JPH02503263A - ククミス種植物のインビトロでの遺伝的形質転換および制御再生 - Google Patents
ククミス種植物のインビトロでの遺伝的形質転換および制御再生Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
分野
本発明は、アグロバクテリウム リゾゲネス(A robacteriumrh
izogrnes)を使用したインビトロでのククミス(Cucu+ais )
種植物の遺伝的形質転換、およびそれに続く遺伝学的に異なる植物への再生に関
する。さらに詳しくは9本発明は、ククミス種植物の倒置した(inverte
a)胚軸切片にム 粘n昼弘並を接種して形質転換し、そこに根を誘導し、その
根組織から遺伝的に変化した植物を再生することに関する。再生は、誘導した根
から直接的に、またはCTM−1からCTM−3の培養培地を使用して、小植物
または成熟植物の根、茎9葉の組織の外植片から、あるいはCMP−1からCM
P−3の培地を使用してそのような組織から単離されるプロトプラストから1行
なわれ得る。本発明の形質転換技術は、再生9体細胞ハイブリダイゼーション(
体細胞雑種形成)およびツマクローナル変異スクリーニングと組合せると、植物
、特にククミス属(genus Cucu+m1s)における遺伝的改善につい
ての完全な技術範囲を達成する。
遺伝子導入植物は、コンパクトな形態(短い簡閲)を有することを特徴とする。
1員
種間の不稔性障壁は、植物の育種における最大の制限因子である。これらの障壁
は、性の不和合性のために、栽培植物雑草植物間の、疾病、昆虫、および除草剤
に対する耐性のような多くの望ましい形質の転移を妨害する。この問題は、特に
ククルビタセ工科(fan+ily Cucurbitaceae)の植物では
重大である。この科には、ククミス属(genera Cucumis) (
キュウリ類(シー・サチプス、 C,5ativus)およびメロン類(シー・
メO,C,o+elo) ) 、シトルルス属(Citrullus、スイカM
)およびククルビタ属(Cucurbita、カポチャ類)が含まれる。ククミ
ス属の培養種のなかで性交差が可能なのは、シー・サチブスと、密接な近縁関係
にあるシー・ハーウイキー(C,harwickii)との間だけである。キュ
ウリ類と、この属の他の種とを異種交配させる試みは失敗に終った〔ディーキン
ら(Deakin et al) 、 1971年〕。
遺伝子工学における最近の進歩によれば、上記の経済的に重要な作物を改良する
のに、性的増殖法に代る有望な方法があるようである。このことは、遺伝的な変
異、いわゆるツマクローナル(somaclonal)変異の増大が認められる
組織培養の場合に特によ(あてはまる〔シーキンおよびスコウクロフ) (La
rkin and Scowcroft) 、 1981年〕。なお、不稔性障
壁は、性的に不和合性の種の原形質体を融合させることにより克服できる。しか
し、外植片組織培養法によりククミス植物を再生させる確実な方法が存在しなか
ったので2本願発明者らの以下の最近の開発[a)およびb)]まで大きな進歩
が妨げられてきた0本願発明者らは、a)CTVI−1〜CTM−4シリーズの
外植片胚様体の発生用培地と発育用培地とを開発し。
トルールソン、ニー・ジェイおよびシャヒン、イー、ニー。
(Trulson A、 J、 and 5hahin E、 A、) 、 I
n vitro plantregeneration in the ge
nus Cucumis (1986年、印刷中)に報告している。その内容
は1本願発明者らの同時係属出願(92/9)に包含されている。さらに本願発
明者らは、b)CPM−1〜CPM −3シリーズのプロトプラスト再生および
発育用培地とを開発し、上記文献に報告しくTrulson and 5hah
in、印刷中、 1986) 、そして本願発明者らの同時係属出願(92/1
3 ’)に開示されている。
不稔性障壁を克服するさらに他の方法としては、遺伝子の移入およびそれに続く
該遺伝子の発現によって望ましい形質を導入することがある。種間および種内の
遺伝子移入は遺伝子工学における主要な目的である。形質転換した植物における
移入した遺伝子の好成績の発現が可能であり、すでにいくつかの系で達成されて
いる(フラワー(Fraley)ら、1983;ヘレラーエストレラ(Herr
era−Estrella)ら、1983;ベバン(Bevan) 。
1984 :ホラシュ()Iorsch)ら、1985;ジョーンズ(Jone
s) ら。
1985)。この成功は9種々の所望の形質を有するようになることによる将来
の収穫の改善に対する大きな望みの基礎である。ククミス属、特にキュウリ類の
改良における遺伝子工学の適用が特に歓迎される。なぜなら、キュウリ類と、ウ
リ科における他の植物と性的不和合性により9通常の生育stを用いたときには
、疾病および昆虫に対する抵抗性のような特性の移入が排除される(デアキン(
Deakin)ら、 1971) 。
遺伝子移入の最も広く使用される方法は、土壌菌アグロバクテリウム ツメファ
シェンス(n旦ア狡組■us tun+efaciens)のTiプラスミドの
非武装型による。ザンブリスキーら(Zarr+bryskiet al、 1
983)。A、 tumefaciensは、傷ついた双子葉植物に対する感染
後に、クラウンゴール腫瘍を引き起こす植物病原菌である。大きいプラスミド(
Tiプラスミド)は、細菌の催腫瘍性の原因である。クラウンゴール腫瘍はT−
DNAと呼ばれるDNAセグメントを含む。これは腫fl!誘導細菌中に存在す
るTiプラスミドの所定の部分と相同であって、植物ゲノム中に安定に融合され
る。T−DNAはさておき、 vir領域と呼ばれるTiプラスミドの他の部位
が、腫瘍誘導に必須である(ホーケマ(Hoekema)ら、 1983) 、
