JPH0256198A - ヘッドホンユニット及びそのアセンブリ - Google Patents

ヘッドホンユニット及びそのアセンブリ

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JPH0256198A
JPH0256198A JP1064918A JP6491889A JPH0256198A JP H0256198 A JPH0256198 A JP H0256198A JP 1064918 A JP1064918 A JP 1064918A JP 6491889 A JP6491889 A JP 6491889A JP H0256198 A JPH0256198 A JP H0256198A
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JP
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headphone
outer shell
transducer
unit
shell
Prior art date
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Application number
JP1064918A
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English (en)
Inventor
Michael Charles John Trinder
ミカエル チャールス ジョン トリンダー
Owen Jones
オーエン ジョンズ
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University of Essex
Original Assignee
University of Essex
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/10Earpieces; Attachments therefor ; Earphones; Monophonic headphones
    • H04R1/1083Reduction of ambient noise
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
    • H04R9/02Details
    • H04R9/04Construction, mounting, or centering of coil
    • H04R9/046Construction
    • H04R9/047Construction in which the windings of the moving coil lay in the same plane

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Headphones And Earphones (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ヘッドホンユニットを備えたヘッドホンアセ
ンブリ及びこのヘッドホンアセンブリに組合せるアクテ
ィブ耳防護システム並びに、このアクティブ耳防護シス
テムに使用するヘッドホンユニットとに係るものである
[従来の技術] いわゆるアクティブ耳防護システムを使用して騒がしい
環境で作業する人の耳を保護することが知られているが
、その人はヘッドホンアセンブリを身につけ、そのアセ
ンブリの作動ユニットは電気的信号で作動され、この電
気信号は人の耳とヘッドホン作動ユニットの間の中空部
内の瞬間的音圧を最小限まで減衰するよう制御される。
この制御は、上記中空部内にマイクロホンを配設し、こ
のマイクロホンは、中空部内の瞬間的音圧レベルを感知
するのに役立たさせ、マイクロホンの出力は、ヘッドホ
ン作動ユニットに送られる電気信号の制御に使われるよ
うにして達成される。ヘッドホン作動ユニットの位相制
御が最も重要で、システムが不安定になるのを防ぎ、マ
イクロホンの一端は通常作動ユニットに近く位置させ、
作動ユニットの物理的大きさは比較的小さくする。
