JPH0247466Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0247466Y2 JPH0247466Y2 JP1983031856U JP3185683U JPH0247466Y2 JP H0247466 Y2 JPH0247466 Y2 JP H0247466Y2 JP 1983031856 U JP1983031856 U JP 1983031856U JP 3185683 U JP3185683 U JP 3185683U JP H0247466 Y2 JPH0247466 Y2 JP H0247466Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load cell
- tension
- wedge
- groove
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は物体の受ける張力の測定に関する。
これまで物体の張力計用ロードセル１０は第１
図示のようにロードセル長手方向に直角な溝によ
り断面積を縮小した応力集中溝１２を設け、この
応力集中溝１２内に歪ゲージ１７を接着すると共
にその両側に立ち上り壁１４′，１４″を残して被
測定体１８（物体）の面の凹凸による長手方向の
変位を防止していた。而してこのロードセル１０
は被測定体１８の表面に接してボルトを孔１６′，
１６″内に通して固定していた。
図示のようにロードセル長手方向に直角な溝によ
り断面積を縮小した応力集中溝１２を設け、この
応力集中溝１２内に歪ゲージ１７を接着すると共
にその両側に立ち上り壁１４′，１４″を残して被
測定体１８（物体）の面の凹凸による長手方向の
変位を防止していた。而してこのロードセル１０
は被測定体１８の表面に接してボルトを孔１６′，
１６″内に通して固定していた。
しかしこの方法による時にはロードセル１０が
被測定体１８上に接しているので、被測定体１８
に掛かる張力のみならずその表面の影響も受け、
またボルトはロードセル１０の孔１６′，１６″を
通して固定するのでボルトと孔１６′，１６″との
遊びや孔１６′，１６″の初期変形のため微小張力
の測定は困難であつた。
被測定体１８上に接しているので、被測定体１８
に掛かる張力のみならずその表面の影響も受け、
またボルトはロードセル１０の孔１６′，１６″を
通して固定するのでボルトと孔１６′，１６″との
遊びや孔１６′，１６″の初期変形のため微小張力
の測定は困難であつた。
本考案は在来の上述の欠点を除去するもので、
被測定体１８の面の影響をさせるためにロードセ
ル１０を被測定体１８の面より隔離して宙に浮か
せて支持し、ロードセル１０の一端をボール２２
とそれに合う溝２４を有するボルト２６を通し、
他端を上下方向に傾斜せる面２８とこの面２８に
合つた傾斜の楔３２とを持つボルト３４を通して
支持するものである。
被測定体１８の面の影響をさせるためにロードセ
ル１０を被測定体１８の面より隔離して宙に浮か
せて支持し、ロードセル１０の一端をボール２２
とそれに合う溝２４を有するボルト２６を通し、
他端を上下方向に傾斜せる面２８とこの面２８に
合つた傾斜の楔３２とを持つボルト３４を通して
支持するものである。
ロードセル１０の孔１６′，１６″とボルト２
６，３０とを係合した上、楔３２の調整ボルト３
４を通して楔３２を上下方向に適宜設定すると、
ロードセル１０の長手方向に遊びのない状態とな
り、右端のボール２２による点状支持となつて、
屈曲又は捩れ力の印加による誤差を防止し、正確
な張力計を提供できるものである。
６，３０とを係合した上、楔３２の調整ボルト３
４を通して楔３２を上下方向に適宜設定すると、
ロードセル１０の長手方向に遊びのない状態とな
り、右端のボール２２による点状支持となつて、
屈曲又は捩れ力の印加による誤差を防止し、正確
な張力計を提供できるものである。
以下図面によつて従来技術及び好ましい本考案
の実施例を説明する。
の実施例を説明する。
第１図はこれまで用いられた張力計ロードセル
１０の斜視図を示すもので、その中間に張力計の
長手方向に直角な方向に延びる曲面で断面を縮小
した、応力集中溝１２を設け、その応力集中溝１
２の両側に立ち上り壁１４′，１４″を残して屈曲
に対し強度をもたせ、長手方向に張力測定体の接
触面の凹凸による屈曲誤差を防止する。このロー
ドセル１０の両端には固定孔１６′，１６″を設
け、図示しないボルトで被張力測定体１８に固定
されるがその孔１６′，１６″とボルト間には遊び
があり、またその接触面には凹凸があるので張賄
