JPH0255112A - シート製品の樹脂圧縮成形方法およびその型構造 - Google Patents

シート製品の樹脂圧縮成形方法およびその型構造

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JPH0255112A
JPH0255112A JP20561188A JP20561188A JPH0255112A JP H0255112 A JPH0255112 A JP H0255112A JP 20561188 A JP20561188 A JP 20561188A JP 20561188 A JP20561188 A JP 20561188A JP H0255112 A JPH0255112 A JP H0255112A
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product cross
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Takeshi Ikura
毅 居蔵
Makoto Moriguchi
誠 森口
Toshibumi Iwata
岩田 俊文
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Daikyo Inc
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は非平面的な断面形状の製品をシート状樹脂素材
から圧縮成形する方法および型構造に関するものである
(従来技術とその問題点) 従来、バスタブ、自動車用外板、レインホースメント等
の製造にはS M C(シートモールドコンパウンド)
工法が用いられている。かかる工法は通常、ポリエステ
ル樹脂、充填材、増粘材、着色剤、離型剤、硬化剤を混
合したコンパウンドをドクターブレードでポリエチレン
フィルムに塗布し、その上にロービングを25〜301
と切断して散布、さらにフンパウンドを塗布し、ポリエ
チレンフィルムではさみ、ローラで押さえ巻き取り、4
0〜50℃で3〜4日増枯させてSMCを得、これを成
形時には所定の大きさに切断し、ポリエチレンフィルム
を除いて金型にチャージし、圧縮成形するようにしてい
る。しかしながら、かかる工法は比較的平担な形状であ
る場合はよいが、複雑な断面形状である場合は均一な材
料充填が難しく、また、凸部を有する金型、即ちコア側
は断面が複雑となると圧縮成形時の応力により凸部の耐
久性が極端に悪化し、しかも材料の流動抵抗が大きくな
って、製品断面形状に均一に充填されないという問題点
が惹起される。
(発明の課題) 本発明は上記従来のSMC工法の問題点を解消し、生産
性が良く、しかも品質の良いSMC製品を提供すること
を課題とする。
(課題解決のための手段) 本発明は製品断面形状が複雑である場合は金型の製品断
面形状内にシート状樹脂素材を置くことが種々の問題点
の起因となる一方、素材を製品断面形状外に置き、圧縮
成形力を利用して素材を金型の製品断面形状内に充填す
るようにすることにより問題点を解消できることを見出
だして完成したもので、 非平面的な断面形状を有する製品をシート状樹脂素材を
圧縮成形して製造するにあたり、圧縮成形型の製品断面
形状部外の素材プール部に上記素材を載置し、該素材を
上型の下降押圧により製品断面形状部周縁から該製品断
面形状部に充填し、硬化後型抜きI7て製品に残存する
プール部素材を切除することを要旨とするソート状樹脂
圧縮成形方法にある。
本発明方法により左右対称または略対称形状の製品を圧
縮成形するときは製品の体積中心である中心線に沿って
製品断面形状部外から素材を断面形状部内に充填するよ
うにすればその中心線の左右にバランスを取りながら均
一に充填されるが、非対称形状の場合は製品断面形状内
の素材流れがバランスを取りながら均一に充填されるよ
うに製品断面形状部外からの充填方向および充填箇所数
を考慮するのがよい。
他方、本発明方法を実施するにあたっては、非平面的な
断面形状を有する製品をシート状樹脂から圧縮成形して
製造する型において、圧縮成形型の製品断面形状部外近
傍の、製品断面形状部の略体積等分割する中心線の延長
上に少なくともI箇所の素材プール用空所を設けるとと
もに、上型の下降圧縮により該空所より製品断面形状部
内に素材流れを上記体積等分割線に沿って導入可能な供
給路を形成するように考慮するのが望ましい。
このように型構造を形成すると、上記製品断面形状部が
該断面形状部の体積を略等分割する分割線に沿う素材流
れに対して交差する方向に分岐する屈曲部を有する場合
においても支障なく本発明方法を実施することができる
金型を構成することができる。
(作用) 本発明によれば、複雑な断面形状の製品をSMC工法に
より成形する場合であっても、製品素材を製品断面形状
外の平面部で押圧して製品断面形状内に導入するため、
大きい初期材料流動速度が得られ、金型内に均一に充填
される一方、シート状樹脂素材を直接製品面形状にして
押しつぶす必要がないため、金型に過大な圧縮応力がか
かることがない。
以下、本発明を添付図面に示す具体例に基づき、詳細に
説明する。
(実施例) 第1図は本発明方法にて製造される製品Iの正面端面図
で、左右に湾曲するqち上がり部11.11を有し、対
称形状をなすが、その中央断面は第2図に示すように、
V字形の第1屈曲部12と丁字形の第2屈曲部13とを
何し、複雑な断面形状をなすため、第3図に示すように
、下金型であるコア金型2はV字形凹部20に続き、第
1隆起部2+、、!:第2隆起部22とが形成される一
方、上金型であるキャビティ金型3は上記V字形凹部2
0に突入する第3隆起部31が形成され、上記コア金型
2上にシート状樹脂素材W、を置いてキャビティ金型3
を下降してシート状樹脂素材W1を押圧すると、第1お
よび第2隆起部21.22の先端部が破損しやすく、ま
