JPH0248491A - 半導体単結晶製造装置 - Google Patents

半導体単結晶製造装置

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Publication number
JPH0248491A
JPH0248491A JP19695788A JP19695788A JPH0248491A JP H0248491 A JPH0248491 A JP H0248491A JP 19695788 A JP19695788 A JP 19695788A JP 19695788 A JP19695788 A JP 19695788A JP H0248491 A JPH0248491 A JP H0248491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
single crystal
pulling
crucible
crystal
heater
Prior art date
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Pending
Application number
JP19695788A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Kinoshita
木下 勝行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Yamaguchi Ltd
Original Assignee
NEC Yamaguchi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Yamaguchi Ltd filed Critical NEC Yamaguchi Ltd
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Publication of JPH0248491A publication Critical patent/JPH0248491A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体単結晶製造装置に関し、特に引上げ法
による単結晶製造装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、引上げ法単結晶製造装置は第2図で示すように半
導体多結晶を溶融するなめに入れる石英るつぼ1、石英
るつぼ1を保持するための黒鉛るつぼ台2、多結晶を加
熱溶融するために黒鉛るつぼ台の周囲に設けた多結晶溶
融ヒーター3からなる多結晶溶融部4と、単結晶6が引
上げられる引上げ部5で構成されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の引上げ法単結晶製造装置で引上げられた
シリコン単結晶は引上げの過程でるつぼ側のシリコンの
溶融温度である1400°Cから種側の冷却された温度
である300℃に渡る大きな温度差を受けている。すな
わち単結晶の種側は、るつぼ側に比べより長い時間にわ
たって1400℃から300℃に冷却される熱履歴を受
けている。この単結晶の種側とるつぼ側の受ける熱履歴
の差がこの単結晶で作られる半導体デバイスに大きな影
響を与える。その−例としてMOSデバイスに与える影
響について第3図(a)及び(b)で説明する。第3図
(a)はシリコン単結晶より切り出したシリコンウェハ
ーをMOSデバイスプロセスに用いた時のウェハー内部
の酸素析出量を示したもので、従来の引上げ装置で製造
されたシリコン単結晶ではウェハー毎の酸素の析出量に
大きなバラツキが生じていた。ここで酸素析出量は、い
わゆるイントリンシックゲッタリングのゲッターシンク
となるウェハー内部欠陥を形成する酸素析出物の度合を
示すもので単結晶引上げ中に900℃から600℃の熱
履歴が長い程多く生成される。MOSデバイスの歩留り
を安定にするためにはこの酸素析出量がウェハー毎に均
一である事が要求されている。第3図(b)は、同じく
シリコン単結晶より切り出したシリコンウェハーに作製
したダイナミック型MOSメモリーデバイスのウェハー
毎のホールド不良率を示したものである。酸素析出量に
大きなバラツキのある従来の引上げ装置によって作られ
たシリコンウェハーに形成されたMOSメモリーデバイ
スにはホールド不良率に大きなバラツキがあるためMO
Sメモリーの歩留りを不安定なものにしているという欠
点があった。
本発明は、引上げ中の単結晶全部の冷却過程の熱履歴を
均一化する事によって、この単結晶より切り出されたウ
ェハーに作り込まれる半導体デバイスの特性を改善して
、デバイスの歩留りを大巾に向上することを目的として
いる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の引上げ法単結晶製造装置は、従来の構成に加え
て、多結晶溶融部の上部に半導体単結晶の種側からるつ
ぼ側にわたる全部の単結晶部を同一温度に保持できるヒ