のかけ始めでは必ずその接触面が安定するまで不
安定な初期張力が検出され、微小な張力測定は不
可能であつた。
１０の斜視図を示すもので、その中間に張力計の
長手方向に直角な方向に延びる曲面で断面を縮小
した、応力集中溝１２を設け、その応力集中溝１
２の両側に立ち上り壁１４′，１４″を残して屈曲
に対し強度をもたせ、長手方向に張力測定体の接
触面の凹凸による屈曲誤差を防止する。このロー
ドセル１０の両端には固定孔１６′，１６″を設
け、図示しないボルトで被張力測定体１８に固定
されるがその孔１６′，１６″とボルト間には遊び
があり、またその接触面には凹凸があるので張賄
のかけ始めでは必ずその接触面が安定するまで不
安定な初期張力が検出され、微小な張力測定は不
可能であつた。
本考案はロードセル１０の一端の孔１６′をボ
ール２２と円形溝２４を有するボルト２６で係合
する。他端の孔１６″に挿入するボルト３０はそ
の一外端に斜面２８を有し、その斜面２８上に同
一斜面２８を有する楔３２を楔調整ボルト３４で
取付け、調整ボルト３４のねじ込みのの深さを調
節して楔３２の上下の進入量を調整し、ロードセ
ル１０取付け後に初張力をロードセル１０に付与
し、孔１６′，１６″の遊び並にロードセル１０を
間隙２０で宙に浮かせて接面の初期不安定接触を
除去することによつて誤差を防止し、微小張力の
測定も可能となるものである。
ール２２と円形溝２４を有するボルト２６で係合
する。他端の孔１６″に挿入するボルト３０はそ
の一外端に斜面２８を有し、その斜面２８上に同
一斜面２８を有する楔３２を楔調整ボルト３４で
取付け、調整ボルト３４のねじ込みのの深さを調
節して楔３２の上下の進入量を調整し、ロードセ
ル１０取付け後に初張力をロードセル１０に付与
し、孔１６′，１６″の遊び並にロードセル１０を
間隙２０で宙に浮かせて接面の初期不安定接触を
除去することによつて誤差を防止し、微小張力の
測定も可能となるものである。
上記第２図示の実施例では単一のボール２２を
示したがボールの数及びボール保持の溝の構造を
制限するものでなく、支持接面をボール２２によ
り点にしてロードセル面の傾斜を自由にすること
を条件としロードセルには張力のみを伝え又は捩
りの伝通を防止するものなら、他のものを用いて
もよい。
示したがボールの数及びボール保持の溝の構造を
制限するものでなく、支持接面をボール２２によ
り点にしてロードセル面の傾斜を自由にすること
を条件としロードセルには張力のみを伝え又は捩
りの伝通を防止するものなら、他のものを用いて
もよい。
また孔１６″端の楔３２の構造はロードセル１
０に微小な初張力を加え遊びや不安定接触を防止
するものであるから、その目的を達する限り構造
は自由である。
０に微小な初張力を加え遊びや不安定接触を防止
するものであるから、その目的を達する限り構造
は自由である。
この方法による時はロードセルに強度を持たせ
るための立ち上り壁１４′，１４″の必要がなく、
製作が容易となる。
るための立ち上り壁１４′，１４″の必要がなく、
製作が容易となる。
以上のように本考案ではロードセル１０底面と
被張力測定体１８との間に間隙２０を置き、宙に
浮かせることによつて被測定体１８の面による誤
差を防止すると共にロードセル１０の一端はボー
ル２２と溝２４、他端は調整自在の楔３２を通し
て被張力測定体１８へ固定しているので、ロード
セル１０取付け後に初張力をロードセル１０に付
与し、孔１６′，１６″の遊び並に接面の初期不安
定接触を除去することによつて誤差を防止し、微
小張力の測定も可能となるものである。
被張力測定体１８との間に間隙２０を置き、宙に
浮かせることによつて被測定体１８の面による誤
差を防止すると共にロードセル１０の一端はボー
ル２２と溝２４、他端は調整自在の楔３２を通し
て被張力測定体１８へ固定しているので、ロード
セル１０取付け後に初張力をロードセル１０に付
与し、孔１６′，１６″の遊び並に接面の初期不安
定接触を除去することによつて誤差を防止し、微
小張力の測定も可能となるものである。
第１図は在来の張力計ロードセルの取付けボル
トを除いた斜視図、第２図は本考案の張力計の取
付後の斜視図、第３図はその平面図である。 １０……張力計ロードセル、１２……応力集中
溝、１４′，１４″……立ち上り壁、１６′，１
６″……ロードセル固定孔、１７……歪ゲージ、
１８……被張力測定体、２０……間隙、２２……
ボール、２４……ボール溝、２６……ボルト、２
８……面、３０……楔ボルト、３２……楔、３４
……楔調整ボルト。
トを除いた斜視図、第２図は本考案の張力計の取