遺伝子移入の他の手段はA、 珪n■肌竺であって、これはA、 tumefa
ciensとは腫瘍ではなく根を誘導する点で異る(チルトン(Ch i 1
ton)ら、1982;デビット(David)ら、 1984)。
バイナリ−Tiプラスミドベクター系は、アグロバクテリウムの2つのプラスミ
ドからなる。ここで、ひとつのプラスミドは植物細胞に移入され得るDNAを含
み、他方はDNA移入に必要であるが、自らは移入さないビルレンス(vir、
毒性をもたらす)遺伝子を含む、ホーケマ(Roekema)ら(1983)は
。
2つの和合性プラスミド(一方は狽1部位を含み、他方は広いtumefaci
ens株が正常な腫瘍誘導能を有する。しかし、どちらのプラスミドも一方だけ
では機能性をもたない、この方法によって、一方のプラスミド上のT−DNAは
、その大きさの故に。
宿主として大腸菌(Escherichia coli)を使用して遺伝的に容
易に操作され得る。幻工部位を持つプラスミドを有するLtumefacien
s株中へのこのプラスミドの移入は、植物細胞中に操作されたT−DNAの導入
を可能にする。このようにして、植物遺伝工学用の手の込んだバイナリ−ベクタ
ー系が展開され得る。
シンプソン(Si+5pson )ら(1986,印刷中)は、植物形質転換の
ために、アグロバクテリウム ツメファシェンス(ハμヒbacteriuio
tumefaciens)のバイナリ−Tiプラスミド系に基づいて、2つ
の非催腫瘍性ベクター(pARC4およびpARC8)を構築した。各ベクター
は、 pTiT37からの左および右の末端配列を含む。これらの配列は、植物
細胞に移入されたDNAの程度を決め、唯一の制限酵素部位および植物中で機能
するマーカー遺伝子(pARC4のツバリン合成酵素またはpARC8のネオマ
イシン ホスホトランスフェラーゼ)に隣接する。インビトロで構築された後、
ベクターは、大腸菌(E、 colt)から幻工遺伝子を含む数種のアグロバク
テリウム株のいずれにも接合により移入され得る。
ちとから存在するRiプラスミドおよびツバリンシンターゼ? −/’J −t
: 含ムA 、 庄圏匹並競A 4株を用いて、シンプソン(Si+5son
)ら(1986,印刷中)は、アルファルファまたはトマトへの感染で生じる
毛状根の50%までがツバリンを合成することを発見した。スクリーン可能なマ
ーカーをコードするベクターDNAは、RiプラスミドDNA と−緒にアルフ
ァルファまたはトマトの細胞にしばしば同時に移入された。これに対して、彼ら
は、大豆種を用いた場合には、形質転換されない根が高い割合で見い出されるた
め、大豆細胞への共移入の頻度を評価することが困難であることを見い出した。
はとんどの場合において、末端配列間でベクターDNAのコピーは5個までが忠
実に移入され、保持された。このことは、R1およびTiプラスミドからの末端
配列およびvir遺伝子が機能的には同等であることを示唆する。シンプソン(
Si調pson )ら(1986、印刷中)はウリ(Cucu=bi tace
ae )科またはククミス(Cucu+n1s)属については研究を行なってい
なかった。
発明者らの知る限りにおいては、これまで、に工tumefaciensまたは
A、 へカ」朋翌によりククミス種植物細胞中に遺伝物質を成功裡に移入させ
、移入した遺伝子を発現させて、遺伝学的に変化した植物構造(細胞、細胞コロ
ニー、組織、ミニカルス、胚葉体、小植物または植物体)に再生させることがで
きた者はいなかった。つまり、今日まで、ククミス(Cucumis)について
の遺伝子工学へのこのルートは閉ざされたままであった。
従って、外来遺伝子をククミス(Cucun+is)種植物構造または植物中に
成功裡に移入するためにA、 旦豆皿胚社を使用し得る。有効で容易であり、
かつ再現性のある方法が必要とされている。そのことは方法論的に0作物栽培学
上望ましい遺伝子の移入を可能とすることによってククミス(Cucu+++i
s )種の遺伝学的な改良への新しいルートを開く。さらに、カナマイシン耐性
のようなマーカー遺伝子を導入して、ククミス(Cucu+++is )種と他
の種との体細胞の2種問および種内におけるハイブリダイゼーション/サイプリ
ダイゼーシ5ン(細胞質雑種形成)を容易に行う技術が必要とされている。
本発明
目的
本発明の目的のひとつは、アグロバクテリウム リゾゲネス(ハ旦畑曵国吐」負
n匹弘競)の使用による植物構造および/または植物体の遺伝的形質転換、さら
に詳しくは、ククミス(Cucumis)種植物組織の形質転換の方法を提供す
ることにある。
本発明の他の目的は、形質転換したククミス(Cucumis)種植物組織を遺
伝的に改変されたコンピテントミニカルス、胚−葉体、根、小植物および植物体
にインビトロで再生する方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、成熟植物に発育することができ、遺伝的に改変されたプロ
トプラストまたは外植片組織から、細胞、細胞コロニー、ミニカルス、胚葉体お
よび小植物をインビトロで発生、誘導および再生させる方法を提供することにあ
る。
本発明の他の目的は2人工種子としてカプセル化するために遺伝的に改変された
植物ミニカルスおよび胚葉体を連続的に製造する方法を提供することにある。
本発明の他の目的は9本発明の新規方法および手段をククミス(Cucumis
)属の改良植物の製造に適用することにある。
本発明の他の目的は、十分に種子が形成されるまで植物を育成することなく、遺
伝子工学的に操作されたおよび/またはハイブリダイズされた植物株を短時間の
うちに製造することにある。
本発明の他の目的は、ホルモンを用いてまたは化学的方法により花をつけさせる
ことなく無性生殖により植物を繁殖させることにある。
本発明の他の目的は、とりわけククミス(Cucumis)種牛に外来のまたは
