JPH0250723B2 - - Google Patents

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JPH0250723B2
JPH0250723B2 JP21379282A JP21379282A JPH0250723B2 JP H0250723 B2 JPH0250723 B2 JP H0250723B2 JP 21379282 A JP21379282 A JP 21379282A JP 21379282 A JP21379282 A JP 21379282A JP H0250723 B2 JPH0250723 B2 JP H0250723B2
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JP
Japan
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signal
circuit
passage
open
release
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JP21379282A
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JPS59103615A (ja
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Motosuke Taniwaki
Mitsuo Komori
Hideyuki Takamori
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Kongo Co Ltd
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Kongo Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は遠隔操作可能な移動棚装置に関する。
通路選択スイツチの選択操作によつて、指定さ
れた通路位置とそのときの移動棚の位置との関係
から移動させるべき移動棚及びその移動の向きを
判別し、この判別に従つて移動棚を電動力により
移動させて作業通路を指定位置に形成するように
した移動棚装置は既に知られており、さらに、作
業通路を指定された複数位置に形成できるように
した移動棚装置も知られている。
かかる移動棚装置への物品の出き入れは、フオ
ークリフトなどによつて行なう場合があり、その
場合、フオークリフトの操縦者がフオークリフト
上から遠隔的に操作できれば便利であるし、ま
た、遠隔的操作の方が誤つて棚間に操作者が挟ま
れることもないし、棚に収納された物品が仮りに
落ちたとしてもけがをすることがないから、安全
性の点からも好ましいはずである。
本発明の目的は、遠隔操作を可能にすることに
より、例えばフオークリフト上からの操作を可能
にして物品の出し入れ作業の能率化を図ると共
に、遠隔操作可能な状態では妄りに棚が移動する
ことのないようにして安全性を高めた移動棚装置
を提供することにある。
本発明の他の目的は、複数の作業通路を形成で
きるようにした移動棚装置において、一つの発信
装置の操作により一つの作業通路を形成したとき
は、他の作業通路を形成しようとする発信装置に
既形成通路を表示し、あるいは、一つの発信装置
の操作による既形成通路について他の発信装置か
らはその通路の解除信号を発することができない
ようにして、より一層安全性の高い移動棚装置を
提供することにある。
以下、図示の実施例によつて本発明を説明す
る。
第1図において、符号1は棚を示しており、11
個の棚のうち左端の棚は床上に移動不能に設置さ
れているのに対し、他の棚は上記固定棚と共に全
体として集束しかつ互いに離間して棚間に作業通
路を形成することができるように移動可能に並べ
られている。各棚1は通路形成用制御回路基板2
2を有し、左端の固定棚は遠隔操作によつて送ら
れてくる信号の発信回路、発信信号の判別回路、
及び送信回路を含む回路基板23を有している。
各棚1の側パネルには手動的な直接操作により通
路形成指令信号を入力することができる操作パネ
ル2が設けられ、左端の固定棚の側パネルにはさ
らに電源スイツチなどを有する総括操作パネル2
aが設けられている。相隣接する棚1の天板相互
間には、双方の棚間の棚間の通路巾に達したとき
