JPH0249383Y2 - - Google Patents

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JPH0249383Y2
JPH0249383Y2 JP1985107977U JP10797785U JPH0249383Y2 JP H0249383 Y2 JPH0249383 Y2 JP H0249383Y2 JP 1985107977 U JP1985107977 U JP 1985107977U JP 10797785 U JP10797785 U JP 10797785U JP H0249383 Y2 JPH0249383 Y2 JP H0249383Y2
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JP
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bearing
roller
elongated hole
longitudinal direction
spring member
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JP1985107977U
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JPS6216822U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (A) 産業上の利用分野 本考案は、機械本体の側板に設けられた長孔に
嵌合されたローラの軸受のビビリを防止するため
のビビリ防止手段に関する。
(B) 従来の技術 従来一対のローラを圧接するために、第5図の
如く側板に長孔3を設け、該長孔3に、上ローラ
1の軸5が嵌合された軸受6を上下動自在に嵌合
させ、且つ上ローラ1が下ローラ2に圧接するよ
うばね部材4を軸受6に捲回させていた。
(C) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記したばね部材4は、上ロー
ラ1を下ローラ2に圧接させる方向、即ち軸受6
が長孔3の下面に付勢させられる方向に、その付
勢力が作用するよう捲回されており、更に上ロー
ラ1の軸受6を長孔3に装着するために必要なク
リアランスdが長孔3と軸受6との間に設けられ
ていることに起因して、上下搬送ローラ1,2が
圧接状態で回転する際に、長孔3の側面と軸受6
の側面とが当接離間を繰り返し、それがビビリ音
となつて騒音が発生するという問題があつた。
従つて本考案の目的は、このビビリ音の発生を
防止することである。
(D) 問題点を解決するための手段 本考案における軸受のビビリ防止手段は、機械
の側板に設けられた長孔と、 該長孔の幅方向には緩く嵌合されると共に該長
孔の長手方向に沿つて移動自在に嵌合されたロー
ラの軸受と、 該ローラの軸受を、該長孔の長手方向に対して
付勢させるとともに、幅方向に対してはその一面
に圧接させ、上記長孔の長手方向に対してローラ
の軸受の中心に働く付勢力の方向がなす角度θが
10゜≦θ≦45゜となる如く付勢力を該ローラの軸受
に対して付与する付勢手段を設けたことを特徴と
する。
上記付勢手段は、ローラの軸受の中心に働く付
勢力が該長孔の長手方向に対して所定角度傾斜し
た方向に作用するよう、該軸受に斜めに捲回させ
たばね部材で構成することも可能である。
(E) 作用 ローラの軸受は、長孔に装着後、長孔の長手方
向の一方だけでなく幅方向に対しても付勢され、
しかも幅方向についてはその一面に常に圧接させ
られるような付勢力を付与する付勢手段を設けた
ため、長孔と軸受との間の僅かな間隙によつて生
じるビビリ音の発生が防止される。
そして長孔の長手方向に対して、ローラの軸受
の中心に働く付勢力の方向がなす角度θを10゜≦
θ≦45゜とするのでローラ対間の圧接力を損なう
ことはない。
また付勢手段を、軸受に斜めに捲回されたばね
部材で構成し、ローラの軸受の中心に働く付勢力
が長孔の長手方向に対して所定角度だけ傾いた方
向に作用するようにすれば、ローラの軸受を長孔
の長手方向の一方に指向させるための付勢手段の
他に、長孔の幅方向の一面に圧接させるための特
別な付勢手段を設ける必要がなくなる。
(F) 実施例 第5図に示された従来例では上ローラ1と下ロ
ーラ2とを圧接させるために、ばね部材4を上ロ
ーラ1の軸受6に捲回していた。このため、第2
図における軸5の中心点Oにおいて、上ローラ1
を下ローラ2に圧接する力f→のみが作用してい
た。この場合軸受6が長孔3の長手方向において
十分なる隙間を有し、且つ上下方向の移動がばね
部材4及び下ローラ2によつて規制されているた
めビビリは生じないが、長手方向と直角な方向、
即ち長孔3の幅方向においては、若干のクリアラ
ンスがあるため、上下ローラ1,2の回転に起因
して発生するビビリを防止することができない。
そこで、軸5の中心Oに対して更に長孔3の側面
方向に付勢する力f→を加えるならば、軸受6が
長孔3の側面3aに常に圧接させられるため、ロ
ーラ1,2を回転させても、ビビリが発生するこ
とを防止することができる。従つて、 ベクトルf→+ベクトルf→=合力F→とした場合
に、軸5の中心Oにおいて、この合力F→を図中第
3象限に指向するよう、即ち長孔3の長手方向に
対して所定角度θ傾斜した方向に作用させれば、
軸受6のビビリの発生を防止することができる。
このときこの中心Oに働く付勢力F→が長孔3の長
手方向に対して成す角度θは、基本的には第3象
限を指向するよう0゜<θ<90゜の範囲であればよ
い。かかる範囲の中でも、本考案者が行つた実験
結果によれば 10゜≦θ≦45゜ の範囲で特に好適な結果が得られた。これは、こ
の範囲以外即ち角度θの値がθ<10゜のときは、
軸受6を長孔3の側面3aに圧接させる付勢力
→の値が幾分小さくなりすぎるためであり、ま
た、角度θの値をθ>45゜とするならば上ローラ
1が下ローラ2に圧接させる付勢力f→は付勢力
→よりも小さくなるため、ローラ1,2による
紙葉類等の搬送能力が幾分低下するからである。
なお、側面方向の付勢力f→は第2図において左
方向に所定角度傾斜して付与するよう構成した
が、右方向に付与するようにしてもよく(即ち、
この場合付勢力F→は第4象限に指向するよう付与
されることになる。)、長孔3の幅方向の一面に軸
受6が圧接するような力であればどんな力をかけ
てもよいことはいうまでもないことである。
次にこの原理を具体的に実施する手段について
述べる。第3図,第4図は従来の構成(第5図参
照)に、軸受6を長孔3の幅方向に圧接する力
