JPH02503900A - 自動換気装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 自動換気装置 発明の分野 本発明は密閉空間の自動換気装置に関し、より詳細には降雨を検出するまで車輌 中の空気の受動的循環を可能とする車輌用換気装置に関する。

発明の背景 密閉空間は直射日光により急速に加熱される。密閉空間の内側の温度は窓や換気 口を開くことにより許容レベルに維持することができる。しかしながら、放置し ておくと、予期せずに雨等が降り始めて密閉空間の白味に損傷を及ぼすことがあ る。

暑い太陽の元に長期間放置されることがある自動車の場合、密閉空間内の熱制御 問題は特に厳しくなる。窓を閉じたままにしておくと、内部は非常な高温に達す ることがある。車輌に戻る運転者は車輌に入ると不快感を感じ、内装材に保持さ れた熱は容易には消散されない。さらに、自動車内の物体に損傷を与えるような 高さまで温度上昇することがある。

一つの車輌用システムは車輌を換気するのに別々のダクト及びプロアセットを必 要としている。このシステムは車輌の点火スイッチがＯＦＦ位置に投入される時 に起動され、スイッチがＯＮ位置へ投入されるまでシステムは連続的に作動する 。ブロアーの運転期間を延長すると、車輌のバッテリーに許容できない負荷がか かる。

発明の要約 従って、降雨の侵入を監視しながら密閉空間の換気を行う自動換気装置を提供す ることが本発明の目的である。

加熱された空気を換気する必要のある場合のみ換気口を開くことができる自動換 気装置を提供することも本発明の目的である。

窓、サンルーフもしくはコンバーチプルトップを制御して放・置した場合の車輌 の換気を行う車輌用自動換気装置を提供することが本発明のもう一つの目的であ る。

車輌の既存の換気口を利用する換気装置を提供することも本発明のもう一つの目 的である。

車輌バッテリーの消耗を最少限として受動的換気を行う装置を提供することも本 発明の目的である。

本発明は車輌等の密閉空間に対して真に有効な換気装置は、車輌内の既存の換気 口を開いて空気を受動的に循環させ、降雨を感知し、降雨検出時に換気口を閉じ て空気の循環を最少限としながら降雨の侵入を最少限とすることにより達成でき ることを認識することにより得られたものである。

本発明は密閉空間用自動換気装置を特徴としている。

換気装置は降雨感知手段と、密閉空間と連絡している少くとも一つの換気要素と 、換気要素を作動させる手段を含んでいる。また、感知手段に応答して、作動手 段に指令を与え降雨検出時に換気要素を閉成し降雨がやむ時に換気要素を開いて 、降雨の侵入を最少限としながら密閉空間の換気を行う制御手段も設けられてい る。

、一実施例において、換気装置はさらに密閉空間の温度を決定する手段を含んで いる。制御手段は作動手段に指令を与えて、温度が予め選定された閾値を越えて 上昇ししかも降雨が感知されない場合に換気要素を開く手段を含んでいる。

本発明はまた、降雨感知手段、車輌内部温度決定手段及び車輌内部と連絡された 複数個の換気要素を含んでいる。また、各換気要素を作動させる駆動手段及び、 感知手段と決定手段に応答して、第１のモードにおいて各駆動手段に指令を与え て内部温度が予め選定された閾値を越えて上昇する場合にその対応する換気要素 を開き車輌の換気を行う制御手段も設けられている。制御手段はまた各駆動手段 に指令を与えて、降雨検出時にその対応する換気要素を閉成する。

一実施例において、制御手段は第２の安全モードにおいて各駆動手段に指令を与 えて、降雨が感知されたかどうかに無関係にその換気要素を即座に閉成する。換 気装置はまた、制御手段の第１及び第２モードの中の一つを選定する手段と、車 輌の点火装置に応答して制御手段が駆動手段を指令可能とする手段を含んでいる 。換気装置はさらに、指令可能手段に応答して、制御手段に信号を与え所定期間 経過時に換気要素の開成を指令するタイマ一手段を含むことができる。

