JPH0256597A - スクロール入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、予め登録された多数の被選択文字情報の中か
ら所望の文字情報をスクロールにより選択して入力する
スクロール入力装置に関ザる。

（従来の技術） 一般に、この種の従来のスクロール入力装置は第２図に
承り如く構成されていた。

第２図にＪ３いて、１はキーボード、２はメモリアドレ
ス指定カウンタ、３はクロック発生部、４は文字メモリ
、５はデイスプレィである。

このスクロール入力’Ｉｆｆｆにおいて、所望とする文
字情報をスクロールにより入力しようとした場合、オペ
レータはキーボード１においてその動作モードを指定す
るためのキーを押下する。

係るキー操作がなされると、これに対応した制御信号が
メモリアドレス指定カウンタ２に入力される。

この制御信号にもとづきメモリアドレス指定カウンタ２
が起動され、始めに指定アドレスが１コードされる。

この指定アドレスはクロック発生部３から与えられるク
ロックで定まる時間毎にカウントアツプまたは力「クン
トダ「ンンされる。

更にこのカウント値は文字メ［す４に出力され、当該文
字メモリ４から読出すべき被選択文字情報のメモリアド
レスとして指定される。

ここで文字メモリ４には、多数の被選択文字情報が各メ
モリアドレス対応に記憶されており、上記メモリアドレ
ス指定カウンタ２から指定されるメモリアドレスが切換
わる毎にこれに対ｒｉ５　’ｌる文字情報が読出される
。

こうして文字メモリ４から読出された文字情報は、当該
読出し速度に対応して順次、デイスプレィ５に入力され
る。

これによりデイスプレィ５では、文字メモリ４から入力
する文字情報が上記クロックで定まる時間毎に切換わり
つつスクロール表示される。

このスクロール表示は、前述したスクロール動作モード
を指定するだめのキーの押下がなされている間は継続さ
れ、当該キーの押下を止めるのに伴って停止される。

そして、このスクロールが停止した時にデイスプレィ５
上に表示されている文字がこのどきに入力可能な文字と
して選択される。

ここでオペレータは、デイスプレィ５の表ｉＲを参照し
つつ選択操作（例えば、指定の選択スイッチを押下する
）を行うことにより、そのときに表示されていた文字を
選択文字どして図示しない情報処理部に入カザることが
可能となる。

係る従来のスクロール人力装置では、スクロル速度がク
ロック発生部３から与えられるクロックによって一定の
速度に定“まっているため、例えば、被選択文字情報が
漢字等のように文字種が多い場合、所望の文字情報を選
択するまでの時間が長くかかり入力効率が低下するとい
う不都合が生じていた。

係る不都合を解決すべくクロック発生部３から発生する
クロックの周期を速くしてスクロール速度を速くすると
いう方法もあるが、この方法ではキーボード１における
キー操作が速くなりすぎて対応不能となり、入力効率向
上のための有効な手段となり得ないのが現状であった。

また、不必要と思われる文字情報は飛ばして、関連性の
高いあるスクロール入力のスタート位置の文字情報を選
択するという方法もあるが、この方法では、特別な操作
のためのスイッチが必要であり、キーボード１のキー構
成が複雑化Ｊることにもなった。

（発明が解決しようとする課題） このように上記従来のスクロール入力装置では、スクロ
ール速度が一定の速度に定まっていたため、被選択文字
情報の文字種が多い場合等には所望とする文字情報の入
力に手間取り、入力効率が低下するという問題点があっ
た。

本発明は上記実情に鑑みて成されたものであり、被選択
文字情報の文字種が多いような場合にも所望とびる文字
情報を簡単な操作で効率よく入力することができ、しか
も操作パネルの構成の簡略化も損なわれることのないス
クロール入力装置を提供することを目的とする。