に信号を発する通路巾検知部材40が設けられて
いる。図中の符号,,,…は棚間に形成
される通路番号を示す。後述のように、本発明の
移動棚は複数個所に通路を形成することができる
多通路方式移動棚になつていて、図示の状態では
との位置に通路が形成されている。
第2図は、第1図に示されているような移動棚
装置を遠隔操作するための発信装置を示すもので
あつて、各発信装置a,b,cはそれぞれ移動棚
装置における通路番号に対応した信号を選択して
発するためのプツシユボタンスイツチ25と、遠
隔操作とするか又は直接操作とするかを切り換え
るオン、オフスイツチ26、開信号の解除及びス
トツプ信号を出力するためのスイツチ27と、電
源のオンスイツチ28と、電源のオフスイツチ2
9と、非常停止用スイツチ30とを有し、さら
に、各選択スイツチ25の下にそれぞれ3個ずつ
の表示ランプ31を有している。各発信装置a,
b,cは、それぞれの選択スイツチ25のうちの
所望の番号のスイツチを選択操作することにより
その番号が該当する位置に通路を形成することが
できるようになつていて、図示の例では3台の発
信装置を用いることにより3個所に作業通路を形
成することができるようになつている。各発信装
置a,b,cにおける各選択スイツチ25の下の
3個一組の表示ランプ31のうち左端のランプ
は、その発信装置における一つの選択スイツチが
選択操作された場合にその選択スイツチに対応す
るものが点灯するようになつており、また、3個
一組の表示ランプ31のうち中央と右端のランプ
は、他の発信装置で選択されかつ形成された通路
番号に該当する選択スイツチ31に対応するもの
が点灯するようになつている。これをさらに第1
図、第2図の例で具体的に説明すると、第1の発
信装置aの操作によつての通路が形成され、第
2の発信装置bの操作によつての通路が形成さ
れているものとすると、第1の発信装置aでは、
第4の選択スイツチの下の左端のランプと第7の
選択スイツチの下の中央のランプが点灯し、第2
の発信装置bでは、第4の選択スイツチの下の中
央のランプと第7の選択スイツチの下の左端のラ
ンプが点灯し、第3の発信装置cでは、第4、第
7の選択スイツチの下の各中央のランプが点灯す
るようになつている。従つて、各発信装置a,
b,cのランプ31の点灯状態を見れば、その発
信装置の操作によつて通路が形成されたものか、
あるいは他の発信装置の操作によつて通路が形成
されたものであるかの判断が可能であり、もつ
て、他の発信装置によつて形成された通路の解除
操作を行なわないようにすることができるし、ま
た、後に述べるように、回路的に他の発信装置に
よつて形成された通路の解除を行なうことができ
ないように構成することも可能である。
次に、本発明に用いられる回路構成例について
説明する。第3図において、符号22は各棚に設
けられた回路基板であつて、左方の基板22は左
端の棚の基板を、右方の基板22は左端からN番
目である右端の棚の基板を示している。各基板2
2内の回路構成自体は、既に知られている電動式
移動棚に用いられているものの回路構成、例えば
実開昭56−163944号公報記載の回路構成などを適
宜選択採用してよい。隣り合う回路基板相互は右
行信号、左行信号、ストツプ信号等の入出力を行
なうために接続されており、また、各回路基板に
は、動力用の交流電源が導入されると共に、直流
電源回路35から直流電源が供給されるようにな
つている。同図において符号a,b,cは前記発
信装置を示しており、各発信装置a,b,cは、
通路選択信号、開信号などの各種指令信号を電波
等を媒体として発する受信機38と、通路形成状
態の表示用信号の受信機39とを有している。各
送信装置a,b,cの送信機38から電波等を媒
体として発せられた各種信号は、第1図について
説明した回路基板23内の受信回路37によつて
受信されるようになつている。この信号の送受信
は、例えば、一定巾の判別用カウンターパルスの
後に、第1通路信号、第2通路信号、…第N番目
の通路信号、遠隔操作による自動操作モード又は
手動による直接操作モードを相互に切り換えるオ
ン・オフ信号、開指令又はその解除信号、非常停
止信号などが順次並んだものを繰り返えして搬送
波に乗せ、これを受信回路により受信し検波する
ことによつて行なうことができる。受信回路37
で受信された上記信号は、信号判別回路36に送
られ、信号判別回路36では第1番乃至第N番の
