JPH0256779B2 - - Google Patents
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- JPH0256779B2 JPH0256779B2 JP10356483A JP10356483A JPH0256779B2 JP H0256779 B2 JPH0256779 B2 JP H0256779B2 JP 10356483 A JP10356483 A JP 10356483A JP 10356483 A JP10356483 A JP 10356483A JP H0256779 B2 JPH0256779 B2 JP H0256779B2
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- Japan
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Links
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は被覆電線のコネクターに関する。従
来から電線コネクターは種々のものが公知であつ
て、多芯平形被覆線用としては内部に芯線と同数
の平行な貫通孔を有し、各一つ宛の貫通孔中に一
端から挿入される芯線を逆抜け不能に咬える筒形
接片を内蔵した電線への取付部材と、この取付部
材の貫通孔に他端から突入して筒形接片と電気的
に接続する端子片を芯線と同数平行に且つ貫通状
に備え、上記取付部材をスナツプ嵌合する端子部
材からなり、電線の先端部の被覆を剥し、芯線を
取付部材の各貫通孔に一端から筒形接片中に挿入
して逆抜け不能に保持し、次いで取付部材の貫通
孔に他端から端子片を挿入しながら取付部材を端
子部材にスナツプ嵌合するものが一般的である。
来から電線コネクターは種々のものが公知であつ
て、多芯平形被覆線用としては内部に芯線と同数
の平行な貫通孔を有し、各一つ宛の貫通孔中に一
端から挿入される芯線を逆抜け不能に咬える筒形
接片を内蔵した電線への取付部材と、この取付部
材の貫通孔に他端から突入して筒形接片と電気的
に接続する端子片を芯線と同数平行に且つ貫通状
に備え、上記取付部材をスナツプ嵌合する端子部
材からなり、電線の先端部の被覆を剥し、芯線を
取付部材の各貫通孔に一端から筒形接片中に挿入
して逆抜け不能に保持し、次いで取付部材の貫通
孔に他端から端子片を挿入しながら取付部材を端
子部材にスナツプ嵌合するものが一般的である。
しかし、これは取付部材を成形する際、貫通孔
中に一つ宛筒形接片が内蔵される様にインサート
モールド法で成形しなければならないので取付部
材の製造が面倒であるほか、取付部材と端子部材
の結合の際に端子片を筒形接片中に挿入するので
両片のメツキが摩擦で剥れるとか、端子片を正確
に取付部材の貫通孔の他端に整合させねば結合で
きないので慎重に操作する必要がある。更に、芯
線が一本でも断線した場合、取付部材から電線を
抜いて外そうとしても筒形接片が各芯線を逆抜け
不能に咬えているため外せず、このため電線を取
換えるときは取付部材ごと替えねばならず、取付
部材が無駄になると言う致命的な欠点を有する。
中に一つ宛筒形接片が内蔵される様にインサート
モールド法で成形しなければならないので取付部
材の製造が面倒であるほか、取付部材と端子部材
の結合の際に端子片を筒形接片中に挿入するので
両片のメツキが摩擦で剥れるとか、端子片を正確
に取付部材の貫通孔の他端に整合させねば結合で
きないので慎重に操作する必要がある。更に、芯
線が一本でも断線した場合、取付部材から電線を
抜いて外そうとしても筒形接片が各芯線を逆抜け
不能に咬えているため外せず、このため電線を取
換えるときは取付部材ごと替えねばならず、取付
部材が無駄になると言う致命的な欠点を有する。
そこで本発明は、電線は先端部の被覆を剥して
取付部材に挿入するだけでよい様にし、これによ
つて筒形接片の使用を全く廃し、成形の問題点を
解消すると共に、使用中に電線が断線した場合は
取付部材から電線を抜き、新しい電線を先端部の
被覆を剥して挿入すればよい様にして取付部材を
無駄にすることを解消し、更に端子部材には底壁
と、取付部材を嵌合する包囲壁を設けると共に、
底壁には取付部材を嵌合したときに取付部材のス
リツト中を突抜け、且つスリツト中横切る芯線が
入る間隔を保つて隔離片を起立させ、隔離片の間
隔にはU字形ないしV字形で、その間に芯線が割
込む導電性の端子片に設けた狭持部を収容し、取