上述のアクティブ耳防護システムに使用するヘッドホン
について既知の形態は、Ba5eCorporatio
n社の米国特許第4644581号に開示されている。
この明細書に記述のヘッドホンユニットは、直径23m
mの作動ユニットを用いて、ヘッドホン中空部内の音圧
レベルは300Hzで125dB及び20 Hz’″t
’ 115dBが達成できる。しかし、各種の騒がしい
場所での現場試験では、雑音スペクトルがより大きい周
波数範囲にわたって広がり、周波数範囲が20Hzから
150Hz以内では音圧が140dBになるのは珍しく
ない。上記の米国特許の装置内の作動ユニットの大きさ
には制限があるので、広い周波数範囲にわたり騒がしい
環境に対して適切に防護するため十分な音圧レベルを達
成するのにこのヘッドホンは使えない。音圧レベルがよ
り高くなれば、作動ユニットと使用者の耳腔との間の容
積部を減小することにより達成で診るが、その場合はヘ
ッドホンユニットのパッシブ性能は受入れられなくなる
本発明は、より大きな音圧レベルでも消去できるようヘ
ッドホンの出力を増大すると共に、そのようなヘッドホ
ンを備えたアクティブ耳防護システムが作動する周波数
範囲を拡げる見地で、米国特許第4644581号に開
示されたヘッドホンアセンブリの研究からの改良に基づ
く。
[発明の目的コ 本発明の要旨によれば、アクティブ耳防護システムに用
いるヘッドホンユニットが提供され、そのヘッドホンユ
ニットは、使用者の耳をおおってうまく適合する実際的
に堅いモールド成形の外殻の内部を、前の容積部と閉ざ
された後の容積部とに分割するために外殻内に配設され
たバッフル、外殻の周囲と内部との間の空気漏れを最小
限にするために外殻の口部のまわりに配設された密閉手
段、バッフルを貫通して開口部内に取付けたヘッドホン
変換器及び前の容積部内の瞬間的音圧を感知するために
前の容積部内に取付けたマイクロホンを含む。
[発明が解決しようとする課題]及び [課題を解決するための手段コ 本発明のヘッドホンユニットにおいて、一体的にモール
ドし、実際的に堅い外殻及びバッフルにヘッドホン変換
器(作動ユニット)を取付けることにより、特に低い周
波数でよりよい性能が得られることが判明した。
このことは、実際的に堅い外殻とバッフルが周囲の音圧
レベルの減衰を助長して、パッシブ性能をある程度改良
したためである。周囲の音圧レベルの減衰は、外殻内の
後の容積部に音響フオームを実質的に充満することによ
り増大される。この効果は、ざらにヘッドホンユニット
の前の容積部に音響フオームを少くとも部分的に充満す
ることにより増加される。前の容積部のフオームは、変
換器と実際的に同軸である通路に妨害がないようにして
おき、この通路の中にマイクロホンを配設する。前の容
積部にフオームを使用すれば、共鳴が減衰するが、ヘッ
ドホンユニットの使用者別の適用個性が少なくなり、成
る1人の使用者でも他の使用者でも均等な性能を与える
上述のように、ヘッドホンユニットにすぐれた利点が得
られるのは、ヘッドホンユニットの全体の容積(mas
s)が、外殻及びバッフルが単一のモールドになってい
る見地から、比較的小さいレベルに維持されるからであ
る。このことは、従来のパッシブ耳防護具にアクティブ
雑音減衰システムを付加して改良した従来のパッシブ耳
防護具があるものとして予想する容積と比較する。
アクティブ雑音減衰システムを完成するために、本発明
のヘッドホンユニットを使用する制御電子部は、全体と
してのシステム性能が最適になるよう設計しなければな
らない。単一ヘッドホン作動ユニットの消去のバンド幅
は、代表的なもので6オクターブを超える。オーブンル
ープ伝達機能の高周波における浅いロールオフは、強化
の幅を拡げるようにするのが好ましい。この強化幅は、
この様式のいずれのシステムにも固有のもので、広いバ
ンドにわたるが、振幅は低い。この特徴のあるオーブン
ループ伝達機能は、耳防護具を使用する毎に頭にのせる
位置が異なるので、使用者の間の許容範囲及び変動を調
和させるために感度が低下する。これとは別に、最適の
消去性能が耳防護ごとに必要な場合は、自動利得制御を
組み入れることができる。
高周波におけるアクティブ雑音減衰システムの音響通路
の形成をバイパスさせるのに電子回路位相学を用いるこ
