JPH0248797B2 - - Google Patents

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JPH0248797B2
JPH0248797B2 JP56012700A JP1270081A JPH0248797B2 JP H0248797 B2 JPH0248797 B2 JP H0248797B2 JP 56012700 A JP56012700 A JP 56012700A JP 1270081 A JP1270081 A JP 1270081A JP H0248797 B2 JPH0248797 B2 JP H0248797B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
pipe guide
guide
protrusion
mounting hole
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP56012700A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57127191A (en
Inventor
Ryoji Nakahama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Marine Co Ltd
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Sanshin Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd, Sanshin Kogyo KK filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP1270081A priority Critical patent/JPS57127191A/ja
Publication of JPS57127191A publication Critical patent/JPS57127191A/ja
Publication of JPH0248797B2 publication Critical patent/JPH0248797B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は構造の簡略化を図つたパイプの連結構
造に関する。
例えば船外機のウオータポンプは、汲み上げた
機外の水をエンジン側に導くウオータパイプを備
えており、このウオータパイプはポンプハウジン
グに形成された吐出通路の開口部に接続されてい
る。そしてこの吐出通路の開口部内には、上記ウ
オータパイプの挿入をガイドするとともに、シー
ルの抜け止めをなす筒状のパイプガイドが取付け
られているが、従来の取付構造としては、パイプ
ガイドを吐出通路の開口部内に挿入したのちこれ
らの重合部分にセツトスクリユーを螺装させる構
造が採用されていた。
しかしながら、このような構造では固定にセツ
トスクリユーを用いているため組立に手間を要す
るばかりでなく、部品点数が増大しコスト高とな
る等の難点がある。しかも、腐食対策上ポンプハ
ウジングを合成樹脂製としたものでは、セツトス
クリユーを強く締め過ぎたりするとポンプハウジ
ング側に亀裂等が生じ易い等の不具合がある。
本発明はこのような事情にもとづいてなされた
もので、パイプガイドを単にパイプ装着孔に差し
込むだけで確実かつ強固に抜け止め固定すること
ができ、従来のようなセツトスクリユーおよびね
じ締め付け作業が不要となつて組み立てを容易に
行えるとともに、上記パイプガイドの固定部分が
大型化したり、形状が複雑化することもなく、コ
ンパクトなパイプの連結構造の提供を目的とす
る。
そこで、本発明においては、パイプを連結すべ
き連結体にパイプ装着孔を形成し、このパイプ装
着孔の開口部に、中空筒状をなしたパイプガイド
を挿入固定するとともに、このパイプガイド内に
パイプを嵌挿してなるパイプの連結構造におい
て、 上記パイプガイドの外周面およびパイプ装着孔
の開口部内周面のいずれか一方に突部を設けると
ともに、他方にこの突部が嵌入可能な径方向に貫
通する嵌入孔を設け、かつ上記パイプガイドの突
部または嵌入孔の両側には、パイプガイドの軸方
向に沿つてその挿入先端側の一端縁に開口する割
溝を設け、これら割溝により上記パイプガイドの
突部または嵌入孔が設けられた部分を内側に弾性
変形可能な変形部とし、上記パイプガイドをパイ
プ装着孔に挿入する際に、上記変形部を内側に向
けて撓ませることにより、上記突部と嵌入孔とを
嵌入合致させ、この嵌入によりパイプガイドをパ
イプ装着孔に対して抜け止め固定したことを特徴
としている。
以下本発明の一実施例を船外機のウオータポン