付部材を端子部材に嵌合すると芯線は端子片の挟
持部の間に確実に割込んで電気的接続を図る様に
したのであつて、以下、図示の一実施例を参照し
て説明する。
取付部材に挿入するだけでよい様にし、これによ
つて筒形接片の使用を全く廃し、成形の問題点を
解消すると共に、使用中に電線が断線した場合は
取付部材から電線を抜き、新しい電線を先端部の
被覆を剥して挿入すればよい様にして取付部材を
無駄にすることを解消し、更に端子部材には底壁
と、取付部材を嵌合する包囲壁を設けると共に、
底壁には取付部材を嵌合したときに取付部材のス
リツト中を突抜け、且つスリツト中横切る芯線が
入る間隔を保つて隔離片を起立させ、隔離片の間
隔にはU字形ないしV字形で、その間に芯線が割
込む導電性の端子片に設けた狭持部を収容し、取
付部材を端子部材に嵌合すると芯線は端子片の挟
持部の間に確実に割込んで電気的接続を図る様に
したのであつて、以下、図示の一実施例を参照し
て説明する。
1は芯線の1′を平行に数本、この場合六本有
する平型被覆電線で、その先端部は被覆を全体に
か、或いは図示の如く途中を幅方向に除き、芯線
の全部を露出して置く。
する平型被覆電線で、その先端部は被覆を全体に
か、或いは図示の如く途中を幅方向に除き、芯線
の全部を露出して置く。
2は電線への取付部材で、電線1の先端部を差
込むために後端2aに開口した扁平な盲孔3と、
この盲孔3よりも幅広で、盲孔を横切つて上下方
向に貫通したスリツト4と、前端2bの左右両側
面から外方に張出した突起5,5を有する。6は
端子部材で、取付部材の平面形状よりも一回り大
きい底壁6aと、底壁の周縁部から起立した包囲
壁6bを有し、取付部材は包囲壁で囲まれた内部
にピツタリと嵌合する様になつている。この包囲
壁6b中に取付部材を嵌合するため、包囲壁6b
は左右両側の前部に突起5,5が通れる斜め前下
向きの傾斜溝7を対向して有し、従つて、取付部
材を斜めにし、前端両側面の突起5,5を傾斜溝
7,7中に下端まで通して取付部材の前端を包囲
壁で囲まれた内部前端に収め、それから包囲壁の
上面から外に斜め後上向きに突出している取付部
材の後部にを下に押すと(第6図)、突起5は傾
斜溝7の下端で回動し、取付部材は包囲壁で囲ま
れた内部に嵌合する。尚、突起5,5を通す包囲
壁の側面の溝は前下向きの傾斜溝にしてあるが、
必ずしもその必要はなく垂直方向の溝例えばL形
溝でもよい。そして、包囲壁の後部には取付部材
が嵌合したときに取付部材の上面の後端部左右を
係止する係止爪8,8を有し、嵌合した取付部材
が不意に脱出するのを防止するとよい。突起5,
5を通すのがこの実施例の様に前下向きの傾斜溝
7であれば係止爪8,8は包囲壁の後部に設ける
だけで充分であるが、溝が垂直方向であるときは
係止爪8は後部の他に、取付部材の上面の側部を
も係止するものを設けるとよい。
込むために後端2aに開口した扁平な盲孔3と、
この盲孔3よりも幅広で、盲孔を横切つて上下方
向に貫通したスリツト4と、前端2bの左右両側
面から外方に張出した突起5,5を有する。6は
端子部材で、取付部材の平面形状よりも一回り大
きい底壁6aと、底壁の周縁部から起立した包囲
壁6bを有し、取付部材は包囲壁で囲まれた内部
にピツタリと嵌合する様になつている。この包囲
壁6b中に取付部材を嵌合するため、包囲壁6b
は左右両側の前部に突起5,5が通れる斜め前下
向きの傾斜溝7を対向して有し、従つて、取付部
材を斜めにし、前端両側面の突起5,5を傾斜溝
7,7中に下端まで通して取付部材の前端を包囲
壁で囲まれた内部前端に収め、それから包囲壁の
上面から外に斜め後上向きに突出している取付部
材の後部にを下に押すと(第6図)、突起5は傾
斜溝7の下端で回動し、取付部材は包囲壁で囲ま
れた内部に嵌合する。尚、突起5,5を通す包囲
壁の側面の溝は前下向きの傾斜溝にしてあるが、
必ずしもその必要はなく垂直方向の溝例えばL形
溝でもよい。そして、包囲壁の後部には取付部材
が嵌合したときに取付部材の上面の後端部左右を
係止する係止爪8,8を有し、嵌合した取付部材
が不意に脱出するのを防止するとよい。突起5,
5を通すのがこの実施例の様に前下向きの傾斜溝
7であれば係止爪8,8は包囲壁の後部に設ける
だけで充分であるが、溝が垂直方向であるときは
係止爪8は後部の他に、取付部材の上面の側部を
も係止するものを設けるとよい。
これらの取付部材2、端子部材6は推察される
様にプラスチツクの成形品である。
様にプラスチツクの成形品である。
