JPH025411A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH025411A JPH025411A JP15470488A JP15470488A JPH025411A JP H025411 A JPH025411 A JP H025411A JP 15470488 A JP15470488 A JP 15470488A JP 15470488 A JP15470488 A JP 15470488A JP H025411 A JPH025411 A JP H025411A
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Landscapes
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、半導体装置の製造方法に関するもので、特に
、金属と接続された多結晶シリコンを有する半導体装置
の製造方法に適用して有効な技術に関するものである。
、金属と接続された多結晶シリコンを有する半導体装置
の製造方法に適用して有効な技術に関するものである。
[従来の技術]
第4図にはMI 5FETを備えたICの一部が示され
ている。
ている。
このICの製造方法を説明すれば、先ず第4図に示すよ
うにP−型単結晶シリコンからなる半導体基板1の所定
の表面にフィールド酸化膜2およびP+型チャネルスト
ッパ領域3を形成する。次に、半導体基板1上の全面を
酸化した後選択エツチングを行なうことによりゲート絶
縁膜4を形成し、その後、CVD技術によって多結晶シ
リコンを半導体基板1上の全面に堆積し、低抵抗化のた
めにリン拡散を施し多結晶シリコン層5を形成する。次
に、CVD技術によりシリコン酸化膜を前記多結晶シリ
コンの全面に形成する。そして、このシリコン酸化膜と
多結晶シリコンの不要な部分を選択的にエツチングして
多結晶シリコン層5とシリコン酸化膜M6からなるゲー
ト電極を形成する。次に、フィールド酸化膜2、シリコ
ン酸化膜層6をマスクとして半導体基板1の表面にN型
不純物(例えばリン)をイオン打込みによって導入する
。そして、半導体基板1をアニールすることによって半
導体基板1の表面に導入したN型不純物を拡散してN−
型半導体領域8aを形成する。
うにP−型単結晶シリコンからなる半導体基板1の所定
の表面にフィールド酸化膜2およびP+型チャネルスト
ッパ領域3を形成する。次に、半導体基板1上の全面を
酸化した後選択エツチングを行なうことによりゲート絶
縁膜4を形成し、その後、CVD技術によって多結晶シ
リコンを半導体基板1上の全面に堆積し、低抵抗化のた
めにリン拡散を施し多結晶シリコン層5を形成する。次
に、CVD技術によりシリコン酸化膜を前記多結晶シリ
コンの全面に形成する。そして、このシリコン酸化膜と
多結晶シリコンの不要な部分を選択的にエツチングして
多結晶シリコン層5とシリコン酸化膜M6からなるゲー
ト電極を形成する。次に、フィールド酸化膜2、シリコ
ン酸化膜層6をマスクとして半導体基板1の表面にN型
不純物(例えばリン)をイオン打込みによって導入する
。そして、半導体基板1をアニールすることによって半
導体基板1の表面に導入したN型不純物を拡散してN−
型半導体領域8aを形成する。
このN型不純物はMISFETのN−型のソース領域お
よびドレイン領域を形成するためのものである。次に、
半導体基板1上の全面にCVD技術によってシリコン酸
化膜を形成する。次に、シリコン酸化膜をその上面から
除去することによって多結晶シリコン5とシリコン酸化
膜6の側面にサイドウオール7を形成する。次に、半導
体基板1上の全面に多結晶シリコンを堆積した後、多結
晶シリコンを例えばリン拡散することによって、あるい
は多結晶シリコンにリンか砒素のイオン打込みをするこ
とによって低抵抗化を行なう。次に、多結晶シリコンの
不要部分を選択的にエツチングすることによって容量部
下層電極9aとパッド層9bを形成する。次に、容量部
組縁膜11を形成するために、半導体基板1上の全面に
RIAe膜を形成する。この絶縁膜としては、例えばC
VD技術によって得られるSi、N4膜か、Si3N4
膜とこのSi、N、膜を熱酸化して得られるSin、膜
との2層膜が用いられる。次いで、半導体基板1上の全
面に多結晶シリコンを形成する。次に、多結晶シリコン
に例えばリン拡散あるいはリンか砒素のイオン打込みを
行ない低抵抗化する。次に、多結晶シリコン絶縁膜の不
要な部分を選択的にエツチングする。これによって、容
量部組縁膜11、容量部上層電極12が形成される6な
お、MISFETのN+型のソース領域およびドレイン
領域となるN1型半導体領域8bは半導体基板1をアニ
