JPH0249461Y2 - - Google Patents

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JPH0249461Y2
JPH0249461Y2 JP11960686U JP11960686U JPH0249461Y2 JP H0249461 Y2 JPH0249461 Y2 JP H0249461Y2 JP 11960686 U JP11960686 U JP 11960686U JP 11960686 U JP11960686 U JP 11960686U JP H0249461 Y2 JPH0249461 Y2 JP H0249461Y2
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JP
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cleaning
needle
crater
discharge port
mixed gas
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JP11960686U
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は、ガス切断器用の火口を掃除するため
の掃除具に関する。
従来技術 一般に鋼板のガス切断は、アセチレンなどの可
燃性ガスと酸素を用いたガス切断器により行われ
ている。そして、それらの切断器には、その先端
に鋼板の厚みに合わせた火口が取付けられてお
り、その火口の先端部より例えばアセチレンと酸
素の混合ガスを吐出させ、その燃焼炎によつて鋼
板の切断対象部を予熱するとともに、その予熱部
に向けて高圧の切断酸素を吹き付けることによ
り、その部分での酸化作用によつて切断が行われ
るようになつている。この切断過程において、上
記切断酸素が所定圧力で、しかも正常な吐出軌跡
を描いて予熱部に吹き付けられることが、鋼板を
正常に切断する上で必要な条件となるとともに、
混合ガスが正常に吐出し燃焼することが、予熱の
効率を左右する。ところが、切断作業が繰り返さ
れていくと、火口の切断酸素吐出口および混合ガ
ス吐出口にすすやごみが付着したり、それに伴な
うつまりが発生するため、正常な切断ができなく
なる。したがつて、それらのすすやごみを除去す
る定期的な火口の掃除が必要となる。
そこで、従来は、切断酸素吐出口に掃除針を差
し込んで、付着あるいはつまつたすすやごみを除
去しているが、掃除針が長くつくられているた
め、柔軟になつており、上記切断酸素吐出口に差
し込む際に真つすぐ入らず曲がることがある。そ
のため吐出口に傷がついたり、吐出口を削り変形
させたりしてしまうため、正常な状態で切断酸素
を発生しなくなる。このようになると、正常な切
断が不可能となり、火口を交換しなくてはならな
い。
また、混合ガス吐出口の掃除を行なうに際して
は、特に掃除具が無く、適当な針でつついたり、
あるいは分解してブラシなどで掃除している。と
ころが、針でつつく方法は、上記同様に吐出口に
傷を付けてしまつたりすることがあるとともに、
混合ガス吐出口が環状であるために十分な掃除が
できない。また、分解掃除は面倒であり、現場で
の作業中にはなかなか行われないという問題点が
ある。
考案の目的および問題の解決手段 したがつて、本考案の目的は、火口の切断酸素
吐出口および混合ガス吐出口を同時に、かつ各吐
出口を傷つけずに、容易に掃除することができ、
しかも安価な火口掃除具を得ることである。
そこで、本考案は、一端につまみ部、他端に針
部を形成した、火口の切断酸素吐出口を掃除する
ための掃除針と、この掃除針の胴部に一端が固定
され、また他端が上記針部に対して所定間隔を保
ちながら平行状態に形成された、火口の混合ガス
吐出口を掃除するための掃除部材とを、円板体の
厚み方向にそれぞれの先端側を所定長さ貫通突出
させる状態で、上記円板体により固定保持するよ
うにしている。このことにより、上記円板体の一
面側に、切断酸素吐出口を掃除する上記針部、お
よび混合ガス吐出口を掃除する上記掃除部材の先
端側が所定の長さ平行状態で突出するように設け
られ、それらを火口の各吐出口に対して同時に差
し込める。そして、この差し込み状態で上記針部
の軸線方向を中心にして回転させることにより、
混合ガス吐出口に差し込まれた掃除部材が、環状
の混合ガス吐出口をその円周面に沿つて移動し、
この移動過程ですすやごみが除去され掃除できる
ようにしている。もちろん、この過程で切断酸素
吐出口も、差し込まれた掃除針により掃除され
る。
実施例の構成 第1図及び第2図は、本考案の火口掃除具1を
示す。この火口掃除具1は、掃除針2、掃除部材
3及び支持体4とにより構成されている。
上記掃除針2は、火口5の切断酸素吐出口6を
掃除するためのものであり、一端に針部2aが形
成されており、他端につまみ部2bが形成されて
いる。そして、上記針部2aは上記切断酸素吐出
口6に対してしつくりと差し込まれるように、そ
の外径が設定されている。
また、上記掃除部材3は、火口5の混合ガス吐
出口7を掃除するためのものであり、その一端が
上記掃除針2の胴部2cに固着されている。ま
た、中間部が屈曲成形され、他端の先端側が混合
ガス吐出口7に対する差し込み部3aとして、上
記針部2aに対して所定間隔を保ちながら平行状
態となるように形成されている。ここで、上記針
部2aと上記差し込み部3aの軸間距離は、切断
酸素吐出口6の中心と混合ガス吐出口7の中心線
との距離と一致するように設定されている。ま
た、上記差し込み部3aの形状は、薄板材を断面
円弧状に形成されており、この円弧は切断酸素吐
出口6を中心とした環状の混合ガス吐出口7の円
弧部に一致するように設定されているとともに、
差し込み部3aがしつくりと混合ガス吐出口7に
差し込まれるようにその板厚が設定されている。
また、上記支持体4は、上記針部2aと上記差
