JPH025143Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH025143Y2 JPH025143Y2 JP1984077970U JP7797084U JPH025143Y2 JP H025143 Y2 JPH025143 Y2 JP H025143Y2 JP 1984077970 U JP1984077970 U JP 1984077970U JP 7797084 U JP7797084 U JP 7797084U JP H025143 Y2 JPH025143 Y2 JP H025143Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- outer cylinder
- nut
- screw shaft
- fixed
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 5
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
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- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案はモータによりロツドを進退させる直
線作動機のロツド回転防止装置に関する。
線作動機のロツド回転防止装置に関する。
従来の技術
上記直線作動機はロツドに固定したナツトをモ
ータ駆動のねじ軸に螺合させてねじ軸の可逆回転
によりロツドを進退させる構造であり、したがつ
てナツトには回転防止装置を施す必要がある。第
６図ないし第８図は従来の種々のナツト回転防止
装置を示すもので、第６図のものは、モータ１に
て回転されるねじ軸２にナツト３を螺合し、ナツ
ト３に固定した１対の平行ロツド４を外筒５の先
端金具６に案内摺動自在に支持し、ロツド先端
を、金具７にて結合した例である。しかしこの従
来例はナツトの先端金具６の加工が面倒である上
に、ストロークが大きくなるとロツドのこじれや
びびりが発生し易くなる欠点がある。また第７図
のものはナツト８に固定したピン９がナツトを囲
む内筒１０の長孔１１に係入して回転止めをして
いる例であるが、この例では内筒１０を余分に必
要とする上に長孔１１の加工が面倒である欠点が
ある。また第８図のものは、外筒１２内に軸方向
にキー棒１３を溶接固定し、ナツト１４に設けた
キー溝をキー棒１３に嵌合させた例である。この
例では、外筒１２に溶接歪みが発生し易く、外観
が悪い上に、ストロークが長いと加工が困難とな
る欠点がある。
ータ駆動のねじ軸に螺合させてねじ軸の可逆回転
によりロツドを進退させる構造であり、したがつ
てナツトには回転防止装置を施す必要がある。第
６図ないし第８図は従来の種々のナツト回転防止
装置を示すもので、第６図のものは、モータ１に
て回転されるねじ軸２にナツト３を螺合し、ナツ
ト３に固定した１対の平行ロツド４を外筒５の先
端金具６に案内摺動自在に支持し、ロツド先端
を、金具７にて結合した例である。しかしこの従
来例はナツトの先端金具６の加工が面倒である上
に、ストロークが大きくなるとロツドのこじれや
びびりが発生し易くなる欠点がある。また第７図
のものはナツト８に固定したピン９がナツトを囲
む内筒１０の長孔１１に係入して回転止めをして
いる例であるが、この例では内筒１０を余分に必
要とする上に長孔１１の加工が面倒である欠点が
ある。また第８図のものは、外筒１２内に軸方向
にキー棒１３を溶接固定し、ナツト１４に設けた
キー溝をキー棒１３に嵌合させた例である。この
例では、外筒１２に溶接歪みが発生し易く、外観
が悪い上に、ストロークが長いと加工が困難とな
る欠点がある。
考案が解決しようとする問題点
本案は従来の上記欠点に鑑み、製作が容易で大
ストロークでも作動が円滑であり、外観も良好な
直線作動機を得んとするものである。
ストロークでも作動が円滑であり、外観も良好な
直線作動機を得んとするものである。
問題点を解決するための手段
本案は、外筒先端部に案内摺動自由に支持され
た中空ロツドの後端に、ロツド内に突出する電動
ねじ軸に螺合し自己潤滑性を有する合成樹脂より
なるナツトを固着し、ナツトの外周面に設けた球
面状の凹所に一部嵌入するボールを外筒内面に設
けた軸方向の凹溝内に嵌入させた直線作動機のロ
ツド回転防止装置の構成を要旨とする。
た中空ロツドの後端に、ロツド内に突出する電動
ねじ軸に螺合し自己潤滑性を有する合成樹脂より
なるナツトを固着し、ナツトの外周面に設けた球
面状の凹所に一部嵌入するボールを外筒内面に設
けた軸方向の凹溝内に嵌入させた直線作動機のロ
ツド回転防止装置の構成を要旨とする。
