JPH025667Y2 - - Google Patents

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JPH025667Y2
JPH025667Y2 JP424485U JP424485U JPH025667Y2 JP H025667 Y2 JPH025667 Y2 JP H025667Y2 JP 424485 U JP424485 U JP 424485U JP 424485 U JP424485 U JP 424485U JP H025667 Y2 JPH025667 Y2 JP H025667Y2
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JP
Japan
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stator
rotor
rotor core
electric motor
magnetic poles
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JP424485U
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JPS61123681U (ja
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Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は小形電動機、特に扁平タイプ小形電動
機に関するものである。
〔従来技術〕
第3図は従来の永久磁石形ステツピングモータ
を示し、電動機本体の軸方向の寸法を抑制する為
にケース1の背面には何等の突出部を形成しない
ようにし、併せて後部ボールベアリング6−2を
前部ボールベアリング6−1よりも小さいサイズ
としている。
電動機としての効率を高める為、固定子鉄芯2
の磁極先端内周面に形成された固定子極歯2−1
とこれに対向する2つの回転子鉄芯4の外周面に
形成された2つの回転子極歯4−1とは両者の空
隙を最小とする様双方の軸方向の位置を同じ場所
に決めるが、この設定に伴い第3図に示す通り回
転子側前部スペース9−1と同後部スペース9−
2とでは前者がはるかに大きい構造となる。
これはケース1の内部において固定子側前部ス
ペース8−1と同後部スペース8−2とが等しく
なる様に固定子を配置すると、回転子側について
は前部ボールベアリング6−1がケース前面より
外へ突出したインロー部分に形成された軸受箱に
装着されるのに対し、後部ボールベアリング6−
2がケース背面より内側へ突出する形でケース1
の内部に形成された軸受箱に装着される為であ
る。
又、電動機本体の軸方向寸法の抑制が厳しいい
わゆる扁平タイプのステツピングモータ等では、
ケース1の内部スペースが小さいが為に第3図に
示す如く後部ボールベアリング6−2を前部ボー
ルベアリング6−1よりも小さいサイズとせざる
を得ない例も多く、ボールベアリングのもつ耐負
荷容量の減少に目をつぶると共に、外部への寸法
上の影響を避けるべく軸受箱を特別に追加工する
等の工作を必要としていた。
尚、3は固定子巻線、5は永久磁石、7は回転
子軸、10はベアリングの余圧ばねである。
一方、耐負荷容量でボールベアリングの小サイ
ズ化が容認されない場合には、第4図に示す様に
前後共、同サイズのボールベアリングを採用する
が、後部ボールベアリング6−2のサイズアツプ
に伴い固定子側後部スペース8−2が増加し、従
つて本体寸法が拡大してしまうと云う問題があつ
た。
前述の通り前後2つのボールベアリングを装着
する軸受箱の配置が固定子を内装するケース1の
内部スペースに対しずれをもつ、即ち後部ボール
ベアリング6−2のケース内部への突出状態が回
転子鉄芯4の配置を制約するという事が扁平タイ
プ小形電動機特有の問題である。
〔考案の目的〕
本考案の目的は電動機本体の寸法拡大を伴う事
なく耐負荷容量の大きな、大きなサイズの軸受を
使用する事が出来る扁平タイプ小形電動機を得る
にある。
〔考案の概要〕
本考案の扁平タイプ小形電動機は、円管状ヨー
クに半径方向内方に放射状に複数の固定子磁極を
配設して成る固定子鉄芯と前記磁極に巻装した固
定子巻線とより成る固定子と、該固定子磁極の内
周面に空隙を介して対向配設した回転子鉄芯と回
転子軸とより成る回転子とを有する扁平タイプ小
形電動機において、前記回転子鉄芯を軸方向の一
方に変位せしめると共に、この回転子鉄芯の外周
部分を軸方向の他方に前記回転子鉄芯の変位に等
しいだけ変位して前記固定子磁極内周面に対応す
る位置ならしめた事を特徴とする。
〔考案の実施例〕
本考案においては第1図、第2図a,bに示す
ように固定子鉄芯2の磁極の内周面に対して回転
子鉄芯4−1を軸方向に前方に△Lだけ変位せし
め、回転子側前部スペース9−1を圧縮し同後部
スペース9−2を確保した上で固定子鉄芯の外周
部分を同じく軸方向に後方に△Lだけ変位して前
記固定子磁極の極歯に対応する位置ならしめ、回
転子外周面に形成された回転子極歯4−1と固定
子鉄芯2の内周面に形成された固定子磁極の極歯
2−1との適正な対向配置を崩す事のない様にす
る。
〔考案の効果〕
本考案電動機は上記のような構成であるから電
動機本体の長さを長くすることなく後部ボールベ
アリング6−2の取付スペースを十分大きくする
ことができ、従つて耐負荷容量の大きい、大きな
サイズのものを使用する事ができる大きな利益が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案電動機の断面図、第2図a,b
はその回転子鉄芯の側面図及び縦断面図、第3
図、第4図は夫々従来の電動機の断面図である。 1……ケース、2……固定子鉄芯、2−1……
固定子極歯、3……固定子巻線、4……回転子鉄
芯、4−1……回転子極歯、5……永久磁石、6
−1……前部ボールベアリング、6−2……後部
ボールベアリング、7……回転子軸、8−1……
固定子側前部スペース、8−2……固定子側後部
スペース、9−1……回転子側前部スペース、9
−2……回転子側後部スペース、10……余圧ば
ね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 円管状ヨークに半径方向内方に放射状に複数
    の固定子磁極を配設して成る固定子鉄芯と前記
    磁極に巻装した固定子巻線とより成る固定子
    と、該固定子磁極の内周面に空隙を介して対向
    配設した回転子鉄芯と回転子軸とより成る回転
    子とを有する扁平タイプ小形電動機において、
    前記回転子鉄芯を軸方向の一方に変位せしめる
    と共に、この回転子鉄芯の外周部分を軸方向の
    他方に前記回転子鉄芯の変位に等しいだけ変位
    して前記固定子磁極内周面に対応する位置なら
    しめた事を特徴とする扁平タイプ小形電動機。 (2) 前記回転子鉄芯が積層鉄芯より成る実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の扁平タイプ小形電
    動機。 (3) 前記回転子鉄芯が磁性体塊より成る実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の扁平タイプ小形電
    動機。
JP424485U 1985-01-18 1985-01-18 Expired JPH025667Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP424485U JPH025667Y2 (ja) 1985-01-18 1985-01-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP424485U JPH025667Y2 (ja) 1985-01-18 1985-01-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61123681U JPS61123681U (ja) 1986-08-04
JPH025667Y2 true JPH025667Y2 (ja) 1990-02-09

Family

ID=30479632

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JP424485U Expired JPH025667Y2 (ja) 1985-01-18 1985-01-18

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JP (1) JPH025667Y2 (ja)

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JPS61123681U (ja) 1986-08-04

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