JPH0250289A - 紙幣認識装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は紙幣認識装置に係わり、特に磁気印刷パターン
を検出する紙幣認識装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の紙幣認識装置は、第２図（Ａ）、（Ｂ）
に示すように、検出センサ１と、この検出センサ１の両
側に配設されたテンションローラ２．３と、このテンシ
ョンローラ２．３に対向配置されたウレタンローラ４．
５と、検出センサ１゛に所定間隔離間して対向配置され
たガイド６とから構成されていた。

このような構成の紙幣認識装置において、この装置内部
に搬送された紙幣７は検出センサ１とウレタンローラ４
．５０間を通過し、このとき検出センサ１によって紙幣
７の磁気量パターンを認識し、外部に搬送されるように
なっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上述した従来の紙幣認識装置は、検出セ
ンサ１とウレタンローラ４．５間では両側のテンション
ローラ２．３で紙幣７のバタツキを抑えているが、検出
センサ１とガイド６とはギャップ（Ｈ）が大きいため、
紙幣７のバタツキが発生する。その結果、紙幣７の磁気
量の検出が正確にできないという欠点があった。

本発明の目的は上述した欠点に鑑みなされたもので、紙
幣の磁気量を正確に検出することのできる紙幣認識装置
を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

前記の目的を達成するために、本発明に係わる紙幣認識
装置は、柔軟性羽根が放射状に設けられた回転可能なス
ィーパを検出センサの直下に対接配置した構成としたも
のである。

〔作用〕

このように本発明にあっては、検出センサの直下にスィ
ーパを設けたので、紙幣を検出センサに密着させること
ができる。従って、紙幣の磁気量を正確に検出すること
ができ、認識率が高められる。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図（Ａ）、（Ｂ）は本発明に係わる紙幣認識装置の
一実施例を示す正面図と側面図であり、第２図（Ａ）、
（Ｂ）と同一部分には同一符号を付しである。

検出センサ１の両側には回転可能な一対のテンションロ
ーラ２．３が配設されていると共に、このテンションロ
ーラ２．３にはそれぞれウレタンローラ４．５が対向配
置されている。このウレタンローラ４．５はテンション
ローラ２．３の直下に回転可能に設けられており、軸８
に軸支された構成となっている。

一方、この軸８には、ウレタンローラ４．５の間に位置
するごとくしてスィーパ９が軸支されている。′すなわ
ち、このスィーパ９は柔軟性羽根、本実施例にあっては
ウレタン製の羽根９ａが放射状に多数設けられた構造体
となっており、検出センサ１の直下に対接配置された構
成となっている。

次に、以上のように構成された紙幣認識装置の作用につ
いて説明する。外部から搬送されてきた紙幣７は、この
紙幣認識装置内に搬送され、検出センサ１およびスィー
パ９の間を通過する。このとき、通過する紙幣７はスィ
ーパ９により上方向に持ち上げられ、第１図（Ａ）、（
Ｂ）に示すように検出センサ１に密着する。これによっ
て、紙幣７のバタツキをなくし、紙幣７の磁気量を正確
に検出することができる。

なお、上述した実施例にあっては、スィーパ９の柔軟性
羽根としてウレタン製羽根を用いたが、別にこれに限定
されるものでないことはもちろんである。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明に係わる紙幣認識装置は、柔
軟性羽根が放射状に設けられたスィーパを検出センサの
直下に対接配置したことにより、紙幣を検出センサに密
着させることができ、これによりこの紙幣の磁気量を正
確に検出でき、認識率の向上を図ることができるという
優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）、（Ｂ）は本発明に係わる紙幣認識装置の
一実施例を示す正面図と側面図、第２図（Ａ）、（Ｂ）
は従来の紙幣認識装置の一例を示す正面図と側面図であ
る。 １・・・・・・検出センサ、７・・・・・・紙幣、９・
・・・・・スィーパ、９ａ・・・・・・羽根。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 紙幣の磁気量パターンを検出する紙幣認識装置において
   、柔軟性羽根が放射状に設けられた回転可能なスイーパ
   を検出センサの直下に対接配置したことを特徴とする紙
   幣認識装置。