JPH0256373B2 - - Google Patents

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JPH0256373B2
JPH0256373B2 JP57119146A JP11914682A JPH0256373B2 JP H0256373 B2 JPH0256373 B2 JP H0256373B2 JP 57119146 A JP57119146 A JP 57119146A JP 11914682 A JP11914682 A JP 11914682A JP H0256373 B2 JPH0256373 B2 JP H0256373B2
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ethylene
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Chimique des Charbonnages SA
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    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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    • C08L23/02Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
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  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は常温延伸性粘着性フイルム用組成物お
よび該組成物から製造されるフイルムに関する。 粘着性プラスチツクフイルム製造用の、エチレ
ンポリマー類を主成分とする組成物の多数が文献
に例示されている。第1段階において、これらの
組成物は低密度ポリエチレン(遊離ラジカル重合
法で得られる)と、ムーニー粘度15〜80を有する
エラストマータイプの変動量のエチレン−プロピ
レンコポリマーを含有することがもつとも頻繁で
あつた。かかる組成物の具体例は、フランス特許
第2368416号、同第2405972号、英国特許第
2038845号、U.S.特許第4110414号および同第
4123417号に記載されている。また他の文献には、
例えばフランス特許第2392064号に記載の如くコ
ロナ放電による付随処理の必要や、あるいはヨー
ロツパ特許第0014539号に記載の如く低密度ポリ
エチレンの線状エチレン/1−ブテンコポリマー
への置換可能性について述べられている。最後に
ヨーロツパ特許第0011930号には、エラストマー
タイプのエチレン−プロピレンコポリマーのポリ
イソブチレンへの置換可能性や、これと低密度ポ
リエチレンまたはエチレン/酢酸ビニルコポリマ
ーとの併用可能性が記載されている。 更にフランス特許第2277852号(EXXON)に
おいて、粘着性フイルムの製造用組成物が記載さ
れ、該組成物は、 (a) 85〜99.8重量%の熱可塑性ポリオレフイン、 (b) 0.1〜10.0重量%のカルボン酸とポリオール
の部分エステル、および (c) 0.1〜10重量%の水素化炭化水素樹脂または
0.1〜10重量%のポリブテンもしくはポリイソ
ブテン から成ることを特徴とする(但し、(b)と(c)の総合
重量は15重量%を越えない。)。また、この特許明
細書の5頁32〜34行に、成分(c)の好ましい量とし
て3重量%もしくはそれ以下であることが記載さ
れている。 更に、低密度ポリエチレン(遊離ラジカル重合
法で得られる)から製造されるフイルムは、延伸
容易性、凝集力および機械的性質に関して不適当
な性質を示すため、いわゆる常温延伸性フイルム
技術の主要な発展を享受しえないことが知られて
いる。またこのような関係において、常温延伸は
一つの包装技術であり、これは同一もしくは異な
る種類の、しかし比較的に等辺等角の幾何学形状
を有する幾つかの束(商品や単位包装の)を、そ
のまわりに周囲温度でフイルムを伸張(延伸)し
て共に一団となるように保持することから成る。
フイルムはいわゆるカーテンマシン(curtain
machine)技法あるいはラツプラウンド(包装)
(wrap−round)法のいずれかに従つて伸張する
ことができる。 いわゆるカーテンマシン技法によれば、垂直に
配列されるフイルムの幅は内容物の高さに相当す
る。直接あるいは間接的に延伸されるフイルムの
両端は、その幅の全長にわたつて溶着される。溶