別の実施例において、換気装置はさらに制御手段のモードを表示する手段と、侵 入者検出時に制御手段を第２のモードとする侵入者検出手段を含んでいる。制御 手段は第３のモードにおいて選定された駆動手段に指令を与えて降雨が検出され るまで対応する選定された換気要素を開き、降雨の感知とは無関係に非選定駆動 手段に指令を与えて対応する非選定換気要素を開成する手段を含んでいる。換気 装置はさらに、車輌の運転者が起動して制御手段の予め選定された閾値を調整す る手段を含むことができ、前記各駆動手段は電動機を含んでいる。

実施例の開示 他の目的、特徴及び利点は実施例及び添付図の以下の説明から明らかとなり、こ こに、 第１図は本発明に従った換気装置の略ブロック図、第２図は本発明に従った別の 換気装置の詳細ブロック図、 第３Ａ図〜第３Ｃ図は第２図の装置の動作フロー図である。

本発明は降雨発生に応答して車輌の１個以上の換気要素を作動させることにより 車輌等の密閉空間を自動的に換気する装置により達成することができる。装置は 降雨の侵入を最少限としながら内部で空気の受動的循環を行うことができる。

本発明に従った自動換気装置１０、第１図、は雨センサ−１２、制御モジュール １４、換気モータ１６及び換気口１８を含んでいる。雨センサ−１２は降雨発生 時に制御モジュール１４に信号を与える。雨センサ−１２からの降雨信号を受信 すると、制御モジュール１４は換気モータ１６に指令を与えて密閉空間と連絡さ れた換気口１８を閉じる。

降雨感知時に換気口１８を閉じる他に、制御モジュール１４は降雨がやんだ後換 気口１８を再開する。一つの構成において、雨センサ−１２はセンサー上に雨が 降りかかる時に短絡される接点を有する印刷回路である。降雨がやんで接点を短 絡する水が蒸発すると、接点の再開により密閉空間中の循環を再開できるという ことが制御モジュール１４へ知らされる。

別の構成において、換気口の開口は温度により決定される。密閉空間の内部温度 が予め選定された閾値を越えて上昇するまで、制御モジュール１４は換気口１８ の再開を指令しない。

本発明に従った自動換気装置１０ａ１第２図、は自動車等の車輌用として設計さ れている。装置１０Ｂは雨センサー１２ａ１温度センサー２０及び制御モジュー ル１４ａを含んでいる。制御モジュール１４ａは対応する窓１８ａを有する１台 以上の窓モータ１６ａ及び、存在する場合の、サンルーフ１８ｂを作動させるサ ンルーフモータ１６ｂを制御する。換気装置１０ａはコンバーチプルルーフを有 する車輌にも適用され、この場合にはサンルーフは存在しない。替りに、点線で 示す、モータ１６ｃが、点線で示す、コンバーチプルトップ１８ｃを作動させる ように指令される。

装ａ　１０　ａは点火装置２２の点火キーをＯＦＦ位置へ切替えることにより作 動可能とされる。車輌の運転者は４つの異なるモード中の一つを選定する。モー ド選定器２６は運転者がモードを選定できるようにするロータリスイッチを含ん でいる。特定モードの選定はモード表示ユニット３０により確認される。換気装 置１０ａの４つのモードにおける動作を第３Ａ図〜第３Ｃ図に関して説明する。

装置１０ａが作動可能とされると、パワータイマー２４により装置１０ａは、１ ２．２４もしくは４８時間等の予め選定された時間だけ作動することができ、そ の後装置１０ａは後記する安全モードとされる。次に、装置ｆｆ０ａの全電力が 遮断される。同様に、非公認乗車が検出されると侵入者検出モジュール２８が動 作モードを安全モードへ変える。

第３　Ａ図〜第３Ｃ図に示すように４つのモードを選択することができる。点火 キーをオフとした後、ステ・ツブ４０、運転者はステップ４２においてモードを 選定する。

選定モードはステップ４４，４６．４８．５０において、それぞれ“安全モード ”、゛全自動モード“、“半自動モード”、もしくは“オフモード”として示さ れている。

両者により選定モードが知らされる。代表的に、運転者は車輌の位置に基いてモ ードを選定する。市街地では、点火キーがオフとされるとすぐに、全ての換気口 が閉じられるため、ステップ５２、安全モードが好まれる。安全地帯では、全て の換気口が開かれる、ステップ５４、全自動モードが好まれる。また、“オフモ ード“、ステップ５０、とすることにより換気装置は解除される。予め選定され た換気口が開かれ他は閉じたままとされる“半自動モード”も利用できる。

