JPH0255710B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0255710B2
JPH0255710B2 JP21658787A JP21658787A JPH0255710B2 JP H0255710 B2 JPH0255710 B2 JP H0255710B2 JP 21658787 A JP21658787 A JP 21658787A JP 21658787 A JP21658787 A JP 21658787A JP H0255710 B2 JPH0255710 B2 JP H0255710B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core tube
beater
furnace core
furnace
beaters
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP21658787A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6458984A (en
Inventor
Shoichi Akami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AKAMI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
AKAMI SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AKAMI SEISAKUSHO KK filed Critical AKAMI SEISAKUSHO KK
Priority to JP21658787A priority Critical patent/JPS6458984A/ja
Publication of JPS6458984A publication Critical patent/JPS6458984A/ja
Publication of JPH0255710B2 publication Critical patent/JPH0255710B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は粉粒体の熱処理を行う回転レトルト炉
に関する。
〔従来の技術〕
従来から、鉄などの金属粉末の酸化及び還元、
食品等の乾燥、焙焼またはフライアツシユの如き
微粉末の熱処理用の回転レトルト炉として、本出
願人の出願に係るものがある(特開昭59−84077
号公報)。
第1、第5図において、回転レトルト炉1は台
枠2上面に円筒状の炉芯管3を吐出口3aが挿入
口3bより下方に位置するように僅かに傾斜した
状態で略水平方向に配置してある。この炉芯管3
の外周は耐熱炉材からなる保温部4で囲撓してあ
る。この保温部4と前記炉芯管3の間には加熱部
5を配置してある。炉芯管3の挿入口3b側には
スクリユー状の案内羽根6と、この上方に連通し
た供給ホツパ7とを設けてある。この案内羽根6
と、炉芯管3は駆動モータ8,19によりそれぞ
れ所定の回転速度で回転する。炉芯管3内面は滑
面に形成され、内部には軸方向にビーター部材9
を配置してある。このビーター部材9は第5図に
示すように、軸方向に並べた複数のビーター単体
10を着脱可能に連結してある。各ビーター単体
10は、軸管11の放射方向に複数の翼片12が
等間隔に形成されてなつている。
前記軸管11の一端面には2本の嵌合突起1
3,13が形成され、他端面には2個の嵌合凹部
13が形成され、前記嵌合突起14が嵌合凹部1
4に嵌合することにより各ビーター単体10は相
対回動することなく連結している。
前記炉芯管3の回転により、前記ビーター部材
9も炉芯管3内壁面を転がるように回転し、前記
翼片12が倒れる度に前記炉芯管3を打撃し、そ
の衝撃と掻取り作用により、被熱処理物の炉芯管
3内壁への付着を防止する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、炉芯管3は吐出口3a側が挿入口3b
側より下方に位置するように傾斜しているので、
吐出口3a側のビーター単体10は他のビーター
単体10の荷重の分力を受けて回転摩擦が大きく
なり、回転速度が遅くなる。また、被熱処理物の
抵抗も炉芯管3内部で不均一なため、一層各ビー
ター単体10の回転速度が異なることとなる。そ
の結果、2本の嵌合突起13,13にねじりモー
メント及び剪断力が作用して破損しやすいという
問題点がある。
そこで、本発明は上記問題点を解決するために
案出されたもので、ビーター単体の破損を防止す
るとともに、構造の簡易化、組立の容易化を図る
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は駆動モータにより回転する炉芯管を略
水平方向に設け、この炉芯管の内部には軸方向に
ビーター部材を配設し、前記ビーター部材は翼片
が放射状に形成された複数のビーター単体を、互
いの翼片間に軸方向の〓間をもたせることなく設
けた回転レトルト炉において、前記各ビーター単
体は互いに当接させたことを、その構成とする。
〔作用〕
各ビーター単体10は第4図に示すように別個
に回転して炉芯管3内壁を打撃する。従つて炉芯
管3は常時複数のビーター単体10により打撃さ
れ打撃回数が増加する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図において、回転レトルト炉1は台枠2上
に横長の箱状の保温部4を載置してある。この保
温部4は耐熱炉材からなり長軸方面に矩形状の貫
通孔4aを形成し、その内壁面には加熱部5を設
けてある。前記貫通孔4aには円筒状の炉芯管3
が挿通され、両端部は突出している。その一端側
の挿入口3bには、供給ホツパ7下端に連通する
導入管15が挿入されている。この導入管15内
にはスクリユー状の案内羽根6が配設され、その
回転軸6aは、スプロケツト16,17とこれら
に歯合するチエン18を介して駆動モータ19に
より回転駆動する。
なお、前記台枠2には図外の傾斜装置が設けら
れ、炉芯管3の吐出口3aが挿入口3bより低く
なるよう傾斜しており、被熱処理物が移動し易い
ようになつている。
前記炉芯管3の両端部近傍にはフランジ20が
形成されている。このフランジ20は該フランジ
20に固着した緩衝部材21,21を介して台枠
2の両端にそれぞれ設けた一対の支持部材22,
22によつて回転可能に支持されている。
前記一方のフランジ20はスプロケツト23,
24とチエン25を介して駆動モータ8の回転が
伝達される。
なお、31は炉芯管3が熱膨張と傾斜による水
平方向へズレこみを防止するためのサイドローラ
であり、挿入口3b側の保温部4の外側面に枠部
が固持され、枠部先端に回転自在なローラを支承
し、このローラ周面を回転する前記フランジ20
の一側面に当接するもので、レトルト炉のサイズ
に応じて1個乃至数個を設置するようにしてい
る。
炉芯管3の内部にはビーター部材9を軸方向に
配設してある。このビーター部材9は第2図に示
すように、複数のビーター単体10が互いの翼片
間に軸方向の〓間を有することなく当接してい
る。このビーター単体10は両端が閉塞された軸
管11に周面に3枚の翼片12が放射状に形成さ
れている。
第2,3図に示すように、前記軸管11の長さ
l1は、炉芯管3の直径をAとすると、l1>Aに形
成されている。また、前記ビーター単体10の翼
片12の長さl2はl2>√7/7Aに形成されている。
このようなビーター部材9の挿入口3b側のビ
ーター単体10には摩擦係数が小さい円盤状スラ
スト部材27が溶着してあり、前記案内羽根6の
回転軸6aに当接している。また、吐出口3a側
のビーター単体10の軸管11中心には短軸部2
8を溶接してある。この短軸部28にスラスト部
材29の軸孔29を貫通させ、吐出口3aの中心
部に形成した軸受盤30に当接してある。
以下、この実施例の作用について説明する。
第4図に示すように、炉芯管3が回転するとビ
ーター単体10は互いの側面が摺接した状態で、
各々別個に回転する。その際、第2,3図に示す
ようにビーター単体10の軸管11の長さl1は炉
芯管3の直径Aより長く形成されているので、ビ
ーター単体10の軸線が炉芯管3の軸線からずれ
て横向きになることがない。また翼片12の長さ
l2は、l2>√7/7Aとなるように形成されているの で、隣合うビーター単体10,10が第3図に示
すような位置になつても、互いの翼片12が重な
り合うこともない。すなわち、各ビーター単体1
0は、炉芯管3の軸方向に対しては所定位置で回
転し、その配列は乱れない。
従つて各ビーター単体10は破損しにくく、炉
芯管3は常時複数のビーター単体10により打撃
されているので、被熱処理物の炉芯管3への付着
防止効果が一層高まる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、ビーター部材は軸管に翼片を形成したビータ
ー単体を、当接することにより構成したので、ビ
ーター単体の破損を防止するとともに、構造の簡
易化、組立の容易化を図るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例および、従来技術を
示す断面図、第2図はビーター部材の分解斜視
図、第3図は炉芯管とビーター単体との構造説明
図、第4図は第1図の−線における断面図、
第5図は従来のビーター部材を示す分解図であ
る。 1……回転レトルト炉、3……炉芯管、8……
駆動モータ、9……ビーター部材、10……ビー
ター単体、12……翼片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 駆動モータにより回転する炉芯管を略水平方
    向に設け、この炉芯管の内部には軸方向にビータ
    ー部材を配設し、前記ビーター部材は翼片が放射
    状に形成された複数のビーター単体を、互いの翼
    片間に軸方向の〓間をもたせることなく設けた回
    転レトルト炉において、前記各ビーター単体は互
    いに当接させたことを特徴とする回転レトルト
    炉。
JP21658787A 1987-08-31 1987-08-31 Rotary retort furnace Granted JPS6458984A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21658787A JPS6458984A (en) 1987-08-31 1987-08-31 Rotary retort furnace