とができる。これにより、制御ループの音響遅延の感度
を低くする。
回路及びヘッドホン用の電力は、通信用のヘッドセット
用として知られているように電気ケーブルハーネスまた
はバッテリからとる。バッテリからとる場合は、バッテ
リは耳防護其の外殻内に電子回路と共にはめ込むことが
できる。
上述の本発明のヘッドホンユニットには、可動コイル変
換器または静電変換器のような各種の変換器が用いられ
るか、バッフルに取付けるために特に有利な形状の変換
器は、正調ダイナミック変換器と言われるものである。
このような変換器は、高忠実度音再生システムに使用す
るため知られているが、本発明のヘッドホンユニットを
使用した試験では、雑音消去システムにこのような変換
器を使用した結果、予期しなかった有利な特徴を示して
いる。さらに、相当な強さを持たせるために、このよう
な変換器のダイアフラムの低容積と高度の従順性の見地
から正調ダイナミック変換器が構成されて、最も利点と
するパッシブ性能が得られる。
本発明の第2番目の要旨によれば、使用者の耳の上に装
着するのに適した堅い外殻、使用時に外殻の周囲と内部
との間の空気漏れを最小限にするため外殻の口部のまわ
りに配設した密閉手段、外殻内に取付けた正調ダイナミ
ック変換器及び外殻の開口部の方に向けてある変換器の
側面の瞬間音圧を感知するために取付けてあるマイクロ
ホンを♀■合わせて具備するヘッドホンユニットを提供
する。
音圧レベルの増大を得るためには、変換器で動かされる
空気の容積を増大しなければならない。この容積の増大
は、変換器のダイアフラムの偏倚(例えば軸線の移動)
の増大、または変換器のダイアフラムの直径の増大のい
ずれか、あるいはこれらの組合わせによって達成する。
比較的小さな直径の変換器のダイアフラムの偏倚は、(
米国特許第4664581号で検討されたように)小形
の変換器に対して課せられている物理的制約により必然
的に制限される。このような制約には、偏倚の制限にお
ける非直線形の効果、変換器のコイルの領域における熱
の放散及び十分な高611束密度の対策を含む。
より大きな作動ユニットを使用することによる利点は、
このユニットを使用して達成されるより大きな音圧レベ
ルの見地から、ヘッドホンユニットのパッシブ性能を最
適にするために前と後の容積部を適切に選定できること
である。
一方では、変換器の直径の増大によって、変換器と使用
者の耳との間の中空部(腔)内の瞬間音圧レベルの感知
かできるマイクロホンの位置に問題が起る。マイクロホ
ンを変換器のダイアフラム(位相誤差を最小限にするた
めに)に軸線上で比較的接近して取付けるとすれば、マ
イクロホンからダイアフラムの中心及び周辺領域へのそ
れぞれの通路の長さは著しく異なり、その結果、ダイア
フラムによって発生した波の前の部分の伝播時間が異な
ってくる。この時間差は、低周波数ではさほど重要では
ないが、より高い周波数では、消去が必要になる音の周
波数の周期に匹敵すべきものになり得る。変換器により
発生された音圧の位相は、雑音の消去及び安定性を確実
に(14足させるために重要になるので、不安定を回避
しなければならない場合は、ダイアフラムの直径を増大
すると有効な周波数範囲を減少させることになる。
上記の問題点を克服するために、本発明の第3番目の見
地から、アクティブ耳防護システムに使用するヘッドホ
ンユニットを提供し、この防護システムのヘッドホンユ
ニットは、外殻、使用時に外殻の周囲と内部との間の空
気漏れを最小限にするために外殻の口部のまわりに配設
された密閉手段、外殻の内部に取付けた大きさの異なる
すくなくとも2つの有効な音放射表面のあるヘッドホン
変換器、及びマイクロホンが外殻内の晴間音圧レベルを
2つの音放射表面からの出力の結果として検知するため
ヘッドホン変換器の両方の音放射表面からの音響出力を
感知する位置においたマイクロホンから成る。
上述の2つの有効な音放射表面を使用すれは、2つの利
点のうちの1つに対応することになる。すなわち、単一
の音放射表面のヘッドホンユニットとして実際的に同じ
周波数範囲にわたり作用させ′るが、より簡単な制御電
子部を付けてヘッドホンユニットを使用するか、または
雑音減衰を有効にするためにより拡張した周波数範囲で
ヘッドホンユニットを使用するかいずれかによる。
