JPH0248101A - 数値制御旋盤の制御方法 - Google Patents
数値制御旋盤の制御方法Info
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- JPH0248101A JPH0248101A JP19972488A JP19972488A JPH0248101A JP H0248101 A JPH0248101 A JP H0248101A JP 19972488 A JP19972488 A JP 19972488A JP 19972488 A JP19972488 A JP 19972488A JP H0248101 A JPH0248101 A JP H0248101A
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- axis
- tool
- acceleration
- axis direction
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- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims abstract description 44
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 18
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000003292 diminished effect Effects 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は数値制御旋盤(以下NC旋盤という)の制御方
法に関する。
法に関する。
[従来の技術]
従来、NC旋盤として、例えば特開昭62−13010
2号公報及び特開昭62−130103号公報に示すも
のが知られている。このNC旋盤は、第6図に示すよう
に、主軸10の軸方向であるZl軸方向に摺動する主軸
台11と、保持する工具12が前記主軸台11の前方に
位置するように、前記主軸台11の側方に設けられ、前
記Zl軸方向と直交するxl軸方向に移動する第1刃物
台13と、保持する工具15が前記主軸台11の前方に
位置するように、前記主軸台11と対向する側に設けら
れ、前記ZIX軸方向平行な72軸方向及び直交するX
2軸方向の双方に移動する第2刃物台16とからなり、
第6図の例では、工具12及び15はそれぞれターレツ
)14a 14bに保持されている。また前記主軸1
0の中心線上に前記主軸台11と対向し、対向主軸18
を有し、Zl軸方向と同じ23軸方向に摺動する対向主
軸台17を設けている。主軸10と対向主軸18との間
にはガイドブツシュ19が設けられており、加工は原則
としてガイドブツシュ19の口元近くで行われる。
2号公報及び特開昭62−130103号公報に示すも
のが知られている。このNC旋盤は、第6図に示すよう
に、主軸10の軸方向であるZl軸方向に摺動する主軸
台11と、保持する工具12が前記主軸台11の前方に
位置するように、前記主軸台11の側方に設けられ、前
記Zl軸方向と直交するxl軸方向に移動する第1刃物
台13と、保持する工具15が前記主軸台11の前方に
位置するように、前記主軸台11と対向する側に設けら
れ、前記ZIX軸方向平行な72軸方向及び直交するX
2軸方向の双方に移動する第2刃物台16とからなり、
第6図の例では、工具12及び15はそれぞれターレツ
)14a 14bに保持されている。また前記主軸1
0の中心線上に前記主軸台11と対向し、対向主軸18
を有し、Zl軸方向と同じ23軸方向に摺動する対向主
軸台17を設けている。主軸10と対向主軸18との間
にはガイドブツシュ19が設けられており、加工は原則
としてガイドブツシュ19の口元近くで行われる。
従って、前記公報にも開示されているように、このNC
旋盤では、主軸10に把持された被加工物を第1刃物台
13の工具12で切削する際は、Zl軸とXi軸、対向
主軸台17の対向主軸18に把持された被加工物を切削
する際に、72軸(又は73軸)とx2軸の組合せで相
互に独立して加工可能である。しかし、Zl軸とXi軸
による2次元補間動作で第1刃物台13の工具12で被