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21658787A JPS6458984A (en) 1987-08-31 1987-08-31 Rotary retort furnace

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6458984A JPS6458984A (en) 1989-03-06
JPH0255710B2 true JPH0255710B2 (ja) 1990-11-28

Family

ID=16690755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21658787A Granted JPS6458984A (en) 1987-08-31 1987-08-31 Rotary retort furnace

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6458984A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4292354B2 (ja) * 1999-10-19 2009-07-08 アイシン精機株式会社 車両用パッケージトレイ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6458984A (en) 1989-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8201492B2 (en) Popcorn popping machines and associated methods of manufacture and use
US3145017A (en) Agitator-for dispensing freezer
US3802331A (en) Rotisserie
JPH0255710B2 (ja)
JPH0255709B2 (ja)
JPS5847631B2 (ja) 回転式リトルトの排出端構造
US5287633A (en) Coffee roasting process and apparatus
US4941414A (en) Stove having a rotating feed cylinder for particulate fuel
JPH0255708B2 (ja)
KR100804106B1 (ko) 분립체용 로스터
JP3776676B2 (ja) 食品連続炒め装置
US5741066A (en) Helical ribbon mixer
JPH11281257A (ja) 回転レトルト炉及びそれによる熱処理方法
US3194504A (en) Mixing machine
US4842051A (en) Rabble arm used in multiple hearth furnace
JPH0246877B2 (ja) Kaitenretorutoro
US4530432A (en) Screw conveyer
JPH0419471B2 (ja)
JP2740632B2 (ja) 煮練機
JP2001204448A (ja) 回転ドラム式焙煎機
KR950010005Y1 (ko) 전자레인지의 턴테이블 구동 장치
JPH0271025A (ja) 加熱装置
JP2917640B2 (ja) 自動熱処理装置
CN211535674U (zh) 一种电磁炒药机
JPH072889U (ja) 回転式熱処理炉

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071128

Year of fee payment: 17