上述のヘッドホンに一体化したアクティブ耳防護システ
ムの制御電子部は、音スペクトルのより低い周波数をよ
り大きな音放射表面に送り、またより高い周波数をより
小さい音放射表面に送るように配設しなければならない
。このようにして、音放射表面からマイクロホンへの伝
播時間は、全体の雑音消去システムの位相誤差を最小限
にするように、上記表面及びマイクロホンを適切に並置
することにより制御できる。
最も好ましいのは、2つの音放射表面を、音放射表面の
すぐ近くの同じ軸線上に配置したマイクロホンと共に同
軸に配設することである。
また各音放射表面には、それ自体の作動コイルがあり、
このコイルは、マイクロホンにより制御された増幅器か
ら適切な交差配設を通して作動される。この交差配設は
音の高忠実度再生用として一般に用いられるマルチ作動
ユニット拡声器と類似している。しかし、米国特許第4
6444581号に開示されているように、単一の音放
射表面を使用した場合よりもはるかに大きな音レベルが
、より大きな周波数範囲にわたり、本発明による配設に
よって達成される。
正調ダイナミック作動ユニットは、大きな利点を持つ本
発明の第3の見地からヘッドホンに用いられる。それは
我々が立証した正調ダイナミック作動ユニッ]・に2つ
の音放射表面を具備するように改変したからである。こ
の改変を実施すれば、達成できる音圧レベルと共に有効
周波数範囲が著しく拡げられ、その結果、雑音消去の性
能さえも改良され、一方では不安定性の見込みも最小限
になる。正調ダイナミック作動ユニットの改変は、作動
ユニットのダイアフラムに2つの作動コイルを具備させ
ることに関係があり、第1のコイルは、ダイアフラムの
中央領域に木質的に位置させ、また第2のコイルは、ダ
イアフラムの周辺の外方に向けて極めて大きな放射範囲
をもたせる0作動信号のより高い周波数成分は第1の作
動コイルに送られ、より低い周波数成分は第2の作動コ
イルに送られ、また任意に第1の作動コイルに送られる
ヘッドホンユニットのマイクロホンを正調ダイナミック
作動ユニットに比較的接近してしかも実際的に同軸に配
設した場合は、高周波音を放射する正調ダイナミック作
動ユニットのすべての部分からの通路の長さは、比較的
短かくなり、その結果、位相誤差を最小にし、安定性を
維持することが出来る。
本発明の更にこれ以上の見地によれば、結果的にヘッド
ホンアセンブリに使用する正調ダイナミック作動ユニッ
トを提起し、この正調ダイナミック作動ユニットは、各
々の間に高柔軟性のダイアフラムを取付けた一対の磁石
、それにダイアフラムに実際的に同軸に構成されている
一般的にらせん状巻きの第1作動コイル及び第2作動コ
イルを含む。第1の作動コイルの放射i囲は第2の作動
コイルの放射範囲より小さい。
上述の本発明の正調ダイナミック作動ユニットの改変さ
れた構成には、第1のコイルの放射限界を全体的に超え
るように配設した第2のコイルがあるか、または第2の
コイルに第1の作動コイルと同じ領域にわたって広がっ
た部分を持たせるようにして構成する。この構成は第2
の作動コイルの内部のらせん状巻きに第1のコイルらせ
ん状巻きをはさみ込ませることで実施する。次に作動コ
イルの内端を共通にすると、ダイアフラムには3つの個
別の接続があればよい。すなわち第1のコイルと第2の
コイル用の2つの外方の端の外に、1つの共通な中心の
点があればよい。
本発明は、ヘッドホンアセンブリまで拡張される。この
ヘッドホンアセンブリは、ヘッドホンアセンブリ用の適
当なヘッドホンバンドが付属した上述の本発明の一対の
ヘッドホンユニットより成る。さらに本発明は、上述の
発明で常に一体化された1つ以上のヘッドホンユニット
のアクティブ耳防護システムに拡張される。
[実施例] 単に一例として、本発明のある実施態様を添付図面にも
とすいて詳細に記述する・。
先ず第1図を参照すると、アクティブ雑音消去システム
の概略の構成が示しである。このシステムのヘッドホン
ユニット10は外殻11と外殻の口部のまわりの密閉ク
ツション12、変換器13のすぐ近くに配設されている
マイクロホン14と共に外殻内に取付けてあるヘッドホ
ン変換器(作動ユニット)13を含む。ヘッドホン変換
器13は、電子制御回路15から送られた電気信号によ
