JPH024809Y2 - - Google Patents

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JPH024809Y2
JPH024809Y2 JP10483483U JP10483483U JPH024809Y2 JP H024809 Y2 JPH024809 Y2 JP H024809Y2 JP 10483483 U JP10483483 U JP 10483483U JP 10483483 U JP10483483 U JP 10483483U JP H024809 Y2 JPH024809 Y2 JP H024809Y2
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JP
Japan
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door trim
retainer
door
engaging portion
attached
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JP10483483U
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English (en)
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JPS6011820U (ja
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Publication date
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車等車両のドアトリムリテーナ
の改良に関する。
従来、自動車のドア内板にドアトリムを取付け
るには、昭和53年実用新案出願公告第37375号公
報に記載されたごとき、ドアトリムリテーナを用
いるのが通常であつた。
ところで、ドアトリムを自動車のドア内板に取
付けるには、あらかじめドア内板の周縁にて、ド
アトリムリテーナ(以下、単にリテーナという。)
の嵌着孔を穿設し、該嵌着孔内へポリエチレンな
どよりなるリテーナキヤツプを嵌着するととも
に、該キヤツプに対応して、前記トリムボードの
長孔などに、リテーナを装着し、該リテーナを前
記キヤツプ内へ嵌挿する手段が採用されている。
特に、ドア内部に設けられている窓ガラス昇降装
置やドアロツク装置を修理する場合には、前記ド
アトリムを、前記ドア内板へ脱着する必要があ
る。また、リテーナは、ばね板などの弾力性に富
む金属部材により、トリムボードとの当接面は極
少に構成され、他方のトリムボードは軽量化のた
め可及的に薄い硬質せん維板によつて形成され
る。したがつて、ドアトリムボードのリテーナの
装着孔の周辺部は、繰返し荷重を受けて損傷し、
ドアトリムのドア内板への装着が不安定で、手間
どるという欠点があつた。
この考案は、上述ごとき従来の欠点に鑑みて、
ドアトリムボードのリテーナの装着孔によく適合
する廻り止め用の両突片をコ字状係合部の要所に
突設したリテーナを提供することを目的とする。
以下、この考案の実施例を図面とともに説明す
る。第8図に示す第1の展開形状をもつばね板1
は、折曲線2,3,4から屈折して第1図に示す
ごとく、コ字状係合部5に折曲線4で直角に連な
り、第8図に示すばね板1の両側のおのおのの切
欠部より長孔の捨孔6,6に向け直線の切込み
6′,6′が施されている挿入板部7の、先端部中
央8を僅かV字状に切欠くとともに、先端外形は
円弧仕上げをなし、該挿入板部7を、第2図ない
し第6図に示すように、前記コ字状係合部5側に
折曲かつ前記捨孔6,6への切込み6′,6′の両
外側部をそれぞれ外方に拡張して、2つの脚部
9,9と中心部10とを形成し、かつ両脚部9,
9および中心部10に内方に彎曲する絞り加工を
施して挿入部11となしたうえ、前述の折曲線
2,3を折曲して形造られた当接面19の近傍に
おいて、第3図および第5図、第4図および第6
図の所望方向に伸展する各突片23,23′を突
設してあり、ドアトリムボード13の丸孔Dある
いは長孔E寸法の装着孔14,14′に一方向よ
り押開くようにして嵌挿し、リテーナの回転を防
止するとともに、左右方向のズレ防止も兼ねる。
一方、自動車のドア内板15に穿設した丸孔1
6には、ポリエチレンなどよりなるキヤツプ17
を係止し、該キヤツプ17に該リテーナの挿入部
11を押込み、両脚部9,9が一旦内側に圧縮さ
れたのち、ドア内板15の丸孔16を通過後、拡
幅することにより、第7図に示すように、ドアト
リムボード13などをドア内板15に確実に取付
けるように成形してある。該リテーナの特長を示
すと、第8図に示す第1の展開形状のばね板1
は、各折曲線2,3を折曲して形造られた当接面
19の両側に、細幅で所定長さ伸展せしめた両突
片23,23が特長であり、両突片23の根元の
折曲線24,24の位置より、前記コ字状係合部
5とは反対の方向に折曲げられるものである。な
お、コ字状係合部5を囲むところの中央支承板2
2や下方係止面21の形状は従来品と同一形状で
ある。
つぎに、第9図は第2実施例の展開形状を示し
たもので、このばね板1は、中央支承板22の両
脇より、下方係止面21側に伸展せしめた突片2
0,230が特長であり、該突片230は該中央
支承板22の折曲線3の両脇の捨孔から、当接面
19および下方係止面21に沿うように、切込み
21′,21′で分岐せられている。第10図に示
すごとく、該突片230の根元の斜め折曲げ線2
4′,24′の位置より、前記コ字状係合部5とは
反対方向に伸び、中央支承板22両脇よりわずか
伸びたのち、当接面19に対してハ字状の折曲げ
面が形造られる。
この考案に係るリテーナは上記のように、コ字
状係合部5の反対側に向け、折曲線2,3を折曲
して形造られた当接面19の近傍に、両突片2
3,23あるいは折曲げ突片230,230を突設
したことにより、ドアトリムボード13の丸孔あ
るいは長孔の装着孔14,14′に対するリテー
ナの装着の向きが常に定まる。その上、ドアトリ
ム12のドア内板15への装着は、きわめて迅速
に、かつ確実に行ないうるという実用上の顕著な
る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
はこの考案のドアトリムリテーナとキヤツプの側
面図、第2図は同リテーナの上面図、第3図は丸
孔用の同リテーナの平面図、第4図は角孔用の同
リテーナの平面図、第5図は丸孔を有するトリム
ボードに取付けたドアトリムリテーナの斜視図、
第6図は角孔を有するトリムボードに取付けた同
リテーナの斜視図、第7図はこの考案のドアトリ
ムリテーナによるドアトリムの装着状態を示す断
面図、第8図はこの考案のばね板材の展開状態
図、第9図は同じくばね板材の第2実施例の展開
状態図、第10図は第2実施例のドアトリムリテ
ーナの斜視図である。 1……ばね板、2,3,4,24……折曲線、
5……コ字状係合部、11……挿入部、12……
ドアトリム、13……ドアトリムボード、14,
14′……装着孔、23,23′,230……突片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ばね板を折曲して形成したコ字状係合部と、該
    コ字状係合部の一端から直角に連らなる挿入部と
    を有し、前記コ字状係合部をドアトリムボードに
    設けた装着孔の縁部に嵌着し、前記挿入部をドア
    内板に取付けた樹脂製キヤツプに嵌挿することに
    よりドアトリムを取付けるようにしたドアトリム
    リテーナにおいて、前記コ字状係合部の、前記装
    着孔の端縁に当接される当接面の近傍に前記ドア
    トリムボードの装着孔端縁に押圧係合する突片を
    所望方向に突設したことを特徴とするドアトリム
    リテーナ。
JP10483483U 1983-07-05 1983-07-05 ドアトリムリテ−ナ Granted JPS6011820U (ja)

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JP10483483U JPS6011820U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 ドアトリムリテ−ナ

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JP10483483U JPS6011820U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 ドアトリムリテ−ナ

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Publication Number Publication Date
JPS6011820U JPS6011820U (ja) 1985-01-26
JPH024809Y2 true JPH024809Y2 (ja) 1990-02-06

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JP2586466B2 (ja) * 1986-12-08 1997-02-26 日本エクスラン工業株式会社 金属被覆炭素材料の製造法

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JPS6011820U (ja) 1985-01-26

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