選択し得るマーカー遺伝子を導入して9体細胞ハイブリダイゼーションを容易に
実施する方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、冷凍保存した後、解凍し、育成を継続して行ない、遺伝的
に変化した小植物および/または植物に導くことができる。遺伝的に改変された
ミニカルスおよび胚葉体を製造することにある。
本発明の他の目的は、ククミス(Cucumis)種組織を形質転換させて、無
性生殖体細胞ハイブリダイゼーションを容易に行う方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、A、、肋豆皿並匹の1種またはそれ以上のベクターT−D
NAのみ、RiプラスミドT−DNAのみ、または両ベクターおよびRiプラス
ミドT−DNAをククミス(CucuvAis )種植物に導入し、一方または
他方あるいは両方を発現させることにある。
本発明の他の目的は、遺伝子工学および特性の選択のためのマーカー遺伝子とし
てのカナマイシン クロラムフェニコールまたは他の抗生物質に対する耐性をク
クミスIc、ucumis)種植物に導入することにある。
本発明のさらに他の目的は9本明細書の残りの部分および請求項から明らかとな
ろう。
定義
本願で用いる用語法は、当該技術分野で用いられている用語法から変更しようと
するものではない。しかし、当該技術分野で用いられているいくつかの用語の意
味は、必ずしも同じではないので、以下の定義は、このような場合に役立つもの
である。
「形質転換」とは、外来(植物、細菌、ウィルスまたはキメラ) DNAが、目
的とする植物DNAに導入され、安定で遺伝可能な状態となることにより、植物
が遺伝的に改変されることを指していう。
「小植物」は、細胞培養により無性的に再生され、充分に発育してシュートおよ
び根を有する植物を意味する。
「外植片ノは、培養するための、植物の断片または植物の一部の組織片を意味す
る。
「ホルモン」は、植物の成長もしくは分化に影響し9本願の種々の培地に対して
用いた場合には、外因性である植物成長調節物質を意味する。
「カルス」およびその複数形の「カリ(calli ) Jは、植物に切り傷を
つけるとか、切断するとか、もしくは損傷させることに応答して形成される未組
織の細胞集合体を意味し。
本願では、培養中の外植片組織上に形成するか、または細胞壁を再生した原形質
体の分裂により形成する未組織の細胞成長物を意味する。
「胚様体」は、外観が植物の接合胚に似た構造体である。
r体細胞雑種」および「体細胞ハイブリダイゼーション」とは、一般に、細胞物
質の安定した結合をいう。それは、プロトプラスト/プロトプラストまたはプロ
トプラスト/サイトブラストの結合であり、サイブリッド(細胞質雑種)および
サイブリダイゼーション(細胞質雑種形成)を包含する。
略記号の意味は次の通りである:
NAA =α−ナフタレン酢酸
ZR=ゼアチンリボシド
BAP −6−ベンジルアミノプリン
G^、=ジベレリン酸
2.4−D=2.4−ジクロロフェノキシ酢酸耶培地−ムラシゲースクーグ培地
(MurashigeおよびSkoog。
1962年)
CPM =ククミスブロトプラスト培地、 CPM−1,CPM−2,CPl’
1−3(トルールソン(Trulson)およびシャーイン(Shahin)、
1986)CPE =ククミスプロトプラスト酵素溶液CPE−G =グリシ
ンを含有するククミスプロトプラスト酵素溶液CTM =ククミス形質転換培地
;CTM−1,CTM−2,CTM−3(トルールソン(Trulson)およ
びシャヒン(Shahin) 、 1986)PET−溶液=トマト前酵素溶液
(シャヒン、 1985年)TM−1=)マド培地1 (シャヒン、 1985
年)TM−2= )マド培地2(シャヒン、 1985年)pARC8= A、
rh土弦■nesに導入されるバイナリ−ベクター(シンプソン(Shin
+pson)ら、 1986)。
pARc16 =改変されたpARC8バイナリ−ベクターであり、 T−DN
Aの旧nclII[部位に9.0kbの旧ndIIl断片を有する。
HindI[I=周知の制限酵素
AB培地=アグロバクテリウムの培地(チルトン(Chilton)ら、197
4)。
図面
本明細書の開示内容は2次の図面を参照とする:第1図は9本発明の形質転換に
使用されるpARC8ベクタープラスミドの概略図であり;
第2図は、カナマイシン耐性(+)またはカナマイシン耐性(−)を選択するた
めのNPT IIテストの複写であり;第3図は、ベクターDNAの植物ゲノム
中への組込みを示すサザンプロットHind mフラグメント分析の複写であり
;そして
第4図は、正常な対象と比較した9本発明の遺伝子導入植物の写真の複写である
。
要旨
遺伝子導入キュウリ植物体は、 Cucu+++is 旦山旦C,,cv。
Straight Eightの倒置した(invertea)胚軸切片に、も
とから存在するRiプラスミドに加えてベクターpARC8またはpARc16
を含むアグロバクテリウム リゾゲネス(A robacteri肥廿n」弘且
)を接種することにより誘導された根から再生された。
A、 ■n匹姐特を接種した倒置した胚軸の表面に形成された根を切除し、第
1の系列は、 CTM−2培地(0,7%寒天中にMS塩、5μHの2.4−D
、5μhのNAAおよび2μhのBAPを含む)に載置した後、連続して光を照
射(3500ルクス)シ。
27°Cで2〜3週間培養を行なった。接種した根の第2の系列は、25■/2
カナマイシン(シグマ社)を添加したCTM−2培地で培養した。根表面に現れ
た胚葉体を離して、 CTM−3培地(0,7%寒天中ニ5.crMNAAおよ
び2.crMBAPを含む?IS)ニ移し、同一条件下で10〜14日間培養を
行なった。成熟胚葉体をホルモンを含まない耶培地(1%寒天)に移した。その
