JP3944962B2 - 信号切換回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は信号切換回路に係り、特に、複数の信号から1つの信号を択一的に出力する信号切換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ディジタル技術の発達に伴って、ディジタル化されたラジオ放送であるDAB(Digital Audio Broadcasting)が開発されている。
DAB放送は、衛星波、又は、地上波が用いられ、移動体受信が可能な構成とされている。このため、DAB放送電波を受信するアンテナとしは、小型化が可能で、取り付けも容易な平面アンテナが注目されている。
【0003】
移動中でも良好な受信状態を保持するために、平面アンテナに方向の異なる旋円偏波を受信する複数の受信面を設け、良好な受信状態の電波を選択的に受信できるようにしたアンテナユニットが提案されている。このような、アンテナユニットでは、受信状態に応じて受信面を選択するため、複数の受信面からの受信信号から1つの受信信号を選択する信号切換回路が内蔵されている。
【0004】
図5に従来の一例の概略構成図を示す。
アンテナユニット100は、アンテナユニット100で受信された受信信号を復調する受信ユニット200に接続される。アンテナユニット100と受信ユニット200とは、受信ユニット200に内蔵された平面アンテナで受信した受信信号を供給するとともに、アンテナユニット100に駆動電源を供給する信号線300とアンテナユニット100で放送波を受信する受信面を選択する制御信号を供給する制御線400とで接続される。
【0005】
図6に従来の一例のアンテナユニットのブロック構成図を示す。
アンテナユニット100は、電波中の左旋円偏波を受信する左旋円偏波受信用アンテナ110、電波中の右旋円偏波を受信する右旋円偏波受信用アンテナ120、左旋円偏波受信用アンテナ110で受信された左旋円偏波受信信号を増幅する第1の増幅回路130、右旋円偏波受信用アンテナ120で受信された右旋円偏波受信信号を増幅する第2の増幅回路140、第1の増幅回路130又は第2の増幅回路140で増幅された受信信号から一方の受信信号を選択、出力する切換スイッチ150、切換スイッチ150により選択された受信信号から必要な成分だけを通過させる帯域通過フィルタ160、帯域通過フィルタ160を通過した信号を増幅する出力増幅回路170から構成される。
【0006】
旋円偏波受信用アンテナ110、及び、右旋円偏波受信用アンテナ120は、例えば、平面アンテナとして同一基板上に形成される。左旋円偏波受信用アンテナ110で受信された左旋円偏波受信信号は第1の増幅回路130に供給される。
第1の増幅回路130は、LNA(Low Noise Amplifier )から構成され、左旋円偏波受信用アンテナ110から供給された左旋円偏波受信信号を増幅して、切換スイッチ150に供給する。
【0007】
旋円偏波受信用アンテナ120で受信された右旋円偏波受信信号は第2の増幅回路140に供給される。第2の増幅回路140は、LNA(Low Noise Amplifier )から構成され、右旋円偏波受信用アンテナ120から供給された右旋円偏波受信信号を増幅して、切換スイッチ150に供給する。
切換スイッチ150は、信号通過タイプのスイッチIC(Integrated Circuit)から構成され、制御端子Tcontに供給される制御信号に応じて第1の増幅回路130の出力信号、すなわち、左旋円偏波受信信号、又は、第2の増幅回路140の出力信号、すなわち、右旋円偏波受信信号のいずれか一方を出力する。切換スイッチ150の出力信号は帯域通過フィルタ160に供給される。
【0008】
帯域通過フィルタ160は、切換スイッチ150から供給される受信信号から必要とする帯域の信号成分を抽出する。帯域フィルタ160の出力信号は、出力増幅回路170に供給される。出力増幅回路170は、帯域通過フィルタ160により選択された受信信号を増幅して出力端子Tout に供給する。
