JPH0239222Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0239222Y2 JPH0239222Y2 JP1983193460U JP19346083U JPH0239222Y2 JP H0239222 Y2 JPH0239222 Y2 JP H0239222Y2 JP 1983193460 U JP1983193460 U JP 1983193460U JP 19346083 U JP19346083 U JP 19346083U JP H0239222 Y2 JPH0239222 Y2 JP H0239222Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiving plate
- strain
- load
- downward
- load cell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Force In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は低床台秤の薄く安価なロードセルに関
する。
する。
台秤で重量物の重さを計測する為には被計測体
を台秤に積載する為の労力が少ない低床台秤が望
まれる。
を台秤に積載する為の労力が少ない低床台秤が望
まれる。
而して従来、特開昭58−42942号があるが、こ
の公報中に記載のものは２個以上の板状検出ビー
ムをそれぞれ片持支持し、かつ上記各検出ビーム
の自由端部には夫々可動体を支持する可動体受を
設けてなるもので、片端のみを支持固定し、他端
を自由端とした、通常の片持梁を４個以上用い、
荷重検出法としては片持梁の単純曲げによる、梁
表面の曲げ応力をひずみゲージにより検出してい
る。
の公報中に記載のものは２個以上の板状検出ビー
ムをそれぞれ片持支持し、かつ上記各検出ビーム
の自由端部には夫々可動体を支持する可動体受を
設けてなるもので、片端のみを支持固定し、他端
を自由端とした、通常の片持梁を４個以上用い、
荷重検出法としては片持梁の単純曲げによる、梁
表面の曲げ応力をひずみゲージにより検出してい
る。
しかし上記のものでは片持梁の自由端を負荷す
るため梁長の変化を補償する機構を必要とする。
片持梁による単純曲げ応力のため、負荷作用時引
張歪が表面に生じれば、圧縮ひずみが裏面に生
じ、同一形状の梁で片側を裏返にして使用するた
め、梁の厚みの不均一性によつて生ずる出力のバ
ラツキを機械的に修正することを困難にする。
るため梁長の変化を補償する機構を必要とする。
片持梁による単純曲げ応力のため、負荷作用時引
張歪が表面に生じれば、圧縮ひずみが裏面に生
じ、同一形状の梁で片側を裏返にして使用するた
め、梁の厚みの不均一性によつて生ずる出力のバ
ラツキを機械的に修正することを困難にする。
本考案は薄板の両端に夫々下向きと上向きに設
けた梁端の突端により、基台と荷受板とに夫々固
定せられる中心対称の梁端の間を上下面に同一厚
さに除去して左右対称に構成したロードセルを用
いた低床台秤を提供するものである。
けた梁端の突端により、基台と荷受板とに夫々固
定せられる中心対称の梁端の間を上下面に同一厚
さに除去して左右対称に構成したロードセルを用
いた低床台秤を提供するものである。
本考案は上記の課題に鑑みてなされたもので、
基台２２上には前後左右に離間した４つのロード
セル１０を介して荷受板２０を支持し、この各ロ
ードセル１０は一様断面の単純薄板の歪ゲージ１
６′，１６″，１８′，１８″を接着した受歪板１２
を有し、この受歪板１２の両端には中心対称に強
固な下向きと上向きの梁端１４′，１４″を有し、
この下向き梁端１４′の突端を基台２２の上面に
固定し、この上向き梁端１４″の突端を荷受板２
０の下面に固定してなる低床台秤である。
基台２２上には前後左右に離間した４つのロード
セル１０を介して荷受板２０を支持し、この各ロ
ードセル１０は一様断面の単純薄板の歪ゲージ１
６′，１６″，１８′，１８″を接着した受歪板１２
を有し、この受歪板１２の両端には中心対称に強
固な下向きと上向きの梁端１４′，１４″を有し、
この下向き梁端１４′の突端を基台２２の上面に
固定し、この上向き梁端１４″の突端を荷受板２
０の下面に固定してなる低床台秤である。
本考案においては受歪板１２には一切の複雑な
応力集中部を置かず単純で断面一様な板とし、そ
の中心対称に下向きと上向きの梁端１４′，１
４″を形成し、第１図のように荷重W0が印加され
るとこの梁端１４′，１４″には上下方向に対称の
偶力が作用し、梁端１４′，１４″は夫々力の方向
に変位するので受歪板１２の梁端１４′，１４″の
隣接部は夫々力の方向と反対にＳ字に湾曲され
る。そこでこの２つの最大湾曲部の上下面に接着
した歪ゲージ１６′，１６″，１８′，１８″は、一
