JPH0255655A - 崩壊性置中子の金型への設置方法および崩壊性置中子組立体の運搬具 - Google Patents

崩壊性置中子の金型への設置方法および崩壊性置中子組立体の運搬具

Info

Publication number
JPH0255655A
JPH0255655A JP20722588A JP20722588A JPH0255655A JP H0255655 A JPH0255655 A JP H0255655A JP 20722588 A JP20722588 A JP 20722588A JP 20722588 A JP20722588 A JP 20722588A JP H0255655 A JPH0255655 A JP H0255655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
core
collapsible
flange
collapsible core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP20722588A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0771718B2 (ja
Inventor
Sadayuki Dannoura
檀浦 貞行
Tadaaki Higuchi
樋口 忠明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP20722588A priority Critical patent/JPH0771718B2/ja
Publication of JPH0255655A publication Critical patent/JPH0255655A/ja
Publication of JPH0771718B2 publication Critical patent/JPH0771718B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は崩壊性置中子を使用して、自動車用等のアルミ
ニウム酸等のクローズドデツキタイプ等のシリンダブロ
ックを、ダイカストマシンやスクイズキャスティングマ
シン等によって鋳込成形するに際して、崩壊性置中子を
保持して金型の所定の位置に設置する方法、および、そ
の際に使用する崩壊性置中子設置物の運搬具に関するも
のである。
[従来の技術] 通常、ダイカストマシン等を用いてアルミニウム合金等
でシリンダブロックを鋳造する際は、シリンダブロック
内にウォータジャケット等の通路を形成するために、例
えば、第2図に示すような形状の崩壊性置中子1を金型
のキャビティ内に予め組込んだ後に、溶湯をキャビティ
内へ加圧充填して鋳造し、成形した後に崩壊性置中子l
を成形品より排出する方法が採られている。
ここで、崩壊性置中子というのは1通常、砂や塩等の粒
子を主成分として固めた中子で、ダイカスト等で高圧で
鋳造している際は溶湯の圧力が作用しても金型キャビテ
ィ内に設置した中子が崩壊せずに原形を保っており、鋳
造終了後はこの中子に作用した溶湯から伝熱された高熱
のために、中子の粒子間の結合力が極めて小さくなり、
自然に、または、比較的に小さな力を加えるだけで、中
子がばらばらに崩壊するように形成されている中子のこ
とである。この性質−性能を持たせるため、崩壊性置中
子は、例えば、砂を主成分とし、鋳物砂に特殊な硬化性
樹脂の結合剤を適量混ぜて所望の形状に成形して硬化さ
せ、その表面に、適量の耐火剤や有機化合物等からなる
特殊な表面被膜剤を被覆したものを用いる。
従来は、第2図に示すような崩壊性置中子1を金型2内
に組込む際には、第6図に示すように、崩壊性置中子1
の端部で数個所突出したかぎ状のっぽ部1aを、金型2
の中子保持部である四部2aと、図示していないエンジ
ンのピストンが摺動する部分を形成する鋳鉄製のインサ
ートライナ3を外周面で保持したほぼ円筒形状の崩壊性
置中子保持具4の一端部のつば部4aとによって挟むよ
うにして、崩壊性置中子1が金型2から離脱することを
防ぐ構造を採っていた。
その場合、型締機構が横型の場合には、水平な面上で第
5図に示すようにつば部1a、4aを上にして組込まれ
た崩壊性置中子1.保持具4およびインサートランナ3
