JPH02500009A - ベルト構造体を製造する方法 - Google Patents

ベルト構造体を製造する方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ベルト構造体及びその製造方法 支亙立1 本発明は、改良されたベルト構造体に関し、その製造方法に関する。
失血1遣 対向した両面を有し、該両面の間に配設された抗張手段と、補強繊維を有する第 1ポリマー材で形成され、各々、隣接する歯の対向した両側面とは離隔した対向 両側面を有し、前記両面のうちの一方の面を画定する複数の歯と、該各隣接した 歯の間に設けられたランド区域と、前記両面の他方の面を画定する裏当部材とか ら成るベルト構造体を製造することは周知である。前記裏当部材は、主として、 前記歯の材料とは最初は別体とされる第2ポリマー材で形成される。その製造方 法は、溝付ドラムを準備し、抗張手段をドラムの周りに巻付け、前記第1ポリマ ー材を不硬化状態でドラムの周りに巻付け、次いでドラムに熱及び圧力を加えて 第1ポリマー材をドラムの方に向って強制的に移動させドラムの溝に隣接した前 記抗張手段を通して該溝内へ浸出させて前記歯の少なくとも一部分を形成するこ とから成る0例えば、スクラの米国特許第3.078.206号、ミラーの米国 特許第3゜535、946号、及びリチャード L、マーシュ化の米国特許第4 .504.342号、4.583.963号及び4,586、973号を参照さ れたい。
又、溝付ドラムを準備し、抗張手段をドラムの周りに巻付け、前記第1ポリマー 材を不硬化状態でドラムの周りに巻付け、次いでドラムに熱及び圧力を加えて第 1ポリマー材をドラムの方に向って強制的に移動させドラムの溝に隣接した前記 抗張手段を通して該溝内へ浸出させて前記歯の少なくとも一部分を形成し、実質 的に直ちに第1ポリマー材及びドラムを冷却して第1ポリマー材の硬化を停止し 、それによって第1ポリマー材を全体的に不硬化状態に維持し、次いで第2ポリ マー材を不硬化状態で前記ドラムの周りに巻付け、再度前記ドラムに熱及び圧力 を加えて第2ポリマー材をドラムの方に向って強制的に移動させ、それによって 前記歯の残りの未完成部分を完成し、第1ポリマー材と第2ポリマー材を一緒に 硬化させることから成る方法によってベルト構造体を製造することも周知である 。1984年10月9日に出願された本出願人の米国出願第658.832号( 発明者口バート E、ウエッチェル他)を参照されたい。
又、歯付ベルト構造体を溝付ドラム上で幾つかの別個の工程で形成することも周 知である。例えば、ゲイスト他の米国特許第3.250.653号及びウエッチ ェルの米国特許第4.235.119号を参照されたい。
上述した従来技術の文献のうちのあるものにおいては歯付ベルト構造体の各層を 異なるポリマー材で形成することが示されでいる。そのような多層歯付ベルト構 造体についてはチコニャニの米国特許第4.445.879号を参照されたい。
1豆立!j 本発明の1つの特徴は、歯の形成を完成する隙間を形成するポリマー材が、裏当 部材を形成するポリマー材に効果的に結合されるようにした改良型歯付ベルト構 造体を提供することである。
特に、本発明の教示によれば、補強繊維を有する不硬化ポリマー材を熱と圧力の もとで抗張手段を通して溝付ドラムの溝内へ圧入させてベルト構造体の歯を形成 する際、歯の形成中ポリマー材が実質的に硬化するのを防止し、そのポリマー材 が後にそれに重ね合わされる裏当部材のポリマー材に硬化的に接合され、なおか つ裏当部材がドラムの溝内に歯を完全に形成するのに十分な熱及び圧力でもって ドラムに向けて押付けられるようにすることが望ましいことが判明した。
本発明の教示によれば、上記ポリマー材の硬化は、1984年10月9日出願の 本出願人の前掲米国出願第658、832号(発明者口バート E、ウエッチェ ル他)の硬化停止冷却法を用いれば実質的に回避することができることが判明し た。即ち、第1ポリマー材をドラムの方に向って強制的に移動させドラムの溝に 隣接した前記抗張手段を通して該溝内へ浸出させて前記歯の少なくとも一部分を 形成する工程の実質的に直後に、第1ポリマー材及びドラムを冷却して第1ポリ マー材の硬化を停止し、それによって第1ポリマー材を全体的に不硬化状態に維 持し、その間に第2ポリマー材を不硬化状態で前記ドラムの周りに巻付け、次い で前記ドラムに熱及び圧力を加える。
