JPH0250014B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、室の一方の側に沿つて上下されるよ
うにされ、ばら積材料をリフチングコンベアの方
へ移送するようにされた第１水平コンベアと、ば
ら積材料を前記第１水平コンベアの方へ移送する
ようにされ前記第１水平コンベアに沿つて移動可
能な別の水平コンベアとを備えた船荷室または貯
蔵室内のばら積材料の荷下ろし装置に関する。

この形式の荷下ろし装置は、以前からノルウエ
ー特許第138422号明細書によつて知られている。
ここでは、水平コンベアは、取扱われるばら積材
料の種類に応じて最も都合のよい滑り角度に調整
されるように互に独立して垂直方向に移動可能な
すくい部材からなつている。以前から公知のこの
発明の実施例は、ノルウエー刊行物No.147376に示
されている。ここで２つのすくい部材は、垂直方
向に多少動けるよう互に結合されている。しかし
ながら、この場合においても、この装置が種々の
種類のばら積材料に対して作動するよう或る程度
の相互間の垂直の調整可能性に依存している。

スクレープコンベアとも称される以前から公知
のすくい部材は、表面の材料をすくつて運搬す
る。これに伴つて生じる材料の歪によつて、或る
種の材料の粒度は減少し、これは或る種の用途に
おいては有害であると考えられる。さらに、スク
レープコンベアは、容量に制限があることが判つ
た。

本発明の目的は、前記欠点を少くし、同時に大
きな容量およびばら積材料の種類に関して広い使
用範囲をもつ荷下ろし装置を提供することにあ
る。

この目的は、本発明によれば、前記第１水平コ
ンベアはコンベアの下降に伴つてばら積材料の中
にコンベアの中間部を掘り進む手段を備え、第２
水平コンベアはベルトコンベアとコンベアの回り
に回転可能な掘削ホイールとを備えることを特徴
とする冒頭に述べた形式の荷下ろし装置によつて
達成される。

掘り進み手段を備えた前記第１水平コンベアを
設けることによつて、コンベアの容量およびばら
積材料の節約に関して、使用するコンベアの種類
の選択が一層自由になる。第２水平コンベアは、
大きな容量を備え、大きな材料を容量に取扱える
形式のコンベアである。

後者の水平コンベアは、それ自体については例
えばドイツ連邦共和国特許出願公開第2311900号
公報から知られている。この公知の装置において
は、ベルトコンベアが船の貨物室に設けられ、船
の横方向に伸びている。このベルトコンベアは、
船の縦方向に移動可能であり、船の縦方向に動く
場合にベルトコンベアおよびその掘削ホイールに
追随するようにされた垂直コンベアを一方の端部
に備えたクラブに支持されている。しかしなが
ら、この公知の装置がどのように動作するかを見
ることは困難である。荷物室がばら積材料で満さ
れている場合、垂直コンベアは、この材料によつ
て阻止される筈である。さらに、掘削ホイールは
クラブ内の支持点の間だけ動くことができ、その
結果、荷物室の全幅に行き亘ることができず、従
つてベルトコンベアまたは垂直コンベアの通る径
を掘り進むことができない。本発明は、このよう
な決定的な欠点を有しないことが了解されよう。

本発明の好適な実施例によれば、前記第１水平
コンベアは可動キヤツチヤが設けられた縦シユー
トを備え、前記掘り進み手段はシユートの底側に
移動可能なスクレーパによつて構成されている。
このようにすることによつて、簡単でしかも頑丈
であり、同時に大量のばら積材料を比較的容量に
移送することが可能なコンベアが得られる。

前記キヤツチヤおよびスクレーパは夫々チエー
ンに取付けられる。本発明の一層好適な特徴によ
り、キヤツチヤおよびスクレーパは共通のエンド
レスチエーンに設けられ、チエーンまたは付属部
材はシユートの底部のスロツト内を走行する。

