JPH02502845A - 伝熱板セツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 伝熱板セット 本発明は、次の請求の範囲オＩ項の前文に定義されているような伝熱板セットに 関する。

各伝熱板が、それぞれの板のＳ字形をした２個所のうねから形成／された技部及 び中間の平らなまたはわずかに波打った部分を有する伝熱板は、たとえば英国特 許第１．３３５，２０５号及び第１，２５２，３１９号明細書によってそれぞれ 知られている。これら公知の板は、伝熱特性及び低い圧力低下条件に関して最適 の価を有していることが見出されていた。特に再生式空気予熱器における（さび 形に重ねられたセットでは、そのようなセットが、同様な目的に用いられる他の 種類の伝熱板におけるよりは、煙道ガス中に存在するいわゆる煤及び他の微粒子 固体によって閉塞される傾向の少いことが見出されていたので、それら公知の伝 熱板忙よって与えられる利点は、特に有利なやり方で十分く利用されている。

公知の伝熱板セットは、互に異なる三つの方法によって製作される。これらの第 １の方法によれば、１枚の金属ストリップが、２本の輪郭ロールの間でまずロー ルされ、それＫより意図された輪郭の形が与えられ、その後に、こうして輪郭づ ゆられた金属ストリップは、たとえばくさび形伝熱板セットの最小または最狭の 寸法に相当する大きさの多数の小片に順次切断され、次いで輪郭づけられたスト リップは再び、セットのその次に小さい寸法に相当する大きさの同一数の板に切 断され、同様にして最大の所望寸法を有する板まで、その輪郭づゆされた金属ス トリップから切断される。こうして種々の必要な寸法をもった多数の板が生産さ れ、それらから連続的に増却または減少する寸法なもつ必要な板を履次集めるこ とができ、（さび形伝熱板セットを形成するためＫ、互いに交差した相互に隣接 する２個所のうねをもった、すなわちその結果として交互に板を９０°向きを変 えた板を互に重ねることができる。そのとき互いに接触する板によって定められ る流路は、上記の特許明細書に示されたパターンを有するであろう。

これら三つの方法の第２のものによれば、それぞれの金属ストリップは、それら が重なり合った関係のそれぞれ対をなしたロールから出てきたときＫ、それぞれ の板の２個所の５ねが上記特許明細書に示されたように互いに交差するよ５に相 互に配置されている別個のロール・スタンドで同時にロールされる。この方法は 、たとえば英国特許第１，４０１，６２１号明細書に示されており、金属ストリ ップの小片への切断、一方では各切断作業後の連続的な板寸法の変化の双方を同 時に行うことを含み、そのためス）ＩＪツブから切り出された小片を（さび形本 体の形にすぐに重ねることができ、その後、次のセットのために手順が繰り返さ れる。

前述の３方法の３番目は、第１及び第２の方法の組み合わせかうなると云うこと ができろ。第３の方法の場合には、ただ１個のロール・スタンドが用いられ、そ の結果として、金属ストリツｆｆｔ小片または板に分割し、ストリップから前記 板を切断することにつすいて交互に板の向きを変えることがこの場合に必要であ るけれども、板はセットに形成され、そのために相互に隣接または接触する板の ２個所のうねは互に交差するであろ５゜これら公知の板に−よって示される唯一 の欠点は、斜めに延びる２個所の５ねによって板の間の流路において、いわゆる 煤を吹き飛ばす噴流が弱められるので、煤及び腐食の産物を効果的に吹き飛ばす のＫある種の困難が経験されることである。その結果、相゛互に隣接または接触 する板によって定められる通路は部分的にそこここで閉塞されるかもしれず、そ れは空気予熱器を清浄にするために熱交換系を閉鎖することを必要とするかもし れない。

この理由で、この種の伝熱板は、１７年間も利用されているにもかかわらずある 四にでは受は入れられておらず、一方、他の国々ではその伝熱板は高い伝熱性能 といり利点で受は入れられ、吹きつけによるいわゆる煤及び他の固体の排出を改 善する補助的解決法と組み合わせて使用されてきた。そのよ５な一つの解決法は 、伝熱板を媒体流の方向に少（とも二つの部分に分割してその二つの部分の間に 空の空間を設けるもので、それにより、いわゆる煤及び他の固体を、板の両端か ら空の空間の方へ吹きつけることができる。しかしながら、この解決法は、煤を 清浄にするために板を吹きつける点からも、空間の点からも理想的な解決法では ない。

本発明の目的は、より効果的やり方で、部分的にも全体的にも隣接する板間の通 路の閉塞を防止するような、この種伝熱板セットにおける流れパターンを改善す ることである。

この目的は、板を相互に正しく方向づけし、それにより交差す゛る点の方向収束 する２個所の５ねの各対が、中間通路に突出している一方の板の２個所のうねの 一部と、その中間通路から引込んでいる他方の板の２個所のうねの一部を提供す る本発明にしたがって達成される。

