着させるのはケーシング
製造が完了した後に別工程で行っても良いし、ケーシン
グ製造の連続工程の流れの中で行っても良い。
簡単に述べると、再生セルロースケーシングはビスコー
ス溶液を環状ダイから酸性再生浴に押出され、これによ
りビスコースは凝固して「ゲル管」になる。このゲル管
の水分はセルロースの重量を基準にして約200%以上
である。通常の方法では、ゲル管は膨脹させられ、乾燥
機に通され、それによりセルロースの硬化が行われる。
乾燥ケーシングは次いで水分均等化工程へ連続送りされ
、そこで水分は後続工程の処理及び取扱いに便利なよう
に調整される。連続乾燥機及び水分均等化室は今後「乾
燥機」の語で代表させる。乾燥機から出で行くと、ケー
シングは水分約13〜18%(ケーシング中のセルロー
スの乾燥重量基準)であり、リールに巻き取られる。
本発明を実施するに当り、標識材の連続付着が乾燥機の
入口で行われ、所望の模様は膨脹したゲル管の外表面に
形成される。好ましくは、この付着は乾燥機を通過しつ
つあるケーシングと接触することにより駆動される1本
以上のローラの形をした印刷手段により行う。
乾燥機中のケーシングの乾燥時間及び温度は標識材が十
分に乾燥し、そのためリール状にケーシングが巻かれた
ときにケーシングの反対側の層にブロッキング付着した
り、粘着したり転写したりしないようにする。カラメル
を含有する水溶性標識材が使用される場合には、温度及
び滞留時間が乾燥セルロースの重量を基準として最大1
4%に減じるように定められているならばこうしたブロ
ッキング、粘着又は転写を防止するに十分である。
乾燥機中のケーシングが標識材の十分な乾燥前に乾燥機
中のガイド等に接触摩擦すると、印刷模様はケーシング
に沿って汚れを生じる。従って、印刷された膨脹ケーシ
ングを乾燥機に通過させる通路は、ケーシングが乾燥機
の壁とかガイドとかに擦過することをできるだけ回避す
るように設けるべきである。これは乾燥機内にあるケー
シングな空気ベアリングに支持させてできるだけケーシ
ングに物理的な接触が生じないようにすることで達成で
きる。
ケーシングにはケーシング外表面に標識材を有する状態
で通常の方法に従ってひた寄せを行うことができる。ひ
た寄せしたケーシングはその後の充填中又はそれに先立
って裏返すことにより標識材をケーシング内面側にして
ケーシングに充填される食品と親密に接触させる。
別法として、外表面に標識を有するケーシングを裏返し
てからひた寄せしても良い。これによりケーシング内表
面に標識材が形成されるから、充填工程で裏返す必要が
なくなる。
セルロースケーシングのひた寄せ工程でケーシングの内
表面に水溶液を吹付けることは行われている。例えば米
国特許第3981046号には湿潤化工程において水溶
液を内部から吹付けてケーシングを湿し、それによりひ
た寄せ工程とそれに続く充填工程に好適な水分を付与す
ることが記載されている。ケーシングが外表面に標識材
を有する状態でひた寄せされる場合には、この従来技術
を用いて良い。しかし、ケーシングがひた寄せに先立っ
て裏返される場合にはこうした従来技術は水溶性標識材
が水溶液により悪影響を受けないように以下に示すよう
に修正される必要がある。
(発明の詳細な説明) 第1図は本発明の標識材を有するセルロースケーシング
を製造する方法の一部を示す。この方法では、ビスコー
ス管12を1以上の溶液タンク14中へ押出し且つ通過
させることによりビスコースを凝固させ、それによりセ
ルロースケーシング16を形成する。この段階ではケー
シングはゲル状であり、ケーシングのセルロースの乾燥
重量基準で200%以上の水分を含有する。ケーシング
は乾燥機を長手方向に通過する。乾燥機入口及び出口の
ニップローラ20.22は乾燥機中でケーシングな膨張
状態に保ち、直径の収縮を防ぎ、乾燥を促進する。乾燥
機を出て行くと、ケーシンクはリール24に扁平にされ
て巻き取られる。
本発明の一実施例によれば、付着手段26は乾燥機入口
に配置される。この付着手段はゲル状のケーシングの外
表面に所望の模様に対する鏡像をなす転写可能な標識材
を印刷するように配置されている。以下で述べるように
、好ましい標識材はカラメルを基材とした着色材の分散
体または水溶液である。従って、例示の目的では、標識
材は時に応じて以下「カラメル」または「カラメル基」
と称する。
第1図に示したように、印刷ないし付着手段26は溜め
28、吸収発泡体ローラ30及び印刷軸32より成る。
溜め28は発泡体ローラ30に送るべき、標識材を収容
している。発泡体ローラ30は印刷軸32と直接接触し
ており、これによりローラ30上の標識材は印刷軸32
へ移される。印刷軸32は食品に必要な模様の鏡像を刻
印した印刷面34を有する。図示の実施例では、所望の
模様は皮なしフランクファータ等の外観な良くするため
の格子マークを模倣する。この目的で、印刷軸34は一
定間隔の格子マーク38の規則的模様をゲル状ケーシン
グの外表面に直接形成する複数の隆起した歯を有する。
印刷軸32の直径をはさんだ反対側には対向支持輪40
が形成されている。この対向支持輪40はまた印刷軸で
もある。
適正動作のためには印刷軸32は発泡体ローラ30から
標識材を受取って保持し、次いでセルロースケーシング
の外側表面に転写しなければならない。カラメル基着色
材の水溶液をケーシングに施して標識材とする場合には
、適当なローラとして圧縮ナイロン繊維から成るローラ
を用いると良い。
ゲル状ケーシングの外表面に適用される模様の汚れは、
印刷軸32の周速度とケーシング16の直線速度を合致
させることによって回避することができる。これはケー
シングの摩擦によって印刷軸を駆動させることによって
行うことができる。
或いは印刷軸を外部の効力源(図示せず)を用いて駆動
して適正な速度整合を取っても良い。
標識材は、乾燥機18に入る高水分ケーシング16に容
易に施すことができる。乾燥機の温度と滞留時間は、標
識材が十分に乾燥してリール24中のケーシングの対向
層に粘着ないし転写することが防止できるようにケーシ
ングが十分に乾燥するように定めなければならない。カ
ラメルが使用される場合には、乾燥機を出で行くケーシ
ングの水分が乾燥セルロース重量基準で約14%以下に
すべきである。ケーシングの水分が14%を超えると、
ケーシングがリール24に巻かれたときカラメルはまだ
十分に粘着性であるため、対向層へのブロック現象、粘
着又は転写が生じる。標識材の乾燥はそれを溶剤中に懸
濁したときに促進できる。
乾燥機18の内部には各種案内部材(図示せず)を所定
の間隔で配置することによりそこを通過するケーシング
の比較的長いスパン(自由になっている長さ)を支え且
つ案内するのが通常のやり方である。ケーシングを直接
支える案内部材は印刷されたばかりの標識材の汚れない
し擦れを生じる。こうした汚れを防止する方法の1つは
、乾燥機中におけるケーシングの方向を、標識材が案内
部材と接触しないような方向に維持することである。好
ましい解決策はケーシングが物理的な接触をしないよう
に空気ベアリング状の案内手段を用いることである。