上にシュートが生じた。細菌の残留を除くために、100■/1セフオドキシム
を含む培地を使用した。
ベクター(T−DNA)から植物に移入されたDNAは、酵素ネオマイシンホス
ホトランスフェラーゼ■をコードする遺伝子を含み、従って、植物細胞にカナマ
イシン耐性を与えた。遺伝子導入植物は正常に見え、ネオマイシンホスホトラン
スフェラーゼ■に陽性であった。その遺伝子導入植物のサザンプロット分析によ
ると、全ての植物がベクターDNAを含んでいるが、その一部の植物のみがRi
プラスミドからのDNAを含んでいた。
本発明の遺伝子導入植物は1発芽可能な種子を有する果実を形成した。この種子
は、R2世代に持込まれていて、 rPcRIHiDensity Jと呼ば
れている。その植物は、コンパクトな形B(短い簡閲)を有することを特徴とし
、そのことにより。
より接近した植物空間を形成し得、ニーカー当りのより大きな生産を可能とする
。
第1図は2本発明の形質転換に使用される武装解除型のpARC8ベクターの概
略図を示す、そのベクターは広い宿主域のレプリコン(大腸菌(Escheri
chia coli)およびアグロバクテリウム(ハ胚江旦1吐岬)におけるプ
ラスミドの複製を可能とする)、移入の細菌原(これはヘルパープラスミドによ
りベクターの可動化を可能にする)および、ベクターを含む細菌の選択を可能と
する。テトラサイタリン耐性(Tet”)およびアンピシリン耐性(Amp”)
をコードするマーカーを含む。
唯一の制限酵素部位Eco Riおよび旧nd mは、ベクター中に「外来
」のDNAフラグメントのインビトロでの挿入を容易にする。図中の旗の印は、
植物細胞に移入されるDNAの限界を定めるためにアグロバクテリウム(A r
obacteriua+)が使用する末端配列を表わしている。 NO5/NP
Tは形質転換された植物細胞中でカナマイシン耐性を与える選択可能なマーカー
である。このキメラ遺伝子は、ツバリンシンターゼ(NOS )プロモーターお
よびターミネータ−に隣接する。ネオマイシンホスホトランスフェラーゼ(NP
T)をコードする部位からなる。 pARc16は改変されたpARC8ベクタ
ーである。
本発明を実施する最良の様式に関する詳細な説明以下の詳細な説明は、実施例と
してなされるものであって。
本発明の原理を限定するものではなく、特定の実施例について述べられている。
これら実施例には9本発明の範囲に含まれる。と 熊旦皿凱競による形質転換、
それに続く再生、誘導された祖からの胚葉体の発生およびそこからの小植物体の
生育が、 実施例としてのキュウリ(ククミス・サチブス・エル)について記載
されている。
実施例Aククミス(Cucumis)種の形質転換1、培地組成
ここで使用される種々の培地の組成は、特に記載されない限り、前記の対応する
文献に記載されたものである。
2、接種のためのククミスの胚軸部の起源米国、オレゴン州、ブルークスのアル
コ・シード社(ARCOSe、ed) のストレート・エイト(Straigh
t Eight) というキュウリの種子を、1滴のTween 80を加え
た10%(v/v)クロロックス(C1orox; 5.25%次亜塩素ナトリ
ウムを含有する市販の漂白剤)中で(滅菌溶液の100 dあたり1滴のTwe
en 80)+10分間滅菌し1次いで滅菌蒸留水中で3回すすぎ、湿潤したワ
ットマン3号11紙を内張すした滅菌ベトリブレート中に。
1プレートあたり約30個ずつ置いた。これらの種子の均一かつ迅速な発芽を確
実に行うために、該プレートを暗所で24〜30時間27°Cに保持する。発芽
した種子(小根長約5■)を無菌的に、 150 rag/ lのカルベニシリ
ン(Carbenicillin) (シグマ社(Sign+a) )を補充し
たTM−1培地(シャヒン、 1985年)が約4〇−人ったマジェンタボック
ス(Magenta box)中に(各ボックスあたり6個ずつ)入れ、成長室
で4日間、夜は21°Cで、昼間は26°Cで、かつ14時間の光同期(450
0ルクス)で培養した。苗が緑色になり、子葉のごく一部分だけが開いたときに
、マジェンタボックスを、室温の暗所に24時間置く。
ちとから存在するRiプラスミドに加えてA、 tumefaciensのT
iプラスミド由来のベクターpARC8(第1図参照;シンプソン(Simps
on )ら、 1986.印刷中)または、 9.0kb Hind mサイ
トに挿入された。改変pARC8である。ベクターpARc16を含む、 A、
rhiz■enes A4株を使用した。この系の方法およびバイナリ−
ベクターは、 1984年7月25日付出願の同時係属出願の第634 、28
3号に開示され、クレームされている。その内容は、必要な程度に応じてここに
引用されている。第1図に示されるように、カナマイシン耐性を与えるpARC
8(およびpARc16)中の選択可能なマーカーは、 NO5/NPTであり
、これは、ツバリンシンターゼ(NOS )プロモーターおよびターミネータ−
に隣接するTn5ネオマイシンホスホトランスフエラーゼ(NPT )をコード
する部位から構築されるキメラ遺伝子である。
(以下余白)
4、接種操作
ベクター上の細菌のTetゝマーカーを選択するため、接種物は、5■/lテト
ラサイクリン(シグマ)を添加したAB培地(チルトン(Ch i l ton
) ら、 1974)上で暗所にて室温で増殖させた。上記A−4(pARC
8またはpARC16) A、 並圏郵匹競株の4日間の培養物からなるもの
であった。その接種物を無菌細菌用ループ上に集め、上記1の幼植物の倒置した
(inverted)胚軸切片(約2CI11の長さ)の切断表面上に軽く塗り
つけ、それを、ホルモンを含まないMS培地(ムラシゲ−スクーグ、 1962
)に載置した0次にプレートを密封し、 2500ルクスの光を連続的に照射し
ながら27℃でインキエベートした。接種1週間後に、胚軸切片を寒天表面上で
