JPH0252221B2 - - Google Patents
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- JPH0252221B2 JPH0252221B2 JP19053788A JP19053788A JPH0252221B2 JP H0252221 B2 JPH0252221 B2 JP H0252221B2 JP 19053788 A JP19053788 A JP 19053788A JP 19053788 A JP19053788 A JP 19053788A JP H0252221 B2 JPH0252221 B2 JP H0252221B2
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- reagent
- analysis
- section
- reagents
- reagent dispensing
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- 239000000523 sample Substances 0.000 claims description 23
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- 210000002700 urine Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は血液や尿等の試料に含まれる特定物質
を定量分析する自動分析装置に用いる試薬分注装
置に関するものである。
を定量分析する自動分析装置に用いる試薬分注装
置に関するものである。
自動分析装置は、従来種々の形式のものが提案
され実用化されているが、各試料をそれぞれ異な
る反応容器に採取して分析を行なういわゆるデイ
スクリート方式を採用するものがその主流をなし
ている。また、デイスクリート方式には、サンプ
ラにセツトされた試料を所定の通路に沿つて間欠
的に搬送される反応管に定量分注し、次にこの反
応管に分析項目に応じた試薬を定量分注して恒温
反応させ、その反応液を比色測定するいわゆるバ
ツチ方式や、試料を注入するバツグ内に予じめ数
種の試薬をそれぞれ収容する試薬パツクを設け、
試料注入後分析項目に応じた試薬を収容する試薬
パツクを加圧して潰してバツグ内で試料と試薬と
を反応させて分析するいわゆるバツグ方式等があ
る。
され実用化されているが、各試料をそれぞれ異な
る反応容器に採取して分析を行なういわゆるデイ
スクリート方式を採用するものがその主流をなし
ている。また、デイスクリート方式には、サンプ
ラにセツトされた試料を所定の通路に沿つて間欠
的に搬送される反応管に定量分注し、次にこの反
応管に分析項目に応じた試薬を定量分注して恒温
反応させ、その反応液を比色測定するいわゆるバ
ツチ方式や、試料を注入するバツグ内に予じめ数
種の試薬をそれぞれ収容する試薬パツクを設け、
試料注入後分析項目に応じた試薬を収容する試薬
パツクを加圧して潰してバツグ内で試料と試薬と
を反応させて分析するいわゆるバツグ方式等があ
る。
上記のバツチ方式を採用する自動分析装置とし
て、例えば特開昭54−5790号公報には分析項目に
対応する複数の試薬の各々に対応してピペツタ機
構およびノズル機構を設けて所望の試薬を分注す
るようにした試薬分注装置や、分析項目に対応す
る複数の試薬をターンテーブルに保持し、これら
試薬を共通のピペツタ機構およびノズル機構を用
いて選択的に分注するようにした試薬分注装置が
開示されている。しかし、前者の試薬分注装置に
あつては各試薬に対してピペツタ機構およびノズ
ル機構を設けているため構成が複雑になるという
欠点があり、また後者の試薬分注装置においては
分注すべき試薬をターンテーブルを回動させて所
定の吸引位置に位置決めする必要があるため、や
はり構成が複雑になるという欠点がある。
て、例えば特開昭54−5790号公報には分析項目に
対応する複数の試薬の各々に対応してピペツタ機
構およびノズル機構を設けて所望の試薬を分注す
るようにした試薬分注装置や、分析項目に対応す
る複数の試薬をターンテーブルに保持し、これら
試薬を共通のピペツタ機構およびノズル機構を用
いて選択的に分注するようにした試薬分注装置が
開示されている。しかし、前者の試薬分注装置に
あつては各試薬に対してピペツタ機構およびノズ
ル機構を設けているため構成が複雑になるという