［弁明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明のスクロール入力装置は、被選択文字情報を記憶
する記憶手段と、動作起動時より予め定められたスクロ
ール順番に従ったカウントを開始し、該カウントによる
カウント値を前記記憶手段から読出すべき被選択文字情
報のメモリアドレスとしで指定するメモリアドレス指定
手段と、面記記憶手段から読出された被選択文字情報を
順に表示す゛る表示手段と、萌記メモリアドレス指定手
段におけるメモリアドレスのカウント周期を決定するだ
めのそれぞれ異なる周期のクロックを発生する少なくと
も２つのクロック源と、該２つのクロック源のいずれか
１つのクロック源から出力されたクロックを前記メモリ
アドレス指定手段に選択的に入力する出力選択手段と、
操作パネル上の特定のキーの押下に伴い前記記憶手段か
ら読出した被選択文字情報をスクロールさせつつ前記表
示部に表示するどともに、前記特定のキーの押下停止に
伴い当該時点でスクロール中の文字を入力可能文字情報
として選択するスクロール入力制御手段とを具備して構
成される。

（作用） 本発明のスクロール入力装置では、それぞれ異なる周期
のクロックをｎ１する少なくとも２つのクロック源のい
ずれか１つの出力をメモリアドレス指定カウント手段に
選択的に入力し得る構成とし、操作パネルから必要に応
じて上記選択操作を行うことによって被選択文字情報の
スクロール速度を可変できるようにしたものである。

これにより本発明のスクロール人力Ｈａｆｆでは、漢字
等のように文字種が多い場合における被選択文字情報の
スクロール入力に際しても、例えば、所望の文字情報か
ら遠い部分では速い速度で、また近い部分では遅い速度
でそれぞれスクロールさせつつ当該文字情報を効率的に
入力することが可能となる。

そして、その際に特別な操作も不要であることから操作
パネル上には特別なキーを設けなくてもよく、構成も簡
略で済むことになる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいＣ詳細に説
明する。

第１図は本発明に係るスクロール入力装置の一実、７１
！ｌｉ例を示すブロック図であり、第２図に示した従来
のスクロール入力装置の各部と同様の機能を果たすもの
には同一の符号を付している。

本発明のスクロール入力装置は、クロック発生部３Ａに
特徴があり、それぞれ異なる周期のクロックを発生する
第１クロツク源３０および第２クロツク源３１とこれら
の出力のいずれか１つを選択するためのセレクタ３２と
を具備して構成されている。

次にその動作を詳述する。

このスクロール入力装置における基本的なスクロール入
力操作は従来の装置と同様である。

すなわち、被選択文字情報の中からの所望とする文字情
報のスクロールによる入力の要求が生じると、オペレー
タはキーボード１にＪ３いてその動作モードを指定する
ためのキーを押下する。

係るキー操作がなされると、これに対応した制御ＩＩ信
号がメモリアドレス指定カウンタ２に入力される。

この制御信号にもとづきメモリアドレス指定カウンタ２
が起動され、始めに指定アドレスがロードされる。

この指定アドレスはクロック発生部３Ａから与えられる
クロックで定まる時間毎にカウントアツプまたはカウン
トダウンされる。

更にこのカウント値は文字メモリ４に出力され、当該文
字メモリ４から読出すべき被選択文字ｎ報のメモリアド
レスとして指定される。

これにより文字メモリ４では、上記メモリアドレス指定
カウンタ２から指定されるメモリアドレスが切換わる毎
にこれに対応する文字情報が読出される。

こうして文字メモリ４から読出された文字情報は、当該
読出し速度に対応して順次、デイスプレィ５に入力され
る。

これによりデイスプレィ５では、文字メモリ４から入力
する文字情報が上記クロックで定まる時間毎に切換わり
つつスクロール表示される。

このスクロール表示は、直達したスクロール＋３１作モ
ードを指定するためのキーの押下がなされている間はＭ
！続され、当該キーの押下を止めるのに伴って停止され
る。

そして、このスクロールが停止した時にデイスプレィ５
上に表示されている文字がこのどきに入力可能な文字と
して選択される。

ここでオペレータは、デイスプレィ５の表示を参照しつ
つ選択操作（例えば、指定の選択スイッチを押下する）
を行うことにより、そのときに表示されていた文字を選
択文字として図示しない情報処理部に入力することが可
能となる。