例えば、本発明の一実施例では、対向した両面を有し、該両面の間に配設された 抗張手段と、補強繊維を埋入した第1ポリマー材で形成され、各々、隣接する歯 の対向した両側面とは離隔した対向両側面を有し、前記両面のうちの一方の面を 画定する複数の歯と、主として、前記歯の材料とは最初は別体とされる第2ポリ マー材で形成され、前記両面の他方の面を画定する裏当部材とから成るベルト構 造体を製造する方法であって、溝付ドラムを準備し、抗張手段をドラムの周りに 巻付け、前記第1ポリマー材を不硬化状態でドラムの周りに巻付け、次いでドラ ムに熱及び圧力を加えて第1ポリマー材をドラムの方に向って強制的に移動させ ドラムの溝に隣接した前記抗張手段を通して該溝内へ浸出させて前記歯の少なく とも一部分を形成し、実質的に直ちに第1ポリマー材及びドラムを冷却して第1 ポリマー材の硬化を停止し、それによって第1ポリマー材を全体的に不硬化状態 に維持し、次いで第2ポリマー材を不硬化状態で前記ドラムの周りに巻付け、次 いで再度前記ドラムに熱及び圧力を加えて第2ポリマー材をドラムの方に向って 強制的に移動させ、それによって前記歯の残りの未完成部分を完成し、第1ポリ マー材と第2ポリマー材を一緒に硬化させベルト構造体を形成することから成る 方法を提供する。
従って、本発明の目的は、上述した、又は後述する本発明の新規な特徴の1つ又 はそれ以上を有する改良されたベルト構造体を提供することである。
本発明の他の目的は、そのようなベルト構造体を製造する方法であって、上述し た、又は後述する本発明の新規な特徴の1つ又はそれ以上を有する方法を提供す ることである。
図面の簡単な説明 本発明の特徴及びその技術的利点は、以下の好ましい実施例の説明、並びに特許 請求の範囲及び添付図から理解されよう。
第1図は、本発明の改良されたベルト構造体の部分透視図である。
第2図は、第1図のベルト構造体の線2−2に沿ってみた拡大部分断面図である 。
第3図は、第1図のベルト構造体を形成するための装置及び方法の一部を示す概 略的、一部切除された透視図である。
第4図は、第3図の線4−4に沿ってみた拡大部分断面図であり、第1図のベル ト構造体を形成するための本発明の方法の1工程を示す。
第5図は、第3図の装置内に配設され、本発明のベルト構造体を形成するための 工程において第3図の装置に熱及び圧力を加える別の装置を示す断面図である。
第6図は、第4図にと同様の図であるが、第4図に示されたベルト組立体から形 成された本発明のベルト構造体の部分を示す。
第7図は、第6図のドラム及びベルト組立体を第5図の装置から取出した後冷却 する態様を示す概略図である。
第8図は、第6図と同様な図であるが、第1図のベルト構造体を形成するための 本発明の方法の別の工程を示す。
第9図は、第8図と同様な図であるが、本発明のベルトを最終形成するために熱 及び圧力を加えた後の第8図の装置を示す。
るための ましい態様 本発明のいろいろな特徴は、ここでは、特定の材料で形成され、特定の輪郭の歯 を有する歯付ベルト構造体を提供するために特に適用されたものとして例示し、 説明するが1本発明Φ各特徴は、他の材料で形成され、所望の他の輪郭の歯を有 する歯付ベルト構造体を形成するのに単独で又は組合せて用いることができるこ と歯明らかであろう。
又、本発明のいろいろな特徴は、ここでは、後に慣用の態様で複数の個々の無端 ベルトの形に切断することができるようになされたスリーブの形のベルト構造体 を提供するために特に適用されたものとして例示し、説明するが、本発明の各特 徴は、所望ならば、それ自体が1本の無端ベルトを構成するベルト構造体を形成 す、るのに単独で又は組合せて用いることができること歯明らかであろう。
従って、添付図は、単に、本発明の広範囲に亙る用途の1つを例示するためのも のであるから、本発明は、添付図に示された実施例のみに限定されるべきもので はない。
第1.2図を参照すると、本発明の改良されたベルト構造体は、参照番号lOに よって相対的に示されている。ベルト構造体10は、対向した両面11.12を 有し、両面11と12の間に併設された抗張部即ち抗張手段13と、ベルト構造 体10の面12を画定する複数の歯14と、ベルト構造体lOの面11を画定す る裏当部材15とから成る。