乾燥機中で用いるに適する空気ベアリングの1つの形態
としては、第2図に示したほぼY形の案内42である。
案内42の腕44は複数の空気通路(図示せず)を有し
、それが空気流46をケーシング16に吹付けることに
よりケーシングの支持を行い、ケーシングと案内部材と
の直接接触を回避している。適正な空気流の決定は当業
者には容易になし得る。
第6図は、本発明のケーシングの例を示す。ここに標識
材52はカラメル基着色材から形成されている。図示の
ように、標識材52はケーシング外表面56に沿って延
びた規則的な反復模様をなしている。反復規則性はケー
シング16を一定速度で回転する印刷輪32(第1図)
に一定速度で通すことによりカラメル着色材をケーシン
グ外表面に印刷することで得られる。第6図に示した特
定の模様は格子マークを模擬するようにケーシングの長
軸15に対して直交する方向の複数の平行な短線38よ
り構成される。
格子マーク38はケーシングに充填される食品に直接接
触するようにケーシングの表面に形成される。標識材5
2はケーシングの外表面56上に付着されるが、そこか
らケーシング壁中へ拡散または浸透しない。ケーシング
は充填に先立って、または充填工程において裏返して標
識材を内面側に位置づける必要がある。
第4〜5図は第6図に示した標識担持ケーシングをひだ
寄せする異なった方法を示す。第4図では第1図からの
リール24は外面に格子マーク38の模様を構成するケ
ーシング16を含んでいる。このリールからケーシング
は巻出されて慣用のひた寄せ装置60に供給される。ひ
た寄せは公知の方法に従って、ケーシング16の腫脹及
びそれに続く芯枠54へのかぶせの工程を含む。ケーシ
ングは芯枠54に沿って送られ、慣用のひだ寄せヘッド
58に送られる。ヘッド54はケーシングをひだ状に折
り、ひた寄せ棒状体62とする。
ひた寄せ芯枠54は中空であり、そのため水性のひた寄
せ溶液が噴霧64としてケーシング内面に塗布される。
前述のように、ひた寄せ溶液は水相を含む。この溶液は
ケーシングな再湿ししてその水分をリール状に巻いたも
のの約14%からひた寄せ及び充填に適する水分にまで
増大させる。第4図に示したひた寄せ方法では、ひた寄
せ溶液から追加供給される水分の全量は約12%〜14
%であり、その結果水分は約14%から約26〜28%
に上昇する。
このようにして製造されたひた寄せ棒状体62は外表面
に例えば格子マーク38の形の模様より成る標識材を有
する。従って、この棒状体はケーシング内面(食品接触
表面)側に格子マークが来るように裏返す必要がある。
充填工程での裏返しはケーシングを棒状体の内孔に通過
させることにより行うことができるもので、この方法は
例えば米国特許節4292711及び4162693号
などに示されている。
第5図では、リール24(第1図)からのケーシングは
先ずリールから繰り出され、次いでより短い長さに切断
される。切断されたケーシングは次に米国特許に示され
ているように裏返され、次いでリール24°に巻取られ
る。これにより格子マーク38°より成る標識材はケー
シングの内面に位置する。ケーシングは次にリール24
゛から巻き戻され、次いで慣用のひた寄せ機60’へ直
送される。別法として、上記米国特許には裏返したケー
シングを直接ひだ寄せ機に送っても良いと書かれている
格子マーク38゛のパターンを構成する標識材がカラメ
ル着色材のような水溶性物質から形成される場合には、
水溶性ひた寄せ溶液の内面吹付けによるケーシングの再
湿しは従来法を修正して行う必要がある。具体的には、
噴霧64°の水含有量は標識材を洗い落としたり模様を
損うことがないように減じる必要がある。これは約3〜
4%の水分をひた寄せ溶液により追加してケーシングの
水分を約14%から約17〜18%に上げることにより
達成できる。これにより、ケーシングには十分な水分が
与えられる。ひた寄せ直後に、さらに6〜8%の水分が
給水器64からの吹付けによって棒状体62°の外表面
に追加されつる。この外部吹付けの量はケーシングの水
分を充填に好ましい約26〜28%に上昇するのに十分
である。格子マーク38°の模様より成る標識は裏返し
たケーシングの内面に存在するから、裏返したケーシン
グからひだ寄せした棒状体は充填工程で裏返すことな〈
従来の方法で充填できる。
第1図に示したケーシングの製造工程で連続的に流れ作
業で標識を施こす方法は図示の格子マーク模様のような
比較的簡単な標識模様を形成するのに適している。しか
し、会名のロゴマークとか、格子マークの直線より複雑
な他の意匠を含む標識を形成するのには少し修正した方
法が好ましいであろう。
より複雑な意匠をケーシングに与えるには、連続工程で
はない別工程を用いるのが良く、これにより標識はケー
シングが扁平化されている状態で形成できる。扁平化し
ているケーシングに標識を形成すると、より複雑な意匠
が明瞭かつ尖鋭に形成される可能性が高まる。
標識材を流れ作業でない別工程で形成するには、高湿度
ゲル状ケーシングは約13〜18%の水分に乾燥され、
扁平化され、次いで、リールに巻取られる。リールは次
に標識形成作業の場所に移されて巻き戻される。ケーシ
ングがリールから巻き戻されて標識材が扁平化したケー
シング上に形成される。所望により、従来法による剥離
助剤、例えばカルボキシメチルセルロース(CMC)が
乾燥機に入って来るゲル状態のケーシングの外表面に塗
布できる。従って、標識材はCMC被覆上へ直接形成さ
れる。
第8図は扁平化したケーシング16°の一部を示し、ケ
ーシングの外表面に形成された標識76は社名ロゴの鏡
像を有する。ロゴはケーリングがリールから巻出される
に応じて連続的にケーシングに標識を印刷して行く結果
ケーシングに沿って規則的な反復模様を生じる。標識材
が形成されたケーシングは第2乾燥工程で標識材の固定
を受け、次いで再び巻き取られる。この追加の乾燥工程
ではケーシングの水分は14%よりずっと少量に減じる
。この低水分ではケーシングは脆くてひた寄せは出来な
いので、ひた寄せの開始前に加湿して約14%の量にす
べきである。
匠−ユ 本発明を例示するために、第1図に示した装置を用いて
格子マークフランクファータ寸法のセルロースケーシン
グに連続工程(インライン)で形成した。圧縮したナイ
ロン繊維よりなる印刷軸が格子マーク模様のカラメル着
色材を乾燥機に入ってくる高水分ゲル状ケーシングに印
刷した。カラメル着色材は米国の5ethness Products  Co、よりDS400として市販
されている固形公約51%の缶強度耐酸性カラメル着色
材であった。このカラメル着色材はいろいろな分子量の
成分を含有する。特に、27重量%のカラメル成分は約
10000よな越える分子量を有し、14重量%のカラ
メルは約2000−10000の分子量を有し、又59
重量%は2000よりも小さい分子量を有する。
ケーシングは乾燥セルロースの重量基準で約14%の水
分となる様に乾燥されており、乾燥機から出て行くとリ
ールに巻き取られる。ケーシングは次ぎに格子マークが
