JPH0249857A - 不断水止水工法 - Google Patents

不断水止水工法

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JPH0249857A
JPH0249857A JP19969388A JP19969388A JPH0249857A JP H0249857 A JPH0249857 A JP H0249857A JP 19969388 A JP19969388 A JP 19969388A JP 19969388 A JP19969388 A JP 19969388A JP H0249857 A JPH0249857 A JP H0249857A
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cracks
underwater
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Yoshiyuki Imoto
井本 義之
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IMOTO SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、建築物の防火水槽、潅瀧用水路、或いはそ
の池水設備等の常時貯水又は給水されている部位の水面
下内面に発生したクラック、或いは継ぎ目等が地盤の変
動又は老朽によって隙間となり形成された漏水部を、水
を抜かない状態で目止めして止水する不断水上水工法に
関する。
(従来の技術) 従来、建築物の防火水槽、潅漑用水路、或いはその池水
設備等の常時水が供給されている部位の水面下内面に発
生したクラック、或いは継ぎ目等が地盤の変動又は老朽
によって隙間となり形成された漏水部を水を目止めする
場合、次のような止水修理工法によって行っていた。
すなわち、この工法は、上記常時水が供給されている部
位としての防火水槽、:H1m用水路、或いはその池水
設備等の水を完全に排除して内部を空の状態にする。
そこで、この内部に発生したクラック、或いは継ぎ目部
分の隙間に、適宜目止め剤を充填して硬化させ、その後
再び水を満たすようにして全体の水漏れを防ぐべく止水
する工法である。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、このような工法は、次に示すような様々な問
題点を抱えておるのが現状であった。
先ず、潅漑用水路等の水路の場合、或いはそれの源であ
るダム設備の場合であるが、この種の水路等は、建設省
、水資源開発公団、農政局の管轄のものだけでも非常に
広範囲に分布するものであり、そこで漏水する量は膨大
なものであるから、水資源保護、及び安全対策上、その
漏水防止、止水工事は重要なメンテナンスの一つである
ところが、このような水路等の水を前述のように、空の
状態、つまり、水を抜いた状態にするとなると、先ず、
水の利用者への断水通知を出した後、水門を閉鎖し、次
いで、減水した後残水をポンプ等で排出しなければなら
ない。そして、その後、前述の如く、この水路等を形成
しているコンクリート部分の内部に発生したクラック、
或いはコンクリート打設継ぎ目部分の隙間に、適宜目止
め剤を充填して硬化させ止水修理を完了し、その後再び
通水して止水未確認のまま全ての止水修理工程を終了す
るものである。
従って、この一連の工程は長時間を必要とすると共に、
非常に大量りとなり、実際には、水利用者の状況を考え
ると、10時間〜12時間のような短時間の作業時間し
か確保できないことが多く、この時間制限の中では、十
分な作業を行う二とが不可能であるという問題があった
又、時間的制約の外に、天候も非常に大きな制約要件に
なり、例えば、天候の安定、及び利用者の水使用を鑑み
ると最も水使用量の少ない冬期の渇水期に施工されるこ
とが多く、そうすれば、作業条件の悪化、或いは、目止
め剤の硬化接着への悪影響、或いは、気温水温が低いこ
とによる通水後の止水確認不能等、不可抗力的要因が発
生して、完全止水修理は期待できず、又、頻繁に修理を
行うことも困難であった。
一方、消防庁管轄下にある各工場等の建物に付設されて
いる防火水槽の止水修理の場合には、この防火水槽から
完全排水するとなると、消防法によって代替えの防火水
槽を設置した後でないと行うことができないという規制
がある。従って、これを実施するとなると非常に費用が
嵩んでしまうから、絶えず注水を行って水位保持をした
状態で止水修理を施そうとするが、これまでの止水技術
では止水修理を完全に行うことはほとんど不可能である
。それがため、漏水が発生していてもそのまま放置され
た状態の水槽が数多くあるのが現状である。
又、例えば、水を大量に使用するパルブ工場等の場合に
は、操業上水の供給を停止させることはできないから、
上記防火水槽と同様に排水を行わないで止水補修を行う
必要があり、上記止水補修の工法では全く止水は不可能
であった。