ベルト構造体lOの抗張部又は抗張手段13は、任意の適当な構造体で構成する ことができるが、添付図に示された実施例では、後述するように、適当な実質的 に非伸縮性の材料でベルト製造技術において慣用の態様で形成される複数の並置 コード又はストランドによって構成されている。従って、「抗張手段」という用 語は、以下の説明ではベルト構造体10の抗張部13を称するものとして用いら れる。
ベルト構造体10の歯14は、主として、補強繊維17を埋入した第1ポリマー 材16で形成される。各歯14は、隣接する歯14の側面19及び18とはそれ ぞれ離隔した対向側面18.19を有する。各歯14の側面18.19は、平坦 であり、抗張手段13に平行なベルト構造体10の長手軸線に対して傾斜したも のとして示されている。側面18.19は、当該技術において周知の態様で歯1 4の駆動部又は被動部を構成することができる。ただし、所望ならば、歯14の 断面形状は、第1.2図に示されるように台形ではなく他の任意の適当な形状と することができることは明らかであろう。
ベルト構造体lOは、当該技術において周知の態様で隣接する歯14と14の間 にそれぞれ配設されたランド区域20(第1.2図)を有する。
ベルト構造体10の裏当部材15は、主として、最初は歯14の材料16とは分 離された状態とされる第2ポリマー材材21で形成される。この材料21には、 所望ならば、添付図に示されるように、補強繊維を実質的に埋入しないようにす ることができる。裏当部材15の材料21は、各歯14の表面23に接合する表 面22を有し、それによって接合表面22と23の間に界面線24を画定される 。
各歯14の界面線24は、当該歯の側面18の内側に位置する点26において抗 張手段13の一方の面25から延長し、当該歯の中間部分27を通り、当該歯の 他方の側面19の内側に位置する点28において抗張手段13の一方の面25に 至る。か(して、裏当部材15の材料21の一部分29は、各歯14の中間部分 27の一部を画定する。
各歯14の界面線24は、前掲ウエッチェルの米国特許第4.235.119号 及びリチャード L、マーシュ他の米国特許第4.504.342号、4.58 3.963号及び4、586.973号に記載されたベルト構造体の各歯の界面 線と同様に点26と点28の間で実質的に円弧状である。
裏当部材15の表面22は、又、各ランド区域20の第1材料16の表面30に 接合し、各ランド区域20の接合した表面22と30の間に界面線31が画定さ れる。
本発明のベルト構造体lOの各ランド区域20の界面線31は、第2図に示され るように抗張手段13の面33に実質的に隣接するように配置することができ、 あるいは、リチャード L、マーシュ他の前掲米国特許第4゜504、342号 、4.583.963号及び4.586.973号におけるように界面線31を 第1図のベルト構造体の面33から面11の方へ離隔させてもよく、あるいは、 界面線31を抗張手段13の両面25と33の間に配置してもよい、どのような 配置とするかは、以下の説明から明らかに成るように、ベルト構造体lOを形成 するのに使用される第1材料16の元の厚さに応じて決められる。同様に、各歯 14の中央部分27の材料16と21の間の界面線24歯、抗張手段13の面2 5と33の間に完全に入るように配置してもよく、あるいは、抗張手段13の面 33と実質的に同一平面内に位置するように配置してもよく、あるいは、抗張手 段13の面33とベルト構造体lOO面11との間に配置してもよい、どのよう な配置とするかは、以下の説明から明らかに成るように、やはり、ベルト構造体 10を形成するのに使用される第1材料16の元の厚さ、及び歯14を最初に形 成するために熱及び圧力を加える第1形成工程における歯14の完成度に応じて 決められる。
いずれにしても、本発明のベルト構造体10の各歯14のための界面線24、並 びに、ベルト構造体1oの各ランド区域20のための界面31の多部分32は、 抗張手段13の面25に沿って界面線24及び31に剪断作用が生じる傾向を除 去するように、抗張手段13の面25から離隔せしめられる。なぜなら、材料1 6と21の間の界面線24.31のうち、抗張手段13の面25を実際に横切る 部分34は、抗張手段13の面25に対して角度をなしており、当該技術におい て周知の態様でのベルト構造体10の駆動又は被駆動作動中歯14に及ぼされる 剪断力に対抗する作用をする。