前記第１コンベアの底部におけるスクレーパに
対して、ばら積材料が可及的小さな歪を受けるよ
うにするため、２つの水平コンベアは、定常運転
状態の間、ベルトコンベアの掘削ホイールの下端
部が第１コンベアのスクレーパより若干低くなる
ようにされている。従つて、大きな材料は、スク
レーパが全く仕事する必要なく、掘削ホイールの
方へ自然に下降する。しかしながら、掘削ホイー
ルが室の床に達した際、ばら積材料の少量が第１
コンベアの下に残留する。この材料を除去するた
めに、本発明によれば、２つの水平コンベアは、
制限された範囲まで垂直に互に動くことができ、
第１コンベアは室の床と接触するまで下げられ、
このようにして掘り進み手段によつて、ばら積材
料の最後の残り分が除去される。

本発明を十分に理解できるようにするため、図
示の実施例を参照して一層詳細に説明する。

第１図および第２図に示された荷船１は、本発
明による荷下ろし装置を備えた貨物室を有してい
る。この装置は第１水平コンベア３を備え、この
コンベアは、貨物室の２つの側の一方の側に沿つ
て上下できるようにされ、貨物室の１つの区域に
設けられたリフチングコンベア４の方向に、ばら
積材料を移送するようにされている。符号５で全
体的に示された第２水平コンベアは、前記第１コ
ンベアの横方向に伸び、第１コンベアに沿つて貨
物室の縦方向に移動可能であり、第１コンベアと
共に垂直方向に移動可能である。この第２水平コ
ンベアは、ベルトコンベア６と、このベルトコン
ベアに沿つて前後に移動可能な掘削ホイール７と
を備えている。

第３図ないし第５図は、前記第２水平コンベア
を一層詳細に示している。類似するか又は一致す
る部品は、実施例において細部が多少異なつてい
ても、同じ参照符号が付けられている。

第２水平コンベアは、両端部にキヤリアホイー
ル９を備えたフレーム又はビーム８を有してい
る。これらは、垂直ガイド１２の中で動くローラ
部材１１を備えた水平ガイド１０内を移動する。
ローラ部材１１およびこれに付属する水平ガイド
１０およびベルトコンベア５は、ウインチ１３お
よびこれに対応する引張り部材１４によつて上下
される。掘削ホイール７の詳細は、第３図に最も
よく示されている。このホイールは掘削回転羽根
１５を備え、この羽根は運動方向前方に開放さ
れ、さらにホイール中心方向の内部に開放されて
いる。掘削回転羽根は、補強された前部エツジ１
６を備えている。ホイール内部の区分によつて湾
曲板１７が伸びており、転向板１８，１９によつ
て区画された空の区分に達するまで掘削回転羽根
の後部壁を形成している。この転向板１８，１９
は、ベルトコンベア６の方へシユートを形成して
いる。

掘削ホイールは、勿論、これを回転させる手段
（図示せず）を備えており、さらにベルトコンベ
ア５に沿つて動かすためのモータ２０で表わされ
た手段を備えている。なお、掘削ホイールは、実
質的にベルトコンベア６の全長に渡る程に幅広の
場合には、その縦方向へ移動させる必要はなくな
る。また、夫々のベルトコンベアに数個の掘削ホ
イールを設けることもできる。

本発明による装置は、勿論、ベルトコンベア６
の駆動手段およびこのベルトコンベアを水平ガイ
ド１０に沿つて動かす手段を備えている。これら
を如何に設けるかは、熟練者にとつては明白であ
る。

第１水平コンベア３の一層詳細な点は、第６図
および第７図から細かく知見される。コンベア
は、延長された骨組構造部分に側部材２１を有
し、この骨組構造の端部は、エンドレスチエーン
２３用の案内スプロケツト２２を備えている。チ
エーンの内側にキヤツチヤが固定され、このキヤ
ツチヤは骨組構造の側部材２１の間に設けられた
シユート２５の形状に適合した輪郭を有してい
る。このシユート２５は、チエーン２３あるいは
キヤツチヤ２４を支持すべくチエーン２３に設け
られた固定ブラケツトが位置されるスロツトを底
部に有する。キヤツチヤは案内スプロケツト２２
を通過できるよう分割されている。

