JPH0256476A - フラン誘導体の製造法 - Google Patents

フラン誘導体の製造法

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JPH0256476A
JPH0256476A JP1105716A JP10571689A JPH0256476A JP H0256476 A JPH0256476 A JP H0256476A JP 1105716 A JP1105716 A JP 1105716A JP 10571689 A JP10571689 A JP 10571689A JP H0256476 A JPH0256476 A JP H0256476A
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JP
Japan
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methyl
formula
solvent
alkoxy
compound
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Pending
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JP1105716A
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English (en)
Inventor
Derek Leslie Crookes
デレック、レスリー、クルックス
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Glaxo Group Ltd
Original Assignee
Glaxo Group Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D307/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D307/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
    • C07D307/34Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D307/38Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with substituted hydrocarbon radicals attached to ring carbon atoms
    • C07D307/52Radicals substituted by nitrogen atoms not forming part of a nitro radical

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Furan Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフラン誘導体の製造法に関する。
ラニチジンとして知られ、下記式(1)は、下記式(I
I+) /\/\ R1R2NAlkO(CH2)。X(CH2)1.1N
H2のアミンを、下記式(IV) (Ll+) を有するフラン誘導体N−[2−(((5−(ジメチル
アミノ)メチル−2−フラニル〕−メチル〕チオ〕エチ
ル〕−N′−メチル−2−二トロー1゜1−エテンジア
ミンは、有効な選択的H2−拮抗剤として英国特許第1
565966号明細書に開示されている。
種々のラニチジン製造法も英国特許第1565966号
明細書に記載されている。一つの方法によれば、ラニチ
ジンを含む下記一般式(11)の化合物 の化合物と反応させることによって製造できる。
上記式(I+) 、 (II+)および(IV)i::
おイテ、RおよびR2は同一でも相違していてもよく、
■ 各々、水素低級アルキル、シクロアルキル、低級アルケ
ニル、アルアルキルまたは酸素原子若しくは基−N (
−R4’)−(ここで、R4は水素または低級アルキル
を表わす)によって介入された低級アルキルを表わすか
、R,およびR2は窒素と結合して、共に0および−N
 (−R4)−がら選ばれる他のへテロ原子を含む複素
環を形成することもあり、 A 1 kは炭素数1〜6のアルキレン直鎖または分枝
鎖を表わし、 Xは−CH2−10またはSを表わし、mは2〜4の整
数であり、nは1または2、或いはXがSまたは−CH
2−の場合、nは0. 1または2であり、 R3は水素、低級アルキル、低級アルケニルまたはアル
コキシアルキルを表わし、 Yは−NRまたは−CHRを表わし、 R5は水素、ニトロ、シアノ、低級アルキル、アリール
、アルキルスルホニルまたはアリールスルホニルを表わ
し、 R6はニトロ、アリールスルホニルまたはアルキルスル
ホニルを表わし、 Lは脱#I基を表わす。
脱離基の例として、ハロゲン、3,5−ジメチルピラゾ
リル、アルコキシまたはメチルチオが挙げられ、Lがメ
チルチオである式(1■)の化合物を使用することは特
に有利である。
欧州特許明細書第230127号には、式(1■)の化
合物(R3はメチル基、YはcHNo2、LはC1−4
アルコキシ基を表わす)と下記式(V)(CH3)2N
CH2NCH25CH2CH2NH2を有する4−(1
”(2−アミノエチル)チオコメチル)−N、N−ジメ
チル−2−チアゾールメタンアミンとの反応により抗潰
瘍化合物ニザチジンが得られることが開示されている°
。。
式(II+)のアミン(RおよびR2は共にメチル基を
表わし、Alkはメチレン基、XはS、 nは1、mは
2を表わす)と、式(IV)の化合物(R3はメチル基
、YはCHNO2、Lはアルコキシ基を表わす)との反
応は新規であり有用なラニチジンの製造法を提供し、特
に、式(II+)のアミンをLがメチルチオ基を表わす
式(1v)の化合物と反応させると生ずるメタンチオー
ルの発生が回避されるという効果がある。チオールの周
囲への放出を防ぐ必要がある為、これは重要な効果であ
るが、操作が高価な特別の設備を使用しなければならな
い。
本発明は、下記式(■1) %式% −フラニル〕メチル〕チオ〕エタンアミンを、下記式(
