JPH02502184A - コンディショニング組成物 - Google Patents

コンディショニング組成物

Info

Publication number
JPH02502184A
JPH02502184A JP50884888A JP50884888A JPH02502184A JP H02502184 A JPH02502184 A JP H02502184A JP 50884888 A JP50884888 A JP 50884888A JP 50884888 A JP50884888 A JP 50884888A JP H02502184 A JPH02502184 A JP H02502184A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polydiorganosiloxane
group
hair
composition according
groups
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP50884888A
Other languages
English (en)
Inventor
ドンケルス、アンネミーケ・コンスタンティア・マリア
ライト、シャーリー・エリザベス
Original Assignee
ダウ・コーニング・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダウ・コーニング・リミテッド filed Critical ダウ・コーニング・リミテッド
Publication of JPH02502184A publication Critical patent/JPH02502184A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/58Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing atoms other than carbon, hydrogen, halogen, oxygen, nitrogen, sulfur or phosphorus
    • A61K8/585Organosilicon compounds
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/84Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/89Polysiloxanes
    • A61K8/891Polysiloxanes saturated, e.g. dimethicone, phenyl trimethicone, C24-C28 methicone or stearyl dimethicone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/12Preparations containing hair conditioners

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 コンディショニング組成物 本発明は、コンディショニング組成物、特に人の毛髪用のコンディショニング組 成物に関する。
毛髪を頻繁に洗ってきれいにすることは普通に行われることになってきたし、ま たこのためには合成洗浄剤を含有するシャンプーが通常使用される0毛髪をきれ いにするに有効なシャンプー配合はたくさんあって利用できるけれども、使用さ れている洗浄剤が一般に毛髪に残る傾向があって、毛髪が濡れている時には櫛を 入れるのが困難であり、また乾いた時にはある程度処置できなくなる。それ故に 、シャンプーした毛髪の性質を改良するためにコンディショナー材料を毛髪に使 用することもまた行われるようになってきている。これらの材料は、シャンプー との混合物として毛髪に使用されることもあるし、例えばリンスとしてのように 、別個のコンディショナーとして、シャンプーして濡れている毛髪に使用するこ ともできる。