プに適用した図面にもとづいて説明する。
図中1は船外機であり、ブラケツト2を介して
船体3のトランサム4の取着されている。この船
外機1はアルミ合金製のアツパケーシング5とロ
アケーシング6とを連結して構成したケーシング
7の上端部にカウリング8を被冠してなり、この
カウリング8内には図示しないエンジンが収容さ
れている。このエンジンによつて回転駆動される
ドライブシヤフト9は、アツパケーシング5およ
びロアケーシング6内を上下方向に沿つて貫通し
ており、ロアケーシング6に設けたプロペラ10
を回転駆動するようになつている。またロアケー
シング6内には第2図に示されるように内壁11
が一体成形されており、この内壁11によつて形
成された導通孔12の上端開口部にはベアリング
ハウジング13が取着されている。そしてこの導
通孔12およびベアリングハウジング13内を、
ベアリング14…ならびにスリーブ15を介して
上記ドライブシヤフト9が回転自在に挿通してい
る。上記内壁11には上下方向に沿う吸込通路1
6が一体成形され、この吸込通路16は上端がロ
アケーシング6の上端部に設けた連通凹部17に
連なつているとともに、下端がロアケーシング6
の両側面に設けたウオータインレツト18,18
(一方のみを図示)に連なつている。そしてロア
ケーシング6の上端部には、アツパケーシング5
内に収容されるようにしてウオータポンプ19が
取着されている。このウオータポンプ19につい
て説明すれば、20は下面が開口された合成樹脂
製のポンプハウジングである。このポンプハウジ
ング20内は、ポンプハウジング20と一体をな
した仕切壁21によつてポンプ室22と吐出通路
23とに区画形成されており、ポンプ室22の内
壁面には金属製のインナプレート24が被着され
ている。
そしてポンプハウジング20の下面は、ガスケ
ツト25を介してアウタプレート26により液密
に閉塞されており、このアウタプレート26には
ポンプ室22と連通凹部17相互を連通させる吸
入口27が開設されている。またポンプ室22内
には、その中心から若干偏心した部位を上記ドラ
イブシヤフト9が貫通しており、このドライブシ
ヤフト9の貫通部分には半月キー28を介してイ
ンペラ29が一体的に固定されている。
一方、上記吐出通路23の上端開口部内には、
ゴム製のウオータシール30を介してエンジン側
に連なるウオータパイプ31が挿入接続されてい
る。すなわち吐出通路23の上端開口部には、ウ
オータシール30の抜け止めをなすとともに、ウ
オータパイプ31の挿入をガイドするために合成
樹脂製のパイプガイド32が取着されている。パ
イプガイド32は、円筒状をなして吐出通路23
の上端開口部内に嵌挿されるようになつており、
その上端縁には吐出通路23の上端開口縁に係止
するフランジ部33が一体成形されているととも
に、このフランジ側の内周面は上方に進むに従つ
て拡開するように傾斜されたガイド面34をなし
ている。このようなパイプガイド32の外周面の
互に対向する2ケ所には、突部35,35が突設
されており、これら各突部35,35の両側には
パイプガイド32の軸方向に沿うとともに、この
パイプガイド32の挿入前端縁に開口する割溝3
6,36が形成されている。したがつて、これら
割溝36,36により上記パイプガイド32の突
部35,35が突設されている部分の外周壁は、
内側に弾性変形可能な変形部37,37を構成し
ており、上記パイプガイド32を吐出通路23内
に嵌挿すると、突部35,35が吐出通路23内
壁面に当接して内側に押されるので、変形部3
7,37が内側に撓むようになつている。また、
上記吐出通路23の上端開口部側周面の互いに対
向する2ケ所には、嵌入孔38,38が開設され
ており、これら嵌入孔38,38は吐出通路23
の周面を径方向に貫通して設けられている。この
ため、吐出通路23にパイプガイド32を嵌挿し
た際に、このパイプガイド32の突部35,35
が嵌入孔38,38に合致すると、上記変形部3
7,37が外側に弾性復帰して、突部35,35
が嵌入孔38,38内に嵌入する構成となつてい
る。そしてこの嵌入によりパイプガイド32が吐
出通路23に対して抜け止め固定されるようにな
つている。
なお、上記変形部37,37はパイプガイド3
2内に嵌挿されるウオータパイプ31の外周面に
よつて外側に張り出すように付勢されるようにな
つており、この付勢によつて上記突部35,35
の抜出が阻止されている。
このような構成によれば、突部35,35と嵌
入孔38,38との嵌入によつてパイプガイド3
2の吐出通路23とを連結固定するようにしたの
で、パイプガイド32は単に吐出通路23内に差
し込むだけで固定される。このため従来セツトス
クリユー等のような格別な連結体を必要としない
で済むとともに、ねじ締め作業も省略でき、取付
手間を要しない。したがつて、部品点数の削減を