り作動される。ヘッドホン変換器がマイクロホンの領域
の音圧レベルを最小限にする出力を送るように、マイク
ロホンの出力は、ヘッドホン変換器13に送られる信号
を制御するために電子制御回路15に送られる。
この目的のためには、位相の安定性が最も重要で、もし
位相の誤差が起るとアクティブ雑音減衰システムが直ぐ
に不安定になることが分るう。
第2図及び第3図は、本発明のヘッドホンユニットの第
1の実施例を示す。このヘッドホンユニットは、実際的
に堅いコツプ形の外殻20から成り、このコツプ形外殻
の中に実際的に堅いバッフル21が取付けてある。外殻
20の口部のまわりに、弾性のクツションのようなシー
ル部材22が備えられ、このシール部材は、ヘッドホン
を耳の上にかぶせた時に外殻20の内部と使用者の頭と
の間の空気澗れを最小限にするのに適している。
バッフル21には、中央開口部があり、この開口部の中
にヘッドホン変換器23が取付けてある。バッフル21
と外殻との間で変換器の後の容積部は密閉されていて連
続気泡音響フオーム24が充満している。類似の連続気
泡音響フオーム25は、バッフル21とシール部材22
との間の外殻の前の部分内に備えられている。
しかし、中央通路26は音響フオーム内に形成されて、
通路26内にはマイクロホン27が取付けてある。
上述の構成には、ヘッドホン変換器の後に、密閉された
後の容積部があり、ヘッドホンユニットを頭にかぶせた
時に、変換器と使用者の頭との間に、実際的に密閉した
前の容積部が形成されることが分ろう。連続気泡音響フ
オームは、共鳴を弱め、また音の吸、収にそなえるのに
役立つ。
ヘッドホン変換器には、数多くの異なった形態のいずれ
かが使用できる。一般の可動コイル装置で直径40−5
0 mmのダイアフラム付きのものは、簡単に人手出来
、雑音の強度及びスペクトルに応じて、雑音の音波を所
要に応じ消去するのに適している。特定の適用例として
、ヘッドホン変換器の音響または機械的なインピーダン
スは、増加した感度に対してバンド幅の平均をとって、
消去を必要とする周波数範囲にわたりヘッドホンユニッ
トの感度を増加するため共鳴するように設計することが
できる。ヘッドホン変換器の振幅/周波数反応は、電子
制御回路において、均一でない反応も許容され、または
補正することもできるので、必要な周波数範囲全体に平
坦でなくてもよい。より高い周波数におけるロールオフ
(roll−off)は、安定性を改良するために雑音
消去システムに対して利点がある。
第4図において評価されるように、変換器のダイアフラ
ム30の直径が大きくなると、ダイアフラムの周辺領域
S2からダイアフラムの中央領域に近く取付けてあるマ
イクロホン31への通路の長さが大きくなる。圧力要素
源S2からの寄与率は、中央の要素源s2の寄与率より
おくれでマイクロホン31にとどき、また距離の増大に
関連して音波のグループ遅延になる。
低い周波数に対しては、圧力要素寄与率s2及びSlの
距離の差は、音の波長に比較して極めて小さく、またグ
ループ遅延は比較的に重要ではない。しかし周波数が高
くなると、グループ遅延がかなりなものになってきて、
消去する周波数範囲を制限するようになる。
第5図は、可動コイル変換器ダイアフラム、特に上記問
題点を克服する試みとして2つの音放射表面を備えるよ
うに配設したものの改変した形態を示す。ダイアフラム
は2つの同心円の部分のDl及びD2で構成され、各々
の部分の間に弾性のある機絨的に取外しのリングが付け
てある0作動コイルは、既知の技法により中央部分に接
続しである。より高い周波数は中央部分D1から放射さ
れるが、より低い周波数は両方の部分D1及びD2から
放射される。
本発明のヘッドホンユニットに使用される変換器は、第
6図及び第7図に説明しであるような正調ダイナミック
変換器から成る。この変換器は、各マグネットの間に比
較的狭い隙間37があるように、相互に平行に位置する
よう取付けてある一対のディスクマグネット35及び3
6、隙間37の間に挟着された高柔軟性プラスチック材
料の比較的薄い板で作られたダイアフラム38から成る
。ダイアフラム38は、その上にらせん状コイル39が
形成され、コイルはダイアフラムの中央領域から周辺に
向ってらせん状に延びている。電気的接続部(図示して