例えば毛髪をコンディショニングするために、すなわち毛髪に1つ或いはそれ以 上の望ましい性質、例えば濡れている毛髪に櫛を入れ易くするすなわちもつれを 解き易くする、或いは乾いた毛髪では櫛を入れ易く、艶、豊かさすなわちふくよ かさを与えると共に、ある種の生彩さ、扱い易さおよび静電防止といった性質を 与えるのに使うことを目的とした組成物の配合に関しては、様々な提案がこれま でになされてきた。そのような組成物は、例えばシャンプー、コンディショナー 、或いはリンスの形態をとることができるので、ここではそのような組成物をコ ンディショニング組成物と呼ぶものとする0毛髪のコンディショニング性に対し て、ステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、セチルトリメチルアン モニウムプロミドおよびジメチルビス(水素化牛脂)アンモニウムクロリドのよ うな界面活性剤を使用することは、一般に行われていることである。これらの材 料は多くの点で効果的であるけれども、ある種の希望する性質を与えるためには 、かなりな量の界面活性剤を使用することが必要であって、そのために他の性質 が損なわれる。このことから他の選ばれた成分をかなりな量でコンディショニン グ組成物に加えて、毛髪に柔らかさや他の性質を与えることが提案されるように なった0例えば、ある種のポリジオルガノシロキサンを使用して、毛髪に柔らか さをさらに与えるようにすることがこれまでに提案された。
別の提案も行われて、第4級アンモニウム塩の基を有するある種の有機ケイ素化 合物がヘアトリーティング組成物に使用された1例えば、第4級アンモニウム基 を有するある種のシラン或いはポリシロキサンを、ある種のアミノ基を有するポ リシロキサンと組合わせて含有するヘアトリーティング組成物が、英国特許明細 書第2.144,329号に記載され、特許請求されている。これらの組成物は シャンプーした毛髪に様々な望ましい性質を与えるのには有効であるけれども、 毛髪に頻繁には使用しないことが求められているが、それはアミノ基を有するポ リシロキサンにはかなりな時間の間毛髪に強く付着して、通常のシャンプーの間 に除去し難い傾向があるためである。
また、第4級アンモニウム塩の基を含むシロキサン単位を有するポリシロキサン は、一連の製造工程を必要とし、その製造は高価なものになる筈である。
本発明の目的の1つは改良されたコンディショニング組成物を提供することにあ る0本発明の別の1つの目的は改良されたヘアトリーティング方法を提供するこ とにある。
我々は、毛髪に一連の有益な性質を与えることのできるコンディショニング組成 物は、ある種の選ばれたポリジオルガノシロキサンと、第4級アンモニウム塩の 基を有する選ばれたシランとをベースにした水性組成物によって提供できること を今や発見しな。
本発明は、その1つの見地において、(a)一般式ノシロキサン(ここにRは8 個を上廻らない炭素原子をれ、R′はR基およびヒドロキシル基がら選ばれ、ま たaはOないし2の値の整数である)の水性エマルジョンと、(b)一般式(i i)R1SiR’N”(R’)3X−(こ+:、4::R’は鎖中に5個までの 炭素原子を有するアルキル基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、12個以下の炭 素原子を有するアルコキシアルコキシ基およびトリメチルシロキシ基よりなる群 から選ばれ、R4はケイ素原子および窒素の原子を結合する鎖中に2ないし10 個の炭素原子を有し、炭素、水素、任意にヒドロキシル基の形態の酸素および任 意にエーテル結合の形態の酸素よりなる2価の脂肪族炭化水素基を表し、RSは それぞれ1価の炭化水素基を表し、1個ないし2個のRSは、平均8ないし18 個の炭素原子よりなる脂肪族鎖を有し、さらに1個ないし2個のR1は、5個を 上廻らない炭素原子よりなる脂肪族鎖を有し、またX−は1価のアニオンを表す )で表される第4級アンモニウムシランである第4級アンモニウム化合物とを混 合することによって造られるコンディショニング組成物を提供するものである。
成分(、)は、ポリジオルガノシロキサン化合物の水中油型エマルジョンである 。適当なポリジオルガノシロキサンは、乳化重合または機械的乳化のいずれかに よってエマルジョンで提供されるものである。好適なポリジオルガノシロキサン は、aが2の値であって、平均の一般式(i )R’S iR2[o S iR i]bo R2S iR’ (ココにRとR′とは上記に規定したものであり、 またnは整数である)を有する線状重合体である。基Rは好適には少なくとも主 としてはメチルであるけれども、上記したようにフェニル或いは他の芳香族基を 含むこともできる。少なくとも実質的にすべてのR基がメチル基であるポリジオ ルガノシロキサンは、好適には25℃で少なくとも100011m+ 2/ S 、好適には約300,000mm”/ s以下の粘度を有する。