外側にあるままでひた寄せされ、ケーシングの内面には
ひた寄せ溶液が塗布されてケーシングの水分を約26%
〜28%に増加する。
フランククファータ様セルロースケーシングのひた寄せ
工程ではひた寄せした棒状体を捻ってその直線性を改善
するのが通例である。米国特許第3398069号及び
第4649961号はひた寄せ中のケーシングによりを
与えてひだを互いに周方向へずらす方法を記載している
。前記の米国特許第4649961号に記載された方法
が好ましいけれども、ここでの試験の目的には捻り与え
ないでひた寄せし、代わりに保持針に支持させて直線形
状を保たせた。
ひた寄せしだケーシングは次ぎに商用のフランクファー
タ用肉エマルジョン充填機(Tawnsend社のFR
ANK  OMAT I C1又はFAM  として市
販)を使用してフランクファータ肉エマルジョンを充填
した。ケーシングの充填工程においてケーシングは棒状
体の内孔を通して引いてひた解きすることにより裏返さ
れた。これにより格子マークはケーシングの内面側に位
置付けられた。
FAM充填機の動作にはひだ寄せケーシングが充填ホー
ンの周りに回転することを要求する(米国特許第311
5668号参照)。従って、裏返されたケーシングはケ
ーシング棒状体の内孔を通過して充填ホーンに送られる
際にねじられ、ホーンに纏い付いてケーシングの破れを
生じるおそれがある。こうしたケーシングのホーンへの
纏い付きないし捕捉を減じ充填期間の裏返しを容易にす
るために、FAM充填機のホーンを低摩擦材料例えばテ
フロンで被覆すると良い。又ひた寄せしだケーシング棒
状体は充填工程中に充填ホーンに対して心合わせした状
態に保持し、それによりホーン外周とケーシング棒状体
内周との間に、ひた伸ばしされつつあるケーシングの通
過を許容する環状の隙間を確保した。この心合わせの維
持はFAM充填機のフォロワー称する部品をひた寄せし
た棒状体の端部に被せて支持することによって行なった
裏返されたケーシングの充填ホーンへの捕捉の可能性を
更に減じることは米国特許第4649961号に記載さ
れたケーシング棒状体を使用することにより可能となる
。この場合、FAM充填機は一般にひた寄せしたケーシ
ングを充填ホーンの周りに時計方向に(ホーンへ入る方
向から見て)回転させる。米国特許第4649961号
に記載された棒状体はFAM充填機の回転方向に対して
反対の方向に回転する捻りを有するから、捻りは相殺さ
れてホーンに捕捉されるおそれがなくなる。
充填が終了したら、充填法のケーシングは相対湿度的2
0%の環境下で処理されて調理され、次いでケーシング
は取り除かれて、所望の格子マーク標識を有する皮なし
フランクファータとなる。
カラメル着色材は実質的に完全にケーシングからフラン
クファータに転写され、極く僅かのカラメルがケーシン
グ状に残留しただけであった。しかも、フランクファー
タの格子マークは手でこすっても消えず、更に沸騰水中
で調理した後にもそのままであったという意味で消去不
能(恒久的)であった。この様に、この皮なしフランク
ファータは火格子で焼いたフランクファータの外観を有
した。
例−一2 更に本発明を例示するために、リール24からのケーシ
ングを裏返し、第5図の装置によりひた寄せした。内面
に吹き付けたひた寄せ溶液はカルボキシメチルセルロー
ス(CMC)を剥離助剤として含有していた。この溶液
はケーシングに約4%(すなわち乾燥セルロース重量基
準で約18%)の水分を与え、同時にCMCが約3゜2
mg/100in2の塗布量が得られる様に計算された
量で塗布された。ひた寄せ後にケーシング外表面に追加
の8%の水分が添加された。ひた寄せされたケーシング
にはフランクファータエマルションがFAM充填機を使
用して充填された。
その後充填物を有するケーシングは処理されてエマルシ
ョンを調理し、次いでケーシングを取り除いて皮なしフ
ランクファータを得た。格子マークはフランクファータ
に転写したがマークの明瞭度は前例より劣った。これは
水性ひた寄せ溶液を水溶性標識材すなわち格子マークの
あるケーシング内面に直塗布したためであると考えられ
る。しかし転写された標識は恒久的であり、手で擦って
も沸騰水中に放置しても落ちなかった。
本発明の目的の好適な他のカラメルは米国の5ethn
ess  Products  Co、より市販されて
いるNo858がある。このものはDS400に類似し
ているが、粉末形態で販売され50%水溶液(すなわち
50重量%のカラメルと50%の水)の形で使用出来る
ひた寄せされ、カラメル着色材を有する充填準備の出来
たケーシングは好ましくはひた寄せ後1週間以内に充填
すべきである。この状態でより長期に貯蔵されると、カ
ラメルはケーシング中に存在する水分により可溶化され
ケーシングの表面に吹き出して来て(ブリーディング)
、隣のひだに転写される。その結果、充填後の皮なし食
品の標識はぼやけ、或は歪み、輪郭のはっきりしない像
となる。
貯蔵期間はケーシングの水分を減じることにより延ばす
ことができるが、最適水分以下での充填にはケーシング
の破れが増大する危険を伴う。貯蔵期間はカラメル着色
材にそれを水不溶性にする添加剤を加えることにより延
すことができる。例えば、カラメルにキメラ(Kyme
ne)を混合すると充填準備状態のケーシングの貯蔵期
間を2週間以上に延ばし、しかも上記のカラメル着色材
のにじみ出しくブリーディング)や他層への転写がなく
なる。キメラは米国のHercules Chemic
al Co、から市販されている陽イオン性樹脂である
。カラメル着色材の水溶性を減じる適当な混合物は35
重量%の水、35重量%のNo、 858カラメル粉末
及び30重量%キメンである。
食品の処理に通常用いられるケーシングの他の型は長さ
が1.8m位までの繊維質ケーシングである。これらの
ケーシングは乾燥状態で市販されており、充填に先立っ
て必要な水分を与えるために水中に浸漬される。従って
、上記の貯蔵期間に関連した問題点は、カラメル着色剤
が付着されていても存在しない。しかし、カラメル着色
材が水浸漬中に洗い落とされないようにする方策は取る
べきである。
第7図は第6図のケーシング内で製造した皮なしフラン
クファータフ0を示す。このフランクファータはケーシ
ングの外表面に付着した標識材に由来する標識を有する
。図の例では模様は格子マーク38°゛を有し、これは
ケーシングの模様52(第6図)の鏡像をなしている。
格子マークはカラメル着色材をフランクファータの表面
に恒久的に転写して得たものである。第7図に示したよ
うに、格子マーク38°′はフランクファータの表面7
2にほぼ限定されており、着色材はフランクファータの
表面下の内部74へはほとんど拡散しないことに注意す
べきである。
第9図は第8図のケーシングにより得た皮なしフランク
ファータ80を示す。この場合、フランクファータは会
名ロゴ76°を有し、これはケーシング16′上のロゴ
76の鏡像となっている。
以上により本発明を皮なしフランクファータをひた寄せ
セルロースケーシング内で製造する場合に限定して具体