端子部材の底壁からは、前述の様に取付部材を
嵌合して固定したときに取付部材のスリツト4を
突抜ける複数の隔離片9がスリツトの幅方向に等
間隔に起立する。隔離片の数は電線の芯線1′の
数より一つ大で、その間隔ないしピツチは芯線
1′に合わせ、これにより電線の芯線を一本宛隔
離片の間隔に入れる様にする。
嵌合して固定したときに取付部材のスリツト4を
突抜ける複数の隔離片9がスリツトの幅方向に等
間隔に起立する。隔離片の数は電線の芯線1′の
数より一つ大で、その間隔ないしピツチは芯線
1′に合わせ、これにより電線の芯線を一本宛隔
離片の間隔に入れる様にする。
そして、隔離片の相互の間隔内には端子片10
の後端部に設けたU字形ないしV字形をした挟持
部11を収容する。この端子片10は薄金属板、
例えばバネ用燐青銅板製で、挟持部11の前は細
い帯状であり、先端には底壁の下面から突出する
下向きの前端部10′を有する。端子片10を端
子部材6に固定するには、端子部材の底壁前端部
と包囲壁の前部下半を開放して端子部材を成形
し、端子片10を底壁上に平行して配列すると共
に下向きの前端部10′を底壁の前端から下に出
し、開放した底壁の前端部と包囲壁の前部下半に
ピツタリと嵌まる補助片12を接着剤などで端子
部材に固定し、補助片12と底壁の前端部との間
で端子片を挟み付ければよい。勿論、その他端子
部材をインサートモールド法で成形し、端子片の
下向きの前端部10′の途中を底壁中に埋めて一
体にしてもよい。
の後端部に設けたU字形ないしV字形をした挟持
部11を収容する。この端子片10は薄金属板、
例えばバネ用燐青銅板製で、挟持部11の前は細
い帯状であり、先端には底壁の下面から突出する
下向きの前端部10′を有する。端子片10を端
子部材6に固定するには、端子部材の底壁前端部
と包囲壁の前部下半を開放して端子部材を成形
し、端子片10を底壁上に平行して配列すると共
に下向きの前端部10′を底壁の前端から下に出
し、開放した底壁の前端部と包囲壁の前部下半に
ピツタリと嵌まる補助片12を接着剤などで端子
部材に固定し、補助片12と底壁の前端部との間
で端子片を挟み付ければよい。勿論、その他端子
部材をインサートモールド法で成形し、端子片の
下向きの前端部10′の途中を底壁中に埋めて一
体にしてもよい。
接続を行うには被覆を剥した電線1の先端部を
取付部材2の盲孔3中に差込み、芯線1′にスリ
ツト4を横切らせる。次に、取付部材の突起5,
5を端子部材の溝7,7中に下端まで滑込ませ、
突起5,5を軸にして取付部材を回動しながら後
部を端子部材の包囲壁中に嵌合する。尚、溝7が
垂直方向であれば取付部材を水平にし、突起5を
溝に入れながら後部も包囲壁中に嵌めて行くこと
もできるが、それよりも突起を先に溝の下端まで
入れ、それから取付部材を回動する方が操作し易
い。
取付部材2の盲孔3中に差込み、芯線1′にスリ
ツト4を横切らせる。次に、取付部材の突起5,
5を端子部材の溝7,7中に下端まで滑込ませ、
突起5,5を軸にして取付部材を回動しながら後
部を端子部材の包囲壁中に嵌合する。尚、溝7が
垂直方向であれば取付部材を水平にし、突起5を
溝に入れながら後部も包囲壁中に嵌めて行くこと
もできるが、それよりも突起を先に溝の下端まで
入れ、それから取付部材を回動する方が操作し易
い。
こうして取付部材を包囲壁中に完全に嵌合する
と、取付部材は係止爪8により脱出を阻止される
と同時に、各芯線1′のスリツト4を横切つてい
る部分は端子部材の隔離片9,9の相互の間隔内
に収容されている端子片10の挟持部11に割込
み、端子片と電気的に接続する。従つて、取付部
材には従来のものゝ様に芯線を逆抜け不能に咬え
る筒形接片を内蔵させる必要がないので成形は容
易になると共に、芯線の一本が断線したときは係
止爪8を外しながら逆に操作して取付部材を端子
部材から取出し、電線を取付部材から引抜いて新
しいものを挿入し、同じ操作を繰返して取付部材
を無駄にすることなく再接続が行える。
と、取付部材は係止爪8により脱出を阻止される
と同時に、各芯線1′のスリツト4を横切つてい
る部分は端子部材の隔離片9,9の相互の間隔内
に収容されている端子片10の挟持部11に割込
み、端子片と電気的に接続する。従つて、取付部
材には従来のものゝ様に芯線を逆抜け不能に咬え
る筒形接片を内蔵させる必要がないので成形は容
易になると共に、芯線の一本が断線したときは係
止爪8を外しながら逆に操作して取付部材を端子
部材から取出し、電線を取付部材から引抜いて新
