JPH0248703Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0248703Y2 JPH0248703Y2 JP1984004180U JP418084U JPH0248703Y2 JP H0248703 Y2 JPH0248703 Y2 JP H0248703Y2 JP 1984004180 U JP1984004180 U JP 1984004180U JP 418084 U JP418084 U JP 418084U JP H0248703 Y2 JPH0248703 Y2 JP H0248703Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- outputs
- ignition
- ignition timing
- engine speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 6
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 230000004069 differentiation Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000000979 retarding effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内燃機関用点火時期遅角装置、特にエ
ンジン回転数に関係なくクランク角度に対してほ
ぼ一定の遅角度をもたらす点火時期遅角装置に関
する。最近ターボチヤージヤ付四輪車が増えてき
たが、過給システムを用いると圧縮空気の温度が
高くなり、ノツキングが起こりやすくなる。ター
ボチヤージヤー付四輪車は高出力であるため、ノ
ツキングが生じるとエンジンの破壊につながるこ
ともあり、ノツキングを防止することが必要であ
る。
ンジン回転数に関係なくクランク角度に対してほ
ぼ一定の遅角度をもたらす点火時期遅角装置に関
する。最近ターボチヤージヤ付四輪車が増えてき
たが、過給システムを用いると圧縮空気の温度が
高くなり、ノツキングが起こりやすくなる。ター
ボチヤージヤー付四輪車は高出力であるため、ノ
ツキングが生じるとエンジンの破壊につながるこ
ともあり、ノツキングを防止することが必要であ
る。
エンジンのノツキングに対して点火時期を遅ら
せることが有効であることはよく知られている。
従来は運転状態を検出し、点火時期を遅らせてい
た。しかしこの方法では運転状態の検出方法、点
火時期制御回路など複雑で高価となり、エンジン
によつて制御特性を変える必要があつた。
せることが有効であることはよく知られている。
従来は運転状態を検出し、点火時期を遅らせてい
た。しかしこの方法では運転状態の検出方法、点
火時期制御回路など複雑で高価となり、エンジン
によつて制御特性を変える必要があつた。
本考案の目的はエンジンの回転数に関係なくほ
ぼ一定角のみ遅角する内燃機関用遅角装置を提供
することであつて、従来のイグニツシヨンコイル
端子からの信号を入力とし、エンジンの回転数
に応じた電圧を出力する周波数対電圧変換回路
（以下、周波数−電圧変換回路）と、点火時期に
合せて急峻に立ち上がり、その後、所定の時定数
で立ち上がつて行く三角波状の微分波形（以下、
単に三角波）を出力する微分回路をもち、各々の
出力を比較することにより遅角量を決定し、エン
ジン回転数に関係なくクランク角度に対してほぼ
一定の遅角量を得るようにしたことを特徴とする
ものである。
ぼ一定角のみ遅角する内燃機関用遅角装置を提供
することであつて、従来のイグニツシヨンコイル
端子からの信号を入力とし、エンジンの回転数
に応じた電圧を出力する周波数対電圧変換回路
（以下、周波数−電圧変換回路）と、点火時期に
合せて急峻に立ち上がり、その後、所定の時定数
で立ち上がつて行く三角波状の微分波形（以下、
単に三角波）を出力する微分回路をもち、各々の
出力を比較することにより遅角量を決定し、エン
ジン回転数に関係なくクランク角度に対してほぼ
一定の遅角量を得るようにしたことを特徴とする
ものである。
第１図に従来方式の遅角回路を示す。本例はト
ランジスタ式点火装置の例であり、点火信号検出
回路７、増幅回路６、トランジスタ５，１０、パ
ワートランジスタ４及びイグニツシヨンコイル２
より構成され、トランジスタ５のベース回路に抵
抗８、コンデンサ９を挿入することにより遅角回
路を構成している。本回路によれば点火時期の遅
角時間が一定となるため、クランク角にすると低
速で小さく、高速で大きく遅角することとなる。
高速での大きな遅角は馬力の減少につながるた
め、遅角量は全回転域において一定であるほうが
望ましい。
ランジスタ式点火装置の例であり、点火信号検出
回路７、増幅回路６、トランジスタ５，１０、パ
ワートランジスタ４及びイグニツシヨンコイル２
より構成され、トランジスタ５のベース回路に抵
抗８、コンデンサ９を挿入することにより遅角回
路を構成している。本回路によれば点火時期の遅
角時間が一定となるため、クランク角にすると低
速で小さく、高速で大きく遅角することとなる。
高速での大きな遅角は馬力の減少につながるた
め、遅角量は全回転域において一定であるほうが
望ましい。
次に本考案の一実施例を第２図で説明する。点
火信号検出回路７、増幅回路６、トランジスタ
５，１０及びパワートランジスタ４、イグニツシ
ヨンコイル２により正規点火位置の点火装置が構
成され、単安定マルチ２０、周波数−電圧変換回
路２１、微分回路２２、比較回路２３により遅角
回路を構成する。
火信号検出回路７、増幅回路６、トランジスタ
５，１０及びパワートランジスタ４、イグニツシ
ヨンコイル２により正規点火位置の点火装置が構
成され、単安定マルチ２０、周波数−電圧変換回
路２１、微分回路２２、比較回路２３により遅角
回路を構成する。
第３図により動作を説明すると、点火信号検出
回路７により検出した点火時期信号を増幅回路６
により増幅し、トランジスタ５のコレクタにはａ
の様な点火時期にみあつた矩形波が発生する。波
形の立ち上がりが正規の点火時期である。そし
て、ａの信号で微分回路２２では三角波ｂを作
り、単安定マルチ２０及び周波数−電圧変換回路