閉塞が起こったときＫ、それらの例では、交差する点の方に収束する２個所の５ ねの一対が、中間通路に突出する２個所のうねの一対も提供するような場所で閉 塞が始まることが観測された。これは、板の２個所の５ねが相互に隣接する板の ２個所の５ねと交差するといり事実にもかかわらず、ある板が不利なやり方で方 向づけされたこと、したがってこの板の数個所の交差する点が、閉塞を起こす傾 向を有することを意味している。そのよ５な交差する点が閉塞を起こす理由は、 その中でいわゆる煤、シみ及び他の固体の、かつしばしば粘着性のある粒子が集 合し、熱交換媒体の通過する流れを妨げるじょうご形の（びれたやり方でそれら の点が作用するからである。いわゆる煤及び他の固体を吹き飛ばすのに使用され る噴流も、交点によって速度が低下させられる。

本発明による一実施例の場合には、すべての交点が相互に同一であり、本質的な 発明の特徴は、各交点において２個所の５ねの一つが常に通路から引込んだ部分 を有し、媒体流が交点を通過できるであろうとい５ことである。この配置は煤等 を吹き飛ばすのに使用される噴流が、必ず遅らされることなしに交点な通過する こともできるであろ５゜ 流れに対する抵抗を最大可能範囲に低下し、それによって、発生する閉塞の傾向 も低下させるために、好ましい一実施例による各版のＳ字形の２個所の５ねは、 公知のやり方で、各２個所の５ねのうね間の巾よりもかなり大きな巾の平らな部 分によって隔てられている。

ところで、本発明は、添付の図面を参照して、さらに詳細に述べられるであろう 。その第１図は、（さび形の伝熱板セットの斜視図であり、第２図は、本発ｇＡ Ｋより組み立てられた２枚の重ねられた板の５ねの交差する点くおける媒体流を 図示する部分断面斜視図であり、第３図は、媒体流の方向で捕えた第２図の本線 化された図であり、第４図は、第３図と同様の図であるが、本発明によって組ヱ てられていない２枚の板の場合における媒体流を示している。

′２１図は、第２図及び第３図に示された種類のもので、ロータリー再生式空気 予熱器に使用することの多い伝熱板２．３のくさび形セット１を示している。こ の種の予熱器は、予熱器の環状体を形成し、伝熱媒体用の通路な提供する多数の 板セット１を収容し、これらの通路は、それぞれの板セット１の相互に向かい合 った表百４．５０間に延びている。媒体流の主な方向は、２方向の矢印６によっ て示されている。

各板２．３は％Ｓ字形の２個所の５ね２１，２２及び３１．３２の形をした技部 な備え、各２個所の５ねのそれぞれのうねの頂点間距離２ａを有している。した がって平らな板部分２３．３３間の距離は２ａである。第２図、第３図から見ら れるように、重なり合った板間の距離は、２個所のうねの交差点２４において％ ２ａと４＆との間な行き来し、これらの交差点での媒体流通路は矢印２５によっ て示される。このことは、伝熱媒体に同伴する煤、しみ及びその他の固体の粒子 が容易に交点２４を通過できることを意味している。条件は、反対方向からで、 かつ隣接する通路での媒体流（図示せず）の場合と同一である。

比較のために、それらの２個所の５ねが相互に交差するように位置決めされては いるが、特許請求の範囲オ！項にしたがって互いに関して方向づけされていない 板の場合に起こる事例から研究がなされている。そのような場合が２４図に示さ れており、そこでは、２個所のうね４１．４２を有する１枚の板４０が、第３図 の実施例の対応する板とは異なる方位を有している。第４図の実施例の場合には 、それぞれの２個所の５ね２１．２２及び４１．４２の部分２１及び４２は、板 間の距離が単にａであるよ５に交点４３で互いに向かい合っておりその結果、前 記交点の場所で（びれさせられた流れ通路となる。

板２及び４０間の通路の全部は、特に前の通路とすぐ隣接した二つの通路（図示 せず）Ｋおける媒体流と比較したときに、媒体流に絞り効果を有している。これ ら二つの隣接通路は前の通路より大きな有効面積を有し、したがって、もしこれ らの板も間違って方向づけされていたならば、比較的大量の媒体流を導（。交点 ４３で起こる（びれは、媒体流とともに運ばれる煤、しみ及びその他の固体の粒 子を交点４２のすぐ上流で、そしてその後で流れ方向に見られるようＫその交点 の上流のじょうご形空間で引っかからせがちである。したがって、たとえば予熱 器に含まれたすべての伝熱板で、ただ１枚の板が、流れ通路の障害または閉塞を 起こすよ５に間違って方向づげされるだけで十分であり、この最初の通路障害は 通常、他の流れ通路に急速に拡がる。板を間違って方向づけするすべての危険を 除（ために、金属ストリップをロールし、輪郭づけされた金属ストリップを板形 状に切断し１次いで得られた板な与えられたシーケンスで自動的にセットするこ とが必要である。これはたとえば、英国特許第１，５５９，０８４号明細書に示 されているよ５な２台のロール・スタンドの助けで行われ、英国特許第１，４０ １，６２１号明細書くしたがって金属ストリップの切断または剪断装置へ、そし てそこから丁ぐに得られた伝熱板を即座九使用できるセットにセットする装置に 直接供給するモノでアル。２台のロール・スタンドの使用は、従来の標準工程に したがって板なセラ）Ｋ集めるのに売文って、交互の各板の向きを変える必要な あらかじめ取り除き、この標準工程は、制御できないやり方で正しく、そして間 違って方向づけられている各空気予熱器の少くとも多数の板セットの板をいつも 得られる。したがって、導入部で述べた両方の英国特許明細書は、本願の請求の 範囲２１項の開示と反対になるように方向づけられている伝熱板ヲ示している。

