JPH0255863B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0255863B2 JPH0255863B2 JP9596884A JP9596884A JPH0255863B2 JP H0255863 B2 JPH0255863 B2 JP H0255863B2 JP 9596884 A JP9596884 A JP 9596884A JP 9596884 A JP9596884 A JP 9596884A JP H0255863 B2 JPH0255863 B2 JP H0255863B2
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- floppy disk
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- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 241001417935 Platycephalidae Species 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は片面記録再生型のフロツピーデイスク
装置に関する。片面記録再生型のフロツピーデイ
スク装置としては、使用する磁気ヘツド（以下ヘ
ツドと略す）のフロツピーデイスク（以下デイス
クと略す）との接触面が半径30〜100mm程度の球
面から成る球面ヘツド方式と、平面または半径
1000mm程度の球面から成る平面ヘツド方式に大別
される。本発明はこのうち平面ヘツド方式に関す
るものである。
装置に関する。片面記録再生型のフロツピーデイ
スク装置としては、使用する磁気ヘツド（以下ヘ
ツドと略す）のフロツピーデイスク（以下デイス
クと略す）との接触面が半径30〜100mm程度の球
面から成る球面ヘツド方式と、平面または半径
1000mm程度の球面から成る平面ヘツド方式に大別
される。本発明はこのうち平面ヘツド方式に関す
るものである。
従来、平面ヘツド、球面ヘツド方式共に、第１
図に示すようにパツドによつてデイスク３を介し
てヘツド２を押し付けることにより、ヘツドギヤ
ツプとデイスクを密着させる方式が用いられてい
た。パツドは通常ヘツドのデイスク接触面とよく
なじみやすいように柔らかい材料で作られてお
り、多くの場合はフエルトでできている。そのた
め球面ヘツドにおいては、ヘツドによくなじみ、
第１図ａに示す如く、リード・ライトギヤツプの
周辺でデイスクとヘツドは良く接触するように設
計されている。リード・ライトギヤツプはヘツド
の中央に位置することが普通で、ギヤツプ付近で
デイスクとヘツドが良好に接触するためには、従
来球面ヘツド、平面ヘツド共にヘツドの中央付近
を押さえるのが好ましいとされていた。このと
き、球面ヘツドは、ヘツドギヤツプが球面の頂点
付近にあるならば、何らの工夫を必要とすること
なく自然にデイスクと密着し良好な記録再生が保
証される。
図に示すようにパツドによつてデイスク３を介し
てヘツド２を押し付けることにより、ヘツドギヤ
ツプとデイスクを密着させる方式が用いられてい
た。パツドは通常ヘツドのデイスク接触面とよく
なじみやすいように柔らかい材料で作られてお
り、多くの場合はフエルトでできている。そのた
め球面ヘツドにおいては、ヘツドによくなじみ、
第１図ａに示す如く、リード・ライトギヤツプの
周辺でデイスクとヘツドは良く接触するように設
計されている。リード・ライトギヤツプはヘツド
の中央に位置することが普通で、ギヤツプ付近で
デイスクとヘツドが良好に接触するためには、従
来球面ヘツド、平面ヘツド共にヘツドの中央付近
を押さえるのが好ましいとされていた。このと
き、球面ヘツドは、ヘツドギヤツプが球面の頂点
付近にあるならば、何らの工夫を必要とすること
なく自然にデイスクと密着し良好な記録再生が保
証される。
一方平面ヘツドにおいては、接触面において第
１図ｂに示すようにデイスクが変形することが多
く、この場合パツドで押さえている範囲内におい
てデイスクとヘツドは必ずしも良好に接触してい
るとは限らない。ヘツドギヤツプ４が存在するヘ
ツド中央部分もデイスクと安定した接触を保つこ
とは難しい。そのため一般に平面ヘツドを使用す
る場合には球面ヘツドを使用する場合とは比較に
ならないほど困難であつた。
１図ｂに示すようにデイスクが変形することが多
く、この場合パツドで押さえている範囲内におい
てデイスクとヘツドは必ずしも良好に接触してい
るとは限らない。ヘツドギヤツプ４が存在するヘ
ツド中央部分もデイスクと安定した接触を保つこ
とは難しい。そのため一般に平面ヘツドを使用す
る場合には球面ヘツドを使用する場合とは比較に
ならないほど困難であつた。
ところで、両面記録再生型のフロツピーデイス
ク装置には平面ヘツドのみが使用され、片面記録
再生方式と両面記録再生方式のヘツド体や製造工
程を共通化するために、片面方式のヘツドとして
は平面ヘツドを使う必要が生じている。また片面
方式のヘツドに平面ヘツドが使用できると、フロ
ツピーデイスク装置の設計・製造上の自由度をふ
やすことが可能となる。しかし、平面ヘツドを使
用した場合前述のように安定した接触を保つこと
が難しいためこれらの要求に十分に答えることが
不可能となつている。
ク装置には平面ヘツドのみが使用され、片面記録