好適には、それらは25℃で10,000ないし約200,000mg+”/S 、最も好適には25℃で12,500ないし100,000mm”/ sの粘度 を有する。R基の約10%以上がフェニルであって、90%以下がアルキル基で あるポリジオルガノシロキサンは、好適には25℃で約10ないし約1000m m’/sの範囲の粘度を有する。ポリジオルガノシロキサンが入っているエマル ジョンは、この技術においては公知の方法によって、必要とする粘度のポリジオ ルガノシロキサンを機械的に乳化することによって製造できる。このようにして 乳化できるポリジオルガノシロキサンは公知であって、多くのものが市販されて いる。それらは例えば、ハロゲン化シランの加水分解によって、或いは環状ジオ ルガノシロキサンを単官能シランと平衡させることによって製造することができ る。その代わりに、例えば英国特許明細書落992.087号に記載されている ように、乳化重合によってエマルジョンを製造することもできる。後者の方法は 、比較的粘度の大きなポリジオルガノシロキサンに対して特に好適である。乳化 重合の技法で製造されたエマルジョンは、機械的な乳化で製造されたエマルジョ ンよりも通常安定で、粒子径は小さい、乳化重合の技法によって製造されたポリ ジオルガノシロキサンは、通常各R′がヒドロキシル基を表す構造を有する0本 発明において有用なエマルジョンは、ポリジオルガノシロキサン約75重量%ま での固体含有量を有することができるが、好適には約10ないし約40%を含有 する0本発明による組成物中のエマルジョン(a)の量は、ポリジオルガノシロ キサンの2重量%までが組成物中に使用されるが、もし粘度が上記したようなよ り好適な範囲内にあるならば、1%を上廻らない量でポリジオルガノシロキサン を使用するのが好適である。
本発明による組成物においては、成分(b)は式(ii)の第4級アンモニウム シランである。好適には基Rsの少なくとも1つはアルキル基、好適にはメチル 基であり、また基R3のうち2個まではアルコキシ基、好適にはメチキシ基であ る。第4級アンモニウムシランは公知の材料であって、様々な方法、例えば英国 特許明細書落1.117,592号および第2,107,715号に開示されて いるようにして製造することができる。それらを、対応する第3級アミンとクロ ロシランとから製造するのが好適であって、トリアルキルクロロシランは、例え ばアルコキシ基およびアルコキシアルコキシ基のような容易に加水分解できる基 を含有するものよりも好適であり、シランを第4級アンモニウム塩に転化する間 にジシロキサンおよびトリシロキサンが生成するのを避けることができる。基R 4は例えば−(CH2)3−1− (c H、)、−1CH2CHz CHCH 、CH2−或いは−(CH2)I−であり、また基R5は、例えばメチル、エチ ル、プロピル、デシル、ドデシル、テトラデシルおよびオクタデシルから選ぶこ とができる。好適には、基R%の1つだけが比較的長い脂肪族鎖を有する。基R 5のうちの2つがメチル基であって、1つが平均的12ないし14個の炭素原子 を有する脂肪族鎖を有するのが好適である。アニオンX−の性質は、シランの溶 解度に影響を及ぼす、多くの有機および無機アニオン例えばアセテート、プロミ ドおよびアイオダイドがエマルジョン中で使用される界面活性剤に応じて使用さ れるが、クロリドイオンを使用するのが好ましい、適当な第4級アンモニウムシ ランの例には、次の式のものが含まれる: (CI(30)tcHssi(Cl12)J”(Cl3)i(CI 3H2t) CI−。
(CB、O) zcHisi(Cut)3N’″CL(CIzLi)2cl−。
(CHs)sSi(CB2)sN”(CHz)z(CIdht)Cし。
(CHsOCLCLO)(CLO)i・5i(CL)J”(CL)z(CI 5 Hst)CI−。
(CHsSiO)sSi(Cut)J’(CH3)z(C+ココ、、)CI−。
(CHa)zcHscB2cLsi(CI2)Cu・CHsCBJ”(CH3) z(CI Jts)CI−。
本発明による組成物の成分(b)は、水溶性であって、単にかきまぜることによ って成分(a)と容易に混合することができる、必要な割合で混合すると、成分 (鳳)と(b)とは水性エマルジョンを生成して容易に毛髪に適用することがで きる。エマルジョンは短期間の間は安定である形に配合することはできるけれど も適当な界面活性剤と安定剤とが配合に含まれていない限り、貯蔵中にエマルジ ョンは恐らく不安定になるので成分を別々に貯蔵して使用直前に希望する割合に 混合するのが好適である。
本発明による組成物は、エマルジョンを安定化してポリジオルガノシロキサンを 分散した状態で水性媒質中に維持する作用を有する少なくとも1つの界面活性剤 を含有することができ、また含有するのが好適である。界面活性剤の性質は臨界 的ではない、好適にはカチオン性または非イオン性である。界面活性剤の例は脂 肪族の脂肪アミンおよびその誘導体、例えばオクタデシルアミン酢酸塩および第 4級アンモニウムハライド例えばオクタデシルアミン酢酸塩および第4級アンモ ニウムハライド、チルまたはノニルフェノールのエチレンオキシド付加物。
