JPH025471Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH025471Y2
JPH025471Y2 JP1980123270U JP12327080U JPH025471Y2 JP H025471 Y2 JPH025471 Y2 JP H025471Y2 JP 1980123270 U JP1980123270 U JP 1980123270U JP 12327080 U JP12327080 U JP 12327080U JP H025471 Y2 JPH025471 Y2 JP H025471Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
armature
contact
base material
hole
insulating base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980123270U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5745749U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980123270U priority Critical patent/JPH025471Y2/ja
Publication of JPS5745749U publication Critical patent/JPS5745749U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH025471Y2 publication Critical patent/JPH025471Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromagnets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、リレーのアマチヤの構造に関し、そ
の要旨は、電磁石Aの鉄芯6に吸着する接極子2
0に抜け止め用孔30を穿孔し、固定端子24に
接触離間する接触子21に抜け止め通孔31を穿
孔し、接触子21と接極子20とを平行に配設
し、接極子20と接触子21とを一体的に絶縁基
材19にモールドし、絶縁基材19内に抜け止め
用孔30と抜け止め通孔31とを埋入して成るリ
レーのアマチヤの構造にある。
従来例にあつては、第1図及び第2図に示すよ
うに、まず、一対の接触子21′,21′を一体化
し、この成形品32′に接極子20′をさらにモー
ルドしてアマチヤ33′を形成していたが、この
ようにアマチヤ33′の成形に際して2度の成形
作業を要し、それだけランナ、及びゲートによる
材料ロスが倍増するという欠点や均質なものがで
きにくく、一回目の成形部分と二回目の成形部分
との接合面での接着度が弱く、使用中の衝撃力に
より破損するという欠点があつた。
本考案は、かかる従来例の欠点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、一回の成形
で形成でき、且つモールド部分も均質で使用中に
破損することがないリレーのアマチヤの構造を提
供するにある。
以下、本考案を図示実施例に従つて詳述する。
ボデイ1は合成樹脂成型品であつて、このボデイ
1の後部から垂直に取付片2が突設してあり、取
付片2はボデイ1と一体に合成樹脂にて形成して
ある。取付片2の外面及び内面は平坦面となつて
おり、取付片2には孔7が穿孔してある。ヨーク
3はL状をしていて、縦片4は少くとも内面側が
平坦面となつており、縦片4には孔8が設けてあ
る。図中5はコイル枠12に巻いたコイルであ
り、コイル枠12の通孔13に略T字状をした鉄
芯6が挿入され、鉄芯6の一端に設けた係合突部
14がコイル枠12の係合孔15に係合されるも
のである。取付片2の外面の平坦面にヨーク3の
縦片4の内面の平坦面を接触させ、孔7,8を連
通させた状態でコイル枠12より突出した鉄芯6
の先端部を取付片2の内面側より孔7,8に挿通
し、コイル枠12を取付片2の内面に当てた状態
で鉄芯6の先端部を縦片4の外面側でかしめるこ
とにより取付片2にヨーク3、コイル5を巻いた
コイル枠12、鉄芯6を固定するのである。ヨー
ク3の縦片4の上端から上方に突片16が突出し
てあり、横片17の先端には引掛け部18が設け
てある。20は接極子で、複数個の抜け止め用孔
30を穿孔してあり、また上縁より上方に突出片
26を突出してあり、さらに突出片26の両側に
被引掛け部22,22を突出してある。21は逆
T字状の接触子で、上端に抜け止め通孔31を穿
孔してあり、下端には両側に可動接点23,23
をかしめ固定してある。しかして下金型上に水平
状態に接極子20を配置し、上方から接極子押え
にて接極子20を押圧位置決めし、次に接極子2
0上に下側のばね押えを配設し、その上に接触子
21を接極子20に平行に配設し、さらにその上
から上側のばね押えにて接触子21を位置決め
し、然るのち両者をモールドして絶縁基材19に
て一体化する。この時接極子20の抜け止め用孔
30及び接触子21の抜け止め通孔31は絶縁基
材19内に埋入され、絶縁材料が充填されること
になる。34は絶縁基材19より一体に延出し、
接極子20の接触子21側の面を被覆する接極子
押え部である。このように成形されたアマチヤ3
3にあつては絶縁基材19に接極子押えにて形成
される接極子押え穴35、下側及び上側のばね押
えにて形成されるばね押え穴36,37が形成さ
れることになる。このアマチヤ33は接極子20
の上部両側の被引掛け部22をヨーク3の横片1
7の引掛け部18に回動自在に引掛けてあり、こ
の引掛けた部分がヒンジ部分となつている。接極
子20の下部は鉄芯6の端面と対向し、接触子2
1の下部の可動接点23がボデイ1に貫挿して取
付けた固定端子24の固定接点25に対向してい
る。ここで接極子20の上端中央部には突出片2
6が突設してあつて、この突出片26と突片16
とにコイルスプリング27の両端が取付けてあ
る。図中28はボデイ1に貫挿して取付けたコイ
ル端子であつてコイル5に接続される。しかして
コイル5に励磁電流が流れるとコイルスプリング
27のばね力に抗して接極子20がヒンジ部分を
中心に回動して鉄芯6に吸着され、接触子20の
可動接点23が固定接点25に接触する。一方励
磁電流を遮断するとコイルスプリング27のばね
力により接極子20が上記とは逆方向に回動して
鉄芯6から離れると共に接触子21の可動接点2
3が固定接点25から離間するのである。図中2
9はカバーである。
本考案は、叙上のように、電磁石の鉄芯に吸着
する接極子に抜け止め用孔を穿孔し、固定端子に
接触離間する接触子に抜け止め通孔を穿孔し、接
触子と接極子とを平行に配設し、接極子と接触子
とを一体的に絶縁基材にモールドし、絶縁基材内
に抜け止め用孔と抜け止め通孔とを埋入してある
ので、一回のモールドでアマチヤを形成すること
ができて従来に比べて材料ロスがなくすことがで
きるという利点があり、しかも一回のモールドで
あるので絶縁基材内に境界面が生じず、全体を均
質に構成でき、電磁石への吸着・離間による衝撃
力による絶縁基材の破損がなく、耐久性に優れる
という利点がある。更には、接極子と接触子とを
絶縁基材に一体にモールドした構成であるため、
別個に構成した従来と比べて、組立時のバラツキ
がなくなり、リレーとして構成した時の感動開放
特性が安定して得られるという効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例のアマチヤの各構成部品の斜視
図、第2図は同上を成形した成形品の正面図、第
3図は本考案のリレーの分解斜視図、第4図は同
上の組立状態の斜視図、第5図は本考案に係るア
マチヤの縦断面図で、Aは電磁石、6は鉄芯、1
9は絶縁基材、20は接極子、21は接触子、2
4は固定端子、30は抜け止め用孔、31は抜け
止め通孔である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁石の鉄芯に吸着する接極子に抜け止め用孔
    を穿孔し、固定端子に接触離間する接触子に抜け
    止め通孔を穿孔し、接触子と接極子とを平行に配
    設し、接極子と接触子とを一体的に絶縁基材にモ
    ールドし、絶縁基材内に抜け止め用孔と抜け止め
    通孔とを埋入して成るリレーのアマチヤの構造。
JP1980123270U 1980-08-30 1980-08-30 Expired JPH025471Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980123270U JPH025471Y2 (ja) 1980-08-30 1980-08-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980123270U JPH025471Y2 (ja) 1980-08-30 1980-08-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5745749U JPS5745749U (ja) 1982-03-13
JPH025471Y2 true JPH025471Y2 (ja) 1990-02-09

