JPH02504504A - スイッチポイントなどを含むシート構造製品流れの搬送方向変換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 スイッチポイントなどを含むシート構造製品流れの搬送方向変換装置 本発明はスイッチポイントなどを含み、シート構造を有する製品流れ、特に瓦状 に配列された紙製品流れの搬送方向を変換する装置に係わる。

製品流れの搬送方向を変える゛ための種々のスイッチポイントは既に公知であり 、板上に形成され、偏向ローラまたはロールの軸線を中心に両端位置間を枢動す るエンドレス・コンベアから成るのが普通である。前記公知装置は製品流れが導 入に際して搬送シっで放出されるいわゆる内蔵式搬送システムから成る。

本発明の目的は連続的な搬送システムにより別設の駆動手段を不要とした搬送シ ステムに組み込むことの出来る頭書のような装置を提供することにある。

本発明はこの目的を単一のコンベアベルト対システムを介して隣接の構成部材と 接続する構成部材にスイッチポイントを設け、前記システムの少なくとも１つの コンベアベルトおよびその戻りベルト部分をスイッチポイント域において側方へ および／またはスイッチポイント平面内で誘導することによって達成する。

本発明の好ましい実施例ではスイッチポイント域に１つのコンベアベルトおよび その戻りベルト部分のための反転および／または偏向ローラまたはロールを設け る。

偏向ローラまたはロールだけを設ける場合、スイッチポイントの枢動は偏向ロー ラが設置されているのと同じ平面内で行われるから、スイッチポイントを出る製 品流れのための例えばエンドレス・コンベアや積み重ね手段のような装置を側方 からスイッチポイント域へ導入するか、またはスイッチポイントからの受は取り を例えばシュートを利用して側方から行うようにしなければならない。

ただし、反転ローラを設置す九ば同じ平面から側方へ偏向システムを導くことが できるから、スイッチポイントがシフトした状態で製品流れ方向に対応の受は取 り手段または対応の搬送システムを設置することができる。

スイッチポイントの外側偏向ローラまたはロールとこれに隣接するローラまたは ロールとの閏の製品流れと直交する平面に関してほぼ左右対称の関係にスイッチ ポイント域を構成する。

本発明の他の実施例では、偏向したコンベアベルトを上方の直進コンベアベルト へ移行させるため上方へ枢動したスイッチポイントの直ぐ後方に回転自在な偏向 ローラまたはロールを設ける。

なお、スイッチポイントをコンベアベルト・システムに直接接続してもよいこと はいうまでもない。

好ましくは製品流れ方向に見てスイッチポイントの後方に、スイッチポイント以 後の製品流れの導入を助けるエンドレス傾斜コンベアを設ける０反転ローラまた はロールの軸線が互いに４５＠の角度を形成するように構成してもよい、コンベ アベルトおよびその戻りベルト部分を側方へ偏向させる反転ローラまたはロール を一部共通の軸に回転自在に設けることも可能である。

好ましくは、リフト・シリンダに天すスイッチポイントをそれぞれの作用位置へ 移動させることができるようにする。また、例えば方形断面チューブから成る保 持用フレームなどを設け、隣接部材と接続するための規格化された継手手段を該 フレームに取り付ける。この場合、例えばスイッチポイントを含む構成部材を例 えば特許出願第Ｐ　３７０７５４０．３に記載されているような要領で搬送シス テムに接続することができる。

保持用フレームは製品の流れ方向に延設された２本の方形断面チューブと、少な くとも製品幅よりもやや大きい長さの、前記チューブと交差するチューブとから 成る。１１品流れの幅よりも広い幅を有し、複数のエンドレスベルトなどを含む スイッチポイントを設けることが好ましい、この構成はコンベアベルト対システ ムが側方から結合することによって製品流れをスイッチポイントに導入し、スイ ッチポイントを通過した後の前記流れを受は取る場合に特に有効である。最後に 、継手手段は方形断面チューブおよび対応のクランプ手段で構成することができ る。

本発明の実施例は添付図面に略伝した通りであり、図面に沿って以下に詳述する 。添付図面の 第１図は本発明の一実施例の側面図であり。

第２図は第１図に示した実施例の部分平面図であり、第３図は本発明の更に別な 実施例の部分側面図であり、第４図および第５図はすべての実施例に使用できる 細部を示す。

コンベアベルト対システムは上部コンベアベルト１、前記上部コンベアベルトの 戻りベルト部分２．下部コンベアベルト３および前記下部コンベアベルト３の戻 りベルト部分４から成る。

前記コンベアベルト対システムは規格化された構成部材および隣接部材を結合す る規格化された継手手段を使用する限り変更を加える必要がなく、従って、コン ベアシステムに複数の対応部材を配設する場合でも１組だけのコンベアベルト対 システムが使用゛されるように構成されている。