例えばオクチルフェノキシポリエトキシエタノール、脂肪族アルコールとエチレ ンオキシドとの縮合生成物、アルコールと脂肪酸とのモノエステル、例えばラウ リル硫酸ナトリウム、グリセリルステアレート、ソルビタンモノラウレートおよ びポリオキシエチレンモノステアレートおよびポリビニルアルコールである。界 面活性剤成分は通常組成物の約0.01ないし約5重量%の量で使用本発明によ る組成物においては、好適にはシラン(b)が組成物の約0.25重量%以上の 量で存在して、トリートした毛髪に対して静電気が希望する低いレベルにあるよ うにする。静電気の抑制をより大きくするためには、さらに大きな割合で使用す ることができるけれども、組成物中にシランを約5%以上使用することは、一般 には必要でない、成分(a)の中に配合されるポリジオルガノシロキサンは、主 として柔らかさとそれに関連した性質とに寄与するために存在する。比較的低分 子量のポリジオルガノシロキサンを使用する場合には使用量はより高分子量のポ リジオルガノシロキサンを使用する場合よりも多くなる。希望する性質が混じり 合って確実に現れてくるためには、一般式(i)と(ii)との材料を、ポリジ オルガノシロキサン:シランの重量比が約2.5:1以下、好適には0.1 :  1ないし2:1の範囲にあるような割合で使用するのが好適である。もし比が この範囲外にあると、静電気の性質が低下し、また達成される性質の組合わせが 劣ったものになる。
毛髪用のリンスとして使用するためのコンディショナー組成物に、成分(&)と (b)と以外に何らがの成分を加えることは不要である。しかしながら、もし希 望するならば、組成物には安定剤、例えば上記したような非イオン界面活性剤、 シックナー、例えばカルボキシメチルセルロース、ヒドロキシ10ピルセルロー スおよびグアーガム、着色剤、香料、殺菌剤、溶媒、防腐剤および従来のヘアコ ンディショニング成分、例えば手触り修正剤例えば脂肪酸の塩、エステルおよび エーテル並びに長鎖のアルキルアルコール、ワックス、油および有機の第4級化 合物のような他の成分を含ませることもできる。さらに、適当な金属イオン封鎖 剤や、例えば脂肪族アルコール、例えばラウリルおよびミリスチルアルコール、 或いは脂肪族アルコールエトキシレートをベースにした毛髪洗浄用の洗浄剤を含 ませることによって、組成物をシャンプーとして配合することもできる。そのよ うな洗浄剤の例は、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 、ラウリル硫酸アンモニウムおよびラウリル硫酸トリエタノールアミンである。
ポリシロキサンの乳化のために選んだ界面活性剤は、場合によってはシャンプー 配合の洗浄剤成分としても機能することができる。そのように配合すると、使用 される界面活性剤の割合は通常、エマルジョンに安定性を与えるために使用され る量よりも遥かに大きくなる。
本発明の範囲にはまた、本発明による組成物を毛髪に使用することを含めたヘア トリートメントの方法も包含される。トリートメントは好適には毛髪をシャンプ ーし、シャンプーをリンスして除いてから行われるけれども、毛髪をシャンプー すると同時にトリートメントを行うことができ、本発明による組成物がシャンプ ーとして配合されている場合には、後者の方法がより好適である。
本発明による組成物によって、シャンプーとしであるいはシャンプーした毛髪の トリーティング用のリンスとして、ヘアコンディショニング組成物の配合をする ことができ、その場合最少限の数の成分を比較的少量使用してしかもなお毛髪に 望ましいコンディショニング効果を与えることができ、さらに特に、トリートし た毛髪が低い静電気レベルに確実に保たれるようにすることができる。さらに、 毛髪の通常のシャンプー操作で、組成物はトリートした毛髪から容易に洗い去る ことができる。
本発明がより明瞭になるようにするために、本発明を説明するために選んだ組成 物の実施例を、以下に記す。
特に断りない限り、記載しである部はすべて重量部である。
アルキルベンゼンスルホン酸の存在の下で環状ポリジメチルポリシロキサンの乳 化重合によって少量の(すなわち、組成物の5%以下、好適には組成物の3%以 下)防腐剤と安定剤としての非イオン乳化剤とともに、水中に分散されてトリエ タノールアミンで中和された25℃で100,000m+m2/ sの粘度を有 する第1のポリジオルガノシロキサンすなわちジメチルヒドロキシシロキシル末 端閉鎖ポリジメチルシロキサンの35部と水53部とからなる第1の水性エマル ジョンを製造した。
25℃で12,500mm”/ sの粘度を有する第2のポリシロキサンすなわ ちトリメチルシロキシル末端閉鎖ポリジメチルシロキサン35部と水53部との 第2の水性エマルジョンを、アルキルベンゼンスルホン酸の存在の下での水中で の乳化重合し、トリエタノールアミンで中和し、さらに少量の防腐剤と安定剤と しての非イオン乳化剤を加えて造った。