ールすることにより、容量部下層電極9aおよびパッド
層9bに導入したN型不純物を拡散することによって形
成する。次に、半導体基板1上の全面にPSGまたはB
PSGからなる絶縁膜13を形成する。そして、半導体
領域8b上の絶縁膜13を選択的に除去して、接続孔1
4を形成する。
よびドレイン領域を形成するためのものである。次に、
半導体基板1上の全面にCVD技術によってシリコン酸
化膜を形成する。次に、シリコン酸化膜をその上面から
除去することによって多結晶シリコン5とシリコン酸化
膜6の側面にサイドウオール7を形成する。次に、半導
体基板1上の全面に多結晶シリコンを堆積した後、多結
晶シリコンを例えばリン拡散することによって、あるい
は多結晶シリコンにリンか砒素のイオン打込みをするこ
とによって低抵抗化を行なう。次に、多結晶シリコンの
不要部分を選択的にエツチングすることによって容量部
下層電極9aとパッド層9bを形成する。次に、容量部
組縁膜11を形成するために、半導体基板1上の全面に
RIAe膜を形成する。この絶縁膜としては、例えばC
VD技術によって得られるSi、N4膜か、Si3N4
膜とこのSi、N、膜を熱酸化して得られるSin、膜
との2層膜が用いられる。次いで、半導体基板1上の全
面に多結晶シリコンを形成する。次に、多結晶シリコン
に例えばリン拡散あるいはリンか砒素のイオン打込みを
行ない低抵抗化する。次に、多結晶シリコン絶縁膜の不
要な部分を選択的にエツチングする。これによって、容
量部組縁膜11、容量部上層電極12が形成される6な
お、MISFETのN+型のソース領域およびドレイン
領域となるN1型半導体領域8bは半導体基板1をアニ
ールすることにより、容量部下層電極9aおよびパッド
層9bに導入したN型不純物を拡散することによって形
成する。次に、半導体基板1上の全面にPSGまたはB
PSGからなる絶縁膜13を形成する。そして、半導体
領域8b上の絶縁膜13を選択的に除去して、接続孔1
4を形成する。
次に、導電層16を形成するために、半導体基板1上の
全面にアルミニウム層を形成する。このアルミニウム層
は例えば蒸着技術によって形成する。
全面にアルミニウム層を形成する。このアルミニウム層
は例えば蒸着技術によって形成する。
そして、アルミニウム層の不要な部分をドライエツチン
グ技術によって選択的に除去して導電層16を形成する
。
グ技術によって選択的に除去して導電層16を形成する
。
[発明が解決しようとする課題]
上記した半導体装置の製造方法によれば、パッド層9b
への不純物の添加は容量部下層電極9aへの不純物の添
加と同時に行なわれる。そして、その場合の不純物濃度
は、アニールを施した際下地の半導体基板1内に形成さ
れる拡散層深さが0゜3μm程度以下となるように10
20ケ/a+?以下に抑えられている。なぜなら、拡散
層深さが大きくなるとMISFETの実効チャネル長が
減少してしまうからである。
への不純物の添加は容量部下層電極9aへの不純物の添
加と同時に行なわれる。そして、その場合の不純物濃度
は、アニールを施した際下地の半導体基板1内に形成さ
れる拡散層深さが0゜3μm程度以下となるように10
20ケ/a+?以下に抑えられている。なぜなら、拡散
層深さが大きくなるとMISFETの実効チャネル長が
減少してしまうからである。
しかしながら、上記のようにして多結晶シリコンを形成
した場合には、結晶粒径が0.1μm以下と小さくなり
不安定となるため、導電層16を構成する金属との接触
部において多結晶シリコン−金属間で反応が起こり、そ
の結果、多結晶シリコン−金属接触抵抗が増大すると共
に、導電層16の抵抗が増大し、半導体装置の高速化が
妨げられるばかりか、半導体装置の信頼性の低下が惹起
されることになる。
した場合には、結晶粒径が0.1μm以下と小さくなり
不安定となるため、導電層16を構成する金属との接触
部において多結晶シリコン−金属間で反応が起こり、そ
の結果、多結晶シリコン−金属接触抵抗が増大すると共
に、導電層16の抵抗が増大し、半導体装置の高速化が
妨げられるばかりか、半導体装置の信頼性の低下が惹起
されることになる。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、多結晶シリ
コン層と金属層との反応を抑制し得る半導体装置の製造
方法を提供することを目的としている。
コン層と金属層との反応を抑制し得る半導体装置の製造
方法を提供することを目的としている。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴に
ついては、本明細書の記述および添附図面から明らかに
なるであろう。