を、−度に金型2の所定の個所へ設置しようとすると、
第5図に示す垂直な姿勢のままで金型2の設置部付近ま
で搬送した後に、金型2の設を部の突起部2bへ保持具
4の内径を嵌合するために90度回転させなければなら
ない。しかし、90度回転させるとき、つば部la側が
水平状態より少しでも下側になるように回転しすぎると
、崩壊性置中子保持具4の上部端面であるつば部4aの
上に乗っているだけの崩壊性置中子1は、阻止するもの
がないために落下してしまう。
それ故に、まず、崩壊性置中子1を単独に人間の手で金
型2の凹部2aに設置し、金型2から崩壊性置中子1が
落下しないように手で保持したまま、インサートランナ
3を外周に一体的に組込んだ崩壊性置中子保持具4を金
型2の突起部2bに嵌合して設置していた。
[発明が解決しようとする課題] このような方法で崩壊性置中子1を金型2に設置してシ
リンダブロックを成形すると、下記のような欠点がある
まず1作業者が崩壊性置中子lを金型2内に設置するた
めに機内に入ることは危険であると同時に自動化された
生産ができない、また、作業者が崩壊性置中子lを掴む
ために中子lを破損させたり、あるいは、鋳造時に溶湯
の中子内部への差し込みを防止している中子表面の被覆
が剥離してしまうことがある。さらに、金型2内に設置
する崩壊性置中子1とインサートライナ3を二度に分け
て設置するため、成形サイクルが長くなる。
本発明者は、このような作業者による作業を無くして、
生産の自動化と危険性の排除を図ると同時に生産性を向
上する目的として、つぎのような手段を発明した。
その手段においては、シリンダブロックのウォータジャ
ケット部の位置に相当する部分に崩壊性置中子を配置し
てダイカストによりシリンダブロー2りを゛射込成形す
るに際して崩壊性置中子を金型へ設置するときに、 インサートライナの内周面を保持するつば付き円筒状の
アウタホルダと、アウタホルダの内周に取付は取りはず
し可能に設けたつば付き円筒状のインナホルダを用い、 アウタホルダの先端側のつば部とインナホルダの先端側
のつば部との間で崩壊性置中子の先端側のつば部を保持
した状態で、インナホルダの後端側の内周面を運搬具で
保持してインナホルダのつば部側を金型の中子保持部に
嵌合させることによって崩壊性置中子を金型へ設置する
ようにしたものである。
その手段では、インナホルダ、アウタホルダ。
崩壊性置中子およびインサートライナからなる崩壊性置
中子設置物を、運搬具でインナホルダの手前側の内周面
部を保持することによって移動させて、金型の所定の中
子保持部に設置するとき、崩壊性置中子のつば部をアウ
タホルダとインナホルダのつば部間で保持しているので
、崩壊性置中子は水平状態や先端のつば部側が水平状態
より下側になった傾斜状態になっても、崩壊性置中子の
つば部の前進方向はインナホルダによって規制され、後
退方向はアウタホルダによって規制されて落下すること
がない。
しかし、このような手段で、インナホルダの手前側内周
面部を運搬具で保持しているだけでは、崩壊性置中子設
置物の手前側が水平状態より下側になった傾斜状態にな
った場合、アウタホルダや崩壊性置中子やインサートラ
イナが手前後にすり・落ちることもあり、そのために、
崩壊性置中子設置物の運搬に支障をきたしたり、場合に
よっては、崩壊性置中子の一部を破損させたりする可能
性もあった。
[課題を解決するための手段] 本発明は、このような欠点をなくすためのものであり、
つぎのような手段とした。
本発明においては、インサートライナの内周面を保持す
るつば付き円筒状の7ウタホルダのつば部と、アウタホ
ルダの内周に取付は取りはずし可能に設けたつば付き円
筒状のインナホルダのつば部との間で、崩壊性置中子の
一部のつば部を保持した状f!iで、インナホルダの一
端側の内周面を運搬具で保持して、前記インナホルダ、
アウタホルダ、崩壊性置中子およびインサートライナか
らなる崩壊性置中子設置物を金型の中子保持部に設置す
る際に、運搬具に設けたフランジ部でインナホルダ、ア
ウタホルダ、インサードラインナの各−端面をおおった
状態で崩壊性置中子設置物を移動させるようにした。
また、インサートライナの内周面を保持したつば付き円
筒状のアウタホルダのつば部と、アウタホルダの内周に
取付は取りはずし可能に設けたつば付き円筒状のインナ
ホルダのつば部との間で、崩壊性置中子の一部のつば部