Family

ID=29483848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980123270U Expired JPH025471Y2 (ja) 1980-08-30 1980-08-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH025471Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5375461A (en) * 1976-12-15 1978-07-04 Omron Tateisi Electronics Co Method of manufacturing movable block for electromagnetic relay

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5375461A (en) * 1976-12-15 1978-07-04 Omron Tateisi Electronics Co Method of manufacturing movable block for electromagnetic relay

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5745749U (ja) 1982-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH025471Y2 (ja)
US4398165A (en) Electromagnetic device
JPH02103836A (ja) 電磁接触器
JPS586116Y2 (ja) 電磁接触器
JPH0621157Y2 (ja) 電磁継電器の構造
JPH0129707Y2 (ja)
JPH0129966Y2 (ja)
JPH0143805Y2 (ja)
JPH04129451U (ja) 電磁継電器
JPS5922694Y2 (ja) 有極電磁継電器
JPS6213317Y2 (ja)
JPS6380749U (ja)
JPS61101935U (ja)
JPS6314361Y2 (ja)
JPS6344933Y2 (ja)
JPS5854763Y2 (ja) リレ−
JPS642341U (ja)
JPH0336260B2 (ja)
JPH0633638Y2 (ja) 電磁継電器
JPH0727544Y2 (ja) 有極リレ−
JPS5844511Y2 (ja) デンジケイデンキ
JPH0456413B2 (ja)
JPS6416044U (ja)
JPH0220259U (ja)
JPH01142136U (ja)