加工物を切削中に、22軸とx2軸による2次元補間動
作で第2刃物台16の工具15で同一被加工物を加工し
ようとすると、zl軸の移動に伴って被加工物が移動す
るため、72軸は単独の2次元補間動作を行う場合に必
要な送り速度と送り加速度の値にZl軸のそれを加えた
値に従って移動する必要がある。こうすることで、例え
ば第7図に示すように第1刃物台13の工具12による
外径切削と、第2刃物台16の工具15による穴明けと
を同時に加工する時、工具15はZl軸の移動に伴う被
加工物20の移動にもかかわらず所要の送り速度で加工
を行うことができる。
旋盤では、主軸10に把持された被加工物を第1刃物台
13の工具12で切削する際は、Zl軸とXi軸、対向
主軸台17の対向主軸18に把持された被加工物を切削
する際に、72軸(又は73軸)とx2軸の組合せで相
互に独立して加工可能である。しかし、Zl軸とXi軸
による2次元補間動作で第1刃物台13の工具12で被
加工物を切削中に、22軸とx2軸による2次元補間動
作で第2刃物台16の工具15で同一被加工物を加工し
ようとすると、zl軸の移動に伴って被加工物が移動す
るため、72軸は単独の2次元補間動作を行う場合に必
要な送り速度と送り加速度の値にZl軸のそれを加えた
値に従って移動する必要がある。こうすることで、例え
ば第7図に示すように第1刃物台13の工具12による
外径切削と、第2刃物台16の工具15による穴明けと
を同時に加工する時、工具15はZl軸の移動に伴う被
加工物20の移動にもかかわらず所要の送り速度で加工
を行うことができる。
[発明が解決しようとする課題]
上記従来技術は、異なった制御系によって移動される2
つの工具による同時加工の場合には、前記したように、
z2軸の送り速度は単独の場合の送り速度を与えるZ2
’軸の送り速度に71軸の送り速度が重畳(加算)され
た送り速度を与えなければならない。
つの工具による同時加工の場合には、前記したように、
z2軸の送り速度は単独の場合の送り速度を与えるZ2
’軸の送り速度に71軸の送り速度が重畳(加算)され
た送り速度を与えなければならない。
従って、Zl軸と72′軸の移動が同方向である場合に
は、72軸の重畳された送り速度はZl軸と22’軸と
の送り速度の両者を加えた送り速度となり、72軸の送
り速度が制御可能な送り速度の限界を越える場合が生じ
ることがある。
は、72軸の重畳された送り速度はZl軸と22’軸と
の送り速度の両者を加えた送り速度となり、72軸の送
り速度が制御可能な送り速度の限界を越える場合が生じ
ることがある。
また重畳時には、加速度についても、72軸の加速度と
してZl軸の加速度に72”軸の加速度が重畳されると
、72軸の加速度が22軸の制御可能な限界加速度(加
減速時定数)を越える場合も生じる。
してZl軸の加速度に72”軸の加速度が重畳されると
、72軸の加速度が22軸の制御可能な限界加速度(加
減速時定数)を越える場合も生じる。
従来、かかる場合には、同時補間加工は不可能として、
まず一方のみの補間加工を行い、その後他方の補間加工
を行っており、同時加工が可能であるという機能が減殺
されるという問題点があった。
まず一方のみの補間加工を行い、その後他方の補間加工
を行っており、同時加工が可能であるという機能が減殺
されるという問題点があった。
本発明の1]的は、同時補間加工の機能を最大限に発揮
することができるNC旋盤の制御方法を提供することに
ある。
することができるNC旋盤の制御方法を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段]
上記目的は、第1の制御系によって主軸の2軸方向の移
動と第1の工具の少なくともX軸方向の移動とを同時に
制御して加工する第1の補間加工と、前記第1の制御系
と独立した第2の制御系によって第2の工具の少なくと
もX軸方向又はX軸方向の移動を同時に制御して加工す
る第2の補間加工とを相互に独立して行うことが可能な
少なくとも2個の独立して制御可能な制御系を有する数
値制御旋盤において、前記第1の補間加]二と第2の補
間加工とを同時に行う時には、前記第1の制御系のX軸
方向又はX軸方向の速度指令信号を第2の制御系のX軸
方向又はX軸方向の速度指令信号に加算すると共に、そ
