JPH0255974A - Nmr装置の照射側90゜パルス設定法 - Google Patents

Nmr装置の照射側90゜パルス設定法

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JPH0255974A
JPH0255974A JP63207759A JP20775988A JPH0255974A JP H0255974 A JPH0255974 A JP H0255974A JP 63207759 A JP63207759 A JP 63207759A JP 20775988 A JP20775988 A JP 20775988A JP H0255974 A JPH0255974 A JP H0255974A
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JP
Japan
Prior art keywords
irradiation
pulse width
pulse
power amplifier
amplifier
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Pending
Application number
JP63207759A
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English (en)
Inventor
Tomio Kosaku
富雄 小作
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Jeol Ltd
Original Assignee
Jeol Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 照射用発振器の出力をゲートN路及び照射用電力用増幅
器を通して増幅しプローブに印加するように構成したN
MR装置の照射側90”パルス設定法に関する。
〔従来の技術〕
最近のNMR装置における異種核間のヘテロスピンデカ
ップリング測定では、広い周波数範囲で効率良く測定を
行うために、コンポジットパルス(例えばWAUGHパ
ルス、WALTZ16、MLEV64等)が使用されて
いる。
これらのパルス列において例えば 5883143531483143535・・・・・・
のようなものがあるが、ここで数字は90°パルス幅P
wq、の倍数を示す、数字の上のバーの有無は、バー無
しがパルス中の高周波の位相O′Cを示し、上にバーの
あるものがパルス中の高周波の位相180’を示してい
る。すなわち、上記の例は、第1パルスが90°パルス
幅Pw、。の5倍で位相が180’、第2パルスが90
1パルスI&1PW9゜の8倍で位相がOoというパル
ス列からなることを意味している。このようにパルス列
は、あるデカップリングパワーの大きさに於ける照射側
の90°パルス幅P w q。を最小単位とし、そのP
wq。
のN倍、M倍といったパルス幅を組合せ、しかもそれら
のパルスの位相がO”、180°と交互に変化させる位
相変調を行うものである。
また、INEPT、DEPT測定の場合にも照射側の1
)(磁化を90°、180’といったフリップアングル
で変化させる。これらの応用測定において、良いNMR
データを得るためには、照射側の90°パルス幅を正確
に、しかも早く簡単に知る必要がある。
第4図は一般的に使用されている1H側の高周波回路の
ブロック図を示す。第4図に示す回路は、1H照射用と
して用いる場合、スイッチ26がb側にセットされ、1
H核用電力増幅器24の出力側に接続されているダイオ
ードクリッパ25をバイパスさせている。
これは+1(核用電力増幅器24の出力がIOW以上で
、しかも連続波となる場合があり、その場合にはダイオ
ードクリンパ25を焼損させることが予想されるため、
スイッチ26又は高周波リレー等を用いてダイオードク
リッパ25をバイパスさせているのである。
〔発明が解決しようとする課題〕
他方、1H観測用として用いる場合には、第4図のスイ
ッチ26がa側にセットされ、ダイオードクリッパ25
が+H核用電力増幅器24の出力側に挿入接続される。
このような接続で得られた90°パルス幅は、実際の照
射時の1H核90゜パルス幅とは等しくならない。何故
ならばダイオードクリッパ25の挿入損が零でないため
、その分だけ誤差となるからである。
ずなわち、90°パルス幅Pw、。は、照射側のパルス
幅を徐々に変化させて、得られるNMR信号強度が最小
になるパルス幅Pw、、。を捜し、そのPw、、。を2
で割った値として得られる。
このようにNMR信号強度が最小になるまで何回もNM
R測定を繰り返し、得られた90@パルス幅PW9゜か
ら照射時の90°パルス幅を求めるため、ダイオードク
リッパ25の挿入損を予測し90°にある定数(装置係
数)をかけて補正し、照射側の90°パルス幅Pw、。
′を得ている。
しかし、装置係数は、装置ごとに実測して決めているわ
けではなく、予めある値に固定して使用している。とこ
ろが実際にはダイオードクリッパ25の挿入損、スイッ
チ26の挿入損の値が一定していない。このため正確な
901パルス幅を得ることができない。
従って、装置ごとに実測して決めようとすると、90°
パルス幅を得るためには、その都度NMR測定条件を設
定し、NMR測定を何回も繰り返す操作が必要になる。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、照射側
の90°パルス幅を正確に設定できるNMR装置の照射
側90°パルス設定法を捷供することを目的とするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明は、照射用発振器の出力をゲート回路
及び照射用電力用増幅器を通して増幅しプローブに印加
するように構成したNMR装置において、パルス幅を段
階的に変化させながら照射用電力用増幅器をC級動作さ
せてNMR信号をサンプリングし、NMR信号強度が最
小になるパルス幅の1/2の値を90°パルス幅とする
ことを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明のNMR装置の照射側90@パルス設定法では、
照射用電力用増幅器をC級動作させてNMR信号をサン
プリングするので、ダイオードクリッパを接続しなくて
もノイズを除くことができる。そして、この中からNM
R信号強度が最小になる180°パルス幅を見つけ、1
/2することにより90″パルス幅を求めることができ
る。このように照射用電力増幅器の特性を0級で動作さ
せることにより、装置によって変動するダイオードクリ
ッパの挿入損やスイッチの挿入損をな(すことができる
〔実施例〕 以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は本発明に係るNMR装置の照射側90°パルス
設定法の1実施例を説明するためのシステム構成図、第