通路信号R1,R2,…RNの有無を判別してそれぞ
れの通路信号の該当する回路基板22の開指令信
号入力端子O1,…ONに入力するようになつてい
る。開指令信号入力端子O1,…ONに入力する信
号は、従来の移動棚において手動的に直接入力す
る開指令信号と同じ信号と考えてよい。信号判別
回路36はまた、遠隔操作による自動操作か又は
手動による直接操作かを判別し、遠隔操作の場合
において、開指令信号に基づき通路が形成された
あと解除信号が入力されない限りロツク信号Lo
を出力し、左端の主回路基板22を通じてすべて
の回路基板22を入力されるようになつている。
ロツク信号Loはまた、非常停止信号などが入力
された場合にも出力されるようになつている。信
号判別回路36には、左端の主回路基板22か
ら、移動棚が運転中であることを示す運転中信号
Drが入力されるようになつている。第3図中の
符号5A,5B及び6A,6Bは、棚列の側方を
通る2本の光線の発光器及び受光器であつて、何
れかの棚間の通路に人間あるいはフオークリフト
が入るときは、一方の発光器から出た光線を遮断
したあと他方の発光器から出た光線を遮断するこ
ととなつてこれを検知して加算表示し、逆に何れ
かの弾路から人間あるいはフオークリフトが出る
ときは、他方の発光器から出た光線を遮断したあ
と一方の発光器から出た光線を遮断することとな
つてこれを検知して減算表示し、もつて、作業通
路内に入つている人間又はフオークリフトの台数
などを表示するようになつている。かかる通路内
の人間等の数を表示する装置は、本出願人の出願
に係る特願昭57−172089号(特開昭59−64403号)
明細書及び図面に記載されたものを採用して差し
支えない。前記信号判別回路36によつて判別さ
れた通路信号は送信回路35から電波に乗せられ
て発信されるようになつており、この電波は前記
各発信装置a,b,cに内蔵された受信機39に
より受信されかつ検波されて通路信号が取り出さ
れ、この通路信号により、第2図について説明し
た通り、各選択スイツチ25の下の表示ランプ3
1のうち該当するランプを点灯させて、通路形成
状況を表示するようになつている。
上記受信回路37、信号判別回路36、送信回
路35を含む回路部分の詳細な構成は第4図に示
されている。第4図において、受信回路37は、
前記各発信装置a,b,cからの信号を各別に受
信する受信回路37a,37b,37cを有して
なり、受信回路37aは、受信装置aによつて例
えば第1通路が選択され又はその解除が行なわれ
た場合にはその受信信号を判別回路36に含まれ
る3個一組の開・解除制御回路108aのうちの
第1の開・解除制御回路に送り、受信装置aによ
つて例えば第3番目の通路が選択され又はその解
除が行なわれた場合にはその受信信号を一組の
開・解除制御回路108aのうちの第3番目の
開・解除制御回路に送るようになつている。同様
にして、受信回路37bは、発信装置bによつて
選択された通路信号又はその解除信号を受信する
と、判別回路36に含まれる3個一組の開・解除
制御回路108bのうち上記選択された通路番号
に対応する開・解除制御回路に信号を入力するよ
うになつており、また、受信回路37cは、発信
装置cによつて選択された通路信号又はその解除
信号を受信すると、判別回路36に含まれる3個
一組の開・解除制御回路108cのうち上記選択
された通路番号に対応する開・解除制御回路に信
号を入力するようになつている。それぞれ組をな
す開・解除制御回路108a,108b,108
cは、図示の例では3個一組になつているが、こ
れは形成できる通路が3個であることを意味し、
かりに、第1図の例のように10個の通路を形成可
能とする場合、10個一組となり、よつて、形成可
能な通路数が10個で、しかも送信装置を3個とし
て同時に3個所に通路を形成可能としたシステム
の場合は、開・解除制御回路は合計30個設けられ
ることになる。組をなす各開・解除制御回路10
8aからは第1の送信回路35aに信号が送ら
れ、第1の受信装置aによつて例えば第1の通路
が選択かれたときは、一組の開・解除制御回路1
08aのうちの第1の開・解除制御回路から送信
回路35aを介して信号が送り出され、この信号
は各受信装置a,b,c内の受信機39で受信さ
れ、それぞれの受信装置a,b,cにおいて第2
図について説明したようなランプ31の点灯表示
が行なわれるようになつている。第2の受信装置