更に、ベルト構造体10の歯14の、抗張手段13の面25より下に位置する部 分には、剪断力が歯14をべはそのような剪断力に対抗する補強繊維17が埋入 されている。このように、このベルト構造体10は、以下の説明から明らかにな るように、同期ベルトとして適するように特に構成されている。
所望ならば、第1.2図に示されるように、各歯14の対向側面18.19を覆 うために、並びに各歯14の底表面37及び各ランド20の低表面38を覆うた めに慣用の補強織物材36を用いることができる。
上述した、第1.2図に示されたベルト構造体10は、上記スクラの米国特許第 3.078.206号及びミラーの米国特許第3.535.946号に開示され た方法及び装置に類似しているが、独特の相違を有する本発明の方法及び装置を 用いることによって形成される。
例えば、第3.4図を参照すると、第1.2図のベルト構造体10を製造するた めの本発明の方法及び装置が参照符号40で総体的に示されている。装置40は 、複数の互いに平行に間隔をおいて配置された長平方向の溝42を有する金属製 のドラム41かも成る。ベルト構造体10の歯14はこれらの溝によって形成さ れる。
溝付きドラム41は、上記スクラの米国特許第3.078、206号に記載され たのと実質的に同じ態様で形成され使用されるので、ここではその詳細を説明す る必要はない。
本発明のベルト構造体10を形成する場合、まず、伸縮性織物カバー3636を ドラム41の周りに巻装し、織物カバー36の両端を所望に応じて突合わせ関係 に又はオーバーラツプ(重ね合わせ)関係に慣用の態様で接合する。
次いで、織物カバー36の上に1本又は複数本のコードを適当に巻付けることに よって抗張手段13を織物カバー36上に巻装する。その際、抗張手段13を構 成するコードの隣接する巻き44は所望の間隔だけ互いに離隔させる。第3図は 、そのような間隔を単に概略的に示している。以下の説明から明らかになるよう に、第1及び第2ポリマー材16.21はこれらのコードの巻き間の間隙を通し て滲出することができる。
次に、第1ポリマー材16の層を不硬化状態でドラム41の周りに抗張手段13 の上に重ねて巻装し、層16の両端45と46を第3図に衝接線47で示される ように突合わせる。
ポリマー材16内の繊維17は不規則に又は均一に配設することができるが、ポ リマー材材16全体に亙って一定の向きに配向することも可能である0図示の実 施例では、材料16中の繊維17は、第2図に示されるようにそれらの長手が各 歯14の対向側面18と19の間に延長するように配向されている。従って、繊 維17は、第3図に示されるようにドラム41の長手軸線に対しては横断方向に 配置される。
ベルト構造体10の部分36.13及び16を第3.4図に示されるようにドラ ム41の周りに巻付は状態に重ねた後、その組立体を第5図に総体的に参照符号 48で示される装置内に入れる。この装置は、内部に室50を有する容器49か ら成る。ドラム41の一端51を容器49の一端壁53に配設された弾性密封ガ スケット53上に載せる0着脱自在の閉鎖部材54をドラム41の他端に被せ、 ドラム41の内部56に蒸気を注入することができるようにし、あるいはドラム の内部を弁手段57を通して排気することができるようにする。ドラム41の周 りに円筒形の可撓ダイアフラム58を配設し、ダイアフラム58の内表面59を ポリマー材16の外表面60に当接させ、ダイアフラムの両端61及び62をそ れぞれ端部が好け52及びカバ一手段54の外方突出フランジ63に密封状態に 係合させる。か(して、可撓ダイアフラム58は、上記スクラの米国特許第3. 078.206号に詳述されているような態様で適当な圧力の蒸気を適当な弁手 段64を通して容器49の室50内へ注入し、ダイアフラムの外表面65に作用 させれば、材料16をドラム41の面に向けて押付けるようになされている。
ドラム41の内部56内にも蒸気を導入する場合は、ラム41の内部へ差向けら れる蒸気の圧力は、弁手段64を通して室50内へ導入される蒸気の圧力より低 い価とし、その結果として得られるドラムの内部56とダイアフラム58の外部 65との間の圧力差によりダイアフラム58が材料16をドラム41に向けて押 圧するようにする。材料16は、織物カバー36と共に、蒸気によって加熱され ているので、織物はドラム41の方に向って滲出し、材料16を抗張手段13を 通してドラムの溝42内へ滲出させ、第6図に示されるように歯14の少なくと も一部分を形成する。その際、ダイアフラム58が抗張手段13の上面33に当 接するに至った時点では第6図に示されるように・ドラム41の溝42には未充 填間隙(材料16によって満たされない間隙)66が残る。