を保持した崩壊性置中子設置物を移動させる運搬具であ
って、インナホルダの一端側の内周面を保持する部分と
、インナホルダ、アウタホルダおよびインサートライナ
の各一端面をおおうフランジ部を備えた崩壊性置中子設
置物の運搬具を用いた。
[作用] 本発明では、インサートライナを外周面部で保持してい
るアウタホルダの先端側のっぽ部と、インナホルダの先
端側のつば部との間で、崩壊性置中子の先端側のつば部
を保持した状態で、インナホルダの手前側の内周面部を
運搬具で保持するとともに、インナホルダ、アウタホル
ダおよびインサートライナの手前側の端面を、運搬具の
フランジ部でおおった状態で保持し、これらインナホル
ダ、アウタホルダ、崩壊性置中子およびインサートライ
ナからなる崩壊性置中子設置物を運搬具で移動させて金
型の所定の個所に設置する。
このとき、崩壊性置中子のつば部をフルタホルダとイン
ナホルダのつば部間でしっかりと保持しており、かつ、
インサートライナやアウタホルダの手前側は運搬具のフ
ランジ部で軽く押えた状態になっているので、崩壊性置
中子設置物が先端側または手前側などのどちら側に傾斜
した状態になっても、崩壊性置中子やインサートライナ
やアウタホルダの位置がずれたり落ちたりすることはな
く、したがって、崩壊性置中子が破損したりすることは
ない。
[実施例〕 第3図は、本発明の詳細な説明するものの1実施例とし
て、2気筒エンジンのシリンダブロックのウォータジャ
ケット部を形成する崩壊性置中子を金型に設置する前に
段取りした状態の縦断面図を示す。
第3図において、lは第2図に示したように一端側の数
個所に突出したつば部Laを有する崩壊性置中子、3は
円筒状のインサートランチ、5は一端側外周部につば部
5aを有するほぼ円筒状のアウタホルダであり、アウタ
ホルダ5の外周面にインサートライナ3の内周面が嵌合
しており、アウタホルダ5のつば部5aの外周面と軸線
方向の端面は崩壊性置中子lのつば部内面に接触してい
る。ここまでは、第5図に示した従来のものを」二下逆
にしただけである。
6はほぼ円筒状のインナホルダで、一端外周部にはっは
部6aを設けた。つば部6aの外周面部で軸線方向の内
側(第3図では上側)には、崩壊性置中子1のつば部1
aの先端部が入りうる大きさのリング状の切欠部6bを
設け、つば部6aの軸線方向の内側平面はアウタホルダ
5のつば部5aの軸線方向外側平面と接触しうるように
設けた。
これらを第1図に示すように可動金型14の所定の個所
に設置する場合は、まず、平板上等の平らな面上に第3
図に示す状態で置く、その場合。
まず、インナホルダ6をつば部6aを下にして置き、崩
壊性置中子l、インサートライナ3を保持したアウタホ
ルダ5を順次嵌合させながら置いていく、崩壊性置中子
1を運んでインナホルダ6の上に置くときは、崩壊性置
中子1を傷めたり、破損させないように図示していない
つかみ具で軽くつかむ、つかみ具としては、例えば、つ
かみ部分の内側が平らで、外側がジャバラのように伸縮
可能な凹凸部分になっている可変位性のつかみ部分を有
し、圧縮空気の供給によってつかみ部分が内側の方に静
かに曲がるようなものを使用する。崩壊性置市子1のつ
ば部1aは、インナホルダ6のつば部6aと7ウタホル
ダ5のつば部5aとの間にはさまれた状態で保持されて
いるが、つば部5aの下面がつば部1aの上面にほとん
ど接触しているかしていない程度にしておき、つば部1
aがつば部5a、6aで強く押付けられて破損しないよ
うにしておく、なお、アウタホルダ5を置いた後、イン
サートライナ3を嵌合させても良い。
インナホルダ6と7ウタホルダ5とインサートライナ3
の各上端面はほぼ同一面になるようにしておく。
この状態で、運搬具7でインナホルダ6の上側内面を保
持して、インナホルダ6、アウタホルダ5、崩壊性置中
子lおよびインサートライナ3からなる崩壊性置中子設
置物21を可動金型14の所定の個所に運び設置する。
運搬具7としては、第3図に一部断面で示した運搬具7
を用いた。この場合の運搬具7は、図示していない駆動
源によって移動するブラケット部8に取付けた円柱状の
ロッド部9の外周面と前面を、ゴム等の可撓性のコツプ
状のプラダlOでおおっておき、ロッド部9の内部に設
けた圧縮空気供給用の穴11からプラグ10の内側に圧
縮空気を送ってプラダ10をふくらませ、インナホルダ
