JPH0256111B2 - - Google Patents

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JPH0256111B2
JPH0256111B2 JP58245356A JP24535683A JPH0256111B2 JP H0256111 B2 JPH0256111 B2 JP H0256111B2 JP 58245356 A JP58245356 A JP 58245356A JP 24535683 A JP24535683 A JP 24535683A JP H0256111 B2 JPH0256111 B2 JP H0256111B2
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JP
Japan
Prior art keywords
club
golf club
clubs
natural frequency
golf
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58245356A
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English (en)
Other versions
JPS60139266A (ja
Inventor
Masashi Kobayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruman Golf Co Ltd
Original Assignee
Maruman Golf Co Ltd
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Publication date
Application filed by Maruman Golf Co Ltd filed Critical Maruman Golf Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は1セツト中の各ゴルフクラブが互に
調和性を有しているように工夫したゴルフクラブ
のセツトに関するものである。
従来、此種のゴルフクラブのセツトとして昭和
51年実用新案出願公告第51322号公報に記載され
ているものが知られている。而して、この考案
は、セツト中の全クラブのグリツプの頂端の周り
の慣性モーメントを同一にし、且つ、ゴルフクラ
ブの曲げ剛度を小さいクラブ程小さく形成したも
のであつて、インパクト前のタイミング特性を全
番手について統一しようとしている。そして、そ
の方法として、ゴルフクラブを片持支持して固有
振動数を測定し、この測定値によつて、前記のよ
うに調整されているものである。即ち、片持支持
によつてウツドは286c/minに統一し、アイアン
は333c/minに統一したので、現実のプレーヤー
の感触を満足させるまでには致らないように考え
られる。そこで、インパクト時における手に伝わ
たる感触を全番手に略一定にする為に固有振動数
を全番手について統一するために解決せらるべき
技術的問題点が生じてくるのである。
又、インパクトの前後においてクラブシヤフト
に作用する歪波形を測定したものとして、第1図
のゴルフクラブ1のクラブシヤフトの夫々の位置
A,B,Cにストレーンゲージを夫々貼付けて、
バツクスイングからフオロースルーの期間の上記
位置A,B,Cにおける動的歪についての第2図
に示す結果が、住友金属工業株式会社の西岡邦夫
氏らによつて発表されている。
そして、上記の提案、研究は、何れも、主とし
てダウンスイング中におけるクラブのたわみとイ
ンパクトするときのタイミングに関するものであ
つて、クラブヘツドの最大加速点においてインパ
クトが行われるための解明が行われているのであ
るが、プレーヤーにとつて、飛距離の大小の問題
と共に、手に感じる感触が良好であるかどうかと
云ういわゆるフイーリングの良悪が、ゴルフクラ
ブの良悪の判断の大きい決め手になつているのも
事実である。
そしてこの感触は、インパクトの前後において
プレーヤーが感じる総合的なものであるが、上記
第2図にみられるようにバツクスイングとダウン
スイング及びフオロースルーの区域では、歪波形
が比較的に平坦であるので、一セツト中の各クラ
ブ毎に夫々、差異はあつても、感触にさほど大き
い影響を与えないものである。
しかし、インパクト直後の短かい時間において
は、周期の短かい減衰振動が現われており、この
インパクトによる振動数が、プレーヤーの感触に
大きく影響することが予想され、インパクトの手
応えがフイーリングの良悪を決めるものと考えら
れる。
そして、このインパクト直後の減衰振動数は、
一セツトにおけるクラブの各番手毎に、互にかな
り相違していることが予想されるので、出願人は
第3図のようにゴルフクラブ2のクラブヘツド3
の首部の附近を、ワイヤ4の如きものにて静止物
体5へ吊り下げて、クラブシヤフトの適宜な位置
を打撃して、クラブヘツト3の近くのクラブシヤ
フト6に貼付けているストレーンゲージDに現わ
れる動的歪波形とその振動数を計測した。
第4図にウツドクラブの各番手毎の打撃時の基
本振動数を、第5図にアイアンクラブのそれを、
夫々A社、B社の製品についての計測結果を示し
たが、クラブの番手が大きくなるに従つて基本振
動数も増大しており、この傾向は特にアイアンク
ラブの場合に顕著となつている。
そして、このようにウツドクラブ又はアイアン
クラブの夫々のセツト内における固有振動数の変
化が、プレーヤーの感触に影響を及ぼしているも
のと考えられるので、第4図と第5図に夫々実線
にて模型的に例示したようにこの発明では、番手
に拘らず打撃時の固有振動数(基本振動数)を、
略一定となるように定めたものであつて、この一
定の固有振動数の1例として例えば、現在使用さ
れているゴルフクラブのセツトにおける平均値と
することであつても良く、最もフイーリングの良
いゴルフクラブの固有振動数に合わせるようにし
ても良い。
そして、ゴルフクラブの固有振動数を計測する
ときの打撃方法として、グリツプ部を固定してク
ラブヘツドに打撃力を与える方法、又は、プレー
ヤーによるシヨツト動作による方法でも良いので
あるが、この発明では上述第3図のようにゴルフ