25℃で約350 mwa”/ sの粘度を有する第3のポリシロキサン、すな わちトリメチルシリル末端閉鎖ポリジメチルシロキサン60部と水約35部との 第3の水性エマルジョンを、少量の非イオン界面活性剤、ラウリル硫酸ナトリウ ムおよび防腐剤の存在の下で、該ポリシロキサンを分散して製造した。
25℃で100 am2/ sの粘度を有する第4のポリシロキサン、すなわち 約5個のジメチルシロキサン単位と約5個のフェニルメチルシロキサン単位とよ りなるトリメチルシロキシ末端閉鎖ポリシロキサン1部の第4の水性エマルジョ ンを、少量のシックナーとセチルアルコールとの存在の下で、水中にポリシロキ サンを分散して製造した。
これらのエマルジョンを、シラン (CBsO) zcH3si(CHx)3N”(CHs)zc+ Jz7C1− および非イオン自己乳化性ワックスと、第1表に示した量で混合した。様々な比 較組成物も第1表に示したような成分を使用して製造した。生成した組成物を使 用して未処理のヨーロッパ人の毛髪の試料をトリートして、そのコンディショニ ング組成物としての能力を、シャンプーした後の濡れている場合と、乾いている 場合との両方で、毛髪の梳き易さの能力に関係づけて、静電気を減らす能力と毛 髪に与える感触(手触りとふくよかさ)とに対して査定した。試験は次のように して行った0毛髪試料(未処理のヨーロッパ人のとび色の毛髪)を濡らし、ラウ リルエーテル硫酸ナトリウム20%とリノール酸ジェタノールアミド3.5%と をベースにしたシャンプーを使用して2回洗った0毛髪試料は流水でよくリンス した。
次に毛髪7.8g当り試験組成物5mZを試料に施した。1分後に、毛髪に櫛を 入れて、コンディショナーが同じように広がるようにし、毛髪試料を15秒リン スした。余分な水を除いてから、毛髪試料を濡れ髪の梳き易さについて試験した 。これはプラスチックの細かい櫛を毛髪を通して入れて、梳き易さを0から10 のスケールで査定した。この場合、毛髪を梳くのが困難であるかまたは全く梳け ない場合を0とし、また非常に容易に梳くことのできる場合を10とした。結果 は第2表の「濡れ髪の梳き易さI」の欄に示しである0毛髪のもつれを解いてか ら、同一のスケールに従って同一の方法で、梳き易さを再び査定した。結果は第 2表の「濡れ髪の梳き易さF」の欄に示しである0次に毛髪試料を70℃の空気 循環炉中で1時間乾かした0毛髪が室温に冷却した時に、濡れ髪の梳き易さと同 様な方法で、乾いた髪の梳き易さを査定し、最初の梳き易さと最後の梳き易さと の結果を、第2表の「乾いた髪の梳°き易さI」と「乾いた髪の梳き易さF」と の欄にそれぞれ記録した0毛髪のかさの大きさの増加の%を測定して、第2表に 「ふくよかさ」として記録した1毛髪の静電気は、乾いた毛髪をプラスチックの 櫛で下方に5回梳き、梳いた前後における毛髪の広がりの角度を比較して査定し た。この試験における組成物の性能は、0から5のスケールでランク付けしたが 、この場合Oは静電気が全くないことを記録するのに使用した。感触は毛髪に手 を触れて、その柔らかさ、艶およびふくよかさを考慮して査定した。この試験は 官能検査員の人々によって行い、その平均した結果は第2表に記録組成物     成分(a)        成分(b)  沈水性エマルジョン ワックス 比較用 1 2 3 4 2000050.5− 3000051.0− 502.50050    − 説明用 1    2.50    0    0      5     0.5    1.フ5:12   1.00   0   0     5    0.2 51.40:13   1.00   0   0     5    1.0   0.35:14   0.50   0   0     5    1. 0  0.175:15   0   2.50   0     5     0.253.5:16   0   2.50   0     5    0 .5  1.75:17   0   2.50   0     5      1.0   0.875:18   0   2.50   0     5     2.5  0.35:19   0   0   2.00      5    0.5  2.4:110   0   0   0   1.0    0    1.0   1.0   :1第じと老 組成物 濡れ髪の 乾いた髪のふくよ 静電気 感触梳き易さ 梳き易さ  か さ IPIF    (%) 比較用 1  2  4  4  4  100   5+   (a)2  3736    75   0   (b)3  3  6  3  6   25    0   (c)4       3      フ       4       