2図はダイオードクリッパのバイパス回路を示す図、第
3図は照射用電力増幅器のバイアス点を変化させるタイ
ミングの例を示すタイムチャートである。図中、1は照
射用発振器、2はゲート回路、3と12は照射用電力増
幅器、4はプローブ、5はマグネット、6は高周波増幅
器、7は復調器、8はA/D変換器、9はCPU。
10はメモリ、11はパルサ、13はダイオードクリッ
パ、14はスイッチを示す。
第1図において、照射用電力増幅器3は、第2図に示す
ようにダイオードクリッパ13とこれをバイパス制御す
るスイッチ14からなる回路が出力側に接続されている
が、本発明では、これをC級動作させる。このC級動作
では出力からノイズがなくなるので、この場合にはダイ
オードクリッパ13が必要なくなる。パルサ11は、C
PU9より設定されたタイミングでパルスを生成し、ゲ
ート回路2及び照射用電力増幅器3を制御するものであ
り、これらの制御の下で照射用発振器1からゲート回路
2を通してプローブ4にパルスを照射する。そして、N
MR信号は、高周波増幅器6、復調器7、A/D変換器
8を通してCPU9にサンプリングされる。
次に本発明のNMR装置の照射側90°パルス設定法に
よる動作を説明する。
照射側の90°パルス幅自動設定プログラムがスタート
すると、照射用電力増幅器3の出力は、照射時と同等の
パワーで、あるパルス幅Pw、のRFパルスをプローブ
に印加する。この時の照射用電力増幅器3の出力部にあ
るダイオードクリッパ13は、第2図に示すようにバイ
パスされている。また、照射用電力増幅器3の出力ノイ
ズを小さくするために照射用電力増幅器3のトランジス
タのバイアスをC級動作させる。或いは第3図のタイム
チャートに示すようにパルサ11からのパルスでNMR
信号をサンプリングしている時のみC級動作させる。
このようにして得られたNMR信号強度は絶対値で表し
、その値をメモリ10にストアする。
次にパルス幅をPw、からPw、に変更し、NMR信号
を得て、その強度の値を再びメモリ10にストアする。
以下同様にパルス幅をPw、からPw7まで変化させ、
取得したこれらのNMR信号の中からCPU9によりN
MR信号強度が最小であるパルス幅Pw、を選択する。
このようにして得られたPw、を180″″パルス幅P
w、@。とし、180°パルス幅Pw、s。を2で割っ
て90°パルス幅Pw、。を得る。
この90″パルス幅PW9゜の値を照射用パルス幅パラ
メータに入力する。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではな
く、種々の変形が可能である0例えばパルス幅Pw、@
。を得るためにフーリエ変換後のNMMR信号ピークの
大きさを使用する例により説明したが、必ずしもフーリ
エ変換する必要はなく、FID信号の大きさを使用して
も良い。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、照射
用電力増幅器のバイアス動作点を0級に変更するので、
RFパルスがオフされている時間帯で、電力増幅器から
ノイズが出力されなくなる。
そのためダイオードクリッパが不要となり装置計数を1
にすることができる。従って正確な90@パルス幅を測
定することができる。また、装置係数が1となったため
、照射側の90″パルス幅設定をCPUを駆使して自動
化し、操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るNMR装置の照射側906パルス
設定法の1実施例を説明するためのシステム構成図、第
2図はダイオードクリッパのバイパス回路を示す図、第
3図は照射用電力増幅器のバイアス点を変化させるタイ
ミングの例を示すタイムチャート、第4図は一般的に使
用されている1H側のRF回路のブロツク図である。 1・・・照射用発振器、2・・・ゲート回路、3と12
・・・照射用電力増幅器、4・・・プローブ、5・・・
マグネット、6・・・高周波増幅器、7・・・復調器、
8・・・A/D変換器、9・・・CPU、10・・・メ
モリ、11・・・パルサ、13・・・ダイオードクリッ
パ、14・・・スイッチ。 出 願 人  日本電子株式会社 代理人 弁理士 阿 部 龍 吉(外4名)第 図 第3図 Cケ1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)照射用発振器の出力をゲート回路及び照射用電力
    用増幅器を通して増幅しプローブに印加するように構成
    したNMR装置において、パルス幅を段階的に変化させ
    ながら照射用電力用増幅器をC級動作させてNMR信号
    をサンプリングし、NMR信号強度が最小になるパルス
    幅の1/2の値を90°パルス幅とすることを特徴とす
    るNMR装置の照射側90°パルス設定法。
JP63207759A 1988-08-22 1988-08-22 Nmr装置の照射側90゜パルス設定法 Pending JPH0255974A (ja)

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JP63207759A JPH0255974A (ja) 1988-08-22 1988-08-22 Nmr装置の照射側90゜パルス設定法

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JP63207759A JPH0255974A (ja) 1988-08-22 1988-08-22 Nmr装置の照射側90゜パルス設定法

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JPH0255974A true JPH0255974A (ja) 1990-02-26

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ID=16545078

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JP63207759A Pending JPH0255974A (ja) 1988-08-22 1988-08-22 Nmr装置の照射側90゜パルス設定法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011137809A (ja) * 2009-12-07 2011-07-14 Bruker Biospin Ag Nmrシステムにおいてrf信号を調整する方法及びこの方法を実行するプローブヘッド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011137809A (ja) * 2009-12-07 2011-07-14 Bruker Biospin Ag Nmrシステムにおいてrf信号を調整する方法及びこの方法を実行するプローブヘッド

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