係るスクロール動作に際し、本発明のスクロール入力装
置では、指定キーの押下に伴ってスクロール動作モード
が指定された後に、キーボード１上の別のキーを押下す
ることによりクロック発生部３Ａから入力するクロック
の周期を可変するための指示を与えることができる。

係る操作に対応した制御信号は、キーボード１からセレ
クタ３２に入力される。

ここでセレクタ３２は、キーボード１から与えられた上
記制御信号にもとづき、第１クロツク源３０ｃＢよび第
２クロツク源３１の出力のいずれか一方を選択し、これ
をメモリアドレス指定カウンタ２に入力する。

このセレクタ３２は、周知のグー１〜回路により構成す
ることができる。

こうして選択されたクロック源３０または３１のいずれ
かの出力により、メモリアドレス指定カウンタ２から文
字メモリ４に対しては、上記クロックの周期に対応した
速度でのアドレス指定がなされることになる。

そしてまたデイスプレィ５上でもこのアドレス指定の速
度に対応した速度で被選択文字情報のスクロール表示が
実施される。

係る動作条件によって本発明のスクロール入ツノ￥装置
では、オペレークが必要に応じて上記スイッチを操作（
クロンク周期可変操作）すれば、その都度界なるスクロ
ール速度をもって所望の文字情報を選択的に入力するこ
とができる。

これにより例えば被選択文字情報が瑛字笠のように文字
種が多く、その中からスクロールによって１つの文字情
報を選択して入力する場合、所望とする文字情報から遠
い部分では上記操作により速い速度でスクロールさせ、
近くなった部分で遅いスクロールに切換えて選択操作を
行うようにすれば極めて効率的な入力が可能となる。

この際、スクロール速度を設定するためのオペレーショ
ンとしては、専用のスイッチによらずスクロール指定と
同じスイッチを用いるように構成することもでき、これ
によってキーボードのパネル構成Ｊ３よびキーボード操
作を簡略化することもできる。

（発明の効果］ 以上説明したように本発明のスクロール入力装置によれ
ば、所望とする文字情報をスクロールによって選択的に
入力するに際し、そのスクロール速度を可変でさる構成
どしたため、漢字等のように文字種が多い場合に５所望
の文字情報から遠い部分では速い速度でスクロールさせ
る笠の措置を講じることで効率的な選択入力が可能にな
り、その際、キーボード上に特別なキーを設ける必要も
無いことからキー操作およびキーボードのパネル構成の
簡略化も果たせるという優れた利点を右づ゛る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るスクロール入力装置の一実施例を
示すブロック図、第２図はこの種の従来のスクロール入
力装置の構成例を示づブロック図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　被選択文字情報を記憶する記憶手段と、 動作起動時より予め定められたスクロール順番に従つた
   カウントを開始し、該カウントによるカウント値を前記
   記憶手段から読出すべき被選択文字情報のメモリアドレ
   スとして指定するメモリアドレス指定手段と、 前記記憶手段から読出された被選択文字情報を順に表示
   する表示手段と、 前記メモリアドレス指定手段におけるメモリアドレスの
   カウント周期を決定するためのそれぞれ異なる周期のク
   ロックを発生する少なくとも２つのクロック源と、 該２つのクロック源のいずれか１つのクロック源から出
   力されたクロックを前記メモリアドレス指定手段に選択
   的に入力する出力選択手段と、操作パネル上の特定のキ
   ーの押下に伴い前記記憶手段から読出した被選択文字情
   報をスクロールさせつつ前記表示部に表示するとともに
   、前記特定のキーの押下停止に伴い当該時点でスクロー
   ル中の文字を入力可能文字情報として選択するスクロー
   ル入力制御手段と を具備することを特徴とするスクロール入力装置。