6          20          5         id ) 5  3  8  5  7   50   4   (e)説明用 1  5867   50   2   (f)2  3  7  6  8    50   2   (g)3  3  8  6  7  133     Z   (h)4       4      9      6        フ          50          1         ii > 54968505◆  (j) 6  5  9  6  7   60   2   (j)7  4957    50   0   (j)8  3768   50   0   (k) 10    5   9    6    8    100     0       (論)(a)平均 (b)ふんわりし、僅かに粘るが滑らか(e)ふんわりし、僅かに粘る (d)滑らか、静電気不良 (e)艷があって柔らか、潤いのない仕上がり(f)すべすべ、柔らか、艷あり (g)十分ふんわり、鮮やか、上品 (h)艶あり、すべすべでふんわり (i)滑らか、弾力あり (Hすべすべ、艶あり (k)僅かに粘つく (+)柔らか、僅かに粘つく (、)非常に柔らか これらの結果は、ポリジメチルシロキサンと第4級アンモニウムシランとを含有 するエマルジョンを使用することによって、良いコンディショニングという利点 が達成できることを示している。比較組成物4と5(ポリシロキサンを含むがシ ランは含んでいない)は、良好な濡れ髪と乾いた髪との梳き易さは示すけれども 、静電気の抑制は貧弱である。比較組成物2と3(シランを含むがポリシロキサ ンは含んでいない)は、静電気の抑制はするけれども、他の点ではコンディショ ニングは貧弱である。説明用の実施例はすべてこれらの性質の組合わせが良好で あることを示していて、多くの好適な組成物は多くの性質が組合わさったよい性 質を示し、静電気のレベルが低いことは驚くべきものがあって、組合わせな成分 の相乗効果を示している。トリートした毛髪で得られる有利な性質の組合わせは 、ポリジオルガノシロキサン:シランの比が0.1:1ないし2.0:1の範囲 にある、説明用組成物1.2.3.4.6.7および8を使用す国際調査報告 Qli 8800962 SA    25157

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)一般式R′R2S1O1/2とRaSiO4−a/2との単位を有す るポリジオルガノシロキサン(ここにRは8個を上廻らない炭素原子を有するア ルキル基およびアリール基よりなる群から選ばれ、R′はR基およびヒドロキシ ル基から選ばれ、またaは0ないし2の値の整数である)の水性エマルジョンと 、(b)第4級アンモニウム化合物とよりなる成分の混合物によって形成される コンディショニング組成物において、前記第4級アンモニウム化合物が一般式( ii)R■SiR4N+(R5)3X′′(ここにR3は鎖中に5個までの炭素 原子を有するアルキル基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、12個以下の炭素原 子を有するアルコキシアルコキシ基およびトリメチルシロキシ基よりなる群から 選ばれ、R4はケイ素原子および窒素原子に結合した鎖中に2ないし10個の炭 素原子を有し、炭素、水素、任意にヒドロキシルの形態の酸素および任意にエー テル結合の形態の酸素よりなる2価の脂肪族炭化水素基を表し、R5はそれぞれ 1価の炭化水素基を表し、1ないし2個のR5基は平均8ないし18個の炭素原 子よりなる脂肪族鎖を有し、さらに1ないし2個のR5基は5個を上廻らない炭 素原子よりなる脂肪族鎖を有し、またX−は1価のアニオンを表す)の第4級ア ンモニウムシランであることを特徴とする、コンディショニング組成物。
  2. 2.ポリジオルガノシロキサンが、平均一般式(i)R′SiR2[OSiR2 ]nOR2SiR′(ここにnはポリジオルガノシロキサンが300,000m m2/s以下の粘度を有するような値である)を有することを特徴とする、請求 項1記載の組成物。
  3. 3.R基がメチル基であり、またnはポリジオルガノシロキサンが少なくとも1 000mm2/sの粘度を有する値であることを特徴とする、請求項2記載の組 成物。
  4. 4.R′はヒドロキシル基を表し、nはポリジオルガノシロキサンが約100, 000mm2/sの粘度を有するような値であり、且つ各R′がそれぞれメチル 差を表す場合には、nはポリジオルガノシロキサンが約12,500mm2/s の粘度を有する値であることを特徴とする、請求項3記載の組成物。
  5. 5.基Rの10%以上がフェニル基で、nはポリジオルガノシロキサンが10な いし1000mm2/sの範囲の粘度を有する値であることを特徴とする、請求 項2記載の組成物。