着は、延伸を維持できるよう張力下で行なわれ
る。 ラツプラウンド技法は、2つの具体法(即ち、
ストレートラツプラウンドとスパイラルラツプラ
ウンド)に小分けすることができる。ストレート
ラツプラウンド技法によれば、フイルムの幅は一
般に内容物の高さに相当し、巻出フイルムはブレ
ーキ用シリンダーと内容物自体の間で延伸され
る。スパイラルラツプラウンド技法にによれば、
フイルムの幅は内容物の高さより小さく、後者は
上述の場合と同様にフイルムを延伸する。内容物
の全高をカバーするため、フイルムは上方運動に
付され、このためスパイラルを描く。ブレーキ用
シリンダーと内容物の、またはフイルムのリール
(それ自体がブレーキを掛けられる)と内容物の
間で起こる延伸は、内容物の回転速度および/ま
たはブレーキ用シリンダーまたはリールに賦課さ
れる(imposed)自由度に左右される。後者の技
法において、これは現在の所はるかにもつとも広
く使用されているが、完全オートメーシヨン化す
るには、フイルム両端の位置調整を達成すべきこ
とが要求される。この問題は、本発明が解決を提
供する問題の一つである。 上記各種の引用特許から明らかなように、今ま
でにおいて、常温延伸性フイルム技術でもつとも
普通に用いられてきたプラスチツクは、低密度ポ
リエチレン(遊離ラジカル重合法で得られる)お
よびエチレン/酢酸ビニルコポリマーである。こ
れらのポリマーは、これにエラストマータイプの
エチレン−プロピレンコポリマーを添加すると粘
着性が付与され、これによつて常温延伸性フイル
ム技術の発展範囲を限定するという特性が示され
る。即ち、この技法において通常採用される延伸
速度(リールと内容物間で40m/分程度の速度)
の観点から、ポリマーの破断強さに接近する延伸
力の発生の危険を冒さないために、従つて生産中
の継続的破断を起さないようにポリマーの延伸度
を約30%に限定することが必要である。他方、先
行技術の常温延伸フイルムの機械的性質も依然と
して劣つており、即ち50μm厚フイルムの場合
で、破断点伸び500%程度、破断強さ200Kg/cm2
および引裂強さ250g程度である。 従つて本発明は、以下の特性を示すポリマーフ
イルムを提案することを目的とする。 一方では、常温延伸技術において必要とされる
全ての特性、即ち40m/分にも達しうる速度で最
小可能力の作用下における最大延伸を得る最良可
能機械的性質および最良能力。 他方では、スパイラルラツプラウンド技法にお
いて完全オートメーシヨン化を可能ならしめる、
フイルム両端の位置調整の容易性。本発明によれ
ば、粘着性フイルムの使用によつてこの最後の条
件は達成される。 本発明の対象物である常温延伸性粘着性フイル
ムは、 (a) 88〜97重量%のエチレン/α−オレフイン
(該α−オレフインは炭素数3〜10を有する。)
のコポリマー(密度0.905〜0.940g/cm3および
0.1以上dg/分より小のメルトインデツクス)、
および (b) ポリイソブチレン、アタクチツクポリプロピ
レン、シス−ポリブタジエンおよびブロモブチ
ルゴムの中から選ばれる3〜12重量%のポリマ
ーから成る組成物から製造される。 本発明の範囲内で使用できるエチレン/α−オ
レフインコポリマーは、チーグラー重合法によつ
て、不活性炭化水素溶液中低圧でまたは均質反応
体中高圧および高温でのいずれかで製造される。
かかるポリマーは、特にフランス特許第1172726
号、1604980号および2451924号において既に記載
されている。しかしながら、本発明を実施するの
に好ましいコポリマーは、エチレンと炭素数少な
くとも4を有するα−オレフインの、密度0.905
〜0.940g/mgおよび0.2以上2dg/分より小のメ
ルトインデツクスを有するコポリマーであつて、
該ポリマーはα−オレフイン単位の平均含有量1
〜8モル%を有し、そして結晶部分と非結晶部分
を有するコポリマー中のα−オレフイン単位の分
布が不均質で、およびコポリマー中のα−オレフ
イン単位の含有量が考慮される部分(fractions
considered)に基づきそれらの平均含有量の少な
くとも0.2倍から多くとも5倍で変化することを
特徴とする。かかるコポリマーはフランス特許出
願第81/13598号に記載されている。それらの製
造方法は、エチレンと炭素数少なくとも4を有す
るα−オレフインとを少なくとも1つのゾーンを
包含する少なくとも1つの反応器において、チー
グラー触媒システムにより、温度180〜320℃でお
よび圧力300〜2500バール下で共重合することか
ら成り、上記触媒システムは一方において周期表
の族〜族の金属の水素化合物および有機金属