この時点で、材料16及びカバー36をドラムの溝42内へ滲出させるのに必要 とされる熱は、材料16を硬化させ始めるのに十分に高い温度であるから、ドラ ム41、材料16、抗張手段13及びカバー36を実質的に直ちに冷却させるこ とが好ましい、これは、材料16、抗張手段13及びカバー36を第6図に示さ れるような状態に積層されたドラム41を取出し、第7図に参照符号67で示さ れる冷却浴内に浸漬させることによって行われる。冷却浴67は、直ちにドラム 41.材料16、抗張手段13及びカバー36の温度を少なくとも材料16の上 記硬化過程が直ちに停止温度にまで低下させ、それによって材料16、抗張手段 13及びカバー36は、1984年10月9日に出願された本出願人の米国出願 第658.832号(発明者ロバ−1−E、ウエッチェル他)に詳しく記載され ているようにほぼ不硬化状態に保例えば、材料16、抗張手段13及びカバー3 6及びカバー41の温度は、上記硬化過程を実質的に停止させるにはほぼ140 °F(60℃)にまで低下させればよいと考えられる。もちろん、この御安堵は 、所望ならば140下(60℃)より低い温度に低下させることができを・ 浴67には適当な冷却流体68を入れることができるが、通常、室温に維持され た水であってよい。
ドラム及びそれに巻装された各手段16.13.36が上記の態様で冷却された ならば、材料16の外面60上の水を例えばそれに熱風を吹付けるなどの適当な 方法により除去する。かくして1表面60は、後述するように、その後該表面に 材料15を固着するのに十分なだけ乾燥される。
本発明の教示によれば、上記加熱及び加圧工程中における材料16の汚染を防止 するために、ドラム41を容器49内へ入れる前に、材料16を完全に覆うため に適当なシート部材を材料16の周りに巻装することができる。
例えば、そのようなシート部材は、第3.4図に参照符号69によって示されて おり、ドラム41を第7図の冷却浴67内に浸漬させたときにもまだドラム上に 残されている。
シート部材67は任意の適当な材料であってよいが、ナイロン織物やポリオレフ ィン等の熱収縮性材料であってもよい、もちろん、シート部材69は、非伸縮性 シート材であってよく、マイラー等のプラスチックシートで構成することができ 、あるいは、アルミニウムフォイル等の金属フォイルで構成してもよい、又、シ ート部材69は、上記のような材料のテープ層を巻付けてその両端を突合わせ関 係に又は重ね合わせて接合したものであってもよい。
いずれにしても、シート部材69は、ドラム41上の材料16の汚染を防止する 目的で、かつ、材料16の表面60をそれに材料15を付着させるのに良好な表 面とするために用いることができる。
シート部材69を上述のような態様で使用した場合、シート部材69は、第7図 に示された冷却工程が行われた後ドラム41から取外され、ドラム41上に残留 している水が先に述べたような態様で除去される。その後。
材料15の層を第8図に示された態様で抗張手段13の上に巻装する0次いで、 材料15を巻装されたドラム41を第8図に示された態様で容器49内へ戻す、 かくして、ダイアフラム58は、材料15の外表面70に当接され、その後容器 49内で加熱及び加圧操作を行い、材料15.16並びにカバー36をドラム4 1の方に向けて押圧し、それによって材料16及びカバー36をして溝42内の すべての残留空隙66を実質的に充填させ、歯14を完全に形成する。更に、容 器49内に熱及び圧力が、材料15.16を一緒に硬化させ、先に述べた界面線 24を形成するのに十分な時間維持される。又、この時点でカバー36は歯14 の材料16に完全に接合する。
本発明の教示によれば、材料16並びにカバー36は、材料15がそれらに圧接 されて歯14の形成を完了させるとき、はぼ不硬化状態にあるので、材料15は 、各歯14の中央部分内へ抗張手段13の面25より下方へはたとえ滲出すると しても余り深く滲出せず、従って得られたベルト構造体の爾後の使用において歯 14の剪断を防止するのに十分な両の繊維17を各歯14内に配設する。仮に材 料16及び、又はカバー36がもっと硬化した状態にあるとすれば、その硬化し た材料15が歯14の完全な形成を阻止することになると考えられる。