の加算の結果が該第2の制御系によって制御可能な工具
の最大送り速度及び/又は最大加減連吟定数を越えない
ように前記第1及び/又は第2の速度指令信号を制御す
ることにより達成される。
動と第1の工具の少なくともX軸方向の移動とを同時に
制御して加工する第1の補間加工と、前記第1の制御系
と独立した第2の制御系によって第2の工具の少なくと
もX軸方向又はX軸方向の移動を同時に制御して加工す
る第2の補間加工とを相互に独立して行うことが可能な
少なくとも2個の独立して制御可能な制御系を有する数
値制御旋盤において、前記第1の補間加]二と第2の補
間加工とを同時に行う時には、前記第1の制御系のX軸
方向又はX軸方向の速度指令信号を第2の制御系のX軸
方向又はX軸方向の速度指令信号に加算すると共に、そ
の加算の結果が該第2の制御系によって制御可能な工具
の最大送り速度及び/又は最大加減連吟定数を越えない
ように前記第1及び/又は第2の速度指令信号を制御す
ることにより達成される。
[作用]
この解決手段によれば、重畳する加工軸のX軸方向の送
り速度又は加減速時定数は、第1の補間加工のX軸方向
の速度又は加減速に、重畳される第2の補間加工による
X軸方向の動きが加算されて制御され、しかも限界値を
越えた時は、自動的に限界値以下になるように制御され
ることによって同時加工が遂行され、これにより、同時
加Iの機能は最大限に発揮されて加工昨間の短縮が可能
となる。
り速度又は加減速時定数は、第1の補間加工のX軸方向
の速度又は加減速に、重畳される第2の補間加工による
X軸方向の動きが加算されて制御され、しかも限界値を
越えた時は、自動的に限界値以下になるように制御され
ることによって同時加工が遂行され、これにより、同時
加Iの機能は最大限に発揮されて加工昨間の短縮が可能
となる。
[実施例]
以下、本発明の一実施例を図により説明する。
今、−例として、第6図に示す主軸10のZl軸、工具
12のXI軸、工具15のX2軸及びX2軸の各軸を用
いた同時加工の場合の制御方法について説明する。制御
装置は、第1図に示すように、Zl軸とXI軸を制御し
て第1の補間加工を制御する第1の制御系40と、72
軸とX2軸を制御して第2の補間加工を制御する第2の
制御系50とを有し、これらの制御系40.50には制
御ユニット30より工具12の補間処理回路41、工具
15の補間処理回路51に制御指令信号が入力される。
12のXI軸、工具15のX2軸及びX2軸の各軸を用
いた同時加工の場合の制御方法について説明する。制御
装置は、第1図に示すように、Zl軸とXI軸を制御し
て第1の補間加工を制御する第1の制御系40と、72
軸とX2軸を制御して第2の補間加工を制御する第2の
制御系50とを有し、これらの制御系40.50には制
御ユニット30より工具12の補間処理回路41、工具
15の補間処理回路51に制御指令信号が入力される。
第1の補間処理回路41から出力されたzl軸及びZl
軸の加減速時定数信号AXI、AZIと速度指令信号S
XI、SZIは、それぞれX軸方向の加減速処理回路4
2、Z軸方向の加減速処理回路43で加減速処理され、
加減速時定数信号A’XI (=AX1)、A’ZI
(=AZ1)と速度指令信号S’X1(−3Xl)、S
’ZI(−3Z 1)をサーボ処理回路44.45へ出
力する。これにより、XI軸送リす−タ21、Zl軸送
りモータ22が駆動され、工具l?は加減速時定数信号
A ’Xi、A’ZIに従って加速され、速度指令信号
S’XIに従ってXI軸方向、主軸10はZl軸方向に
移動させられ、第1の補間加工が行われる。
軸の加減速時定数信号AXI、AZIと速度指令信号S
XI、SZIは、それぞれX軸方向の加減速処理回路4
2、Z軸方向の加減速処理回路43で加減速処理され、
加減速時定数信号A’XI (=AX1)、A’ZI
(=AZ1)と速度指令信号S’X1(−3Xl)、S
’ZI(−3Z 1)をサーボ処理回路44.45へ出
力する。これにより、XI軸送リす−タ21、Zl軸送
りモータ22が駆動され、工具l?は加減速時定数信号
A ’Xi、A’ZIに従って加速され、速度指令信号
S’XIに従ってXI軸方向、主軸10はZl軸方向に
移動させられ、第1の補間加工が行われる。
第2の補間処理回路51も同様にX2軸及び72軸の速
度指令信号SX2、SZ2をそれぞれ各軸(X2軸、7