図7に従来の一例のアンテナユニットの動作説明図を示す。図7(A)はコントロール端子Tcontに供給される制御信号、図7(B)は切換スイッチ150の切換状態、図7(C)は出力端子Tout の信号の出力状態を示す図である。
【0009】
時刻t10で、図7(A)に示すようにコントロール端子Tcontに供給される制御信号がローレベルのときには、切換スイッチ150の入力端子cは出力端子aに接続される。切換スイッチ150の入力端子cが出力端子aに接続された状態では、第1の増幅回路130が帯域通過フィルタ160に接続された状態となる。このため、図7(B)に示すように左旋円偏波受信用アンテナ110で受信された左旋円偏波受信信号が帯域通過フィルタ160、及び、増幅回路170を介して出力端子Tout に供給される。
【0010】
次に、時刻t11で、図7(A)に示すようにコントロール端子Tcontに供給される制御信号がハイレベルになると、切換スイッチ150の入力端子cが出力端子bに接続される。切換スイッチ150の入力端子cが出力端子bに接続された状態では、第2の増幅回路140が帯域通過フィルタ160に接続された状態となる。このため、図7(B)に示すように右旋円偏波受信用アンテナ120で受信された右旋円偏波受信信号が帯域通過フィルタ160、及び、増幅回路170を介して出力端子Tout に供給される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、従来の信号切換回路では、DCバイアスされたメイン信号を供給するための信号線の他に切換制御信号を供給するための制御ラインが必要であったため、配線が複雑になり、また、コスト高になる等の問題点があった。
また、受信信号が通過する信号線の間に信号通過タイプの切換スイッチ150が挿入されるため、切換スイッチ150による受信信号のロスが発生する等の問題点があった。
【0012】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、配線を簡略化できる信号切換回路を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、第1の入力信号又は第2の入力信号のいずれかを選択して出力端子(Tout)から出力する信号切換回路において、前記出力端子(Tout)のバイアス電圧が第1の電圧のときには制御端子(T2)を接地し、前記出力端子(Tout)のバイアス電圧が第2の電圧のときには該制御端子(T2)を開放する電圧検出手段(9)と、前記出力端子(Tout)に印加された電圧により動作し、前記第1の入力信号を増幅し、前記出力端子(Tout)に供給する第1の信号増幅手段と(4)、前記出力信号に印加された電圧により動作し、前記第2の入力信号を増幅し、前記出力端子に供給する第2の信号増幅手段と、前記出力端子(Tout)からバイアス電圧が供給され、前記電圧検出手段の前記制御端子(T2)が接地されているときに前記出力端子(Tout)のバイアス電圧を前記第1の信号増幅手段(4)に駆動電圧として供給し、前記電圧検出手段(9)の前記制御端子(T2)が開放されているときには前記出力端子(Tout)のバイアス電圧を前記第2の信号増幅手段(5)に駆動電圧として供給する駆動電圧切換手段(10)と、前記駆動電圧切換手段(10)と前記第1の信号増幅手段(4)との間及び前記駆動電圧切換手段(5)と前記第2の信号増幅手段(5)との間の各々設けられ、前記駆動電圧切換手段(10)から供給された駆動電圧から信号成分を除去して、前記第1の信号増幅手段(4)又は前記第2の信号増幅手段(5)に供給するノイズフィルタ(L1、L2)とを有し、前記駆動電圧切換手段(10)は、前記出力端子(Tout)と前記第1の信号増幅手段(4)との間にエミッタ−コレクタが接続された第1のトランジスタ(Q11)と、前記出力端子(Tout)と前記第2の信号増幅手段(5)との間にエミッタ−コレクタが接続された第2のトランジスタ(Q12)と、エミッタ−コレクタが前記第2のトランジスタ(Q12)のベースと接地との間に接続された第3のトランジスタ(Q15)と、エミッタ−コレクタが前記第1のトランジスタ(Q11)のベースと接地との間に接続された第4のトランジスタ(Q14)と、エミッタ−コレクタが前記第4のトランジスタ(Q14)のベースと接地との間に接続された第5のトランジスタ(Q13)と、前記出力端子(Tout)と前記電圧検出手段(9)の前記制御端子(T2)との間に直列に接続され、互いの接続点が前記第3のトランジスタ(Q15)のベース及び前記第5のトランジスタ(Q13)のベースに接続された第1の抵抗(R11)及び第2の抵抗(R12)と、前記出力端子(Tout)と前記第のトランジスタ(Q14)のベースとの間に接続された第3の抵抗(R13)とを有することを特徴とする。
【0014】
請求項1によれば、第1の信号増幅手段又は第2の信号増幅手段のいずれかを選択的に動作させることにより、出力端子から第1の信号増幅手段の出力信号又は第2の信号増幅手段の出力信号いずれかの信号を出力できるので、出力端子のバイアス電圧を制御することにより信号の切換を行うことができ、切換を行うための専用の制御線が不用になるため、配線を簡略化できる、また、複数の信号増幅手段の動作を制御して、信号の出力を切り換えることにより信号ラインに切り換えるための手段が不用になるので、信号のロスがなくなる。
【0015】
請求項2は、前記駆動電圧切換手段から前記第2の信号増幅手段に供給する電圧を所定の電圧に変換する電圧変換手段を有することを特徴とする。
請求項2によれば、電圧変換手段により第2の信号増幅手段に供給する駆動電圧を所定の電圧にでき、第1及び第2の信号増幅手段の構成を同じにできる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の一実施例のブロック構成図を示す。
本実施例では信号切換回路をDAB(Digital Audio Broadcasting)受信用のアンテナユニット1に設けた実施例について説明する。アンテナユニット1は、電波中の左旋円偏波を受信する左旋円偏波受信用アンテナ2、電波中の右旋円偏波を受信する右旋円偏波受信用アンテナ3、左旋円偏波受信用アンテナ2で受信された左旋円偏波受信信号を増幅する第1の増幅回路4、右旋円偏波受信用アンテナ3で受信された右旋円偏波受信信号を増幅する第2の増幅回路5、第1の増幅回路4又は第2の増幅回路5で増幅された受信信号から必要な成分だけを通過させる帯域通過フィルタ6、帯域通過フィルタ6を通過した信号を増幅する増幅回路7、増幅回路7と出力端子Tout との間に設けられ直流成分を除去するコンデンサC1、出力端子Tout に供給されるバイアス電圧を所定の電圧に変換するレギュレータ回路8、出力端子Tout に供給されるバイアス電圧を検出し、バイアス電圧に応じてハイ又はローレベルとなる制御信号を生成する電圧検出回路9、出力端子Tout に供給されるバイアス電圧の出力を電圧検出回路9で生成された制御信号に応じて第1の増幅回路4の駆動電圧または第2の増幅回路5の駆動電圧に切り換える切換スイッチ10、切換スイッチ10により第1の増幅回路4の駆動電圧として選択された電圧から信号成分を除去し、第1の増幅回路4に供給するノイズフィルタL1、切換スイッチ10により第2の増幅回路5の駆動電圧として選択された電圧から信号成分を除去するノイズフィルタL2、ノイズフィルタL2で信号成分が除去された電圧を降下させ、第2の増幅回路5に供給する抵抗R1から構成される。
【0017】
左旋円偏波受信用アンテナ2及び右旋円偏波受信用アンテナ3は、例えば、同一の絶縁基板上に左旋円偏波受信用アンテナ用の導電薄膜と右旋円偏波受信用アンテナ用の導電薄膜とを夫々別々に絶縁状態に形成することにより構成される。左旋円偏波受信用アンテナ用の導電薄膜は、左旋円偏波を受信しやすいように形成され、右旋円偏波受信用アンテナ用の導電薄膜は、右旋円偏波を受信しやすいように形成される。
【0018】
