JPH0253977B2 - - Google Patents

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JPH0253977B2
JPH0253977B2 JP3579286A JP3579286A JPH0253977B2 JP H0253977 B2 JPH0253977 B2 JP H0253977B2 JP 3579286 A JP3579286 A JP 3579286A JP 3579286 A JP3579286 A JP 3579286A JP H0253977 B2 JPH0253977 B2 JP H0253977B2
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JP
Japan
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circuit
average level
filter
transistor
filter circuit
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JP3579286A
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English (en)
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JPS62193416A (ja
Inventor
Ryoji Shimizu
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は衛星放送用テレビジヨン受信機やFM
放送受信機において、通常の狭帯域の周波数偏移
(変調)と広帯域の周波数偏移(変調)とに応じ
て自動的にフイルタ回路を切換えるようにした中
間周波増幅回路のフイルタ切換回路に関するもの
である。
「従来の技術」 まず、衛星放送用テレビジヨン受信機の概略を
説明する。現在、アメリカでは2〜5度の間隔で
20数個の民間の放送用静止衛星が打上げられてお
り、それぞれ第3図に示すようなアンテナ位置制
御装置を備えたテレビジヨン受信機を用いて受信
している。この第3図において、1はパラボラア
ンテナの反射板で、この反射板1の焦点位置にア
ンテナ2が設置され、このアンテナ2に結合した
ローノイズアンプおよびダウンコンバータ3が導
波管によつて受信機4に結合されている。この受
信機4にはモニタTV5、音声装置6、アンテナ
ポジシヨナー7が結合され、前記音声装置6に
は、音声増幅器8を介して左右のスピーカ9,1
0に結合されている。また、前記アンテナポジシ
ヨナー7は、静止衛星11の位置に指向するため
のアクチユエータ12と前記アンテナ2に結合さ
れている。
以上のような構成において、アンテナポジシヨ
ナー7により、ある衛星11を選択すると、アク
チユエータ12がパラボラアンテナ用反射板1を
目的の衛星に指向させる。同時にアンテナ2の内
部の金属棒を垂直偏波であるか水平偏波であるか
に合せてその角度を設定する。さらに、各衛星は
それぞれ24チヤンネルを具備するので、アンテナ
ポジシヨナー7にていずれかのチヤンネルを選択
する。
衛星11からの3.7〜4.2GHzの信号は、反射板
1で反射され、アンテナ2で受信され、ローノイ
ズアンプとダウンコンバータ3にて430〜930MHz
に落され、受信機4に送られる。前記アンテナポ
ジシヨナー7からは受信機4に、どの映像チヤン
ネルを選択してあるかのコントロールコード信号
が送られる。そしてアンテナ2からの入力信号
は、受信機4でさらに90MHzに落された後、映像
信号と音声信号に分離され、このうち映像信号は
一旦アンテナポジシヨナー7を経てモニタTV5
へ送られる。受信機4で分離された音声信号はサ
ブキヤリア5〜8MHzの信号にて搬送されて音声
装置6に送られる。このとき、音声装置6にはア
ンテナポジシヨナー7からどの衛星のどのチヤン
ネルの音声であるかのコントロールコード信号が
送られる。すなわち、音声装置6ではデイスクリ
ートステレオ、マトリツクスステレオ、マルチプ
レツクスステレオ、モノラルの区別、サブキヤリ
アの周波数は何Hzかなどの情報が送られる。さら
に、この音声装置6にて音声中間周波増幅、FM
検波が行なわれ、さらに音声増幅器8で増幅し左
右のスピーカ9,10から音声が出力する。
しかるに、従来は衛星放送が少なく、したがつ