キヤツチヤの反対側のチエーン２３の外側に、
アングル鉄の形状のスクレーパ２６が設けられて
いる。これらは、フレームの側部材２１から若干
越える程長く、このフランジに対向させて配置さ
れている。コンベアの底側でばら積材料を掘りの
ける以外に、スクレーパ２６は、キヤツシヤ２４
を安定化させたり、ばら積材料をシユート２５内
で押し出す際に、キヤツチヤが傾斜したり、詰ま
つたりすることを防止する役割をなしている。

第７図に示すように、シユート２５は、荷下ろ
し端部の一部分ａ−ａを除いて、コンベア３の殆
ど全長に伸びている。ここで、ばら積材料は、シ
ユートの端から自然の滑り角度でリフチングコン
ベア４の方へ滑り落ちるか、またはスクレーパ２
６によつてリフチングコンベアの方へ掻き落され
る。

第３図および第６図からよく判るように、水平
コンベア３は、水平ガイド１０用のローラ部材１
１と同じ垂直ガイド１２内で回るローラ部材２７
を備えている。各ガイドの中のローラ部材１１お
よび２７は、例えば油圧シリンダまたはねじ装置
の形式の間隔調整部材２８によつて互に連結され
ている。間隔調整部材によつて、コンベア３およ
び掘削ホイール７を備えたベルトコンベア５は、
水平ガイド１０に関して或る限度内に上下され
る。

本発明による荷下ろし装置は下記のような動作
を行なう。

室２を空にしようとする場合、本発明による装
置は、ベルトコンベア６および掘削ホイール７を
室の一方の端に置いて荷物の上に位置づけされ
る。先ず、リフチングコンベア４およびこれに対
応するコンベア２９が起動される。リフチングコ
ンベア４は、シリンダ３１によつて荷物吐出口の
レベルに開かれるハツチ３０を備えている。第１
水平コンベア３、ベルトコンベア５および掘削ホ
イール７が起動される。掘削ホイールは、ベルト
コンベアの一方の端部から他方の端部へ横方向に
動く。次に、掘削ホイールを備えたベルトコンベ
アは、ガイド１０に沿つて適当な距離だけ移動
し、掘削ホイールは、再度、一方の端部から他方
の端部に動く。この動作は、室の全長に亘るまで
繰返される。その次に、ウインチ１３が、２つの
水平コンベアと掘削ホイールとからなる全装置を
下げるのに使用される。同時に、第１コンベア３
は、それ自体が収容される空間部をつくるため
に、スクレーパ２６によつて、ばら積材料を掘り
除き、そこで、掘削ホイールを備えたベルトコン
ベアは、全室に亘つて前述の動作を行なう。

主要な荷下ろし動作の間、スペーサ部材２８
は、掘削ホイールの最下点が第１水平コンベア３
から若干下方に位置するよう調整される。これ
は、ばら積材料がコンベア３の底部から掘削ホイ
ールの方へ滑り落ちることができ、従つてスクレ
ーパ２６は、コンベアの通る空間部をつくるため
に、全く仕事をする必要がないことを意味してい
る。荷落ろしが殆んど完了し、掘削ホイールが室
の底に達した場合、若干のばら積材料が、水平コ
ンベア３の底部に残留する。このコンベアがスペ
ーサ部材２８によつて徐々に下げられると、スク
レーパ２６が残留ばら積材料をリフチングコンベ
ア４の方へ移送し、これによつて室が殆んど完全
に空にされる。最終的に、水平コンベア３および
掘削ホイール７は、図に示すように同じ相対位置
をとる。