付後の斜視図、第３図はその平面図である。 １０……張力計ロードセル、１２……応力集中
溝、１４′，１４″……立ち上り壁、１６′，１
６″……ロードセル固定孔、１７……歪ゲージ、
１８……被張力測定体、２０……間隙、２２……
ボール、２４……ボール溝、２６……ボルト、２
８……面、３０……楔ボルト、３２……楔、３４
……楔調整ボルト。
Claims (1)
- ロードセル１０の両端の孔１６′，１６″は２本
のボルト２６，３０により、一端はボール２２と
溝２４を、他端は調整自在の楔３２を通して被張
力測定体１８に固定し、ロードセル１０は被張力
測定体１８より宙に浮かせて予備張力を付与自在
に固定し、該ボルト２６，３０間の張力による変
位のみを検出するようにしたことを特徴とする張
力計用ロードセル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3185683U JPS59137503U (ja) | 1983-03-04 | 1983-03-04 | 張力計用ロ−ドセル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3185683U JPS59137503U (ja) | 1983-03-04 | 1983-03-04 | 張力計用ロ−ドセル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59137503U JPS59137503U (ja) | 1984-09-13 |
| JPH0247466Y2 true JPH0247466Y2 (ja) | 1990-12-13 |
Family
ID=30162698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3185683U Granted JPS59137503U (ja) | 1983-03-04 | 1983-03-04 | 張力計用ロ−ドセル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59137503U (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0716985Y2 (ja) * | 1989-07-21 | 1995-04-19 | 川崎重工業株式会社 | ボルト型ロードセル |
| JP4782684B2 (ja) * | 2005-03-25 | 2011-09-28 | 株式会社東芝 | 電気掃除機 |
| JP2009053005A (ja) * | 2007-08-27 | 2009-03-12 | Hitachi Metals Ltd | 半導体歪センサーおよび半導体歪センサーの取付け方法 |
| JP4566227B2 (ja) * | 2007-09-25 | 2010-10-20 | 株式会社日立製作所 | 半導体歪センサーおよび半導体歪センサーの取付け方法 |
| KR101151125B1 (ko) * | 2007-08-27 | 2012-06-01 | 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 | 반도체 왜곡 센서 |
| JP5071103B2 (ja) * | 2007-12-29 | 2012-11-14 | ブラザー工業株式会社 | 表示体及び表示体構造 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5144665A (en) * | 1974-10-14 | 1976-04-16 | Juzaburo Ikeda | Tofuseizo niokeru kyusuidaizuno chokihozonho |
-
1983
- 1983-03-04 JP JP3185683U patent/JPS59137503U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5144665A (en) * | 1974-10-14 | 1976-04-16 | Juzaburo Ikeda | Tofuseizo niokeru kyusuidaizuno chokihozonho |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59137503U (ja) | 1984-09-13 |
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