切断し、ホルモンを含まないMS培地(100rag/l抗生物質セフアトキシ
ム(Calbiochem)を添加)に移し、同一の条件下で培養を行なった。
アンピシリン類似体であるセフアトキシムは、ベクターpARC8またはpAR
c16上のAa+p”遺伝子によりコードされるベーターラクタマーゼによって
改変されないため、これを使用した。
5、CTM培地を使用する植物再生;テスト系列AおよびB以下の全ての培地に
おいて、121°Cで15分間オートクレーブにかける前に、 pH5,8に調
整した。細菌の残留を除くため。
100 IIg/ Rをセフアトキシムを培地に加えた。
テストの第1系列(系列A)では、接種表面上に生成した根(長さ5〜1(1m
)を切断し、 CTM−2培地(067%寒天中にMS塩、5μ拘2.4−D(
シグマ)、5μMNAA(シグマ)。
2μ?1BAP(シグマ)を含有する)上に載置し、 3500ルクスの光を連
続的に照射しなから27°Cにて2〜3週間培養を行なった。
第2系列(系列B)では、根を切断し、25■/f!、カナマイシン(シグマ)
を添加したCTM−2培地中で培養し、形質転換された植物を選択した。
両系列のテストで、2〜3週間後に根表面上に現われた胚葉体を離し、 CTM
−3培地(0,7%寒天中に5μ?I NAAおよび2μM BAPを有するM
S培地)に移し、10〜14日間にわたり。
同一の条件下で培養し、成熟胚葉体に成長させた。
これらの成熟胚葉体をCT?!−4培地(1%寒天で固化させたホルモンを含ま
ない耶培地)上に移した。そこでシュートが生じた。
これらの再生小植物をビートライト(シフイー プロダクツ カンパニー、ウエ
ストシカゴ、イリノイ)および土壌の混合物(1: 1. v/v )に移植し
て強<シ、植物に成長させた。
6、ネオマイシンホスホトランスフェラ−ゼ(NPT)検定系列AおよびBの再
生植物におけるベクターDNAによる形質転換の頻度をNPTの検定(ライス(
Reiss) ら、 1984)を用いて検定した0葉組織の小片(約25ma
+”)を検定で使用した。
検定は2度行なった。最初の検定は、ホルモンを含まないCTM−4培地の小植
物について行ない、2度目はポットに入れ、土壌混合物中で強くした2〜4週間
後に行った。
第2図は2本発明によりA、 セ亘」enesを接種することにより誘導した
根から再生したキュウリ植物についてのネオマイシンホスホトランスフェラーゼ
■テストの結果を示す0発明者らは、ライス(Reiss )ら(1984)の
ポリアクリルアミドゲル検定をそのまま用いた0番号1〜9は、カナマイシン耐
性に基づいて選択することなく再生させたキュウリ植物のうちから無作為に抽出
したサンプルを示し1番号10は、陽性コントロール(NPTを生産する細菌)
である。rNPT Jは酵素の可動性を示す。
7、DNAの単離およびサザンプロット分析NPR−陽性植物のDNAにおける
NO5/NPT遺伝子の組込みを確認するために、サザンプロット分析(サザン
(Southern)、 1975)を採用した。DNAは、サハイーマルーフ
(SaghaiJIaroof )ら(1984)の方法に従って、若葉組織2
g(生重量)から単離され、 HindII[で消化され、そして実質的にツマ
ショー(Tho顛ashoiv)ら(1980)に記載されているように、アガ
ロースゲルで電気泳動を行ない、プロットし、確認された。キメラ遺伝子NO3
/NPTを含むプラスミドPNEO105(シンプソン(Simpson)
ら;1986 ;係属中の出願番号第634.283号)は、ベクターDNAの
移入部分のプローブとして使用された。 NPT陽性植物のDNA中へのRiプ
ラスミドDNA移入の程度を調査するためにもまた。
サザンプロット分析が採用された。RiプラスミドT−DNAのクローンである
。プラスミドpFW94およびpFW41. (ハフマン(Huffa+an
)ら、 1984)は、 TL−DNAおよびT、−DNAの存在をそれぞれ確
認するためのプローブとして使用された。
第3図は、キュウリ植物DNAのサザンプロット分析ハイブリダイゼーション分
析を示し、このことにより、ベクターDNAのキュウリゲノムへの組込みが証明
される。レーンl:EcoRiおよびBindlI[で消化されたpNEo 1
05 (これはpBR322にクローン化された)IO5/NPT遺伝子を含む
)を含むキメラNOS/NPT遺伝子の半襟製再構築物(シンプソン(Simp
son)ら、 1986) 。
レーン2:形質転換していない対照のキュウリ植物からのDNAのBindll
l消化物、レーン3〜6:形質転換された根から再生したNPT−11ii%性
植物からのDNAのHindI[[消化物、プローブはpNEO105である。
(以下余白)
9、結果および考察
の細胞に感染した。そのことは、接種7〜10日後に接種表面1こ密集したクリ
ーム色のカルスが現れたことによって示される。1週間または2週間後に、この
カルスは根を生じた。コントロールの接種していない胚軸断片は、白色で隙間の
多いカルスを少量生じたが、根は生じなかった。
接種胚軸断面から収穫された。全部で691個の根を、胚誘導CTM−2培地上
にプレートした。これらのうち9.25%を越える数の根(64個の根)が再生
されて小植物となった。これは。
形質転換していない根の外植片について得られたのと同様な割合である。別々の
根から再生した64の幼植物のうちで、22の幼植物がネオマイシンホスホトラ
ンスフェラーゼ■に対するテストで陽性(NPT Is性)であった。これらの
植物は、土壌混合物に鉢植えされた後、2度目に検定されたときにも依然として
NPT陽性であった。表1にその結果をまとめて示す。
表1
rh izogenesによるキュウリ (Cucumis 5ativus
L、、 cv、StraightEight )の形質転換
カナマイシン(−) 126 11 2上記表1から