2軸)方向の加減速処理回路52.53で加減速処理し
、加減速時定数信号A゛X2、Al1と速度指令信号S
’X2、S’Z2を出力する。加減速時定数信号A’X
2と速度指令信号S’X2はサーボ処理回路54へ入力
され、X2軸送リモータ23が加速駆動されて工具15
がX2軸方向に移動させられる。一方、前記速度指令信
号S’Z2及び加減速時定数信号A。
度指令信号SX2、SZ2をそれぞれ各軸(X2軸、7
2軸)方向の加減速処理回路52.53で加減速処理し
、加減速時定数信号A゛X2、Al1と速度指令信号S
’X2、S’Z2を出力する。加減速時定数信号A’X
2と速度指令信号S’X2はサーボ処理回路54へ入力
され、X2軸送リモータ23が加速駆動されて工具15
がX2軸方向に移動させられる。一方、前記速度指令信
号S’Z2及び加減速時定数信号A。
Z2には前記第1の制御系40の速度指令信号S’ZI
及び加減速時定数信号A’ZIが重畳回路55で加減算
され、その重畳速度指令信号S゛Z2 (−5’Z2+
S’Zt)及び加減速時定数信号A”Z2 (−A’Z
2+A’Z1) がサーボ処理回路56へ入力され、X
2軸送リモータ24が加速駆動されて工具15が72軸
方向に移動させられる。
及び加減速時定数信号A’ZIが重畳回路55で加減算
され、その重畳速度指令信号S゛Z2 (−5’Z2+
S’Zt)及び加減速時定数信号A”Z2 (−A’Z
2+A’Z1) がサーボ処理回路56へ入力され、X
2軸送リモータ24が加速駆動されて工具15が72軸
方向に移動させられる。
このように、主軸10の24軸方向の移動に同期して、
工具15を22軸方向に移動させることによって、Zl
軸の移動中でも工具12.15による同時加工が可能と
なる。
工具15を22軸方向に移動させることによって、Zl
軸の移動中でも工具12.15による同時加工が可能と
なる。
次に、Zl軸と22’軸を重畳した場合の22軸の制御
について具体的な例に基いて説明する。
について具体的な例に基いて説明する。
まず、送り条件を第2図のように設定する。同図(a)
はZl軸と22’軸の移動方向が同じ場合で、同図(b
)は異なる場合を示す。図中、rapidは早送り速度
、claspは切削送りクランプ速度である。plra
p Hは、重畳指令中に他方の軸が早送りで移動してい
る場合に、自分の軸も早送りで他の軸と同方向に移動す
る場合の早送り速度の設定を示す。plrap 2は、
重畳指令中に他方の軸が切削送りで移動している場合に
、自分の軸は早送りで他の軸と同方向に移動する場合の
早送り速度の設定を示す。またplclaIIpは重畳
時の切削送りクランプ速度で、重畳指令中に他方の軸が
切削送りで移動している場合に、自分の軸も切削送りで
他方の軸と同方向に移動する場合の切削送りクランプ速
度の設定を示す。なお、rapid 、 claIIp
、plrap 1、plrap 2 、plclaIl
pはそれぞれ21軸、22軸に対して別個に設定できる
。
はZl軸と22’軸の移動方向が同じ場合で、同図(b
)は異なる場合を示す。図中、rapidは早送り速度
、claspは切削送りクランプ速度である。plra
p Hは、重畳指令中に他方の軸が早送りで移動してい
る場合に、自分の軸も早送りで他の軸と同方向に移動す
る場合の早送り速度の設定を示す。plrap 2は、
重畳指令中に他方の軸が切削送りで移動している場合に
、自分の軸は早送りで他の軸と同方向に移動する場合の
早送り速度の設定を示す。またplclaIIpは重畳
時の切削送りクランプ速度で、重畳指令中に他方の軸が
切削送りで移動している場合に、自分の軸も切削送りで
他方の軸と同方向に移動する場合の切削送りクランプ速
度の設定を示す。なお、rapid 、 claIIp
、plrap 1、plrap 2 、plclaIl
pはそれぞれ21軸、22軸に対して別個に設定できる
。
ところで、重畳した場合のZz軸の制御で問題になるの
は、第2図(a)に示すようにZl軸と22’軸の移動
方向が同じ場合であるので、この場合を第3図に示す。
は、第2図(a)に示すようにZl軸と22’軸の移動
方向が同じ場合であるので、この場合を第3図に示す。
第3図において、ZlはZl軸のみの動作、72°はz
2°軸のみの動作、Z2は22軸CZl軸+22’軸)
についての動作を示す。