ない)が、らせん状コイルの2つの端にある。
マグネット35及び36には、ダイアフラムによって発
生する音がマグネットの間の隙間から離れられるように
穴40が配設しである。
上述の正調ダイナミック変換器には、ダイアフラム38
が備えてあり、ダイアフラムが、従来の可動コイル変換
器の場合のように、ダイアフラムの中央領域からたけで
なく、ダイアフラムの全領域にわたり実際的に均等に作
動されるのが評価される。このダイアフラムの配設で、
非常に高い音圧レベルかすぐれた位相直線性を持って発
生できるようになる。
上述の正調ダイナミック作動ユニットに、第8図に説明
するように、2つの異なフた音の放射表面を配設するた
め、第8図に示すように改変ダイアフラムを配設しても
よい。第2のコイル42は、第2のコイルの巻きを第1
のコイル43の巻きの間に差し込んで、ダイアフラムの
中央領域にらせん状に配設する。両方のコイルの内端は
、ダイアフラムの中心44で互いに接続してあり、その
接続点にだけ電気的に接続しである。さらに2つのコイ
ルに個別の電気的作liI信号を送るように、2つのコ
イルの放射状の外側の端45及び46に電気的に接続し
である。高周波成分だけで、より小さい直径のコイルを
作動させると、ダイアフラムの中央領域が音のスペクト
ルのより高い周波数成分を発生させるのに役立ち、より
低い周波数成分が、より大きな直径のコイルで単独に発
生される。これは変換器に作vJ電流を送る電子制御回
路に関して交差配設を使用することによって出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はヘッドホンアセンブリに用いるアクティブ雑音
消去システムの略図、 第2図は本発明のヘッドホンユニットの断面図、 第3図は第1図のヘッドホンユニットの部分詳細図、 第4図はヘッドホン変換器のダイアフラムからマイクロ
ホンまでの通路長の解説図、第5図は本発明のヘッドホ
ンユニットに使用する変換器の改変された描成例を示す
図、第6図A及び第6図Bは正調ダイナミック作動ユニ
ットの各正面図及び断面図、 第7図は第6図A及び第6図Bの正調ダイナミック作動
ユニットのダイアフラムの平面図、第8図は正調ダイナ
ミック作動ユニットの改変された構成の平面図である。 10・・・ヘッドポン  11・・・外殻12・・・密
閉クツション 13・・・ヘッドポン変換器 14・・・マイクロホン 15・・・電子制御回路20
・・・(コツプ形)外殻 21・・・バッフル   22・・・シール部材23・
・・ヘッドポン変換器 24.25・・・連続気泡音響フオーム26・・・中央
通路 2731・・・マイクロホン 30.38・・・ダイアフラム 35.36・・・(ディスク)マグネット37・・・隙
間     39・・・らせん状コイル40・・・穴 42・・・第2(作動)コイル 43・・・第1(作動コイル) 44・・・中心     45.46・・・外端S1・
・・中央要素源 S2・・・周辺領域(圧力要素源) D1,D2・・・音放射表面 他3名 一已q」ニ ー巨91− 旦921 上gj− 一は9予−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アクティブ耳防護システムに使用するヘッドホンユ
    ニットであって、使用者の耳の上に適合させる外殻、使
    用時に外殻の周囲と内部との間の空気漏れを最小限にす
    るために外殻の口部のまわりに配設された密閉手段、外
    殻内に取付けてあるヘッドホン変換器及び変換器の前で
    瞬間音圧を感知するために外殻内に取付けてあるマイク
    ロホンを含むヘッドホンユニットに於いて、外殻(20
    )は、実際的に堅くて、プラスチック材料でモールドさ
    れ、また外殻の内部を前の容積部と後の容積部に分割す
    る実際的に堅いバッフル(21)が外殻(20)内に配
    設されて、バッフルにはその内部に上記変換器が取付け
    られる開口部があることを特徴とするヘッドホンユニッ
    ト。 2 外殻(20)及びバッフル(21)が単一で一体的
    にモールドされたユニットを構成することを特徴とする
    請求項1に記載のヘッドホンユ ニット。 3 すくなくとも密閉された後の容積部、また任意に前