的に述べたが、本発明は任意のケーシング包装蛋白質食
品の製造に使用できる。
例えば、本発明は他のセルロース食品ケーシングまたは
包装フィルムに所望の表面装飾模様を形成したものを用
いて食品を製造するのに使用できる。皮なしフランクフ
ァータフ外の例としては例えばチーズ、ボロナ、チョッ
プハム、成形ハム、プロセスハム、及びトリ肉製品など
がある。
上記の例において、暗色な高分子量カラメルを用いて格
子マークのかっ色を模倣したが、より低分子量のカラメ
ルも同様に使用でき、これにより淡いかっ色の標識を食
品につけても良い。他の適当な着色材も目的に応じて意
匠、ロゴなどの形成に使用できる。
食品は処理された後にケーシングから取出され、次いで
消費者に出されることが必ずしも必要でない。例えば、
ケーシングに入れた食品は小売で販売され、購入者は調
理後ケーシングを除去するようにしても良い。
レーキ レーキな使用する場合について次ぎに述べる。
染料と顔料ははっきり区別される。染料は溶媒に溶解し
たときに着色力を生じる化学物質である。
顔料は分散して使用される不溶性の着色粒子である。レ
ーキは沈殿により製造されるもので、染料を不溶性の基
材に染料を付着した顔料である。本発明に使用するのに
適したレーキは水和アルミニウムと有機染料、すなわち
染料を吸収した水和物である。吸収の程度は充分に解明
されていない。
しかし当業者はアルミニウム水和物の沈殿法及び染料が
吸収される際の条件がレーキの黒さ、粒子寸法、分散し
、及び着色力を決定することを承知している。他の重要
な因子は温度、反応体の濃度、反応の終点のpH1及び
混合の性質及び時間である。
本発明に有用なレーキはアルミニウムレーキであるが他
の水和物又は塩、例えばバリウム、カルシウム等を添加
しても良い。アルミニウム水和物を染料の付着基質とし
て使用すると、レーキはpH9の辺りで殆どあらゆる公
知溶媒に不溶となる。他の特別の性質を有する添加物を
本発明のレーキに含有させても良い。
有機染料のうち、レーキ化しないものは水溶性としみ出
し性のため本発明で使用するに適していない。これらの
性質のためケーシング表面から食品の表面に転写される
標識がぼけて明瞭に見えなくなる。
レーキは他の任意の有機染料が使用出来るけれども、食
品用に許可されたものから選択されなければならない。
例えば米国食品薬品局(FDC)で許可されているもの
に次ぎのものがある。赤色3号(エリスロシン)、赤色
40号、黄色5号(タルドラジン)、黄色6号(サンセ
ットイエロー)、緑色3号(ファストグリーン)、青色
1号(ブリリアントブルー)、青色2号(インジゴチン
)、などである。又、これらの混合により得られる色を
使用することも出来る。例えば褐色系の色は次ぎの様に
調整出来る。
色塗   束料− バタースコッチ 黄色5号 赤色40号 青色1号 チョコレート  赤色40号 黄色5号 青色1号 キャラメル   黄色5号 赤色3号 黄色6号 青色1号 混イ1帆展 別法として、市販されている褐色染料を使用しても良い
所望の色合の標識を得るにはアルミニウムー有機染料レ
ーキの強度は認可されている白色2酸化チタン等、又は
硫酸バリウム等の展伸顔料の添加を行なえば良い。
ユ土λダニ皿碧 次ぎにバインダー担体は数種の作用を有する。
先ず、アルミニウムー有機染料レーキのための分散剤と
なる。なぜなら染料はレーキ処理により不溶化するから
である。アルミニウムー有機染料レーキは(通常粉末形
で市販されている)バインダー担体に完全に混合され分
散され、次いで2−20ミクロン程度の粒径となる様に
混合又は高速ホモジナイザーにより粉砕される。
混合物は次ぎに可撓性の支持体に例えばフレキソグラフ
法又はロートグラビア法等の印刷法により施される。別
法としてスクリーン印刷法又は回転印刷法により施すこ
とが出来る。
バインダー担体はアルミニウムー有機染料レ−キを所望
の標識材の形状ないし模様として基体に接着する働きを
する。標識は水分に感応してはならないから、バインダ
ー担体は水に不溶性でなければならない。基体状で乾燥
したら、バインダー担体はアルミニウムー有機染料レー
キと基体との間に物理的な結合を形成し、外的な剪断作
用に抗することが出来る耐摩耗性のものとする。乾燥状
態では各レーキ粒子はバインダー担体に取り囲まれてい
る。
バインダー担体の好ましい性質はそれが強力な接着を標
識材と基体(ケーシング等)との間に確保し、それによ
り基体を重ねたとき又はリール状に巻いたときに生じる
圧縮圧力に充分に耐えることである。
バインダー担体の他の必要条件は基体の外表面に保持さ
れ、基体の内部に拡散ないし浸透してはならないことで
ある。もしも拡散が生じるとアルミニウム染料レーキを
基体の表面かにある程度移行させ、このため不可能では
ないにしてもレーキを食品の表面に転写することが困難
となる。この理由で、基体中に侵入出来ない大きさの比
較的高分子量のバインダー担体を使用することが好まし
い。
バインダー担体の他の必要な条件は水分の存在下に基体
からそれに接触した食品の表面にほぼ完全に転写し、そ
の間にアルミニウム有機染料レーキを担持する性質であ
る。本発明の製品の多くの用途においてこの転写は昇温
条件下、すなわちケーシング状の基体に収納したままで
調理することによりで実施される。しかし少なくともあ
る例では食品への転写は常温で実施することが出来る。
基体から食品への転写の機構は完全には理解出来ないが
、基体とアルミニウムー有機染料レーキ及びバインダー
担体の乾燥混合物との結合力(基体結合力)と、食品の
表面と乾燥混合物との結合力(食品表面結合力)の差に
よるものであろう。
明らかに食品表面の結合力の方が大きい。なお、本書で
実質的に完全な転写とは基体の元の標識材が覆っていた
領域に対応する食品のほぼ余液触領域を転写された標識
が覆うことを意味する。
これは基体上の標識材料の全部が食品に転写することを
必ずしも意味しない。
好ましいバインダー担体はシェラツク、及びゼインであ
る。シェラツクはアジア地域で産出される昆虫抽出物で
ある。ゼインはとうもろこしグルテンから得られるプロ
タミン蛋白である。ゼインは食品用に認可され得ている
ので好ましい。他の適当なバインダー担体はニトロセル
ロースラッカビニルラッカー、アクリルビニルラッカー
ポリアミド、あるいはそれらの変性物である。以下の例
1″及び表Bで例示するようにこれらの内あるものは本
発明に必要なバインダー担体の必要な条件を満足しない
。しかし、これらの欠点は樹脂や可塑剤を組合せること
により解決することができる。例えば、酢酸エチレンビ
ニル重合体、ポリエステル樹脂、ジブチフタレート可塑
剤、燐酸トリクレジル可塑剤等を使用する。
へ不λl二里1 本発明の他の例では概略的に述へた通りセル0−スケー
シング等の基体は所望の表面被覆型標識材を有すること
が出来る。この標識材は基体に接触した非拡散性の着色
材層とその表面を完全に覆い且つ接着したバインダー密
封材層を有する。
この密封層は着色材層の周部な越えて延び、周囲の基体
の表面に直接接触している。このバインダー密封層によ