又、材料15が加熱され材料16に圧着される際、材料16がより硬化した状態 にあるよりは総体的に不硬化状態にある場合の方が材料15が材料16により強 く接合又は付着する。
材料15.16及び36が先に述べた態様で完全に硬化されると、ドラム41を 容器49から取出し、ベルト構造体10をドラムから取外して慣用の態様で更に 処理する。
例えば、ベルト構造体lOが上述したように、又先に述べたように細長いベルト スリーブである場合、それを慣用の態様でここの無端ベルトの形に切断すること ができる。そのような操作についてはこれ以上詳しく述べる必要はないであろう 。
斜上のように、本発明は、改良されたベルト構造体を提供するばかりでなく、そ のようなベルト構造体を製造する方法をも提供する。
本発明の別置構造体10の特定の素材は本発明の方法に従って製造された場合に 好適なベルト構造体10を提供するように選択することができるが、本発明に従 って好適に製造されたベルト構造体は、−例として自動車のカム軸駆動手段のた めの同期ベルトとして使用することができる。そのようなベルトは、厚さ約0. 180 i n(4,572mm)とする(その裏面は、駆動目的のための表面 を均一にするために僅かに研磨されている)、各歯14の基部の幅は約0.12 8 i n (3,251mm)とし、深さは約0.075 i n (1,9 05mm)とし、各側面18.19はそれぞれの歯14の中心線に対して約20 どの角度をなすようにする。又、各歯の基部半径は約0.020 i n (0 ,508mm)であり、底部半径は約0゜020 i n (0,508mm) である、そのようなベルトのポリマー材16は、比較的短いナイロン繊維を埋設 したネオブレンゴムで構成し、繊維の装入量はゴム100不当り繊維約20部( 20PHR)とする、繊維の直径は、はぼ0.001〜0.050 i n ( 0,0254〜1.27mm)の範囲とし、長さはほぼ0.001 i n ( 0,0254mm)から1 i n (25,4mm)もの範囲とする。材料1 6は、275下(135℃)の温度で約13.8のムーニイ最少値を有し、元の 厚さは約0.065in(1,651mm)とする、材料15は、実質的に繊維 を埋入せず、275下(135℃)の温度で約9のムーニイ最少値を有し、元の 厚さを約0.050 i n (1,27mm)としたネオブレンゴム材で構成 する。このベルトの織物カバー36は、1yd!当り約6−1 / 2 o z  (184,27g)の生地重量を有するRFL (レシシニールホルムアルデ ヒドラテックス)で処理された伸縮性ナイロン織物である0本発明の教示に従っ て上述したような態様で歯14を完全に形成するようにするためには、ナイロン 織物は他のラテックス被覆織物材に比べて硬化速度が遅くなるようにRFL処理 を必要とすることが判明した。
このようなベルト構造他のための抗張手段13は、はぼ0.045in (1, 143mm)の著径を有するガラス繊維コードEGG150 3/13 で構成 する。このコードをドラム41の面にl i n (2,54cm)当り約18 本の割合で巻付ける。
このようなベルト構造体を形成する場合、ドラム41及びそれに巻装された材料 69.16.13及び36を容器49内で約5分間つオームアップする。その際 のドラム41内の蒸気圧は約30ps i (2,11kg/cm z )とし 、ドラムの外側の蒸気圧は135psi(9゜49 k g / c m ”  )とする0次いで、加熱及び加圧による約5分間の成形サイクルを行う、その際 内圧をゼロpsiとし、外部蒸気圧を約135ps i (9,49Kg/cm ”)とする0次いで、ドラム41及びそれに巻装さ □れた材料69.16.1 3及び36を冷却浴67内に約10分間浸漬する。その後、シート部材69を除 去し、材料15を被覆して容器49内で最終硬化工程を行う。
その際、外部蒸気圧を約135ps i (9,49Kg/cm”)とし、内部 蒸気圧を約30ps i (2,11kg/cm”)として約5分間保持し、次 いで外部蒸気圧を約135ps i (9,49Kg/cm”)とし、内部蒸気 圧をほぼゼロpsiとして約10分間保持し、次いで外部蒸気圧を約135ps  i (9,49Kg/cm”)とし、内部蒸気圧を約70ps i (4,9 2kg/cm’)として約38分間保持する。従って、最終硬化時間は約35分 間である。