第１図の実施例では、上部コンベアベルト１は直線的に誘導され１例えば、偏向 ローラ５．６．７．および８によって案内されかつ支持され、前記偏向ローラは 戻りベルト部分２の案内および支持手段を兼ねる。

下部コンベアベルト３は案内ローラ９および１０により偏向ローラ１１へ供給さ れ、前記偏向ローラ１１はローラ５乃至１０よりも大きい直径を有し、図示の実 施例では偏向ローラ１１の軸線に対して４５°の角度を形成する軸線を有する反 転ローラ１２ヘベルト３を供給する。

ベルト３は次いで反転ローラ１３へ供給されるが、ローラ１３の軸線は反転ロー ラ１２の軸線に対して４５″の角度を形成する。

次の反転ローラ１４を通過した後、ベルト３は偏向ローラ１５へ供給され、この 偏向ローラ１５はベルト３を再びベルト１と並行な元の位置へ偏向させる。ロー ラ１５に続いて案内ローラ１６および１７をも設けることができる。

ベルト３の戻り部分は図中右から左へ、案内ローラ１７から偏向ローラ１８へ、 さらに反転ローラ１９．２０および２１へ走行し、次いで偏向ローラ２２を通っ て案内ローラ９に達する。

第２図から明らかなように、２個の反転ローラ１３および２０は共通の軸線を有 する。また、ローラは全て回転自在である。

装置の各部は全て方形断面フレーム２３に取り付けられ、フレーム２３は第１図 から明らかなようにほぼ両コンベアベルト１および３の高さに位置し、横断方向 のチュ・−ブ２５および２６によってフレーム状に連結された２本の互いに並行 なチューブ２４から成る。

方形断面チューブ２４と、図示しないがこれと並行なチューブとの間隔は、製品 流九の幅よりも大きい、方形断面チューブを例えば隣接部材にも使用すれば、こ れらの方形断面チューブを継手素子、特にローラまたはロール対の支持手段とし ても利用できる。

反転ローラ１２．１４．２１および１９の代わりに偏向ローラ１１，１５．２２ および１８の軸線と並行な軸線を有する偏向ローラだけを使用すれば、コンベア ベルト３および戻りベルト部分４の横偏向がなくなるから１図中、コンベアベル ト３および４の下方にほぼ矩形の自由空間が形成され、この自由空間内で下方へ 枢動するするスイッチポイント（下記実施例を参照）に側方から連結手段を連結 することができる。

第１図の実施例ではスイッチポイントがエンドレス・コンベア３０から成り、２ 個の偏向ロール３１および３２は少なくとも製品流れの幅に相当し１例えば、複 数の隣接ベルトを支持できる長さを有する。

コンベアベルト対システムは側方から製品流れと結合する幅が例えば６乃至１０ 】の１本のベルトから成るから、詳しくは後述するようにスイッチポイントが下 方へ枢動すると上部コンベアベルト１は製品流れと接触しなくなり、従って、ス イッチポイントにおいては全幅にわたって下方から製品流れを支持するのが好都 合である。スイッチポイント３０はリフトまたは液圧シリンダ３３の作用下に矢 印３４の方向に枢動し、例えば破線３５で示すように下方枢動位置において製品 流れをエンドレス・コンベア３６へ供給する。

リフト・シリンダ３３はチューブ・フレームに連結した方形断面チューブ３７に 固定される。

スイッチポイントが上方へ枢動すると、上部ベルト１の下方のスイッチポイント と左右対称の位置に配置され、製品流れを偏向ローラ１５へ搬送するエンドレス ・コンベア４０へ製品流れが移動する。

チューブ・フレームの上方には偏向ローラ５１および第２偏向ローラ５３を有す るエンドレス傾斜コンベア５２を含む別のチューブ・フレーム５０が配置されて おり、スイッチポイントを下方へ枢動させて製品流れを水平方向に誘導するのを 容易にした後、製品流れを受は取る機能を果す。

第３図に示す実施例でも、上部コンベアベルト１、戻りベルト部分２および対応 の案内ローラを含む装置部分は第１図に示した実施例と同じ構成を有する。

第３図の実施例では独立したエンドレス・コンベアとして構成したスイッチポイ ント３０の代わりに、下部ベルト３を案内ローラ６０を経て偏向ローラ６１へ、 さらに偏向ローラ６２へと供給する。以後のベルト案内は第１図に示した実施例 の場合と同じである０図示しないが反転ローラ１３の次に反転ローラ１２が配置 されている。