化合物の中から選ばれる活性剤を、また他方にお
いて遷移金属の少なくとも1つのハロゲン化合物
を包含し、そしてかかる方法は、一方において反
応器に供給されるガス流が定常状態操作において
10〜80重量%のエチレンと20〜90重量%のα−オ
レフインで構成され、また他方において触媒シス
テムがα−オレフインに対する反応性よりもかる
かに大きな、好ましくは5〜15倍大なるエチレン
に対する反応性を有していることを特徴とする。 かかる化合物の非制限的具体例は、下記式を有
するものである。 (TiCl3・1/3AlCl3)(MX3x(MgCl2y 〔式中、0.3x3、0y20、Mは周期表
のB族、B族および族から選ばれる遷移金
属、およびXはハロゲンである。〕 本発明に係る組成物の成分(b)の種類は極めて重
要であり、先に言及した問題を解決するのに最大
の効率を付与できるよう、成分(a)の種類に従つて
選択される。即ち、本発明の範囲内で提案される
成分(b)は、一方では先行技術で用いられているエ
ラストマータイプのエチレン−プロピレンコポリ
マー、また他方では各種の芳香族石油樹脂類より
好ましい。 また本発明に係る組成物の成分(b)の割合も、最
適効率が達成できるように成分(a)の種類に従つて
選択される。この割合(重量で)は、例えば成分
(b)がポリイソブチレンの場合3〜10%、および成
分(b)がアタクチツクポリプロピレンの場合5〜12
%が好ましい。 本発明に係る組成物から、一般に温度200〜280
℃の円筒状ダイを介してブローアツプ比1.5〜4
のインフレート法により、常温延伸性および粘着
性フイルムが得られる。またかかるフイルムはフ
ラツトダイによる押出法によつても得ることがで
き、該フイルムのより粘着な面は冷却ローラーと
接触する面である。これらのフイルムは約10〜
150μmの厚みを有し、また40m/分程度の速度
で常温延伸しうることに関する顕著な特性を示す
もので、その延伸度は100%程度、即ち低密度ポ
リエチレンを主成分とする粘着性組成物の場合に
通常採用される延伸度よりも3倍以上大である。 本発明に係るフイルムのこの顕著な特徴は、先
に述べた組成物の成分(a)を構成するエチレン/α
−オレフインコポリマーの代わりに、15重量%以
下の低密度ポリエチレン(遊離ラジカル法で得ら
れる)を置換した場合でも、維持されることに注
目すべきである。このようにして得られる三成分
組成物もまた、本発明の一部を構成する。 本発明に係る組成物は、通常の方法に従つて、
例えばバンバリー式ミキサー、連続強力ミキサー
または混合押出機を用いて得ることができる。ま
たそれらは、成分(a)が共重合反応中に製造されて
いる反応器の中にまたは該反応器の出口に成分(b)
を直接導入することによつても得ることができ
る。 本発明に係るフイルムは、フイルム厚50μmの
場合で700〜800g程度の横引裂強さを有するとい
う有利な特性を示すもので、該強さは先行技術の
粘着性フイルムのそれよりもはるかに大きく、且
つ成分(a)単独から製せられる同厚みのフイルムの
それよりも大きい。 次に実施例を挙げて本発明を説明するが、これ
に制限されるものではない。 実施例 1 不均質エチレン/1−ブテンコポリマーの製造 円筒形状のオートクレーブ反応器(これは900
バールの圧力下で作動し、内部に撹拌機および3
つのゾーンの境界を定める金属スクリーンを具備
する。)において、エチレンと1−ブテンを共重
合する。温度210℃に保持したゾーン1(これは2
つの後続ゾーンのそれぞれの容量の2倍の容量を
有している。)に、36重量%の1−ブテンと64重
量%のエチレンからなる混合物の200Kg/h流を
供給し、これに一方ではジメチルエチルジエチル
シロキサラン、また他方では式: TiCl3・1/3AlCl3・VCl3(Al/Tiの原子比が3
となるような各量の)で示される化合物を包含す
る触媒システムを入れる。温度240℃に保持した
ゾーン2に、上述の同じ混合物の55Kg/h流を供
給し、これに同じ触媒システムを入れる。最後に
ゾーン3(その出口部でコポリマーを含有する反
応混合物が、分離および再循環装置へ排出され
る。)を280℃の温度に保持し、これにはモノマー
あるいは触媒のいずれも入れない。反応器におけ
る触媒システムの平均滞留時間は43秒である。 このようにして、メルトインデツクス(標準規
格ASTM D1238−73に従つて測定)0.8dg/分、
密度(標準規格NF T51−063に従つて測定)
0.919g/cm3、数平均分子量(ゲル透過クロマト
グラフイーで測定)43000、多分散インデツクス
(Mw/Mn)3.6、1−ブテン単位の平均モル量
3.2%および結晶部分の融点(示差エンタルピー