図れるのはもちろん、連結組立作業を迅速かつ容
易に行うことができ、コストの低減を達成でき
る。
またこの連結構造によれば、ポンプハウジング
20が合成樹脂製であつても、パイプガイド32
の取付け時に吐出通路23側に亀裂等が生じる虞
れはなく、連結を一層確実に行なえる利点があ
る。
しかも、嵌入孔38,38は吐出通路23の周
面を径方向に貫通して設けられているので、吐出
通路23の周面が段付き状となることもなく、吐
出通路32を形作るポンプハウジング20の外周
面が部分的に径方向外側に張り出すこともない。
したがつて、ポンプハウジング20の形状を簡
略化することができ、吐出通路23とパイプガイ
ド32の固定部分がコンパクトに纒まつて、アツ
パケーシング5内の限られたスペース内に無理な
く収めることができる。
なお、上記実施例ではパイプガイド側に突部を
設けるとともに、吐出通路側に嵌入孔を設けた
が、これとは逆にパイプガイドに嵌入孔を、吐出
通路の内周面に突部を設けても良い。
さらに、突部および嵌入孔の数も二つに限ら
ず、それ以上であつても何ら差し支えない。
また本発明に係るパイプの連結構造は、船外機
用のウオータポンプとこれに付随するウオータパ
イプとの連結構造に特定されるものではなく、そ
の他種々の分野にも適用可能なことは言うまでも
ない。
以上詳述した本発明によれば、パイプガイドは
単にパイプ装着孔に差し込むだけで固定されるの
で、従来のセツトスクリユーのような格別な連結
体を必要としないとともに、ねじ締め作業も省略
することができ、取り付けに手間を要しない。
したがつて、部品点数を削減できるのは勿論の
こと、連結作業を迅速かつ容易に行うことがで
き、その分、コストを低減することができる。
また、嵌入孔は凹みではなく径方向に貫通する
孔であるので、パイプガイドの固定部分の周面が
段付き状となることもなく、この固定部分の外径
寸法を小さく抑えることができるとともに、形状
も簡略化することができ、全体がコンパクトに纒
まるといつた利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は船外
機の側面図、第2図はそのウオータポンプ部の断
面図、第3図は第2図中部の拡大断面図、第4
図は第3図中―線に沿う断面図、第5図はパ
イプガイドの取付構造を示す分解斜視図である。 20…連結体(ポンプハウジング)、23…パ
イプ装置孔(吐出通路)、31…パイプ(ウオー
タパイプ)、32…パイプガイド、35…突部、
36…割溝、37…変形部、38…嵌入孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 パイプを連結すべき連結体にパイプ装着孔を
    形成し、このパイプ装着孔の開口部に、中空筒状
    をなしたパイプガイドを挿入固定するとともに、
    このパイプガイド内にパイプを嵌挿してなるパイ
    プの連結構造において、 上記パイプガイドの外周面およびパイプ装着孔
    の開口部内周面のいずれか一方に突部を設けると
    ともに、他方にこの突部が嵌入可能な径方向に貫
    通する嵌入孔を設け、かつ上記パイプガイドの突
    部または嵌入孔の両側には、パイプガイドの軸方
    向に沿つてその挿入先端側の一端縁に開口する割
    溝を設け、これら割溝により上記パイプガイドの
    突部または嵌入孔が設けられた部分を内側に弾性
    変形可能な変形部とし、上記パイプガイドをパイ
    プ装着孔に挿入する際に、上記変形部を内側に向
    けて撓ませることにより、上記突部と嵌入孔とを
    嵌入合致させ、この嵌入によりパイプガイドをパ
    イプ装着孔に対して抜け止め固定したことを特徴
    とするパイプの連結構造。
JP1270081A 1981-01-30 1981-01-30 Connecting structure of pipe Granted JPS57127191A (en)

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JP1270081A JPS57127191A (en) 1981-01-30 1981-01-30 Connecting structure of pipe

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JPS57127191A JPS57127191A (en) 1982-08-07
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JPS5012615A (ja) * 1973-04-23 1975-02-08
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