る被覆及び包囲作用は周りの湿った環境から着色材層を
隔離するのに重要である。
この保護層がなければ水溶性の着色材層は標識材つき物
品の取扱中又は保存中に、又は食品の外周面への転写を
行なっている間に部分的に溶解する。この保護作用を達
成するにはバインダー密封材は水溶性のものから製作す
る必要があり、又周囲環境のもっとも高い温度である約
38℃以上の融点を有する必要がある。これは完全な転
写のために標識を食品の表面へ接触させるときまでバイ
ンダー密封材が物理的に安定である必要があるからであ
る。
本発明の他の例では概略的に述べたようにセルロースケ
ーシングの表面にサンドイッチ型の標識材を形成する。
この標識材は底面がセルロースケーシング等の基体に接
着した第1のバインダー密封材層と、底面が第1のバイ
ンダー密封材層の上面と非拡散関係に接着した水溶性の
着色材層と、底面が前記着色材層の上面に接着した第2
のバインダー密封材層とからなる。これらの密封材層の
少なくとも一方は着色材層の外周部を越えて被覆型と同
様な理由で外方に延びて直接周りの基体に接触し接着し
ている。例えば両密封層の周部は周りの基体に接着して
も良いし、第1の層が着色層と同じ広がりを有し第2の
層がそれらよりも広くて直接周囲の基体に接着していて
も良く、あるいは第1の層が着色材層及び第2の層より
も広く第2の層が着色在層の周部の周りで第1の層に接
着していても良い。
木区末五亙5 標識材を施した基体及び/又は食品は水分を含まなけれ
ばならない。さもないと、転写は高度に水分を含む環境
で行なわなければならなくなる。
この条件は大抵の場合食品自体の水分で満足される。水
分は標識の少なくとも一部が浸透性であり、水分が標識
に浸透して着色材層とバインダー密封材層の結合を緩め
ることが出来るので必要である。以下に例を述べる。
鮭−旦 アルミニウムレーキを標識材形成用の混合物に含有させ
る例をここでは述べる。
三種の染料なゼイン(バインダー担体)と混合してレー
キのない標識材とレーキのある標識材とを製造した。染
料右派赤色40号、黄色6号及び青色1号であった。レ
ーキのない混合物は重量基準で7.0%の染料と93.
0%のゼイン(米国ニューヨーク、タッカホウ所在のF
reemanI nd、社より市販されている「アクア
ゼイン」)より構成した。アクアゼインは重量基準で1
0%のゼイン、90%のプロピレングリコール及び水、
アンモニアより構成された。一方、レーキ型混合物は重
量基準で20%のレーキ、80%ののゼイン、及び溶剤
より構成した。ゼインは重量基準で20%のゼイン固形
粉末、67.5%のN−プロピルアルコール、75%の
水、及び5.0%のブチルセロソルブより構成された。
溶剤は若干違うがゼイン/染料重量比はレーキのない上
記アクアゼイン混合物の場合と同−又は同等とした。又
、レーキのない混合物を重量基準で16%のゼイン固形
粉末、56%のN−プロピルアルコール、20%の水、
及び8%の青色1号より構成した。この混合物は上記と
同様なゼイン/染料重量比にした。これらの混合物は全
て良好な着色力を有する。
基体は未強化型の透明セルロースケーシングとし、標識
材をケーシングの外表面にブラシで付着し、第2図のよ
うな格子マークを模擬するものとした。格子マークは約
3mmの幅で間隔が約25mmであった。レーキ化しな
いアクアゼイン標識材の全てを同じケーシングに施し、
又レーキ化した標識材の全ても同じケーシングに施した
N−プロピルアルコール型のレーキ化しない標識材は別
のケーシングに施した。溶剤は加熱空気で乾燥し、乾燥
標識材とした。標識材を支持したセルロースケーシング
は次ぎに水分感応試験にかけた。水道水しけんにおいて
レーキ化しない全ての試料では染料が流れ出し、それら
の試料が水分感応性であることが確認された。これに対
してレーキ型のものは染料の損失は全然なく、それらの
試料が全て水分に不感応性であることが分かった。
レーキ型非レーキ型のアクアゼイン標識材を有するケー
シングを次ぎに裏返し、水分含有ボロニアエマルジョン
を充填し、端部を空気を排除しながら結束した。処理前
の包装体を肉眼検査したところ、レーキ型と非レーキ型
との間には顕著な差異が認められた。レーキ型では鮮鋭
で明瞭な標識が観察されたが非レーキ型ではひどい汚れ
(染料の広がり)が生じた。次ぎのこのポロニアエマル
ジョンを充填したケーシングを80℃に達するまで(す
なわち2時間)処理した。処理された包装体を室温で脱
イオン水に充分長時間浸漬して肉を分離し、ケーシング
を取り除き、食肉の物理的な検査をした。
レーキ型標識材はいずれの色調でもセルロース基体から
実質的に完全に転写し、処理中に汚れも滲出もなかった
。一方非レーキ型の標識は充分に転写したけれども、充
填中に観察された汚れと滲出が処理中にも更にひどくな
った。汚れはひどいいので格子マークは明瞭でなく合体
した。これに対して、レーキ型の標識は先鋭でしかも明
瞭であった。これらの試験結果を表Aに示す。
表A この例に関する限りレーキの使用が水分に対して非感応
化を行ない、ケーシング上の標識材及び転写した食品上
の標識の先鋭さ、明瞭さを与えることを示している。
九−A この例では2色の標識を有する非強化型セルロースケー
シングを本発明に従い市販の印刷装置を使用して製造し
た。
一方の標識形成用着色材は9.1kgの褐色レーキ(米
国のWarner−Jenkins。
n  Co、製)と36.2kgのバインダー担体に完
全に混合した。バインダー担体は重量基準で20部のゼ
イン粉末、72.5部のN−プロピルアルコール、及び
7.5部の水より構成した。混合はレーキを高速混合機
によりゼインに添加し、30分間混合することにより行
なった。
他方の標識形成用着色材は9.1kgの赤色レーキ(米
国のW a r n e r −J e n k i 
n s 。
n  Co、製)と36.2kgのバインダー担体に完
全に混合した。バインダー担体は重量基準で20部のゼ
イン粉末、72.5部のN−プロピルアルコール、及び
7,5部の水より構成した。混合はレーキを高速混合機
によりゼインに添加し、30分間混合することにより行
なった。
本試験に使用したケーシングはビスコース−キサンチー
ジョン法により米国シカゴのViskase  Cor
p、から市販されている通常の(すなわち剥離助剤が塗
布されていないもの)非強化型のセルロースケーシング
であり、扁平化幅が33mmの24サイズと称されるも
のであった。
ケーシングの該表面に印刷すべき標識材はARMOUR
なる文字(褐色)と星印(褐色と赤色)の鏡像であった
。文字列の高さは約8mm、星印はの高さは約8mmで
あった。これら両マークは50mmの間隔てケーシング
の同一の長さ方向軸線上に反復された。
2色印刷を行なう装置は2個の印刷ヘッドを使用したフ
レクツグラフ印刷機であった。こうして製造された標識
材を担持したセルロースケーシングは上述の基準で試験
したところ全ての必要条件を満足していた。すなわち、
標識材は鮮鋭性、及び明瞭性を有した。標識材はセルロ
