JPH025280Y2 - - Google Patents

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JPH025280Y2
JPH025280Y2 JP9443784U JP9443784U JPH025280Y2 JP H025280 Y2 JPH025280 Y2 JP H025280Y2 JP 9443784 U JP9443784 U JP 9443784U JP 9443784 U JP9443784 U JP 9443784U JP H025280 Y2 JPH025280 Y2 JP H025280Y2
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JP
Japan
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attached
ball
paper
pedestal
firework
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JP9443784U
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JPS618798U (ja
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の対象、産業上の利用分野) 本考案は球体貼着紙の皺取装置に関し、更に詳
しくは花火球に貼着した帯紙の皺取装置に関する
ものである。
(従来技術とその問題点) 花火の玉皮は、新聞紙等で作つた内皮(通称
「碗殻」という)と、内皮の上面に和紙またはク
ラフト紙のような強靭な紙で作つた紙帯を幾重に
も貼着した外皮とからなつている。
内皮に紙帯を貼着した場合、紙帯は長方形であ
り、内皮は球形であるため紙帯の両側に多数の皺
を生じている。
これを放置したまま、その上に新しい紙帯を貼
着すると、仕上りの形状が球形とならないばかり
か強度が不足し、所定の品質を満足する製品が得
られない。
したがつて貼着した紙帯の両側に生じた多数の
皺を取り除かなければならない。
従来は紙を貼着した花火玉を板張の床の上に置
き、適当な木板や角材等を上から当て、人力で押
圧力を加えながら前後又は左右に押して玉を回転
させて皺を取つていた。
このため多大の労力を有するばかりか非能率的
であつた。
しかしながらこの作業を機械化した従来技術は
ない。
(本考案の目的) 本考案の目的は、花火玉の内皮に貼着した紙帯
の皺を取る機械を提供することである。
(考案の構成とその作用) 上記目的を達成するために講じた本考案の技術
的手段は次のとおりである。
(a) 球体の大きさに合わせて球体を挟持できる挟
持部材を備えていること、 (b) 挟持した球体に当接して回転力を与える回転
力付与部材を備えていること、 である。
そうして球体を挟持し、挟持した球体に回転力
を与えて回転し、花火玉の内皮に貼着した紙帯の
皺を取るものである。
(実施例) 本考案を、図面に示した実施例に基づき更に詳
細に説明する。
第1図は本考案の第1の実施例の一部切欠側面
図、第2図は正面図である。
符号1は基台で、基台1に添つて昇降する昇降
腕2が昇降自在に装着してある。
昇降腕2の先部には、受孔21が形成してあ
り、受孔21にはコイルバネ5が嵌挿してある。
3は受台で、下面中央に挿入突起31が突設し
てあり、挿入突起31は受孔21に挿入してあ
る。
基台1の基板21には足踏レバー20が取りつ
けてあり、足踏レバー20の先には引つ張りワイ
ヤー22の基端が取りつけられている。
引つ張りワイヤー22の先端は挿入突起31の
下端に取りつけてある。
そうして受台3は引つ張りワイヤー22を引い
たり緩めたりして上下に自由に動けるようになつ
ている。
また、受台3には木製の玉受台4が装着してあ
る。
なお、昇降腕2にはメネジ部6が設けてあり、
基台1に取りつけられ、先端にハンドル7を取着
しているネジ棒8を回すことによつて昇降腕2は
昇降するようにしてある。
受台3の上部には左右に動く移動台13が配置
されている。
移動台13の下面には木製の玉押台14が取り
つけてあり、移動台13の上面には、上面に案内
溝が形成されている角型綱15が取着してある。
そうして角型綱15には、L状に形成され、先部
にローラ16を装着した支持腕9の先部が嵌装し
てあり、支持腕9の元部は基台1の上端に取りつ
けてある。
支持腕9の上にはモータ10が載置してあり、
モータ10の駆動軸には円盤11が取りつけてあ
る。
そして、円盤11の周縁部と移動台13の一端
との間に、それぞれの取着部が軸着されている連
結棒12を介在させて、円盤11の回転運動を移
動台13の往復直線運動に変換している。
なお、本実施例では受台3には木製の玉受台4
が装着してあるが、玉受台4に代え、第3図、第
4図に示されるように、中央部に向かつて直径が
小さくなるように形成された一対の受ローラ40
を軸着している玉受台41を受台3に取着しても
良い。
この実施例は、つぎのように作用する。
まずハンドル7を回して、玉受台4と玉押台1
4との間を花火玉30の直径よりやや小さ目に合
せる。
次に足踏レバー20を踏んで受台3を下げ、玉
受台4と玉押台14との間に花火玉30を挟持さ
せた後、モータ10を動かす。モータ10の動き
によつて移動台13は花火玉30を挟持ながら左
右に動き、花火玉30の内皮に貼着した紙帯の皺
を取る。
第3図は本考案の第2の実施例を示す要部正面
図、第4図は第3図の側面図である。
本実施例では、第1の実施例の玉受台4に代
え、中央部に向かつて直径が小さくなるように形
成された一対の受ローラ40を軸着している玉受
台41を受台3に取着している。
また、移動台13に代え、中央部に向かつて直
径が小さくなるように形成された一対の押ローラ
42を軸着している固定台43を基台1に取着し
ている。
なお、符号45はモータ、46はモータ45の
駆動軸に固定されている駆動円盤、48は押ロー
ラ42の従動軸に固定してある従動円盤、47は
駆動円盤46の回転力を従動円盤48に伝達する
連結棒である。
この実施例は、つぎのように作用する。
まずハンドル7を回して、玉受台41のローラ
40と固定台43のローラ42との間を花火玉3
0の直径よりやや小さ目に合せる。
次に足踏レバー20を踏んで受台3を下げ、玉
受台41のローラ40と固定台43のローラ42
との間に花火玉30を挟持させた後、モータ45
を動かす。
モータ45の動きによつて従動円盤48を取着
しているローラ42は、花火玉30を挟持しなが
ら回転し、花火玉30の内皮に貼着した紙帯の皺
を取る。
本実施例は第1の実施例のように左右に移動す
る移動台3を有しないので、狭い箇所での作業に
便利である。
(考案の効果) 本考案は、球体の大きさに合わせて球体を挟持
できる挟持部材を備えており、また、挟持した球
体に当接して回転力を与える回転力付与部材を備
えているので、球体を挟持し、挟持した球体に回
転力を与えて回転させ、花火玉の内皮に貼着した
紙帯の皺を取ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は本考案
の第1の実施例の一部切欠側面図、第2図は正面
図、第3図は本考案の第2の実施例を示す要部正
面図、第4図は第3図の側面図である。 3:受台、13:移動台、30:花火玉。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 球体の大きさに合わせて球体を挟持できる挟
    持部材を備えていること、 (b) 挟持した球体に当接して回転力を与える回転
    力付与部材を備えていること、 を特徴とする球体貼着紙の皺取装置。
JP9443784U 1984-06-22 1984-06-22 球体貼着紙の皺取装置 Granted JPS618798U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9443784U JPS618798U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 球体貼着紙の皺取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9443784U JPS618798U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 球体貼着紙の皺取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS618798U JPS618798U (ja) 1986-01-20
JPH025280Y2 true JPH025280Y2 (ja) 1990-02-08

Family

ID=30652966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9443784U Granted JPS618798U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 球体貼着紙の皺取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS618798U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS618798U (ja) 1986-01-20

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