JPH0252119A - ダイレス伸線方法 - Google Patents

ダイレス伸線方法

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Publication number
JPH0252119A
JPH0252119A JP19797788A JP19797788A JPH0252119A JP H0252119 A JPH0252119 A JP H0252119A JP 19797788 A JP19797788 A JP 19797788A JP 19797788 A JP19797788 A JP 19797788A JP H0252119 A JPH0252119 A JP H0252119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
dieless
wire drawing
rear end
welding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19797788A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Kosugi
小杉 恵三
Shingoro Fukuoka
新五郎 福岡
Ryoichi Tanabe
良一 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Publication of JPH0252119A publication Critical patent/JPH0252119A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野〕 本発明は、難加工線材の伸線に用いられるダイレス伸線
方法に関し、特にダイレス伸線の歩留り向上と、生産性
向上を図る手段に関するものである。
〔従来技術〕
変形能が低く、加工硬化しやすい難加工線材を伸線する
場合には、通常のダイによる伸線方法ではわずかな断面
減少加工の後に焼鈍が必要となり、伸線加工とtA鈍を
多数回繰り返す必要がある。このような難加工線材の断
面減少加工には熱間圧延加工が適しているが、熱間圧延
加工は設備が大損りになり、少量生産には不向きである
ダイレス伸線は、線材の繰り出し手段と引き取り手段の
間に、線材の加熱領域と冷却領域とを順次設け、線材の
引き取り速度を繰り出し速度より高くして、加熱領域で
軟化点以上の温度に加熱された線材を引き伸ばすことに
より伸線加工を行う方法である。この方法は、熱間加工
であるが、小設備で加工条件をかなり自由に選べるため
、難加工線材の少量生産に適している。
図−3にダイレス伸線方法の基本構成を示す。
繰り出しボビン12から所定の繰り出し速度で繰り出さ
れた線材11は、ピンチロール13によりガイドされて
誘導加熱コイル等の加熱装置t14に入り、そこで軟化
点以上の温度に加熱され、次いで水槽等の冷却装置15
で軟化点以下の温度に冷却されて、ガイド用のピンチロ
ール16を経て、巻き取りボビン17に巻き取られる。
このボビン17の引き取り速度は、繰り出しボビン12
の繰り出し速度より高く設定されているため、線材1.
1は軟化点以上の温度にあるうちに引き伸ばされ、断面
減少加工が行われることになる。なお18は線材11の
先端を把持するチャックである。
C課題〕 従来のダイレス伸線は、線材1本ごとのバッチ処理で行
われている。このため線材の先端部と後端部に加工され
ない部分が残り、歩留りが悪い。
難加工線材は特に高価な線材である場合が多く、未加工
部分が残ることは極めて不経済である。またバッチ処理
であるため、生産性が悪く、加工コストが高くなる欠点
がある。
C課題の解決手段とそのイヤ用〕 本発明は、上記のような問題点に鑑み、ダイレス伸線を
連続的に行う方法を提供するものである。
ダイレス伸線を連続的に行うには、ダイレス伸線が線材
の後端近くに達したときに、その線材の後端と、これか
らダイレス伸線を行う線材の先端とを溶接して、ダイレ
ス伸線を連続的に行えばよいが、ダイレス伸線では線材
を常に引き伸ばしていなければならないため線材の走行
速度を零にすることができない、そこで本発明は、ダイ
レス伸線を停止することなく、ダイレス伸線中の線材の
後端と次にダイレス伸線を行う線材の先端とを熔接し、
ダイレス伸線を連続的に行うようにしたものである。
ダイレス伸線を停止させずに先行、後続の線材を溶接す
るには、 ■ 線材にバンクテンシランを付加する繰り出し手段の
前に溶接装置を設け、その溶接装置をダイレス伸線中の
線材の後端と共に移動させながら溶接する方法、 ■ 上記溶接装置と線材繰り出し手段の間に蓄線装置を
設け、溶接の前に蓄線装置に線材を蓄え、蓄えた分を繰
り出しながら溶接装置を静止させた状態で溶接する方法
、 ■ 先行の線材の後端がボビンから自然に開放される前
に、線材をボビンから余分に引き出して後端を+1制的
に開放し、余分に引き出した分を供給しながら溶接装置
を静止させた状態で溶接する方法、 などがある。
溶接を行うときは、線材の繰り出し速度と引き取り速度
との比を一定に保ったまま線速を低下させて行うことが
、溶接作業時間の確保あるいは蓄線装置の小型化に効果
的である3 また溶接部の強度が十分でないときは、ダイレス伸線中
に溶接部が破断することがあるので、これを防止するに
は、溶接部が加熱領域を通過するときに、繰り出し速度
と引き取り速度の差を小さくシ(零にしてもよい)、か
つ必要に応じ加熱温度を低下させて、溶接部付近だけダ
イレス伸線を行わないか、ダイレス伸線の減面率を低下
させることが有効である。
C実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
図−1は本発明のダイレス伸線方法を実施するのに好適
な装置の一例を示す9図において、I2は線材11を供
給する繰り出しボビン、21は線材11にバンクテンシ
ランをIす加する装置であるやこのバックテンション付
加装置21は、例えば周面に摩擦材をコーティングした