ついては、本明細書の記述および添附図面から明らかに
なるであろう。
[課題を解決するための手段]
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を説明すれば、下記のとおりである。
を説明すれば、下記のとおりである。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、予め多結晶シリ
コン層にイオン打込みを行なうと共に熱処理を行って該
多結晶シリコン層の結晶粒径を大径化しておいた後、そ
の多結晶シリコン層の上に金属層を形成するようにした
ものである。
コン層にイオン打込みを行なうと共に熱処理を行って該
多結晶シリコン層の結晶粒径を大径化しておいた後、そ
の多結晶シリコン層の上に金属層を形成するようにした
ものである。
[作用]
上記した手段によれば、金X層と接続される多結晶シリ
コンに予めイオン打込みを行なうと共に熱処理を施し結
晶粒径を例えば約0.2μm以上まで大きく成長させた
後、その多結晶シリコン上に金属層を形成するようのし
たので、多結晶シリコンの結晶が安定化して多結晶シリ
コン層と金属層との反応を抑制でき、多結晶シリコン−
金属接触抵抗の増大および金R層の抵抗増大を防止でき
ることになる。
コンに予めイオン打込みを行なうと共に熱処理を施し結
晶粒径を例えば約0.2μm以上まで大きく成長させた
後、その多結晶シリコン上に金属層を形成するようのし
たので、多結晶シリコンの結晶が安定化して多結晶シリ
コン層と金属層との反応を抑制でき、多結晶シリコン−
金属接触抵抗の増大および金R層の抵抗増大を防止でき
ることになる。
[実施例]
以下、本発明に係る半導体装置の製造方法の実施例を図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
第1図(A)〜(E)にはMISFETを備えたICの
製造工程が示されている。
製造工程が示されている。
このICの製造方法を順に説明すれば、先ず、P−型単
結晶シリコンからなる半導体基板21の所定の表面にフ
ィールド酸化膜22およびP+型チャネルストッパ領域
23を形成する。ここで、フィールド酸化膜22は、例
えば、それが設けられる領域以外の半導体基板21の上
面をCVD技術によって得られるSi、N4膜等のマス
クで覆った後に、半導体基板21の上面を選択的に酸化
することによって形成する。一方、チャンネルストッパ
領域23は、フィールド酸化膜22を形成する前に予め
半導体基板21の表面に例えばイオン打込みによってP
+型不純物を導入しておき、この不純物をフィールド酸
化膜形成のための熱酸化工程中に拡散することによって
形成する。なお、このイオン打込みの際のマスクとして
は、フィールド酸化膜22を形成する際のマスクと、こ
れを形成するときのフォトレジストマスクを用いる。
結晶シリコンからなる半導体基板21の所定の表面にフ
ィールド酸化膜22およびP+型チャネルストッパ領域
23を形成する。ここで、フィールド酸化膜22は、例
えば、それが設けられる領域以外の半導体基板21の上
面をCVD技術によって得られるSi、N4膜等のマス
クで覆った後に、半導体基板21の上面を選択的に酸化
することによって形成する。一方、チャンネルストッパ
領域23は、フィールド酸化膜22を形成する前に予め
半導体基板21の表面に例えばイオン打込みによってP
+型不純物を導入しておき、この不純物をフィールド酸
化膜形成のための熱酸化工程中に拡散することによって
形成する。なお、このイオン打込みの際のマスクとして
は、フィールド酸化膜22を形成する際のマスクと、こ
れを形成するときのフォトレジストマスクを用いる。
次に、半導体基板21上面を酸化することによってゲー
ト絶縁膜24を形成し、その後、CVD技術によって多
結晶シリコンを半導体基板21上の全面に形成し、低抵
抗化のためにリン拡散を行なって多結晶シリコン層25
を形成する。次に。
ト絶縁膜24を形成し、その後、CVD技術によって多
結晶シリコンを半導体基板21上の全面に形成し、低抵
抗化のためにリン拡散を行なって多結晶シリコン層25
を形成する。次に。
CVD技術によりシリコン酸化膜を前記多結晶シリコン
の全面に形成する。そして、このシリコン酸化膜と、多
結晶シリコンの不要な部分を選択的にエツチングして多
結晶シリコン/!25とシリコン酸化膜M26からなる
ゲート電極を形成する。
の全面に形成する。そして、このシリコン酸化膜と、多
結晶シリコンの不要な部分を選択的にエツチングして多
結晶シリコン/!25とシリコン酸化膜M26からなる
ゲート電極を形成する。
なお、このゲート電極における上記多結晶シリコン層2