方の２つの歪ゲージ１６′，１８″は引張りとなり
残りの２つの歪ゲージ１６″，１８′は圧縮となる
のでこの引張り圧縮の歪ゲージとを夫々対辺とす
る電橋回路では歪は４倍に拡大されて検出され高
感度で荷重を測定することができる。
応力集中部を置かず単純で断面一様な板とし、そ
の中心対称に下向きと上向きの梁端１４′，１
４″を形成し、第１図のように荷重W0が印加され
るとこの梁端１４′，１４″には上下方向に対称の
偶力が作用し、梁端１４′，１４″は夫々力の方向
に変位するので受歪板１２の梁端１４′，１４″の
隣接部は夫々力の方向と反対にＳ字に湾曲され
る。そこでこの２つの最大湾曲部の上下面に接着
した歪ゲージ１６′，１６″，１８′，１８″は、一
方の２つの歪ゲージ１６′，１８″は引張りとなり
残りの２つの歪ゲージ１６″，１８′は圧縮となる
のでこの引張り圧縮の歪ゲージとを夫々対辺とす
る電橋回路では歪は４倍に拡大されて検出され高
感度で荷重を測定することができる。
以下図面により本考案の実施例を示す。
第１図において１０は断面一様な単純平坦な受
歪板１２の両端に下向きと上向きの中心対称の強
い梁端１４′，１４″を有するロードセルである。
この受歪板１２の夫々湾曲最大の梁端１４′，１
４″より各全長の1/4の位置の上下面に歪ゲージ１
６′，１６″と１８′，１８″を接着する。なお上記
歪ゲージ１６′，１６″，１８′，１８″を保護する
ためにベローズを用いて密封するとよい。
歪板１２の両端に下向きと上向きの中心対称の強
い梁端１４′，１４″を有するロードセルである。
この受歪板１２の夫々湾曲最大の梁端１４′，１
４″より各全長の1/4の位置の上下面に歪ゲージ１
６′，１６″と１８′，１８″を接着する。なお上記
歪ゲージ１６′，１６″，１８′，１８″を保護する
ためにベローズを用いて密封するとよい。
次にこの装置の動作を説明する。
荷受板２０に荷重W0が作用すると、受歪板１
２の端に夫々上向きと下向きの偶力Ｗが反方向に
加わり、梁端１４′，１４″が力による偏向につれ
て、受歪板１２の夫々の隣接部には梁端１４′，
１４″が中心に接近する方向の変位を起こし、偶
力は方向が反対なので受歪板１２の両端の変位の
方向も反対となり、受歪板１２は第１図に誇張し
て示すようにＳ字形に湾曲する。
２の端に夫々上向きと下向きの偶力Ｗが反方向に
加わり、梁端１４′，１４″が力による偏向につれ
て、受歪板１２の夫々の隣接部には梁端１４′，
１４″が中心に接近する方向の変位を起こし、偶
力は方向が反対なので受歪板１２の両端の変位の
方向も反対となり、受歪板１２は第１図に誇張し
て示すようにＳ字形に湾曲する。
したがつて電橋回路は各歪を４倍の感度で検出
し、荷重Ｗが測定される。なお、受歪板１２のＳ
字の変形は力の方向により又は両端の突端に内側
に向けて荷受板１２を延長して受歪板１２の中心
に直交する単軸負荷を加えることによつても逆方
向となるが測定する力の大きさは変化するもので
はない。
し、荷重Ｗが測定される。なお、受歪板１２のＳ
字の変形は力の方向により又は両端の突端に内側
に向けて荷受板１２を延長して受歪板１２の中心
に直交する単軸負荷を加えることによつても逆方
向となるが測定する力の大きさは変化するもので
はない。
上記装置におけるロードセル１０はその受歪板
１２が単純形状であるから製作が容易であり、焼
入れも容易であるから量産に適しており、また受
歪板１２が多数のロードセル１０を並列にするの
みで、台秤の容量を増すことができる。またロー
ドセル１０は小型で高さが低く荷受板２０を有す
る低床台秤の高さも低くできる。
１２が単純形状であるから製作が容易であり、焼
入れも容易であるから量産に適しており、また受
歪板１２が多数のロードセル１０を並列にするの
みで、台秤の容量を増すことができる。またロー
ドセル１０は小型で高さが低く荷受板２０を有す
る低床台秤の高さも低くできる。
而して本考案ではそのロードセル１０の受歪板
１２が両持梁のため荷受板２０の安定がよくまた
その自由端の移動に対する補償は必要とせず、応
力集中部という弱点がない。また両持梁の偶力に
よる曲げのため梁の片面のみで引張歪と圧縮歪が
得られるので、梁の片面のみで電橋回路を形成で
き、反対面を例えばヤスリ等を用い、受歪板１２
の厚みの不均一の修正を容易に実施できる。
１２が両持梁のため荷受板２０の安定がよくまた
その自由端の移動に対する補償は必要とせず、応
力集中部という弱点がない。また両持梁の偶力に
よる曲げのため梁の片面のみで引張歪と圧縮歪が
得られるので、梁の片面のみで電橋回路を形成で
き、反対面を例えばヤスリ等を用い、受歪板１２
の厚みの不均一の修正を容易に実施できる。
更に本考案における単純ロードセルでは応力集
中部がないので負荷に対し一様強さで支受し、受
歪板の全体積が最小となり、また形が簡彫なの
で、加工費、焼入れ費が共に小さく安価で同一形