本発明は、特許請求の範囲の枠内で種々に変更
されることが理解される。必要な容量が指示され
た場合には、１組以上のコンベアを貯蔵室内に設
けることができる。さらに、第１水平コンベア
は、他の形式に変更または置換えを行なうことが
できる。図示された実施例から出発して、このコ
ンベアは、スクレーパ用の外部チエーンとキヤツ
チヤ用の内部チエーンとの２つの独立したチエー
ンを備えることもできる。

これらが独立した駆動装置を有する場合には、
スクレーパはコンベアを下げる必要のある場合だ
け使用され、残りの時間は下方のばら積材料の上
に載せられるので、その荷重によつて支持装置を
引張ることはなくなる。従つて、コンベアの骨組
構造は軽くすることができ、経費が少くなる。キ
ヤツチヤ用の独立した内部チエーンは、チエーン
の外側にキヤツチヤを固定することを可能にし、
従つてキヤツチヤは、チエーンスプロケツトを通
過させるために分割する必要はなくなる。チエー
ンおよびキヤツチヤは、適切なガイドによつて安
定させることができる。さらに、チエーンをワイ
ヤのような他の形式の引張り手段に置換え得るこ
とは理解されよう。

キヤツチヤ・コンベアは他の形式のコンベア、
例えば第８図に示すようなベルトコンベア３２に
置換えられることも理解されよう。このコンベア
は、独立した駆動装置、例えばその他の図に示さ
れているような同じ形式の駆動装置を備えた適切
な掘り進み手段２６を付加的に備える必要があ
る。

さらに、キヤツチヤ・コンベアに対して、材料
がチエーンの両側に設けられた薄板上に載るよう
にされたチエーンスラツトベルトを使用すること
ができる。この変形例は特に研摩材料に適してい
る。

以上説明したように、本発明に係るばら積材料
の荷下ろし装置によれば、第１水平コンベア３が
該コンベア３の下降に伴つてばら積材料の中に該
コンベア３の空間部を形成する掘り進み手段を備
えていることから、該掘り進み手段によつて前記
第１水平コンベア３の下降動作をスムーズに行な
らしめることができるとともに、第２水平コンベ
アから送られてきたばら積材料を前記第１水平コ
ンベア３によつてその粒度を変化させることなく
所定場所までスムーズに運ぶことができ、しか
も、従来のようなスクレープコンベアの欠点の１
つであつた搬送容量の制限についても十分な容量
を容易に確保でき、したがつて、前記従来の欠点
を可及的に少ならしめるとともに、同時に大きな
容量およびばら積材料の種類に関して広い範囲で
使用することができる。

また、前記掘り進み手段を前記第１水平コンベ
アに設けたことによつて、コンベアの容量拡大お
よびばら積材料の無駄の無い回収を実現でき、し
かも、使用するコンベアの種類も特に限定され
ず、その選択を一層自由に行なうことができる。

さらに、第２水平コンベア５はベルトコンベア
６と該コンベアの回りに回転可能な少くとも１つ
の掘削ホイール７とを備えていることから、掘削
ホイール７を荷物室の全幅に行き亘らせることが
でき、したがつて、航行中に船荷が固くなつても
確実に角から角まで掘り上げることができるとと
もに、従来の掻寄せ式荷下ろし装置の如く掻寄せ
動作によつて殻粒を細かく砕くことなく掘り進む
ことができ、粉ぼこり発生を可及的に抑制するこ
とができる。

このように、本発明の荷下ろし装置は、粒径や
航行中の固成にも係わらずどのような種類のばら
積船荷でも扱うことができ、しかも前記したよう
な塵発生の問題を起こさず、かつ前記したような
掻寄せ式の荷下ろし装置に比べて約５倍の荷下ろ
し能力を発揮することができる。