ース基体に良く結合し水道水試験において分離出来ず水
分に不感応性であった。
次いでこの標識材を担持したケーシングを標準の固定心
棒(マンドレル)型の市販のひた寄せ装置を使用して3
60m/分の速度でひた寄せし、更に約82倍の圧縮率
になるまで圧縮した。ひだ寄せ中に米国特許第4649
961号の方法に従ってFAM充填機の回転方向とは逆
方向の捻りを与えた。ひた寄せ工程ではケーシングの破
れは見られなかった。ひだを部分的に伸ばして標識材を
肉眼で観察したところ、何の損傷も見られなかった。
レーキ型標識材を有するケーシングは市販の装置で商用
の速度で製造出来ることが分かる。
匠−j 例4の2色の標識材を有するケーシングを使用してフラ
ンクファータエマルジョンを充填した包装体を製造した
ひた寄せし裏返したケーシングを22kgのビーフチャ
ック、22kgのレグラーボーブトリム、1kgの塩、
0.45kgのスパイス、及び1.1kgのプラムより
なる組成物のエマルジョンで充填した。充填機は66m
/分の処理能力を有する上記のFAM充填機であり、充
填ホーンはテフロン被覆を有した。充填中にケーシング
は飛田伸ばされ、ケーシング棒状体の内孔を通すことに
より裏返された。こうして標識材を有する面は水分を有
するエマルジョンに直接接触した。
本例は本例の標識材を有するひだ寄せしたケーシングが
商用の装置で工業的な速度で使用出来ることを示す。
匠−1 例5のフランクファータエマルジョンを収納したケーシ
ング包装体が所望の2色標識を有するフランクファータ
を製造し得ることを示す。
この包装体を83℃の燻煙室に入れ温度が内部温度が7
2℃になる迄相対湿度25%で処理し、次いで水を10
分間噴霧し、次いで8℃になる迄冷却した。次いでケー
シングを手で剥ぎ取った。
熱処理中にケーシング上の標識材は実質的に完全に水分
含有フランクファータの該表面に転写した。これはフラ
ンクファータの外面を肉眼で見て標識材の接触した全領
域で2色の標識がこの外表面を覆っていることから明ら
かであった。又標識は元のケーシング上の標識材のそれ
ほどではないが極めて明瞭であった。又この外表面を手
でこすったときに標識は全然失われなかった。
同一の処理をした他の包装体について、ケーシングを市
販の剥離機(商品名アポロレインジャー)で150m/
分の速度で剥離した。標識は損なわれないでそのままで
あった。
この例は商用の剥離機を使用し工業的な速度で標識つき
フランクファータを処理出来ることを示す。又この例に
よると、アルミニウムレーキ及びゼインの標識が好まし
い結果を与えることを示す。
升−ユ この例ではシェラツクなゼインの代わりに使用してバイ
ンダー担体を構成した。
標識形成用の着色材を9.1kgの褐色レーキを36.
2kgのシェラツクに混合することにより調製した。シ
ェラツクは20%の食品級の脱脂白色シェラツクと80
%のノルマルプロピルアルコールより構成された。
基体は例4のものと同一の普通の(剥離剤のないもの)
非強化型セルロースケーシングを使用した。標識材とし
ては第2図に示した高さ8mm、幅2.3mm、間隔1
9mmの格子マークを印刷した。印刷機は例4のものと
同一のものを用いた。
上記の様に製造した標識材担持ケーシングを記述の基準
で検査したところ全ての必要条件を満足することが分か
った。すなわち標識材の分解能は良好で容易に読み取る
ことが出来た。標識材は水道水に対して不感応性であっ
た。
上記の標識材担持ケーシングのひだ寄せを前記例4の方
法で行ない圧縮率82倍のひた寄せ棒状体とした。ケー
シングの破れは見られずしわのばしして観察した標識材
は損傷を受けていなかった。
この標識材担持ケーシングにポロニヤエマルジョンを充
填し、例4の方法で処理した。ケーシングを表面から剥
離し、ボロニヤの外表面に転写した標識を検査したとこ
ろ100%の転写であった。ボロニヤの表面を手でこす
ったが標識は落ちなかった。これにより、シェラツクは
ゼインと同等なバインダー担体であることが分かる。
鮭−下 この例では剥離助剤を用いて時に非強化型のセルロース
ケーシングから標識をフランクファータの表面に完全に
転写し得るかどうかを調べた。すなわち鮮鋭性と明瞭性
を調べた。剥離助剤を用いると標識材は転写の後にケー
シングの表面に残らないことが分かった。これに対して
剥離剤を使用しない場合の標識は実質的に完全に転写す
るとはいえ(定義した意味で)わずかな残留物を認めた
。この理由は剥離助剤が基体結合力を減じるため、食品
表面結合力との差が大きくなるためと恩も割れる。
これらの試験ではカルボキシメチルセルロースCMCを
約1.6/100in”の塗布量でその水溶液なケーシ
ングの外表面に塗布した。次いで乾燥し例3の標識材を
フレキソグラフ法でその外表面に印刷した。次いで例2
の方法でひた寄せ圧縮し、FAM充填機により例5の方
法でフランクラータエマルジョンを充填し、例6の方法
で調理処理をした。なお、CMC以外の剥離助剤を使用
することも可能である。
匠−1 この例では非強化型セルロースケーシングに市販の印刷
機で被覆型(オーバーレイ)の褐色ロゴよりなる標識材
を印刷した。
着色剤としてはカラメル粉末(SethnesS社製の
858型)を水に溶解した水溶液を用いて(粘度はザー
カップNo、2を用いて測定したとき23秒)。バイン
ダー密封材には2種類のものを使用した。
一方は重量部で20部のゼイン、72部のイソプロピル
アルコール、及び8部の水であった。この密封材の粘度
は28秒であった。他方は30部の透明シェラツク、7
0部のイソプロピルアルコール溶剤であった。粘度は1
9秒であった。
本試験で使用されたケーシングはビスコース−キサンチ
ージョン法により米国シカゴのViaskase社で製
造された通常の(剥離助剤を持たないもの)非強化型セ
ルロースケーシングで扁平幅33mmで公称寸法24と
称するものを使用した。
ケーシングの外表面に印刷された標識材は高さ8mmの
ARMOURと同じ高さの星印であった。第6図の様に
標識材は7.5cmの間隔で同一の軸線に添って反復さ
れた。
使用した印刷装置はフレクツグラフ印刷機であった。印
刷法は既に述べた通りであり、2個の印刷ヘッドを使用
し、一方はカラメル下層、他方はバインダー密封材上層
の印刷に使用した。扁平にしだケーシング14は水分約
16%であった(乾燥固形分基準で)。標識材のうちカ
ラメル着色材層の部分は乾燥機中約150℃で乾燥され
、その厚さは約約1.5ミクロンであった。標識材のバ
インダー密封材の部分は第2の乾燥機中約150℃で乾
燥され、厚さ約20ミクロンであった。従って標識材の
総合厚さは約3.5ミクロンであった。
乾燥した標識材担持セルロースケーシングの水分はケー
シングの送給速度に依存する。シェラツク被覆型標識に
対しては水分は次ぎの通りであった。30m/分の場合
乾燥固形分基準で水8゜5−9.0%、45m/分で9
.5−10゜0%、60m/分で10.7−11.0%
であり、ゼイン被覆型の標識材の場合には30m/分の
場合乾燥固形分基準で水8.5%、45m/分で10.
