JPH0256066B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0256066B2
JPH0256066B2 JP58153146A JP15314683A JPH0256066B2 JP H0256066 B2 JPH0256066 B2 JP H0256066B2 JP 58153146 A JP58153146 A JP 58153146A JP 15314683 A JP15314683 A JP 15314683A JP H0256066 B2 JPH0256066 B2 JP H0256066B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
food
pet
potatoes
pet food
vegetables
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58153146A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6047642A (ja
Inventor
Seinosuke Ooshima
Yoshinori Fukuma
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Nosan Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nihon Nosan Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=15556018&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0256066(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Nihon Nosan Kogyo Co Ltd filed Critical Nihon Nosan Kogyo Co Ltd
Priority to JP58153146A priority Critical patent/JPS6047642A/ja
Publication of JPS6047642A publication Critical patent/JPS6047642A/ja
Publication of JPH0256066B2 publication Critical patent/JPH0256066B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feed For Specific Animals (AREA)
  • Fodder In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はペツトフード、特に副食あるいは総菜
に相当するペツトフードに関するものである。
ペツトフードは大別してドライフード、セミモ
イストフード、缶詰フードおよびソーセージフー
ドの4種類に分類される。このうち、比較的容易
に大量生産ができ、価格および取扱い等に優れた
水分含量の低いドライおよびセミモイストタイプ
のペツトフードが市場において主流を占めている
のが現状である。しかしながら、これらドライお
よびセミモイストタイプのペツトフードは、原料
として穀類を主原料とし、その他一般食品に用い
難い畜肉副産物、各種製造粕類、糟糠類等を使用
し、かつ水分含量が比較的少ないため、嗜好性が
劣り、かつ犬、猫などのペツト動物が必ずしも好
んで食べない、あるいは食べ飽きるなどの欠点が
ある。これら欠点を解決するため、ドライおよび
セミモイストタイプのペツトフード自体の嗜好性
を向上させる方法、あるいはミルク、スープ等を
別に添える方法が試みられているが、これらの方
法においては、犬、猫などのペツト動物の嗜好を
若干向上させることができるものの、飼つている
犬、猫の種類が多様化し、かつ室内で飼うなど飼
主が家族の一員としてペツト動物を扱つている現
状、飼主の心情からは必ずしも満足できるもので
ない。
そこで、本発明者等は、犬、猫などのペツト動
物にとつて極めて嗜好性がよく、また飼主の心情
としても満足できる副食あるいは総菜となるペツ
トフードを開発すべく鋭意研究を重ねた結果、獣
鳥肉類、魚介類など動物蛋白類と野菜類などを、
それと識別できる程度に形状が残るようにして、
水分含有量を78%以上とすれば、ペツト動物の嗜
好性を極めて向上させるものとなることを見出
し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は獣鳥類、乳卵類、魚介類か
ら選ばれる1種以上と野菜類、いも類、豆類から
選ばれる1種以上を、それと識別できる程度の形
状が残るように含有させ、かつ食物繊維含有量
0.5%以上、水分78%以上としたものをレトルト
処理してなることを特徴とするペツトフードであ
つて、その目的とするところは、ペツト動物にと
つて極めて嗜好性の優れ、ペツト動物の副食ある
いは総菜となるペツトフードを提供することにあ
る。
本発明において使用する獣鳥肉類としては牛
肉、豚肉、鶏肉、羊肉等の家畜、家禽類の肉およ
びこれらの内蔵等である副産物が用いられ、乳卵
類、としてはチーズ、卵、また魚介類の肉および
副産物などが用いられ、これらのうちから1種以
上適当なものを選んで使用する。
また、本発明に使用する野菜類としては、例え
ば人参、キヤベツ等が挙げられ、いも類としては
ジヤガイモ、サツマイモ、また豆類としてはグリ
ーンピース、エンドウ等が挙げられ、これらのう
ちから適宜1種以上選んで使用する。