溝付きピンチロールをパウダーブレーキにつないで、通
過する線材11に制動をかけるものである。バックテン
ション付加装置21を通過した線材11は、所定の周速
度で回転駆動される繰り出しキャプスタン22に巻き付
けられて繰り出され、繰り出し速度を一定に保たれる。
このあとガイド用のピンチロール13、加熱’It’1
l14、冷却装置15、ガイド用のピンチロール16を
通過した線材11は、繰り出しキャプスタン22より高
い所定の周速度で回転駆動される引き取りキャプスタン
23に巻き付けられ、同キャプスタン23により繰り出
し速度より高い一定の速度で引き取られる。加熱装置1
4で軟化点以上の温度に加熱された線材11は繰り出し
速度と引き取り速度の差で引き伸ばされ、ダイレス伸線
が行われる。引き取りキャプスタン23により引き取ら
れた線材llは巻き取りボビン17に巻き取られる。
一方、バックテンション付加装置21の手前にはバット
溶接機24が設置されている。この溶接機24は線材1
1の走行方向に、線材11と共に移動できるようになっ
ており、ダイレス伸線中の線材11の後・瑞が繰り出し
ボビン12から開放されたら、この溶接機24が実線の
位置から一点鎖線の位置まで移動する間に、上記線材1
1の後端と、これからダイレス伸線を行う線材の先端と
のバット溶接作業が行えるようになっている。このよう
にすればダイレス伸線を連続的に行うことができ、線材
の先端部、後端部の未加工部分をなくすことができる。
溶接終了後は、溶接機24をもとの位置に戻して次の溶
接作業に備える。
次に以上の方法で線材のダイレス伸線を行った例を説明
する。繰り出しボビン12から繰り出した5、5−霞φ
のステンレス線を繰り出しキャプスタン22に5回巻き
付け、引き取りキャプスタン23にも5回巻き付けて、
繰り出し速度を1mZ分、引き取り速度を2m/分(#
減面率50%)に設定してダイレス伸線を行った。ステ
ンレス線の後端が近づいたところで、繰り出し速度と引
き取り速度との比を一定に保ったまま線速を1/3に低
下させた後、その後端をバット溶接機24にセットし、
次に伸線するステンレス線の先端を同じくセットして、
ダイレス伸線を行いながらバット溶接を行った。
これによりダイレス伸線を連続的に行うことができた。
図−2は本発明のダイレス伸線方法を実施するのに好適
な装置の他の例を示す。図−1と異なる点は、バット溶
接機24が固定されており、このバット溶接機24とバ
ックテンション付加装置21との間に、停止用ピンチロ
ール25とダンサ−ロール26とからなる蓄線装置が設
けられていることである。
通常のダイレス伸線は前記実施例と同様に行われるが、
線材11の後端が近づいたときは、ダンサ−ロール26
を目いっばい下げ、線材11の後端が溶接機24にセッ
トできる位置にきたときに停止用ピンチロール25の回
転を止め、そのピンチロール25より上流側では線材1
1の走行を停止させた状暢で、後続の線材の先端との溶
接を行う、溶接作業が行われる間は、ダンサ−ロール2
6の上昇により線材11が送られ、ダイレス伸線が続け
られる。溶接作業が終了したら停止用ピンチロール25
を回転可能にし、通常のダイレス伸線の状態に戻る。
この方法で、5.5 @sφのニッケル合金線を前記実
施例と全く同じ条件でダイレス伸線を行った結果、連続
的にダイレス伸線が行えることが確認された。
また、この方法でダイレス伸線の減面率を65%に上げ
たところ、ダイレス伸線中に溶接部が断線した。そこで
溶接部が加熱装置14を通過するときに、加熱装置17
の電源を切って加熱を止め、同時に引き取りキャプスタ
ン23のトルクも落としてダイレス伸線が行われないよ
うにし、溶接部がIJII熱装置14を通過してから再
びダイレス伸線を再開した。この方法では結局、溶接部
の前後20〜30cmは切り捨てねばならないが、それ
でも従来よりは歩留りが大幅に改善される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、ダイレス伸線中の
線材の後端と、次にダイレス伸線する線材の先端とを溶
接してダイレス伸線を連続的に行えるので、従来のバッ
チ処理に比べ生産性が大幅に向上し、また線材の先端部
および後端部の未加工部分が無くなるか、短くなるので
、歩留りも大幅に向上する利点がある。
【図面の簡単な説明】
図−1および図−2はそれぞれ本発明のダイレス伸線方
法を実施するのに好適なダイレス伸線装置のライン構成
図、図−3は従来のダイレス伸線装置のライン構成図で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、線材の繰り出し手段と引き取り手段の間に、線材の
    加熱領域と冷却領域とを順次設け、線材の引き取り速度
    を繰り出し速度より高くして、加熱領域で軟化点以上の
    温度に加熱された線材を引き伸ばすことにより伸線加工
    を行うダイレス伸線方法において、上記繰り出し手段の
    前に溶接装置を設け、ダイレス伸線を停止することなく
    、ダイレス伸線中の線材の後端と次にダイレス伸線を行
    う線材の先端とを溶接し、ダイレス伸線を連続的に行う
    ことを特徴とするダイレス伸線方法。
JP19797788A 1988-08-10 1988-08-10 ダイレス伸線方法 Pending JPH0252119A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004092424A1 (ja) * 2003-04-16 2004-10-28 Katsuhiko Yamada 鋼線の熱処理方法
CN102248015A (zh) * 2011-06-23 2011-11-23 北京科技大学 一种无模拉拔工件尺寸精确控制方法
JP6286627B1 (ja) * 2017-01-19 2018-02-28 山田 榮子 高伸直性焼入鋼線の製造方法

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