2°軸のみの動作、Z2は22軸CZl軸+22’軸)
についての動作を示す。
第3図(a)は、21.22’とも早送りの場合で、こ
の場合、zl、Z2’とも最大送り速1■であるrap
idに設定すると、Z2’の送り速度は最大送り速度の
2倍となり、当然最大速度値を越えることになる。そこ
で、Z2°がrapid以下になるように、Zl、72
”の最大送り速度をその和が22のrapidとなるよ
うなplrap 1にそれぞれ設定する。同図(b)は
、Zlが早送り、72′が切削送りの場合で、Z2がr
apid以下になるように、ZlをZ2のclaspと
Zlのplrap tとの和が22のrapidになる
ようなplrap 2に設定する。同図(C)は、前記
(b)と逆にZlが切削送り、Z2’が早送りの場合で
、この場合にはZ2’を同様にして定められたplra
p 2に設定する。同図(d)は、21.22’とも切
削送りの場合で、重畳切削時の負荷が装置の能力を越え
ないように21、Z2’をplclampに設定する。
の場合、zl、Z2’とも最大送り速1■であるrap
idに設定すると、Z2’の送り速度は最大送り速度の
2倍となり、当然最大速度値を越えることになる。そこ
で、Z2°がrapid以下になるように、Zl、72
”の最大送り速度をその和が22のrapidとなるよ
うなplrap 1にそれぞれ設定する。同図(b)は
、Zlが早送り、72′が切削送りの場合で、Z2がr
apid以下になるように、ZlをZ2のclaspと
Zlのplrap tとの和が22のrapidになる
ようなplrap 2に設定する。同図(C)は、前記
(b)と逆にZlが切削送り、Z2’が早送りの場合で
、この場合にはZ2’を同様にして定められたplra
p 2に設定する。同図(d)は、21.22’とも切
削送りの場合で、重畳切削時の負荷が装置の能力を越え
ないように21、Z2’をplclampに設定する。
そこで、第1図に示す制御ユニット30に前記したra
pid 、 clasp 、 plrap 1、pl
rap 2 、plclampの設定値を入力しておく
ことにより、常に重畳速度指令信号S”Z2が工具15
の速度を制御可能な最大送り速度以下になるように制御
される。
pid 、 clasp 、 plrap 1、pl
rap 2 、plclampの設定値を入力しておく
ことにより、常に重畳速度指令信号S”Z2が工具15
の速度を制御可能な最大送り速度以下になるように制御
される。
次に72軸の加速度が第4図(a)(b)に示すように
重畳した場合について説明する。この場合、Z2は点線
に示すようになり、加速度が最大加減速時定数で許容さ
れる限界を越えてしまう。
重畳した場合について説明する。この場合、Z2は点線
に示すようになり、加速度が最大加減速時定数で許容さ
れる限界を越えてしまう。
そこで、重畳時には2点鎖線のように補正する。
即ち、通常時の最大加減速時定数t1の他に重畳時の時
定数t2を設定する。そして、これらの時定数t1、t
2を制御ユニット30に設定しておくことにより、加速
度が重畳した条件の場合には重畳速度指令信号S’Z2
の時定数がt2どなるように制御される。
定数t2を設定する。そして、これらの時定数t1、t
2を制御ユニット30に設定しておくことにより、加速
度が重畳した条件の場合には重畳速度指令信号S’Z2
の時定数がt2どなるように制御される。
なお、上記実施例は、主軸10と第1刃物台13の工具
12と第2刃物台16の工具15を用いた場合について
説明したが、主軸10と第1刃物台13の工具12と対
向主軸台17上の対向主軸18に工具を保持させて用い
ても、又は主軸10と第2刃物台16の工具15と対向
主軸18を用いた場合にも適応できる。
12と第2刃物台16の工具15を用いた場合について
説明したが、主軸10と第1刃物台13の工具12と対
向主軸台17上の対向主軸18に工具を保持させて用い
ても、又は主軸10と第2刃物台16の工具15と対向
主軸18を用いた場合にも適応できる。
次にX軸方向が3軸制御の場合について説明する。第5
図はZl軸、Z2軸、23軸を用いた3軸重畳加工を示
す。即ち、22軸方向に制御されるターレツ) 14b
の工具ホルダーの両側に工具15.25を設け、主軸1
0に保持された被加工物20の前面を工具15で、対向