5の代りにシリサイド層またはポリサイド層が用いられ
る場合もある。次に、フィールド酸化膜22およびシリ
コン酸化膜/l!126をマスクにして半導体基板21
の表面にN型不純物(例えばリン)をイオン打込みによ
って導入する。そして、半導体基板21をアニールする
ことによって半導体基板21の表面に導入したN型不純
物を拡散してN−型半導体領域28aを形成する。この
N型不純物はMISFETのN−型のソース領域および
ドレイン領域を形成するためのものである。次に、半導
体基板21上の全面にCVD技術によってシリコン酸化
膜を形成する。次に、シリコン酸化膜をその上面から除
去することによって多結晶シリコン25とシリコン酸化
膜26の側面にサイドウオール27を形成する。次に、
半導体基板21の全面に多結晶シリコン29を堆積し、
この多結晶シリコン29を例えばリン拡散するか、ある
いは多結晶シリコン29にリンか砒素のイオン打込みす
ることによって低抵抗化を行なう。この多結晶シリコン
29は多結晶シリコン層25と自己整合的に絶縁され、
半導体基板21に接続される。
5の代りにシリサイド層またはポリサイド層が用いられ
る場合もある。次に、フィールド酸化膜22およびシリ
コン酸化膜/l!126をマスクにして半導体基板21
の表面にN型不純物(例えばリン)をイオン打込みによ
って導入する。そして、半導体基板21をアニールする
ことによって半導体基板21の表面に導入したN型不純
物を拡散してN−型半導体領域28aを形成する。この
N型不純物はMISFETのN−型のソース領域および
ドレイン領域を形成するためのものである。次に、半導
体基板21上の全面にCVD技術によってシリコン酸化
膜を形成する。次に、シリコン酸化膜をその上面から除
去することによって多結晶シリコン25とシリコン酸化
膜26の側面にサイドウオール27を形成する。次に、
半導体基板21の全面に多結晶シリコン29を堆積し、
この多結晶シリコン29を例えばリン拡散するか、ある
いは多結晶シリコン29にリンか砒素のイオン打込みす
ることによって低抵抗化を行なう。この多結晶シリコン
29は多結晶シリコン層25と自己整合的に絶縁され、
半導体基板21に接続される。
ここまでの状態が第1図(A)に示されている。
なお、MISFETのN+型のソース領域およびドレイ
ン領域となるN+型半導体領域28bは半導体基板21
をアニールすることにより、多結晶シリコン29に導入
したN型不純物を拡散することによって形成する。具体
的には、例えば、多結晶シリコン29にリン拡散を行な
い、0.2〜0゜3μm深さのN+型半導体領域(拡散
層)28bと1019〜1020ケ/d程度にリンドー
プされた0、05〜0.1μmの粒径をもった多結晶シ
リコン層29aとを形成する。
ン領域となるN+型半導体領域28bは半導体基板21
をアニールすることにより、多結晶シリコン29に導入
したN型不純物を拡散することによって形成する。具体
的には、例えば、多結晶シリコン29にリン拡散を行な
い、0.2〜0゜3μm深さのN+型半導体領域(拡散
層)28bと1019〜1020ケ/d程度にリンドー
プされた0、05〜0.1μmの粒径をもった多結晶シ
リコン層29aとを形成する。
次に、多結晶シリコンJIf29の不要部分を選択的に
エツチングして容量部下層電極29aおよびパッド層2
9bを形成する。その後、パッドN29b以外の領域を
フォトレジスト30で覆い、フォトレジスト30をマス
クとして選択的にパッド層29bに砒素イオンを102
0ケ/d以上打ち込む。その後、900〜950 ’C
のアニールを行ない、パッド層29bにおける多結晶シ
リコンの粒径を約0.2μm以上に成長させる。ここま
での状態が第1図(B)に示されている。
エツチングして容量部下層電極29aおよびパッド層2
9bを形成する。その後、パッドN29b以外の領域を
フォトレジスト30で覆い、フォトレジスト30をマス
クとして選択的にパッド層29bに砒素イオンを102
0ケ/d以上打ち込む。その後、900〜950 ’C
のアニールを行ない、パッド層29bにおける多結晶シ
リコンの粒径を約0.2μm以上に成長させる。ここま
での状態が第1図(B)に示されている。
次に、容量部組縁膜31を形成するために、マスクとし
たフォトレジスト30を除去すると共に、半導体基板2
1上の全面に絶縁膜を形成する。この絶縁膜としては、
例えばCVD技術によって得られるSi、N、膜か、S
i、N、膜とこのSi、N4膜を熱酸化して得られるS
i O2膜との2層膜が用いられる。次に、半導体基
板21上の全面に多結晶シリコンを堆積する0次いで、
多結晶シリコンをリン拡散するか、あるいは多結晶シリ
コンにリンか砒素のイオン打込みすることによって低抵