欠点があり、また後者の試薬分注装置においては
分注すべき試薬をターンテーブルを回動させて所
定の吸引位置に位置決めする必要があるため、や
はり構成が複雑になるという欠点がある。
また、上記のバツグ方式を採用する自動分析装
置においては、バツグ内に収容する試薬パツクの
数すなわち試薬の種類が少ないため、試薬や分析
法の選択の自由度がなくユーザーの希望する試薬
や分析法が使えないと共に、分析に使用する試薬
は一般にはバツグ内に収納された数種の試薬のう
ち1つであるため、試薬代が割高になるという欠
点がある。
置においては、バツグ内に収容する試薬パツクの
数すなわち試薬の種類が少ないため、試薬や分析
法の選択の自由度がなくユーザーの希望する試薬
や分析法が使えないと共に、分析に使用する試薬
は一般にはバツグ内に収納された数種の試薬のう
ち1つであるため、試薬代が割高になるという欠
点がある。
本発明の目的は、上述した欠点を除去し、簡単
な構成で複数の試薬を選択的に効率良く分注でき
るようにした自動分析装置に用いる試薬分注装置
を提供しようとするものである。
な構成で複数の試薬を選択的に効率良く分注でき
るようにした自動分析装置に用いる試薬分注装置
を提供しようとするものである。
本発明の自動分析装置に用いる試薬分注装置
は、それぞれ異なる試薬を収容する複数の試薬容
器と、これら試薬容器に連結して設けた1個の共
通の吸排ポンプと、この吸排ポンプと各試薬容器
との間の流路にそれぞれ設けた第1の弁と、前記
吸排ポンプに連結して設けた1個のプローブと、
このプローブと前記吸排ポンプとの間の流路に設
けた第2の弁とを具え、 前記複数の試薬容器に収容された試薬を前記1
個の共通の吸排ポンプにより前記プローブを介し
て自動分析装置用の反応容器に選択的に分注し得
るよう構成したことを特徴とするものである。
は、それぞれ異なる試薬を収容する複数の試薬容
器と、これら試薬容器に連結して設けた1個の共
通の吸排ポンプと、この吸排ポンプと各試薬容器
との間の流路にそれぞれ設けた第1の弁と、前記
吸排ポンプに連結して設けた1個のプローブと、
このプローブと前記吸排ポンプとの間の流路に設
けた第2の弁とを具え、 前記複数の試薬容器に収容された試薬を前記1
個の共通の吸排ポンプにより前記プローブを介し
て自動分析装置用の反応容器に選択的に分注し得
るよう構成したことを特徴とするものである。
以下図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明に係る試薬分注装置を用いた自
動分析装置の一例の構成を示す線図である。この
自動分析装置は、本発明に係る試薬分注装置を有
する試薬分注部Aと、この試薬分注部Aと分離可
能に設けた反応管供給部Bと、この反応管供給部
Bと機構的に接続して設けた分析部Cとから成
る。以下これら各部の構成および動作を説明す
る。
動分析装置の一例の構成を示す線図である。この
自動分析装置は、本発明に係る試薬分注装置を有
する試薬分注部Aと、この試薬分注部Aと分離可
能に設けた反応管供給部Bと、この反応管供給部
Bと機構的に接続して設けた分析部Cとから成
る。以下これら各部の構成および動作を説明す
る。
試薬分注部A
試薬分注部Aには、本例では6種類の試薬をそ
れぞれ収容する試薬容器1-1,1-2,……,1-6
がセツトされ、これら試薬容器1-1〜1-6はそれ
ぞれ第1の弁2-1,2-2,……,2-6を経て1個
の共通のシリンジポンプ3に連結されている。シ
リンジポンプ3は第2の弁4を経て所定の分注位
置に配置したプローブ5に連結されている。また
試薬分注部Aには複数、本例では6個のカセツト
6-1,6-2,……,6-6がセツト可能で、これら
カセツト6-1〜6-6は図において上下方向に移動
自在に保持されていると共に、上記プローブ5を
設置した分注位置において左右方向に移動可能に
保持されている。カセツト6-1〜6-6にはそれぞ
れ多数(本例では6個)の反応管7が着脱自在に
保持されている。この試薬分注部Aでは、カセツ
ト6-1〜6-6にそれぞれ収容した多数の反応管7
にカセツト毎に、例えばカセツト6-1に収容した
6個の反応管7には試薬容器1-1に収容した試薬
を、カセツト6-2の6個の反応管7には試薬容器
1-2内の試薬をというように、分析項目に応じた
異なる6種類の試薬を分注する。これら試薬の分
注は、例えば試薬容器1-5の試薬をカセツト6-5
の6個の反応管7に分注する場合には、カセツト
6-5を選択してこれをプローブ5の分注位置に移