さらにまた、本願発明では、掘削ホイール７が
第２水平コンベア５に備えられた構成としている
ことから、荷下ろし装置が船の貨物室内に完全に
収容設置されているので、この貨物室の大きさと
は無関係に掘削ホイール７の直径をかなり小さく
設定することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は荷船に装備された本発明装置の一実施
例を示す側断面図、第２図は第１図の平面図、第
３図は第１図の要部を拡大して示す側断面図、第
４図は第３図の平面図、第５図は第１図に示す船
体を横方向に切断した断面図、第６図は第５図の
要部を拡大して示す断面図、第７図は本発明装置
を構成する第１水平コンベアの斜視図、第８図は
第７図の一部を変更した実施例を示す斜視図であ
る。 １……荷船、２……貨物室、３……第１水平コ
ンベア、４……リフチングコンベア、５……第２
水平コンベア、６……ベルトコンベア、７……掘
削ホイール、２３……エンドレスチエーン、２４
……キヤツチヤ、２５……シユート、２６……ス
クレーパ、３２……ベルトコンベア。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 貨物室または貯蔵室２内のばら積材料をリフ
   チングコンベア４の方へ移送するようにされた第
   １水平コンベア３と、 該第１水平コンベア３を室２の一端側において
   上下させる手段と、 該第１水平コンベア３の縦方向に移動可能であ
   るとともに、該第１水平コンベア３とともに垂直
   方向に上下動可能に設けられ、ばら積材料を該第
   １水平コンベア３の方へ移送する第２水平コンベ
   ア５とを備えたばら積材料お荷下ろし装置におい
   て、 前記第１水平コンベア３は、該第１水平コンベ
   ア３の下降に伴つてその下方に存在するばら積材
   料を上記リフチングコンベアの方へ掻き落とし
   て、そのばら積材料の中に第１水平コンベア３が
   収容される空間部を形成する掘り進む手段２６を
   備え、 上記第２水平コンベア５はベルトコンベア６と
   該コンベア６の回りに回転可能な少くとも１つの
   掘削ホイール７とを備え、該掘削ホイール７によ
   つて掘り上げたばら積材料をベルトコンベア６上
   に載せて上記第１水平コンベア３の方へ搬送する
   ようにしたことを特徴とするばら積材料の荷下ろ
   し装置。 ２ 前記第１水平コンベア３は、縦シユート２５
   と、該縦シユート上を移動する可動キヤツチヤ２
   ４とから成り、前記第２水平コンベア３によつて
   搬送されて縦シユート２５上に載せられたばら積
   材料を上記可動キヤツチヤ２４によつて該縦シユ
   ート２５に沿つて上記リフチングコンベア４の方
   へ押し出すように搬送し、上記掘り進み手段２６
   は、上記縦シユート２５の底部に沿つて移動可能
   なスクレーパ２６によつて構成されたことを特徴
   とする特許請求の範囲第１記載のばら積材料の荷
   下ろし装置。 ３ キヤツチヤ２４およびスクレーパ２６は、共
   通のエンドレスチエーン２３に固定され、チエー
   ン２３または該チエーン２３の付属部材は縦シユ
   ート２５の底部におけるスロツト内を動くことを
   特徴とする特許請求の範囲第２項記載の荷下ろし
   装置。 ４ 上記第１および第２水平コンベア３，５は、
   互に垂直方向に調整可能であり、相対的に最も高
   い位置における掘削ホイール７の下端部は、掘り
   進み手段２６のレベルにあることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項〜第４項のいずれかに記載の
   荷下ろし装置。 ５ 前記第１水平コンベア３は、ベルトコンベア
   ３２から成り、掘り進み手段２６は上記縦シユー
   ト２５の底部に沿つて移動可能なスクレーパ２６
   によつて構成され、上記ベルトコンベア３２とは
   別個に駆動されるようにしたことを特徴とする特
   許請求の範囲第１または４記載のばら積材料の荷
   下ろし装置。