JPH0253200A - 警備情報送信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は警備情報送信装置に関し、特に警備情報送信機
能の動作・停止の設定が可能な警備情報送信装置に関す
る。

〔従来の技術〕

警備情報送信装置は、検知された異常事態を離れた監視
センターに直ちに通報する必要のある場所に設置される
。しかし、異常事態が検知されたとき、いつでも警備情
報を監視センターに通報する必要はなく、その場所が無
人になった場合に通報が行われるような使われ方をする
ので、警備情報送信機能の動作・停止の設定機能を有し
ている。

第２図は従来の警備情報送信装置の一例のプロ・ツク図
である。

第２図において、警備情報送信装置は鍵穴に挿入され、
回転操作により警備情報送信機能の動作・停止の設定操
作を行うために用いられる鍵６ｂ、警備情報送信機能の
動作・停止の設定を行う鍵操作部３ｂ、警備情報送信機
能の動作の設定状態において、センサが異常事態を検知
したとき、通信回線７を介して警備情報信号を監視セン
ターに送信する信号処理送信部５ｂとから構成される。

警備情報送信機能を動作の状態に設定すると、異常事態
がセンサで検知されたとき、警備情報信号が通信回線７
を介して監視センターに送信されて、異常事態を通報す
ることができる。しかし、異常事態が検知されても、警
備情報信号を送信する必要がないときには、警備情報送
信機能を停止の状態に設定していた。

この警備情報送信機能の動作・停止の設定が安易に行わ
れないように、この設定の実施は、警備情報送信機能の
動作・停止の設定用の鍵６ｂを所持している人間が行う
ようになっていた。その設定方法は、鍵穴に挿入した鍵
６ｂを操作し、鍵穴の構造と鍵６ｂの挿入された部分の
形状が符合したとき、警備情報送信機能の動作・停止の
設定が可能となるものであった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の警備情報送信装置において、警備情報送
信機能の動作・停止を設定できるか否かは、鍵の形状と
鍵穴構造とが符合するか否かという機械的要素で決定さ
れている。

このため、鍵を紛失した場合には、警備情報送信機能の
動作・停止の切替えを行うのに、予備の鍵を使用しなけ
ればならないが、紛失した鍵を悪用されないように紛失
した鍵の使用を無効にするため、鍵穴構造を変更しなけ
ればならないという問題点があった。

本発明の目的は、鍵を紛失したとき、鍵穴構造を変更す
ることなく、紛失した鍵を入手した第三者により使用さ
れても、操作できないようにすることができる警備情報
送信装置を提供することにある。

（問題点を解決するための手段〕 本発明の警備情報送信装置は、 （Ａ＞異なる鍵番号を自動読取り可能な方法で付与した
同一形状の鍵、 （Ｂ）前記鍵に付与された鍵番号を入力するテンキー、 （Ｃ）前記テンキーから入力され、登録された鍵番号を
記憶する記憶部、 （Ｄ）鍵穴を有し、前記鍵穴に挿入された前記鍵に付与
された鍵番号を読取り、前記鍵の回転操作によって警備
情報送信機能の動作・停止の設定操作を行う鍵操作部、 （Ｅ）前記鍵操作部により読取られた鍵番号と登録され
ている鍵番号とを照合する照合部、（Ｆ）前記鍵操作部
及び照合部からの出力信号により、警備情報送信機能の
動作・停止の設定を行い、且つ、接続されたｎ個（ｎは
正の整数）のセンサから送出された異常検出信号を受信
し、警備情報送信機能の動作の設定が行われている場合
に、警備情報信号を通信回線を介して外部へ送信する信
号処理送信部、 を備えて構成されている。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例のブロック図である。

第１図において、警備情報送信機能の動作・停止を設定
するために用いられ、他の鍵と識別するために鍵番号を
付与された鍵６ａ、その鍵番号を登録するために入力す
るときに使用されるテンキー１、テンキー１から入力さ
れ、登録された鍵番号を記録する記憶部２、鍵穴に挿入
された鍵６ａから付与された鍵番号を光学的に読取り、
鍵６ａの操作により警備情報送信機能の動作・停止の設
定を行う鍵操−作部３ａ、鍵操作部３ａにより読取られ
た鍵番号と登録されている鍵番号とを照合する照合部４
、及び警備情報送信機能の動作・停止の設定を行い、且
つ、センサから送出された異常検出信号を受信して、警
備情報信号を通信回線７を介して監視センターへ送信す
る信号処理送信部５ａから構成されている。

