JPH0255582B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0255582B2
JPH0255582B2 JP5823485A JP5823485A JPH0255582B2 JP H0255582 B2 JPH0255582 B2 JP H0255582B2 JP 5823485 A JP5823485 A JP 5823485A JP 5823485 A JP5823485 A JP 5823485A JP H0255582 B2 JPH0255582 B2 JP H0255582B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner frame
horizontal
frame
outer frame
inspection port
Prior art date
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Expired
Application number
JP5823485A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61221452A (ja
Inventor
Takehiko Okujima
Tatsuo Shoji
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Naka Technical Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Naka Technical Laboratory Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Naka Technical Laboratory Co Ltd filed Critical Naka Technical Laboratory Co Ltd
Priority to JP5823485A priority Critical patent/JPS61221452A/ja
Publication of JPS61221452A publication Critical patent/JPS61221452A/ja
Publication of JPH0255582B2 publication Critical patent/JPH0255582B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、天井内部あるいは壁層間に設けられ
る配線、配管あるいはエアーダクト等の諸設備の
点検や修理をするために設置される点検口に関
し、特に天井裏等の空間と室内との空気の循環を
絶ち、室内の冷暖房効果を高めたり、あるいはほ
こり等が室内に入り込むことを防止する必要があ
る場合に使用され、内枠と外枠との隙間を密封す
るようにした点検口の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の点検口は、第3図に示すよう
に、外枠1内に装着される内枠2の下端部に外向
きのフランジ3を突設し、このフランジ3に、上
枠1の下端に当接するシール材4を固着して構成
されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、通常、内枠2は枠材をその立ち上がり
縁2aにて溶接またはコーナー金具により固定し
て相互に連結することにより方形に枠組して形成
され、該フランジ3においては相互に固定されて
いない上に、フランジ3の先端部は自由端となつ
ているので、その下端に形成されるフランジ3は
相互に独自に撓むことが可能な状態となつてお
り、シール材4の支持面として利用するにはその
剛性が不足し、シール材4が当初の設定値程撓ま
ず、また部分的変形等を生じやすいため長年の使
用によりそのシール性能が低下する恐れがあると
いう問題があつた。その上、上記フランジ3は、
点検口設置後に表面に比較的大きく露出するの
で、外見上出来るだけ目立たないことが望まれる
点検口、とくに天井点検口においては、美観上見
苦しいという問題をも有するものであつた。
本発明は、このような問題に対処すべくなされ
たものであつて、内枠2またはこの内枠2に対峙
する外枠1のいずれか一方の剛性の高い部位にシ
ール材4を固着することにより、所要のシールル
材4の撓み量を確保し、もつてシール性能の向上
を図り、更に見栄えの良い点検口を提供すること
を目的とする。
〔問題点を解決するためめの手段〕
第1図は、本発明の点検口の要部を示す断面図
であり、外枠1は点検用開口部5内に固定され、
この外枠1の開口にはその内部に表装パネル6を
張設した内枠2が該開口部内を回動状に移動して
開閉するように装着されている。
そして、内枠2の主縁部2bの上端は内方に断
面略L字状に折曲されて折り返し段部7が形成さ
れ、また、外枠1の垂直縁1a内周部には水平段
部が形成されて、折り返し段部7の水平部7aお
よびこの水平段部7aに対峙する外枠1の水平段
部8のいずれか一方が外枠1および内枠2の間の
隙間aを密封するシール材4の支持面を提供して
いる。
〔作用〕
一般に、シール材を用いて二部材間をシールす
るには、該シール材4を必要量だけ撓ませてシー
ル面圧を高めることが必要である。
本発明においては、内枠2はその主縁部2bあ
るいは折り返し段部7の垂直部7b、すなわち内
枠2の立ち上がり縁2aにて相互に結合され、ま
た、同様外枠1もその垂直縁1aにて相互に結合
されることにより、高い剛性を有する折り返し段
部7の水平部7aまたは水平段部8のいずれか一
方にシール材4を固着し対峙する他方の水平部7
aまたは水平段部8に当接することにより、該シ
ール材4を必要量だけ確実に撓ませてそのシール
面圧を確保し、シール性能を向上させることがで
きるのである。
〔実施例〕
第2図以下において、本発明の点検口を天井点
検口に用いた場合の望ましい実施例が例示されて
いる。
この実施例において、外枠1は、アルミニウム
材等を押し出し成形した枠材を略方形に枠組みし
て形成され、開口部の一側縁部において、この内
部に表装パネル6を張設した内枠2が係止されて
該内枠2が回動状に移動することにより外枠1の
開口部を開閉できるようになつていて、その垂直
