JPH02501044A - 高級鋼鋳造ケーシングから成る流動層反応器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 高級鋼鋳造ケーシングから成る流動層反応器本発明は高級鋼鋳造ケーシングがら 成る流動層反応器であって、該高級鋼鋳造ケーシングが相上下して配性装体を有 している形式のものに関する。

高級鋼鋳造ケーシングから成る流動層反応器は、従来主として使用されていた、 レンガ積みされた流動反応器に比較して高い耐温交番性と短い始動時間及び停止 時間を有している。

結露点を下回るという有害な現象は稼働中には発生しない。

しかしながら冒頭に述べた形式の高級鋼鋳造ケーシングから成る流動層反応器に おいては、流動層反応器が既に多部構造であるにも拘らず、発生する熱膨張を申 し分なく克服することはできない。

本発明の課題は冒頭に述べた形式の流動層反応器を改良し、この流動層反応器の 熱膨張がよシ良くコントロールされかつ点検と組立作業とが改善されるようにす ることである。

本発明の課題は請求項１に記載した特徴のコンビネーションによシ解決された。

請求項１に記載した構成以上の構成は請求項２から９までに記載しである。

このような流動層反応器の部分セグメントを単個モジュールに分割することによ り、熱膨張はコントロールされて克服できるようになる。なぜならば該熱膨張は あらかじめ構造的に考慮されるからである。高級鋼鋳造ケーシングの持つ前述の 一般的な利点、例えば短い始動及び停止時間、良好な断熱、結露点以下の温度降 下、短い組立時間、簡易化された点検作業は単個モジュール構造により一層顕著 になる。

一方の端壁を固定支承部として構成しがり他方の端壁を可動支承部として構成す ることにょシ、温度交番負荷による熱膨張は変形を伴うことなしに吸収される。

それにも拘らず案内及び確保部材の特殊な形式により、良好な全体強度が保証さ れ、外部に配置された特殊なシール部材により反応器の良好なシール性が保証さ れる。

構造的強度を高めるためには横桁を設けることが有利である。

又、当該の単個モジュールには格子棒底を受容するために受容部材が設けられて いると有利である。

又、乾燥ガスを導入しかつ導出させる開口は、モジュールに直接的に接続される フランジを備えていると有利である。

フレーム基礎は有利には耐火コンクリートで充たされており、これによシ全体の 安定性が一層高められる。

前述の流動層反応器の基本原理は多様な使用目的に適している。しかしながら特 に有利であるのは、スライムの乾燥や、プラスチック又は仇の可燃物５１含み、 該耳−燃物質が乾燥のだめの所要熱量のカバーに関与させられる材料の乾燥に用 いることである。

別の有利な使用分野は、炭素を含む吸着剤、特に排水浄化に使用７される吸着剤 の再生である。この場合にはしばしば水蒸気を戻し、濫度詩艷に使用することか できる。

次に本発明の流動層反応器を図面を用いて詳細に説明する。

第１図は本発明による流動層反応器の横断面図、第２図は第１図の流動層反応器 の縦断面図、第６図は固定支承部の詳細図、第４図は可動支承部の詳細図、第５ 図は縦案内装置の詳細図、第６図はクランプ装置の詳細図、第７図は第６図のク ランプ装置の断面図、第８図は再生装置の変化実施例を示す図、第９図はスライ ム乾燥装置の概略的縦断面図、第１０図はスライム乾燥装置の変化実施例の横断 面図、第１１図は第９図と第１０図による反応器の変化実施例の概略図である。

第１図と第２図においては本発明の流動層反応器１００が示されている。この流 動層反応器は方形のベースフレーム１と該ベースフレーム１に配属された支持フ レーム２とから成っている。このベースフレーム１は多部分から成るスライドフ レーム３を支持し、該スライドフレーム３の上には、単個モジュールがら組立て られた反応器上部分が載設されている。下部に端面側ではフランジ接続部４ａｔ 有する端面側モジュール４が設けられている。この端面側モジュール４の上には 両側でそれぞれ２つの端面側モジュール５，５ａが載着させられている。広幅側 においては同様に下部に、２つの長い広幅側モジュール７を有し、これらの広幅 側モジュール７の上にはそれぞれ１つの長い広幅側モジュールと２つの短い広幅 側モジュール６とが載着させられている。上端はそれぞれ２つの長い広幅側モジ ュール７により形成されている。反応器蓋は２つの外側の蓋モジュール８と１つ の中央の蓋モジュール９とから構成されている。中央の蓋モジュール９は一体鋳 造された排気フランジ９ａを有している。広幅側モジュール６．７には保持成形 体１０ａが取付けられている。この保持成形体１０ａには格子棒底１０が受容さ れている。さらにモジュール７もしくは７ａは横桁１１のための保持成形体１１ ａを備えている。この横桁１１は構造を補強するために沿立つ。