し込み部3aを固定支持し、かつ差し込み長さを
規制するためのものであり、所定の厚みの円板状
に成形されており、針部2aを中心位置にして、
支持体4の厚み方向に針部2aおよび差し込み部
3aを所定長さ貫通させて固定支持している。す
なわち、針部2aと差し込み部3aが、支持体4
の一面側に突出状態となつている。
実施例の作用 つぎに、上記火口掃除具1を用いて火口5の掃
除を行う場合、第3図に示すように針部2aを火
口5の切断酸素吐出口6に、また差し込み部3a
を火口5の混合ガス吐出口7に差し込んでいく。
このとき、差し込まれた針部2aにより切断酸素
吐出口6に付着あるいはつまつたごみやすすが除
去される。さらに、支持体4が火口5の前部に当
接した後、針部2aを軸中心にして火口掃除具1
を回転させることにより、差し込み部3aが針部
2aすなわち切断酸素吐出口6を中心に回転し、
混合ガス吐出口7内をその円周面に沿つて移動す
る。このとき、混合ガス吐出口6に付着あるいは
つまつたごみやすすが除去される。なお、この過
程で針部2aが切断酸素吐出口6に差し込まれた
状態で軸回転するため、切断酸素吐出口6がさら
にきれいに掃除される。
ここで、針部2aおよび差し込み部3aは、各
吐出口6,7に対する差し込み長さが支持体4に
より所定長さに設定されているので、ある程度の
剛性を持つている。したがつて、各吐出口6,7
に対して真つすぐに差し込めるため、各吐出口
6,7を傷つけたり変形させたりすることがな
い。
なお、本実施例では、掃除部材3に薄板材を使
用して、かつ差し込み部3aを断面円弧状に成形
しているが、掃除部材3に細い針を用いて、差し
込み部3aがその針部となるようにしてもよい。
考案の効果 本考案の火口掃除具では、切断酸素吐出口を掃
除する針部と、混合ガス吐出口を掃除する差し込
み部とを設けており、それらが火口の各吐出口に
対して簡単にしかも同時に差し込まれるため、一
つの掃除具によつて、火口の切断酸素吐出口およ
び混合ガス吐出口の掃除が、同時にしかも容易に
行える。また、針部および差し込み部がある程度
の剛性をもつているため、各吐出口に対して真つ
すぐに差し込みやすく、各吐出口を傷つけたりあ
るいは変形させたりすることがない。さらに、全
体の構造が簡単であるため、安価に製作すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の火口掃除具の斜視図、第2図
は同掃除具の垂直断面図、第3図は同掃除具が火
口の各吐出口に差し込まれた状態を示す垂直断面
図である。 1……火口掃除具、2……掃除針、2a……針
部、2b……つまみ部、2c……胴部、3……掃
除部材、3a……差し込み部、4……支持体、5
……火口、6……切断酸素吐出口、7……混合ガ
ス吐出口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 一端につまみ部、他端に針部を形成した、火
    口の切断酸素吐出口を掃除するための掃除針
    と、この掃除針の胴部に一端が固着され、また
    先端側の差し込み部が上記針部に対して所定間
    隔を保ちながら平行状態に形成された、火口の
    混合ガス吐出口を掃除するための掃除部材と、
    この掃除部材の差し込み部と上記針部を、厚み
    方向に所定長さ貫通させて固定支持する円板状
    の支持体とからなることを特徴とする火口掃除
    具。 2 上記掃除部材は、薄板材を断面円弧状に形成
    してなることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の火口掃除具。 3 上記掃除部材は、細い針を用いてなることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の火口掃除具。
JP11960686U 1986-08-04 1986-08-04 Expired JPH0249461Y2 (ja)

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JP11960686U JPH0249461Y2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04

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JP11960686U JPH0249461Y2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04

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JPS6330723U JPS6330723U (ja) 1988-02-29
JPH0249461Y2 true JPH0249461Y2 (ja) 1990-12-26

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ID=31007135

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JP11960686U Expired JPH0249461Y2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04

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CN111550783B (zh) * 2020-04-29 2021-06-25 宁波方太厨具有限公司 燃烧器及包含其的燃气灶具

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JPS6330723U (ja) 1988-02-29

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