主軸18に保持された被加工物20の背面を工具25で
加工する場合を示す。
図はZl軸、Z2軸、23軸を用いた3軸重畳加工を示
す。即ち、22軸方向に制御されるターレツ) 14b
の工具ホルダーの両側に工具15.25を設け、主軸1
0に保持された被加工物20の前面を工具15で、対向
主軸18に保持された被加工物20の背面を工具25で
加工する場合を示す。
この場合、前記した重畳処理を行うと、72軸はZl軸
に重畳し、更に73軸は72軸に重畳するので、各種制
限の設定が非常に複雑になる。そこで、Z軸が3軸以上
重畳する場合には、最大速度をZ軸の軸数で割った値、
第5図の場合は最大速度の1/3を各軸の許容速度に設
定するようにして簡略化することもできる。
に重畳し、更に73軸は72軸に重畳するので、各種制
限の設定が非常に複雑になる。そこで、Z軸が3軸以上
重畳する場合には、最大速度をZ軸の軸数で割った値、
第5図の場合は最大速度の1/3を各軸の許容速度に設
定するようにして簡略化することもできる。
この他にも、切削送りを基準にして早送りは最大送り速
度又は最大加速度との差とする方法や、72軸の送り速
度と加速度を測定し、切削送りを優先して早送り側にフ
ィードバックすることによって最大送り速度と最大加速
度を越えないようにする方法を採用することも可能であ
る。
度又は最大加速度との差とする方法や、72軸の送り速
度と加速度を測定し、切削送りを優先して早送り側にフ
ィードバックすることによって最大送り速度と最大加速
度を越えないようにする方法を採用することも可能であ
る。
以上の説明ではX軸方向に重畳する実施例について述べ
たが、主軸10を中心として対向する刃物台が横送り台
上に設けられており、且つその一方の刃物台が横送り台
上を移動可能となっているNC旋盤等においてはX軸方
向についても同様に適用される。この場合には、第1図
に示す速度指令信号S ’XI及び加減速時定数信号A
’XIが速度指令信号S’X2及び加減速時定数信号A
。
たが、主軸10を中心として対向する刃物台が横送り台
上に設けられており、且つその一方の刃物台が横送り台
上を移動可能となっているNC旋盤等においてはX軸方
向についても同様に適用される。この場合には、第1図
に示す速度指令信号S ’XI及び加減速時定数信号A
’XIが速度指令信号S’X2及び加減速時定数信号A
。
x2に重畳され、重畳速度指令信号S”X2(S ’
X2+S ’Xi)及び加減速時定数信号A”X2 (
=A’X2+A’Xl)とじてかサーボ処理回路54へ
入力される。
X2+S ’Xi)及び加減速時定数信号A”X2 (
=A’X2+A’Xl)とじてかサーボ処理回路54へ
入力される。
[発明の効果]
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、第1
の制御系の速度指令信号を第2の制御系の速度指令信号
に加減算して該第2の制御系を制御すると共に、その加
減算の結果が該第2の制御系によって制御される工具の
最大送り速度及び/又は最大加減速時定数値を越えない
ように前記第1及び/又は第2の速度指令信号を制御す
るので、同時補間加工の機能を最大限に発揮することが
できるNC旋盤の制御方法が得られる。
の制御系の速度指令信号を第2の制御系の速度指令信号
に加減算して該第2の制御系を制御すると共に、その加
減算の結果が該第2の制御系によって制御される工具の
最大送り速度及び/又は最大加減速時定数値を越えない
ように前記第1及び/又は第2の速度指令信号を制御す
るので、同時補間加工の機能を最大限に発揮することが
できるNC旋盤の制御方法が得られる。
第1図は本発明の一実施例になる制御方法の制御回路図
、第2図(a)(b)は重畳時の速度送り条件の説明図
、第3図(a)乃至(d)は重畳時の送り速度条件の設
定図、第4図(a)(b)は重畳時の加速度条件の設定
図、第5図ははZ軸方向3軸の補間の1例を示す説明図
、第6図は従来のNC旋盤の平面図、第7図はZl軸と
72軸との補間の1例を示す説明図である。 10:主軸、 12.15:工具、18:対
向主軸、 30:制御ユニット、40:第1の制
御系、 41:補間処理回路、42.43:加減速処理
回路、 44.45:サーボ処理回路、 50:第2の制御系、 51:補間処理回路、52.