抗化する。次に、多結晶シリコンおよび容量部組縁膜3
1の不要な部分を選択的にエツチングする。
たフォトレジスト30を除去すると共に、半導体基板2
1上の全面に絶縁膜を形成する。この絶縁膜としては、
例えばCVD技術によって得られるSi、N、膜か、S
i、N、膜とこのSi、N4膜を熱酸化して得られるS
i O2膜との2層膜が用いられる。次に、半導体基
板21上の全面に多結晶シリコンを堆積する0次いで、
多結晶シリコンをリン拡散するか、あるいは多結晶シリ
コンにリンか砒素のイオン打込みすることによって低抵
抗化する。次に、多結晶シリコンおよび容量部組縁膜3
1の不要な部分を選択的にエツチングする。
これによって、容量部組縁膜31、容量部上NJ主電極
2が形成される。次に、半導体基板21上の全面にPS
GまたはBPSGからなる絶縁膜33を形成する。そし
て、パッド層29b上の絶縁膜33を選択的に除去して
、接続孔34を形成する。
2が形成される。次に、半導体基板21上の全面にPS
GまたはBPSGからなる絶縁膜33を形成する。そし
て、パッド層29b上の絶縁膜33を選択的に除去して
、接続孔34を形成する。
次に、導電層36を形成するために、半導体基板21上
の全面にアルミニウム層を形成する。このアルミニウム
層は例えば蒸着技術によって形成する。そして、アルミ
ニウム層の不要な部分をドライエツチング技術によって
選択的に除去して導電層36を形成する。ここまでの状
態が第1図(C)に示されている。
の全面にアルミニウム層を形成する。このアルミニウム
層は例えば蒸着技術によって形成する。そして、アルミ
ニウム層の不要な部分をドライエツチング技術によって
選択的に除去して導電層36を形成する。ここまでの状
態が第1図(C)に示されている。
その後、種々の工程を経て半導体装置が完成する。
このような実施例の半導体装置の製造方法によれば、次
のような効果を得ることができる。
のような効果を得ることができる。
即ち、上記実施例では、パッド層29bの上に導電層3
6を形成するに際して予めパッド層29bの結晶粒径を
イオン打込みおよびアニールを通じて大径化しておくよ
うにしたので、パッド層29bを構成する多結晶シリコ
ンと導電層36を構成する金属との反応が抑制される。
6を形成するに際して予めパッド層29bの結晶粒径を
イオン打込みおよびアニールを通じて大径化しておくよ
うにしたので、パッド層29bを構成する多結晶シリコ
ンと導電層36を構成する金属との反応が抑制される。
その結果、多結晶シリコン−金属接触抵抗の増大および
金属層の抵抗増大を抑制でき、半導体装置の高速化およ
び信頼性の向上が図れることになる。
金属層の抵抗増大を抑制でき、半導体装置の高速化およ
び信頼性の向上が図れることになる。
また、上記実施例では、バッドM29bに高濃度にイオ
ン打込みを行なっているので、ソース領域の接合深さの
多少の増大は避けられないが、パッド層29bにのみ選
択的に高濃度にイオン打止みを行なっているためドレイ
ン領域の接合深さの増大を回避できることになる。その
結果、接合深さの増大に起因する不都合を最小限に抑え
ることができる。
ン打込みを行なっているので、ソース領域の接合深さの
多少の増大は避けられないが、パッド層29bにのみ選
択的に高濃度にイオン打止みを行なっているためドレイ
ン領域の接合深さの増大を回避できることになる。その
結果、接合深さの増大に起因する不都合を最小限に抑え
ることができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。
例えば、高濃度イオン打込みを多結晶シリコン29のパ
ターニング後に行なっているが、第1図(A)の段階で
行なっても良い。つまり、多結晶シリコン29のパター
ニング前にフォトレジストをマスクとしてパッド層29
bの形成領域にのみイオン打込みを行なっても良い。さ
らに、第2図に示すように絶縁膜33に接触孔34を開
孔した後に、上記接触孔34を通してパッドJi129
bに選択的にイオン打込みを行なっても良い。また。
ターニング後に行なっているが、第1図(A)の段階で
行なっても良い。つまり、多結晶シリコン29のパター
ニング前にフォトレジストをマスクとしてパッド層29
bの形成領域にのみイオン打込みを行なっても良い。さ
らに、第2図に示すように絶縁膜33に接触孔34を開
孔した後に、上記接触孔34を通してパッドJi129
bに選択的にイオン打込みを行なっても良い。また。
第3図に示すように、イオン打込みを、ウェーハ表面の
法線方向に対しθ=7°以上の斜め方向から打ち込み、
段差側壁部の多結晶シリコン層にも充分な打込み量を確
保するようにして、該部での多結晶シリコンー金属接続