b又は第3の受信装置cによつて任意の通路が選
択された場合も同様の動作を行なうようになつて
いる。また、通路を選択したあと、次に通路選択
操作を送るとその受信装置に対応した送信回路か
ら解除信号が発せられ、総ての発信装置における
該当通路のランプ表示が消えるようになつてい
る。第1の組をなす開・解除制御回路108aの
うち第1通路に対応する制御回路及び第2の組を
なす開・解除制御回路108bのうち第1通路に
対応する制御回路からの開信号又はその解除信号
は、第3の組をなす開・解除制御回路108cの
うち第1通路に対応する制御回路に加えられるよ
うになつており、同様にして、第1、第2の組を
なす開・解除制御回路108a,108bのうち
第2、第3通路に対応する制御回路からの開信号
又はその解除信号は、第3の組をなす開・解除制
御回路108cのうち第2、第3通路に対応する
制御回路にそれぞれ加えられるようになつてい
る。第3の組をなす各開・解除制御回路108c
は、各通路ごとに開信号又はその解除信号の有無
を判断し、判断した結果の信号をそれぞれ開・解
除判別回路100a,100b,100cに入力
するようになつている。
ここで、各組をなす開・解除制御回路108
a,108b,108cのさらに具体的な構成、
特に第3の組をなす制御回路108cの構成を第
5図によつて説明する。第5図において、前記受
信回路から入力される開信号はフリツプフロツプ
FFのリセツト端子及びオア回路O3に加えられ、
また、受信回路から入力される解除信号はフリツ
プフロツプFFのセツト端子及びオア回路O4に加
えられるようになつている。オア回路O3にはま
た、第1の組及び第2の組をなす開・解除制御回
路108a,108bのうちの同一の通路に対応
する制御回路からの解信号A,Bが加えられるよ
うになつており、これらの開信号は、オア回路
O3を介して前記開・解除判別回路100a,1
00b,100cのうちの一つに入力されるよう
になつている。フリツプフロツプFFの出力は
前記送信回路35aの一つに加えられるようにな
つている。フリツプフロツプFFQの出力はアン
ド回路a2に加えられるようになつている。アンド
回路a2にはまた、他の組をなす開・解除制御回路
のうちの同一の通路に対応する制御回路中のフリ
ツプフロツプのQ出力信号C,Dが加えられるよ
うになつている。前記オア回路O4にはまた、他
の組をなす開・解除制御回路のうちの同一の通路
に対応する制御回路からの解除信号E,Fが入力
されるようになつている。アンド回路a2の出力及
びオア回路O4の出力は共にアンド回路a3に入力
され、アンド回路a2とオア回路O4の出力が共に
「H」の場合にはじめてアンド回路a3から解除信
号として開・解除判別回路に加えられるようにな
つている。
そこでいま、第5図の開・解除制御回路108
cが第1番目の通路に対応するものとしてその動
作を説明する。前記3個の発信装置a,b,cの
うち第3の受信装置cによつて第1番目の通路の
開信号が出力されたとすると、受信回路37cか
ら第1通路の開信号が出力され、第5図のフリツ
プフロツプFFがリセツトされると共に、オア回
路O3を介し第4図の開・解除判別回路100a
に開信号が入力される。この開・解除判別回路1
00aに加えられる開信号は、他の組の開・解除
制御回路108a,108bから第1番目の通路
の開信号A,Bがオア回路O3に入力されること
によつても出力される。また、フリツプフロツプ
FFがリセツトされることによりその出力が
「H」となり、これが送信回路35aの一つに入
力される。この場合に送信回路35aに入力され
る信号は第4図において「3−1」に該当し、こ
れは第3の受信装置により第1の通路が選択され
たことを意味し、第2図の例でいえば、第1の受
信装置aと第2の受信装置bにおける第1の選択
スイツチ25の下の中央のランプ31が点灯し、
第3の受信装置cにおける第1の選択スイツチ2
5の下の左端のランプ31が点灯し、もつて、第
3の受信装置cにより第1通路が選択されたこと
がわかる。次に、第3の発信装置cにより、上記
通路の開信号を解除する旨の信号が出力される
と、受信回路37cを介して第5図のフリツプフ
ロツプFFのセツト端子及びオア回路O4に解除信
号が加えられ、さらにオア回路O4を介してアン
ド回路a3に解除信号が加えられる。フリツプフロ
ツプFFは上記セツト信号の入力により反転して