分析で測定)122℃を有するコポリマーが得られ、
その触媒収量は6.2Kgのコポリマー/遷移金属
(チタンおよびバナジウム)のミリ原子で、コポ
リマー中の1−ブテンの分布の不均質性(コポリ
マー分別試験で測定)は平均含有量の倍数(2.2
倍)および約数(0.5倍)に換算して表わされ、
その間で1−ブテン単位の含有量は考慮される部
分に基づいて変化する。 実施例 2〜7 実施例1に記載のコポリマーと成分(b)(その種
類および量(混合物に対する重量%で表示)を表
に示す。)の混合物を、240℃の温度で環状ダイ
を介して押出し、厚み30μmを有するチユーブ状
フイルムに変換する。このフイルムについて、以
下に示す特性を測定する。 接着力F(標準規格ASTM D3354−74に従つ
て測定、gで表示)。この接着力を以下の方法に
従つて測定する。巾7.5cmおよび長さ10.5cmの成
形片の試料を作成する。かかる試料を2枚ずつお
よび面と面を合わせて配列し、これを80g/cm2
圧力に3時間付す。次いで、ダベンポート式の平
行板装置で測定すれば、2枚の試料を分離するの
に適用されるべき接着力Fが評価される。 横方向の引裂強さTST(標準規格ASTM
D1922−67に従つて測定、gで表示)。 これらの測定結果を表に示す。 実施例2(比較例)において、基剤コポリマー
と混合する成分(b)は全く存在しない。実施例3〜
5において、成分(b)はポリイソブチレン(PIBと
称す)である。実施例6および7において、成分
(b)はアタクチツクポリプロピレン(APPと称す)
であり、これは密度0.900g/cm3、数平均分子量
2000および200dg/分より大なるメルトインデツ
クスを有し、また示差エンタルピー分析によれば
結晶化度が完全に無いことを示している。更に実
施例5〜7において、10重量%のエチレン/1−
ブテンコポリマーを密度0.922g/cm3のポリエチ
レン(遊離ラジカル法で得たもの)に置換し、三
成分組成物とする。 得られた各種フイルムは100%の延伸度で常温
延伸することができ、また極めて良好な機械的性
質を示し、即ち破断点伸び600〜900%および破断
強さ200〜300Kg/cm2であつた。 【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 88〜97重量%の密度0.905〜0.940g/cm3
    および0.1以上2dg/分より小のメルトインデツ
    クスを有するエチレン/α−オレフインコポリ
    マー(上記α−オレフインは炭素数3〜10を有
    する)、および (b) ポリイソブチレン、アタクチツクポリプロピ
    レン、シス−ポリブタジエンおよびブロモブチ
    ルゴムの中から選ばれる3〜12重量%のポリマ
    ー からなる組成物。 2 コポリマー(a)がエチレンと炭素数少なくとも
    4を有するα−オレフインの、密度0.905〜0.940
    g/cm3および0.2以上2dg/分より小のメルトイン
    デツクスを有するコポリマーであつて、該コポリ
    マーがα−オレフイン単位の平均含有量1〜8モ
    ル%を有し、そして結晶部分と非結晶部分を有す
    るコポリマー中のα−オレフイン単位の分布が不
    均質であり、コポリマー中のα−オレフイン単位
    の含有量が上記部分に応じて、それらの平均含有
    量の少なくとも0.2から多くても5倍の間で変化
    することを特徴とする、前記第1項記載の組成
    物。 3 成分(b)として3〜10重量%のポリイソブチレ
    ンを含有する前記第1項または第2項記載の組成
    物。 4 成分(b)として5〜12重量%のアタクチツクポ
    リプロピレンを含有する前記第1項または第2項
    記載の組成物。 5 当該組成物の15重量%以下の成分(a)が、遊離
    ラジカル法で得られる低密度ポリエチレンで置換
    される前記第1項記載の組成物。
JP57119146A 1981-07-15 1982-07-07 常温延伸性粘着性フイルム用組成物 Granted JPS5819346A (ja)

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EP (1) EP0070214A1 (ja)
JP (1) JPS5819346A (ja)
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CA (1) CA1191990A (ja)
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