て大きな周波数偏移の放送が少ないため、前記音
声装置6における中間周波増幅回路の切換スイツ
チ20は、第2図に示すように、通常状態では狭
帯域用フイルタ21側の接点22に接続してい
た。そして衛星放送の大きな周波数偏移の信号が
入力しても、その信号はまず狭帯域用フイルタ2
1で変調されて外部出力となつてオーデイオアン
プを経てスピーカから出力され、そのときの音声
歪を感知することによつて直接使用者が切換スイ
ツチ20を手動で広帯域用フイルタ23側の接点
24に切換えていた。なお、第2図において、2
5は入力端子、26は前置増幅回路、27,28
は電子スイツチング用チヨークコイル、29,2
9,30,30は電子スイツチング用ダイオー
ド、31,31,32,32は電子スイツチ回路
用抵抗、23は広帯域用フイルタ回路、21は狭
帯域用フイルタ回路、33は後段増幅回路、34
は検波器、35は出力端子、+Eは電源端子であ
る。
「発明が解決しようとする問題点」 上述のように、従来は大きな周波数偏移の放送
が極めて少なく、手動により切換スイツチを切換
えるだけで充分対応できていた。ところが、最近
の衛星放送では大きな周波数偏移の放送が大巾に
増えてきており、切換スイツチを手動で操作する
のが煩らわしくなつてきている。また、現在、ア
メリカにおける民間の放送用静止衛星は10数個が
打上げられており、受信機のパラボラアンテナ
は、目的の静止衛星に指向させるためアンテナポ
ジシヨナーを具備しているが、このアンテナポジ
シヨナーの切換えが迅速化していることもあつ
て、中間周波増幅回路のフイルタ切換えを手動で
行なうのは実情に合わなくなつてきているという
問題があつた。
「問題点を解決するための手段」 本発明は上述のような問題点を解決するために
なされたもので、音声中間周波信号を前置増幅回
路で増幅した後、狭帯域用フイルタ回路と広帯域
用フイルタ回路のうちいずれか一方のフイルタ回
路を経て、さらに後段増幅回路、検波器を介して
音声出力を得るようにした回路において、前記検
波器の出力側に結合され、検波出力の平均レベル
を検出する平均レベル検出回路と、この平均レベ
ル検出回路に結合され平均レベルの出力信号を整
流する整流器と、この整流器に結合され、平均レ
ベルが設定値以上のとき前記狭帯域用フイルタ回
路を遮断し、広帯域用フイルタ回路を作動せしめ
るスイツチング回路とを具備してなるものであ
る。
「作用」 入力した音声中間周波信号は前置増幅回路で増
幅された後、フイルタ回路に送られるが、その周
波数偏移の大小に拘らず、まず狭帯域用フイルタ
回路を経て、さらに後段増幅回路、検波器を通
り、オーデイオアンプ、スピーカへと送られる。
ここで、検波器の出力は平均レベル検出回路で平
均レベルが検出され、さらに整流されてスイツチ
ング回路へ信号が送られる。検波器の平均レベル
が設定値より低ければ周波数偏移は小さいからス
イツチング回路は、狭帯域用フイルタ回路をオン
にし、広帯域用フイルタ回路をオフにする。周波
数偏移が大きいときには、スイツチング回路は、
広帯域用フイルタ回路をオンにし、狭帯域用フイ
ルタ回路をオフにする。
「実施例」 以下、本発明の一実施例を第1図に基づき説明
する。なお、第1図において、第2図と同一部分
は同一符号とする。
検波器34の出力側に、検波出力の平均レベル
を検出するための可変抵抗器からなる平均レベル
検出回路36を結合し、この平均レベル検出回路
36には、低周波増幅回路37、整流器38、抵
抗39とコンデンサ40,41からなるローパス
フイルタ回路42を経てスイツチング回路43が
結合されている。このスイツチング回路43は、
第1、第2のトランジスタ44,45を主体と
し、それぞれのトランジスタ44,45のコレク
タは抵抗46,47を介して電源端子+Eに結合
され、さらに第1のトランジスタ44のコレクタ
は狭帯域用フイルタ回路21のスイツチング用ダ
イオード29,29に抵抗31,31を介して結
合されるとともに、第2のトランジスタ45のベ
ースに結合され、第2のトランジスタ45のコレ
クタは広帯域用フイルタ回路23のスイツチング
用ダイオード30,30に抵抗32,32を介し
て結合され、第1、第2のトランジスタ44,4
5のエミツタは接地されている。
以上のような構成において、入力端子25に入
力した音声信号は、前置増幅回路26で増幅され
る。ここで、検波器34からの出力がない間は、
スイツチング回路43の第1のトランジスタ44