特性をも向上させるようにしても良い。
法線方向に対しθ=7°以上の斜め方向から打ち込み、
段差側壁部の多結晶シリコン層にも充分な打込み量を確
保するようにして、該部での多結晶シリコンー金属接続
特性をも向上させるようにしても良い。
[発明の効果]
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりである
。
て得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりである
。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、予め多結晶シリ
コン層にイオン打込みを行なうと共に7ニールを行って
該多結□晶シリコン層の結晶粒径を大径化しておいた後
、その多結晶シリコン層の上に金属層を形成するように
したので、多結晶シリコンの結晶が安定化して多結晶シ
リコン層と金属層との反応を抑制でき、多結晶シリコン
−金属接触抵抗の増大および金属層の抵抗増大を防止で
きることになる。
コン層にイオン打込みを行なうと共に7ニールを行って
該多結□晶シリコン層の結晶粒径を大径化しておいた後
、その多結晶シリコン層の上に金属層を形成するように
したので、多結晶シリコンの結晶が安定化して多結晶シ
リコン層と金属層との反応を抑制でき、多結晶シリコン
−金属接触抵抗の増大および金属層の抵抗増大を防止で
きることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(C)は本発明に係る半導体装置の製造
方法の実施例の工程図、 第2図は本発明に係る半導体装置の製造方法の他の実施
例の部分図、 第3図は本発明に係る半導体装置の製造方法のさらに他
の実施例の部分図、 第4図は従来の半導体装置の縦断面図である。 21・・・・半導体基板、29b・・・・パッド暦、3
4・・・・導電層。
方法の実施例の工程図、 第2図は本発明に係る半導体装置の製造方法の他の実施
例の部分図、 第3図は本発明に係る半導体装置の製造方法のさらに他
の実施例の部分図、 第4図は従来の半導体装置の縦断面図である。 21・・・・半導体基板、29b・・・・パッド暦、3
4・・・・導電層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、多結晶シリコン層に接続される金属層を形成するに
あたり、予め上記多結晶シリコン層にイオン打込みを行
なうと共に熱処理を行って該多結晶シリコン層における
結晶粒径を大径化しておくようにしたことを特徴とする
半導体装置の製造方法。 2、上記多結晶シリコン層における結晶粒径の大きさを
約0.2μm以上となるように成長させておくことを特
徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15470488A JPH025411A (ja) | 1988-06-24 | 1988-06-24 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15470488A JPH025411A (ja) | 1988-06-24 | 1988-06-24 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH025411A true JPH025411A (ja) | 1990-01-10 |
Family
ID=15590130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15470488A Pending JPH025411A (ja) | 1988-06-24 | 1988-06-24 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH025411A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05129594A (ja) * | 1991-11-01 | 1993-05-25 | Sharp Corp | 半導体装置の製造方法 |
-
1988
- 1988-06-24 JP JP15470488A patent/JPH025411A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05129594A (ja) * | 1991-11-01 | 1993-05-25 | Sharp Corp | 半導体装置の製造方法 |
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