れかるように、カナマイシンに対する抵抗性を選択しない場合には、11の再生
植物のうち2つがNPT陽性であった。これに対して、胚誘導CTM−2培地に
カナマイシン(25mg/ 1 )が添加された場合には、再生植物の約40%
がNPT陽性であった。第2図は、11の植物のうち9つについてのNPTテス
トの結果を示している。Nα1および6は陽性を示す。第2図のNα10は陽性
のコントロールである。25■/1のカナマイシンの添加は、形質転換組織の再
生工程に影響を与えなかったし、いくつかのNPT−陽性植物の再生も妨げなか
った。
このカナマイシンの濃度(25■/1)はまた、対照の(形質転換していない)
根の成長をいくぶん許容した。しかし、コントロールにおいては、カナマイシン
の存在下では植物が再生しなかった。
別の系のテスト(C系列)において、カナマイシン濃度は濃度により植物再生が
遅れ、異常な小植物の数が増した。
NPT陽性植物からのDNAのサザンプロット分析によって(第3図)、ベクタ
ーT−DNAがキュウリDNAに組み込まれてしすることが確認された。各形質
転換植物は、外来DNAの単一のコピーを含有していた。これは、 HindI
[[消化物に起因する2つのバンド(第1図における2つの境界のフラグメント
に対応する)の存在によって示される。 DNAは5つの別々のNPT陽性植物
から単離され、 HindI[[によって消化され、サザンプロットを用いて分
析された。プローブはpNEO105(ベクターDNA、 シンプソン(Si
+apson)ら、 1986) 、 pFW94またはpFW4](それぞれ
TL−DNAおよびT、−DNAについて;)1グマン(Fuggman)ら、
1984)であった。RiプラスミドDNAの組込みにつpzて検定された5
つの植物(これらは2つの断片のゲノム、つまりTレフト(TL)およびTライ
ト(TR) 、として植物のゲノムに組込まれ得る;讐hiteら、 1985
)のうち、2つの植物【よ。
RiプラスミドおよびT−D)IAのいずれをも全く含まず、1つの植物はTR
−DNAの5.7kb 9片を有しており、そして2つの植物は異なる量のTL
−DNAを有していた。このことは4本発明の方法がTL−DNAまたはTl−
DNAについて強い選択性を持たなし)ことを示す、下記の表■は、ベクターD
NAおよびRiプラスミドDNA(いずれも断片)の組込みを証明する分析の結
果を次のようにまとめている。
(以下余白)
表■
ユウリ植物のDNAへのベクターDNA (NPT)およびRi−プラスミドD
NA(TLおよびT、)の組込み
1 pARC85,7; 4.9 0 5.72
pACR812,0;4.8 0 03 pARc1
6 9.4;4.9 0 04 pARc16
4/8;3.9 3.4 15.9 05 pARc16
6.4 ; 3.7 3.41/プローブはpNEo 105 (ベク
ターDNA ; Simpsonら、 1986)pFW94またはpFR41
(それぞれTL−IINAおよびTl−DNA、 Huffmanら、 198
4)であった。
2)これは、 Whiteら(1985)によって記載されたような。
TL−DNAの内部旧ndIII断片(H−21)について期待された移動性と
合致する。
ベクターDNAのみ、ベクターに加えてR1−DNA、またはR1−DNAのみ
の移入は、この形質転換系の柔軟性を示している。植物2および3において観察
されたようなベクターDNAのみの移入(表■)は、所望の遺伝子の移入が、
R1−DNAをそれが存在するプラスミドから除去することなく、 A、rhi
zogenes株を用いてキュウリにおいて達成できることを示す。言いかえれ
ば。
もとから存在するRiプラスミドは、武装解除されている必要がない。これに対
して、Ri−プラスミドDNAに関連した特長のいくつかくより短い部間および
雄性不稔のような)もまた。
望ましいので9表■は、ベクターおよびR1−DNAの両方を有するキュウリ植
物がつくり出され2選択されうろことを示している。本発明の形質転換方法もま
た。 R1−DNAだけを含む植物の回収を可能にする。従ってそのような特徴
だけが所望であれば、その植物はコンパクトとなり、雄性不稔となる。
第4図では、正常なコントロール植物C,5ativus L、 C,v。
Straight Eight (左側)を1本発明の遺伝子導入植物”PCR
IHiDensity” (右側)と比較して示す。一般に、 PCRI Hi
Density植物は、伏が性の一年生広葉草木であり、枝分かれした多毛の、
つるおよび巻きひげを有すると記載され得る。葉は互生であり、単純葉柄で、掌
状の3〜5個に分かれたまたは角のあるものである。ある植物の場合にはより厚
くかつ狭く、先の尖った葉も期待され得る。巻きひげは、単純、側生であり。
托葉は各節に1つ存在する。形質転換された植物は、対照植物または野性植物と
は次の点で異なる特徴を有する。つまり正常な植物が10〜15ca+の部間を
有するのに比較して2.5〜7.5印程度の短い部間を有しており、その結果コ
ンパクトな形態となる。花は雌雄開花(monoecious)であるか′、雌
花性(gy−noecious)の、完全な両性雄花性(andromonec
ious)のおよび雄花性(trirnonecious)の形態も生じること
が期待される。
花は、黄色またはクリーム色であり9末生または車止であり。
しばしばすべての節で花をつける。雄花は、一体になって管状花托を形成する脊
部および花冠を有し、雄ずいは基本的には5つで、花弁と交互になっており、花
糸がないか一体になっており、朽がないか、花頭で凝集している。雌花は、雄花
と類似の脊部および花冠を有し、子房下位は通常1つの子房室、および3または
4個の6皮を有し、花柱は2〜3の浅裂柱頭を有して房をなさない。果実は多汁
の漿果であり、開渠である。種子は大きく、数が多く、白いかあるいは黄かつ色