た、素材W、の流動抵抗が大きく、製品ショートが起こ
り易い状部にある。
本発明では、シート状樹脂素材W1をコア金型2とキャ
ビティ金型3の形成する製品形状断面部4に置かず、該
製品形状断面部4近傍の、製品断面形状部の略体積等分
割する延長線上に平担な素材プールが可能な空所5を設
けるとともに、キャビティ上型3の下降圧縮により該空
所5より製品断面形状部4内に素材流れを上記体積等分
割線に沿って導入可能な供給口5Iを形成している。
したがって、上記金型2.3を用いて、非平面的な断面
形状を有する製品をシート状樹脂素材W1を圧縮成形し
て製造するにあたっては、製品断面形状部4外の木材プ
ール部である空所5に上記素材W1を載置し、該素材W
1をキャビティ上型3のコア金型2に対して下降押圧す
ると、素材Wlは空所5の平面部にて押し流されて大き
な初期流動速度をもって製品断面形状部4の周縁に形成
された供給口51から該製品断面形状部を略等体積に分
割する中心線(図面では第3図および第4図の断面端面
部)に沿って優先的に導入され、次いで、製品断面形状
部4内の素材流れは第1図に示す上記中心線■−ロの左
右にバランスを取りながら流れ、製品形状断面部4に均
一に充填されろ。硬化後型抜きすると、製品lにはプー
ル部素材W、が残存するが、該残存するプール部素材W
は製品lとのネック部\にて切除する。
(試験例) シート状樹脂素材として、 樹脂分(液状) 20〜30重量部 (不飽和ポリエステル樹脂60〜70重量部に低収縮樹
脂40〜30重亀部を混合) 充填材(炭カル)45〜50重1部 補強繊維   20〜30重量部 (Eガラス 1インチ長チョツプドストランド)その他
添加剤     2重墳部弱 (内部離型剤ステアリン酸亜鉛、希釈剤スチレンモノマ
ー、硬化剤TBPB) の混合比率で調整されるSMC材料を使用しようして以
下の条件下に本発明方法を実施した。
製品面積的2000cm’ チャージ率20〜30% 加圧力  120〜l 40kg/cm”加圧時間 7
〜1O8ec 加圧速度 4〜5龍/5ec (発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、製品断
面形状が複雑である場合は金型の製品断面形状内にシー
ト状樹脂素材を置くことを起因とする種々の問題点を解
消すべく、製品形状断面部外に素材をプールでさるよう
にしたので、材料チャージが容易であるととしに、シー
ト状樹脂素材を直接製品面形状にして押しつぶす必要が
なく、復雑な断面形状の金型における耐久性が向上する
また、製品形状断面部外から素材を供給するので、大き
な初期材料流動速度が得られ、非平面的な断面形状部の
略等体積に分割する中心線に沿って導入され、その後、
」−2中心線の左右にバランスを取りながら流れるので
、形状に起因する流動抵抗がなく、均一に充填可能であ
るとともに、材料の流れは製品断面形状部を屈曲部に上
下から圧入する場合のように屈曲部底部に空気が封じ込
まれることがなく、製品品質が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法にて圧縮成形される製品端面をしめ
ず正面図、第2図は第1図の■−■線断面図、第3図は
本発明方法の型圧縮前の状態を示す断面図、第4図は第
3図の型を圧縮した状態の断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、非平面的な断面形状を有する製品をシート状樹脂素
    材を圧縮成形して製造するにあたり、圧縮成形型の製品
    断面形状部外の素材プール部に上記素材を載置し、該素
    材を上型の下降押圧により製品断面形状部周縁から該製
    品断面形状部に充填し、硬化後型抜きして製品に残存す
    るプール部素材を切除することを特徴とするシート状樹
    脂圧縮成形方法。 2、非平面的な断面形状を有する製品をシート状樹脂か
    ら圧縮成形して製造する金型であって、圧縮成形型の製
    品断面形状部外近傍の、製品断面形状部の略体積等分割
    する延長線上に少なくとも1箇所の素材プール用空所を
    設けるとともに、上型の下降圧縮により該空所より製品
    断面形状部内に素材流れを上記体積等分割線に沿って導
    入可能な供給口を形成したことを特徴とするシート状樹
    脂圧縮成形型構造。 3、上記製品断面形状部が該断面形状部の体積を略等分
    割する分割線に沿う素材流れに対して交差する方向に分
    岐する屈曲部を有する前記第1項記載の型構造。
JP20561188A 1988-08-18 1988-08-18 シート製品の樹脂圧縮成形方法およびその型構造 Granted JPH0255112A (ja)

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JP20561188A JPH0255112A (ja) 1988-08-18 1988-08-18 シート製品の樹脂圧縮成形方法およびその型構造

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JPH0255112A true JPH0255112A (ja) 1990-02-23
JPH0552768B2 JPH0552768B2 (ja) 1993-08-06

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63125523U (ja) * 1987-02-10 1988-08-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63125523U (ja) * 1987-02-10 1988-08-16

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