JPH0253528B2 - - Google Patents

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JPH0253528B2
JPH0253528B2 JP62167606A JP16760687A JPH0253528B2 JP H0253528 B2 JPH0253528 B2 JP H0253528B2 JP 62167606 A JP62167606 A JP 62167606A JP 16760687 A JP16760687 A JP 16760687A JP H0253528 B2 JPH0253528 B2 JP H0253528B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
web
roller
draft
draft roller
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62167606A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6414357A (en
Inventor
Satoshi Yamashita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IKEGAMI KIKAI KK
Original Assignee
IKEGAMI KIKAI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by IKEGAMI KIKAI KK filed Critical IKEGAMI KIKAI KK
Priority to JP16760687A priority Critical patent/JPS6414357A/ja
Publication of JPS6414357A publication Critical patent/JPS6414357A/ja
Publication of JPH0253528B2 publication Critical patent/JPH0253528B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は不織布のクロスウエブについて使用さ
れるウエブドラフターに関する。
不織布を製造する場合、はじめに極て薄いシー
ト(ウエブと呼ばれる。)を形成し、これをクロ
スレイヤーで、走行中の移送コンベア上に、幅方
向に往復運動させながら載せていき、ジグザグ状
に積層する。こうして積層されたウエブ(クロス
ウエブあるいは単にウエブと呼ばれる。)の面積
当り重量すなわち目付を調整し、低下させるため
に、このウエブを長手方向に伸長させる加工が行
なわれる。本発明のウエブドラフターはこの伸長
加工を行なうものである。
従来の技術と問題点 従来のウエブドラフターは、ウエブを挾む1対
のローラを2〜3対連設してウエブを移送するよ
うにし、さらにその移送速度をウエブの流れ下流
ほど増大させてウエブを伸長させるようにしたも
のであり、使用されるローラの表面は通常平滑面
とされている。
このドラフターではウエブがローラ表面を滑る
ため、大きな伸長加工は困難であり、最大でも数
十パーセントであり、またこのとき幅の減少が生
じ、その大きさは20パーセントにも達し、仕上り
が不均一となりやすい。
このためローラの表面に突起を形成することが
考えられ、ローラの表面板に小さな切込みを形成
して小片を起して突出させたものが案内されてい
る。しかしこの突起はウエブの表面を破損する危
険があるため、その高さは0.5ミリメートル程度
に制限され、この結果滑り防止効果はごくわずか
となり、上記不都合を解消するまでには至つてい
ない。
そこで本発明はウエブの滑りを十分に効果的に
防止し、大きな伸長加工ができ、かつ均一な仕上
りの得られるウエブドラフターを得ることを目的
とするものである。
問題点を解決するための手段 すなわち本発明は、不織布ウエブを載せる2本
の下ローラと、これらの下ローラとの間に前記ウ
エブを挾む1本の上ローラとで1組のドラフトロ
ーラ群を形成し、このドラフトローラ群を複数組
連設し、隣接するドラフトローラ群の下ローラ間
に中間ローラを設けウエブを押さえて下ローラに
長く接触させつつウエブを順次移送するように
し、1組のドラフトローラ群の各ローラのウエブ
を移送速度を同一に、かつウエブの流れ下流のド
ラフトローラ群ほど移送速度が大きくなるように
設定し、さらに各ドラフトローラ群の各ローラの
表面に、頂角が45゜〜90゜となつた略二等辺三角形
状薄板を側方へ多数突設した線状体を巻回し、多
数の薄板状突起を有する表面を形成し、ウエブの
滑りを防止し、幅変化を減少させつつ伸長加工す
るようにした不織布ウエブドラフターである。
作 用 本発明のドラフターでは、1組のドラフトロー
ラ群が3本のローラよりなるため、ウエブは1組
のドラフトローラ群を通過する際、はじめに1の
下ローラと上ローラに挾まれ、次に上ローラの下
面に沿つて進み、最後に他の下ローラと上ローラ
に挾まれるので、単に1対のローラで挾持する場
合に比べ、格段に長い距離にわたつてローラに接
することになり、さらに中間ローラで隣接するド
ラフトローラ群の下ローラ間を押さえているの
で、下ローラとの接触長さは一層長くなつてい
る。また、各ドラフトローラ群の各ローラの表面
には突起が形成されているため、ウエブの滑りは
有効に防止される。しかもこの突起は頂角が90゜
以下の略二等辺三角形状薄板からなるためウエブ
に良好に食い込み、かつ線状体として形成された
ものを巻回して形成されるため、十分な高さが得
られるので、滑り防止効果は極めて良好となる。
またこの突起となる略二等辺三角形状薄板の頂角
は45゜以上とされているため、ウエブを引掛けて
表面を損傷することがない。加えてこの突起は薄
板状で、ローラの周方向に伸びるので、ウエブの
幅方向の滑りに対しては著しく大きな抵抗を生
じ、ウエブの幅変化を有効に防止することができ
る。
実施例 以下本発明を図示する実施例について具体的に
説明する。
第1図は本発明のウエブドラフター10の側面
図を示す。
11は下送り込みコンベア、12は上送り込み
コンベアであり、前工程のクロスレイヤー(図示
しない)からのウエブ13を受取り、移送する。
14,15,16,17はドラフトローラ群で