作 用
上記構成において、ボールは凹所と凹溝内にお
いて円滑に抵抗少く転動してナツトの回転止めを
し、更に凹溝をスパイラル状に形成してロツドを
進退に伴い回動させることも容易で、かかる回動
を要する用途に簡単に応じ得る。
いて円滑に抵抗少く転動してナツトの回転止めを
し、更に凹溝をスパイラル状に形成してロツドを
進退に伴い回動させることも容易で、かかる回動
を要する用途に簡単に応じ得る。
実施例
第１図において、本体１５は前部フランジ１６
と後部フランジ１７とを有し、前部フランジ１６
に固定した外筒１８の先端にロツド受１９を固定
する。本体１５の中心孔２０内に断面Ｌ形の１対
のカラー２１を嵌入し、その間に圧縮ばね２２を
装入して止め環２３によりばね２２を所定の予圧
状態に保持する。カラー２１に取付けた軸受２４
によりねじ軸２５のこれより僅か細径の基端部２
６を軸承する。
と後部フランジ１７とを有し、前部フランジ１６
に固定した外筒１８の先端にロツド受１９を固定
する。本体１５の中心孔２０内に断面Ｌ形の１対
のカラー２１を嵌入し、その間に圧縮ばね２２を
装入して止め環２３によりばね２２を所定の予圧
状態に保持する。カラー２１に取付けた軸受２４
によりねじ軸２５のこれより僅か細径の基端部２
６を軸承する。
ねじ軸２５は外筒１８とほぼ等長で、ねじ軸２
５に螺合したナツト２７にスプリングピンで固定
した円筒状ロツド２８がロツド受１９に摺動自由
に案内支持されており、ロツド２８の先端はピン
２９にて図示しない被動機に連結される。後部フ
ランジ１７に取付けた直流モータ３０の回転を後
部フランジに取付けた差動歯車装置３１及びスプ
ラインを介してねじ軸基端部２６に伝達する。
５に螺合したナツト２７にスプリングピンで固定
した円筒状ロツド２８がロツド受１９に摺動自由
に案内支持されており、ロツド２８の先端はピン
２９にて図示しない被動機に連結される。後部フ
ランジ１７に取付けた直流モータ３０の回転を後
部フランジに取付けた差動歯車装置３１及びスプ
ラインを介してねじ軸基端部２６に伝達する。
ナツト２７は自己潤滑性を有する合成樹脂より
なり、その外周面は第２図に示すように外筒１８
の内面と小間隙を存し、該外周面に球面状凹所３
２が形成されている。一方外筒１８の内面には軸
方向に延長する円弧状もしくは山形状断面の凹溝
３３が形成され、凹所３２と凹溝３３との双方に
嵌入するボール３４によりナツト２７の回転止め
がなされる。ボール３４は複数個（第４図）設け
てもよい。かかる凹溝３３は引抜管にブローチ加
工を施して容易に形成することができる。
なり、その外周面は第２図に示すように外筒１８
の内面と小間隙を存し、該外周面に球面状凹所３
２が形成されている。一方外筒１８の内面には軸
方向に延長する円弧状もしくは山形状断面の凹溝
３３が形成され、凹所３２と凹溝３３との双方に
嵌入するボール３４によりナツト２７の回転止め
がなされる。ボール３４は複数個（第４図）設け
てもよい。かかる凹溝３３は引抜管にブローチ加
工を施して容易に形成することができる。
凹溝３３をねじ軸２５のねじピツチより遥かに
大なるピツチの螺旋形にすれば、ロツド２８に直
線運動とともに回転運動を与えることができる。
大なるピツチの螺旋形にすれば、ロツド２８に直
線運動とともに回転運動を与えることができる。
考案の効果
本案は上記構成を有し、ボールは外筒に対して
はころがり接触をし、ナツトに対しては潤滑され
ているので、ロツドの運動抵抗が小であつて、特
にロツドが横荷重を受けて進退する場合に有利で
ある上に、従来の如きこじれやびびりがなく、ロ
ツドが直線運動と回転運動との複合運動を行う用
途にも容易に応じ得る等の効果がある。
はころがり接触をし、ナツトに対しては潤滑され
ているので、ロツドの運動抵抗が小であつて、特
にロツドが横荷重を受けて進退する場合に有利で
ある上に、従来の如きこじれやびびりがなく、ロ
ツドが直線運動と回転運動との複合運動を行う用
途にも容易に応じ得る等の効果がある。
第１図は本案の一実施例の縦断面図、第２図、
第３図は本案の要部の夫々拡大縦断面図及び側面
図、第４図、第５図は本案の異る実施例の要部の
夫々拡大縦断面図及び側面図、第６図、第７図、
第８図は異る従来例の概略縦断面図である。 １８……外筒、２５……電動ねじ軸、２７……
ナツト、２８……ロツド、３２……凹所、３３…
…凹溝、３４……ボール。
第３図は本案の要部の夫々拡大縦断面図及び側面
図、第４図、第５図は本案の異る実施例の要部の
夫々拡大縦断面図及び側面図、第６図、第７図、
第８図は異る従来例の概略縦断面図である。 １８……外筒、２５……電動ねじ軸、２７……
ナツト、２８……ロツド、３２……凹所、３３…
…凹溝、３４……ボール。
Claims (1)