クラブ2を吊り下げた状態での固有振動数を計測
してこの固有振動数を基準として好ましい固有振
動数に統一しているのであつて、シヨツト後のフ
オロースルーの状態、即ち、軽くグリツプがされ
ている状態に近い上記第3図の状態における固有
振動数計測は、大きい特徴をもつものである。
そして、ゴルフクラブの固有振動数をセツト毎
に統一する具体的な実施例として (1) クラブヘツドの重量を番手に応じて変化させ
る方法がある。
即ち、飛距離の大きいいわゆるロング番手
(例えばW1、I2等)はクラブヘツドを軽くし、
又、飛距離の小さいシヨート番手(例えばW5、
PW等)は、重くすることになる。
(2) クラブシヤフトの長さの番手毎の差を、現在
のものよりも短かくする。
現在のものは、1番手の差(例えばW1とW2
の長さの差)は1/2吋となつているが、この差
をさらに小さくして、撓みの差を小さくする。
(3) クラブシヤフトの剛性を統一する。
第6図のように、グリツブ部7を固定した状
態のゴルフクラブ8のクラブヘツド9の附近に
ウエイトWを吊り下げたときのクラブヘツド9
の附近のたわみ量hは、夫々第7図と第8図の
よように、現在品では、シヨート番手になるに
伴つて小さくなつており、即ち、ロング番手に
比べてシヨート番手の剛性が大きくなつている
ので、 (ア) クラブシヤフトのシヤフト径を、シヨート
番手になるに伴つて細くする。
(イ) クラブシヤフト10のステツプとして、先
端から第1ステツプ(S1)までの先端部11
の長さlを、シヨート番手になるに伴つて長
くする。
クラブシヤフトは、その製作工程における
絞加工のステツプを、約20〜25ステツプとし
て先細り状に形成していて、一つのステツプ
間においては外径が略一定としている。そこ
で、クラブシヤフトのたわみに最も大きく影
響を与えている第1ステツプ(S1)よりも先
の先端部11の長さを変化させるようにし
た。
(4) クラブシヤフトに、ウエイトを付加する。
剛性の大きいシヨート番手のゴルフクラブ1
2のクラブシヤフト13に、ウエイトVを取付
ける。ウエイトVは例えば、鉛板をクラブシヤ
フト13に巻き付けても良い。又、ウエイトV
として、クラブシヤフト自体をこの部分だけ肉
厚に形成しても良い。
この発明に係る調和性を有するゴルフクラブの
セツトは上述のように、ゴルフクラブの各番手毎
の固有振動数を、セツト毎に統一しているので、
夫々番手の異なるゴルフクラブを順次、使用した
とき、プレーヤーに与える感触は常に略一定の、
好ましいものとすることができたのであり、この
ように良いフイーリングを感じることになれば、
ゴルフクラブがプレーヤーと1体となつて、違和
感も無くなつて常に愉快なプレイを楽しむことが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は歪波形の測定位置を示すゴルフクラブ
の正面図、第2図は動的歪の計測結果を示す図、
第3図以降はこの発明の実施例を示し、第3図は
ゴルフクラブの固有振動測定を示す正面図、第4
図と第5図はその計測結果を示す図、第6図はゴ
ルフクラブのたわみの計測を示す正面図、第7図
と第8図はその計測結果を示す図、第9図と第1
0図は固有振動数を調節する夫々の実施例を示す
説明図である。 符号説明、1,2,8……ゴルフクラブ、3,
9……クラブヘツド、4……ワイヤ、5……静止
物体、10,6……クラブシヤフト、7……グリ
ツプ部、11……先端部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ゴルフクラブのヘツドの首部近傍をワイヤの
    如きもので静止物に吊下し、更に、該吊下したゴ
    ルフクラブの適宜位置を打撃して該ゴルフクラブ
    の有する固有振動数を測定し、この測定値が各セ
    ツト毎の各ゴルフクラブについて略同一になるよ
    うに統一したことを特徴とするゴルフクラブのセ
    ツト。
JP58245356A 1983-12-28 1983-12-28 調和性を有するゴルフクラブのセツト Granted JPS60139266A (ja)

Priority Applications (1)

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JP58245356A JPS60139266A (ja) 1983-12-28 1983-12-28 調和性を有するゴルフクラブのセツト

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Publication Number Publication Date
JPS60139266A JPS60139266A (ja) 1985-07-24
JPH0256111B2 true JPH0256111B2 (ja) 1990-11-29

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ID=17132451

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2533856B2 (ja) * 1986-08-19 1996-09-11 征一郎 寺本 ゴルフクラブセツト
US5040279A (en) * 1988-10-19 1991-08-20 Brunswick Corporation Method for producing frequency matched sets of composite golf club shafts
JP7099857B2 (ja) * 2018-04-01 2022-07-12 株式会社 グラビティー ゴルフクラブ用シャフトセット及びゴルフクラブセット

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5151322U (ja) * 1974-10-16 1976-04-19

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JPS5151322U (ja) * 1974-10-16 1976-04-19

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