0%、60m/分で10−10.5%であった。
上記の様に製造された標識担持セルロースケーシングは
記述の必要条件を全て満足した。すなわち、各型のバイ
ンダー密封材を有する標識材の分解能は優れており、容
易に読み取ることが出来たバインダー密封材上層はカラ
メル下層の周辺部から約3mmだけ外方へ延びだしてお
り、セルロース基体に直接接着していた。標識材と基体
の結合部分の水分に対する非感応性は充分に満足の行く
ものであった。なぜなら転写の前に周囲の水分にさらし
たにもかかわらず標識材は事前に分離しなかっだからで
ある。
上記の標識担持セルロースケーシングを次ぎに速度48
0m/分の生産速度の標準型ひた寄せ装置を使用してひ
た寄せし82倍の圧縮率で圧縮して棒状体を製造した。
約26%の水分が与えられる様にひた寄せ時に水噴霧を
吹き付けた。ひだ寄せ工程において後のFAMAM充填
機転方向とは逆向きの強制捻りを上記の米国特許第46
49961号の方法で与えた。
ひた寄せ工程では過分の破れとピンホールの発生が見ら
れた。これを避は且つ良好な標識材分解能を与えるため
に更に動作条件を探究する必要があった。その結果、最
良の条件はゼイン被覆型に対しては送り速度37m/分
に対しては122℃の乾燥機温度、シェラツク被覆型に
対しては108℃の乾燥機温度が最適であることが分か
った。シェラツクは水に対してゼインよりも不感応でし
かも標識材の層間転写がやや少ないのでカラメルのため
のバインダー密封材としてゼインよりも好ましい。
この例によると本発明の標識材を有するセルロースケー
シングは市販の装置を使用して工業的な速度で製造でき
ることが分かる。
本例はまた乾燥カラメルの下層とシェラツク又はゼイン
のバインダー密封材上層より成る標識材を担持するセル
ロースケーシングが好ましい特性を有することを示して
いる。標識は次の例8°に示すように処理時にケーシン
グ内表面から実質的に完全に食品の水分を含む外表面に
転写する。
鮭−↓曳 この例では例9で得た褐色の標識材担持ひた寄せセルロ
ースケーシングを使用して標識材とエマルジョンが直接
接触したフランクファータエマルジョン充填包装体を製
造した。
ひた寄せされかつ逆捻りを行なった上記のケーシングに
市販のフランクファータエマルジョン(例5で使用した
ものと同じもの)を例5と同じ条件でAM充填機で充填
した。
この例によると本発明の標識材担持セルロースケーシン
グ可処理食品包装体は市販の装置を使用して工業的な速
度で製造できることが分かる。
本例はまた、セルロース質表面上に非拡散関係で接着さ
れた水溶性のカラメル等の乾燥色剤層と、該着色材層の
表面を完全に被覆し周部が前記着色材層の周部を越えて
外方に延びて直接セルロース質表面に接着した水不溶性
のゼイン又はシェラツク等のバインダー密封材層とから
なる標識材を内面に有するセルロースケーシング内面と
直接接触する水分含有外表面を有する好ましい食品を示
している。この標識は例11に示すように水分の存在下
に実質的に完全に食品の外表面に転写できる。
性−上ユ この例では例1oで製造した包装体を用いいてロゴ標識
を有する皮なしフランクファータを製造した。
上記の包装体を燻煙室に入れ例4の方法により処理した
この処理中に標識材は実質的に完全にケーシング内表面
から水分含有フランクファータの外表面に転写して標識
を形成した。フランクファータの標識材への接触領域が
ほぼ完全に褐色の標識により覆われていたことからこの
ことは言える。更にフランクファータ表面の標識はセル
ロースケーシング外表面の元の標識材の色彩はどは鮮や
かではないがその輪郭は非常に鮮鋭であった。剥離した
ケーシングの検査によると標識のほぼ全部がケーシング
表面からフランクファータの表面に転写していることが
分かった。フランクファータの表面を手でこすったとき
に標識は全然落ちなかった。
同じ包装体を市販の自動剥離機(アポロレインジャー)
で150m/分の速度で剥離したところフランクファー
タ外表面の標識は何らの損傷も受けなかった。
これによると市販の剥離機を使用して工業的な速度で標
識担持フランクファータ等の食品が製造できることが分
かる。この例ははまた外表面にゼイン又はシェラツクバ
インダー密封材を接着しかつその外側にカラメル着色材
を有する好ましいフランクファータ等の食品が提供でき
ることを示す。
江−1名 例9.10.11においてバインダー密封材を使用しな
いでARMOURの標識材を用いて上側をそのまま実施
した。
充填試験においてひどいしみ出しと層間転写が生じ、フ
ランクファータ上の転写した標識は輪郭がぼけ汚れを有
した。バインダー密封材の効果がこれから分かる。
鮭−↓ユ ゼイン−カラメル−ゼインより成るサンドイッチ型の格
子状標識を担持した非強化型セルロースケーシングを用
意した。
カラメル着色材水溶液混合物、およびゼインがバインダ
ー密封材混合物は、例9に記載したと同一の混合比率で
製造した。また基体は例9の非強化型セルロースケーシ
ングを使用した。ただしCMCはひた寄せの前にケーシ
ングの外表面に塗布した。標識材は褐色の格子マークで
あり、その高さは約3mm、長さは約2.5mm、間隔
は約2.5mmであった。また前述の印刷機を用いてこ
のサンドイッチ構造の標識を印刷した。ただし第1のバ
インダー密封材の印刷装置と乾燥機をもう1台づつ用い
、それらをケーシングの繰り出しリールと着色材印刷機
の中間に挿入した。最後のバインダー密封材の印刷機は
第2のバインダー密封材の外縁部が第1のバインダー密
封材および着色材の外縁部を越えて延び周囲のセルロー
スに直接接触するように印刷した。この延長距離は約3
mmであった。
この標識印刷工程は2種の速度、45m/分、60m/
分、および2種の温度、168℃、128℃で実施した
。45m/分と108℃の組み合わせが好ましいことが
分かった。この条件にするとケーシングから最小限の水
分が除去され(入ってくる水分11.5重量%、出てい
く水分10.0重量%)、ひた寄せ工程での標識材の層
間(ひだ間)転写がない。ひた寄せは例10により行な
ったが標識の損傷はなかった。
この例では標識材は底面がセルロース質第1表何−14 例13のサンドイッチ形標識担持ケーシングを例11に
従って裏返し、フランクファータエマルジョンを充填し
、処理し、それから剥離した。格子模様を担持したフラ
ンクファータを検査したところケーシングの印刷したま
まの標識材のリール上に巻いたものの眉間に転写が起き
ないものがケーシング中で処理したフランクファータ上
ではわずかに生じていた。ひた寄せしだケーシング棒状
体の表面にはわずかなひだ間転写が生じていた。
従ってこの転写はひだ寄せ工程で供給される水分に起因
するのであろう。このわずかな転写は生産速度を下げ、