左旋円偏波受信用アンテナ2で受信された左旋円偏波受信信号は、第1の増幅回路4に供給される。第1の増幅回路4は、LNA(Low Noise Amplifier )から構成され、左旋円偏波受信用アンテナ2から供給された左旋円偏波受信信号を増幅して、帯域通過フィルタ6に供給する。第1の増幅回路4には、ノイズフィルタL1、切換スイッチ10、電圧検出回路9を介して出力端子Tout の電圧が駆動電圧として供給される。第1の増幅回路4は、所定の駆動電圧(2〔V〕)が印加されているときには、正常に動作して、左旋円偏波受信用アンテナ2から供給された右旋円偏波受信信号を増幅して、帯域通過フィルタ6に供給する。また、第1の増幅回路4は、駆動電圧が印加されない状態では、動作が停止され、左旋円偏波受信用アンテナ2から供給された左旋円偏波受信信号は切断され、帯域通過フィルタ6には供給されない。
【0019】
右旋円偏波受信用アンテナ3で受信された右旋円偏波受信信号は第2の増幅回路5に供給される。第2の増幅回路5は、LNA(Low Noise Amplifier )から構成され、右旋円偏波受信用アンテナ3から供給された右旋円偏波受信信号を増幅して、帯域通過フィルタ6に供給する。
第2の増幅回路5には、抵抗R1、ノイズフィルタL2、切換スイッチ10、電圧検出回路9を介して出力端子Tout の電圧が駆動電圧として供給される。第2の増幅回路5は、所定の駆動電圧(2〔V〕)が印加されているときには、正常に動作して、右旋円偏波受信用アンテナ3から供給された右旋円偏波受信信号を増幅して、帯域通過フィルタ6に供給する。また、第2の増幅回路5は、駆動電圧が印加されない状態では、動作が停止され、右旋円偏波受信用アンテナ3から供給された右旋円偏波受信信号は切断され、帯域通過フィルタ6には供給されない。
【0020】
帯域通過フィルタ6は、第1の増幅回路4から出力される左旋円偏波受信信号、又は、第2の増幅回路5から出力される右旋円偏波受信信号のいずれか一方の受信信号から必要とする帯域の信号成分を抽出する。帯域フィルタ6の出力信号は、出力増幅回路7に供給される。出力増幅回路7は、帯域通過フィルタ6により選択された受信信号を増幅してコンデンサC1を介して出力端子Tout に供給する。
【0021】
出力端子Tout には後述する受信ユニット側から直流バイアス電圧が印加される。出力端子Tout に印加された直流バイアス電圧は、後述する出力端子Tout に接続されるケーブルを介して受信ユニットに接続されるとともに、レギュレータ8、及び、電圧検出回路9に供給される。出力端子Tout には、直流バイアス電圧が2〔V〕又は3〔V〕が選択的に印加される。
【0022】
レギュレータ8には、出力端子Tout から出力信号及び直流バイアス電圧を含む出力電圧が供給される。レギュレータ8は、出力端子Tout から供給される出力信号及び直流バイアス電圧を含む中心電圧2〔V〕又は3〔V〕の出力電圧を2〔V〕の定電圧に変換する。レギュレータ8で変換された2〔V〕の定電圧は、出力増幅回路7に供給される。
【0023】
レギュレータ8から出力増幅回路7に供給された2〔V〕の定電圧は、出力増幅回路7の駆動電圧として用いられる。出力増幅回路7は、レギュレータ8から供給される2〔V〕の定電圧により安定動作する。
また、電圧検出回路9には、出力端子Tout から出力信号及び直流バイアス電圧を含む出力電圧が検出端子T1に供給される。電圧検出回路9は、例えば、オープンコレクタ出力を有するリセットICから構成され、検出端子T1に供給された電圧を検出し、ハイ又はローレベルの制御信号を制御端子T2から出力する。
【0024】
電圧検出回路9は、検出端子T1に供給される電圧が約2〔V〕であれば、出力トランジスタをオンし、制御端子T2を短絡状態とし、検出端子T1に供給される電圧が約3〔V〕であれば、出力トランジスタをオフして制御端子T2を開放状態とする。電圧検出回路9の制御端子T2は、切換スイッチ10に接続される。
【0025】
切換スイッチ10は、スイッチICから構成され、入力端子T11が出力端子Tout 、制御端子T12が電圧検出回路9の制御端子T2に接続され、制御端子T12が短絡状態のときに入力端子T11を第1の出力端子T13に接続し、制御端子T12が開放状態のときに入力端子T11を第2の出力端子T14に接続するように切換を行う。
【0026】