はオフし、第2のトランジスタ45はオンしてい
るので、狭帯域側のスイツチング用ダイオード2
9,29がオンしている。そのため、前置増幅回
路26で増幅された信号は、とりあえず狭帯域用
フイルタ回路21を経て後段の増幅回路33へ送
られ、ここで増幅され、さらに検波器34で音声
出力に検波される。
検波器34の出力は平均レベル検出回路36で
検出され、低周波増幅回路37で増幅され、整流
器38で整流され、さらにローパスフイルタ回路
42で平滑化され、スイツチング回路43の第1
のトランジスタ44のベースに供給される。
今、入力端子25に入力した信号の周波数偏移
が小さいときには、検波器34の出力が小さく、
平均レベル検出回路36での設定値以下のため、
第1のトランジスタ44のスレシホールドレベル
以下であり、第1のトランジスタ44はオフ、第
2のトランジスタ45はオンとなり、狭帯域用フ
イルタ回路21がそのまま作動を継続する。
入力した信号の周波数偏移が大きいときには、
平均レベル検出回路36の設定値を越えるため、
スイツチング回路43の第1のトランジスタ44
をオンとし、第2のトランジスタ45をオフとす
る。そのため、狭帯域側のスイツチング用ダイオ
ード29,29はオフし、代つて広帯域側のスイ
ツチング用ダイオード30,30がオンする。し
たがつて、入力信号は広帯域用フイルタ回路23
を通つて後段の増幅回路33へ送られる。
「発明の効果」 本発明は上述のように構成したので、衛星放送
やFM放送において、受信信号が大きな周波数偏
移か小さな周波数偏移かによつて狭帯域用フイル
タ回路と、広帯域用フイルタ回路とが自動的に切
換えられ、操作の煩雑さを省くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるフイルタ切換回路の一実
施例を示す電気回路図、第2図は従来の回路図、
第3図は衛星放送用テレビ受信機の全体のブロツ
ク図である。 1…反射板、2…アンテナ、3…ローノイズア
ンプとダウンコンバータ、4…受信機、5…モニ
タTV、6…音声装置、7…アンテナポジシヨナ
ー、8…音声増幅器、9,10…スピーカ、11
…衛星、12…アクチユエータ、20…切換スイ
ツチ、21…狭帯域用フイルタ回路、22…接
点、23…広帯域用フイルタ回路、24…接点、
25…入力端子、26…前置増幅回路、27,2
8…電子スイツチング用チヨークコイル、29,
30…スイツチング用ダイオード、31,32…
抵抗、33…後段増幅回路、34…検波器、35
…出力端子、36…平均レベル検出回路、37…
低周波増幅回路、38…整流器、39…抵抗、4
0,41…コンデンサ、42…ローパスフイルタ
回路、43…スイツチング回路、44,45…ト
ランジスタ、46,47…抵抗。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 音声中間周波信号を前置増幅回路で増幅した
    後、狭帯域用フイルタ回路と広帯域用フイルタ回
    路のうちいずれか一方のフイルタ回路を経て、さ
    らに後段増幅回路、検波器を介して音声出力を得
    るようにした回路において、前記検波器の出力側
    に結合され、検波出力の平均レベルを検出する平
    均レベル検出回路と、この平均レベル検出回路に
    結合され平均レベルの出力信号を整流する整流器
    と、この整流器に結合され、平均レベルが設定値
    以上のとき前記狭帯域用フイルタ回路を遮断し、
    広帯域用フイルタ回路を作動せしめるスイツチン
    グ回路とを具備してなることを特徴とする中間周
    波増幅回路のフイルタ切換回路。 2 スイツチング回路は、検波出力の平均レベル
    が設定値以下のときオンして狭帯域用フイルタ回
    路をオンする第1のトランジスタと、この第1の
    トランジスタのオフのときオンして広帯域用フイ
    ルタ回路をオンする第2のトランジスタとからな
    る特許請求の範囲第1項記載の中間周波増幅回路
    のフイルタ切換回路。 3 平均レベル検出回路は、可変抵抗器からなる
    特許請求の範囲第1項記載の中間周波増幅回路の
    フイルタ切換回路。
JP3579286A 1986-02-20 1986-02-20 中間周波増幅回路のフイルタ切換回路 Granted JPS62193416A (ja)

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