ーターを有する構成になっている。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の縦断面図であり、従来の引
上げ法シリコン単結晶製造装置に対して、多結晶溶融部
4の上方に引上げ成長された単結晶6の全部の領域を同
一温度に保持できる引上げ部ヒーター7が単結晶引上げ
部5に設置されている。石英るつぼ1、黒鉛るつぼ台2
、多結晶溶融ヒーター3から成る多結晶溶融部4の構成
は従来と同じである。引上げ部ヒーター7は、シリコン
単結晶の引上げ中は1300℃に保たれており、引上げ
が終了するとヒーター7に加えるパワーを下げ単結晶全
域の温度を同一の冷却レートで下げて行く。第4図(a
)は本発明及び従来のシリコン単結晶引上げ装置に於け
るシリコン単結晶の引上げ中の温度分布をそれぞれ実線
及び破線で示しており、本発明ではシリコン単結晶が単
結晶全域で1300°Cの同一温度に保持されている事
を示している。第4図(b)は、同じく本発明及び従来
装置で引上げられたシリコン単結晶6の種結晶8側(種
側)及びるつぼ側のそれぞれの位置A、Bにおける引上
げ成長時間に対する熱履歴を示したものである。破線A
は従来装置で引上げられた種側の熱履歴、破線Bは同じ
〈従来装置で弓上げられたるつぼ側の熱履歴で酸素析出
に影響を与える900°Cから600℃にわたる熱履歴
が種側Aとるつぼ側Bとで差がある事を示している。
実線は本発明の引上げ装置で引上げられた種側及びるつ
ぼ側の熱履歴を示しており、1300℃から200℃に
降温する降温過程の熱履歴が種側もるつぼ側も同じとな
っている。
第3図(a)は、本発明のシリコン単結晶製造装置で引
上げられたシリコン単結晶から切り出されたシリコンウ
ェハーをMOSデバイスプロセスに適用した時のウェハ
ー内部の酸素析出量を示したものであり、従来装置に於
ける酸素析出量分布と比較して熱履歴の均一化が行なわ
れていたことによってそのバラツキが大幅に改善された
ことが分る。第3付(b)はダイナミック型MOSメモ
リーデバイスに用いた時のホールド不良率の改善効果を
示したものであり、第3図(a>の酸素析出量に対応し
てホールド不良率の低減効果が分る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は引上げ法シリコン単結晶製
造装置に於いて多結晶シリコンの溶融部の上部に、引き
上げられたシリコン単結晶の種側からるつぼ側までの全
部分を同一温度に保持できるヒーターを設ける事により
、シリコン単結晶全域の受ける熱履歴が均一となり、こ
の単結晶より切り出されたウェハーを用いたMOSデバ
イスに於いてその酸素析出量のウェハー毎のバラッキカ
改善される。更に同ウェハーで作製されたダイナミック
型MOSメモリーデバイスのホールド不良率も酸素析出
量のウェハー間の均一化がはかられる事により大幅に低
減されデバイス歩留りが向上できるという効果がある。
本発明の実施例は、シリコン単結晶の引上げ装置につい
て説明したが、ゲルマニウム、ガリウムヒ素等他の半導
体単結晶の引上げ装置に対しても本発明が適用出来るこ
とはもちろんのことである。
置で引上げ中のシリコン単結晶の温度分布図、第4図(
b)は、同じ〈従来及び本発明装置で引上げられたシリ
コン単結晶の種側及びるつぼ側のそれぞれの位置A、B
に於ける引上げ成長時間に対する熱履歴を示す図である
1・・・石英るつぼ、2・・・黒鉛るつば台、3・・・
多結晶溶融ヒーター、4・・・多結晶溶融部、5・・・
単結晶引上げ部、6・・・単結晶、7・・・引上げ部ヒ
ーター8・・・種結晶。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  材料を入れるるつぼ及びるつぼ周囲に配置したヒータ
    ーを有する溶融部と、溶融部より単結晶を引上げる単結
    晶引き上げ部とを具備する引上げ法単結晶製造装置にお
    いて、引上げ成長された半導体単結晶の種側からるつぼ
    側にわたる全結晶部を同一温度に保持できるヒータを前
    記引上げ部に有することを特徴とする半導体単結晶製造
    装置。
JP19695788A 1988-08-05 1988-08-05 半導体単結晶製造装置 Pending JPH0248491A (ja)

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JP (1) JPH0248491A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0570283A (ja) * 1991-03-20 1993-03-23 Shin Etsu Handotai Co Ltd シリコン単結晶の製造方法及び装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0570283A (ja) * 1991-03-20 1993-03-23 Shin Etsu Handotai Co Ltd シリコン単結晶の製造方法及び装置

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