動し、第1の弁2-5を開、第2の弁4を閉として
シリンジポンプ3により一定量の試薬を吸引し、
その後第1の弁2-5を閉、第2の弁4を開として
吸引した試薬をカセツト6-5の1個の反応管に吐
出する。以後カセツト6-5を分注位置において水
平方向に間欠的に移動させながら上述した動作を
繰返し行なつて6個の反応管7に試薬容器1-5の
試薬を順次定量分注する。なお、試薬容器1-5の
試薬分注期間中は、他の第1の弁2-1,2-2,2
−3,2-4,2-6は常時閉じておく。このようにし
て、カセツト毎に分析項目に応じた異なる試薬を
それぞれ分注する。この試薬分注部Aにおける上
述した動作は、前もつて分つている検査項目とこ
れに対する検体数とを試薬分注用制御部8に入力
し、この制御部の指令により制御するよう構成す
る。
れぞれ収容する試薬容器1-1,1-2,……,1-6
がセツトされ、これら試薬容器1-1〜1-6はそれ
ぞれ第1の弁2-1,2-2,……,2-6を経て1個
の共通のシリンジポンプ3に連結されている。シ
リンジポンプ3は第2の弁4を経て所定の分注位
置に配置したプローブ5に連結されている。また
試薬分注部Aには複数、本例では6個のカセツト
6-1,6-2,……,6-6がセツト可能で、これら
カセツト6-1〜6-6は図において上下方向に移動
自在に保持されていると共に、上記プローブ5を
設置した分注位置において左右方向に移動可能に
保持されている。カセツト6-1〜6-6にはそれぞ
れ多数(本例では6個)の反応管7が着脱自在に
保持されている。この試薬分注部Aでは、カセツ
ト6-1〜6-6にそれぞれ収容した多数の反応管7
にカセツト毎に、例えばカセツト6-1に収容した
6個の反応管7には試薬容器1-1に収容した試薬
を、カセツト6-2の6個の反応管7には試薬容器
1-2内の試薬をというように、分析項目に応じた
異なる6種類の試薬を分注する。これら試薬の分
注は、例えば試薬容器1-5の試薬をカセツト6-5
の6個の反応管7に分注する場合には、カセツト
6-5を選択してこれをプローブ5の分注位置に移
動し、第1の弁2-5を開、第2の弁4を閉として
シリンジポンプ3により一定量の試薬を吸引し、
その後第1の弁2-5を閉、第2の弁4を開として
吸引した試薬をカセツト6-5の1個の反応管に吐
出する。以後カセツト6-5を分注位置において水
平方向に間欠的に移動させながら上述した動作を
繰返し行なつて6個の反応管7に試薬容器1-5の
試薬を順次定量分注する。なお、試薬容器1-5の
試薬分注期間中は、他の第1の弁2-1,2-2,2
−3,2-4,2-6は常時閉じておく。このようにし
て、カセツト毎に分析項目に応じた異なる試薬を
それぞれ分注する。この試薬分注部Aにおける上
述した動作は、前もつて分つている検査項目とこ
れに対する検体数とを試薬分注用制御部8に入力
し、この制御部の指令により制御するよう構成す
る。
反応管供給部B
反応管供給部Bは試薬分注部Aで試薬の分注を
受けたカセツト6-1〜6-6を図において上下方向
に移動自在に収納保持すると共に、後述する分析
部Cにおける分析動作プログラムに従つて所定の
カセツトが選択され、この選択されたカセツトか
ら試薬を予じめ収容した反応管7を所定の供給位
置において分析部Cに供給するよう構成する。な
お、反応管7の供給は分析部Cの分析動作プログ
ラムに従うものであるから、同一カセツトから反
応管7を順次に供給する場合もあるし、異なるカ
セツトからそれぞれ異なる試薬を収容する反応管
7を順次に供給する場合もある。
受けたカセツト6-1〜6-6を図において上下方向
に移動自在に収納保持すると共に、後述する分析
部Cにおける分析動作プログラムに従つて所定の
カセツトが選択され、この選択されたカセツトか
ら試薬を予じめ収容した反応管7を所定の供給位
置において分析部Cに供給するよう構成する。な
お、反応管7の供給は分析部Cの分析動作プログ
ラムに従うものであるから、同一カセツトから反
応管7を順次に供給する場合もあるし、異なるカ
セツトからそれぞれ異なる試薬を収容する反応管
7を順次に供給する場合もある。
分析部C
分析部Cは反応管供給部Bから供給された反応
管7を所定の通路に沿つて矢印方向に搬送する反
応管移送機構11および採取した血液等の検体
(試料)を収容する多数の試料容器12を矢印方
向に回動自在に保持するサンプラ13を具え、こ
のサンプラ13の順次の試料を試料分注機構14
により所定の位置において一定量吸引してこれを
反応管移送機構11によつて順次移送される反応