図2に本発明の一実施例の切換スイッチの回路構成図を示す。
本実施例の切換スイッチ10は、抵抗R11〜R13、PNPトランジスタQ11,Q12、NPNトランジスタQ13〜Q15から構成される。
入力端子T11は、出力端子Tout に接続され、2〔V〕/3〔V〕のバイアス電圧が印加される。入力端子T11に印加されたバイアス電圧は、トランジスタQ11,Q12のエミッタに供給される。
【0027】
トランジスタQ11のコレクタは、端子T13に接続され、トランジスタQ12のコレクタは、端子T14に接続される。トランジスタQ11,Q12をオン・オフが互いに反対となるようにスイッチングすることにより入力端子T11に供給されるバイアス電圧を第1又第2の出力端子T13,T14から択一的に出力される。
トランジスタQ11のスイッチングは、トランジスタQ14により制御される。トランジスタQ14は、コレクタがトランジスタQ11のベースに接続され、エミッタが接地される。トランジスタQ11は、トランジスタQ14がオフの時には、ベース電位がハイレベルとされるので、オフし、トランジスタQ14がオンの時には、ベース電位がローレベルとされるので、オンする。
【0028】
トランジスタQ14は、ベースが抵抗R13とトランジスタQ13のコレクタとの接続点に接続され、抵抗R13とトランジスタQ13のコレクタとの接続点の電位に応じて制御される。トランジスタQ13は、コレクタが抵抗R13を介して入力端子T11に接続され、エミッタが接地され、ベースが抵抗R11と抵抗R12との接続点に接続される。トランジスタQ13は、抵抗R11と抵抗R12との接続点の電位に応じてスイッチングされ、コレクタ電位をハイ又はローレベルとする。トランジスタQ14は、トランジスタQ13のコレクタ電位に応じてスイッチングされ、トランジスタQ11のスイッチングする。
【0029】
トランジスタQ12のスイッチングはトランジスタQ15により制御される。トランジスタQ15は、コレクタがトランジスタQ12のベースに接続され、エミッタが接地される。トランジスタQ12は、トランジスタQ15がオフの時には、ベース電位がハイレベルとされるので、オフし、トランジスタQ15がオンの時には、ベース電位がローレベルとされるので、オンする。
【0030】
トランジスタQ15は、ベースが抵抗R11と抵抗R12との接続点に接続され、抵抗R11と抵抗R12との接続点の電位に応じてスイッチングされ、トランジスタQ12のスイッチングする。
抵抗R11は、一端が入力端子T11に接続され、他端が抵抗R12の一端に接続される。抵抗R12は、一端が抵抗R11の他端に接続され、他端が制御端子T12に接続される。
【0031】
ここで、制御端子T12は、電圧検出回路9の制御端子T2に接続されている。電圧検出回路9の制御端子T2は、オープンコレクタ出力とされており、電圧検出回路9は、出力端子Tout のバイアス電圧が2〔V〕のときには、出力トランジスタをオンし、接地するので、制御端子T2は接地され、出力端子Tout のバイアス電圧が3〔V〕のときには、出力トランジスタがオフし、開放状態とされる。
【0032】
このため、出力端子Tout のバイアス電圧が2〔V〕のときには、切換スイッチ10の制御端子T12が接地され、抵抗R11と抵抗R12との接続点の電位はローレベルとなる。
抵抗R11と抵抗R12との接続点の電位がローレベルとなると、トランジスタQ13がオフとなるので、トランジスタQ14のベース電位が上昇しトランジスタQ14がオンする。トランジスタQ14がオンするので、トランジスタQ11のベース電位がローレベルとなり、トランジスタQ11がオンする。
【0033】
一方、抵抗R11と抵抗R12との接続点の電位がローレベルとなると、トランジスタQ15はオフとなるので、トランジスタQ12のベース電位が上昇しトランジスタQ12がオフする。
以上のように制御端子T12がローレベルのときには、抵抗R11と抵抗R12との接続点の電位がローレベルとなり、トランジスタQ11がオン、トランジスタQ12がオフし、入力端子T11は第1の出力端子T13と接続される。
【0034】