サンルーフやコンバーチプルトップを有する車輌には半自動モードを使用するこ とができる。車輌が、ステップ５６で認識されるような、コンバーチプルトップ を有する場合には、窓を開いたままステップ５８においてコンバーチプルトップ が閉じられる。車輌がコンバーチプルトップを有せずサンルーフを有する場合に は、ステップ６０においてサンルーフを開いたまま窓が閉じられる。

全自動及び半自動モードにおいて、装置は降雨を監視する。第３図のステップ６ ２において雨が検出されると、装置は選定モードに従って特定モータを作動させ る。ステップ６４において装置が全自動モードであると決定され、且つステップ ６６において車輌がコンバーチプルトップを有すると決定されると、ステップ６ ８においてトップが閉じられステップ７０において全ての窓が閉じられる。ステ ップ７２において車輌がサンルーフを有する場合、ステップ７４においてサンル ーフが閉じられ、その後ステップ７０において窓が閉じられる。半自動モードに おいて車輌がコンバーチプルであれば、トップはすでに閉じられ、従ってステッ プ７６．７０において窓は閉じられる。車輌がサンルーフを有しかつ半自動モー ドであれば、ステップ７８．８０においてサンルーフが閉じられる。ステップ６ ４〜８０の正味の結果は予め開いている任意の換気口が閉じられることである。

降雨の監視中に、装置はステップ８２において侵入者が検出されているかどうか を監視する。第２図の侵入者検出ユニット２８は水銀スイッチ、マイクロ波セン サーもしくは光電装置を含んでいる。非公認乗車が検出されると、ステップ６４ 〜８０に入るか、もしくは装置のモードが即座に安全モードに変る。

全及び半自動モードにおいて、乗客空間の温度が予め選定された温度閾値よりも 低い限り窓はステップ９０において閉じたままとされる。一つの構成において、 閾値は車輌の運転者により、例えば８５′Ｆと９５’Ｆ間で調整することができ る。温度閾値を越えると、装置はステップ９２において降雨がやんだかどうかを 決定する。降雨が感知されなくなると、装置はどのモードにあるかを決定し、第 ３Ｃ図のステップ９４〜１１０において、非選定換気口を閉成位置としたまま選 定換気口を開放位置へ戻す。次に、論理は第３Ｂ図のステップ６２へ戻る。装置 は降雨や侵入者が検出されるまで、内部で空気の受動的循環を継続的に可能とす る。

選定換気口は全もしくは半自動モード中に完全に開いているものとして説明して きたが、これは本発明を制約するものではない。例えば、窓は１／４もしくは１ ／２開放位置へ開くことができる。独立した閉成設定スイッチを設ければ、車輌 の運転者が本構成を予め選定もしくは決定することができる。

さらに、自動換気装置をボート上に設けることができる。ボート上の換気口は雨 やスプレィによりトリガーされて閉じるまでは、開いたままとされる。

本発明の特徴をある図面には示し他の図面には示さなかったが、本発明に従って 各特徴を他の任意もしくは全ての特徴と組合せることができるため、これは単に 便宜上そうしているにすぎない。

同業者であれば他の実施例を考えることができそれらは以下の特許請求の範囲内 に入るものとする。

浄書（内容に変更なし） 第３８のへ 脅、＞ 補正書の翻訳文提出書　（特許法側８４絢７制組

Claims (17)