次に、装置の動作について説明する。

本発明で使用される鍵６ａは、鍵の形状が鍵穴の構造に
符合しないときは鍵を操作できないという従来の鍵の機
能の他に、他の鍵と識別するなめに鍵の挿入部の付根部
分に複数の穴開は位置を決め、この穴開は位置における
穴開けの有無により符号化されて作られた数値がその鍵
の鍵番号として付与される。第１図に示されるｌｌ６ａ
は５箇所の大冊は位置を有し、４箇所に鍵番号を構成す
る穴８ａ〜８ｄを有している。穴８ｃと８ｄとの間の穴
開は位置には穴が開けられていない。

警備情報送信装置を用いるにあたり、警備情報送信機能
の動作・停止の設定のために使用する鍵６ａの鍵番号を
テンキー１より入力し、記憶部２に記憶させて登録する
必要がある。この鍵番号は、鍵操作部３ａに挿入された
鍵６ａの鍵番号と照合し、挿入された鍵６ａが登録済の
ものであることを確認するのに用いられる。

テンキー１から入力された鍵番号は記憶部２に登録され
る。

警備情報送信機能の動作・停止の設定は鍵操作部３ａに
おいて、鍵６ａを鍵穴に挿入して行う。

１６ａを挿入すると、鍵６ａが挿入されたことを示す鍵
挿入信号が鍵操作部３ａから信号処理送信部５ａへ送出
される。

この信号を受信して、信号処理送信部５ａから鍵操作部
３ａに、鍵番号読取指示信号が送出される。鍵番号読取
指示信号を受信した鍵操作部３ａでは、挿入された鍵６
ａに開けられた鍵番号読取り用の穴から光学的に鍵番号
を読取り、電気信号にて照合部４と信号処理送信部５ａ
へ送出する。

鍵番号を受信した信号処理送信部５ａからは照合部４に
鍵番号照合指示信号が送出される。

鍵番号照合指示信号を受信した照合部４は、記憶部２か
ら既に登録済みの鍵番号を読取り、この鍵番号と、鍵操
作部３ａが挿入された＃６ａがら読取った鍵番号とを照
合し、両方の鍵番号が一致したとき、挿入された１Ｉ６
ａが登録済みのものであることを示す鍵番号一致信号を
信号処理送信部５ａへ送出する。

次に、警備情報送信機能の動作の設定動作を説明する。

鍵操作部３ａの鍵穴に挿入されたｆａ６　ａを警備情報
送信機能の動作の表示のある方向に回転させる。これに
より鍵操作部３ａから信号処理送信部５ａへ警備情報送
信機能の動作の操作信号が送出される。

警備情報送信機能の動作の操作信号を受信した信号処理
送信部５ａは、既に、照合部４より鍵番号一致信号を受
信しているので、警備情報送信機能を動作の状態に制御
すると共に、鍵操作部３ａへは警備情報送信機能の動作
の設定を示す表示信号を送出し、鍵操作部３ａでは警備
情報送信機能の動作の設定が完了したことを示す表示が
行われる。この表示を確認した後、鍵６ａを鍵穴から引
抜く。

鍵６ａに付与された鍵番号が、登録された鍵番号と一致
しないで照合部４がら鍵番号不一致信号が出力されたと
きは、この信号を受信した信号処理送信部５ａでは、警
備情報送信機能の停止の設定のままである。鍵番号不一
致情報は鍵操作部３ａより出力された鍵番号と共に、ｆ
備情報信号として監視センターへ送出される。

上記のようにして警備情報送信機能の動作の設定が行わ
れた後に異常事態が発生すると、センサにより検知され
た侵入、火災、及びガス漏れ等の異常事態の情報は、セ
ンサから信号処理送信部５ａへ異常検出信号として送出
される。

異常検出信号を受信した信号処理送信部５ａは、警備情
報送信機能の動作に設定されているので、検知された異
常事態についての警備情報信号を、通信回線７を介して
監視センターへ送信する。