２１では回転数に応じた電圧ｃを発生させる。微
分回路２２の出力ｂを比較回路２３の端子に、
又、周波数−電圧変換回路の出力ｃを比較回路２
３の端子に接続すると、出力ｂが出力ｃより高
い時のみ比較回路２３の出力ｄがLOWとなる。
比較回路２３の出力ｄ及びトランジスタ５のコレ
クタよりダイオード１１，１２を通じてトランジ
スタ１０のベースに接続すると比較回路２３の出
力ｄがLOWにおちる時間分だけ点火時期が遅れ
ることとなる。周波数−電圧変換回路２１の出力
ｃはエンジン回転数に比例した電圧を出力するの
で、低速回転時はCL高速回転時はCHとなる。従
つて低速時の遅れ時間は長く、高速時の遅れ時間
は短くなり、クランク角に対して低速から高速ま
でほぼ一定角度遅れることとなる。
回路７により検出した点火時期信号を増幅回路６
により増幅し、トランジスタ５のコレクタにはａ
の様な点火時期にみあつた矩形波が発生する。波
形の立ち上がりが正規の点火時期である。そし
て、ａの信号で微分回路２２では三角波ｂを作
り、単安定マルチ２０及び周波数−電圧変換回路
２１では回転数に応じた電圧ｃを発生させる。微
分回路２２の出力ｂを比較回路２３の端子に、
又、周波数−電圧変換回路の出力ｃを比較回路２
３の端子に接続すると、出力ｂが出力ｃより高
い時のみ比較回路２３の出力ｄがLOWとなる。
比較回路２３の出力ｄ及びトランジスタ５のコレ
クタよりダイオード１１，１２を通じてトランジ
スタ１０のベースに接続すると比較回路２３の出
力ｄがLOWにおちる時間分だけ点火時期が遅れ
ることとなる。周波数−電圧変換回路２１の出力
ｃはエンジン回転数に比例した電圧を出力するの
で、低速回転時はCL高速回転時はCHとなる。従
つて低速時の遅れ時間は長く、高速時の遅れ時間
は短くなり、クランク角に対して低速から高速ま
でほぼ一定角度遅れることとなる。
以上の様に本電圧によれば簡単、安価で、エン
ジン回転数に関係なくクランク角度に対してほぼ
一定の遅角が可能な点火時期遅角装置が得られ
る。
ジン回転数に関係なくクランク角度に対してほぼ
一定の遅角が可能な点火時期遅角装置が得られ
る。
第１図は従来の遅角装置の回路図、第２図は本
考案の一実施例の回路図、第３図は同上の各部の
動作波形図で、図中、１は電源、２はイグニツシ
ヨンコイル、３は点火栓、４はパワートランジス
タ、５はトランジスタ、６は増幅回路、７は点火
信号検出回路、８は抵抗、９はコンデンサ、１０
はトランジスタ、１１，１２はダイオード、２０
は単安定マルチ、２１は周波数−電圧変換回路、
２２は微分回路、２３は比較回路を示す。
考案の一実施例の回路図、第３図は同上の各部の
動作波形図で、図中、１は電源、２はイグニツシ
ヨンコイル、３は点火栓、４はパワートランジス
タ、５はトランジスタ、６は増幅回路、７は点火
信号検出回路、８は抵抗、９はコンデンサ、１０
はトランジスタ、１１，１２はダイオード、２０
は単安定マルチ、２１は周波数−電圧変換回路、
２２は微分回路、２３は比較回路を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 点火コイル負端子からの信号を入力とし、エン
ジン回転数に応じた電圧を出力する周波数対電圧
変換回路と； 点火時期に急峻に一定レベルまで立ち上がつた
後、所定の時定数に従つてレベルが減衰する三角
波状の微分波形を出力する微分回路と； 上記両回路の出力を比較する比較回路を有し； 該比較回路の出力により上記点火コイルの一次
電流を遮断する素子を動作させることにより、エ
ンジン回転数に関係なく、クランク角度に対して
ほぼ一定の遅角量を得ること； を特徴とする内燃機関用点火時期遅角装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP418084U JPS60118379U (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | 内燃機関用点火時期遅角装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP418084U JPS60118379U (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | 内燃機関用点火時期遅角装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60118379U JPS60118379U (ja) | 1985-08-10 |
| JPH0248703Y2 true JPH0248703Y2 (ja) | 1990-12-20 |
Family
ID=30479504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP418084U Granted JPS60118379U (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | 内燃機関用点火時期遅角装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60118379U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51129536A (en) * | 1975-05-06 | 1976-11-11 | Hitachi Ltd | A non-contact ignition apparatus |
-
1984
- 1984-01-18 JP JP418084U patent/JPS60118379U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51129536A (en) * | 1975-05-06 | 1976-11-11 | Hitachi Ltd | A non-contact ignition apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60118379U (ja) | 1985-08-10 |
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