これら野菜類、いも類、豆類は食物繊維を多く
含むものであるが、これらの配合割合を考慮し、
食物繊維の含有量を0.5%以上とするのが、ペツ
ト動物の健康上から望ましい。特に望ましい食物
繊維含有量は1.0〜5.0%程度であるが、0.5%以下
ではその効果が期待できない。その際、必要に応
じペツトフード中の食物繊維含有量を適当量にす
るため、小麦胚芽、コーンブラン、おから、フル
ーツフアイバー、えんどう豆フアイバー、コンニ
ヤクマンナン、海藻フアイバー等食物繊維を高含
有する原料を添加するのが望ましい。
この他の原料としては、獣鳥肉類、乳卵類、魚
介類、野菜類、いも類、豆類などをそれを識別で
きる程度の形状で、容器中に分散安定させるため
の澱粉類、カラギーナン等の各種増粘剤あるいは
安定剤、ペツト動物の栄養のための各種ミネラ
ル、ビタミン類、その他フレーバー、調味料など
が挙げられ、これらは必要に応じ適宜用いること
ができる。この際、ペツトフードの製品の見場お
よび動物が食べやすいように、獣鳥肉類、乳卵
類、魚介類、野菜類、いも類、豆類をそれと識別
できる程度の形状とするのが好ましい。
本発明のペツトフードの製造は、製品になるま
でに加熱処理することができれば任意の製造方法
を選ぶことができるが、通常次のようにして行わ
れる。まず、獣鳥肉類、乳卵類、魚介類のうち肉
類、内臓類、魚介類等はボイルした後、ペツト動
物が食べられ、かつ、それと識別できる程度の大
きさに切断ないしはスライスするか、あるいは切
断ないしはスライスした後、ボイルする。また、
野菜類、いも類、豆類のうち、豆類など適当な大
きさのものはそのままでよいが、ジヤガイモ、人
参などは予めダイス状にするか繊切するかなどし
てその形状から原料が識別できる程度の適当な大
きさとし、必要に応じてボイルする。特に通常の
ボイルで変色するような野菜類、豆類は別途、変
色しないような蒸煮処理を施すのが望ましい。
次に、これら動物蛋白類および野菜類の一定量
と、水分が78%以上となるように調味液等を耐熱
性容器、例えばアルミ使用のスタンデイングパウ
チに秤量、充填する。水分を78%以上とするの
は、ドライタイプのペツトフードに混ぜる場合の
流動性を良くするためであり、水分が78%以下で
は混ぜ難いものとなる。
この際、必要に応じて上記したような食物繊維
を高含有する原料、デンプン、カラギーナン等の
増粘剤あるいは安定剤、およびミネラル、ビタミ
ン類、その他フレーバー等を加えることができ、
これらは調味液に混合して秤量、充填するのが望
ましい。そして、真空シールしたのち、レトルト
処理により加熱処理を行う。レトルト処理条件と
しては、ゲージ圧で0.5〜3.0Kg/cm2、105〜130℃
で10〜30分間加熱処理するのが望ましい。加熱処
理後は、水洗、乾燥することにより目的とするペ
ツトフードを得ることができる。
本発明のペツトフードは、副食あるいは総菜と
して、例えばドライタイプのペツトフードの上に
のせたり、混ぜたりして与えることができる。ま
た、単独でもおやつとして与えることができる。
本発明のペツトフードは獣鳥肉類、乳卵類、魚
介類、野菜類、いも類、豆類をそれと識別できる
程度の形状となつているので、ペツト動物が食べ
やすく、見端も優れたものであり、また動物性の
蛋白類と植物性の原料が組み合わされて含有さ
れ、かつレトルト処理によりそれら原料が相乗効
果を発揮し、格段と優れた風味および嗜好性を発
揮するペツトフードとなる。しかも食物繊維が
0.5%という一定量以上を含有されているため、
ペツト動物の整腸作用および有毒物質の吸着、排
泄等に有効である。そして、水分含量が78%以上
としてあるため流動性がよく、ドライタイプのペ
ツトフードに混ぜる場合極めて容易に混ぜること
ができ、かつレトルト処理をしてあるのでペツト
フードの水分含量が高くても保存性がよいなどの
効果がある。またペツト動物を家族の一員として
扱う飼主は、副食あるいは総菜としてこれらペツ
トフードをペツト動物に与えることにより、心情
的満足感を得ることができるものである。
次に、実施例を示してさらに本発明を具体的に
説明するが、本発明はこれにより制限されるもの
でない。
実施例 1 牛肉を角に切つてボイルしたもの47部、ダイス
状にしたポテト8部、繊切にした人参をボイルし
たもの8部、澱粉5%、コーンブラン1%を含有
し、かつミネラル、ビタミンを添加した調味液63
部をアルミ使用のスタンデイングパウチに1袋当
り120gとなるように充填し、真空シールしたの
ち、120℃で15分間のレトルト処理を行い、水洗
後、乾燥してドツグフードを得た。
このドツグフードは水分含量82.5%、食物繊維
含有量1.1%、牛肉、ポテト、人参の形状はそれ
と識別できるものであつた。
また、市販のドライドツグフード100部に対し、
上記ドツグフード50部を上に乗せ、犬に与えて嗜
好性を調査したが、このドツグフードは嗜好性が
極めてよく、対照として行つた市販の缶詰タイプ
のドツグフードよりも優れていた。
実施例 2 ボイルした南極オキアミ40部、繊切にした人参
15部、液卵5部、及び澱粉2%、カラギーナン3
%を含有し、かつミネラル、ビタミンを添加した
調味液40部をアルミ使用のスタンデイングパウチ
に1袋当り100g充填し、真空シールしたのち、
125℃で10分のレトルト処理を行い、水洗、乾燥
してキヤツトフードを得た。
このキヤツトフードは水分含量81%、食物繊維
含有量1.7%で、南極オキアミ、卵、人参の形状
はそれと識別できるものであつた。
また市販のドライキヤツトフード50部に対し、
このキヤツトフード30部を上に乗せ、猫に与えて
嗜好性を試験したが、このキヤツトフードは嗜好
性が極めてよく、対照とした市販の缶詰タイプの