しかし、警備情報送信機能の動作が設定されていなけれ
ば、異常事態が発生しても、検知された異常状態につい
ての警備情報信号は監視センターへは送信されない。

上記の説明は、警備情報送信機能の動作の設定操作を行
った場合の装置の動作である。

警備情報送信機能の停止の設定操作及び装置動作は次の
ようになる。

鍵を鍵操作部３ａの鍵穴へ挿入し、警備情報送信機能の
停止の表示のある方向へ回転させる。これにより鍵操作
部３ａから信号処理送信部５ａへ警備情報送信機能の停
止の操作信号が送出される。

照合部４より鍵番号一致信号を受信していれば信号処理
送信ｍ　５　ａは、警備情報送信機能の停止の制御をす
ると共に、鍵操作部３ａへは警備情報送信機能の停止の
設定を示す表示信号を送出し、鍵操作部３ａでは警備情
報送信機能の停止の設定が完了したことを示す表示が行
われる。この表示を確認したら、操作に用いられた鍵６
ａを鍵穴から引抜く。

照合部４より鍵番号不一致信号を受信していれば信号処
理送信部５ａでは、警備情報送信機能の動作の設定のま
まである。ｔｓ番号不一致情報は鍵操作部３ａより出力
された鍵番号と共に、警備情報信号として監視センター
へ送出される。

本実施例によれば、鍵を紛失したときは、それまで暦録
されていた鍵番号を予備の鍵の鍵番号に替えて再登録し
ておけば、第三者により紛失した鍵６ａを使用して鍵操
作部３ａで操作されても、鍵番号が読取られ、使用され
た鍵の鍵番号が登録された鍵番号と一致しないため、こ
の鍵番号は監視センターへ送出され、監視センターでは
それを識別して警報を出すことができるという効果もあ
る。

又、使用する鍵６ａを一個の鍵に限定しないで、複数の
鍵を二Å以上でそれぞれが所持して使用する場合には、
その鍵番号をその鍵の保管音名と共に登録しておけば、
監視センターでは誰が操作したかを識別することができ
る。

上記実施例では、鍵に複数の穴を開け、穴の有無により
符号化を行って鍵番号を付与していたが、鍵に微小な磁
石を埋込んで、磁気の両極性の順序を組合わせた配列を
作ることによって鍵番号を付与することも可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、警備情報送信機能の動
作・停止の設定をするための鍵番号を読取り、この番号
とあらかじめ登録されている鍵番号とを照合して、登録
済の鍵であることをチエツクしてから警備情報送信機能
の動作・停止の設定を実行することにより、鍵を紛失し
た場合でも登録されている鍵番号を変更するだけで、紛
失した鍵の使用を無効にして、第三者による警備情報送
信機能の動作・停止の設定操作が行われることを防ぐこ
とができるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は従来
の警備情報送信装置の一例のブロック図である。 １・・・・・・テンキー、２・・・・・・記憶部、３ａ
、３ｂ・・・・・・鍵操作部、４・・・・・・照合部、
５ａ、５ｂ・・・・・・信号処理送信部、６ａ、６ｂ・
・・・・・鍵、７・・・・・・通信回線、８ａ〜８ｄ・
・・・・・鍵番号を構成する穴。 代理人　弁理士　　内　原　　音

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （Ａ）異なる鍵番号を自動読取り可能な方法で付与した
   同一形状の鍵、 （Ｂ）前記鍵に付与された鍵番号を入力するテンキー、 （Ｃ）前記テンキーから入力され、登録された鍵番号を
   記憶する記憶部、 （Ｄ）鍵穴を有し、前記鍵穴に挿入された前記鍵に付与
   された鍵番号を読取り、前記鍵の回転操作によって警備
   情報送信機能の動作・停止の設定操作を行う鍵操作部、 （Ｅ）前記鍵操作部により読取られた鍵番号と登録され
   ている鍵番号とを照合する照合部、 （Ｆ）前記鍵操作部及び照合部からの出力信号により、
   警備情報送信機能の動作・停止の設定を行い、且つ、接
   続されたｎ個（ｎは正の整数）のセンサから送出された
   異常検出信号を受信し、警備情報送信機能の動作の設定
   が行われている場合に、警備情報信号を通信回線を介し
   て外部へ送信する信号処理送信部、 を備えたことを特徴とする警備情報送信装置。