しいものを挿入し、同じ操作を繰返して取付部材
を無駄にすることなく再接続が行える。
取付部材に挿入するために電線の先端部の被覆
を剥す際は、全部剥さず、図示の様に取付部材の
スリツト4を横切る途中だけを剥すのが好まし
い。それは、この様に途中だけを剥すと、それよ
りも前に残つている先端の被覆がスリツト4より
前の盲孔の前端部中にピツタリと入り、取付部材
を端子部材に嵌合する際にスリツト内を横切つて
いる芯線1′がぐら付くことなく、確実に端子片
の挟持部11中に割込むからである。そして、端
子片の挟持部11が各芯線1′をより強力に挟み、
電気的接続をより確実にすると共に、電線が抜け
るのを防止するには次の様にすればよい(第7,
8図)。
を剥す際は、全部剥さず、図示の様に取付部材の
スリツト4を横切る途中だけを剥すのが好まし
い。それは、この様に途中だけを剥すと、それよ
りも前に残つている先端の被覆がスリツト4より
前の盲孔の前端部中にピツタリと入り、取付部材
を端子部材に嵌合する際にスリツト内を横切つて
いる芯線1′がぐら付くことなく、確実に端子片
の挟持部11中に割込むからである。そして、端
子片の挟持部11が各芯線1′をより強力に挟み、
電気的接続をより確実にすると共に、電線が抜け
るのを防止するには次の様にすればよい(第7,
8図)。
隔離片9の相互に対向する側面の上部には相対
した凹部9′を設け、狭持部11の上端部11′を
外方に開いて凹部9′中に位置させ、端子板10
を端子部材の底壁上面から僅かに浮かせる。それ
には、底壁の前端部に上向きの突条13を幅方向
に設け、各端子板10の前部をこの突条13に載
せ、そこから後を底壁上に浮かせればよい。こう
すると、取付片のスリツト中を横切る芯線1′が
挟持部11中に割込もうとする力で端子片の後部
は狭持部を含めて端子部材の底壁に向かつて弾性
により曲がりながら芯線と一緒に少し下がり、両
側の隔離片の各凹部9′中に入つていた外開きの
上端部11′の外面は凹部9′の下端を下に滑り、
カムの作用で挟持部11の上端部11′の下は互
いに接近しようとして間に割込んだ芯線を両側か
ら強く挟み、単に割込むよりは強力に芯線を保持
する。
した凹部9′を設け、狭持部11の上端部11′を
外方に開いて凹部9′中に位置させ、端子板10
を端子部材の底壁上面から僅かに浮かせる。それ
には、底壁の前端部に上向きの突条13を幅方向
に設け、各端子板10の前部をこの突条13に載
せ、そこから後を底壁上に浮かせればよい。こう
すると、取付片のスリツト中を横切る芯線1′が
挟持部11中に割込もうとする力で端子片の後部
は狭持部を含めて端子部材の底壁に向かつて弾性
により曲がりながら芯線と一緒に少し下がり、両
側の隔離片の各凹部9′中に入つていた外開きの
上端部11′の外面は凹部9′の下端を下に滑り、
カムの作用で挟持部11の上端部11′の下は互
いに接近しようとして間に割込んだ芯線を両側か
ら強く挟み、単に割込むよりは強力に芯線を保持
する。
尚、芯線の被覆部が眼鏡形に連続する図示の如
き電線の場合は盲孔3の後部(スリツト4よりも
後の部分)の断面形状は被覆部の外形に合わせる
ことが好ましい。それには、取付部材2を例えば
盲孔3、スリツト4の上半部を有する長さが前端
までには達しない短かい上部々材2′と、突起5,
5を備えた前端部と、盲孔、スリツトの下半部を
も有する下部主体部材2″に分けて成形すること
により夫々の盲孔の各半部の断面形状を眼鏡形に
合わせ、両部材2′,2″を接着剤などで固定して
一つにしてもよい。
き電線の場合は盲孔3の後部(スリツト4よりも
後の部分)の断面形状は被覆部の外形に合わせる
ことが好ましい。それには、取付部材2を例えば
盲孔3、スリツト4の上半部を有する長さが前端
までには達しない短かい上部々材2′と、突起5,
5を備えた前端部と、盲孔、スリツトの下半部を
も有する下部主体部材2″に分けて成形すること
により夫々の盲孔の各半部の断面形状を眼鏡形に
合わせ、両部材2′,2″を接着剤などで固定して
一つにしてもよい。
こうして本発明によれば従来のコネクタとは異
つた原理で電線の芯線と端子部材の端子片とを電
気的に接続する画期的に優れたコネクターを提供
することができる。そして、接続する電線は多芯
平型に限定されず、一本の丸形でもよい。
つた原理で電線の芯線と端子部材の端子片とを電
気的に接続する画期的に優れたコネクターを提供
することができる。そして、接続する電線は多芯