以上の説明から分るように、本発明の教示に従えば、ゴム引き裏当部材を被覆す る前に、歯を金型又はドラム上に巻装された抗張手段を通して予備成形すること によって高弾性率、高ムーニイー値の配合物を首尾よく同期ベルトの形に形成す ることができる。
例えば、上記の例では、約5. OOOp s i (351,54K g /  c m 2)で50%の伸び率を有する高弾性率の材料16を用いて自動車の カム軸駆動のための同期ベルトを製造した。テストによれば、従来の標準的カム 軸駆動ベルトに比べて、本発明のこのベルトでは約35%から約54%のトルク の向上が得られ、標準的カム軸駆動ベルトの有効寿命が約6.3時間であるのに 対して平均約241時間という寿命の向上が達成されることが判明した。
本発明に教示に従って形成される特定のベルト構造体10の上述の具体例は本発 明を限定するものではなく、そのようなベルト構造体が本発明の教示に従ってど のようにして形成されるかを単に例示する目的で示されたものである。
例えば、歯付ベルト構造体を形成するための本発明の方法において低弾性率の裏 当部材と組合せて熱可塑材のような他の高弾性率の材料をもち椅子ことかできる 。もちろん、おそらくは材料に応じて成形時間、成形温度及び成形圧力を変えな ければならないであろう。
従って、本発明は、改良されたベルト構造体を提供するばかりでなく、そのよう なベルト構造体等を製造する改良された方法をも提供する。
以上、本発明のベルト構造体の好ましい実施形態及びその製造方法を説明したが 、その他の実施形態及び方法工程を用いることもでき、それらも特許請求の範囲 内に包含されることを理解されたい。
FIG、4 FIG、8 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.対向した両面を有するベルト構造体であって、該両面の間に配設された抗張 手段と、補強繊維を包含した第1ポリマー材で主として形成され、ベルト構造体 の前記両面のうちの一方の面を画定する複数の歯と、該歯の材料とは最初は分離 されている第2ポリマー材で主として形成され、ベルト構造体の前記両面のうち の他方の面を画定する裏当部材とから成り、該各歯は、隣接する歯の側面から離 隔し、隣接する歯との間にランド区域を画定する対向した両側面を有するように 開いたベルト構造体を製造する方法において、 溝付ドラムを用意する工程と、前記抗張手段を該ドラムの周りに巻装する工程と 、前記第1ポリマー材を不硬化状態で該抗張手段の周りに巻装する工程と、該ド ラムに熱及び圧力を加えて第1ポリマー材をドラム面の方に向けて押しつけ、そ れによって第1ポリマー材をドラムの溝に隣接した前記抗張手段を通して該溝内 へ強制的に滲出させ前記歯の少なくとも一部分を形成する工程から成り、第1ポ リマー材の硬化を停止してほぼ不硬化状態に維持するために、歯の少なくとも一 部分を形成する前記工程の後実質的に直ちに前記第1ポリマー材(16)及びド ラム(41)を冷却する工程と、次いで、前記第2ポリマー材(21)を不硬化 状態で前記抗張手段(13)の周りに巻装する工程と、次いで、該ドラム(41 )に熱及び圧力を加えて第1ポリマー材(16)及び第2ポリマー材(21)を ドラム面の方に向けて押しつけ、それによって前記歯(14)の残りの未完成部 分を完成させ、第1ポリマー材と第2ポリマー材を一緒に硬化させてベルト構造 体10を形成する工程を有することを特徴とする製造方法。 2.歯の少なくとも一部分を形成する前記工程の後実質的に直ちに第1ポリマー 材及びドラムを冷却する前記工程は、第1ポリマー材(16)を巻装した前記ド ラム(41)を水の如き冷却流体の浴(67)内に浸漬することから成ることを 特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 3.歯の少なくとも一部分を形成する前記工程の後実質的に直ちに第1ポリマー 材及びドラムを冷却する前記工程は、前記ドラム(41)に熱及び圧力を加える 前記工程によって開始された第1ポリマー材(16)の硬化を実質的に呈するた めに第1ポリマー材及びドラムを少なくともほぼ140°F(60℃)にまで冷 却することから成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 4.