  6. 6.ポリジオルガノシロキサンが組成物の2重量%までの量で添加されることを 特徴とする、請求項1記載の組成物。
  7. 7.シランが式 (CH3)(CH3O)2Si(CH2)3N+(CH3)2C13H27Cl −を有することを特徴とする、請求項1記載の組成物。
  8. 8.シラン(b)が組成物の5重量%までの量で添加されることを特徴とする、 請求項1記載の組成物。
  9. 9.ポリジオルガノシロキサン:シランの重量比が2.5:1以下であることを 特徴とする、請求項1記載の組成物。
  10. 10.ポリジオルガノシロキサン:シランの重量比が0.1:1〜2.0:1の 範囲にあることを特徴とする、請求項9記載の組成物。
  11. 11.毛髪をシャンブーするおよび/またはリンスする段階と同時に、或いはそ れに引続いて、請求項1による組成物を毛髪に適用する段階を包含するヘアトリ ーティング方法。
JP50884888A 1987-11-11 1988-11-07 コンディショニング組成物 Pending JPH02502184A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8726439 1987-11-11
GB878726439A GB8726439D0 (en) 1987-11-11 1987-11-11 Conditioning compositions

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02502184A true JPH02502184A (ja) 1990-07-19

Family

ID=10626794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50884888A Pending JPH02502184A (ja) 1987-11-11 1988-11-07 コンディショニング組成物

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0340269A1 (ja)
JP (1) JPH02502184A (ja)
CA (1) CA1331145C (ja)
GB (1) GB8726439D0 (ja)
WO (1) WO1989004163A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009263369A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 L'oreal Sa 少なくとも1種の有機ケイ素原子−含有化合物、少なくとも1種のカチオン性界面活性剤及び少なくとも1種の有機酸を含有する化粧料組成物、及び該組成物を使用する化粧学的処置方法

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2636538B2 (ja) * 1991-04-09 1997-07-30 東芝シリコーン株式会社 化粧料
US5676938A (en) * 1992-09-29 1997-10-14 Toshiba Silicone Co., Ltd. Cosmetic composition
US5306434A (en) * 1992-10-20 1994-04-26 Alberto-Culver Company Hair care composition containing dispersed silicone oil
FR2783164B1 (fr) * 1998-09-16 2004-02-27 Oreal Composition cosmetique a base de composes organiques du silicium, peu ou pas polymerises, solubles dans l'eau, et partiellement neutralises
AU5867899A (en) * 1999-09-27 2001-04-30 L'oreal Cosmetic compositions based on partly neutralised organic silicon compounds
ES2260935T3 (es) 1999-09-27 2006-11-01 L'oreal Composicion cosmetica a base de compuestos organicos de silicio que comprenden al menos una funcion solubilizante no basica.