また、出力端子Tout のバイアス電圧が3〔V〕のときには、出力トランジスタをオフし、開放されると、制御端子T2は開放状態とされる。
このため、切換スイッチ10の制御端子T12も開放状態され、抵抗R11と抵抗R12との接続点の電位はハイレベルとなる。
抵抗R11と抵抗R12との接続点の電位がハイレベルとなると、トランジスタQ13がオンとなるので、トランジスタQ14のベース電位が低下しトランジスタQ14がオフする。トランジスタQ14がオフするので、トランジスタQ11のベース電位がハイレベルとなり、トランジスタQ11はオフする。
【0035】
一方、抵抗R11と抵抗R12との接続点の電位がハイレベルとなると、トランジスタQ15はオンするので、トランジスタQ12のベース電位が低下しトランジスタQ12がオンする。
以上のように制御端子T12がハイレベルの時には、抵抗R11と抵抗R12との接続点の電位がハイレベルとなり、トランジスタQ11がオフ、トランジスタQ12がオンし、入力端子T11は第2の出力端子T14と接続される。
【0036】
切換スイッチ10の第1の出力端子T13は、ノイズフィルタL1を介して第1の増幅回路4の電源端子に接続される。
ノイズフィルタL1は、出力端子T out から供給された直流バイアス電圧からノイズ成分を除去して、第1の増幅回路4に駆動電圧として供給する。第1の増幅回路4は、2〔V〕の直流バイアス電圧により駆動され、左旋円偏波受信用アンテナ2で受信された左旋円偏波受信信号を増幅して、帯域通過フィルタ6に供給する。
【0037】
また、切換スイッチ10の第2の出力端子T14は、ノイズフィルタL2、抵抗R1を介して第2の増幅回路5の電源端子に接続される。
ノイズフィルタL2は、出力端子Tout に供給された直流バイアス電圧からノイズ成分を除去して、抵抗R1に供給する。抵抗R1には1〔V〕の電圧がかかり、3〔V〕の直流バイアス電圧を2〔V〕に減圧して第2の増幅回路5に供給する。
【0038】
ノイズフィルタL2でノイズ成分が除去され、抵抗R1で2〔V〕に減圧された直流バイアス電圧は第2の増幅回路5に駆動電圧として供給される。第2の増幅回路5は、2〔V〕の直流バイアス電圧により駆動され、右旋円偏波受信用アンテナ3で受信された右旋円偏波受信信号を増幅して、帯域通過フィルタ6に供給する。
【0039】
図3に本発明の一実施例の動作説明図を示す。図3(A)は端子Tout のバイアス電圧、図3(B)は電圧検出回路9の制御信号、図3(C)は切換スイッチ10の状態、図3(D)は第1の増幅回路4の動作状態、図3(E)は第2の増幅回路5の動作状態、図3(F)は出力端子Tout から出力される信号の状態を示す。
【0040】
まず、時刻t0 で、出力端子Tout に受信ユニットから印加されるバイアス電圧が2〔V〕のときには、電圧検出回路9の制御信号はローレベルとされる。
電圧検出回路9の制御信号がローレベルのときには、切換スイッチ10の入力端子T11は第1の出力端子T13側に接続される。このため、出力端子Tout の2〔V〕のバイアス電圧は、ノイズフィルタL1を介して第1の増幅回路4の電源端子に供給される。2〔V〕のバイアス電圧は、ノイズフィルタL1によりノイズが除去され、直流成分だけ抽出されて第1の増幅回路4の駆動電源として供給される。このため、図3(D)に示すように第1の増幅回路4は動作状態とされる。
【0041】
一方、切換スイッチ10の第2の出力端子T14は開放状態となるので、図3(E)に示すように第2の増幅回路5の電源端子には駆動電源が供給されないため、動作が停止された状態とされる。よって、第1の増幅回路4だけが動作し、左旋円偏波受信用アンテナ2で受信された左旋円偏波受信信号が第1の増幅回路4で増幅され、帯域通過フィルタ6に供給される。このため、図3(F)に示すように出力端子Tout からは左旋円偏波受信信号が出力される。
【0042】