Q出力が「H」、出力が「L」となる。従つて、
送信回路への出力は「L」となつて前述の各受信
装置a,b,cにおけるランプ31は消灯させら
れると共に、このとき、他の受信装置a,bから
第1番目の通路の開信号が出力されていないとす
れば、第1、第2の発信装置に対応する第1、第
2の組の開・解除制御回路108a,108bの
うち第1通路に対応する制御回路のフリツプフロ
ツプからの信号C,Dは共に「H」レベルである
から、アンド回路a2の出力は「H」となつて解除
信号が出力され、第一番目の通路の開信号が解除
されることになる。しかし、かりに他の発信装置
a,bのうち一つによつて第1番目の通路の開信
号が出力されたままになつていると、信号C,D
のうちの何れかが「L」となり、たとえば第3の
発信装置Cから第1番目の通路の解除信号を送つ
たとしても、アンド回路a2の出力は「L」であ
り、アンド回路a3から解除信号が出力されること
はない。即ち、第5図に示されているような回路
構成の開・解除制御回路を用いることにより、あ
る一つの通路に対する開信号が一つの発信装置か
ら発せられている状態においては、他の発信装置
によつて上記通路の開信号の解除を行なうことは
できず、あくまでも開信号を発した受信装置でな
ければその解除信号を発することはできないか
ら、一つの発信装置の操作により形成した通路内
に入つて作業を行なつているときに、他の操作者
が他の受信装置によつて上記通路をうつかり狭め
てしまうというようなことがなく、安全性の高い
多通路式移動棚装置を提供することができる。
第4図において、各受信回路37a,37b,
37cは、遠隔操作又は手動による直接操作の切
換信号を受信するとその信号を遠隔・手動切換回
路104に送り、遠隔・手動切換回路104は、
遠隔操作である旨の信号の入力があると開・解除
判別回路100a、100b,100cを有効に
作動させ、反対に手動操作である旨の信号の入力
があると上記判別回路100a,100b,10
0cの動作を停止させて、各発信装置a,b,c
による遠隔操作を不可能とするようになつてい
る。各開・解除判別回路100a,100b,1
00cは、それぞれ第1、第2、第3通路に対応
して設けられていて、通路開信号が入力されると
該当する通路の開信号を「H」レベルで出力し、
その通路の解除信号が入力されると開信号の出力
を停止させるようにしたものである。
第4図において、符号101は、第3図につい
て説明した投光及び受光器5A,5B,6A,6
Bを含む光検知装置、103は上記光検知装置か
らの信号により加減算して通路内の人間又はフオ
ークリフトなどを計数するカウンタ、102は上
記カウンタの計数値を表示するデジタル表示部で
ある。カウンタ103の出力と何れかの通路の開
指令の入力によつて出力される運転信号はアンド
回路a1に加えられ、何れかの通路に人間が一人で
も、あるいはフオークリフトなどが一台でも入つ
ていると、たとえ運転信号が入力されてもアンド
回路a1の出力が「H」となり、オア回路O2及び
リレー回路106を介してロツク信号が出力され
るようになつている。前記各開・解除判別回路1
00a,100b,100cから出力される第
1、第2、第3通路に対応する開信号は、ノア回
路O1に加えられると共に、各別にリレー回路1
07a,107b,107cを介し第1、第2、
第3通路の開信号として出力されるようになつて
いる。ノア回路O1にはまた、遠隔・手動切換回
路104から、遠隔操作モードが選択されている
とには「L」信号が入力されるようになつてい
て、遠隔操作モードが選択され、かつ、遠隔操作
による開指令が何ら発せられていないとすれば、
ノア回路O1の出力は「H」となり、オア回路O2
リレー回路106を介しロツク信号が出力される
ようになつている。前記リレー回路107a,1
07b,107cから出力される各開信号は前述
の各棚の回路基板22に導入され、それぞれの信
号に応じた位置に通路が形成されるようになつて
いる。判別回路100a,100b,100c、
遠隔・自動切換回路104、光検出回路101、
カウンタ103、ゲート回路a1,O1,O2、各リ
レー回路106,107a,107b,107c
を含む回路部分は、本出願人の出願に係る特願昭
57−172089号(特開昭59−64403号)の願書に添
付した第17図に開示されているような回路と同
じ構成の回路を用いることができる。