【特許請求の範囲】
1. １．密閉空間の自動換気装置において、該装置は、降雨感知手段と、 密閉空間と連絡された少くとも１個の換気要素と、前記換気要素作動手段と、 前記感知手段に応答して前記作動手段へ指令を与え降雨検出時に前記換気要素を 閉じ、降雨がやむと前記換気要素を開いて密閉空間への降雨の優入を最少限とし ながら密閉空間の換気を行う制御手段、 とを具備する自動換気装置。
2. ２．請求項１記載の換気装置において、さらに密閉室間の温度を決定する手段を 含み、前記制御手段は前記作動手段に指令を与えて温度が予め選定された閾値を 越え且つ降雨が感知されない場合に前記換気要素を開く手段を含む換気装置。
3. ３．車輛用自動換気装置において、該装置は、降雨感知手段と、 車輌内部の温度を決定する手段と、 車輌内部と連絡された複数の換気要素と、前記各換気要素を作動させる駆動手段 と、前記感知手段及び前記決定手段に応答して、第１のモードにおいて前記各駆 動手段へ指令を与えて内部温度が予め選定された閾値を越えて上昇する場合にそ の対応する換気要素を開き、降雨検出時に前記各駆動手段へ指令を与えてその対 応する換気要素を閉じる制御手段、とを具備する自動換気装置。
4. ４．請求項３記載の換気装置において、前記制御手段は第２の、安全モードにお いて前記各駆動手段へ指令を与えて降雨感知に無関係にその対応する換気要素を 即座に閉じる手段を含む換気装置。
5. ５．請求項４記載の換気装置において、さらに前記制御駆動手段の前記第１及び 第２のモードの中の一つを選定する手段を含む換気装置。
6. ６．請求項３記載の換気装置において、さらに前記制御手段が前記モータを指令 可能とする手段を含む換気装置。
7. ７．請求項６記載の換気装置において、車輌は電気点火装置を含み且つ前記指令 可能手段は点火装置に応答する換気装置。
8. ８．請求項６記載の換気装置において、さらに前記指令可能手段に応答して、所 定期間経過時に前記制御手段へ信号を与えて前記換気要素の閉成を指令するタイ マー手段を含む換気装置。
9. ９．請求項４記載の換気装置において、さらに前記制御手段のモードを示す手段 を含む換気装置。
10. １０．請求項４記載の換気装置において、さらに侵入者の検出時に前記制御手段 を前記第２のモードとする侵入者検出手段を含む換気装置。
11. １１．請求項３記載の換気装置において、前記制御手段は第３のモードにおいて 前記駆動手段の中の選定された手段に指令を与えて降雨が検出されるまで対応す る選定換気要素を開き、且つ前記駆動手段の中の非選定手段へ指令を与えて降雨 感知に無関係に対応する非選定換気要素を閉じる手段を含む換気装置。
12. １２．請求項３記載の換気装置において、さらに車輌の運転者が起動して前記制 御手段の予め選定された闇値を調整する手段を含む換気装置。
13. １３．請求項３記載の換気装置において、前記各駆動手段は電動機を含む換気装 置。
14. １４．車輌の乗客空間用自動換気装置において、該装置は、 車輌上への降雨を感知する手段と、 車輌の乗客空間の温度を決定する手段と、車輌の乗客空間と連絡された窓、サン ルーム及びコンパーチブルトップからなる群から選定された複数個の換気要素と 、 前記各換気要素を作動させる駆動手段と、前記感知手段及び前記決定手段に応答 して、第１のモードにおいて前記各モータに指令を与えて乗客空間の温度が予め 選定された闇値を越える場合にその対応する換気要素を開いて乗客空間の換気を 行い、降雨検出時に前記各モータに指令を与えてその対応する換気要素を閉じる 制御手段とを具備し、 前記制御手段は第２の、安全モードにおいて前記各モータに指令を与えて、降雨 感知とは無関係にその各換気要素を即座に閉じる手段を含み、 前記制御手段はさらに第３のモードにおいて前記モータの中の選定モータに指令 を与えて降雨が検出されるまで対応する選定換気要素を開き、且つ降雨感知とは 無関係に前記モータの中の非選定モータに指令を与えて対応する非選定換気要素 を閉じる手段、及び車輌の連転者が起動して前記制御手段の前記第１、第２及び 第３のモードの中の一つのモードを選定する手段、を具備する自動換気装置。
15. １５．請求項１４記載の換気装置において、さらに前記制御手段が前記モータを 指令可能とする手段を含む換気装置。
16. １６．請求項１５記載の換気装置において、さらに前記指令可能手段に応答して 、前記制御手段に信号を与え所定機関経過時に前記換気要素の閉成を指令するタ イマー手段を含む換気装置。
17. １７．請求項１４記載の換気装置において、さらに侵入者検出時に前記制御手段 を前記第２のモードとする侵入者検出手段を含む換気装置。