前記第2ポリマー材(21)には実質的に繊維が埋入されていないことを特 徴とする特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 5.第1ポリマー材(16)をドラム(41)の周りに巻装する前記工程の前に 、伸縮性織物層(36)を巻装し、該伸縮性織物層(36)が後に前記溝(42 )内へ圧入され前記歯(14)に接合されるようにすることを特徴とする特許請 求の範囲第1項記載の製造方法。 6.対向した両面を有するベルト構造体であって、該両面の間に配設された抗張 手段と、補強繊維を包含した第1ポリマー材で主として形成され、ベルト構造体 の前記両面のうちの一方の面を画定する複数の歯と、該歯の材料とは最初は分離 されている第2ポリマー材で主として形成され、ベルト構造体の前記両面のうち の他方の面を画定する裏当部材とから成り、該各歯は、隣接する歯の側面から離 隔し、隣接する歯との間にランド区域を画定する対向した両側面を有するように 開いたベルト構造体を製造する方法において、 溝付ドラムを用意する工程と、前記抗張手段を該ドラムの周りに巻装する工程と 、前記第1ポリマー材を不硬化状態で該抗張手段の周りに巻装する工程と、該ド ラムに熱及び圧力を加えて第1ポリマー材をドラム面の方に向けて押しつけ、そ れによって第1ポリマー材をドラムの溝に隣接した前記抗張手段を通して該溝内 へ強制的に滲出させ前記歯の少なくとも一部分を形成する工程から成り、ドラム に熱及び圧力を加える前記工程の前にシート部材(69)を前記ドラム(41) 上の第1ポリマー材(16)の周りに巻装する工程と、次いで、ドラムに熱及び 圧力を加える前記工程の後に第1ポリマー材の硬化を停止してほぼ不硬化状態に 維持するために、歯の少なくとも一部分を形成する前記工程の後実質的に直ちに 前記第1ポリマー材(16)及びドラム(41)を冷却する工程と、前記シート 部材(69)を除去する工程と、次いで、前記第2ポリマー材(21)を不硬化 状態で前記抗張手段(13)の周りに巻装する工程と、次いで、該ドラム(41 )に熱及び圧力を加えて第1ポリマー材(16)及び第2ポリマー材(21)を ドラム面の方に向けて押しつけ、それによって前記歯(14)の残りの未完成部 分を完成させ、第1ポリマー材と第2ポリマー材を一緒に硬化させてベルト構造 体10を形成する工程を有することを特徴とする製造方法。 7.前記シート部材(69)は、ナイロン織物又はポリオレフィンのような熱収 縮性シート部材であることを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の製造方法。 8.前記シート部材(69)は、プラスチックシート部材又は金属フォイルのよ うな非熱収縮性シート部材であることを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の 製造方法。 9.歯の少なくとも一部分を形成する前記工程の後実質的に直ちに第1ポリマー 材及びドラムを冷却する前記工程は、第1ポリマー材(16)を巻装した前記ド ラム(41)を水の如き冷却流体の浴(67)内に浸漬することから成ることを 特徴とする特許請求の範囲第6項記載の製造方法。 10.歯の少なくとも一部分を形成する前記工程の後実質的に直ちに第1ポリマ ー材及びドラムを冷却する前記工程は、前記ドラム(41)に熱及び圧力を加え る前記工程によって開始された第1ポリマー材(16)の硬化を実質的に呈する ために第1ポリマー材及びドラムを少なくともほぼ140°F(60℃)にまで 冷却することから成ることを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の製造方法。 4.前記第2ポリマー材(21)には実質的に繊維が埋入されていないことを特 徴とする特許請求の範囲第6項記載の製造方法。 12.第1ポリマー材(16)をドラム(41)の周りに巻装する前記工程の前 に、伸縮性織物層(36)を巻装し、該伸縮性織物層(36)が後に前記溝(4 2)内へ圧入され前記歯(14)に接合されるようにすることを特徴とする特許 請求の範囲第6項記載の製造方法。 13.特許請求の範囲第1項又は6項記載の方法によって製造されたベルト構造 体。
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