管7に所定の吐出位置で吐出する。反応管7内に
添加された試料は、反応管7が移送機構11によ
つて搬送される過程で試薬と混合撹拌され所定時
間加温反応した後、光源15、干渉フイルタ16
および受光器17を具える光電比色計によつて反
応管7を通して比色測定される。比色測定を終え
た反応管7は図示しない廃棄手段により移送機構
11から外される。この分析部Cにおける上記の
各動作は分析用制御部18に入力した分析動作プ
ログラムに従つて、該制御部18からの指令によ
り制御される。また、この分析用制御部18は光
電比色計を構成する受光器17の出力を入力し、
これを演算処理して所要の項目の分析結果を表示
部19に供給して表示したり、図示しないプリン
タに供給してプリントアウトさせる。
管7を所定の通路に沿つて矢印方向に搬送する反
応管移送機構11および採取した血液等の検体
(試料)を収容する多数の試料容器12を矢印方
向に回動自在に保持するサンプラ13を具え、こ
のサンプラ13の順次の試料を試料分注機構14
により所定の位置において一定量吸引してこれを
反応管移送機構11によつて順次移送される反応
管7に所定の吐出位置で吐出する。反応管7内に
添加された試料は、反応管7が移送機構11によ
つて搬送される過程で試薬と混合撹拌され所定時
間加温反応した後、光源15、干渉フイルタ16
および受光器17を具える光電比色計によつて反
応管7を通して比色測定される。比色測定を終え
た反応管7は図示しない廃棄手段により移送機構
11から外される。この分析部Cにおける上記の
各動作は分析用制御部18に入力した分析動作プ
ログラムに従つて、該制御部18からの指令によ
り制御される。また、この分析用制御部18は光
電比色計を構成する受光器17の出力を入力し、
これを演算処理して所要の項目の分析結果を表示
部19に供給して表示したり、図示しないプリン
タに供給してプリントアウトさせる。
このように本実施例においては、分析部Cと試
薬分注部Aとを機械的に分離してこれらをそれぞ
れの制御部8および18で独立したタイミングで
制御するものであるから、試薬分注時間が分析部
Cにおける分析動作プログラムにより制約を受け
ることがない。したがつて、試薬分注機構に無理
が無い方式を取入れることができると共に十分な
時間をとることができるから、耐久性および分注
精度を向上させることができる。また、分析部C
と試薬分注部Aとを別々に設置することができる
から、設置場所の自由度が大きくなる。更に、分
析部Cの試薬分注機構を設ける必要がないから、
分析部Cの構成が簡単かつ小形になり、かつ試薬
で汚されることもないと共に、分析処理速度が著
しく速くなる。更にまた、分析項目の切換えが容
易であると共に、ルーチン分析中の緊急割込みに
も容易に即応できる。したがつて、1検体に対し
て多種類の分析項目を所要に応じて選択すること
ができると共に、それらの項目を検体単位でまと
めて分析することもできる。また、ルーチン分析
以外でも単独の検体についての多項目の分析を容
易に行なうことができる。更に、分析に使用する
試薬の種類は、専用試薬のみに限定されることな
く、種々の試薬メーカの試薬でも、自家製の試薬
でも使用することができ、したがつて所望の分析
法を採用することができる。
薬分注部Aとを機械的に分離してこれらをそれぞ
れの制御部8および18で独立したタイミングで
制御するものであるから、試薬分注時間が分析部
Cにおける分析動作プログラムにより制約を受け
ることがない。したがつて、試薬分注機構に無理
が無い方式を取入れることができると共に十分な
時間をとることができるから、耐久性および分注
精度を向上させることができる。また、分析部C
と試薬分注部Aとを別々に設置することができる
から、設置場所の自由度が大きくなる。更に、分
析部Cの試薬分注機構を設ける必要がないから、
分析部Cの構成が簡単かつ小形になり、かつ試薬
で汚されることもないと共に、分析処理速度が著
しく速くなる。更にまた、分析項目の切換えが容
易であると共に、ルーチン分析中の緊急割込みに
も容易に即応できる。したがつて、1検体に対し
て多種類の分析項目を所要に応じて選択すること
ができると共に、それらの項目を検体単位でまと
めて分析することもできる。また、ルーチン分析
以外でも単独の検体についての多項目の分析を容
易に行なうことができる。更に、分析に使用する
試薬の種類は、専用試薬のみに限定されることな
く、種々の試薬メーカの試薬でも、自家製の試薬