5の内局面を強く保持する形式のものとした。したがっ
て、プラダ10をふくらませていないときは、プラダ1
0の外周面はインナホルダ5の内周面よりも少し小さい
直径とし、インナホルダ5に容易に出し入れできるよう
にした。1.2はプラダ9の先端部え川のボルト、13
はプラダ10の端部押え川のキャップ、13aはキャッ
プと一体になっているフランジ部であり、フランジ部1
3aは、ロッド部9の軸線と直角に設けられており、フ
ランジ部13aの面をインナホルダ6、アウタホルダ5
およびインサートライナ3の各端面に接触させうる大き
さとした。このように、インナホルダ5の内周面を保持
すれば、崩壊性置中子設置物21全体を移動させること
ができるだけでなく、シリンダブロックのシリンダライ
ナを構成するインサートライナ3を傷付ける心配もない
、勿論、崩壊装置【l)子1はつば部1aをインナホル
タ6とアウタホルダ5のつば部6a、5a間で軽く保持
されており、アウタホルダ5とインサートライナ3の!
I!搬具7側の端面には運搬具7のフランジ部13aの
平面が軽く接触しているので、崩壊性ご中子設置物21
の運搬中に崩壊性置中子設置物21の姿勢が斜めになっ
ても、アウタホルダ5やインサートライナ3がインナホ
ルダ6に対して動くこともなく、また、崩壊性置中子l
の位置や姿勢がくるったり、崩壊性置中子lが破損した
りすることもない。
この運搬具7でインナホルダ6等を可動金型14の崩壊
性置中子設置近傍まで搬送して90度回転させ、インサ
ートライナ3等の軸線方向が水平方向となるようにする
。その姿勢のままで前進させて、可動金型14の設置個
所にある突起部14bヘインナホルダ6の内周面を嵌合
させて、四部14aにインナホルダ6と崩壊性置中子1
のつば部6a、laを設置する。この状jEを第1図に
示す。
なお、第1図においては、インナホルダ6のつば部6a
の内外周面の両方を可動金型14の四部14aで保持す
るようにしたが、これはっは部6aを軸線方向に長くと
っておけば、例えば1.突起部14bを設けない等して
、内外周面の一方のみで保持するようにすることもでき
る。
このように、インナホルダ6、アウタホルダ5゜インサ
ートライナ3とともに崩壊性置中子lを可動金型14の
所定の設置位置にしっかりと設置し終ったら、運搬具7
への圧縮空気の供給をやめてプラダ10をちじませ、運
搬具7を作業の邪魔にならない位置まで移動させる。な
お、15は可動盤である。
つぎに、図示していない型締装置によって可動金型14
を前進させて固定金型16に当接させ、第4図に示すよ
うに型締を完了させる。型締完了時には、可動金型14
の突起部14bと対向した位置にある固定金型16の突
起部16aがインナホルダ6の内周面に嵌合して、イン
ナホルダ6等は完全に位置決めされるようにしてムく、
シたがって、インサートライナ3と崩壊性置中子lも自
ずと充分に位置決めされた状態になる。なお、第4図に
おいて、17は溶湯鋳込部であるキャビテ仁 18は固
定盤、19は鋳込スリーブである。
つぎに、第4図に示すように、鋳込スリーブ19内に溶
湯20を供給し、図示していない射出シリンダによって
鋳込スリーブ19内の溶湯20を金型14.16のキャ
ビティ17内に射出してシリンダブロックの成形品を鋳
造する。所定の冷却時間を経た後に金型14を開き、図
示していない押出装置によって成形品とともに鋳ぐるま
れだ崩壊仕置中+′1.インサートライナ3およびイン
ナホルダ6、アウタホルダ5からなる崩壊性置中子保持
具4を金型14外へ取出す。
金型14外に取出された成形品からインナホルタ6.ア
ウタホルダ5を抜き取り、その後の別の成形時に再度利
用する。成形品から7ウタホルダ5を抜き取るときは、
崩壊性置中子lのつば部1aの所がこわれるが、崩壊性
置中子lの大部分は成形品の中にそのまま残っており、
インサートライナ3は成形品の内面に一体に鋳込まれて
いる。
成形品の内の崩壊性置中子1は鋳込時の溶湯および成形
品の高熱のため、幾分時間が経過したら自然に崩壊し、
ばらばらになるので、成形品の内から外に容易に取出す
ことができる。なお、崩壊性置中子1の一部が成形品の
内部に残るような場合は、成形品に振動を与えるとか、
残った崩壊性置中子1を棒等でつついて取出すこともで
きるが、もともと崩壊性置中子lとして、良い性質のも