平型に限定されず、一本の丸形でもよい。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は電線、取付部材、端子部材の分解状態の斜視
図、第2図は取付部材の一部を断面にした側面
図、第3図は端子部材の平面図、第4図は第3図
の−線に沿う断面図、第5図は端子部材の縦
断側面図、第6図は接続操作をしている状態の説
明図、第7図と第8図は端子片が芯線を把握する
状態の順序説明図で、図中、1は電線、1′はそ
の芯線、2は取付部材、3は盲孔、4はスリツ
ト、6は端子部材、6aは底壁、6bは包囲壁、
9は隔離片、10は端子片、11は挟持部を示
す。
は電線、取付部材、端子部材の分解状態の斜視
図、第2図は取付部材の一部を断面にした側面
図、第3図は端子部材の平面図、第4図は第3図
の−線に沿う断面図、第5図は端子部材の縦
断側面図、第6図は接続操作をしている状態の説
明図、第7図と第8図は端子片が芯線を把握する
状態の順序説明図で、図中、1は電線、1′はそ
の芯線、2は取付部材、3は盲孔、4はスリツ
ト、6は端子部材、6aは底壁、6bは包囲壁、
9は隔離片、10は端子片、11は挟持部を示
す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 先端部の被覆を剥した電線を差込むため後端
部に開口した盲孔を有すると共に、盲孔の途中を
幅方向に横切る上下に開通したスリツトを有する
プラスチツク製の取付部材と、 底壁と、取付部材を嵌合する包囲壁を有するプ
ラスチツク製の端子部材とからなり、 端子部材の底盤には、嵌合した取付部材のスリ
ツト中を突抜け、上記スリツト中を横切る電線の
芯線が入る間隔を保つて一体の隔離片が起立し、 上記隔離片の間隔にはU字形ないしV字形で、
その間に芯線が割込む導電性の端子片の後部に設
けられた挟持部が収容され、 端子片の前部は端子部材を貫いて外に突出して
いる ことを特徴とする電線コネクター。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10356483A JPS59230267A (ja) | 1983-06-11 | 1983-06-11 | 電線コネクタ− |
ES1984287859U ES287859Y (es) | 1983-06-11 | 1984-06-08 | Conector para cable |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10356483A JPS59230267A (ja) | 1983-06-11 | 1983-06-11 | 電線コネクタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59230267A JPS59230267A (ja) | 1984-12-24 |
JPH0256779B2 true JPH0256779B2 (ja) | 1990-12-03 |
Family
ID=14357298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10356483A Granted JPS59230267A (ja) | 1983-06-11 | 1983-06-11 | 電線コネクタ− |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59230267A (ja) |
ES (1) | ES287859Y (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5713217B2 (ja) * | 2013-05-22 | 2015-05-07 | 第一精工株式会社 | ケーブル接続方法 |
-
1983
- 1983-06-11 JP JP10356483A patent/JPS59230267A/ja active Granted
-
1984
- 1984-06-08 ES ES1984287859U patent/ES287859Y/es not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ES287859Y (es) | 1986-07-16 |
ES287859U (es) | 1985-12-16 |
JPS59230267A (ja) | 1984-12-24 |
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