縁1aの内壁部全周には水平段部8が突設されて
いる。
また、この実施例における内枠2は、外枠1の
枠下端部を天井面に露出しない所謂一本目地タイ
プの点検口を形成する場合に使用するもので、第
2図に示されるように、その下端を外方に折曲し
て外枠1の下端を覆うようにされている。
この内枠2の主縁部2bの上端は、内方に断面
略L字状に折曲することにより折り返し段部7が
形成され、主縁部2bあるいは折り返し段部7の
垂直部7bにおいて、コーナー金具(図示せず)
によつて枠組みされている。
シール材4は、軟質合成樹脂あるいはゴム等の
軟質材から形成されるもので、上記内枠2の折り
返し段部7の水平部7aに固着され、内枠2の閉
時において、対峙する外枠1の水平段部8により
押圧され、必要な撓みが発生するような寸法に設
定されている。
更に、この実施例においては、第2図に示すよ
うに、表装パネル6は固定具9により張設されて
いる。
すなわち、内枠2の装り返し段部7の垂直部7
aには、板材を断面L字状に折曲するとともに、
その側壁が内枠2の内壁に当接するように正面視
L字状に形成された固定具9がビス10により固
定され、その平面部9aに穿設されたスリツト1
1に螺入されるビスあるいはタツピングスクリユ
ー等の止着子12によりボード状の裏打ち材から
なる支持板13が配設されるとともに、この支持
板13に表装パネル4が釘14を用いて張り付け
られている。この場合、ビス10が挿入される穴
15を長穴として固定具9の設置高さを適宜調節
することができるようにすることが望ましい。
なお、表装パネル6の張着はこれに限らず、適
宜固定具9により、その一方を内枠2の折り返し
段部7の垂直部7aに、また他方を表装パネル6
にそれぞれ接着剤等で直接固定するものでも良
い。
また、第2図に示した実施例においては、内枠
9の下端を外方に折曲して一本目地タイプの点検
口を形成する場合を示しているが、本発明はこれ
に限らず、第1図に示すように、上記折曲部を形
成せずに内外枠2,1の枠下端部がいずれも露出
する二本目地タイプの点検口として用いることも
も可能なことは言うまでもなく、さらに、天井点
検口以外の蓋体としても使用可能なものである。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明による
点検口の蓋体によれば、内枠の主縁部の上端を内
方に断面略L字状に折曲して、上記外枠の水平段
部に対峙する折り返し段部を形成するとともに、
外枠の垂直縁および内枠の立ち上がり縁にて相互
に連結されることにより、高い剛性を有するこの
折り返し段部の水平部または、該水平部部に対峙
する外枠の水平段部のいずれか一方には、対峙す
る内枠の折り返し部に形成される水平部または外
枠に突設された水平段部のいずれか他方に当接す
るシール材を固着したので、内枠の閉時において
シール材の支持面である折り返し段部の水平部ま
たは水平段部が容易に撓むことがない。従つて、
シール材を必要量だけ確実に撓ませてそのシール
面圧を確保し、シール性能を向上させることがで
きる。
更に、シール材の支持面を形成するために内枠
の下端にフランジを形成する必要がないので、内
外枠の枠下端部をその板厚程度露出される二本目
地タイプの天井点検口において、内枠の開閉時に
おける移動を妨げることなく効果的なシール位置
を外枠とこれに対峙する内枠の内部に備えたので
見栄えの良い点検口を作ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の点検口の要部を示す断面図、
第2図はこの発明の実施例に係る天井点検口の要
部断面斜視図、第3図は従来例を示す断面図であ
る。 1……外枠、2……内枠、2a……主縁部、6
……表装パネル、7……折り返し段部、7a……
水平部、8……水平段部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 点検用開口部内に固定された外枠内に内枠を
    開閉可能に装着するとともに、この内枠内に表装
    パネルを張設してなる点検口において、 上記外枠の垂直縁内壁部全周に水平段部を突設
    するとともに、 内枠には、この内枠の主縁部の上端を内方に断
    面略L字状に折曲して、上記外枠の水平段部に対
    峙する折り返し段部を形成し、 この内枠の折り返し段部の水平部または上記外
    枠の水平段部のいずれか一方に、これら水平部お
    よび水平段部間の隙間を密封するシール材を固着
    したことを特徴とする点検口。
JP5823485A 1985-03-25 1985-03-25 点検口 Granted JPS61221452A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5823485A JPS61221452A (ja) 1985-03-25 1985-03-25 点検口

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5823485A JPS61221452A (ja) 1985-03-25 1985-03-25 点検口

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61221452A JPS61221452A (ja) 1986-10-01
JPH0255582B2 true JPH0255582B2 (ja) 1990-11-27

Family

ID=13078401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5823485A Granted JPS61221452A (ja) 1985-03-25 1985-03-25 点検口

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JP (1) JPS61221452A (ja)

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Publication number Publication date
JPS61221452A (ja) 1986-10-01

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