のを使用しておけば、何らこのような余分の作業をする
必要もなく、能率的にかつ確実に行うことができる。
[発明の効果] 本発明においては、特許請求の範囲に記載したような方
法で崩壊性置中子設置物を金型の所定の位置に設置し、
かつ、その際に、その方法を実施するのに適した崩壊性
置中子設置物移動用の運搬具を用いるようにしたので、
運搬するとき、崩壊性置中子が水平方向は勿論のことい
ずれの斜め方向の姿勢となっても、インナホルダとアウ
タホルダのつば部および運搬部のフランジ部が抜は止め
となって崩壊性置中子が保持具から落下することがなく
なる。そして、運搬具のフランジ部がインナホルダ、ア
ウタホルダ、インサートライナの運搬JL側の各端面に
接触した状態で運ぶので、アウタホルダやインサートラ
イナがインナホルダから抜けることはなく、崩壊性置中
子の位置や姿勢が変ったり、崩壊性置中子が破損したり
することもない、また、運搬具でインナホルダの内周部
をクランプすることによって崩壊性置中子に直接触れる
ことなく、崩壊性置中子、保持具およびインサートライ
ナからなる崩壊性置中子設置郡全体を一度に金型の設置
位置へ設置することができ、これらのことにより、生産
の自動化を図ることもできる。また、作業者が鋳造機内
に入る必要もないために安全が確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図は本発明の方法の1実施例を説明す
るための図面で、第1図は崩壊性置中子設置物を金型に
設置した状態を示す縦断面図、第3図は運搬前の状態を
示す縦断面図、第2図はシリンダブロック用の崩壊性置
中子の1例を示す斜視図、第4図は崩壊性置中子設置物
を金型に設置した後の型締状態を示す縦断面図、第5図
および第6図は本発明に類した従来の方法の1例を示す
ための図面で、第5図は運搬前の状態を示す縦断面図、
第6図は金型に設置した状態を示す縦断面図である。 ■・・・・・・崩壊性置中子、 la、4a、5a、6a・・・つば部、2・・・・・・
金4+1、     2a、14a・・・凹部、2b、
14b、L6a−・−突起部。 3・・・・・・インサートライナ、 4・・・・・・崩壊性置中子保持具、 5・・・・・・アウタホルダ、  6・・・・・・イン
ナホルダ、7・・・・・・運搬具、     9・・・
・・・ロッド部、10・・・・・・ブラダ、    1
3a・・・フランジ部、14・・・・・・可動金型、 
  15・・・・・・固足金型、21・・・・・・崩壊
性置中子設置物。 特許出願人  宇部興産株式会社 第1図 第2図 第3図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インサートライナの内周面を保持するつば付き円
    筒状のアウタホルダのつば部と、アウタホルダの内周に
    取付け取りはずし可能に設けたつば付き円筒状のインナ
    ホルダのつば部との間で、崩壊性置中子の一部のつば部
    を保持した状態で、インナホルダの一端側の内周面を運
    搬具で保持して、前記インナホルダ、アウタホルダ、崩
    壊性置中子およびインサートライナからなる崩壊性置中
    子設置物を金型の中子保持部に設置する際に、運搬具に
    設けたフランジ部でインナホルダ、アウタホルダ、イン
    サートライナの各一端面をおおった状態で崩壊性置中子
    設置物を移動させるようにした崩壊性置中子の金型への
    設置方法。(2)インサートライナの内周面を保持した
    つば付き円筒状のアウタホルダのつば部と、アウタホル
    ダの内周に取付け取りはずし可能に設けたつば付き円筒
    状のインナホルダのつば部との間で、崩壊性置中子の一
    部のつば部を保持した崩壊性置中子設置物を移動させる
    運搬具であって、インナホルダの一端側の内周面を保持
    する部分と、インナホルダ、アウタホルダおよびインサ
    ートライナの各一端面をおおうフランジ部を備えた崩壊
    性置中子設置物の運搬具。