および/又は乾燥温度を上げれば解決できる。
ングに付着するのに適する塗布ないし印刷機の斜視図、
第4及び5図は本発明の標識を有するケーシングをひた
寄せするのに適した2種の装置の概略図、第6図は本発
明のケーシングの1例の断面図であり、ケーシングの外
表面に火格子マークを模擬する標識材が施されている様
子を示す図、第7図は第6図のケーシングを用いて製造
された格子状の標識を外表面に有する皮なし食品を示す
斜視図、第8図は社名のロゴを表示するように形成され
た標識材を有する扁平化ケーシングを示す図、及び第9
図は第8図のケーシングを用いて製造された皮なしフラ
ンクファータを示す。
4、   の。 な8日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)充填され且つ処理される食品と直接接触し得るセル
    ロース質第1表面と、その反対側の食品と接触しない第
    2表面とを有する管状セルロースケーシング、前記第1
    表面に沿ってそこにのみ所定の規則的模様で施された標
    識材よりなる、標識つき食品のための食品ケーシングに
    おいて、前記標識材は、可食性であり、前記セルロース
    質第1表面からケーシング内部に向かって実質的に非拡
    散性であり、そのため前記第2表面は前記標識材が実質
    的に存在せず、しかも前記標識材は食品が充填され且つ
    処理されたときに食品の表面に恒久的に転写される剥離
    性を有していることを特徴とする食品ケーシング。 2)規則的模様は食品表面に形成すべき模様の鏡像にな
    っている前記第1項記載の食品ケーシング。 3)標識材は水に分散性である前記第1項記載の食品ケ
    ーシング。 4)標識材は天然及び合成カラメル、チョコレート、チ
    ョコレートエキス、カロテノイド類、カーボンブラック
    、及び二酸化チタンよりなる前記第1項又は第3項記載
    の食品ケーシング。 5)標識材はカラメルであり、その27重量%が分子量
    10000を超え、14重量%が分子量2000未満で
    あり、その59重量%が分子量2000〜10000で
    ある前記第1項又は4項記載の記載の食品ケーシング。 6)規則的模様はケーシングの長手方向に対して交差す
    る方向の多数の離間した線の形の格子模様である前記第
    1項記載の食品ケーシング。 7)標識材の施された第1表面は充填に先立って裏返さ
    れる外表面である前記第1項記載の食品ケーシング。 8)標識材の施された第1表面はケーシングの内表面で
    ある前記第1項記載の食品ケーシング。 9)セルロースケーシングは乾燥セルロース基準で少な
    くとも20重量%の水分を含有するひだ寄せ棒状体の形
    状を成し、そのまま充填出来る状態にある前記第1項記
    載の食品ケーシング。 10)セルロースケーシングの内部で充填物として処理
    される皮なし食品であって、前記食品はその表面に、前
    記ケーシング内の前記充填物の処理時にそれと接触する
    前記ケーシングのセルロース質表面から転写される規則
    的標識であって実質的に前記表面から前記食品中に拡散
    せず且つ前記セルロースケーシングの中へも拡散しない
    可食性着色材よりなる規則模様の標識を有している皮な
    し食品。 11)着色材は水分散性である前記第10項記載の皮な
    し食品。 12)特許請求の範囲10項に記載のケーシングの標識
    材からその鏡像として転写された恒久的標識を有する表
    面を備えた前記第10項記載の皮なし食品。 13)管状セルロースケーシングのセルロース質外表面
    に前記表面からケーシング壁内に拡散しない性質を有し
    かつ裏返した後に充填されかつ処理された食品の接触表
    面へは転写し得る可食性の着色材より成る反復規則模様
    の形の標識材を施すことより成る、標識転写性管状セル
    ロースケーシングの製造方法。 14)a)凝固性のビスコース溶液を押し出してゲル状
    のセルロースケーシングを製造し、b)前記ゲル状のケ
    ーシングを乾燥し、c)ついで前記標識材を前記乾燥し
    たケーシングの外表面に施す工程を含む前記第13項記
    載のケーシングの製造方法。 15)工程c)に続いて乾燥セルロースの乾燥重量基準
    で少なくとも14%迄加湿し、ついでひだ寄せする前記
    第14項記載の方法。 16)a)管状セルロースケーシングの食品が接触すべ
    きセルロース質表面にその面からケーシング内部に実質
    的に拡散しない可食性着色材の規則的な模様より成る標
    識材を形成した管状セルロースケーシングを用意し、 b)ケーシングに食品を充填して前記セルロース質接触
    表面に食品を直接接触させ、 c)前記充填された食品を処理して調理を行ない、それ
    により前記ケーシングから前記食品の接触表面に前記標
    識材を鏡像関係で転写して標識を恒久的に形成し、 d)前記ケーシングを除去して前記恒久的な鏡像標識を
    有する皮なし食品を形成することより成る標識担持食品
    の製造方法。 17)標識材は始めに食品の表面に必要な標識に対して
    鏡像関係でケーシングの外表面に形成されており、ケー
    シングはその後裏返された後前記工程b)が実施される
    前記第16項記載の製造方法。 18)a)食品に接触するセルロース質内表面と食品が
    接触しない外表面とを有する管状セルロースケーシング
    に充填された食品と、 b)前記セルロース質内表面に形成された規則的な反復
    模様であって食品の表面に所望される標識の鏡像を成す
    標識材とからなり、 c)前記標識材は前記セルロース質内表面からケーシン
    グ内部へ向けては非拡散性であり、そのためケーシング
    の外面は標識材が無く、 d)更に前記標識材は前記ケーシングのセルロース質内
    表面から離脱可能であり、食品包装体の処理後に前記処
    理済食品の表面に恒久的に転写される様に食品の接触表
    面に転写可能である未処理食品包装体。
JP1112397A 1988-05-06 1989-05-02 標識を有する食品を製造するための食品ケーシング、ケーシングの製造方法、ケーシングの充填法、及び標識を有する食品 Granted JPH0257138A (ja)

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US36556089A 1989-03-24 1989-03-24
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