BR9917501A (pt) 1999-09-27 2002-05-21 Oreal Composição cosmética
DE10233963A1 (de) * 2002-07-25 2004-02-12 Itn-Nanovation Gmbh Verwendung von Silanen in kosmetischen Mitteln und Verfahren zur Haarbehandlung
FR2910275B1 (fr) * 2006-12-20 2010-06-04 Oreal Utilisation d'une silicone dans une composition de mise en forme des cheveux comprenant une alcoxysilane contenant un groupe fonctionnel solubilisant
FR2910276B1 (fr) * 2006-12-20 2010-06-04 Oreal Utilisation d'un polymere cationique dans une composition de mise en forme des cheveux comprenant un alcoxysilane contenant un groupe fonctionnel solubilisant
CN101386678B (zh) * 2007-09-13 2013-03-13 道康宁(上海)有限公司 制备包含具有季铵基团的弹性体聚硅氧烷的有机硅乳液的方法
FR2941621B1 (fr) 2009-01-30 2011-04-01 Oreal Composition cosmetique comprenant un alkoxysilane particulier et une gomme microbienne et utilisations en coiffage

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8320603D0 (en) * 1983-07-30 1983-09-01 Dow Corning Ltd Compositions for treating hair
US4567039A (en) * 1984-10-12 1986-01-28 Revlon, Inc. Hair conditioning composition and method
GB2173515B (en) * 1985-04-12 1989-01-18 Beecham Group Plc Hair dye composition

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009263369A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 L'oreal Sa 少なくとも1種の有機ケイ素原子−含有化合物、少なくとも1種のカチオン性界面活性剤及び少なくとも1種の有機酸を含有する化粧料組成物、及び該組成物を使用する化粧学的処置方法

Also Published As

Publication number Publication date
GB8726439D0 (en) 1987-12-16
CA1331145C (en) 1994-08-02
WO1989004163A1 (en) 1989-05-18
EP0340269A1 (en) 1989-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4601902A (en) Compositions and process for treating hair
KR920005806B1 (ko) 모발 컨디셔닝 조성물
US4891166A (en) Diquaternary polysiloxanes, their synthesis and use in cosmetic preparations
TW199175B (ja)
JP4754168B2 (ja) 第四級アンモニウム官能性シラン及びシロキサンを含むエマルジョンの製造方法
JP2015500926A (ja) 繊維トリートメントのためのアミノ官能性シリコーンエマルション
SE500779C2 (sv) Hårkonditionerande sköljmedelskomposition
JPH02502184A (ja) コンディショニング組成物
JPS5912718B2 (ja) 洗髪用組成物
CZ77298A3 (cs) Detergentní kosmetické prostředky, jejich použití a způsob jejich aplikace
EP0381318B1 (en) Hair-conditioning composition
JP6396991B2 (ja) ヘアコンディショナー組成物
KR101961487B1 (ko) 고기능성 실리콘 에멀젼 조성물 및 제조 방법
EP2432557A2 (de) Kosmetisches haarshampoo mit einem organopolysiloxanmodifiziertem saccharid und einem aminosilikon
EP1105093A1 (en) Conditioning compositions
JPH0567122B2 (ja)
CA1334937C (en) Hair conditioning composition
JP2568082B2 (ja) 整髪料組成物
WO1991018581A1 (en) Emulsified hair care preparation
JP2722243B2 (ja) 毛髪化粧料
JP2004300081A (ja) 毛髪化粧料
JPH0236566B2 (ja)
JP6484269B2 (ja) コンディショナー組成物
KR20120005160A (ko) 컨디셔닝 샴푸 조성물
KR100579720B1 (ko) 모발용 컨디셔닝 조성물