第6図は、第3図について説明した総括回路基
板23に含まれる送信回路35の構成を示してい
る。第6図において、信号判別回路により各送信
装置a,b,c別に、かつ、各通路別に判別され
た通路開信号はそれぞれ入力回路110を介して
各発信装置a,b,cからの信号別に送信機11
1a,111b,111cに入力されるようにな
つていて、各送信機111a,111b,111
cからは、どの発信装置によつて出力されたか、
そして、どの通路信号であるかによつて周波数又
はパルス巾の違いにより区別した信号を周送波に
乗せて出力するようになつている。この信号は前
述のように各発信装置a,b,c内に設けらた受
信機39により受信されてランプ31の点灯によ
り通路形成状況が表示されることになる。上記各
入力回路110の具体的構成は第7図に示されて
いる通りである。
以上の説明で明らかな通り、上記実施例によれ
ば、一つの発信装置当り一つの通路を任意の位置
に形成することができ、複数の発信装置の使用に
より複数の位置に通路を形成することができる。
従つて、例えば複数のフオークリフトなどに発信
装置を一台ずつ設けておくことにより、フオーク
リフト上からそれぞれ任意の位置に通路を形成す
ることができ、能率的な物品の入出庫を行なうこ
とができる。そして、各発信装置には、ランプ3
1の点灯により、しかもその点灯位置により、ど
こに通路が形成されているか、しかも、形成され
た通路はその発信装置によつて形成されてもので
あるか、他の発信装置によつて形成されたもので
あるかを判別でき、もつて、他の発信装置によつ
て形成された通路を解除する旨の信号を出力させ
ないようにすることにより、他の発信装置によつ
て形成された通路内の作業者の安全性が確保され
る。さらに、上記のような通路形成状況が表示さ
れるだけでなく、一つの発信装置によつて形成さ
れた通路の解除信号はその発信装置によつてのみ
出力することができ、他の発信装置によつては出
力することができないから、一つの発信装置によ
つて形成した通路内に入つても他の発信装置によ
つて不意にその通路が狭められるというようなこ
とが防止され、より一層安全性が確保される。
以上述べた実施例では、複数の発信装置により
一つの移動棚装置全体を任意に操作できるよう
に、換言すれば、一つの通路につき何れの発信装
置によつても形成することができるようになつて
いたが、例えば、第8図に示されているように、
多数の棚列の中央部に固定棚1Aを設けて移動棚
装置を2ブロツクに分け、一つのブロツクと他の
ブロツクにおける作業通路をそれぞれのブロツク
に専用の発信装置によつて形成させるようにして
もよい。その場合、発信装置は第9図に示されて
いるように、AブロツクとBブロツクとの選択ス
イツチ32,32を設けて、何れかのブロツクを
選択して使用しうるようにしてもよい。なお、ブ
ロツクをいくつに分けるかは任意であり、また、
ブロツクに分ける手段としては、固定棚を設ける
のではなく、床又はガイドレール上にストツパを
設けてもよい。
第10図は通路形成状況の表示装置の別の例を
示すものであつて、発信装置の各通路選択スイツ
チ25は表示ランプを内蔵していて、ある通路が
形成されてロツク状態(解除信号が未だ入力され
ない状態)にあるときはその通路に該当する番号
の選択スイツチの内蔵ランプが点灯し、上記通路
形成信号が解除されて別の通路が形成されつつあ
る途中の状態ではその形成途中の通路に該当する
番号の選択スイツチの内蔵ランプが点滅し、その
通路形成動作が完了するとその通路に該当する番
号の選択スイツチの内蔵ランプが点滅から点灯に
切り替わるようにしたものである。図示の例で
は、第5番目の通路が形成途中にあり、また、第
3番目の通路が既に形成されてロツク状態にある
ことを示している。
第11図の例は、通路形成状況をデジタル表示
部33に表示させようとしたものである。そのほ
か、通路形成状況表示部としては液晶や発光ダイ
オードなど適宜のものを用いて差し支えなく、視
覚的表示に限らず聴覚的表示手段を用いても差し
支えない。
第12図の例は、複数個の発信装置のうちの一
つでも故障すると、その発信装置によつて形成さ
れた通路の解除が不可能となり、別の位置に通路
を形成することができなくなるから、通常の発信
装置のほかに、同図cに示されているようなマス
ター発信装置50を用意しておき、マスター発信
装置50には選択スイツチ51を設け、この選択