JP20722588A 1988-08-23 1988-08-23 崩壊性置中子の金型への設置方法および崩壊性置中子組立体の運搬具 Expired - Lifetime JPH0771718B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20722588A JPH0771718B2 (ja) 1988-08-23 1988-08-23 崩壊性置中子の金型への設置方法および崩壊性置中子組立体の運搬具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20722588A JPH0771718B2 (ja) 1988-08-23 1988-08-23 崩壊性置中子の金型への設置方法および崩壊性置中子組立体の運搬具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0255655A true JPH0255655A (ja) 1990-02-26
JPH0771718B2 JPH0771718B2 (ja) 1995-08-02

Family

ID=16536314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20722588A Expired - Lifetime JPH0771718B2 (ja) 1988-08-23 1988-08-23 崩壊性置中子の金型への設置方法および崩壊性置中子組立体の運搬具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0771718B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101920330A (zh) * 2010-03-23 2010-12-22 温州瑞明工业股份有限公司 金属气室驱动抓取装置及其使用方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101920330A (zh) * 2010-03-23 2010-12-22 温州瑞明工业股份有限公司 金属气室驱动抓取装置及其使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0771718B2 (ja) 1995-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4592407A (en) Full automatic die casting machine
DE60310404D1 (de) Giessverfahren und -vorrichtung mit formwerkzeugentfernung
JPH0246948A (ja) 崩壊性置中子の金型への設置方法および崩壊性置中子保持具
JPH0255655A (ja) 崩壊性置中子の金型への設置方法および崩壊性置中子組立体の運搬具
CA2123254A1 (en) Casting process and system
JPH01127312A (ja) ブロー成形方法及びその装置
EP0443287A2 (en) A horizontally parted molding machine of stationary drag core box type
JP2936278B2 (ja) 鋳造品の砂抜き方法
JP3117794B2 (ja) 発泡成形型のベントホール清掃装置
KR102646574B1 (ko) 자동차 부품 가공 시스템 및 그 가공 방법
JPH0338942B2 (ja)
US20170297091A1 (en) Method and apparatus for moving a mold
JPS6232675Y2 (ja)
JPS58188637A (ja) バリ取り装置
JPH0357320Y2 (ja)
JPH0810449Y2 (ja) 造形機の中子取出装置
KR970005362B1 (ko) 코어 제조장치
JPS6243771Y2 (ja)
JPH03169454A (ja) 軽合金製シリンダブロックの鋳造方法
EP4240548A1 (en) A hybrid method for casting manufacture using hybrid moulds
JPH0543968Y2 (ja)
JPH0224518Y2 (ja)
JPS58132347A (ja) シエルモ−ルド造型法
JP2520221B2 (ja) 内溝付きパイプソケットの製造方法
JPH04301417A (ja) 繊維強化樹脂製品の穴部形成方法