そこで、この発明は、上述した問題点等に鑑み、建築物
の防火水槽、潅漑用水路、或いはその池水設備等の常時
水が貯水され供給されている部位の水面下内面に発生し
たクラック、或いは継ぎ目部分の漏水隙間を、水を抜か
ない状態で目止めして止水修理できるようにすることを
課題として創出されたものである。
(問題点を解決するための手段) この発明は、建築物の防火水槽、潅漑用水路、或いはそ
の池水設備等の常時水が貯水供給されている部位の水面
下内面において、この内面に発生したクラック、或いは
継ぎ目部分の隙間に、水が貯水供給されている状態で、
水中においても塗布硬化可能な樹脂接着剤を塗布或いは
充填して目止めし硬化させ止水することにより、上述し
た問題点を解決するものである。
(作用) この発明にかかる不断水止水工法は、建築物の防火水槽
、am用水路、或いはその池水設備等の常時水が貯水供
給されている部位の水面下内面において、この内面に発
生したクラック、或いは継ぎ目部分の隙間に、水が貯水
供給されている状態で、水中においても塗布硬化可能な
樹脂接着剤を塗布或いは充填する。そうすることで目止
めを行い、その後、この樹脂接着剤が硬化することクラ
ック、或いは継ぎ目部分の隙間は完全に止水されるもの
である。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明すると
次の通りである。
すなわち、図に示す符号1は潅漑用水路であり、この?
Fin用水路1のコンクリート構築体1aに発生したク
ラック3を止水する工程でこの発明に係る不断水止水工
法を説明する。
先ず、油部用水路1内を流れている水4はそのまま流し
ている状態でその水4に水中作業者5が潜水し、第1図
に示すように、′a厩用水路1のコンクリート構築体1
a表面に付着しているヘドロ或いは沈澱物の如き付着物
2を除去する(この場合、特に水槽の場合の沈澱ヘドロ
は別途除去する入次に、第2図に示すように、コンクリ
ート構築体1aに発生しているクラック3の周囲の表面
を携帯研磨装置6によってサンダー処理する。更に、第
3図に示すように、この携帯研磨装置6によってクラッ
ク3の入口を■カットしてこの後の工程である樹脂接着
剤7の塗布、或いは充填を容易に行い易いようにする。
そして、次に、第4図に示すように、このように前処理
されたクラック3に、水が入っている状態で、水中にお
いても塗布硬化可能な樹脂接着剤7(樹脂パテ)を塗布
或いは充填してそのクラック3の口止めを行い、第5図
に示すように、この樹脂接着剤7を硬化させて止水工程
を完了するものである。
ここで使用する水中においても塗布硬化可能な樹脂接着
剤7は、アクアタボキシ(American Chei
ical Corp、製)なるものであり、このアクア
タボキシは、主にエポキシ樹脂とアミン硬化剤とからな
り、この二つの材料を特殊な方法により合成し、ポリマ
ーの表面張力を引出すと共に水に対する非溶解性を保持
させ、しかも、鉄やコンクリート等の被塗布材に対する
界面張力を水の前記被塗布材に対する界面張力よりも大
きくすると共に、被塗布材の表面に薄い水分子の膜があ
ってもアミン基による水分子との置換によりこの水分子
の膜と入れ替れるようにし、強い吸引接告力によって塗
布できるようにして被塗布材が水の中にあっても直接被
塗布材に塗布硬化可能にし、しかも、硬化後は25%の
弾性を保持しクラックや目地の動きにも追随させること
ができるよう形成されているものである。
このようにした止水工程は、水中で作業することが可能
となるから、いちいちa部用水路1の水を止める必要が
なく大炎りな事前準備をしなくとも、いとも簡単に、且
つ確実な止水を行うことができるものである。
一方、この様な止水工程は、図示はしないが、その他の
水路、或いは建築物の防火水槽、或いはその池水設備等
の常時水が供給されている部位の水面下内面に発生した
クラックや継ぎ目部分の隙間を目止めして止水するのに
も最適であり、その工程は、前述した実施例と略同様の
工程で、そのクラック、或いは、継ぎ目部分の隙間等に
前記樹脂接着剤7を塗布或いは充填して硬化させること
で止水を行うものである。
それによって、代替えとしての予備水槽を設置しなくと
も防火水槽の水漏れを容易に修理することが可能になっ
たり、或いは、その池水設備等の水を抜かずに、水を使
用している状態のまま水漏れ修理を容易に行うことがで
き、上水修理のコストを大幅に削減することが可能とな
るものである。
尚、前述した実施例においては、付着物2を除去したり
、或いはサンダー処理、或いはVカット等の工程を説明
したが、それらの工程は、樹脂接着剤7を塗布、或いは
充填を容易にするための前処理工程であって、これに限
定されることは全くなく、前処理工程として適当であれ
ばどの様な工程であってもよいことは言うまでもない。
又、その他の各工程にあっても、前述した実施例に限定
されることがないことは言うまでもない。
(発明の効果) 上述の如く構成したこの発明は、建築物の防火水槽、油