スイツチ51の選択操作によつて、故障した発信
装置を代行させるようにしたものである。また、
発信装置は必ずしも無線である必要はなく、有線
であつてもよい。
そのほか、特許請求の範囲に記載された技術的
範囲を逸脱しない範囲で自由に設計変更可能であ
る。
本発明によれば、複数の発信装置により、各発
信装置ごとに別位置に通路を形成することができ
ると共に、各発信装置には通路の形成状況、詳細
には、どの発信装置によりどこに通路が形成され
ているかがわかるから、他の発信装置によつて形
成された通路の解除は行なわないようにすること
により、多通路方式移動棚装置における安全性を
確保することができる。さらに、一つの発信装置
によつて形成した通路の解除はその発信装置によ
つてのみ可能とし、他の発信装置による解除は不
可能としたから、より一層安全性の高い移動棚装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の外観の一例を示す側面
図、第2図は本発明装置に用いられる発信装置の
例を示す外観正面図、第3図は本発明装置に用い
られる電気回路の例を示すブロツク図、第4図は
同上電気回路中の信号判別回路部分をより詳細に
示すブロツク図、第5図は同上判別回路内の開・
解除制御回路の具体的構成例を示す回路図、第6
図は第4図中の送信回路部分をより詳細に示すブ
ロツク図、第7図は第6図中の入力回路部分の具
体的構成例を示す回路図、第8図は本発明装置の
外観の別の例を示す側面図、第9図は本発明装置
に用いられる発信装置の別の例を示す外観正面
図、第10図は同じく発信装置のさらに別の例を
示す外観正面図、第11図は同じく発信装置のさ
らに別の例を示す外観正面図、第12図は同じく
発信装置のさらに別の例を示す外観正面図であ
る。 a,b,c……発信装置、23……判別回路、
25……通路選択スイツチ、27……解除スイツ
チ、31……通路表示ランプ、36……信号制別
回路、37……受信回路、100a,100b,
100c……開・解除判別回路、108a,10
8b,108c……開・解除制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の棚を移動自在に並べ、開信号の入力に
    より棚と棚との間に作業通路を形成することがで
    きるように、かつ、この作業通路を複数個所に形
    成することができるようにした移動棚装置におい
    て、任意の棚と棚との間に一つの通路を形成させ
    るための開信号を発することができる複数の発信
    装置と、各発信装置からの開信号に基き、その開
    信号が該当する移動棚に開信号を入力する信号判
    別部とを有し、各発信装置は、他の発信装置から
    の開信号により形成された通路位置を表示する表
    示部を有してなる移動棚装置。 2 複数の棚を移動自在に並べ、開信号の入力に
    より棚と棚との間に作業通路を形成することがで
    きるように、かつ、この作業通路を複数個所に形
    成することができるようにした移動棚装置におい
    て、任意の棚と棚との間に一つの通路を形成させ
    るための開信号及び開信号の解除信号を発するこ
    とができる複数の発信装置と、各発信装置に対応
    して設けられていて、それぞれの発信装置からの
    信号が開信号であるか解除信号であるかを判別す
    ると共に、他の発信装置からの開信号により形成
    された通路に対する解除信号の発信を不可能とす
    る開・解除判別部とを有してなる移動棚装置。
JP21379282A 1982-12-06 1982-12-06 移動棚装置 Granted JPS59103615A (ja)

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JPH01231702A (ja) * 1988-03-10 1989-09-18 Daifuku Co Ltd 移動棚設備
JP2530078B2 (ja) * 1991-12-28 1996-09-04 金剛 株式会社 移動棚装置
JPH06278810A (ja) * 1993-03-31 1994-10-04 Nippon Filing Co Ltd 移動棚システムの遠隔制御装置

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