モジュール４．５．　５ａ、６．　７．７ａ、８．　９は保持フランジ２５もし くは２５ａを有し、該保持フランジ２５もしくは２５ａはクランプ１２を位置決 めするだめの案内ピン１２ａを備えている。これによってモジュールは摩擦接続 によシ互いに結合（クランプ結合）される。

個々のモジュールは孔を備え、これらの孔に、は例えば圧力又は温度測定用の測 定接続部２２又は試料を採集するだめの接続部又は材料を供給する接続部２２ａ もしくは材料を排出する接続部２２ｂが挿込まれる。

ベースフレーム１は下方に向かっては底板２１によって閉鎖されている。ベース フレーム１内の室は耐火コンクリート１９で充たされており、耐火コンクリート １９とベースフレーム１との間には耐火フェルト２４が間挿されている。

第１図に示されているようにモジュールの外側には断熱体２３が取付けられてい る。この断熱体２３としては、特にスライム乾燥の場合には、反応器を包囲する 鋼板フード２３ａを用いることができる。この鋼板フード２３ａの中間容積室に は付加的な利点として予熱された空気が生じる。この空気は該プロセスに使用す ることができる。

ベースフレーム１には遮蔽板２６が取付けられ、この遮蔽板にはスライドフェル ト２０が固定されている。

第３図（第１図のＡ部分の詳細図）においては一方の端面側に（固定支承部）設 けられた確保及びシール部材が示されている。嵌合キー１３はそジュール５とと に固定するために役立つ。嵌合キー１３を受容するためには保持フランジ２５に 溝２９が設けられている。

この溝２９は熱膨張を妨げないように設計されている。

外気に対してシールするためには、保持フランジ２５のシール溝３１内に紐シー ル１４が配置され、圧着条片１５によって確保されている。この紐シール１４と 圧着条片１５は同様にスライドフレーム３の適当な溝３１内に配置されている。

スライドフレーム３の成形部３０は耐火性のフェルト２４のだめの支持面として 役立ち、同様に遮蔽板２６に固定されたスライドフェルト２０のだめの支持面と しても役立つ。

スライドフレーム３には確保部材、例えば６角ねじが固定されている。この確保 部材はレバー１６を圧着条片１５に対して圧着する。６角ねじ１７の範囲には保 持７ランゾ２５は内厚部２８を有している。

第４図においてはモジュール４，５．５ａを相互にかつ反応器１００の可動支承 部としてのスライドフレーム３ａに対してシールするシール部の１部Ｂが示され ている。スライドフレーム３ａと支持フレーム２ａは可動支承部側では固定支承 部側よシも幅広く構成されているので、反応器の妨げられない熱膨張が保証され る。

第５図には反応器１００の広幅側におけるモジュール６，７，７ａ、９のだめの シール及び確保部材が第２図のＣ部分の詳細図として示されている。シール部材 は第３図と第４図とにおいて端面側モジュールについて記載したものと同じもの である。モジュール相互間の固定及びモジュールとフレーム３との固定は蟻形の 案内及び確保キー１８がモジュール６．７，７ａ。

９の溝３２内へ押込まれることにより行なわれる。

第６図と第７図（第２図のＤ部分の詳細図）においては、クランプ１２の配置と 作用とが側面図と断面図で示されている。クランプ１２はフック３３で案内ピン １２ａを取囲んでおシ、案内ピン１２ａはモジュールの保持フランジ２５に取付 けられている。クランプ１２によりモジュールは鉛直方向及び水平方向で互いに 固定される。クランプ１２は内側の側面３４で２つの保持フランジ２５を掴み、 これらの保持フランジを摩擦接続で互いに結合する。

第８図には吸着剤を再生するだめの流動層反応器が示されている。反応器蓋にあ る材料供給接続部２２ａを介しては有利には活性炭から成る吸着剤が供給される 。この吸着剤は格子棒底１０を通って下から上へ流れる流動層ガスによシ流動層 状態にされ（上方の流動層３５と下方の流動層３６）、接続通路２７を介して下 方の流動層３６に達する。下方の格子棒底１０の端部にある材料排出接続部２２ ｂを介して再生された吸着剤は反応器１００から排出される。

本発明の流動層反応器１００を廃水浄化装置からの活性炭を再生するために用い た場合にはプロセス温度は上方の流動層３５の範囲においては有利には約４００ ００でありかつ下方の流動層範囲３５では有利には約８００°Ｃである。

