JPH0249025Y2 - - Google Patents

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JPH0249025Y2
JPH0249025Y2 JP5953382U JP5953382U JPH0249025Y2 JP H0249025 Y2 JPH0249025 Y2 JP H0249025Y2 JP 5953382 U JP5953382 U JP 5953382U JP 5953382 U JP5953382 U JP 5953382U JP H0249025 Y2 JPH0249025 Y2 JP H0249025Y2
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JP
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audio signal
level
audio
signal
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JP5953382U
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JPS58163012U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テープレコーダなどの音声信号再生
装置からの音声信号とマイクロホンからの音声信
号とを混合し、異なる音声発生源からの信号の合
成された音声を発生させるようにした娯楽用のオ
ーデイオ装置に関する。
従来、カラオケ装置として呼ばれている娯楽用
のオーデイオ装置が知られている。このカラオケ
装置は、マイクロホンを備えたテープデツキから
なつており、歌謡曲などの歌詩がはいらない楽曲
を表わす音声信号のみを記録したテープカセツト
をテープデツキに装着し、これを再生することに
より歌謡曲などの伴奏のみを発生させ、同時に、
この伴奏に合わせてマイクロホンの前で歌うこと
ができるようにするものである。したがつて、あ
たかもオーケストラを背景にして歌つているよう
な気分に浸ることができ、業務用の娯楽装置とし
て、あるいは家庭用の娯楽装置として広く普及し
ている。
ところで、カラオケ装置により歌つて楽しむよ
うな場合、歌う場所、あるいは、1人で歌うか大
勢の中で歌うかなどのその場の雰囲気によつて歌
い方も異なり、また、人によつてもその場の雰囲
気に合つた歌い方をする場合としない場合とがあ
る。しかし、カラオケ装置が娯楽装置であるかぎ
り、やはり、何人をもその場に合つて楽しませる
ことができるものでなければならないことは当然
である。
しかるに、従来のカラオケ装置においては、音
量調整装置が備わつていて、テープデツキやマイ
クロホンからの音声の音量を所望に調整すること
ができるようになつているが、特に、マイクロホ
ンからの音声の音質を変えることができない。も
ちろん、音量調整によりその場の雰囲気にある程
度合わせることができるが、それだけでは充分と
はいえない。たとえば、高音で歌うべき歌謡曲に
対し、低音しか出せない人が歌うとその場の雰囲
気にそぐわなくなり、本人としても充分に楽しん
で歌うことができない場合もある。また、テープ
デツキから再生される伴奏にしても、音質によつ
ては歌い合わせにくい伴奏があるものである。
以上のように、従来のカラオケ装置は、発生す
る音質の音声を所望に調整することができず、こ
のことが娯楽装置としての機能を充分に発揮する
ことができない一つの原因となつている。
本考案の目的は、上記従来技術の欠点を除き、
所望の音質に容易かつ正確に調整することができ
るようにしたオーデイオ装置を提供するにある。
この目的を達成するために、本考案は、音声信
号の全周波数帯域を複数の周波数帯域に区分し、
各周波数帯域毎のレベルを調整可能とするととも
に、該周波数帯域毎のレベルを表示するようにし
た点を特徴とする。
以下、本考案の実施例を図面について説明す
る。
図は本考案によるオーデイオ装置の一実施例を
示すブロツク図であつて、1は音声信号再生装
置、2は切換スイツチ、3はグラフイツクイコラ
イザ、4はスペクトルレベル表示装置、5はマイ
クロホン、6は増幅器、7はスピーカである。
次に、この実施例の動作について説明する。
図において、たとえば、テープデツキからなる
音声信号再生装置1からの歌謡曲の伴奏を表わす
音声信号(以下、伴奏信号という)は、切換スイ
ツチ2がa側に閉じているときにはグラフイツク
イコライザ3に、逆に、b側に閉じているときに
は増幅器6に直接供給される。また、マイクロホ
ン5からの音声信号(以下、歌声信号という)は
グラフイツクイコライザ3に供給される。
グラフイツクイコライザ3には、たとえば、7
個のレベル調整器31〜37が設けられており、入
力される音声信号のレベルを調整することができ
るように構成されている。すなわち、入力される
音声信号の可能な全周波数帯域を7個の周波数帯
域に区分し、夫々の周波数帯域毎にレベル調整器
1〜37により独立にレベル調整することができ
る。したがつて、グラフイツクイコライザ3に供
給される音声信号は、レベル調整器31〜37の所
望のレベル調整器を操作することにより、レベル
が調整されて増幅器6に出力される。
また、グラフイツクイコライザ3で区分される
夫々の周波数帯域のレベルはスペクトルレベル表
示装置4で表示される。スペクトルレベル表示装
置4は横方向に7個、縦方向9個配列された発光
素子(たとえば、発光ダイオード)からなる表示
部を有し、横方向に区分された各周波数帯域を、
縦方向にレベルを表わすようにしている。したが
つて、各周波数帯域についてレベルを9段階に表
わすことができる。
伴奏信号と歌声信号との合成信号は増幅器6で
増幅された後スピーカ7に供給される。
そこで、いま、切換スイツチ2をa側に閉じ、
音声信号再生装置1から伴奏信号を発生させる