- 外筒先端部に案内摺動自由に支持された中空ロ
ツドの後端に、ロツド内に突出する電動ねじ軸に
螺合し自己潤滑性を有する合成樹脂よりなるナツ
トを固着し、ナツトの外周面に設けた球面状の凹
所に一部嵌入するボールを外筒内面に設けた軸方
向の凹溝内に嵌入させた直線作動機のロツド回転
防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7797084U JPS60189649U (ja) | 1984-05-29 | 1984-05-29 | 直線作動機のロツド回転防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7797084U JPS60189649U (ja) | 1984-05-29 | 1984-05-29 | 直線作動機のロツド回転防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60189649U JPS60189649U (ja) | 1985-12-16 |
| JPH025143Y2 true JPH025143Y2 (ja) | 1990-02-07 |
Family
ID=30621523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7797084U Granted JPS60189649U (ja) | 1984-05-29 | 1984-05-29 | 直線作動機のロツド回転防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60189649U (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4548923B2 (ja) * | 2000-10-20 | 2010-09-22 | 株式会社アイエイアイ | アクチュエータ |
| JP2009241660A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Honda Motor Co Ltd | 後輪独立操舵装置 |
| JP5188528B2 (ja) * | 2010-03-25 | 2013-04-24 | 株式会社アイエイアイ | アクチュエータ |
| JP6121760B2 (ja) * | 2013-03-19 | 2017-04-26 | Ntn株式会社 | 電動リニアアクチュエータ |
| CN116324220A (zh) * | 2021-07-05 | 2023-06-23 | 日本精工株式会社 | 滚珠丝杠装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4963862A (ja) * | 1972-10-20 | 1974-06-20 | ||
| JPS5430464A (en) * | 1977-08-10 | 1979-03-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Method of making electronic part series |
| JPS551458A (en) * | 1977-10-04 | 1980-01-08 | Bosch Gmbh Robert | Electronic fuel injector for internal combustion engine |
-
1984
- 1984-05-29 JP JP7797084U patent/JPS60189649U/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4963862A (ja) * | 1972-10-20 | 1974-06-20 | ||
| JPS5430464A (en) * | 1977-08-10 | 1979-03-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Method of making electronic part series |
| JPS551458A (en) * | 1977-10-04 | 1980-01-08 | Bosch Gmbh Robert | Electronic fuel injector for internal combustion engine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60189649U (ja) | 1985-12-16 |
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