時刻t1 で、出力端子Tout に受信ユニットから印加されるバイアス電圧が3〔V〕になると、電圧検出回路9の制御信号はハイレベルとされる。電圧検出回路9の制御信号がハイレベルとされると、切換スイッチ10の入力端子T11は第2の出力端子T14側に切り替わる。このため、出力端子Tout の3〔V〕のバイアス電圧は、ノイズフィルタL2,抵抗R1を介して第2の増幅回路5の電源端子に供給される。3〔V〕のバイアス電圧は、ノイズフィルタL2により信号成分が除去され、直流成分だけ抽出された後、抵抗R1により電圧降下され、2〔V〕の駆動電圧とされた後、第2の増幅回路5に供給され、第2の増幅回路5の駆動電圧として印加される。
【0043】
第2の増幅回路5は、2〔V〕の駆動電圧が印加され、図3(E)に示すように動作状態とされて、右旋円偏波受信用アンテナ3で受信された右旋円偏波受信信号を増幅して、帯域通過フィルタ6に供給する。
一方、切換スイッチ10の第1の出力端子T13は開放状態となるので、図3(D)に示すように第1の増幅回路4の電源端子には駆動電源が供給されないため、動作が停止された状態とされる。よって、に示すように第2の増幅回路5だけが動作し、右旋円偏波受信用アンテナ3で受信された右旋円偏波受信信号が第2の増幅回路5で増幅され、帯域通過フィルタ6に供給される。このため、図3(F)に示すように出力端子Tout からは右旋円偏波受信信号が出力される。 このように、本実施例のアンテナユニット1によれば、第1の増幅回路4、及び、第2の増幅回路5の駆動電圧の供給を制御し、第1の増幅回路4、及び、第2の増幅回路5の動作状態を制御することにより、第1の増幅回路4、又は、第2の増幅回路5からの信号の出力を制御しているので、信号の経路上に切換スイッチ、すなわち、信号通過タイプのスイッチICを設ける必要がなく、よって、スイッチIC等の切換を行うための手段が信号の経路上に配置されないため、信号のロスを低減できる。
【0044】
次に、本実施例のアンテナユニット1を用いたDAB放送受信システムについて説明する。
図4に本発明の一実施例の適用例のブロック図を示す。
アンテナユニット1は、DAB放送を受信するための受信ユニット20に接続される。このとき、アンテナユニット1と受信ユニット20とは信号ケーブル30によってのみ接続される。
【0045】
受信ユニット20は、左旋円偏波受信用アンテナ2からの左旋円偏波受信信号を受信するときには、信号ケーブル30の直流バイアス電圧を2〔V〕に設定する。
また、受信ユニット20は、左旋円偏波受信用アンテナ2からの左旋円偏波受信信号のレベルが小さいときには、信号ケーブル30の直流バイアス電圧を3〔V〕に設定することにより、アンテナユニット1の出力信号を右旋円偏波受信用アンテナ3からの右旋円偏波受信信号に切り換えることにより、受信レベルの大きい受信信号を選択して、良好な受信状態で、受信を行う。
【0046】
このとき、アンテナユニット1と受信ユニット20との接続は、アンテナユニット1で受信された受信信号を受信ユニット20に供給する信号ケーブル30の直流バイアス電圧を2〔V〕又は3〔V〕に切り換えるだけでよいので、アンテナ切り換え用の専用の信号線が不用となる。
なお、本実施例では、アンテナユニットにおいて異なる旋円偏波方向の電波を受信する複数の受信面を有する平面アンテナから一方の受信面で受信した受信信号を選択するときの用いられる信号切換回路について説明したが、これに限られるものではなく、例えば、ダイバーシティーアンテナの受信方向の異なるアンテナ素子における受信信号の切換等の適用が可能である
【0047】
また、アンテナに限られるものではなく、要は、2つの入力信号の切り換えるような回路として適用できる。
さらに、入力信号も2系統に限られるものではなく、電圧検出回路により複数の電圧を検出可能とすることにより、複数の入力信号に切り換えに適用できる。
また、本実施例では、バイアス電圧を2〔V〕と3〔V〕とで切り換えることにより入力信号の切換を行っているが、電圧は、2〔V〕と3〔V〕の限ることはなく、要は、検出が可能な異なる電圧とすればよい。
【0048】
【発明の効果】