でも使用することができ、したがつて所望の分析
法を採用することができる。
第2図は本発明に係る試薬分注装置を用いた自
動分析装置の他の例の構成を示す線図である。こ
の自動分析装置は、試薬分注部A、反応管供給部
Bおよび分析部Cをそれぞれ機構的に接続して反
応管供給部Bにセツトされた複数のカセツト6-1
〜6-6を試薬分注部Aにも移動可能としてカセツ
ト毎に多数の反応管7に分析項目に応じた異なる
試薬を予じめ分注するようにした点と、試薬分注
用制御部8および分析用制御部18を総括し、オ
ペレータの指示に従つてこれら制御部8,18に
指示を与える指令部20を設けた点とが第1図に
示すものと異なるものであり、第1図に示す符号
と同一符号は同一の作用をなすものを示す。勿
論、この実施例においても上記の実施例と同様、
試薬分注用制御部8による試薬分注部Aでの分注
動作のタイミングと、分析用制御部18による分
析部での分析動作のタイミングとはそれぞれ独立
している。本実施例によれば、経験的な検査項目
数とそれに対する検体数とによつて予じめ試薬を
分注したカセツトすなわち反応管7の数が、実際
の分析動作中に不足した場合には、指令部20に
より制御部8,18を制御して分析動作を一時中
断し、不足する試薬を所要のカセツト内にセツト
した新たな反応管あるいは新たなカセツト内にセ
ツトされている反応管に分注してこれを補充する
ことができる。また、本実施例では試薬分注部
A、反応管供給部Bおよび分析部Cを機構的に接
続するものであるから、これらを一括して設置す
る必要があるが、この点を除けば本実施例におい
ても第1図に示した実施例同様の作用効果があ
る。
動分析装置の他の例の構成を示す線図である。こ
の自動分析装置は、試薬分注部A、反応管供給部
Bおよび分析部Cをそれぞれ機構的に接続して反
応管供給部Bにセツトされた複数のカセツト6-1
〜6-6を試薬分注部Aにも移動可能としてカセツ
ト毎に多数の反応管7に分析項目に応じた異なる
試薬を予じめ分注するようにした点と、試薬分注
用制御部8および分析用制御部18を総括し、オ
ペレータの指示に従つてこれら制御部8,18に
指示を与える指令部20を設けた点とが第1図に
示すものと異なるものであり、第1図に示す符号
と同一符号は同一の作用をなすものを示す。勿
論、この実施例においても上記の実施例と同様、
試薬分注用制御部8による試薬分注部Aでの分注
動作のタイミングと、分析用制御部18による分
析部での分析動作のタイミングとはそれぞれ独立
している。本実施例によれば、経験的な検査項目
数とそれに対する検体数とによつて予じめ試薬を
分注したカセツトすなわち反応管7の数が、実際
の分析動作中に不足した場合には、指令部20に
より制御部8,18を制御して分析動作を一時中
断し、不足する試薬を所要のカセツト内にセツト
した新たな反応管あるいは新たなカセツト内にセ
ツトされている反応管に分注してこれを補充する
ことができる。また、本実施例では試薬分注部
A、反応管供給部Bおよび分析部Cを機構的に接
続するものであるから、これらを一括して設置す
る必要があるが、この点を除けば本実施例におい
ても第1図に示した実施例同様の作用効果があ
る。
なお本発明は上述した例にのみ限定されるもの
ではなく、幾多の変更または変形が可能である。
例えば、上述した実施例では、分析部から試薬分
注部を分離し、これらを独立に制御するようにし
て試薬分注部において予じめカセツト毎の多数の
反応管に分析項目に応じた異なる試薬を分注し、
分析部ではこれら試薬を収容する反応管を分析動
作プログラムに従つて反応管供給部を制御して取
出して分析するように構成したが、これら試薬分
注部、分析部および反応管供給部を一体にしてこ
れらを同期して制御する自動分析装置にも本発明
を有効に適用することができる。
ではなく、幾多の変更または変形が可能である。
例えば、上述した実施例では、分析部から試薬分
注部を分離し、これらを独立に制御するようにし
て試薬分注部において予じめカセツト毎の多数の
反応管に分析項目に応じた異なる試薬を分注し、
分析部ではこれら試薬を収容する反応管を分析動
作プログラムに従つて反応管供給部を制御して取
出して分析するように構成したが、これら試薬分
注部、分析部および反応管供給部を一体にしてこ
れらを同期して制御する自動分析装置にも本発明
を有効に適用することができる。
以上述べたように、この発明によれば複数の試
薬容器をそれぞれ第1の弁を介して1個の共通の
吸排ポンプに連結し、この吸排ポンプを第2の弁