Vll) (式中、LはC1−4アルコキシ基を表わす。)の1−
アルコキシ−N−メチル−2−二トロエタンアミンと反
応させることを特徴とする、式(1)のラニチジンの製
造法を提供するものである。
アルコキシ基りのアルキル部分は直鎖でも分枝鎖でもよ
く、Lは、たとえば、メトキシ、エトキシ、n−プロポ
キシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシま
たはt−ブトキシ基であり、エトキシが特に好ましい。
本発明の反応は水またはアルコール(たとえば、エタノ
ール)またはそれらの混合物のような溶媒中で、好適に
は室温で行う。或いは、アミン(yりおよびアルコキシ
化合物ml)を溶媒不存在下にたとえば80〜100℃
で加熱する。
式(■りのアミンは遊離塩基として、または有機乃至無
機酸との塩の形で、たとえば酢酸塩ままたは塩酸塩とし
て使用できる。
式ml)のアルコキシニトロエデンアミンは、Lがアル
キルチオ(たとえば、メチルチオ)基を表わす式Vl+
の対応二トロエテンアミンを、好適にはアルカリ金属(
たとえば、ナトリウム)を適当なアルコール(たとえば
、エタノール)に溶解させてその場で発生させた適当な
アルコキシドと反応させることによって調製できる。
所望により、−度得られた式(I)のフラン誘導体は常
法を用いて塩酸塩等の酸付加塩に転化させることもでき
る。たとえば、適量の式(1)の遊離塩基と塩酸等の酸
とを適当な溶媒、たとえば、エタノール、イソプロパツ
ール等のアルコール、または酢酸エチル等のエステル中
で混合すればよい。
本発明は下記の実験例により説明されるが、これらに限
定されるものではない。該実験例中、温度は℃である。
製造例 1−エトキシ−N−メチル−2−二トロエテンアミンナ
トリウム(1,5g)を攪拌しながら無水エタノール(
100ml)に添加した。ナトリウムが完全に溶解した
時、無水エタノール(400ml)に懸濁させたN−メ
チル−1−メチルチオ−2−ニトロエテンアミン(10
0g)の懸濁液を添加し、混合物を還流下で3時間半加
熱した。
溶液を室温迄冷却し、沈殿固体を集めて工業用メチル変
性酒精(IMS)(3X100ml)で洗浄し、真空中
60℃で乾燥すると、標記化合物(75,2g)が得ら
れた。反応混合物を約100m1迄濃縮し、再度室温迄
冷却したところ、二度目の固体(11,2g)が得られ
た。
これらの固体を合わせて酢酸エチルで再結晶化すると、
融点127.5〜129.5℃の標記化合物(62,9
g)が得られた。母液を蒸発させ、融点127〜129
.5℃の二度目の生成物(13,1g)が得られた。
例  1 2−(([5−(ジメチルアミノ)メチル−2−フラニ
ル〕メチル〕チオ〕エタンアミン(10,7g)を水(
20ml)に懸濁させた1−エトキシ−N−メチル−2
−二トロエテンアミン(7,3g)の攪拌懸濁液に室温
で添加した。得られた溶液を一晩放置した後塩化ナトリ
ウム(5,85g)を添加すると乳濁液が得られ、これ
を50″でメチルイソブチルケトン(MIBK)(2X
25ml)中に抽出した。抽出液を合わせて蒸発させる
と橙色の油分(18,25g)が得られ、徐々に結晶性
の塊になった。
この生成物の一部(14,6g)をイソプロピルアセテ
ート(25ml)で粉砕した。得られた沈ml)で洗浄
し、真空中35″で乾燥丈ると生成物(4,24g)が
得られ、これをMIBK(15ml)(溶液をハイフロ
ー(Hyl’lo )で濾過)で再結晶化したところ、
融点72.5〜74.5’の標記化合物(1,09g)
が得られた。
例2 2− (CC5−(ジメチルアミノ)メチル−2−フラ
ニル〕メチル〕チオ〕エタンアミン(10,7g)をI
MS(20ml)に懸濁させた1−エトキシ−N−メチ
ル−2−二トロエテンアミン(7,3g)の攪拌懸濁液
に室温で添加し、混合物を一晩攪拌した。薄層クロマト
グラフィー(シリカゲルを用い、エタノール:イソプロ
パノール:水:0.88アンモニア25:15:2:2
で溶出)により反応混合物中に標記化合物が存在するこ
とが判明した。
例3 2−(〔〔5−(ジメチルアミノ)メチル−12−フラ
ニル〕メチル〕チオ〕エタンアミン(107a+g)と
1−エトキシ−N−メチル−2−二トロエテンアミン(
87mg)とを攪拌しながら窒素雰囲気下100°で3
0分間加熱した。次いで混合物をシリカ被覆プレート上
でクロマトグラフィーに付し、イソプロパツール2酢酸
エチル:水:0.88アンモニア(1,5:25:8:
2)で溶出るすると標記化合物(40mg)が得られ、
これを薄層クロマトグラフィー(前記の溶媒系を用い、
シリカゲル上で実施)およびn、 rn、  r。
分光分析に付したところ、ラニチジンの基準試料と一致
した。
出願人代理人   佐  藤  −雄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) の2−〔〔〔5−(ジメチルアミノ)メチル−2−フラ
    ニル〕メチル〕チオ〕エタンアミンを、下記式(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) (式中、LはC_1_−_4アルコキシ基を表わす。)
    の1−アルコキシ−N−メチル−2−ニトロエテンアミ
    ンと反応させることを特徴とする、下記式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ のラニチジンの製造法。 2、ラニチジンを次いで酸付加塩に転化させる請求項1
    に記載の方法。 3、ラニチジンを次いで塩酸塩に転化させる請求項1に
    記載の方法。 4、Lがエトキシである、請求項1〜3のいずれかに記
    載の方法。 5、反応を溶媒中で行う、請求項1〜4のいずれかに記
    載の方法。 6、溶媒が水、アルコール、またはそれらの混合物であ
    る、特許請求の範囲第5項に記載の方法。 7、反応体を溶媒不存在下に加熱する、特許請求の範囲
    第1項〜第4項のいずれかに記載の方法。 8、式(VI)のアミンを遊離塩基または有機乃至無機酸
    との塩の形で使用する、特許請求の範囲第1項〜第7項
    のいずれかに記載の方法。
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