と、該伴奏信号はグラフイツクイコライザ3に供
給されてスペクトルレベル表示装置4で周波数帯
域毎のレベルが表示される。グラフイツクイコラ
イザ3ではレベル調整器31〜37により各周波数
帯域毎にレベル調整することができるから、夫々
のレベルを調整して好みの歌いやすい音質に調整
することができる。たとえば、特定な楽器による
伴奏を強調し、他の楽器の伴奏を弱めるようにす
ることができこのような場合、非常に歌いやすく
なり、また、さらに雰囲気を醸し出すことにもな
る。そして、このように音質調整された伴奏にし
たがつて、マイクロホン5の前で歌うことによ
り、グラフイツクイコライザ3において混合され
た伴奏信号と歌声信号がスピーカ7に供給され、
伴奏に合わせた歌声がスピーカ7から発生され
る。
この場合、スペクトルレベル表示装置4には各
周波数帯域のレベルが時々刻々変化して表示さ
れ、マイクロホン5の前で歌う人はこれをみて曲
のリズムをとらえることができる。
一方、音声信号再生装置1から再生された伴奏
信号を、切換スイツチ2をa側、b側に交互に切
換えることにより、直接あるいはグラフイツクイ
コライザ3を介して増幅器6に供給し、グラフイ
ツクイコライザ3の各レベル調整器31〜37を操
作していずれも同一音質となるようにすれば、ス
ペクトルレベル表示装置4においてそのときの伴
奏信号のスペクトルが表示される。したがつて、
このスペクトルにもとづいて歌う本人の歌声信号
のスペクトルをレベル調整器31〜37を調整する
ことにより伴奏信号に合つた音質の歌声信号とす
ることができる。
そこで、かかるレベル調整後、切換スイツチ2
を介して伴奏信号を直接増幅器6に供給するとと
もに、マイクロホン5からの歌声信号をグラフイ
ツクイコライザ3を介して増幅器6に供給するよ
うにすることにより、伴奏に合つた歌声で歌うこ
とができる。
さらに、上記のように伴奏信号のスペクトルを
予じめ観察しなくとも、伴奏信号を切換スイツチ
2のb側を通して増幅器6に供給し、マイクロホ
ン5からの歌声信号をグラフイツクイコライザ3
を介して増幅器6に供給する場合、歌声信号のス
ペクトルレベルがスペクトルレベル表示装置4に
表示されていることから、レベルを強調すべき周
波数帯域あるいはレベルを下げるべき周波数帯域
が視覚的に認識することができ、歌声信号のスペ
クトルレベルの調整を容易、かつ、正確に行なう
ことができる。
以上のように、伴奏信号や歌声信号を所望の音
質に容易、かつ、正確に調整することができる。
なお、上記実施例において、音声信号の可能周波
数帯域に対する部分周波数帯域への区分数を7と
したが、かかる区分数に限定されるものではな
い。
以上説明したように、本考案によれば、音声信
号を所定の周波数帯域毎にレベル調整することが
でき、しかも、該周波数帯域毎のレベルを表示す
ることができるから、前記音声信号による音声を
所望の音質に容易かつ正確に調整することがで
き、上記従来技術の欠点を除いて優れた機能のオ
ーデイオ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案によるオーデイオ装置の一実施例を
示すブロツク図である。 1……音声信号再生装置、2……切換スイツ
チ、3……グラフイツクイコライザ、4……スペ
クトルレベル表示装置、5……マイクロホン、7
……スピーカ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 音声信号再生装置で再生された音声信号とマイ
    クロホンからの音声信号とが混合されてスピーカ
    に供給され、合成された音声を発生することがで
    きるようにしたオーデイオ装置において、前記音
    声信号再生装置と前記マイクロホンとからの前記
    音声信号をそのレベルを調整して前記スピーカに
    出力するイコライザと、該イコライザの出力音声
    信号のレベルを表示する表示装置と、前記音声信
    号再生装置からの音声信号を前記スピーカと前記
    イコライザとに選択供給する切換スイツチとを設
    け、前記イコライザにより前記音声信号の周波数
    帯域毎のレベル調整ができ、かつ、前記表示装置
    により前記音声信号のレベルを前記周波数帯域毎
    に表示することができるように構成したことを特
    徴とするオーデイオ装置。
JP5953382U 1982-04-26 1982-04-26 オ−デイオ装置 Granted JPS58163012U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5953382U JPS58163012U (ja) 1982-04-26 1982-04-26 オ−デイオ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5953382U JPS58163012U (ja) 1982-04-26 1982-04-26 オ−デイオ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58163012U JPS58163012U (ja) 1983-10-29
JPH0249025Y2 true JPH0249025Y2 (ja) 1990-12-21

Family

ID=30069831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5953382U Granted JPS58163012U (ja) 1982-04-26 1982-04-26 オ−デイオ装置

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JPS58163012U (ja) 1983-10-29

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