    の容積部が、実際的に音響フォーム(24,25)で充
    満してあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載のヘッドホンユニット。 4 使用者の耳の上に適合する外殻、使用時に外殻の周
    囲と内部との間の空気漏れを最小限にするため外殻の口
    部のまわりに配設された密閉手段、外殻内に取付けてあ
    るヘッドホン変換器、及び外殻の開口部の方に向けてあ
    る変換器の側面の瞬間音圧を感知するために取付けてあ
    るマイクロホンから成るヘッドホンユニットにおいて、
    実質的に堅くモールドされたプラスチックの外殻(20
    )と外殼内の正調ダイナミックヘッドホン変換器(23
    )を使用したこととの組合せを特徴とするへッドホンユ
    ニット。 5 正調ダイナミックヘッドホン変換器(23)が上記
    バッフル(21)の中の開口部に取付けてあることを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のヘッ
    ドホンユニット。 6 アクティブ耳防護システムに使用するヘッドホンユ
    ニットであって、外殻、使用時に外殻の周囲と内部との
    間の空気漏れを最小限にするため外殻の口部のまわりに
    配設された密閉手段、外殻内に取付けてあるヘッドホン
    変換器、及び外殻内の瞬間音圧レベルを検知するためヘ
    ッドホン変換器からの音響出力を感知するため外殻内に
    配設されたマイクロホンから成るヘッドホンユニットに
    おいて、ヘッドホン変換器(23)に大きさの異なる、
    すくなくとも2つの有効音放射表面(D_1,D_2)
    があり、変換器の両方の音放射表面からの音響出力を感
    知するためマイクロホンが適切に配置されていることを
    特徴とするヘッドホンユ ニット。 7 変換器(23)に、同軸に配設された2つの音放射
    表面(D_1,D_2)があり、各々の音放射表面に、
    コイルに、なるべくなら作動増幅器から交差ユニットを
    経て、電流を分けて供給するのに適した個別の作動コイ
    ルがあることを特徴とする請求項6に記載のヘッドホン
    ユニット。 8 ヘッドホンアセンブリに使用される正調ダイナミッ
    ク作動(ドライブ)ユニットであって、高柔軟性のダイ
    アフラムが、中間に挟着されている一対のマグネット、
    及びダイアフラムに実際的に同軸に形成されている一般
    にらせん状巻きの作動コイルを含む、ダイナミック作動
    ユニットにおいて、第1及び第2の一般にらせん状巻き
    のコイル(42,43)がダイアフラム(38)に構成
    され、第1の作動コイル(42)には、第2の作動コイ
    ル(43)の放射範囲より小さな放射範囲があることを
    特徴とする正調ダイナミック作動ユニット。 9 第2の作動コイル(43)は、全体として第1の作
    動コイル(42)の放射限界を超えるか、または第1の
    作動コイルと同じ領域にわたつて広がった部分があるよ
    うに構成するか、いずれかに配設されることを特徴とす
    る請求項8に記載の正調ダイナミック作動ユニット。 10 ヘッドホン変換器は、請求項8または請求項9に
    よる正調ダイナミック作動ユニットであることを特徴と
    する請求項6に記載のヘッドホンユニット。 11 共に請求項1ないし10のいずれかに記載のヘッ
    ドホンユニット1対と適当なヘッドバンドを組合せて成
    ることを特徴とするヘッドホンアセンブリ。 12 マイクロホン出力に作用してヘッドホン変換器に
    作動電流を送る制御電子部と、請求項1ないし10のう
    ちいずれかに記載のヘッドホンユニットの少く共1つと
    を常に共働させることを特徴とするアクティブ耳防護シ
    ステム。
JP1064918A 1988-03-16 1989-03-16 ヘッドホンユニット及びそのアセンブリ Pending JPH0256198A (ja)

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