であり、内乳がなく、胚は大きな子葉を有する。本発明のコンパクトな(短い部
間の)遺伝学的に形質転換された植物の果実は9発芽力があり、現在まで、成長
してR2世代になっている。
(以下余白)
成熟すると、遺伝子導入キュウリおよび再生対照キュウリは9種々の程度の雄花
の減少と離脱を示した。コントロール植物(再生されたが形質転換はされていな
い)の雄花が離脱するということにより、減退した稔性は、[他の種で報告され
たように、(チッソy (Tephfer) 、 1984) ]おそらく形
質転換によるものではなく、再生工程に関連した異常によるものであったことが
示される。遺伝型において、これら遺伝子の変化は、ククミス植物(特にC,j
互uヱ吐)の育種には重要かつ有利である。なぜなら7 コンパクトな草丈およ
び雄性不稔が、この種では望ましいからである〔カウフマンおよびローワ−(K
auffman and Lower)、 1976) 。つまり、これらの植
物に現われた短かくなった部間によって、小さな土地面積で同じ果実が生産可能
になり、これに対して経費が低下する。
逆に言えば、より多くの果実を同じ土地面積から生産できる。
驚くべきことには、ム 庄旦■並競で形質転換されたタバコ、ニンジンおよびア
サガオから予想されるような葉のしわような葉の形態の異常(チッソy −(T
ephfer) 、 1984)を。
遺伝子導入植物は全く示さなかった。
本発明の方法を用いて1発明者らは、10週間以内に遺伝子導入キュウリを再生
させた。この方法は、植物のプロトプラストが形質転換される共培養法(co−
cultivation w+ethod )〔マートン(Marton)ら、
1979)よりも警単で迅速である。
共培養法は、労働集約的で汚染する傾向があるが9本発明の方法は、少数で簡単
な工程からなり、標準的な研究室で効果的に実施され得る。さらに、ツマクロー
ナル変異がプロトプラストの培養から起こることが多いが、形成された組織は。
安定性を保持していることが知られている〔シェパード(Shepard)ら、
1980;り1、・ンス(Krens)ら、1982;ホーシュ(l(orsh
)ら、 1985)。
発明者らの研究は、いくつかのキュウリの栽培品種が、所定の条件下では根から
植物を再生しないことを示しているが(トラルソンおよびシャーイン、 198
6.発明者らの同時係属出願出@92/9) 、発明者らが発見した。根の再生
が可能な栽培品種(Sunblest Burpless、 Bush 51i
cer+ GY14+ Straight8)は、他の遺伝子のバックグラウン
ドに遺伝子を移入する際の中間体として提供することができる。さらに、根から
再生可能な遺伝子型は、高度に進歩した生殖細胞質を示すので。
この生殖細胞質に行われる遺伝子操作は、すでに上位の遺伝子型の進歩を促進す
る。
本発明の形質転換法によって、また、ククミス種の植物。
特にキュウリの体細胞ハイブリダイゼーション(体細胞雑種形成)[ハイブリッ
ド(雑種)およびサイブリッド(細胞質雑種)を含む]が容易になる。体細胞雑
種形成の可能性はよく認識されているが、従来は選択可能なマーカーがなかった
ので、高等植物のプロトプラストを操作するのに大きな障害になっている〔コツ
キング(Cocking)ら、 1981) 、従って。
本発明の方法は、医薬品耐性のマーカーを導入し、所望のプロトプラスト(もし
くはpx/cア)融合生産物の同定および選択を助けることができる。
さらに、 DNAがコードするクロラムフェニコール耐性は。
葉緑体に移入することができる〔ファン デン ブロック(Vall den
Brock )ら、 2985) 、従って9本発明の方法および゛、ど一カー
によって、カナマイシンおよびクロラムフェニコールの耐性を、適当なベクター
によって植物組織に導入することができ、クロラムフェニコールおよびカナマイ
シンは、所望の顕著な特徴を有する核/葉緑体融合産物の選別に使用され得る。
このように3体細胞雑種の分離と選別とが容易になる。さらに、これらのマーカ
ーは、農業上重要な遺伝子を移入する場合は大きな価値がある。なぜなら、容易
に同定可能なマーカーが農業上望ましい遺伝子に連結して存在していると9組織
培養時に効果的な選別が行われるためである〔フラリイ(Fraley)ら、1
983;ヘレシーエストレラ(Herrera−Estrella)ら。198
3〕
実施例B、形質転換/体細胞雑種形成
体細胞雑種形成は、プロトプラスト−プロトプラストまたはプロトプラスト−サ
イトプラストの融合(遺伝学的に述べればpx/Cy融合)で達成される。異な
る種、栽培変種、または遺伝的に改変された植物(例えば1本発明の遺伝子導入
植物)のプロトプラストおよび/またはサイトプラストで望ましい形質を有する
ものは1発明者らの同時係属特許出願92/13に記載されているように、別個
に遊離させ、調製し、融合し。
そして再生させねばならない。
形質転換は3体細胞雑種形成の前かもしくは後に行なわれ得、またはエレクトロ
ボレーシラン法(electroporation) 。
共培養法もしくは化学的融合法と連続して組合わせて行なわれ得、培養によって
ツマクローナル変異が選別され、所望の形質を有する植物の単離および選別が助
けられる。
さらに、上記の融合技術は、プロトプラストをリポソーム(リン脂質二重層小胞
)と融合することにより、遺伝的に形質転換するのに用いられ得る。このリポソ
ームは、外来DNAもしくは細菌のスフ二ロプラストを含有し得る。後者は、細
胞壁を欠いた細菌細胞である。
実施例C、遺伝子導入胚様体のカプセル化人工種子の生産上記実施例A5に示す
ような体細胞胚様体のインビトロにおける生産により、保護種皮のない胚様体が
得られるので。
本発明の遺伝子導入胚様体は9個々にまたは集合体で、カプセルもしくはコーテ
ィング内に包含させ、脱水を遅らせて将来の「栽培」に備えて保存され、そして