部用水路、或いはその池水設備等の常時水が貯水供給さ
れている部位の水面下内面において、この内面に発生し
たクラック、或いは継ぎ目部分の隙間に、水が貯水供給
されている状態で、水中においても塗布硬化可能な樹脂
接着剤を塗布或いは充填して目止めし硬化させ止水する
ことにより、水を抜かずに、水を使用している状態のま
ま水漏れ修理を容易に行うことができるものである。
それによって、油部用水路等の水路の場合、或いはそれ
の源であるダム設備の場合であっても、水を抜いて空の
状態にしなくとも、水を利用している状態のまま容易に
、止水修理作業を行うことができ、水の利用者への断水
通知、水門の閉鎖、ポンプ等による残水の排出等の非常
に大量りな作業を全く必要とせず内部に発生したクラッ
ク、或いはコンクリート打設継ぎ目部分の隙間の止水修
理工程を短時間にて行うことができるものである。
従って、天候による制約を受けることもなく、どのよう
な時期であっても止水修理作業を行うことができ、作業
条件の悪化、或いは、目止め剤の硬化への悪影響、或い
は、気温水温が低いことによる通水後の止水確認不能等
の不可抗力的要因は全く発生せず、完全止水修理を容易
に行うことができるものである。
更に、消防庁管轄下にある各工場等の建物に付設されて
いる防火水槽の止水修理の場合等においても、この防火
水槽から排水する必要がないから、代替えの防火水槽を
設置する必要もなく、従って、上水修理作業の大幅なコ
スト削減を図ることができるものである。この効果は、
水を大量に使用するバルブ工場等の場合においても顕著
であり、従来では全く考えられないほどの止水作業コス
トの削減を図ることができるのである。
このように、この発明によれば、建築物の防火水槽、准
厩用水路、或いはその池水設備等の常時水が供給されて
いる部位の水面下内面に発生したクラック、或いは継ぎ
目部分の隙間を、水を抜かない状態で口止めして止水修
理でき、それによって、水を完全に抜かなくては止水修
理が行えなかった従来の止水工程と比べて大幅なコスト
ダウンと、確実な止水状態の確保をはかれるなどの種々
の優れた効果を奏する画期的な不断水止水工法である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図はヘド
ロや沈澱物の除去状態の要部断面図、第2図は充填或い
は塗布面のサンダー処理状態の要部斜視図、第3図は充
填或いは塗布部分のVカット状態の要部断面図、第4図
は充填或るいは塗布状態の要部断面図、第5図は止水完
了時の要部断面図である。 1・・・濯厩用水路、1a・・・コンクリート構築体、
2・・・付着物、3・・・クラック、4・・・水、5・
・・水中作業者、6・・・携帯研磨装置、7・・・樹脂
接着剤。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、建築物の防火水槽、潅漑用水路、或いはその池水設
    備等の常時水が貯水供給されている部位の水面下内面に
    おいて、この内面に発生したクラック、或いは継ぎ目部
    分の隙間に、水が貯水供給されている状態で、水中にお
    いても塗布硬化可能な樹脂接着剤を塗布或いは充填して
    目止めし硬化させ止水することを特徴とした不断水止水
    工法。
JP19969388A 1988-08-10 1988-08-10 不断水止水工法 Granted JPH0249857A (ja)

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JPH0249857A true JPH0249857A (ja) 1990-02-20
JPH0435561B2 JPH0435561B2 (ja) 1992-06-11

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5743519A (en) * 1995-05-08 1998-04-28 Chang; Joseph U-turn high capacity sheet feeder for fax machine or printers
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JP2008231735A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Tatsuno Kagaku:Kk 熱可塑性樹脂製遮水シートの補修方法
JP2017198033A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 一般社団法人Nb研究所 人工構造物の空隙部の充填材及び人工構造物の空隙部の閉塞方法
JP2019049166A (ja) * 2017-09-12 2019-03-28 信越ポリマー株式会社 液漏れ抑制構造及び液漏れ抑制構造の施工方法

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