を介して1個のプローブに連結するという簡単な
構成で、複数の試薬を選択的に効率良く分注する
ことができる。
薬容器をそれぞれ第1の弁を介して1個の共通の
吸排ポンプに連結し、この吸排ポンプを第2の弁
を介して1個のプローブに連結するという簡単な
構成で、複数の試薬を選択的に効率良く分注する
ことができる。
第1図は本発明に係る試薬分注装置を用いた自
動分析装置の一例の構成を示す線図、第2図は同
じく他の例の構成を示す線図である。 1-1〜1-6…試薬容器、2-1〜2-6…第1の
弁、3…シリンジポンプ、4…第2の弁、5…プ
ローブ、6-1〜6-6…カセツト、7…反応管、8
…試薬分注用制御部、11…反応管移送機構、1
2…試料容器、13…サンプラ、14…試料分注
機構、15…光源、16…干渉フイルタ、17…
受光器、18…分析用制御部、19…表示部、2
0…指令部、A…試薬分注部、B…反応管供給
部、C…分析部。
動分析装置の一例の構成を示す線図、第2図は同
じく他の例の構成を示す線図である。 1-1〜1-6…試薬容器、2-1〜2-6…第1の
弁、3…シリンジポンプ、4…第2の弁、5…プ
ローブ、6-1〜6-6…カセツト、7…反応管、8
…試薬分注用制御部、11…反応管移送機構、1
2…試料容器、13…サンプラ、14…試料分注
機構、15…光源、16…干渉フイルタ、17…
受光器、18…分析用制御部、19…表示部、2
0…指令部、A…試薬分注部、B…反応管供給
部、C…分析部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 それぞれ異なる試薬を収容する複数の試薬容
器と、これら試薬容器に連結して設けた1個の共
通の吸排ポンプと、この吸排ポンプと各試薬容器
との間の流路にそれぞれ設けた第1の弁と、前記
吸排ポンプに連結して設けた1個のプローブと、
このプローブと前記吸排ポンプとの間の流路に設
けた第2の弁とを具え、 前記複数の試薬容器に収容された試薬を前記1
個の共通の吸排ポンプにより前記プローブを介し
て自動分析装置用の反応容器に選択的に分注し得
るよう構成したことを特徴とする自動分析装置に
用いる試薬分注装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19053788A JPS6446652A (en) | 1988-08-01 | 1988-08-01 | Reagent dispenser to be used for automatic analysis apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19053788A JPS6446652A (en) | 1988-08-01 | 1988-08-01 | Reagent dispenser to be used for automatic analysis apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6446652A JPS6446652A (en) | 1989-02-21 |
JPH0252221B2 true JPH0252221B2 (ja) | 1990-11-09 |
Family
ID=16259735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19053788A Granted JPS6446652A (en) | 1988-08-01 | 1988-08-01 | Reagent dispenser to be used for automatic analysis apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6446652A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5121333B2 (ja) * | 2007-07-03 | 2013-01-16 | 日立アロカメディカル株式会社 | 分注装置 |
-
1988
- 1988-08-01 JP JP19053788A patent/JPS6446652A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6446652A (en) | 1989-02-21 |
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