上述の如く、本発明の請求項1によれば、出力端子電圧を駆動電圧切換手段により切り換えて、ノイズフィルタを介して複数の信号増幅手段のうちの一つの信号増幅手段に駆動電圧として選択的に印加することにより、複数の入力端子のうちの1つの入力端子を選択し、出力端子から出力できるので、出力端子のバイアス電圧を制御することにより信号の切換を行うことができ、切換を行うための専用の制御線が不用になるため、配線を簡略化できる、また、複数の信号増幅手段の動作を制御して、信号の出力を切り換えることにより信号ラインに切り換えるための手段が不用になるので、信号のロスがなくなる等の特長を有する。
【0049】
請求項2によれば、電圧変換手段により複数の増幅手段に供給する駆動電圧を所定の電圧に統一でき、複数の信号増幅手段の構成を同じにできる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック構成図である。
【図2】本発明の一実施例の切換スイッチの回路構成図である。
【図3】本発明の一実施例の動作説明図である。
【図4】本発明の一実施例の適用例のブロック図である。
【図5】従来の一例の概略構成図である。
【図6】従来の一例のアンテナユニットのブロック構成図である。
【図7】従来の一例の動作説明図である。
【符号の説明】
1 アンテナユニット
2 左旋円偏波受信用アンテナ
3 右旋円偏波受信用アンテナ
4 第1の増幅回路
5 第2の増幅回路
6 帯域通過フィルタ
7 増幅回路
8 レギュレータ
9 電圧検出回路
10 切換スイッチ
20 受信ユニット
30 信号ケーブル
C1 コンデンサ
1,L2 ノイズフィルタ
R1 抵抗
Tout 出力端子

Claims (2)

  1. 第1の入力信号又は第2の入力信号のいずれかを選択して出力端子から出力する信号切換回路において、
    前記出力端子のバイアス電圧が第1の電圧のときには制御端子を接地し、前記出力端子のバイアス電圧が第2の電圧のときには該制御端子を開放する電圧検出手段と、
    前記出力端子に印加される電圧により動作し、前記第1の入力信号を増幅し、前記出力端子に供給する第1の信号増幅手段と、
    前記出力端子に印加される電圧により動作し、前記第2の入力信号を増幅し、前記出力端子に供給する第2の信号増幅手段と、
    前記出力端子からバイアス電圧が供給され、前記電圧検出手段の前記制御端子が接地されているときに前記出力端子のバイアス電圧を前記第1の信号増幅手段に駆動電圧として供給し、前記電圧検出手段の前記制御端子が開放されているときには前記出力端子のバイアス電圧を前記第2の信号増幅手段に駆動電圧として供給する駆動電圧切換手段と、
    前記駆動電圧切換手段と前記第1の信号増幅手段との間及び前記駆動電圧切換手段と前記第2の信号増幅手段との間の各々設けられ、前記駆動電圧切換手段から供給された駆動電圧から信号成分を除去して、前記第1の信号増幅手段又は前記第2の信号増幅手段に供給するノイズフィルタとを有し、
    前記駆動電圧切換手段は、前記出力端子と前記第1の信号増幅手段との間にエミッタ−コレクタが接続された第1のトランジスタと、
    前記出力端子と前記第2の信号増幅手段との間にエミッタ−コレクタが接続された第2のトランジスタと、
    エミッタ−コレクタが前記第2のトランジスタのベースと接地との間に接続された第3のトランジスタと、
    エミッタ−コレクタが前記第1のトランジスタのベースと接地との間に接続された第4のトランジスタと、
    ミッタ−コレクタが前記第4のトランジスタのベースと接地との間に接続された第5のトランジスタと、
    前記出力端子と前記電圧検出手段の前記制御端子との間に直列に接続され、互いの接続点が前記第3のトランジスタのベース及び前記第5のトランジスタのベースに接続された第1の抵抗及び第2の抵抗と、
    前記出力端子と前記第のトランジスタのベースとの間に接続された第3の抵抗とを有することを特徴とする信号切換回路。
  2. 前記駆動電圧切換手段から前記第2の信号増幅手段に供給する電圧を所定の電圧に変換する電圧変換手段を有することを特徴とする請求項1記載の信号切換回路。
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