第９図から第１１図においてはスライムを乾燥するだめの流動層反応器が概略的 に示されている。スライムは複数の材料供給接続部２２ｃ１有利には接続部２２ ｃに差込まれた供給ランス（図示せず）により、反応器１００内に形成された砂 流動層に搬送される。

流動層反応器１００においてスライムは乾燥され、排ガスで接続部９ａを介して 排出される。このプロセスでは温度は下方の格子棒底１０の範囲では有利には約 ５００℃であシ、砂流動層の範囲では有利には約２００℃であシ流動層の上側で は有利には約１５０℃である。

第１１図においては第９図と第１０図とに示された流動層反応器が円錐状に構成 された下方の部分セグメント１０２と共に縦断面図で示されている。この構成は 流動層ガスを発生させるために図示されていないバーナが部分セグメント１０２ 内に統合される場合に有利である。

国際調査報告 一１軸−＾−幽４−味ＰＣＴ／ＥＰ　８７１００６３８国際調査報告 ＥＰ　８７００６３８

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．高級鋼鋳造ケーシングから成る流動層反応器であつて、相上下して配置され た複数の方形の部分セグメントから成り、断熱外装体を有している形式のものに おいて、 （イ）部分セグメント（１０２，１０３，１０４）がそれぞれ部分的に異つて構 成された複数の単個モジユール（４，５，５ａ，６，７，７ａ，８，９）から組 立てられており、 （ロ）フレーム部分（１，２，３）とベースプレート（２１）と遮蔽板（２６） とから成る設置フレーム（１０１）が設けられており、 （ハ）単個モジュール（４，５，５ａ，６，７，７ａ，８，９）の保持フランジ （２５，２５ａ）が溝（２９，３１，３２）．を備えており、てれらの溝（２９ ，３１，３２）内に案内及び確保部材（１３，１５，１８）もしくはシール部材 （１４）が受容されており、前記保持フランジ（２５，２５ａ）に保持クランプ （１２）を位置決めするための受容ピン（１２ａ）が取付けられており、 （ニ）スライドフレーム（３）が溝（２９，３１，３２）を備えており、．これ らの溝（２９，３１，３２）に案内及び確保部材（１３，１５，１８，１８ａ） もしくはシール部材（１４）が受容されており、前記スライドフレーム（３）に 圧着条片（１５）のための確保部材（１６，１７）が取付けられており、（ホ） 支持フレーム（２）が切欠き（２９）を備え、ての切欠き（２９）に案内及び確 保部材（１３）が受容されており、前記支持フレーム（２）に案内及び確保部材 （１８ａ）が取付けられている てとを特徴とする、高級鋼鋳造ケーシングから成る流動層反応器。 ２．単個モジュール（７，７ａ）が受容成形部（１１ａ）を備えており、この受 容成形部（１１ａ）に横桁（１１）が係合している、請求項１記載の流動層反応 器。 ３．単個モジュール（６，７ａ）が受容成形部（１０ａ）を備え、この受容成形 部（１０ａ）に格子棒底（１０）が配置されている、請求項１又は２記載の流動 層反応器。 ４．単個モジュール（４，９）がフランジ接続部（４ａ，４ｂ，９ａ）を備えて いる、請求項１から３まてのいずれか１項記載の流動層反応器。 ５．設置フレーム（１０１）が耐火コンクリート（１９）で充たされており、こ の設置フレーム（１０１）がフレーム部分（１，２，３）に対して耐火性のフエ ルト（２４）で制限されている、請求項１記載の流動層反応器。 ６．保持クランプ（１２）が１つのフツク（３３）と２つの楔面（３４）を有し ている、請求項１記載の流動層反応器。 ７．格子棒底（１０）とその間に配置された付加的な部分セグメント（１０５） とを備えた複数の部分セグメント（１０３）が設けられており、それぞれ２つの 部分セグメント（１０３）の間、つまり下方の流動層（３６）と上方の流動層（ ３５）を有する部分セグメント（１０３）の間に接続通路（２７）が配置されて かり、部分セグメント（１０４）に材料供給接続部（２２ａ）が設けられ、部分 セグメント（１０３）に材料排出接続部（２２ｂ）が設けられている、請求項１ から６まてのいずれか１項記載の流動層反応器。 ８．部分セグメント（１０３）内に砂流動層（３７）と材料供給接続部（２２ｃ ）とが設けられ、部分セグメント（１０４）内に材料排出接続部（９ａ）が設け られている、請求項１から６までのいずれか１項記載の流動層反応器。 ９．部分セグメント（１０２）が円錐状に構成されかつ部分セグメント（１０２ ）内に燃焼室が配置されている、訴求項記載の流動層反応器。