１台のロール・スタンドが使用され、交互の各板が与えられた角度の向きｔ変え られる方法を適用するときは、それぞれの板が、最後の通路の主方向と直角Ｋ、 すなわち輪郭づげられた板が、その線に沿ってストリップの切断装置に供給され る線と千行く、常に軸の周りに向きを変えることが保証されなければならない。

もしこの条件が満たされないならば、板は間違って方向づけされるであろう。連 続性が破損の後に維持されることも保証されなければならない。これらの危険の すべては、２台のロール・スタンドを使用するときＫは避ゆられる。

補正書の写しく翻訳文）提出書（特許法第１８４条の７第１■平成１年８月７日 特許庁長官　吉　１）文　毅　殿 １、特許出願の表示 ＰＣＴ／ＳＥ　　８８１０００８３ ２、発明の名称 伝熱板セット ３、特許出願人 住　所　　　スウェーデン国、ニス−１０４６５・ストックホルム、ピー。

オー、ボックス、１５０８５ 名　称　　　　スベンス力・ロツク子・マスキナ−・アクチボラグ４、代理人 住　所　　〒１０５　　東京都港区西新橋１丁目１番１５号外３名 請求の範囲 １、相互に接触する関係に配置され、熱交換媒体用通路を形成する相互に同一の 輪郭づけられた多数の板（２゜３）を含み、前記通路はセラ）　（１）の相互に 向き合った２枚の表面（４，５）　　の間に延びており、セット（１）の各板は 、その各板の両側から対称的かつ斜めに突き出している相互に平行なＳ字形の２ 個所の５ね（２１，２２：　３１゜３２）の形状をした技部な備え、板（２，３ ）　　は、交差する点（２４）でのみ互いに接触するように、１枚の板の２個所 のうわが、隣接する板の２個所のうねと交差するよう方向づけられ、セット（１ ）ではそれぞれの板の２個所のうねが、熱交換媒体の主流れ方向（６）に対・し て相互に反対の方向に対称的かつ斜めに延びている熱交換用伝熱板セットにおい て、板（２，３）　　が、媒体流れの主方向に見られるように、支点（２４）の 方に収束する２個所のうねの各対が、中間通路に突き出している一方の板（２） の２個所のうねの一部（２１）及び前記中間通路から引込んでいろ他方の板の２ 個所のうねの一部（３２〕　　も提供するよりに互いに方向づけられていること を特徴とする伝熱板セット。

２、各版のＳ字形の２個所のうわが、各２個所の５ね（２１，２２：　３１．３ ２）　　の巾を大きく超える巾を有する平板部分によって隔てられていることを 特徴とする請求の範囲第１項に記載の伝熱板セット。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. １．相互に接触する関係に配置され、熱交換楳体用通路を形成する相互に同一の 輪郭づけられた多数の板（２，３）を含み、前記通路はセット（１）の相互に向 き合つた２枚の表面（４，５）の間に延びており、セツト（１）の各板は、その 各板の両側から対称的かつ斜めに突き出している相互に平行なＳ字形の２個所の うね（２１，２２；３１，３２）の形状をした波部を備え、板（２，３）は、交 差する点（２４）でのみ互いに接触するように、１枚の板の２個所のうれが隣接 する板の２個所のうねと交差するよう方向づけられ、セツト（１）でけそれぞれ の板の２個所のうれが、熱交換媒体の主流れ方向（６）に対して相互に反対の方 向に対称的かつ斜めに延びている熱交換用伝熱板セツトにおいて、板（２，３） が、交点（２４）の方に収束する２御所のうねの各対が、中間通路に突き出して いる一方の板（２）の２個所のうねの一部（２１）及び前記中間通路から引込ん でいる他方の板の２個所のうわの一部（３２）も提供するように互いに方向づけ られていることを特徴とする伝熱板セツト。
2. ２．各板のＳ字形の２個所のうねが、各２個所のうね（２１，２２；３１，３２ ）の巾を大きく超える巾を有する平板部分によつて隔てられていることを特徴と する請求の範囲第１項に記載の伝熱板セット。