状のロードセルを量産し、台秤の容量に従いこの
単純ロードセルの数をまし適応せしめることがで
きる上に、ロードセルの高さが低いので低床台秤
とすることができる。
中部がないので負荷に対し一様強さで支受し、受
歪板の全体積が最小となり、また形が簡彫なの
で、加工費、焼入れ費が共に小さく安価で同一形
状のロードセルを量産し、台秤の容量に従いこの
単純ロードセルの数をまし適応せしめることがで
きる上に、ロードセルの高さが低いので低床台秤
とすることができる。
第１図は本考案で用いるロードセルの変位を示
す正面図、第２図は本考案による台秤の斜視図を
示す。 １０……ロードセル、１２……受歪板、１４′，
１４″……梁端、１６′，１６″，１８′，１８″…
…受歪部の表裏に接着した歪ゲージ、Ｗ……両梁
端に加わる偶力、２０……荷受板、２２……基
台。
す正面図、第２図は本考案による台秤の斜視図を
示す。 １０……ロードセル、１２……受歪板、１４′，
１４″……梁端、１６′，１６″，１８′，１８″…
…受歪部の表裏に接着した歪ゲージ、Ｗ……両梁
端に加わる偶力、２０……荷受板、２２……基
台。
Claims (1)
- 基台上には前後左右に離間した４つのロードセ
ルを介して荷受板を支持し、この各ロードセルは
一様断面の単純薄板の歪ゲージを接着した受歪板
を有し、この受歪板の両端には中心対称に強固な
下向きと上向きの梁端を有し、この下向き梁端の
突端を基台の上面に固定し、この上向き梁端の突
端を荷受板の下面に固定してなる低床台秤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19346083U JPS60100625U (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 低床台秤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19346083U JPS60100625U (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 低床台秤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60100625U JPS60100625U (ja) | 1985-07-09 |
| JPH0239222Y2 true JPH0239222Y2 (ja) | 1990-10-22 |
Family
ID=30416087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19346083U Granted JPS60100625U (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 低床台秤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60100625U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5515036B2 (ja) * | 2007-05-25 | 2014-06-11 | 国立大学法人東北大学 | 応力保持装置およびｘ線回折装置 |
| JP2022109741A (ja) * | 2021-01-15 | 2022-07-28 | 株式会社タニタ | 秤、起歪体、及びロードセル |
| JP2022133175A (ja) * | 2021-03-01 | 2022-09-13 | 株式会社タニタ | ロードセル、秤、及び歪センサ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4851660A (ja) * | 1971-10-29 | 1973-07-20 | ||
| JPS5842942A (ja) * | 1981-09-07 | 1983-03-12 | Tokyo Electric Co Ltd | 荷重検出器 |
-
1983
- 1983-12-15 JP JP19346083U patent/JPS60100625U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4851660A (ja) * | 1971-10-29 | 1973-07-20 | ||
| JPS5842942A (ja) * | 1981-09-07 | 1983-03-12 | Tokyo Electric Co Ltd | 荷重検出器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60100625U (ja) | 1985-07-09 |
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