発明者らの同時係属出@9/29または92/13に示すように生育させる。
実施例D、遺伝子導入胚様体/ミニカルスの凍結貯蔵後の再生1種またはそれ以
上の遺伝子導入プロトプラスト起源、これら起源由来のプロトプラスト、ミニカ
ルス、または胚様体は、長期間にわたって、凍結貯蔵することができ1次いで解
凍して1発明者らの係属出願中の特許出願92/9および92/13で記載した
方法と培地とにより再生される。
本発明の範囲内の種々の改変は、当業者であれば2本発明の思想から逸脱するこ
とな〈実施し得ることは理解すべきである0例えば、ククミス種の植物が2本発
明の培地および方法による遺伝子導入および再生に対して正の応答をすれば。
これらの植物は増殖に有用なものになる。ある重要な用途は。
雌花株集団の生産時における現在の硝酸銀による高価な処理を置換することであ
る0本発明の他の用途は、ここに述べられた手法と、育種に利用される植物原料
の価値ある多様な起源としての体細胞雑種形成および/またはツマクロナール変
異と、を組み合わせて使用することである。形質転換されたプロトプラストまた
はpy/cア融合の形質転換およびそれに続く再生は、病原体、有毒金属、農薬
、および除草剤に耐性を有する個体の選択に利用できる。後者は、キュウリが除
草剤に対して非常に敏悪なので特に重要である。
キュウリおよびマスクメロンの育種に遺伝子工学を利用することは、特に価値が
ある。これらの2つの種は性的に不和合性である。耐疾病性のような多くの好ま
しい形質を、従来の方法で交配・転移させることは不可能であった(ディーキン
ら、 1971年)、上記の障壁は、今や本願に記載の植物形質転換法を単独で
、あるいは本願発明者らの同時係属出願92/13に開示されている体細胞雑種
形成法とを組み合わせることにより遺伝子の転移が可能になったため、取り除か
れた。
園芸上望ましい遺伝子をキュウリもしくはマスクメロンに転移させることができ
ることに加えて、遺伝子工学の手法は。
カナマイシンもしくはクロラムフェニコールに対する耐性のようなマーカー遺伝
子を導入するのに特に価値がある。これらのマーカーにより、プロトプラストの
融合による体細胞の雑種形成が容易になり、ククミス属植物における不稔性障壁
が取り除かれたのである。
かくして9本願発明者らは、従来技術が認めるのと同じ広さで、かつ必要に応じ
て本願明細書を考慮することにより。
本発明が添付の請求の範囲で定義されるものと考える。
(以下余白)
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”1jaxmWhm−5l
国際調査報告
PC?10587102512
とΣヱ胚じ!並式SL出ユしIAJIT ! AND H。
L CLkSSIFICATXON OF S’JBJECT MATTER(
COIJ’l’rNUED)U、S、C1,: 240.45. 240.4
6. 240.47. 240.48. 240.49. 240.5゜240
.51.935156.67、96.913I1. FIELDS 5EkRC
H/5EARCHTEFL”iSs
Claims (10)
- 1.ここに示され,記載されたキュウリ植物の明らかな新変種,PCRI Hi −Density,およびその種子および胚葉体またはミニカルス。
- 2.植物組織を形質転換する方法であって,該方法は以下の工程を包含する; もとから存在するRiプラスミドに加えてベクターを含むA,リゾゲネス(A. rhizogenes)を,該組織の細胞の少なくとも一部に該ペクターが導入 ざれ少なくとも1個の遺伝子導入細胞を生成させるのに充分な時間,前記植物組 織に接種する工程;および 必要に応じて,少なくとも1個の該遺伝子導入細胞を適当な培地中で,コンピテ ント細胞コロニー,組織,ミニカルス,胚葉体,小植物,植物および種子から選 択されるコンピテント植物構造を再生するのに充分な時間,培養する工程。
- 3.前記植物組織が胚軸組織である,請求項2に記載の方法。
- 4.前記植物組織が胚軸組織である,請求項2に記載の方法。
- 5.前記培養工程が,CTM−2培地で培養し,続いてCTM−3で培養を行う ことにより,成熟遺伝子導入胚葉体を形成させること,および該胚葉体を,小植 物に成長させるためのCTM−4培地に移すこと, を包含する請求項1に記載の方法。
- 6.請求項2に記載の工程によって生産されるコンピテント遺伝子導入ミニカル スまたは胚葉体。
- 7.請求項2に記載の方法によって生産され,そして冷凍された遺伝子導入ミニ カルスまたは胚葉体を培養する方法であって,該方法は以下の工程を包含する; 該遺伝子導入冷凍胚葉体またはミニカルスを解凍する工程;および 該解凍した遺伝子導入胚葉体またはミニカルスを培養し,成長および成熟を促進 する工程。
- 8.遺伝子導入植物組成を得る方法であって,該方法は以下の工程を包含する; a)一種の受容植物からの,1個またはそれ以上のプロトプラスト,サイトプラ スト,スフェロブラスト,リボソームおよびそれらの混合物から選択される1ま たはそれ以上の細胞由来の物質に,他の供与生物の1またはそれ以上のプロトプ ラスト,スフェロプラスト,リボソーム,サイトプラストおよびそれらの混合物 から選択される1またはそれ以上の細胞由来の物質を融合させて,融合生成物を 生成させる工程;および b)該融合生成物を,生育可能で遺伝的に改変されたミニカルスまたは胚葉体を 生成させるのに充分な時間,培養する工程。
- 9.前記融合が,px/py融合から選択され,かつ前記供与物質源が植物およ び細菌細胞物質から選択される請求項8に記載の方法。
- 10.前記供与体および受容体の前記物質源がククミス(Cucumis)種植 物細胞である,請求項9に記載の方法。
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