反転または方向転換ローラ１４を通過した後、下部ベルトは反転または方向転換 ローラ６３を経て再び上部コンベアベルト１と平行になる。リフト・シリンダ６ ４によってローラ６０．６１間のスイッチポイント部分を枢動させると、偏向ロ ーラ６１と反転または方向転換ローラ１２の間のベルト部分が短縮または伸張し 、矢印６５の方向に行われる偏向ローラ６ｚの変位によってこの短縮または伸張 が補正される。

製品流れ方向変換装置を、スイッチポイント３０はそのまま設けるが、エンドレ ス・コンベア４０を設ける代わりに下部コンベアベルト３を第３図に示すように 直接案内するように構成することも可能である。

この実施態様でも反転または方向転換ローラの代わりに偏向ローラを使用するこ とによりベルトの走行がすべて１つの平面内で行われるようにすることができる 。

第４図に示す方形断面チューブ７０は鐙（あぶみ）状クランプ手段７１を介して 壁状部分に固定するか、あるいはコンベアベルト・システムを案内または偏向さ せたり、方向転換または反転させるためのローラまたはロールを該チューブ自体 に装着することができる。

第５図から明らかなように、単独ベルト１乃至４に案内リブ７２を設け、案内ロ ーラまたはロール７４に形成した対応の環状切り込み溝７３に沿って前記リブ７ ２が案内されるようにする。

ロ 国際調査報告

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. １．シート構造を有する製品の流れ、特に瓦状に配列された紙製品の流れの搬送 方向を変換するスイッチポイントなどを含む装置であって、単一のコンベアベル ト対システムを介して隣接の構成部材と接続する構成部材にスイッチポイントを 設け、前記システムの少なくとも１つのコンベアベルトおよびその戻りベルト部 分をスイッチポイント域において側方へおよび／またはスイッチポイント平面内 で誘導することを特徴とする装置。
2. ２．スイッチポイント域に、１つのコンベアベルトおよびその戻りベルト部分の ための反転および／または偏向ローラまたはロールを設けたことを特徴とする請 求の範囲第１項に記載の装置。
3. ３．スイッチポイントの外側偏向ローラまたはロールとこれに隣接するローラま たはロールとの間の製品流れと直交する平面に関してほぼ左右対称関係にスイッ チポイント域を構成したことを特徴とする請求の範囲第１項または第２項に記載 の装置（第１図）。
4. ４．偏向したコンベアベルトを上方の直進コンベアベルトへ移行させるため、上 方へ枢動したスイッチポイントの直ぐ後方に回転自在な偏向ローラまたはロール を設けたことを特徴とする請求の範囲第１項または第２項に記載の装置（第３図 ）。
5. ５．製品の流れ方向に見てスイッチポイントの後方に、スイッチポイント以後の 製品流れ導入を助けるエンドレス傾斜コンベアを設けたことを特徴とする請求の 範囲第１項から第４項までのいずれか１項または２項以上に記載の装置（第１図 ）。
6. ６．反転ローラまたはロールの軸線が互いに４５°の角度を形成することを特徴 とする請求の範囲第１項から第５項までのいずれか１項または２項以上に記載の 装置。
7. ７．コンベアベルトおよびその戻りベルト部分を側方へ偏向させる反転ローラま たはロールを一部共通の軸に回転自在に設けたことを特徴とする請求の範囲第１ 項から第６項までのいずれか１項または２項以上に記載の装置。
8. ８．リフト・シリンダによりスイッチポイントをそれぞれの作用位置へ移動させ ることができるようにしたことを特徴する請求の範囲第１項から第８項までのい ずれか１項または２項以上に記載の装置。
9. ９．例えば方形断面チューブから成る保持用のフレームなどを設け、隣接部材と 接続するための規格化された継手手段を該フレームに取り付けたことを特徴とす る請求の範囲第１項から第８項までのいずれか１項または２項以上に記載の装置 。
10. １０．保持用フレームが製品流れ方向に延設された２本の方形断面チューブと、 少なくとも製品幅よりもやや大きい長さの、前記チューブと交差する方向のチュ ーブとから成ることを特徴とする請求の範囲第９項に記載の装置。
11. １１．製品の流れの幅よりも広い幅を有し、複数のエンドレスベルトなどを含む スイッチポイントを設けたことを特徴とする請求の範囲第１項から第１０項まで のいずれか１項または２項以上に記載の装置。
12. １２．コンベアベルト対システムが側方から結合することによって製品流れをス イッチポイントへ導入し、スイッチポイントを通過した後の前記流れを受け取る ことを特徴とする請求の範囲第１項から第１１項までのいずれか１項または２項 以上に記載の装置。
13. １３．継手手段が方形断面チューブおよび対応のクランプ手段から成ることを特 徴とする請求の範囲第１項から第１２項までのいずれか１項または２項以上に記 載の装置。