→を付与する付勢手段を設けたものである。即
ち第3図においては、ばね部材4によつて上ロー
ラ1の軸受6を上下ローラ1,2が圧接するよ
う、長孔3の下方に指向するよう付勢させ、更に
軸受6に側方よりばね部材7を捲回したものであ
る。従つて、このばね部材7により軸受6を長孔
3の側面3aに圧接させることができる。
第4図は、第3図におけるばね部材7の代わり
に板ばね8を長孔3の内部に弓状に撓ませて設け
たもので、該板ばね8の弧状部分を軸受6の側面
6aに当接させて、軸受6を長孔3の幅方向の一
面に圧接させるようにしたものである。
第1図は本考案にかかる軸受のビビリ防止手段
の他の実施例であつて、この場合、上ローラ1と
下ローラ2とを圧接させるため従来用いられてき
たばね部材4の代わりに、ばね部材9を設けたも
のである。このばね部材9は、その一端9aを軸
受6の上端6bよりも下方であつて、長孔3の幅
方向の側面3aよりも図においては左方向に固定
し、ばね部材9を軸受6に捲回した後、その他端
9bを、軸受6が長孔3の側面3aに圧接するよ
う、軸受6の右側面6cよりも図において左方向
に来るようにして固定している。このように従来
使用されていたばね部材を、本発明の如く軸受6
に斜めに捲回して使用するという簡単な構成で、
ばね部材9が軸5の中心O(第2図)に対して合
力F→を付与するよう作用するため、軸受6を長孔
3の幅方向の側面3aに圧接させるための特別な
付勢手段を設けなくとも所期の目的を達成するこ
とができる。
尚、本考案に係る軸受のビビリ防止手段として
は以上の実施例に限定されるものではなく、一方
のローラの軸受を長孔の長手方向の一方に付勢さ
せると共に、幅方向の一面に圧接させる力が作用
するような手段であればどのような手段であつて
もよい。そして、前述したとおり、長孔の幅方向
の一面であれば、左右いずれの面に圧接するよう
にしてもよい。
(G) 考案の効果 従つて、本考案に係る軸受のビビリ防止手段に
よれば、ローラの軸受が、機械の側板に設けられ
た長孔の長手方向に付勢させられるとともに、幅
方向に対しても該長孔の一面に圧接させられるよ
うな付勢力を付与する付勢手段を設けたので、軸
受と長孔との間の僅かな間隙によつて生じるビビ
リ音の発生が防止され、機械の騒音対策となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る軸受のビビリ防止手段の
好適実施例を示す側面図、第2図は本考案の原理
を模式的に示す図、第3図,第4図は他の実施例
を示す側面図、第5図は従来の技術を示す図であ
る。 1……上ローラ、3……長孔、6……軸受、
4,7,8,9……付勢手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 機械の側板に設けられた長孔と、 該長孔の幅方向には緩く嵌合されると共に該
    長孔の長手方向に沿つて移動自在に嵌合された
    ローラの軸受と、 該ローラの軸受を、該長孔の長手方向に対し
    て付勢させるとともに、幅方向に対してはその
    一面に圧接させ、上記長孔の長手方向に対して
    ローラの軸受の中心に働く付勢力の方向がなす
    角度θが10゜≦θ≦45゜となる如く付勢力を該ロ
    ーラの軸受に対して付与する付勢手段を設けた
    ことを特徴とする軸受のビビリ防止手段。 (2) 上記付勢手段は、ローラの軸受の中心に働く
    付勢力が該長孔の長手方向に対して所定角度傾
    斜した方向に作用するよう、該軸受に斜めに捲
    回させたばね部材であることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の軸受のビビリ
    防止手段。
JP1985107977U 1985-07-15 1985-07-15 Expired JPH0249383Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985107977U JPH0249383Y2 (ja) 1985-07-15 1985-07-15
US07/884,966 US4850584A (en) 1985-07-15 1986-07-14 Bearing arrangement in sheet member feed apparatus for use in electrophotographic copying machine
GB8617172A GB2180013B (en) 1985-07-15 1986-07-15 Bearing arrangement in sheet member feed apparatus for use in electrophotographic copying machine

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JP1985107977U JPH0249383Y2 (ja) 1985-07-15 1985-07-15

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Publication Number Publication Date
JPS6216822U JPS6216822U (ja) 1987-01-31
JPH0249383Y2 true JPH0249383Y2 (ja) 1990-12-26

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3836536B2 (ja) * 1996-05-10 2006-10-25 ヤヨイ化学工業株式会社 壁紙糊付機
JP4745195B2 (ja) * 2006-10-25 2011-08-10 日本電産サンキョー株式会社 媒体処理装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4827291U (ja) * 1971-08-04 1973-04-02
JPS527130U (ja) * 1975-08-20 1977-01-19

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JPS4827291U (ja) * 1971-08-04 1973-04-02
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JPS6216822U (ja) 1987-01-31

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