再生方式と両面記録再生方式のヘツド体や製造工
程を共通化するために、片面方式のヘツドとして
は平面ヘツドを使う必要が生じている。また片面
方式のヘツドに平面ヘツドが使用できると、フロ
ツピーデイスク装置の設計・製造上の自由度をふ
やすことが可能となる。しかし、平面ヘツドを使
用した場合前述のように安定した接触を保つこと
が難しいためこれらの要求に十分に答えることが
不可能となつている。
良好な接触を保つためには、パツドに付加する
荷重Ｐを大きくすると良いが、このようにする
と、デイスクに傷が生じやすくなる上に、デイス
クを回転させるために使用するモータの消費電力
が増加するために好ましくない、しかも接触状態
もそれほど好転しない場合が多い。
荷重Ｐを大きくすると良いが、このようにする
と、デイスクに傷が生じやすくなる上に、デイス
クを回転させるために使用するモータの消費電力
が増加するために好ましくない、しかも接触状態
もそれほど好転しない場合が多い。
以上の通り、片面記録再生方式用の平面ヘツド
の用途はあるものの、使用が困難である上に、有
効な対策がとられていなかつた。
の用途はあるものの、使用が困難である上に、有
効な対策がとられていなかつた。
本発明は良好なヘツドとデイスクの接触を得る
ことができる、平面ヘツドを使用した片面記録再
生方式のフロツピーデイスク装置を提供すること
を目的とする。
ことができる、平面ヘツドを使用した片面記録再
生方式のフロツピーデイスク装置を提供すること
を目的とする。
本発明は、片面記録再生型のフロツピーデイス
ク装置において、磁気ヘツドを形成する面のう
ち、磁気ヘツドのリード・ライト、ギヤツプを有
し、フロツピーデイスクと接触する面が平面また
は半径500mm以上の球面または円筒面であり、フ
ロツピーデイスクを間に介して前記磁気ヘツドに
押付力を与えるパツドを持ち、磁気ヘツドの前記
接触面のうちフロツピーデイスクが流入する側の
縁を、前記パツドの一部分が押えることを特徴と
する。
ク装置において、磁気ヘツドを形成する面のう
ち、磁気ヘツドのリード・ライト、ギヤツプを有
し、フロツピーデイスクと接触する面が平面また
は半径500mm以上の球面または円筒面であり、フ
ロツピーデイスクを間に介して前記磁気ヘツドに
押付力を与えるパツドを持ち、磁気ヘツドの前記
接触面のうちフロツピーデイスクが流入する側の
縁を、前記パツドの一部分が押えることを特徴と
する。
以下に本発明の例をあげて説明する。
第２図は本発明の一例である。パツドがデイス
クを介してヘツドを押さえつけるのであるが、本
発明においては、パツドのヘツドのデイスク流入
側の縁にかかつて押さえている。流出側はパツド
で十分に押さえられていないが、これは本発明に
おいて本質的でなく、ヘツドとデイスクの接触は
これによつて悪化することはない。
クを介してヘツドを押さえつけるのであるが、本
発明においては、パツドのヘツドのデイスク流入
側の縁にかかつて押さえている。流出側はパツド
で十分に押さえられていないが、これは本発明に
おいて本質的でなく、ヘツドとデイスクの接触は
これによつて悪化することはない。
第３図は、本発明の別の実施例のヘツドのデイ
スクとの接触面を見たものである。ヘツド２には
デイスクと接触する平面の縁５が見える。パツド
がこの縁のうち流入側の部分を覆うとヘツドとデ
イスクの接触は良好になる。その例を第３図ａ〜
ｂに載せる。第３図でデイスクはヘツドの左側か
ら右側へ走行して行く。点線６で示した閉じた線
の内部がパツドであり、従つて点線６はパツドが
ヘツドを押える範囲を表している。これらはいず
れも本発明の範囲に含まれる。
スクとの接触面を見たものである。ヘツド２には
デイスクと接触する平面の縁５が見える。パツド
がこの縁のうち流入側の部分を覆うとヘツドとデ
イスクの接触は良好になる。その例を第３図ａ〜
ｂに載せる。第３図でデイスクはヘツドの左側か
ら右側へ走行して行く。点線６で示した閉じた線
の内部がパツドであり、従つて点線６はパツドが
ヘツドを押える範囲を表している。これらはいず
れも本発明の範囲に含まれる。
以上のように縁を押さえるとヘツドとデイスク
が良好に接する理由を述べる。デイスクは走行状
態でヘツドの流入側の縁に強く押し当てられると
この縁で走行抵抗を受ける。一方デイスクは連続
的に通過して行くので、縁に押しつけられて走行
抵抗を受けているデイスクは、張力を加えられ
る。デイスクは縁に当たつて急な角度で曲がつて
いる上に、張力が加えられているためにヘツドの
方向にたわむ形で変形する。従つて、ヘツドとデ
イスクの間隔は自然と狭くなるために良く接触す
るようになるのである。
が良好に接する理由を述べる。デイスクは走行状
態でヘツドの流入側の縁に強く押し当てられると
この縁で走行抵抗を受ける。一方デイスクは連続
的に通過して行くので、縁に押しつけられて走行
抵抗を受けているデイスクは、張力を加えられ
る。デイスクは縁に当たつて急な角度で曲がつて
いる上に、張力が加えられているためにヘツドの
方向にたわむ形で変形する。従つて、ヘツドとデ
イスクの間隔は自然と狭くなるために良く接触す
るようになるのである。
以上に述べたように、本発明によれば他の特別
な手段を用いることなく、平面ヘツドとデイスク
が安定して良好に接触し、従つて良好な記録再生
特性が得られる。
な手段を用いることなく、平面ヘツドとデイスク
が安定して良好に接触し、従つて良好な記録再生