キヤツトフードよりも優れていた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 獣鳥肉類、乳卵類、魚介類から選ばれる1種
    以上と野菜類、いも類、豆類から選ばれる1種以
    上を、それと識別できる程度の形状が残るように
    含有させ、かつ食物繊維含有量0.5%以上、水分
    78%以上としたものをレトルト処理してなること
    を特徴とするペツトフード。
JP58153146A 1983-08-24 1983-08-24 ペツトフ−ド Granted JPS6047642A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58153146A JPS6047642A (ja) 1983-08-24 1983-08-24 ペツトフ−ド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58153146A JPS6047642A (ja) 1983-08-24 1983-08-24 ペツトフ−ド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6047642A JPS6047642A (ja) 1985-03-15
JPH0256066B2 true JPH0256066B2 (ja) 1990-11-29

Family

ID=15556018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58153146A Granted JPS6047642A (ja) 1983-08-24 1983-08-24 ペツトフ−ド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6047642A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5133910B2 (ja) * 2009-01-08 2013-01-30 日清ペットフード株式会社 シート状魚畜肉素材を配合したペットフード
JP2011135834A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Q P Corp 詰め合わせ食品

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5051872A (ja) * 1973-09-07 1975-05-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5051872A (ja) * 1973-09-07 1975-05-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6047642A (ja) 1985-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10743564B2 (en) Pseudo-loaf food compositions
Spitze et al. Taurine concentrations in animal feed ingredients; cooking influences taurine content
US3482985A (en) Method of making animal food
US4247562A (en) Moist pet food with blood chunks and a fluid gravy system
US4158706A (en) Food preservation
US3946123A (en) Canned pet food
CN112244159A (zh) 一种宠物鲜粮及其制备方法
JP2018082660A (ja) ペットフード包装体およびその製造方法
US3903313A (en) Method for preparing meat and vegetable sticks
CN102599333A (zh) 一种全天然半湿型幼龄家畜及宠物喂饲食品及其制备工艺
JP2006506077A (ja) 新規な外観の包装されたペットフード
JP3825822B2 (ja) ペットフードの製造方法
CN104770783A (zh) 一种马铃薯胡辣汤的制作方法
JPH0256066B2 (ja)
RU2589791C1 (ru) Способ получения мясо-растительных консервированных кормов лакомства "банкет" для непродуктивных животных
CN111149917A (zh) 一种犬猫粮及其使用方法
JPH11253109A (ja) ペットフード
JPH0349540B2 (ja)
KR102672110B1 (ko) 반려동물 건강식품 제조방법
RU2390999C2 (ru) Универсальный продукт питания
EP0845953B1 (en) Method for production sausage preparation based on mushroom raw material and containing vegetal protein
JPS592660A (ja) ペツトフ−ドの製造方法
CN116491600A (zh) 一种宠物鲜肉粮配方及制备方法
Sreelekshmi et al. Training Manual on Seafood Value Addition
JPS62269648A (ja) ペツトフ−ド用缶詰