53:加減速処理回路、 54:サーボ処理回路、 55:重畳回路、56:サ
ーボ処理回路、 SXI、SZl、S’XI、S’ZI、SX2、SZ2
、S’X2、S’Z2:速度指令信号、S”Z2:重畳
速度指令信号、 AXI、AZI、A ’XI、A’Z1.AX2、AZ
2、A’X2、A’Z2:加減速時定数信号、 A”Z2:重畳加減速時定数信号。
、第2図(a)(b)は重畳時の速度送り条件の説明図
、第3図(a)乃至(d)は重畳時の送り速度条件の設
定図、第4図(a)(b)は重畳時の加速度条件の設定
図、第5図ははZ軸方向3軸の補間の1例を示す説明図
、第6図は従来のNC旋盤の平面図、第7図はZl軸と
72軸との補間の1例を示す説明図である。 10:主軸、 12.15:工具、18:対
向主軸、 30:制御ユニット、40:第1の制
御系、 41:補間処理回路、42.43:加減速処理
回路、 44.45:サーボ処理回路、 50:第2の制御系、 51:補間処理回路、52.
53:加減速処理回路、 54:サーボ処理回路、 55:重畳回路、56:サ
ーボ処理回路、 SXI、SZl、S’XI、S’ZI、SX2、SZ2
、S’X2、S’Z2:速度指令信号、S”Z2:重畳
速度指令信号、 AXI、AZI、A ’XI、A’Z1.AX2、AZ
2、A’X2、A’Z2:加減速時定数信号、 A”Z2:重畳加減速時定数信号。
Claims (1)
- (1)第1の制御系によって主軸のZ軸方向の移動と第
1の工具の少なくともX軸方向の移動とを同時に制御し
て加工する第1の補間加工と、前記第1の制御系と独立
した第2の制御系によって第2の工具の少なくともZ軸
方向又はX軸方向の移動を同時に制御して加工する第2
の補間加工とを相互に独立して行うことが可能な少なく
とも2個の独立して制御可能な制御系を有する数値制御
旋盤において、前記第1の補間加工と第2の補間加工と
を同時に行う時には、前記第1の制御系のZ軸方向又は
X軸方向の速度指令信号を第2の制御系のZ軸方向又は
X軸方向の速度指令信号に加算すると共に、その加算の
結果が該第2の制御系によって制御可能な工具の最大送
り速度及び/又は最大加減速時定数を越えないように前
記第1及び/又は第2の速度指令信号を制御することを
特徴とする数値制御旋盤の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63199724A JP2878690B2 (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | 数値制御旋盤の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63199724A JP2878690B2 (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | 数値制御旋盤の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0248101A true JPH0248101A (ja) | 1990-02-16 |
JP2878690B2 JP2878690B2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=16412560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63199724A Expired - Lifetime JP2878690B2 (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | 数値制御旋盤の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2878690B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP5005874B2 (ja) * | 2000-09-22 | 2012-08-22 | シチズンホールディングス株式会社 | 数値制御旋盤及びこの数値制御旋盤によるワークの加工方法 |
JP2015230655A (ja) * | 2014-06-06 | 2015-12-21 | ファナック株式会社 | 重畳制御の速度制御機能を有する数値制御装置 |
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-
1988
- 1988-08-09 JP JP63199724A patent/JP2878690B2/ja not_active Expired - Lifetime
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WO2007118241A3 (en) * | 2006-04-07 | 2008-12-18 | Steven S Miyano | Compact high precision multiple spindle computer controlled machine tool |
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US9841746B2 (en) | 2014-06-06 | 2017-12-12 | Fanuc Corporation | Numerical controller having function of controlling speed by superimposed control |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2878690B2 (ja) | 1999-04-05 |
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