あり、それぞれ2本の下ローラ14a,14b,
15a,15b,16a,16b,17a,17
bと1本の上ローラ14c,15c,16c,1
7cから形成され、連設されて送り込みコンベア
11,12から移送されたウエブ13を挾持しつ
つ順次移送する。これらの各ドラフトローラ群1
4,……17の各ローラはいずれも動力駆動さ
れ、ウエブ13の流れ下流ほど、すなわち図中左
方ほど移送速度が大きくなるよう設定されてい
る。これらの各ドラフトローラ群14,……,1
7の各ローラの表面は、第2図、第3図に示すよ
うな線状体18すなわち、断面四角形の線体19
の側方に頂角θが45゜〜90゜、望ましくは60゜程度と
なり、高さが約3ミリメートルの略二等辺三角形
状薄板20を多数設けてなる線状体18を巻回し
て突起を有する形状とされている。
21はプレスローラ群であり、2本の下ローラ
21a,21bと1本の上ローラ21cより形成
され、これらの各ローラ21a,21b,21c
の表面はいずれも平滑面とされ、ドラフトローラ
群14,……,17を経たウエブ13の表面を押
さえ突起による荒れを回復させる。
22,……は中間ローラであり、ドラフトロー
ラ群14,……,17及びプレスローラ群21の
間にそれぞれ設けられ、ウエブ13が下ローラ1
4b,15a,15b,16a,16b,17
a,17b,21aに長く接触するようにウエブ
13を押さえ、案内する。
23は送出コンベアであり、プレスローラ群2
1を経たウエブ13を次工程へ送出する。
このウエブドラフター10は、以上の構成であ
るから、既述のような作用を有し、ウエブ13を
有効に伸長加工をすることができる。実験による
と、このドラフターでは200〜300%の伸張加工ま
で可能であり、このときの幅変化は3〜5%の減
少に留まつている。
発明の効果 本発明のウエブドラフターは、上述のように、
ウエブのローラ表面で滑りが有効に防止されてい
るので、従来のものに比べ著しく大きな伸長加工
が可能であり、しかもこのときの幅変化はごくわ
ずかであり、均一な仕上りが得られる。
したがつて本発明は大幅な目付調整が可能であ
り、単に従来からの若干大きな目付で形成された
ウエブを目的値に調整する用途のみに用いるばか
りでなく、クロスレイヤーの能力を最大限に生か
すため、極めて大きな目付のウエブを形成し、こ
のウエブドラフターで大きな伸長加工を行ない目
的の目付量とするという使用法をとることがで
き、工程全体の生産能力を増大させる目的にも応
用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す説明側面図、
第2図は本発明に使用する線状体の側面図、第3
図は同線状体の断面図である。 10……ウエブドラフター、13……ウエブ、
14,15,16,17……ドラフトローラ群、
14a,14b,15a,15b,16a,16
b,17a,17b……下ローラ、14c,15
c,16c,17c……上ローラ、18……線状
体、20……略二等辺三角形状薄板、22……中
間ローラ、θ……頂角。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 不織布ウエブを載せる2本の下ローラと、こ
    れらの下ローラとの間に前記ウエブを挾む1本の
    上ローラとで1組のドラフトローラ群を形成し、
    このドラフトローラ群を複数組連設し、隣接する
    ドラフトローラ群の下ローラ間に中間ローラを設
    けたウエブを押さえて下ローラに長く接触させつ
    つウエブを順次移送するようにし、1組のドラフ
    トローラ群の各ローラのウエブ移送速度を同一
    に、かつウエブの流れ下流のドラフトローラ群ほ
    ど移送速度が大きくなるよう設定し、さらに各ド
    ラフトローラ群の各ローラの表面に、頂角が45゜
    〜90゜となつた略二等辺三角形状薄板を側方へ多
    数突設した線状体を巻回し、多数の薄板状突起を
    有する表面を形成し、ウエブの滑りを防止し、幅
    変化を減少させつつ伸長加工するようにした不織
    布ウエブドラフター。
JP16760687A 1987-07-04 1987-07-04 Nonwoven web drafter Granted JPS6414357A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16760687A JPS6414357A (en) 1987-07-04 1987-07-04 Nonwoven web drafter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16760687A JPS6414357A (en) 1987-07-04 1987-07-04 Nonwoven web drafter

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6414357A JPS6414357A (en) 1989-01-18
JPH0253528B2 true JPH0253528B2 (ja) 1990-11-19

Family

ID=15852894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16760687A Granted JPS6414357A (en) 1987-07-04 1987-07-04 Nonwoven web drafter

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6414357A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012490A (ja) * 1973-06-05 1975-02-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012490A (ja) * 1973-06-05 1975-02-08

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JPS6414357A (en) 1989-01-18

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