特性が得られる。
本発明の方法では、パツドがデイスクを介して
ヘツドの流入側の縁を押さえていることが条件な
ので、ヘツドの基準位置からの高さや、傾きの角
度がかなり大きくずれても、前記条件が満たされ
れば比較的良好な接触状態を得ることができる。
従つてヘツドをフロツピーデイスク装置に組み込
む場合のヘツド取り付け公差を広くすることが可
能であり、量産が容易になる。ヘツドとデイスク
が自然と良好に接触する球面ヘツドと比べても、
同等かそれ以上の特性を得ることが可能であり、
従来の平面ヘツドの接触特性が著しく改善され
た。
ヘツドの流入側の縁を押さえていることが条件な
ので、ヘツドの基準位置からの高さや、傾きの角
度がかなり大きくずれても、前記条件が満たされ
れば比較的良好な接触状態を得ることができる。
従つてヘツドをフロツピーデイスク装置に組み込
む場合のヘツド取り付け公差を広くすることが可
能であり、量産が容易になる。ヘツドとデイスク
が自然と良好に接触する球面ヘツドと比べても、
同等かそれ以上の特性を得ることが可能であり、
従来の平面ヘツドの接触特性が著しく改善され
た。
一方、ヘツドの縁にデイスクを押しつけるため
デイスクに傷や損傷が発生することが心配される
が、実線によると、パツドがヘツド中央付近を押
しつける従来の方法による場合とほぼ同等のデイ
スク寿命が確認されている。
デイスクに傷や損傷が発生することが心配される
が、実線によると、パツドがヘツド中央付近を押
しつける従来の方法による場合とほぼ同等のデイ
スク寿命が確認されている。
第１図は従来の片面記録再生方式のヘツド系を
模式的に表わした図で、ａは球面ヘツド方式、ｂ
は平面ヘツド方式を示した図。第２図は本発明に
よるヘツド系を表わした図。第３図は本発明によ
るヘツドのデイスクとの接触面を示してパツドの
位置を説明するための図であり、ａ〜ｃはパツド
の形状と位置の例を示した図である。 １……パツド、２……磁気ヘツド、３……フロ
ツピーデイスク、４……リード・ライト・ギヤツ
プ、５……ヘツド平面の縁、６……本発明による
パツド位置、７……ヘツドベース。
模式的に表わした図で、ａは球面ヘツド方式、ｂ
は平面ヘツド方式を示した図。第２図は本発明に
よるヘツド系を表わした図。第３図は本発明によ
るヘツドのデイスクとの接触面を示してパツドの
位置を説明するための図であり、ａ〜ｃはパツド
の形状と位置の例を示した図である。 １……パツド、２……磁気ヘツド、３……フロ
ツピーデイスク、４……リード・ライト・ギヤツ
プ、５……ヘツド平面の縁、６……本発明による
パツド位置、７……ヘツドベース。
Claims (1)
- １ 片面記録再生型のフロツピーデイスク装置に
おいて、磁気ヘツドを形成する面のうち、磁気ヘ
ツドのリード・ライトギヤツプを有し、フロツピ
ーデイスクと接触する面が平面または半径500mm
以上の球面または円筒面であり、フロツピーデイ
スクを間に介して前記磁気ヘツドに押付力を与え
るパツドを持ち、磁気ヘツドの前記接触面のうち
フロツピーデイスクが流入する側の縁を、前記パ
ツドの一部分が押えることを特徴とするフロツピ
ーデイスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9596884A JPS60239963A (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | フロツピ−デイスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9596884A JPS60239963A (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | フロツピ−デイスク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60239963A JPS60239963A (ja) | 1985-11-28 |
| JPH0255863B2 true JPH0255863B2 (ja) | 1990-11-28 |
Family
ID=14151989
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9596884A Granted JPS60239963A (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | フロツピ−デイスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60239963A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6128146U (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-20 | 株式会社三協精機製作所 | フロツピ−デイスク装置 |
-
1984
- 1984-05-14 JP JP9596884A patent/JPS60239963A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60239963A (ja) | 1985-11-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |